JPS58222031A - 合成ワクチン - Google Patents

合成ワクチン

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JPS58222031A JP58041619A JP4161983A JPS58222031A JP S58222031 A JPS58222031 A JP S58222031A JP 58041619 A JP58041619 A JP 58041619A JP 4161983 A JP4161983 A JP 4161983A JP S58222031 A JPS58222031 A JP S58222031A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) この発明は、合成ワクチン、宿主動物中での抗体形成に
有用な組成物、及び診断に有用な組成物に関する。さら
に詳しくは、この発明は合成ペプチドと担体とを含んで
成る合成抗原性組成物に関する。さらに詳しくは、この
発明は特に合成ペプチド用担体に関する。
(先行出願との関係) 1981年1月9日出願に係る米国特許出願第223.
558号及び1981年6月12日出願に係る米国特許
出願第272.855号において、蛋白質の抗原性及び
アレルゲン性の原因となる天然抗原又はアレルゲンの蛋
白質の部分を決定するだめの新規な系が開示されている
。さらに詳しくは、蛋白質性アレルゲン又は抗原を含有
する組成物を宿主動物に注射した際に免疫反応の原因と
なる該蛋白質性アレルゲン又は抗原の特異的なアミノ酸
配列を決定する方法が開示されでいる。
なお、前記の特許出願明細書の記載を引用によりこの明
細書に組み入れる。
しかして発明者は、特異的アミノ酸配列の決定方法のみ
ならず、抗原又はアレルゲンに存在すべきアミノ酸の正
確な数と配列を知って合成抗原又は合成アレルゲンを調
製する方法を開示する。発明者はさらに担体に担持され
7’c短いポリペプチドを含んで成る若干の合成ワクテ
/を開示する。この担体は、合成ベン0チドの活性部位
に、合成抗原又は合成アレルゲンが全体として免疫系に
認識され、そして対応する抗体の形成惹起するのに十分
な大きさを与える点においで臨界的な■要件を有するど
考えられる。
ざらに詳しくは、この発明のワクチンは、生理的に計容
される担体であって、該担体の中又は上に、蛋白質抗原
又はアレルゲン中の最も大きな局所平均親水性を有する
アミノ酸配列に対応する少なくとも6個のアミノ酸の配
列を含有する合成ぺ゛・1゜ ゾナドを配置しているものを甘んで成る。前記の蛋白質
抗原又はアレルゲンの局所親水性は次のようにして決定
され、そして測定される。
A0次の第1表に示すアミノ酸の相対的関係に従って、
蛋白質抗原又はアレルゲンのアミノ酸に相対的親水性値
を割り当てる。
第1表 アミノ酸  親水性値 アルギニン         3.0 アスノ母ラギン酸       3.0±1グルタミン
酸         3.0±1リ  ジ  ン   
            3.0セ  リ  7   
            0.3アスノゼラギン   
     o2 グルタミン         0.2 グリシン         0.0 プローリン        −、5±1スレオ、ニン 
      −0.4 アラニン       −05 ヒスチジン       −0,5 システイン       −1,0 メチオニン       −1,3 バ  リ  ン              −1.5
イソロイシン       −1,8 0イシン       〜18 チロシン        −23 フェニルアラニン     −2,5 トリフ0トフアン       −34B、アミノ酸配
列にそって多数の部位で親水性値の局所平均を反復して
決定する。
C0この局所部位の反復平均から、局所平均親水性値が
最大となる部位を決定する。このワクチンは、蛋白質抗
原又はアレルゲンの完全なアミノ酸配列が欠けた状態で
あっても、宿主動物に導入、、□工え4.ヤ□−6−1
.− 成を促進すること、又はアレルゲンに対する感受性が低
いことにより特色ずけられる。
この発明の核心は免疫反応を惹起するのに必須の6個の
アミノ酸の配列を決定することにある。
先行する発明によれば、この決定は抗原又はアレルゲン
のアミノ酸配列についてのあらかじめ得られた知識を用
いて行われるが、もしこのアミノ酸配列が未知であれば
、まず蛋白質全体のアミノ酸配列を決定しなければなら
ない。この決定は、すでに知られているがしかし非常に
面倒な方法により行わなければならない。
蛋白質抗原又はアレルゲン全体のアミノ酸配列が得られ
れば、次の課題はこの分子にそって局部平均親水性が最
大である部位を決定することである。このだめにまず、
前記の表に従って蛋白質中の名アミノ酸に相対的親水性
値を割り当てる。次に、蛋白質の長さにそって前記の値
を反復しながら平均する。4個〜10個の連続して連結
しているアミノ酸について平均をとれば上記の方法は部
分的に成功する(ある蛋白質については成功し他の蛋白
質については成功しない)が、局部平均を決定するに当
り、線状に連結している5個〜7個のアミノ酸、特に6
個のアミノ酸を用いるのが好ましい。蛋白質のアミノ酸
鎖の多数の部位において(1個ずつ移動しなから)局部
平均値を求める。
一旦、局所に特異的な親水性値の平均値を反復して決定
した後、最も親水性値の高い正確な部位を観察によ如決
定することができ、又はグラフ的にもしくは他の方法で
決定することができる。最も大きな平均親水性値を供す
る6個のアミノ酸が免疫反応の惹起に必須の6個のアミ
ノ酸配列であることが見出されている。言い替えれば、
この6個のアミノ酸が蛋白質のエビトーゾ(epito
pe)、すなわち免疫的特異性を伴って抗体に認識され
又は抗体と結合するアミノ酸配列中に存在することが見
出されている。このようなエピドーグを、最も大きな局
所平均親水性値を有するエピトープであるため、この明
細書においてはH−エピトープと称する。
ある蛋白質抗原又は蛋白質アレルゲンのH−エピトープ
に関与する正確なアミノ酸配列を認識することによシ、
種々の方法で合成ワクチンを製造することができる。
合成ワクチンは、H−エピトープのアミノ酸配列に対応
するアミノ酸鎖を化学的に合成することにより、又は該
エピトープを含有する蛋白質を選択的に分解することに
より、例えば酵素を用いて蛋白質を切断することにより
調製することができる。化学的合成により、又は天然蛋
白質から得たH−エピトーゾ含有アミノ阪鎖は、このあ
と生理的に許容される担体上に配置し、そして生成した
組成物を生理的に許容される媒体にょシ希釈する。
この組成物は、そのまま宿主動物に導入することができ
る。
重要な部位は蛋白質のH−エピトープを供する部分にあ
るから、この発明の方法は、既知の及び未知の、そして
同定されている又は未同定の蛋白質抗原又は蛋白質アレ
ルゲンの合成ワクチンを製造するのに有用であることが
認識されるであろう。
こうして、この発明の合成ワクチンには、単一の又は複
数の、既知の又は未知の蛋白質抗原又は蛋白質アレルゲ
ンのH−エピトープを含有せしめることができる。合成
ワクチンには、巣−の抗原の複数のH−エピトープを含
有せしめることができ、又第−の抗原の1つのH−エピ
トープと第二の抗原又はアレルゲンの1つのH−工tト
ーfを含有せしめることができる。実際に、合成ワクチ
ンには、所望により、最も太き寿局所平均親水性値を有
する6個のアミノ酸の配列に対応する多数のエピトープ
を含有せしめることができ、そしてこれらのエピトープ
は、広範囲の種類の抗原又はアレルゲンに由来する6個
のアミノ酸の配列に対応することができる。ワクチンは
少なくとも1個のH−エピトープを含有する。このH−
エピトープは、同−又は異なる抗原のH−エピトープで
ない他のエピトープ、すなわち抗原又はアレルゲンの最
大局所平均親水性値を有する部位に対応しないエピトー
プと共存することができる。
この発明の方法は、まだアミノ酸配列が報告されていな
い抗原に由来する合成ワクチンの製造に有用である。当
業者は抗原蛋白質又はアレルゲン蛋白質のアミノ酸配列
の決定方法をよく知っている。従って、H−エピトープ
の決定がこの発明の簡単な課題として残る。
合成ワクチンは任意の蛋白質抗原又はアレルゲンのH−
エピトープを有することができる。次の蛋白質抗原又は
アレルゲンのワクチンが特に注目される。すなわち、B
型肝炎表面抗原1組織適合抗原、インフルエンザ赤血球
凝集素、ニワトリペストウィルス赤血球凝集索、ブタフ
サアレルゲンRas及びRas、並びに次のウィルス、
すなわちワクシニアウィルス、ニスブタインパールウィ
ルス。
ポリオウィルス、風疹ウィルス、サイトメガロウィルス
、種属ウィルス、ヘルペスウィルス、シンゾレ、クスタ
イプI及び■ウィルス、黄熱ウィルス、及び他の多くの
ものである。
さらに、ワクチンは上記のものに代えて、又はそれに加
えて、次のいずれかの寄生生物の蛋白質のH−エピトー
