JPS58222126A - タイヤ用ゴム組成物 - Google Patents
タイヤ用ゴム組成物Info
- Publication number
- JPS58222126A JPS58222126A JP57103848A JP10384882A JPS58222126A JP S58222126 A JPS58222126 A JP S58222126A JP 57103848 A JP57103848 A JP 57103848A JP 10384882 A JP10384882 A JP 10384882A JP S58222126 A JPS58222126 A JP S58222126A
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- JP
- Japan
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- rubber
- cobalt
- acid
- weight
- parts
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- Tires In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスチールコードタイヤに埋設されているスチー
ルコード補強材の高湿雰囲気放置後の接着安定性を高く
維持しながら、特に耐腐食疲労性を大幅に改善し、スチ
ールラジアルタイヤ等のベルトおよびカーカスコーティ
ングゴムに適用するタイヤ用ゴム組成物に関するもので
ある。
ルコード補強材の高湿雰囲気放置後の接着安定性を高く
維持しながら、特に耐腐食疲労性を大幅に改善し、スチ
ールラジアルタイヤ等のベルトおよびカーカスコーティ
ングゴムに適用するタイヤ用ゴム組成物に関するもので
ある。
従来からスチールコードによって補強されているタイヤ
に於いては腐食雰囲気下で使用するとスチールコードの
発錆によりコードの疲労性の低下、□′□スチールコー
ドとゴムとの接着力の低下、更にはスチールコードの破
断を引き起こし、もはや使用に耐え得ないという問題が
あった。
に於いては腐食雰囲気下で使用するとスチールコードの
発錆によりコードの疲労性の低下、□′□スチールコー
ドとゴムとの接着力の低下、更にはスチールコードの破
断を引き起こし、もはや使用に耐え得ないという問題が
あった。
この発錆の原因としては、タイヤが外傷を受けて、その
外傷から雨水等が侵入する場合、リム組・み時タイヤ、
チューブ間に水等が残留し、その水等がタイヤのインナ
ーライナ一部を透過して侵入する場合とか、タイヤの加
硫時や走行時に腐食性ガスが発生する場合等が考えられ
ている。
外傷から雨水等が侵入する場合、リム組・み時タイヤ、
チューブ間に水等が残留し、その水等がタイヤのインナ
ーライナ一部を透過して侵入する場合とか、タイヤの加
硫時や走行時に腐食性ガスが発生する場合等が考えられ
ている。
この問題に対し、従来より種々検討がな場れて来た。例
えば特公昭52−24626号公報にはべ□ンゼントリ
カルボン酸と炭素数6〜16のアルコールとから合成さ
れるトリエステル捷たけ炭素数5〜24の脂肪酸と炭素
数1〜10の1価のアルコールとから合成でれる七ノエ
ステルを主成分とした金属線防錆潤滑油をスチールコー
ドにめらかしめ塗付しておく方法が開示されており、特
開昭56−10454号公報にはベンゾトリアゾール誘
導体等の界面活性剤と皮膜形成剤(軟化点または融点が
50°C以上の炭化水素重合体が主成分)とから′”な
る防錆処理剤の保護層をスチールコード表面に設ける方
法が開示されている。
えば特公昭52−24626号公報にはべ□ンゼントリ
カルボン酸と炭素数6〜16のアルコールとから合成さ
れるトリエステル捷たけ炭素数5〜24の脂肪酸と炭素
数1〜10の1価のアルコールとから合成でれる七ノエ
ステルを主成分とした金属線防錆潤滑油をスチールコー
ドにめらかしめ塗付しておく方法が開示されており、特
開昭56−10454号公報にはベンゾトリアゾール誘
導体等の界面活性剤と皮膜形成剤(軟化点または融点が
50°C以上の炭化水素重合体が主成分)とから′”な
る防錆処理剤の保護層をスチールコード表面に設ける方
法が開示されている。
これらの方法はスチールコードの表面に微量塗付するだ
