JPS5822336A - 焼鈍時の線の密着防止方法 - Google Patents
焼鈍時の線の密着防止方法Info
- Publication number
- JPS5822336A JPS5822336A JP12056881A JP12056881A JPS5822336A JP S5822336 A JPS5822336 A JP S5822336A JP 12056881 A JP12056881 A JP 12056881A JP 12056881 A JP12056881 A JP 12056881A JP S5822336 A JPS5822336 A JP S5822336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- reel
- lime
- copper
- during annealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22F—CHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
- C22F1/00—Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
- C22F1/008—Using a protective surface layer
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
した鉄(@)、鉄合金、ニノケル、アルミニウム線など
の表面が銅又は銅合金より成る金属線(以下、銅系線と
称す)全金属リール(以下、リールと称す)に巻いた状
態で焼鈍する際、線同志の密着全防止する方法に関する
ものである。
の表面が銅又は銅合金より成る金属線(以下、銅系線と
称す)全金属リール(以下、リールと称す)に巻いた状
態で焼鈍する際、線同志の密着全防止する方法に関する
ものである。
銅系線ヲリールに巻いた状態で焼鈍炉にて焼鈍すると、
線と線が接触部で金属的に拡散して、いわゆる「密着」
現象が発生し、焼鈍後リールより線を繰り出す時に線に
傷が発生し、品質を損なう。
線と線が接触部で金属的に拡散して、いわゆる「密着」
現象が発生し、焼鈍後リールより線を繰り出す時に線に
傷が発生し、品質を損なう。
X線’k IJ−ルに整列巻きすることは難しいので、
通常乱巻きするが、この場合焼鈍時の水熱、冷却過程に
おける線の熱膨張、収縮によって線と線の相対位置のず
れが発生し、上述の密着との相乗効果によって、焼鈍後
リールより線を繰り出す時、「喰い込み」現象が発生し
、線に傷が発生すると共に、甚しい場合線の繰り出しが
不可能となり、断線に至る場合がある。ここで「喰い込
み」現象とは、線ヲリールに巻く時、最初に巻かれた線
の上に順番に線が巻かれて行くが、その順番が狂う(先
に巻かれた線の下に後から巻かれた線が位置する)と、
線をリールからスムーズに繰り出すことができなくなり
、この状態を「喰い込み」と呼ぶ。
通常乱巻きするが、この場合焼鈍時の水熱、冷却過程に
おける線の熱膨張、収縮によって線と線の相対位置のず
れが発生し、上述の密着との相乗効果によって、焼鈍後
リールより線を繰り出す時、「喰い込み」現象が発生し
、線に傷が発生すると共に、甚しい場合線の繰り出しが
不可能となり、断線に至る場合がある。ここで「喰い込
み」現象とは、線ヲリールに巻く時、最初に巻かれた線
の上に順番に線が巻かれて行くが、その順番が狂う(先
に巻かれた線の下に後から巻かれた線が位置する)と、
線をリールからスムーズに繰り出すことができなくなり
、この状態を「喰い込み」と呼ぶ。
そこで、従来密着を防止するために、線のリールへの巻
き張力を小さくして線間の接触圧力を小さくしていたが
、この場合金属的拡散による密着は防止できても、巻き
張力が弱いため、焼鈍時の線の熱膨張、収縮による上述
の線の「喰い込み」現象が発生する。
き張力を小さくして線間の接触圧力を小さくしていたが
、この場合金属的拡散による密着は防止できても、巻き
張力が弱いため、焼鈍時の線の熱膨張、収縮による上述
の線の「喰い込み」現象が発生する。
一方「喰い込み」を防止するために、pmをリ一ルに固
く巻いて、焼鈍時の線の熱膨張、収縮による線と線の相
対位置のずれを発生させないことが有効であるが、この
場合は固い巻きにより密着が発生する。
く巻いて、焼鈍時の線の熱膨張、収縮による線と線の相
対位置のずれを発生させないことが有効であるが、この
場合は固い巻きにより密着が発生する。
本発明は、上述の問題点を解決するため、固い巻き状態
でも密着を有効に防止する方法を探求した結果酸された
もので、銅系線をリールに巻く際、線の表面に消石灰を
塗布することにより、線同志の直接接触を防止して焼鈍
時の密着を有効に防止すると共に、焼鈍後線を繰り出す
時、生石灰の潤滑性により、線に傷が発生しない方法全
提供せんとするものである。
でも密着を有効に防止する方法を探求した結果酸された
もので、銅系線をリールに巻く際、線の表面に消石灰を
塗布することにより、線同志の直接接触を防止して焼鈍
時の密着を有効に防止すると共に、焼鈍後線を繰り出す
時、生石灰の潤滑性により、線に傷が発生しない方法全