プを有することができる。すなわち、マラリアを媒介す
る生物[P、ファルシポルム(F’alciporum
)、P、オバセ(Qva c e )等〕、シストソミ
アシス(Schistosomiaaia)、オンコセ
ルカ・7]Zルプルス(Onchocerca Vol
vulua)、及び他のライリアリアル(filial
ial)寄生生物、トリt4ノソームス(Trypan
oaomes)、ライシュマニア(Lelshmani
a)、シャガス病(Chagas disease)、
アメーバ症、鉤虫、並びにこれらに類フるものである。
この発明の方法により次のウィルスのワクチンを調製す
ることができる。すなわち、伝染性エクトロメリアウイ
ルス1手痘ウィルス、単純庖疹ウィルス、伝染性牛奔気
管炎ウィルス、ウマ其肺炎ウィルス(ウマ流産ウィルス
)、ウシの悪性カタルウイルス、ネコ鼻気管炎ウィルス
、ニジスタインパール・ウィルス(伝染性単核症及び・
マーキットリン・に腫)、マレック病ウィルス、ヒツジ
肺アデノーマウイルス〔ジャグチークチ(Jaagzi
ekte)ウィルス〕、サイトメガロウィルス、アデノ
ウィルス群、ヒト乳頭腫ウィルス、ミンク腸炎ウィルス
、アフリカウマ病ウィルス(9の血清型)、青舌病ウィ
ルス(12の血清型)、ニジマス類の伝染性膜Hニーロ
シスウイルス、ニワトリ肉腫ウィルス(種々の株)、内
臓性ニワトリ白血症ウィルス、赤芽球性ニワトリ白血症
ウィルス、骨髄芽球性ニワトリ白血症ウィルス、骨化石
症ウィルス。
ニューカッスル病ウィルス、ノにラインフルエンザウイ
ルス1.ノぞツインフルエンザウイルス2.ノセライン
フルエンザウイルス3.ノ!ラインフルエンザウイルス
4.耳下腺炎ウィルス、ターキーライゝ ”     
ルス、 CANAf)A158  、イヌジステンノ々
−ウィルス。
麻疹ウィルス、呼吸シンシプウムウイルス、ミクソウィ
ルス、ヒトインフルエンザウィルスのごときA型ウィル
スであって例えばAo/PR8734、A t/CAM
/46及びA2 /Singapore/1157、ニ
ワトリペストウィルス、 B/I、ee/40のごとき
B型ウィルス、狂犬病ウィルス、東洋ウマ脳炎ウィルス
ベネズエラウマ脳炎ウィルス、西洋ウマ脳炎ウィルス、
黄熱ウィルス、デング熱1型ウィルス(6型と同じ)、
デング熱2型ウィルス(5型と同じ)。
デング熱3型ウィルス、デング熱4型ウィルス。
日本脳炎ウィルス、キャサヌールフオレスト(Kyaa
nur Foreat)ウィルス、跳躍病ウィルス。
マリ−バレー(Murray Valley)脳炎ウイ
/L/ス。
オムスク(Omak)出血熱ウィルス(I及びnu)、
セントルイス脳炎ウィルス、ヒトライノウィルス。
口M&ウィルス、ポリオウィルス1型、腸内ウィルスポ
リ第2型、腸内ウィルスポリ第3型、モワトリ伝染性気
管支炎ウィルス、ヒト呼吸器ウィルス、−ブタ透過性胃
腸炎ウィルろ、リンフ9球脈絡髄膜炎ウィルス、ラザウ
イルス、マクポ(Machupo)ウィルス、ピヒンデ
(Pichinde)ウィルス、タカリペ(Tacar
ibe)ウィルス、乳頭腫ウィルスである。
同様に、合成ワクチンは、植物アレルゲンのごとき任意
の蛋白質アレルゲンのH−エピトープを有することがで
きる。
この発明の核心は、確実にH−エピトープを決定するこ
とにあるから、前に列挙した対象は限定的なものではな
く単なる例示に過ぎない。
先行発明に従って合成ワクチンを製造する場合、エピト
ープが抗体に認識されるだめの立体配置を有すること、
すなわち前記の6個のアミノ酸の配列が、アミノ酸鎖の
一部分として、その両側に少なくとも3個ずつのアミノ
酸を結合しており、これら3個の隣接アミノ酸がエピト
ープを安定化するだめの補助アミノ酸として機能し、こ
れによってワクチンが抗体により容易に認識されそして
中和されることを保証することが好ましい。
最も簡単な形態においては、先行発明は選ばれたエピト
ープの合成ペプチド残基を上に配置した生理的に許容さ
れる担体を含んで成る。この合成ペプチド残基は少なく
とも6個のアミノ酸から成る鎚長を有し、(両側の3個
のアミノ酸を考慮して)12個のアミノ酸を有すること
が好ましく、そして同一の又は異なる抗原又はアレルゲ
ンの他のエピトープを含有する無限に長いアミノ酸又は
アミノ酸成分の鎖を有することができる。このような追
加のエピトープを伴う又は伴わない追加のアミノ酸鎖を
含まない場合、ペプチド残基は一般に50個を超えるア
ミノ酸を有することはない。
所望のエピトープを含有する短鎖が好ましい場合には、
アミノ酸鎖は40個より多くのアミノ酸を有さす、さら
に特定的には30個より多くのアミノ酸を有さす、さら
に限定すれば20個より多くのアミノ酸を有しない。ペ
プチド残基は12〜18アミノ酸のアミノ酸鎖を有する
ことが好ましく、12〜15個のアミノ酸を有すること
がさらに好ましく、特に12個のアミノ酸を有するのが
好ましい。
発明者の先行出願において、発明者はペプチド残基用の
生理的に許容される担体として、動物性担体、植物性担
体及び鉱物性担体を含む種々の担体を開示している。特
に開示された担体には、ポリアミノ酸片、多糖類、ポリ
アミド、ビニル重合体、エステル重合体、並びに、特に
ヘモグロビン。
ヒト血清蛋白質、破傷風害を含む蛋白質類が含まれる。
ワクチンの分野において存在する問題の1つは担体に関
する。ワクチンは抗原又はアレルゲンに特異的な抗体の
みの形成を刺檄するのが好ましいから、担体は、それ自
体に対する抗体の形成を惹起すべきでない。ワクチンの
相体部分に応答する抗体又は他のなんらかの物質の生成
は、免疫系の挙動を混乱させ、副作用を惹起[−1そし
て合成抗原又はアレルゲンに対する抗体の形成と競争す
ることがある。従って、分子の担体部分が免疫系に対し
て事実上不活性であって、そして担体部分に特異的な抗
体の形成を惹起しないような合成ワクチン用担体を提供
することが望まれる。この発明の目的の1つは、ワクチ
ンが導入される生物に適合し、宿主動物により容易に代
謝され、そして注射部位又は身体の各種の器官に対して
併発症を惹起しない担体中又は担体上に配置された合成
ペプチド残基を含んで成る合成ワクチンを提供するとと
にある。
(発明の要約) この発明により、前記の特許に開示されたタイプのさら
に改良された合成抗原又は合成アレルゲンを提供する。
この合成抗原又は合成アレルゲンにおける担体は、直鎖
又は分枝鎖の、置換された又は置換されていない、そし
て飽和の又は不飽和の、少なくとも12個の炭素原子を
有する炭化水素残基を含んで成る。さらに詳しくは、こ
の発明の担体は、アルキル基又はアルケニル基の鎖中に
少なくとも12個の炭素原子を有する。このアルギル基
又はアルケニル基は36個以下の炭素原子を有すること
ができるが、好ましくはC12〜C24の範囲にあるこ
とが好ましい。これらの炭化水素残基は、脂肪酸成分と
合成ペプチドの末端官能機とを比較的一般に使用されて
いる化学的方法で争に結合することによシ確保すること
ができる。し      1か[7なから、発明者はさ
らに、脂肪酸のカル?キシル官能基を使用しないで炭化
水素残基上に合成残基を担持し、これによってカル?ニ
ル基による結合を伴わないで合成ペプチドを炭化水素残
基に接触せしめることを考慮している・ (式中、mは0又は1であり;Rは少なくとも12個の
炭素原子を有する置換されている又は置換されていない
アルキル基又はアルケニル基であり;そして、ペプチド
は、蛋白質抗原又は蛋白質アレルゲン中の局所平均親水
性値が最大であると認められるアミノ酸配列に対応する
6個のアミノ酸の配列を含有・し、そして該局所親水性
値を有する部位は次の方法、すなわち A0次の第1表に示されるアミノ酸の相対的親水性値の
関係に従って蛋白質抗原又は蛋白質アレルゲンのアミノ
酸に相対的親水性値を割り当て、」・リイ5泊″1 第   1   衣 アルギニン          3・0アスパラギン酸
        30±1グルタミン酸       
  3.0±1リ  ジ  ン     ゛     
     3゛0セ  リ  ン          
       0.3アスノPラギン        
 0.2グルタミン          02 グリシン         0・0 ゾロ−リン           −、5±1スレオニ
ン         −0,4アラニン       
−〇・5 ヒスチジン        −05 システイン         −10 メチオニン         −13 パ  リ  ン               −1,
5イソロイシン        −1,80イシン  
      −1,8 チロシン        −2゜3 フエニルアラニン     −2,5 トリプトフアン       −3.4B、アミノ酸鎖
にそって多数の部位における局所平均親水性値を反復し
て決定し7、 C1これらの反復して平均値を求めた部位から最大局所
平均親水性値を有する部位を決定する、方法により決定