けであるので、タイヤの加硫中でのゴム流れやタイヤ走
行時の入力によるスチールコード□フィラメントのこす
れ合い等によって除去されてしまうため防錆能力が未だ
不充分であった。従つC6〜C0゜の1級脂肪酸および
/またはその金属塩を添加すると%異的な防錆効果があ
ることを見出□し先に出願(特願昭57−40282号
)をしたが、その後の追加検討により耐腐食疲労性には
高湿雰囲気放置後の接着安定性を更に改良する必要のあ
ることが認知されホウ酸捷たはホウ酸の金属塩を1級脂
肪酸金属塩へ併用添加するとスチールコードとゴムとの
接着安定性を維持しながら、耐腐食疲労性が更に相乗的
に改善される驚くべき事実を見い出し本発明を達成する
に至った。
けであるので、タイヤの加硫中でのゴム流れやタイヤ走
行時の入力によるスチールコード□フィラメントのこす
れ合い等によって除去されてしまうため防錆能力が未だ
不充分であった。従つC6〜C0゜の1級脂肪酸および
/またはその金属塩を添加すると%異的な防錆効果があ
ることを見出□し先に出願(特願昭57−40282号
)をしたが、その後の追加検討により耐腐食疲労性には
高湿雰囲気放置後の接着安定性を更に改良する必要のあ
ることが認知されホウ酸捷たはホウ酸の金属塩を1級脂
肪酸金属塩へ併用添加するとスチールコードとゴムとの
接着安定性を維持しながら、耐腐食疲労性が更に相乗的
に改善される驚くべき事実を見い出し本発明を達成する
に至った。
即ち本発明は、天然ゴム、合成ポリイソプレンJ゛ポリ
ブタジェンゴムから選ばれた1m以−ヒのゴム成分10
0重吋部に対して、炭素数6〜10である1級脂肪酸の
金属塩を0.6〜lO重量部添加するか゛または該金属
塩を0.5〜5重量部とその他の有機酸コバルト塩を0
.5〜5重量部添加してなる□配合組成物に於て、ホウ
酸またはホウ酸の金属塩をゴム成分100重量部に対し
て0.1〜5重量部併用添加したことを特徴とするゴム
組成物に関するもので、その目的とするところはタイヤ
用スチールコード埋合せ配合組成物として最適なものを
・提供するものであり、スチールコードのトリート1放
置安定性を維持しながらスチールコードの耐腐食疲労性
を1級脂肪酸金属塩単独添加および有機酸コバルト塩添
加併用との配合系よりも更に大幅、に向上改良させるも
のである。
ブタジェンゴムから選ばれた1m以−ヒのゴム成分10
0重吋部に対して、炭素数6〜10である1級脂肪酸の
金属塩を0.6〜lO重量部添加するか゛または該金属
塩を0.5〜5重量部とその他の有機酸コバルト塩を0
.5〜5重量部添加してなる□配合組成物に於て、ホウ
酸またはホウ酸の金属塩をゴム成分100重量部に対し
て0.1〜5重量部併用添加したことを特徴とするゴム
組成物に関するもので、その目的とするところはタイヤ
用スチールコード埋合せ配合組成物として最適なものを
・提供するものであり、スチールコードのトリート1放
置安定性を維持しながらスチールコードの耐腐食疲労性
を1級脂肪酸金属塩単独添加および有機酸コバルト塩添
加併用との配合系よりも更に大幅、に向上改良させるも
のである。
本発明における炭素数6乃至10の1級脂肪酸金属塩と
はカプロン酸、インカプロン酸、エナント酸、カプリル
酸、イソカプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、イソ
カプリン酸の各金属塩等である。このうち炭素数6乃至
lOの直鎖脂肪酸で゛□アルカプロン酸、エナント酸、
カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸の各金属塩がホ
ウ酸またはホウ酸の金属塩との併用添加で特に著しい防
錆効果を有することが本発明者らの検討により確認され
ている。
はカプロン酸、インカプロン酸、エナント酸、カプリル
酸、イソカプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、イソ
カプリン酸の各金属塩等である。このうち炭素数6乃至
lOの直鎖脂肪酸で゛□アルカプロン酸、エナント酸、
カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸の各金属塩がホ
ウ酸またはホウ酸の金属塩との併用添加で特に著しい防
錆効果を有することが本発明者らの検討により確認され
ている。
なお2−エチルヘキサン酸等の2級脂肪酸、ネオデカン