提供せんとするものである。
本発明は、表面が銅又は銅合金より成る金属線ヲリール
に巻く際、線の表面に消石灰と水の懸濁液(石灰乳)を
塗布して前記リールに巻取り、焼鈍を施すことを特徴と
する焼綽時の線の密着防止方法である。
に巻く際、線の表面に消石灰と水の懸濁液(石灰乳)を
塗布して前記リールに巻取り、焼鈍を施すことを特徴と
する焼綽時の線の密着防止方法である。
本発明と用いられる消石灰と水の懸濁液は、水に飽和濃
度以上の消石灰を加えて懸濁状又はグリース状にしたも
のである。これ’k IJ−ル巻取り前の線表面に塗布
するには、線を束のまま浸漬して、その後リールに巻く
方法、走行する線に適当な塗布装置により連続的に塗布
する方法などのいずれの方法によっても良い。
度以上の消石灰を加えて懸濁状又はグリース状にしたも
のである。これ’k IJ−ル巻取り前の線表面に塗布
するには、線を束のまま浸漬して、その後リールに巻く
方法、走行する線に適当な塗布装置により連続的に塗布
する方法などのいずれの方法によっても良い。
本発明においては、このようにして線の表面に消石灰と
水の懸濁液全塗布してリールに巻取った状態で焼鈍する
と、焼鈍時に水分は蒸発し、さらに脱水され、線表面に
生石灰皮膜が形成される。
水の懸濁液全塗布してリールに巻取った状態で焼鈍する
と、焼鈍時に水分は蒸発し、さらに脱水され、線表面に
生石灰皮膜が形成される。
本発明は、この生石灰皮膜によって線同志の直接接触が
防止でき、焼鈍時の金属間の拡散が防止され、密着を有
効に防ぐことができる効果がある。
防止でき、焼鈍時の金属間の拡散が防止され、密着を有
効に防ぐことができる効果がある。
父生石灰皮膜は潤滑性を有しているので、焼鈍時の線の
熱膨張、収縮による線と線の相対位置のずれ(喰い込み
)が発生しても、焼鈍後線’k ’J −ルよりスムー
ズに引き出すことができ、線に傷が発生しない効果があ
る。
熱膨張、収縮による線と線の相対位置のずれ(喰い込み
)が発生しても、焼鈍後線’k ’J −ルよりスムー
ズに引き出すことができ、線に傷が発生しない効果があ
る。
その上、本発明方法は、上述のように密N’に+効に防
ぐことができるため、線をリールに固く巻いても密着金
主じないので、固く巻くことが好ましく、上述の「喰い
込み」全最小限に抑えることができる効果がある。
ぐことができるため、線をリールに固く巻いても密着金
主じないので、固く巻くことが好ましく、上述の「喰い
込み」全最小限に抑えることができる効果がある。
Claims (1)
- (1) 表面が銅又は銅合金より成る金属純金リール
に巻く際、線の表面に消石灰と水の懸濁液を塗布して前
記リールに巻取り、焼鈍を施すこと全特徴とする焼鈍時
の線の密着防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12056881A JPS5822336A (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | 焼鈍時の線の密着防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12056881A JPS5822336A (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | 焼鈍時の線の密着防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5822336A true JPS5822336A (ja) | 1983-02-09 |
Family
ID=14789519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12056881A Pending JPS5822336A (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | 焼鈍時の線の密着防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822336A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10920163B2 (en) | 2014-12-26 | 2021-02-16 | Kyodo Yushi Co., Ltd. | Grease composition for lubricating resins and electric power steering device |
-
1981
- 1981-07-30 JP JP12056881A patent/JPS5822336A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10920163B2 (en) | 2014-12-26 | 2021-02-16 | Kyodo Yushi Co., Ltd. | Grease composition for lubricating resins and electric power steering device |
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