される、) で示され、宿主動物に導入された場合に、完全なし 蛋白質抗原又は蛋白質アレルゲンに対応するアミノ酸配
列を有しなくても防御免疫反応を惹起し、又はアレルゲ
ンに対する感受性を低下せしめるだめの抗体形成を刺激
する合成抗原又は合成アレルゲンを乱んで成る組成物と
して、広く記載することができる。
上記の式(1)においては、合成−ミノ″f1゛の末端
アミノ基のみを反応可能な状態におき、他のすべてのア
ミノ基を保膿してカルボン酸と反応しないようにするこ
とにより、合成ペプナド成分を炭素□ 。
原子舷12個以上のアルギル基又はアルケニル基と結合
せしめることができる。そし−61次の反応式に示すご
とく、アミン基の水素原子とカルlキシル基のヒドロキ
シル基の縮合(脱水)により合成ペゾチドの末端アミン
基とカルボキシル基を有する成分とを反応せしめる。
(末端アミノ基) この反応によれば、mが1である式(1)の組成物が生
成する。しかしながらさらに、末端アミノ酸と結合する
ためにカルがキシル基又は類似の官能基を使用しないで
、C12〜C66の”アルキル基又はアルケニル基上に
合成ベゾチドを配置することも考慮される。例えば、次
の反応を考慮することができる。
(B) ば1戊ベゾチド−NH+ Hat−R→合成ベン0チド
ーN−R この場合、式(1)においてmが0である合成ワクチン
か調製される。C1□〜C56のアルキル基又はアルケ
ニル基に合成ペノチドを配置するだめの、前記の方法に
代る神々の方法が存在する。これらは常に、合成ベゾチ
ド成分の末端アミノ酸を介して合成ペプチドをアルキル
成分又はアルケニル成分に結合せしめる方法である。
この発明のワクチンの製造においてはC1□〜C24の
脂肪酸を使用するのか好ましい。特に好ましい脂肪酸に
はパルミチンな7.ステアリン酸、ベヘン酸及び刈レイ
ン酸が含まれる。
メリフィールド同相合成法は、この発明の担体の結合に
便利な手段を提供する0で、この方法は脂肪酸に相持は
れた合成ペプチドを調製するのに望ましい方法である。
もっとも液相法を使用することも0J′能である。メリ
フィールド同相法においては、側鎖の反応性基、例えば
アミ7基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、イミダゾール
基を保護した状態でアミノ酸を相互に連結−ノ゛る。最
後のアミノ酸を結ばせしめた後、N−末端の区睦を解除
12、そして前に概略記載したアミノ酸の結合に使用す
る方法により、脂肪酸もしくは他の適当な大きさの親脂
性置換基又はC12〜C36のアルキル基又はアルケニ
ル基を供する成分を反応せしめる。この方法は、カルボ
ジイミドを介するペゾチド(アミド)結合形成、ヒドロ
キシベンゾトリアゾールエステル付加、又は脂肪酸の対
称又は非対称無水物付加である。
・これにより、脂肪酸又はこれに類する成分がN−末端
に共有結合したベゾチドが生成する。次に、常用の弗化
水素酸処理により樹脂からペノチドを切υ離し、そして
必要であれば精製する。
この脂肪酸ベゾチド接合体はそれ自体で完全であり、免
疫強化のために追加の担体分子又は支持体を必要としな
い。このものは水性媒体に入れた場合に凝集し、この凝
集体は、血赤球又は大形蛋白質のごとき担体により達成
されるのと同様の強い免疫反応を惹起することができる
。この発明の担体は血赤球及び大形蛋白質のごとき相体
より適当であると信じられる。後者は、それ自体に向け
られた不所望の免疫反応を惹起する傾向があるからであ
る。すなわち、この発明の担体により、不所望の免疫反
応を惹起することかほとんどなく効果的で、しかも容易
に製造することができるワクチンが提供される。
特に好ましい反応体には、次の式 %式% (式中R1及びR2は独立に、アルキル基又は幾つかの
炭素原子の複数不飽和を包含するアルケニル基を含むア
ルケニル基を示す)で示される脂肪酸無水物が含まれる
。しかしながら、R4及びR2が対称飽和アルギル基で
あることか好ましい。このような脂肪酸無水物は一!!
ノチドと比較的容易に反応する。一般的に、反応は20
℃〜30Cの温度において、2〜4時間で行われる。反
応は溶剤の存在下で行う。特に好ましい越剤には、塩化
メチレン、ジメチルホルムアミド、又はジメチルスルホ
キシドが含まれる。この彼、アミド部分を介してC1□
〜C36のアルキル基又はアルケニル基と結合したペプ
チドをメリフィールド樹脂から切り離し、そして、弗化
水素酸、臭化水素酸又はメタンスルホン酸のごとき強酸
と接触せしめることにより側鎖基から保護基を除去する
炭素数12個以上のアルギル成分又はアルケニル成分多
数から成る炭素原子数12個以上のアルキル基又はアル
ケニル基含有担体にペプチドを担持することができる。
すなわち、 (11) (式中、R’、 [j’、 R”及びR6は、それぞれ
置換されている又は置換されていない直鎖又は公社、。
鎖のC42〜C36アルキル基又はアルケニル基であシ
;O1ρ、q及びrはO又は1であって0゜p、q及び
rの合計がn Vc等しく;nは2〜4であり;Xは3
〜5個の官能基を有する多官能基であって、その少なく
とも1個が前記末端アミ7基に結合しており、そして前
記官能基の少なくとも1個はlt5 、 R4、R5又
はR6と結合している)で示される合成抗原又は合成ア
レルゲンを挙げることができる。
Xの官能基はカルボニル基及びアミド基を含む。
カルボニル基は末端アミ7基との結合に効果的であって
これによりアミド基が構成され、他方アミド基は合成ペ
プチドとC1□〜C66アルキル基又はアルケニル基と
の間の効果的な連結をなす。
官能基は、通常鎖長が2〜5炭素原子でありそれ自体が
アルキル基又はアルケニル基である主鎖によって分離さ
れていてもよい。すなわち、Xを次の式(Ill)、 (式中、Aは一端がMに結合しており他端が合成ペプチ
ドの末端アミン基に結合している二官能基であり;Mは
炭素原子数2〜5個のアルキレン基又はアルケニレン基
であり:B、C,D及びEはそれぞれ、一端がMに結合
しており、そして他端がC12〜C36のアルキル基又
はアルケニル基に結合している二官能基であり;そして
、bleld及びeはそれぞれ1又は0であって、b、
c。
d及びeの合計は2〜4である) で示すことができる。
特に、このような構造は多数のアミン基を有するアミノ
酸により得られる。これらのアミノ基はC1□〜C66
アルキル基又はアルケニル基の1つと反応することがで
きる。合成ペプチドの側鎖反応基を、例えば前記の保膜
剤により保護する。合成ペプチドの末端アミン基を多官
能基又はアミノ酸と反応せしめる。これによりペプチド
は、C1□(,6アルキル基又はアルケニル基と結合す
ることができる2個以上の活性部位を有するブリッジと
結合する。この後、ペプチド−ブリッジ中間体を012
〜C66のアルキル基又はアルケニル基と反応せしめる
上記の具体例は、側鎖アミノ基と末端アミノ基を有する
アミノ酸によって記載することができる。
2個のアミノ基−NF2がC42〜C66アルキル基又
はアルケニル基と反応し得る状態で残る。通常、中間体
の調製においては、ペプチドの末端アミン基を、アミン
基がペプチドの側鎖の保護基よりも容易に脱離する官能
基によって保護されているアミノ酸と反応せ17める。
このような保護基であると同時に反応性基である基には
、ter−ブトキシカルブニル基、トリフルオロアセチ
ル基及びフルオレニルメチルオキシカル?ニル基が含ま
れる。このような多数のアルキル基担体又はアルケニル
基担体を含有する合成抗体又は合成アレルゲンの製造方
法を、側鎖が保膿されている合成ペプチドに関して以下
に示す。
H C=0 C(CH,)6 c(cu5)3 H 2O Nl( −0 もちろん、混合無水物は適当な反応体であるからRは同
一でもよく、文具なっていてもよい。
上記の反応式によシ、リジンがそれぞれの官能基を連結
したことが理解できる。本質上官能基間の任意の連結を
使用することができる。もっとも合成ペプチドに対する
抗体を形成するのが目的であるから、ワクチンに毒性を
与え、又は連結基に特異的な抗体の形成を刺激しもしく
は惹起するような連結基の存在を最少にするのが好まし
い。このような連結基としては、カルキレン基又はアル
ケニレン基、すなわちアルカン又はアルケンの三官能残
基又は基が好ましい。これらのアノ(キレン基又はアル
ケニレン基は直鎖又は分枝鎖であってよく、そして2〜
6個の炭素原子を有することができる。
(具体的な態様の記載) H−エヒトーノを構成する6個のアミノ酸の配列を決定
するために、前に表に示した値よシもさらに特定された
値を蛋白質抗原又は蛋白質アレルゲン中のアミノ酸に割
り当てることが望ましい。
このため次の第2表に最大局所平均親水性値を供する6
個のアミノ酸を決定するために割り当てるべき広い範囲
、好ましい範囲、及び最も好ましい範囲を示す。
第   2   表 アルギニン   30  30    3.0アスノ9
ライン酸  3.0±1 3.0±53.0グルタミン
−30±1 3.0±53,0リ  ジ  ン    
   3.0     3.0         3.