酸(エクソンケミカル社製合成脂肪酸)等の8級脂肪酸
の金属塩では本発明の目的とする防錆効果は発揮し得な
いことが確認されている。
酸(エクソンケミカル社製合成脂肪酸)等の8級脂肪酸
の金属塩では本発明の目的とする防錆効果は発揮し得な
いことが確認されている。
これは1級脂肪酸塩と2級、8級脂肪酸塩とでは・・・
ゴム組成物内での拡散性や金属コードの親和性が異なる
ためと推定される。
ゴム組成物内での拡散性や金属コードの親和性が異なる
ためと推定される。
本発明での1級脂肪酸の金属塩に用いられる金属は、遷
移金属であれば何んでも良いがゴムと金属との接着性の
点からコバルトとニッケルが好まパしい。又、併用する
ホウ酸の金属塩として用いられる金属は、Zn 、 N
i 、 Oa 、 Mn 、 Pb 、 Na 、 C
o等であれば良いが、特にZn 、 Oaの金属が好ま
しい。
移金属であれば何んでも良いがゴムと金属との接着性の
点からコバルトとニッケルが好まパしい。又、併用する
ホウ酸の金属塩として用いられる金属は、Zn 、 N
i 、 Oa 、 Mn 、 Pb 、 Na 、 C
o等であれば良いが、特にZn 、 Oaの金属が好ま
しい。
ホウ酸とはオルトホウ酸(H2BO3)、メタホウ酸(
HBO,)および無水ホウ酸(B、08)を言う。1級
1“1脂肪酸金属塩の添加量はゴム成分100重量部に
対し0.5〜lO重量部でよいが、0.5重量部未満で
あると防錆効果が著しく低下し、10重量部をこえると
埋合せゴムとしてゴムと金属コードとの接着が低下する
ので好ましくない。又併用添加すIXるホウ酸又はホウ
酸の金属塩の添加はゴム成分100重量部に対し0.1
〜5重量部でよいが0.1重量部未満であると防錆効果
の点で多少の効果はみられる【前記1級脂肪酸金属塩と
の相乗効果が充分でない。5重量部をこえると加硫後の
ゴム物2・・性としてモジュラスおよび破壊強度等を低
下させ゛好ましくない。
HBO,)および無水ホウ酸(B、08)を言う。1級
1“1脂肪酸金属塩の添加量はゴム成分100重量部に
対し0.5〜lO重量部でよいが、0.5重量部未満で
あると防錆効果が著しく低下し、10重量部をこえると
埋合せゴムとしてゴムと金属コードとの接着が低下する
ので好ましくない。又併用添加すIXるホウ酸又はホウ
酸の金属塩の添加はゴム成分100重量部に対し0.1
〜5重量部でよいが0.1重量部未満であると防錆効果
の点で多少の効果はみられる【前記1級脂肪酸金属塩と
の相乗効果が充分でない。5重量部をこえると加硫後の
ゴム物2・・性としてモジュラスおよび破壊強度等を低
下させ゛好ましくない。
更に接着性を高いレベルに確保するためには前記配合組
成系に有機酸コバルト塩を添加するのが好ましく、有機
酸コバルト塩として炭素数6〜10である1級脂肪酸コ
バルト塩以外の有機酸コバルト塩であって、例えばナフ
テン酸コバルト、ステアリン酸コバルト、パルミチン酸
コバルト、ミリスチン酸コバルト、ロジン酸コバルト、
アビエチン酸コバルト、トール油酸コバルト、ネオデカ
ン1パ酸コバルト、バーサチック酸コバルト等があり、
ナフテン酸コバルトおよび/またはステアリン酸コバル
トは防錆効果をも向上させるので特に好ましい。
成系に有機酸コバルト塩を添加するのが好ましく、有機
酸コバルト塩として炭素数6〜10である1級脂肪酸コ
バルト塩以外の有機酸コバルト塩であって、例えばナフ
テン酸コバルト、ステアリン酸コバルト、パルミチン酸
コバルト、ミリスチン酸コバルト、ロジン酸コバルト、
アビエチン酸コバルト、トール油酸コバルト、ネオデカ
ン1パ酸コバルト、バーサチック酸コバルト等があり、
ナフテン酸コバルトおよび/またはステアリン酸コバル
トは防錆効果をも向上させるので特に好ましい。
1級脂肪酸の金属塩とその他の有機酸コバルト□塩を併
用添加する場合V7cは、前記ゴム成分100重量部に
対し、炭素6乃至10.l、”c″ある1級脂肪酸・1
1′・ 金属塩を0.5〜5重量部、よ1り好ましくは0.5〜
8重量部、その他の有機コバルト塩を0.5〜5重量部
、より好ましく Id O,5〜8重着部、併用配合・
するが、これは1級脂肪酸金属塩または有機酸コ□バル
ト塩が0.5重量部未満では相乗効果を発揮し得す、5
重量部を越えるとゴム組成物の金属コードへの接着性特
に接着の耐熱老化性が低下し好ましくないからである。
用添加する場合V7cは、前記ゴム成分100重量部に