0−ヒ   リ   7          03  
     0.3            0.3アス
ノにラギン   0.2   0.2     0.2
グルタミン   0.2  0.2    0.2グリ
ンン   0.0  0.0    0.0ノロ−リン
    −、5±1  0.0±5    0.0スレ
オニン  −0,4−0,4−0,47う二ン  −0
,5−0,5−0,5ヒスチジン−0,5−0,5−0
,5 ンステイン  −1.0  −1.0    −1.0
メチオニン  −1,3−1,3−1,3パ  リ  
ン     −1.5   −1.5       −
1.5イソ°イシ7−1・8  −7.1.8   −
1.80イシン  −1,8−1,8−1,8ナロシン
  −2,3−2,3−2,3フェニルアラニン−2,
5−2,5−2,5トリシトフアン −3,4−3,4
−3,4これらの値は相対的なものである。これらの値
に一定の係数を乗することによって同様の結果をもたら
す異なる一組の値を得ることができる。重要な概念は、
それぞれのアミノ酸が上表に示した相対的な関連を有す
るということである。このような任意の値は、長鎖蛋白
質分子中の最大親水性を示す部分を決定するだめの便宜
的手段を得るために完成されたものである。仁の値が決
定されれば、親水性ピークに寄与する6個のアミノ酸は
谷筋に決定することができる。
この発明の方法は、なんら関連のない多くの抗原につい
て最大親水性部位を構成する6個のアミノ酸の配列を決
定するのに使用することができる。
特に、H−エピトープを決定する6個のアミン酸の配列
を決定するためにB型肝炎表面抗原について研究を行っ
た。この抗原のアミノ酸配列は次の通りであった。
Lye−Pro−Thr−Aap−Gly−Aan (
これらはB型肝       ″□炎衣表面抗原141
〜146アミノ酸に対応する)。
同様にヒト組織適合抗原’f(LA−87のH−エビ)
 −ゾを決定するアミノ酸配合はPr o −Ar g
−Gl u−Gl u−Pro−Arg (蛋白質の4
3〜48アミノ酸に対応する)であった。
同様に、インフルエンザ赤血球凝集抗原(X31株)の
H−エピトープを決定するアミノ酸配列はVal−Gl
u−Arg−8’er−T、ya−Al’a (蛋白質
の105〜110アミノ酸に対応する)である。
インフルエンザ赤血球凝集抗原(A/memρh+s/
”       102/72株)のH−エピトープ:
 Lys−Arg−Gly−Pro−Asp−8er 
:蛋白質の140〜145アミノ酸に対応。
他の2株インフルエンザ赤血球凝集抗原(VE n g
/878/69、及びAUNT/60/68/29c 
)のH−エピトープはA/1nernph Is/10
2/72のl(−エピトープと同じである。
インフルエンザA/PV8./34株のノイラミニター
ゼ蛋白質のH−エピトープはArg−Gly−Arg−
Pr。
−I、yS−Glu−Lysであり、蛋白質の413〜
419アミノ酸に対応する。このエピトープは2つの隣
接しそして重複した同じ親水性値を有するH−エピトー
プから成るため7個のアミノ酸を含有する。
すでに記載されている日本株の赤血球凝集素の場合と同
様である。
ジフテリア毒フラグメントAのH−エピトープ:Glu
−Thr−Arg−Gly−Lys−Arg :蛋白質
の168〜173アミノ酸に対応。
トリ肉腫ウィルスgp37蛋白質のH−エビ)−プ: 
Leu−Arg−Glu−11e−Glu−Arg−L
eu :蛋白質の37〜43アミノ酸に対応(この場合
も2個の隣接し重複したH−エピトープのため7個のア
ミノ酸の配列となっている)。
トリ肉腫ウィルスsrc gene蛋白質のH−エピト
−プ: Lys−8er−Lya−Pro−Lya−A
sp:蛋白質の5〜10アミノ酸に対応。
アデノウィルス2現株のE3/16蛋白質(外部蛋白質
)のH−エピトープ: Lya−Aap−Lye−11
e −Gly−Lys :蛋白質の40〜45アミノ酸
に対応。
シミアン(Simian)ウィ#ス40VPI蛋白質の
H−エピトープ: Asp−Aap−8er−Pro−
Asp−Lys−Glu:蛋白質の77〜83アミノ酸
に対応(2個の隣接[−重複したH−エピトープ)。
アデノウィルス2型の繊維蛋白質の知られている配列(
N−末端の80%)のH−エピトープ:Aan−Lya
−Asn−As p−As p−T、ys:蛋白質の3
93〜398アミノ酸に対応。
シンドビス(Sindbis)ウィルス膜糖蛋白質E1
の1l−−r−ビトーグ: Ser−Asp−Arg−
Glu−Gly−Gin:322〜327アミノ酸に対
応。
シンドビスウイルス膜糖蛋白質E2の■1−エピトープ
: Asp−Glu−Ala−Asp−Asp−Asn
 : 36〜41アミノ酸に対応。
ンンドビスウイルス膜糖蛋白質E3のH−エビトー7°
:’Thr−Arg−Glu−Pro−8er−Arg
 : 27〜32アミノ酸に対応。
1]蹄疫ウイルスキヤグンド蛋白IRvp1のH−エピ
トー7’ : Arg−Met−Lys−Arg−Al
a−Glu :  179〜184アミノ酸に対応。□ インフルエンザ赤血球凝集抗原(日本株)には同一の親
水性値を有するH−エピトープを決定する2柚のアミノ
酸配列が存在する。これらは、Glu−Lys−Glu
−Asn−Pro−Arg (96〜10 ]  アミ
ノ酸に対応)とLys−Glu−Aan−Pro−Ar
g−Asp(97〜102アミノ酸に対応)とである。
同様にインフルエンザ赤血球凝集抗原(ビクトリアA株
)のH−エピトープを決定するアミノ酸配列はAan−
Asp−Asn−8er−Asp−Lye (188〜
193アミノ酸に対応)である。
同様に、ニワトリベストウィルス赤血球凝集抗原の同じ
値の局所平均親水性値のH−エピトープを決定するアミ
ノ酸配列が2種類存在する。これらは、Glu−Arg
−Arg−Glu−Gly−Agn (97〜l 02
アミノ酸に対応)とArg−Arg−Glu−GIV−
Aan−Asp(98〜103アミノ酸に対応)とであ
る。
ヒト絨毛性ゴナドトロピンBサブユニット抗原のH−エ
ピトープ決定アミノ酸配列:Arg−Arg−8er−
Tbr−Thr−Asp : 94〜99アミノ酸。
ヒトβ−2ミクログロブリン抗原の11−エピトープ決
定アミノ酸配列: Pro−Thr−Glu−Lya−
Asp−Gluニア3〜78アミノ酸に対応。
ヒトミニリン塩基性蛋白質抗原のH−エピトープ決定ア
ミノ酸配列: Gly−Arg−Aap−8er−Ar
g−8er : 159〜164アミノ酸に対応。
コレラ毒B−鎖−抗原のH−エピトープ決定アミノ酸配
列: Gl u−Ala−Lye −Va 1−Gl 
u−Lye : 79〜84アミノ酸配列配対応。
他のB型肝炎表面抗原について、そのH−エピトープを
決定する6個のアミノ酸の配列を決定するための研究を
行った。この配列はLys−Pro−8er−As p
−Gly−Asnであfi141〜146アミノ酸に対
応する。
E、コ!J(Coli)熱感受性毒のH−エピトープ決
定アミノ酸配列: Glu−Arg−Met−Lya−
Asp : 66〜71アミノ酸に対応。
E、コリの熱安定性素のH−エピトープ決定アミそれ2
6〜31アミノ酸及び46〜51アミノ酸に対応する。
ブタクザアレルゲン」(a6のH−エピトープのアミノ
酸配列: Qya−Thr−Lye−Aap−Gin−
Lya : 88〜93アミノ酸に対応。
ブタクザアレルゲンRasのH−エピトープのアミノ酸
配列: 5er−Lya−Lys−Cys−Gly−L
ys−40〜45アミノ酸配に対応。
ストレゾトコッカスM蛋白質(菌株24)は同じ値のH
−エピトープを2個有し、これらのアミノ酸配列はAr
g−Lys−Ala−Asp−Leu−Glu及びLy
a−At a−Aa p−Le u−Gl u−Lya
であり、それぞれ58〜63アミノ酸及び59〜64ア
ミノ酸に対応する。
トリパノソマーブルセイ(Trypanosoma b
rucei)変異株表面糖蛋白質117のH−エピドー
グのアミノ酸配列: Lye−Ala−Lys−Glu
−Lys−Gly: 50〜55アミノ畝。
この発明のワクチンを製造する場合には、IT−エピト
−ノを決定する6個のアミノ酸の配列の両側に少なくと
も3個ずつのアミノ酸を結合するのが好ましい。これら
3個ずつのアミノ酸は、天然蛋白質に存在するのと同じ
アミノ酸の同じ配列であってもよい。しかしながら他の
酸を使用することもできる。例えば、B型肝炎ウィルス
ワクチンにおいては、アミノ酸配列を、Ab a −A
b a −Th r−Lya−Pro−Thr−Asp
−Gly−Avn−Aba−Thr−Aba(Cys残
基をAbaに置き替えである)とすることができる。
合成ワクチンは次のようにして製造する。
(1)  化学合成 カルdζキシ末端アミノ酸からアミノ末端アミノ酸に向
けてL−アミノ酸の適当な配列を形成し、そしてこのア
ミノ酸配列のN末端に脂肪酸を加えるためにメリフィー
ルド固相法を使用する。樹脂のクロロメチル基、ベンズ
ヒドリルアミン基又は他の反応性基への化学結合を介し
てポリスチレン樹脂(又は他の適当な樹脂)に結合して
いる適当なカル7I?キシ末端アミノ酸から出発して、
次の方法により1個ずつアミノ酸を結合していく。
(、)ペプチド化樹脂を塩化メチレンで洗浄する。
(b)1m化メチレレンジイソゾロピルエチルアミン(
又は他のヒンダード塩基)の5 (v、’v)%と共に
室温にて10分間混合することにより中和する。
(c)塩化メチレンで洗浄する。
(d)合成中のペプチドのモル数の6倍量のアミノ酸又
は脂肪酸をその半分のモル量カルデジイミド(例えば、
ジシクロへキシルカルボジイミド又はジイソプロピルカ
ルボジイミド)と、0℃にて10分間結合せしめること
によりアミノ酸又は脂肪酸の対称無水物を生成せしめる
。使用するアミノ酸は、最初に、側鎖がベンジルエステ
ル(アスノ9ラギン酸及びグルタミン酸)、ベンジルエ
ーテル(セリン、スレオニン、システィン、チロシン)
、ベンジルオキシカル?ニル基(リジン)又はペプチド
合成において常用されている他の保護基により保護され
ているN−α−ブチル−オキシカルボニル誘導体として
使用する。脂肪酸は保鹸基を必要としない。
(、)活性化されたアミノ酸又は脂肪酸を、室温にて2
時間にわたりペプチド化樹脂と反応せしめi。
ることによシ合成中のペプチド鎖に新たなアミノ酸又は
脂肪酸を加える。
(f)樹脂を塩化メチレンで洗浄する。
(g)室温にて30分間、塩化メチレン中30(v/v
)%トリフルオロ酢酸と反応せしめることにより最も新
しく加えたアミノ酸からN−α−ブチルオキシカルボニ
ル基を除去スル。
(h)樹脂を塩化メチレンで洗浄する。
(i)所定のペプチド配列が構成されるまで(h)まで
の段階を繰り返えす。脂肪酸は最後に加える。
次に、10 (V/V)%のアニソールを含有する無水
弗化水素酸と反応せしめることにより、樹脂からペプチ
ドを切り離し、これと同時に側鎖保護基を除去する。次
に、ゲル沖過法、イオン交換法もしくは高圧液体クロマ
トグラフィー、又は他の適当な方法によりペプチドを精
製する。
ある場合には、同相樹脂を使用しないで化学合成を行う
こ゛とができ、この場合には反応はすべて溶液中で行う
。反応と最終生成物は本質上同じである。
この発明の合成ワクチンは親脂性を有するため、フロイ
ントアジ−パント(完全又は不完全)のごとき油性アジ
−パントを含有する組成物中、又は脂質顆粒中に容易に
導入することができる。ワクチンは、その親脂性のため
にアジュノマント中に長時間保留される。この長時間の
保留によって所望の免疫反応が促進される。
ペプチドの担体として2個の脂肪酸又はこれに類する成
分を使用しようとする場合には、合成ワクチンを次の方
法により製造するのが好ましい。
他端がまだメリフィールド樹脂上にあるペプチドのN−
末端を、リジン成分、又はジアミノアルキレン部分又は
ジアミノアルケニレン部分を有する他の適当な連結ブリ
ッジに結合せしめる。2個のアミン基を含有するリジン
は、例えば、前記のように反応体としてビスーtert
−ブチルオキシカルrニル化リジンを使用することによ
りペプチドのN−末端に結合せしめる。保護基を除去し
た後、α−及びε−アミノ基の両者を脂肪酸と結合せし
めることができる。このような処理により脂肪酸二置換
リジルペプチドが得られ、次にこのペプチドを弗化水素
酸を用いて樹脂から切り離す。この誘導体はフロイント
アジ−パント又は脂質顆粒により長時間保持することが
でき、そしてさらに安定な自己凝集体を得ることができ
る。
ペプチドのC−末端に1個(又はそれより多くの)脂肪
酸を結合せしめるため、上記の方法の簡単な変法を用い
ることができる。リジン残基を、合成の最初の段階でメ
リフィールド樹脂に結合セしめる。このリジンを異る方
法で、例えばα−tert−ブトキシカルボニル−ε−
9−フルオルエニルメチルオキシカルdζニル誘導体と
して、保護し、次に25℃にて30分間、ピペリジン/
塩化メチレン(1:1)で処理することによりε−アミ
ノ保護基を除去する。次に脂肪酸又は他の親脂性物質を
、ペプチドのN−末端に脂肪酸を結合せしめる場合に使
用するのと同じ方法によって結合せしめる。この後、常
用の酸処理によシ(χ−tert−ブチルオキシカルデ
ニルカル除去し、そして常法に従ってペプチド合成を完
結する。2個又はそれよシ多くのα−tert−ブチル
オキシカルがニル−ε−9−フルオルエニルメチルオキ
シカル、JPニルリジンを次々と−F記のようにして使
用すれば、多数の脂肪酸により置換された複数のリジン
をC−末端に有す′る生成物が得られる。
上記の方法により、ペプチドのN−末端、ペプチドのC
−末端、又はペプチドの両末端に同時に1個又は複数個
の脂肪酸を有する抗原性ペプチド−脂肪酸接合体を調製
することができる。上記の例においてはリジンを使用し
たが、オルニチン、又はα−2γ−ジアミノ酪酸のごと
きアミノ酸を含む任意のジアミノ酸を使用することがで
きる。
この発明及びその実施方法をさらに詳細に説明するため
に、次に例を記載する。
例I B型肝炎抗原グリシルペゾチド(H−ペプチド)へのパ
ルミチン酸分の結合。
3部のトリフルオロ酢酸と7部の塩化メチレンから成る
最初の酸溶液を調製した。又、5部のジイソプロピルエ
チルアミンと95部の塩化メチレンから成る塩基溶液を
調製した。出発材料としてマリフィールド樹脂を使用し
た。具体的には、樹脂1g当p0.33mモルのグリシ
ンを含有する市販のtart−ブチルオキシカルがニル
化グリシル樹脂を使用した。
グリシルH−ペプチド樹脂。典型的なメリフィールド法
により1gのブチルオキシカル−ぐニル化グリシル樹脂
上にH−ペプチドを結合せしめた。
この構造は、Gl y−Gly−Gly−Aba−Ab
a−Thr−Lys−Pro−Thr−A@p−Gly
−Asn−Aba−Thr−Aba−Gly −樹脂で
あシ、アミノ酸側傾け、Thr :ベンジルエーテル、
Lys :カルがベンゾキシアミド、及びAsp :ペ
ンジルエステルで置換されている。
この合成において、CI)r−Guy−Guy配列は/
?ルミチル部分とペプチドの残余部を分離するだめのス
ペーサーとして機能するように加えた。・讐ルミチン酸
は次のようにしてN−末端ダリシル残基に結合せしめた
(リ マリフィールド法におけるように、酸溶液で30
分間(25℃)処理することにょシN−末端tart−
ブチルオキシカルボニル基を除去した。
(2)マリフィールド法の場合のように塩基溶液で10
分間(25℃)処理することにより新しく露出したα−
アミン基を、中和した。
(3)3当量(1?nモル)の無水パルミチン酸を15
mA’の塩化メチレンに溶解し、そしてペプチド化樹脂
と反応せしめた。2時間後(25℃)にカイゼルニンヒ
ドリン試験陰性となり反応が完結した。
(4)0℃にて15分間弗化水素酸/アニソール(9/
1)で処理することにより、パルミチルH−ペプチドを
樹脂から切り離し、そしてすべての保護基を除去した。
氷酢酸、酢酸/水(50:50)、及び水の順で次々と
樹脂を洗浄することにより樹脂粒から74ルミチルH−
ペプチドを抽出した。この洗液を集め、そして凍結乾燥
した。
(5)  MgCl2によシ抽出して痕跡量のアニソー
ル及び脂質汚染物を除去することによシ粗生成物を精製
した。
(6)生成物を氷酢酸中に溶解し、次に9部の水で希釈
した。但し、前記の氷酢酸の代りにジメチルスルホキシ
ドを使用するのも好ましい。こうして、ペプチドの微粒
乳濁液が直接形成される。このことは滑液か乳光色を呈
することにより観察される。これを凍結乾燥し、そして
燐酸緩衝化した免疫用塩水に懸濁する。
例2゜ B型肝炎抗原性すジルペノテド(H−一ξプチトつへの
2個のパルミテル成分の結合。
リジルH−ペノチド樹脂。このペグテドをメリフィール
ド法によシ1gのtert−ブチルオキシカルボニル化
グリシル樹脂に結合せしめた。この構造はLya−Gl
y−Gly−Aba−Aba−Thr−Lya−Pro
−Thr−Asp−Gly−Asn−Aba−Thr−
Aba−Gly−樹脂であシ、アミノ酸側鎖は、Thr
:ベンジルエーテル、N−末端Lyaα及びε位: t
ert−ブチルオキシカルボニル、中央のLya ε位
:カルrベンゾキシアミド、及ヒAap:ベンジルエス
テルで置設されている。
次のようにしてN−末端リジル残基のα−及びε−アミ
ノ基に/eルミテン酸を結合せしめた。
(リ メリフィールド法におけるごとく、酸溶液を用い
て30分間(25℃)処理することによシN−末端ta
rt−ブチルオキシカルボニル基及びεtert−プチ
ルオキシカルゲニカルを除去シた。
(2)塩基溶液により10分間(25℃)処理すること
により新たに露出したα及びεアミノ基を中和した。
(3)3当量(1mモル)の無水パルミチン酸を15m
/!のMe CL2に溶解し、そしてペゾチド化樹脂と
反応せしめた。カイゼルニンヒドリン試験による測定の
結果反応が約80%完結した2時間後に反応を停止した
。そして同一条件下での第2の結合を行った。この結合
の後ニンヒドリン試験は陰性となり、N−末端リジル残
基のα及びεアミノ基の両方にパルミチン酸が結合した
ことが示された0 (4)生成物を樹脂から切り離し、そして例における段
階4ないし6と同様にして精製した。
家兎を用いた予備免疫試験の結果を第3光に示す。これ
らの結果は、上記の接合体は、アジ−パントが存在する
場合に最も高い力価を示すが、アジ−パント使用の有無
にかかわらず、抗−HbsAg反応を惹起することを示
している。
第3表 657    0      0     1.9  
41.5658     2.8    74.2  
  −     −659    3.0     3
3  52.0  52.3661    5.2  
   4,5  11.0  15.1662    
0.6     0.6   2.9   2.9第1
日と第23日に免疫を行った。家兎應657〜659に
ハi酸[衝化塩水0.5m1K0.5mlの70インド
完成アジ−パントを乳化したものを用い、A661及び
662にはアジ−パントを含まない燐酸緩衝化塩水1 
mlを使用した。それぞれの薬剤には第1日日には0.