対し、炭素6乃至10.l、”c″ある1級脂肪酸・1
1′・ 金属塩を0.5〜5重量部、よ1り好ましくは0.5〜
8重量部、その他の有機コバルト塩を0.5〜5重量部
、より好ましく Id O,5〜8重着部、併用配合・
するが、これは1級脂肪酸金属塩または有機酸コ□バル
ト塩が0.5重量部未満では相乗効果を発揮し得す、5
重量部を越えるとゴム組成物の金属コードへの接着性特
に接着の耐熱老化性が低下し好ましくないからである。
本発明のタイヤ用ゴム組成物に於いて通常ゴム成分10
0重量部に対してカーボンブラックをlθ〜100重量
部配合するが、それ以外に加硫剤、促進剤、促進助剤、
シリカ等の充填剤、軟化剤等の配合剤を通常の配合量の
範囲であれば配合1“することができる。
0重量部に対してカーボンブラックをlθ〜100重量
部配合するが、それ以外に加硫剤、促進剤、促進助剤、
シリカ等の充填剤、軟化剤等の配合剤を通常の配合量の
範囲であれば配合1“することができる。
以下実施例により本発明のゴム組成物をタイヤ用のベル
ト、カーカス部材に適用した効果を更に詳述する。
ト、カーカス部材に適用した効果を更に詳述する。
実施例
第1表に示す& 1 ” A 18のベルト層埋合せゴ
ムおよびA14〜28のカーカスプライ層埋合せゴムに
てサイズ10.00R20のトラック・バス用ラジアル
タイヤを28種類作成した。これ等のタイヤの詳細は以
下の通りである。
ムおよびA14〜28のカーカスプライ層埋合せゴムに
てサイズ10.00R20のトラック・バス用ラジアル
タイヤを28種類作成した。これ等のタイヤの詳細は以
下の通りである。
カーカス層 1枚
使用コード 8+9+15xO,175+1(層撚り)
エンド数 18本/ 2.5 cm
ベルト層 4枚
使用コード 8 +6 X O,88(複撚り)
1エンド数 18本/2,5Cm J161〜28の28種類のタイヤにつき初期接着性、
熱老化後の接着性、高湿雰囲気放置後の接着性を確認す
ると共に、應1〜18のタイヤについては耐腐食疲労性
の評価として水分腐食条件下でのド・・ラム走行後の金
属コード疲労試験およびタイヤ実゛走行後のベルト部接
着性と金属コード疲労試験を発錆状態、コード強力保持
率を評価した。得た結′果を第1表に示す。
1エンド数 18本/2,5Cm J161〜28の28種類のタイヤにつき初期接着性、
熱老化後の接着性、高湿雰囲気放置後の接着性を確認す
ると共に、應1〜18のタイヤについては耐腐食疲労性
の評価として水分腐食条件下でのド・・ラム走行後の金
属コード疲労試験およびタイヤ実゛走行後のベルト部接
着性と金属コード疲労試験を発錆状態、コード強力保持
率を評価した。得た結′果を第1表に示す。
なお評価法は次の通りである。
初期接着性
供試タイヤからベルト部またはカーカスプライ部を切り
出しJIS K6301はく離試験に準じ、金1“□属
コードと埋合せゴム層間のはく離試験を行い、コード上
に残ったゴム付着量により接着性を評価した。はく離し
たコード表面の90チ以上ゴムが付着している状態をA
、90%未満で75%以上をB175%未満で50−以
上を0.50%未満Iで25チ以上をDl 25%未満
しかゴムが付着していない状態をEとした。ベルト層は
最外層をサンプリングし、カーカス層はショルダ一部に
つきサンプリングし、評価した。
出しJIS K6301はく離試験に準じ、金1“□属
コードと埋合せゴム層間のはく離試験を行い、コード上
に残ったゴム付着量により接着性を評価した。はく離し
たコード表面の90チ以上ゴムが付着している状態をA
、90%未満で75%以上をB175%未満で50−以
上を0.50%未満Iで25チ以上をDl 25%未満
しかゴムが付着していない状態をEとした。ベルト層は
最外層をサンプリングし、カーカス層はショルダ一部に
つきサンプリングし、評価した。
熱老化後の接着性
供試タイヤをその筐まりム組みせずに120°Cの大型
オーブン中に所定期間放置した後、初期接着性と同様に
して接着性を評価した。いづれも9日間オーブン中に放
置した。
オーブン中に所定期間放置した後、初期接着性と同様に
して接着性を評価した。いづれも9日間オーブン中に放
置した。
供試タイヤのトレッド部およびインナーライナ一部分を
はぎ取り、そのままリム組みせずに、70”CX90%
RHの大型恒温恒湿槽に14日間放置した後初期接着性
と同様にして接着性を評価した♂水分腐食条件下でのド