051Qのシバルミチルビーペプチドを含有せしめ、第
23日月には0.2’/l&を含有せしめた。力価はA
uaab試験(ア、1/、)う、+pクラドーズ)によ
シ測定した。10.0を越える力価はいずれもB型肝炎
に対する免疫を示すものと考えられる。
(発明の効果) 上記のデータは、アルキル基又はアルケニル基担体を含
有するこの発明の合成ワクチンを宿主動物に投与した場
合、試験動物の抗体価が劇的に上昇することを示してい
る。
この発明の方法によシ、完全な蛋白質抗原又は蛋白質ア
レルゲンのアミノ酸配列を欠くことを特徴とするワクチ
ンが実現する。例えば、B型肝炎ワクチンの場合、B型
肝炎表面抗原蛋白質の他のアミノ酸配列又はウィルス中
に存在する他の蛋白質のアミノ酸配列を含有しない。生
物的に生成した成分、活性又は不活性のウィルス成分、
抗体。
デオキシリポ核酸(DNA )、脂質のいずれも含まず
、従って、他のワ、クチンに共通に見られるような不所
望の副作用(意図しないウィルスの感染、アレルギー反
応1発熱等)を実質上惹起しないであろうワクチンを合
成することができる。
合成ワクチンは宿主動物に導入した場合に非常に高い特
異性を有し、そして通常でない特別な反応を示す。天然
材料から調製され、そして宿主動物に導入されたワクチ
ンは通常、該ワクチン中に含まれる複数の抗原に存在す
る個々のエピトープに特異的な複数の抗体を形成するこ
とにより免疫反応を惹起するが、この発明のワクチンを
宿主に導入した場合単一特異性を有する、すなわちワク
チン上の1個の抗原部位に特異的な抗体が形成される。
すなわち、この発明のワクチンは、単一特異性抗体を含
有する免疫グロブリンを形成するのに使用することがで
きる。これらの単一特異性抗体は動物中で形成され、こ
れを、血清試験において、例えば患者から分離した病原
体の体型を同定するために使用される診断用免疫グロブ
リン源として使用することができる。
ワクチンの製造において、生理的に許容される媒体中の
ワクチンの濃度は、それに含まれるH−エビトープの数
とタイプに依存して変えることができる。一般に、この
発明のワクチンの活性成分は、既知のワクチン中の活性
物質の濃度よシ、低濃度で存在せしめることができる。
こ庇は、既知のワクチンにおいては、所望の免疫反応を
惹起せしめるために必要な数の抗原決定基を存在せしめ
るために高い濃度が必要なためである。もちろん、ワク
チンの濃度はワクチンごとに異る。一般にこの濃度は、
適当な免疫を行うために1投与当り5〜100μg1好
ましくは20〜50μgとする。特に、1投与当り0.
01〜100、さらに0.01〜10μgで投与するこ
とも考えられる。
ワクチンは、受身赤血球凝集のごとき試験で測定する場
合、少なくとも1:100の抗体価を供する能力を有す
るであろう。例えば肝炎B8のワクチンは、推奨される
計画に従って標準ワクチンを2回投与して免疫した4匹
以上のチン・ぐンジーにおける受身赤血球凝集(凍結し
た抗血清対照に基いて標準化したもの)によシ測定する
場合、1:100以上のHBs抗体価を有する。抗−H
Baは、チン・センターに免疫した後1年以上にわたシ
1:10より大きな力価を保持する。ワクチンの濃度は
、所望の効果に依存して変えることができる。
ワクチンは皮下注射又は筋肉内注射により投与すること
ができる。好ましい投与方法はワクチンの特性によって
異るが、一般に筋肉内注射が適当であると信じられてい
る。投与の頻度はワクチン。
エピトープの性質及びタイプ、並びに活性成分の濃度に
依存して異なる。一般に、1箇月の間隔をおいて2回投
与し、予備免疫の後6箇月〜1年後に追加投与する。も
ちろん投与祉は投与される宿主動物の大きさに依存する
。後の投与すなわち追加投与は最初の免疫の結果として
の血中の抗体レベルに依存する。ワクチン製造に常用さ
れているアジ−パントを使用することができる。
ここで特に検討している肝炎ワクチンの場合、このワク
チンはB型肝炎に感染する危険のあるすべての人、特に
血液透析機の取扱者及び患者、病院職員、熱帯地方に住
んでいる者又は熱帯地方旅行者のごとき感染の危険が高
い人に推奨される。
熱帯地方に住む人、特にB型肝炎の発生が多いと認めら
れているアフリカ、アジア、地中海地方。
及び南アフリカに住む人の場合、これらの地方において
5歳までに生ずる傾向がある慢性保菌状態感染の獲得を
防止するだめに人生の十分に早い時期にワクチンを投与
すべきである。事実、ワクチンは予備免疫の結果として
B型肝炎感染に対してまだ保護されていないすべての人
に有用である。
特許出願人 ニューヨーク ブラッド センター。
インコーホレイティド 特許出願代理人 弁理士 青 木    朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理士 福 本    積 弁理士 山  l」 昭 之

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも12個の炭素原子を有する1もしくはそ
    れより多くのアルギル基もしくはアルケニル基又はその
    他の親脂性物質と結合したペプチド残基を含んで成る合
    成ワクチンであって;該ペプチド残基が蛋白質抗原又は
    蛋白質アルケニル基の局所平均親水性値が最大であると
    認められるアミノ酸配列に対応する6個のアミノ酸の配
    列を含有し;該蛋白質抗原又は蛋白質アレルケ゛ンの該
    局所平均親水性値を有する部位が次の方法、すなわちA
     次の第1表に示されるアミノ酸の相対的親水性値の関
    係に従って、蛋白質抗原又は蛋白質アレルゲンのアミノ
    酸に相対的親水性値を割り当て、第 1 衣 アミノ酸           親水性値アルギニン 
             3.0アスノ9ラギンr113.0
    士1 グルタミン酸          30±1リジン  
               3.0セリン        
       ()3 アスノ9ラギン          02グルタミン 
              02グリシン         
       0.0ゾロ−リン            −、
    5±1スレオニン          −0,4アラニ
    ン          −05 ヒスチジン          −0,5システイン 
             −10メチオニン        
      −13バリン          −15 インロイシン         −180イシン   
            −1,8チロシン         
      −23フエニルアラニン      −2,5トリ
    プトフアン         −3,4B アミノ酸鎖
    にそって多数の部位における局所平均親水性値を反化し
    て決定し、 Cこれらの反情して平均値を求めた部位から最大局所平
    均層、水性値を有する部位を決定する、方法VCより決
    定され;そし、て、該ワクチンが宿主動物VC導入され
    た場合に、元金な蛋白質抗原又は蛋白質アレルゲンIC
    対応するアミノ酸配列を有しなくても抗原又はアレルゲ
    ンに対する抗体形成を例数することにより防御免疫反応
    全惹起することを特徴とする合成ワクチン。 2 前記アミノ酸鎖が50個以下のアミノPを含有する
    特Mit〜求の範囲に〜1項記載のワクチン、3、 前
    記アミノ酸鎖が40個以下のアミノ酸を含有する%許請
    求の範囲第2項Hr2載のワクチン1゜4、酊紀アミノ
    醒鎖が30個以下のアミノ酸を含有する特許請求の範囲
    第2狽hC載のワクチン。 5 前i己アミノ醸鎖が201園以下のアミノ酸を詮有
    する特61″請求の範囲第2項記載のワクチン。 +i!]I HIニアミノ酵鎖が18個以下のアミノ飲
    全含有する特許請求の範囲第5項記載のワクチン。 7、 前記アミノ酸鎖が14個以下のアミノ酸を含有す
    る特許請求の範囲第2項記載のワクチン。 8 前記アミノ酸鎖が12〜18個のアミノ酸を含有す
    る栢自〜求の範囲第2項記載のワクチン。 9、前記ペプチド残基が炭素原子数12〜36個のアル
    キル基又はアルケニル基と結合している特許請求の範囲
    第5項記載のワクチン。 】0前記ペプチド残基が炭素原子数12〜24個のアル
    キル基又はアルケニル基と結合している特i’Fr8r
    t求の1111)、囲第5項記載のワクチン。 11  前記アルキル基又はアルケニルaがカル)Iニ
    ル基を介して前記ペプチド残基の末端アミン基と結合し
    ている特r+M求の範囲第9項dC載のワクチン。 】2、前記アルキル基又はアルケニル基が前feペゾテ
    ド残基の末端アミノ基に面接結合している特許請求の範
    囲第9項り己載のワクチン。 13、前記ペプチド残基が親脂性物置と結合している特
    W?−六求の範囲第1項記載のワクチン014、内Ff
    i己親脂性物買が・ンルミテン酸、ステアリ゛ン酸、ベ
    ヘン酸、オレイン酸又はミコール酸である特fr Fi
    +V求の範囲第13狽B己載のワクチン。 15、ワクチンがB 21,4肝炎ワクチンであって、
    Lye −Pro −Thr −Asp −GIy −
    Asnなるアミノ酸配列を含有する特tlf請求の範囲
    嬉5項記載のワクチン。 16 前l己アミノを致配列がAba −Aba −T
    hr −Lys −Pro −Thr −Asp −G
    ly −Agn −Aba −Thr −Abaなる配
    列をa有する特許請求のiカ4囲第15項記載のワクチ
    ン。 17 前記アミノ酸配列がCya −Cys −Thr
     −Lya −Pro −Thr −Asp −Gly
     −Asn −Cys  −Thr −Cyaなる配列
    を含有する特約請求の、1+l)囲第15項H己載のワ
    クチン。 18、B型肝炎ウィルスの他のべlナト配列を南]7々
    いことを特徴とする特許請求の軛四紀15項B己載のワ
    クチン 】9不活性の又は活性ム汚染ウィルスを含有しない特許
    請求の範囲第1狽hC載のワクチン、520生物学的V
    C生成した成分を実買上召゛有しない特W+日〆づ求の
    胛囲第1項記載の17クチン。 21  B型肝炎抗体をも有しない特許請求の範囲第1
    5項記載のワクチン。 22、1)NA又はRNAを含有しない特許請求の範囲
    第15′s14記載のワクチン。 23、脂質を含有せず、その他の親脂・1/i成分を含
    有する特許請求の範囲M15項記載のワクチン。 24、Pro  −Arg  −Glu  −Glu 
     −Pro  −Argから成るアミノ酸配列を有する
    ペプチド残基を含ん、で成る特i’F g)J求の範囲
    第5項記載のワクチン。 25、Vat  −Glu  −Arg  −Ser 
     −Lys  −Alaから成るアミノ酸配列を有する
    ペプチド残基を含んで成る特許請求の範囲第5項記載の
    ワクチン。 26、Lys  −Arg −Gly  −Pro  
    −Asp  −Setから成るアミノ酸配列を有するペ
    プチド残基を含んで成る特許請求の範囲第5項Uピ載の
    ワクチン。 27、 Arg −Asn −Val −Pro −G
    ly −LyeからIjQlるアミノ酸配列舌・有する
    ペプチド残基全台んで成る特1珀求のWα囲第5項記載
    のワクチン。 28、  Arg−Gly−Arg−Pro−Lya−
    Glu−Lyaから成るアミノ酸配列を有するペプチド
    残基を含んで成る%許請求の範囲第5項記載のワクチン
    0 29、  Glu −Thr −Arg −Lys −
    Argから成るアミノ酸配列を有する被ゾチド残基金含
    んで成る特許請求の範囲第5項記載のワクチン。 30、  Leu −Arg −Glu −11e −
    Glu −Arg −Leuから成るアミノ酸配列を有
    するペプチド残基を含んで成る特r1−趙求の範囲第5
    項記載のワクチン。 31、  Lya −Ser −Lys −Pro −
    Lys−Aapから成るアミノ酸配列を廟するペプチド
    残基を含んで成る特許請求の範囲第5項記載のワクチン
    。 32、  Lys−Asp−Lys −11e−Gly
    −Lyaから成るアミノ酸配列を南するペプチド残基合
    金んで成るt+!f許請求の範囲第5項記載のワクチン
    。 33、  Asp −Asp −Ser −Pro −
    Asp ニー Lya −Gluから成るアミノ酸配列
    會南するペプチド残基金倉んで成る特許請求の範囲第5
    項記載のワクチン。 34、  Asn−Lys−Asn−Aan−Asp−
    Lysから成るアミノ酸配列を有するペプチド残基を含
    んで成る特許請求の範囲第5項記載のワクチン。 35、  Ser−Asp−Arg−Glu−Gly−
    Glnから成るアミノ酸配列を有するペプチド残基金倉
    んで成る%詐趙求の範囲第5項記載のワクチン。 36、  Asp−Glu−Ala−Asp−Asp−
    Aanから成るアミノ酸配列を有するペプチド残基を含
    んで成る特許請求の範囲第5項記載のワクチン。 37、  Thr−Arg−Glu−Pro−8et−
    Argから成るアミノ酸配列を有するペゾチド残基金含
    んで成る特許請求の範囲第5項記載のワクチン。 38、  Arg −Met −Lya −Arg −
    Ala −Gluから成るアミノ酸配列を有するペゾチ
    ド残基金含んで成る特許請求の範囲第5項記載のワクチ
    ン。 39、Glu−Lya−Glu−Asn−Pro−Ar
    gから成るアミ2ノ酸配列を有するペプチド残基を含ん
    で成る特許請求の範囲第5項記載のワクチン。 40、  Lya−Glu−Aan−Pro−Arg−
    Aspから成るアミノ酸配列を有するペプチド残基を含
    んで成る特許請求の範囲第5項口1シ軟のワクチン。 41、  Amn−Aap−Asn−8er−Asp−
    Lyaから成るアミノ酸配列を有するペプチド残基金倉
    んで成るI+!f的−請求の範囲第5項記載のワクチン
    。 42、  Glu −Arg −Arg −Glu −
    Gly −Aanから成るアミノド夜配列を有するペプ
    チド残基を含んで成る舶t1請求の範囲第5項記1敗の
    ワクチン。 43、  Arg−Arg−Glu−Gly−Asn−
    Aspから成るアミノ酸配列をイ〕するペプチド残基を
    含んでRる特許請求の範囲第5項配電)4のワクチン。 44、  Arg −Arg −Ser −’I’hr
    −Thr−Aspから成るアミノ酸配列ヲ廟するペプチ
    ド残基を含んで成るもfl−請求の範囲第5項記載のワ
    クチン。 45、  Pro −Tbr−Glu −Lya −A
    sp−Gluから成るアミノ酸配列を有するペプチド残
    基を含んで成る特ff’t’請求の範囲第5項記載のワ
    クチン。 45、  Gly−Arg−Asp−8er−Arg−
    8etから成るアミノ酸配列を有するペプチド残基を含
    んで成る特許請求の範囲第5項Bに載のワクチン。 47、  Glu−Ala−Lya−Val −Glu
    −Lysから成るアミノ酸配列を有するペプチド残基を
    含んで成る特許請求の範囲第5項記載のワクチン。 48、  Lys−Pro−8er−Asp−Gly−
    Asnから成るアミノ酸配列を有するペプチド残基を含
    んで成る特¥e Q求の範囲第5項記載のワクチン。 49、  Glu −Arg−Met −Lys −A
    sp −Thrから成るアミノ酸配列を有するペプチド
    残基を含んで成る特許請求の範囲第5項記載のワクチン
    。 50、  Asp −Ser −Sar −Lys−G
    lu −Lyeから成るアミノ酸配列を有するペプチド
    残基を含んで成る特許請求の範囲第5項記載のワクチン
    。 51、  Ser −Glu −Lys−’Ly8− 
    Ser −Gluから成るアミノ酸配列を有するペプチ
    ド残ジ、)、を含んで成る特許請求の範囲第5項H[i
    載のワクチン。 52、  Cys−Thr−Lya−Asp−Glu−
    Lysから成るアミノ酸配列を有するペプチド残基を含
    んで成る特許請求の範囲第5項記載のワクチン。 53、 5et−Lys−Lya−Cya−Gly−1
    ,ysから成るアミノド・配列を有するペプチド残基を
    含んで成る特許請求の範囲第5項記載のワクチン。 54.  Arg−Lya−Ala−Aap −Leu
    −Gluから成るアミノ酸配列を有するペプチド残基を
    含んで成る特許請求の範囲第5項記Vのワクチン。 55、  LyII−Ala−Asp−Leu−Glu
    −Lysから成るアミノ酸配列を有するペプチド残基全
    台んで成る特許請求の範囲第5項記載のワクチン。 56、  Lys−Ala−Lya−Glu−Lys−
    Glyから成るアミノ酸配列を有するペプチド残基を含
    んで成る特許請求の範囲第5項記載のワクチン。 57、  Glu −Leu−Val −Arg −L
    ye −Arg−Glu −Glu −Cys −La
    u −Asp −Alaから成るアミノ酸配列奮有する
    一′−2fチド残基金含んで成る特許請求の範囲第5項
    記載のワクチン。 58、  Thr−Val −Phe−L)+8−Aa
    p−Gly−Aap −Glu −Ala −Glu 
    −Asp −Phe から成るアミノ酸配列を有するペ
    プチド残基金含んで成る特許請求の範囲第5項記載のワ
    クチン。 59、  Hls −Asp −Phe −Arg −