ラム走行後の金属コード疲労試験TBR供試タイヤのト
レッド部の中央部より直径約59IllKのトレッドゴ
ムをベルト最外層のスチールコード上に約l關ゴムが残
るように剥ぎ取り、ドラムの回転に伴いタイヤに水をつ
けながら回転1させタイヤが回転中ゴム剥ぎ取り部が常
に水で濡らされる状態で5000 km走行した。なお
、その時の荷重、内圧、速度はそれぞれ2425に9゜
7.25 kg/cm2 、60km/hであった。
はぎ取り、そのままリム組みせずに、70”CX90%
RHの大型恒温恒湿槽に14日間放置した後初期接着性
と同様にして接着性を評価した♂水分腐食条件下でのド
ラム走行後の金属コード疲労試験TBR供試タイヤのト
レッド部の中央部より直径約59IllKのトレッドゴ
ムをベルト最外層のスチールコード上に約l關ゴムが残
るように剥ぎ取り、ドラムの回転に伴いタイヤに水をつ
けながら回転1させタイヤが回転中ゴム剥ぎ取り部が常
に水で濡らされる状態で5000 km走行した。なお
、その時の荷重、内圧、速度はそれぞれ2425に9゜
7.25 kg/cm2 、60km/hであった。
このドラム走行したタイヤより、ベルト最外層・・のコ
ード10本をゴム剥ぎ取り部より採取し、曲1げ半径6
0關、回転速度8000 RPMにて回転曲げ疲労テス
トを行ない、コードが切断する1での回数を測定した。
ード10本をゴム剥ぎ取り部より採取し、曲1げ半径6
0關、回転速度8000 RPMにて回転曲げ疲労テス
トを行ない、コードが切断する1での回数を測定した。
なお、結果は10本の平均値を求め、次式
にて指数化して表わした。従って数値の大きい程防錆効
果に優れている。
果に優れている。
扁1〜A 18の18種類のタイヤを舗装された良路と
突出岩石の多い悪路とが交互する一般道路を平均速度的
4 Q km/hで7万km走行させ、その走行後のタ
イヤのベルト部材からサンプリングした金属コードにつ
いて初期接着性と同様に接着テトストを実施すると共に
、前項ドラム走行後の疲労試験と同様に疲労試験を実施
し、扁1のタイヤの結果を100とし□て指数表示した
。
突出岩石の多い悪路とが交互する一般道路を平均速度的
4 Q km/hで7万km走行させ、その走行後のタ
イヤのベルト部材からサンプリングした金属コードにつ
いて初期接着性と同様に接着テトストを実施すると共に
、前項ドラム走行後の疲労試験と同様に疲労試験を実施
し、扁1のタイヤの結果を100とし□て指数表示した
。
& 14〜23の10種類のタイヤを高速良路の1長距
離速行トラックに、腐食を促進させるために、チューブ
とタイヤの間に水200CCを封入して装着して15万
km走行後にタイヤを回収し、タイヤカーカス層の周上
るか所で接着性、発錆状態、コード強力保持率を評価し
た。なお5万km走行時点および10万km走行時点で
リム組みをやり直して水200 CCを封入した。
離速行トラックに、腐食を促進させるために、チューブ
とタイヤの間に水200CCを封入して装着して15万
km走行後にタイヤを回収し、タイヤカーカス層の周上
るか所で接着性、発錆状態、コード強力保持率を評価し
た。なお5万km走行時点および10万km走行時点で
リム組みをやり直して水200 CCを封入した。
接着性は前項初期接着性と同様に試験した。発錆状態は
カーカスプライコードのコアまたは第11・・シースの
ゴムの付着していないフィラメントの発錆状態を観察し
、発錆部分の面積率が10チ未満をA、101以上20
係未満をB120%以上40チ未満を0.40チ以上6
0%未満をD160チ以上80チ未満をE、80%以上
をFとして表1示した。コード強力保持率は周上4か所
から各々10本ずつ計40本につきコードの強力を測定
し、その平均強力の疲労前の強力に対する保持率として
表示した。
カーカスプライコードのコアまたは第11・・シースの
ゴムの付着していないフィラメントの発錆状態を観察し
、発錆部分の面積率が10チ未満をA、101以上20
係未満をB120%以上40チ未満を0.40チ以上6
0%未満をD160チ以上80チ未満をE、80%以上
をFとして表1示した。コード強力保持率は周上4か所
から各々10本ずつ計40本につきコードの強力を測定
し、その平均強力の疲労前の強力に対する保持率として
表示した。
実施例より明らかなように、1級脂肪酸の金属、1、塩