    Sar −Asp −Glu −Its −Glu −
    His −Leu−Valから成るアミノ酸配列を有す
    るペプチド残基を含んで成る特許請求の範囲第5項記載
    のワクチン。 60、  Met−Ala−’Gly−Aap−Pro
    −Arg−Tyr −Glu −Glu −Ser −
    Leu −Hlsから成るアミノ酸配列を有するペプチ
    ド残基を含んで成る特許請求の範囲第5項記載のワクチ
    ン。 61、  Ile −Phe−Thr −Aan −S
    er−Arg −Gly −Lys −Arg −Al
    a −Ser −Lyllから成るアミノ酸配列を有す
    るペプチド残基を含んで成る特許請求の範囲第5項記載
    のワクチン。 62、  Thr −Thr −Phe −LyB−A
    rg −Lya −11ia −Phe −Arg −
    Pro −Thr −Proから成るアミノ酸配列を有
    するペプチド残基を含んで成る特許請求の範囲第5項記
    載のワクチン。 63、  Arg−Thr−Val−Lys−Thr−
    Thr−Lys −Glu −Ser −Leu −V
    al −IIsから成るアミノ酸配列を有するペプチド
    残基金倉んで成る特     。 許肋求の範囲M5項記載のワクチン。 刺1次の式(I) 以下余白 (式中、mはO又は1であり;Rは少々くとも12個の
    炭素原子を有する置換されている又は置換されていない
    アルキル基又はアルケニル基であυ;そして、A!7′
    ″チドは、蛋白質抗原又は蛋白質アレルゲン中の局所平
    均親水性値が最大であると認められるアミノ酸配列に対
    応する6個のアミノ酸の配列を含有【7、そして該局所
    親水性値を崩する部位は次の方法、すなわち A0次の第1表に示されるアミノ酸の相対的親水性値の
    関係に従って蛋白質抗原又は蛋白質アレルゲンのアミノ
    酸に相対的親水性値を割り当て、以下余白 第1表 アミノ酸         親水性値 アルギニン          30 アスパラギン酸        3.0±1グルタミン
    酸          30±1リシン       
          3.0セリン           O6
    3 アスパラギン         02 グルタミン          0.2グリシン   
             0・0プローリン        
        −、5±1スレオニン         −0
    ,4アラニン          −0,5ヒスチジン
             −05 システイン          −1,0メチオニン 
            −1・3バリン          
    −l、5 イソロイシン         −1,80イシン  
             −18チロシン         
      −2・3フエニルアラニン      −2・5ト
    リグトフアン        −3′4B、アミノ酸鎖
    にそって多俄の部位に4=−ける局所平均親水性値を反
    復して決定し7、 C0これらの反復して平均値を求めだR11位から最大
    局所平均親水性値を有する部位を決定する、方法により
    決定される、) で示さ7′1、宿主動物に導入された場合に、完全な蛋
    白質抗原又は蛋白質アレルゲン中系応するアミノ酸配列
    を有しなくてもわ”1原又はアし/ルダンに対する抗体
    形成を例数することにより防御免疫反応を惹起する合成
    抗原又Vユアレルク゛ンを含んで成る荊1成9勿。 651(が炭素原子数36U下のアルギル基又はアルク
    −ニル基である%it’ト紬求の範囲第64項記載の組
    成物。 66、Rか炭素原子む18以下のアルキル基又はアルケ
    ニル基である傷、許請求の範囲第65項記載の組h’を
    物。 67、Rが炭素原子数12以下のアルキル基又はアルケ
    ニル基でるる特許請求の範囲第66項記載の組成物。 68、  mがOである特許請求の範囲第64項記載の
    組成物。 69、  mが1である特許請求の範囲第64項記載の
    組成物。 70、次の式(II)、 (式中、ペプチドは、蛋白質抗原又は蛋白質アレルゲン
    中の局所平均親水性値が最大であるj認められるアミノ
    酸配列に対応する6個のアミノ酸の配列を含有し、そし
    て該局所親水性値を有する部位は次の方法、すなわち A0次の第1表に示されるアミノ酸の相対的親水性値の
    関係に従って蛋白質抗原又は蛋白質アレルケ゛ンのアミ
    ノ酸に相対的親水性値を割り邑て、以下余白 第1赤 アルギニン          30 アスノ9ラギン酸         30±1グルタミ
    ン酸          30±1リノン      
           30セリン           03 アスノ?ラギン         062グルタミン 
             0.2グリシン         
      0.0ゾロ−リン            −、5
    ±1スレメニン        −084 アラニン         −0.5 ヒスチノン         −0,5システイン  
           −1,0メチオニン         
    −1,3バリン         −1,5 インロイシン        −1,8) ロイシン           −18ナロシン   
           −2,3フエニルアラニン      
    −265トリプトファン       −34 B、アミノ敵船にそって多数の部位における局所平均親
    水性値を反へして決定[2、 C,、これらの反復[2て平均値を求めた部位から最大
    局Pシi平均親水性値を有する部位を決定する、方法よ
    如決定される、) で示され、R,R、R及びRは、それぞれ、置換されて
    いる又は置換されていない直鎖又は分子鎖のC42〜C
    36アルキル基又はアルケニル基であり:0Xp1q及
    びrは0又は1であって0、p、q及びrの合計が!l
    に等しく;nは2〜4であり;Xは3〜5個の官能基を
    有する多官能基であって、その少なくとも1個がAiJ
    記末端アミン基に結合しており、そして前記官能基の少
    なくとも1個けR,R、R又はRと結合している) で示される合成抗原又は合成アレルケ゛ンを含んで成る
    組成物。 71 Xがリジン、オルニチン、又けα−もしくはγ−
    ジアミノ酪酸である特許請求の範囲第70項記4&の合
    成ワクチン又は合成抗原。 72  Xが末端アミノ基に払合【〜だ1個のカルクぎ
    ニル基とR5、R4、R5及びR6の少なくとも1個と
    結合した少なくとも1個のアミン基を含有する特許請求
    の範囲第71項記載の合成ワクチン又は合成抗原。 73  Xが次の式(ト) (式中、Aは一端がMに結合し7ており他端が合成ペゾ
    チl°の末端アミノ基に結合し2ている二官能基であり
    :Mは炭素原子数2〜5個のアルキレン基又はアルグニ
    t/ン基であり:B、C,D及びEd、それぞれ、一端
    がMに結合しており、そして他端がC42〜C36のア
    ルキル基又はアルケニル基VC結合している二泊能基で
    !りt)”、そして、b l C1d及びe Q:Jそ
    れぞれ1又は0であって、b l C1d及び0の合b
    1は2〜4である) でノ」<さ11る特1’i ig+’(求の範囲第72
    項記載の合成ワクチン又は合成抗原0 74  少なくとも1個のアルキル基又はアルケニル部
    分が前h1〕ベン°チド残基のC−末端カルIJζギシ
    ル基又は測知反応基に結合している特許請求の範囲第6
    項記載の合成ワクチン又は抗原。 75、脂肪酸又はその池の親脂性物質がペプチド部分の
    C−末端における1個のジアミノ酸残基の側鎖アミノ基
    に共鳴結合している特許請求の範囲第1項記社のワクチ
    ン。 76  脂肪酸又はその他の親脂性物質がペプチド部分
    のC床端における枚数のジアミノ序・残基の側鎖アミノ
    基に共有結合している特許請求の範囲第1項B己販のワ
    クチン。 77鮨肪酸又はその仙の親脂性物質がさらにN−末端ア
    ミン基、及び/又はN−末端ジアミノ酸残基のf、ll
     船アミノ基と共有結合している特許請求の範囲第75
    項記載のワクチン。 78  脂肪酸又はその他の親脂性物質かさらにN  
        ゛−末端アミノ基、及び/又は複数の1リ−末
    端ノアミノ酸残基の側鎖アミノ基に共有結合1.ている
    特許請求の範囲第6項記載のワクチン。 以 ド余1−1
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