とホウ酸筐たはこの金属塩とを併用してベルト1部また
はカーカスプライ部の埋合せゴムに配合した本発明のス
チールラジアルタイヤは金属コードの腐食性が著しく改
善されることにより耐久寿命が大幅に改善されることが
わかる。
とホウ酸筐たはこの金属塩とを併用してベルト1部また
はカーカスプライ部の埋合せゴムに配合した本発明のス
チールラジアルタイヤは金属コードの腐食性が著しく改
善されることにより耐久寿命が大幅に改善されることが
わかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 天然ゴム、合成ポリイソプレンゴム、ポリブタジェ
ンゴムから選ばれた1種以上のゴム成分100重量部に
対し、炭素数6ないし10である1級脂肪酸の金属塩を
0.5〜10重量部添加するかまたは該金属塩を0.5
〜5重量部とその他の有機酸コバルト塩を0.5〜5重
量部添加してなる配合組成物に於て、ホウ酸パ又はホウ
酸の金属塩をゴム成分100重両部に対し0.1〜5重
量部併用添加したことを特徴とするタイヤ用ゴム組成物
。 & 前記1級脂肪酸金属塩がコバルト塩および/゛チた
はニッケル塩である特許請求の範囲第“1項記載のタイ
ヤ用ゴム組成物。 & 前記その他の有機酸コバルト塩がナフテン酸コバル
トおよび/またはステアリン酸コバルトである特許請求
の範囲第1項記載のタイヤ用ゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57103848A JPS58222126A (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | タイヤ用ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57103848A JPS58222126A (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | タイヤ用ゴム組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58222126A true JPS58222126A (ja) | 1983-12-23 |
JPH0121177B2 JPH0121177B2 (ja) | 1989-04-20 |
Family
ID=14364856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57103848A Granted JPS58222126A (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | タイヤ用ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58222126A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59223737A (ja) * | 1983-06-01 | 1984-12-15 | Bando Chem Ind Ltd | 金属接着用ゴム組成物 |
JPS6175001A (ja) * | 1984-09-18 | 1986-04-17 | Otoyoshi Minami | 自動車用タイヤ |
US4906680A (en) * | 1987-04-14 | 1990-03-06 | Bridgestone Corporation | Rubber composition and steel cord-rubber composite body |
JP2002038113A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-06 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | スチールコード接着用ゴム組成物 |
JP2002069404A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-03-08 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | スチールコード接着用ゴム組成物 |
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