JPS58219716A - 静止誘導電気機器 - Google Patents

静止誘導電気機器

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JPS58219716A
JPS58219716A JP10211282A JP10211282A JPS58219716A JP S58219716 A JPS58219716 A JP S58219716A JP 10211282 A JP10211282 A JP 10211282A JP 10211282 A JP10211282 A JP 10211282A JP S58219716 A JPS58219716 A JP S58219716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling duct
cooling
winding
metal foil
duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP10211282A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Hida
飛田 利夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10211282A priority Critical patent/JPS58219716A/ja
Publication of JPS58219716A publication Critical patent/JPS58219716A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/08Cooling; Ventilating
    • H01F27/10Liquid cooling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transformer Cooling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、金属箔と絶縁シートを重ねて巻いた箔巻巻線
を有し、この巻線内に冷却ダクトを内蔵した方式の静止
誘導電気機器に関する。
[発明の技術的背蒙] 箔巻巻線を有り−る静止誘導電気機器、例えば、箔巻変
圧器は占積率がよいので、小形・軽量化を′実現できる
特徴がある。既に数KV、数100KVA程度の比較的
電圧の低い小容量の変圧器では実用化βれている。
最近に至り、その優れた長所に鑑み、より高電圧・大容
量の例えば275KV、300MVA変圧器に適用拡大
が研究されているが、実用化に当って最大の問題点は、
いかに冷却能力を向上させ、高い絶縁能力を巻線にもだ
有られるかという点である。この様に箔巻巻線を用いた
高電圧大容量変圧器の実用化には種々の問題点があるが
、既に公知であり研究されている箔巻変圧器としては、
巻線内に冷却ダクトを内蔵させ、絶縁特性の優れた冷媒
をポンプにより送り込み循環させて、巻線損失から発生
する熱を直接的に冷す、いわばヒートパイプ式のものが
ある。
第1図にこのヒートパイプ式箔巻変圧器の構造を示す。
鉄心の脚部1の外周に金属箔2がシート状絶縁材3を介
して多数回巻付りられて、低圧巻線4と高圧巻線5とが
形成されている。これらの低高圧巻線4.5間には、中
空状の金属製冷却ダクト6が内蔵されている。この冷却
ダクト6は、巻線の巻回方向に沿った二重の円筒状或い
は分割された二重の円筒状をしており、その中空部であ
る薄い隙間内にはフロンR−113やフロリプートFC
75といった様な冷媒7が封入されている。この冷媒は
、変圧器外部に設けられた冷却装置のポンプ8により冷
却ダクト6に接続された絶縁パイプ9を介して循環され
て、巻線内の発熱を冷媒の蒸発潜熱で奪い、その蒸気を
、絶縁パイプ9を通して、集液管10によって集め、巻
線の上方に設けられた冷却装置に導く。そして、冷却装
置の凝縮器11内において水冷却管12で冷却させ、再
び凝縮させる様になっている。凝縮されて液化された冷
媒7は、巻線の下向ぎに設けられた冷媒タンク13に貯
められ、更にポンプ8で再び巻線内の冷却ダクト6に送
込まれる。
この様にして冷媒7の循環回路の設けられた箔巻変圧器
本体は、絶縁油或いはS F6ガスといった絶縁媒体1
4と共に、タンク15内に収納密封されている。この場
合、ステンレス等の金属で造られた集液管10はタンク
15等のアース電位に、また冷却ダクト6は、巻線4.
5間に組込まれている関係上、近接する巻線と同電位に
電気的に接続されている。
以上説明した様な構造の変圧器は、冷却の為の冷媒7と
絶縁の為の絶縁媒体14とが完全に液密的に分離(セパ
レート)されている。このことから、この方式の箔巻変
圧器は、特に、セパレート式変圧器と呼ばれている。
[背景技術の問題点] 本方式の変圧器は冷媒の蒸発潜熱を利用しているので、
優れた冷却特性を期待できるので大容量変圧器には有望
である。
しかし、第1図に示す様な従来のセパレート式変圧器に
は、次の問題点がある。
即ち、電力用変圧器は、一般に30年間の運転寿命を要
求されるが、この様な長期間材質的な腐食やクラック等
が入って、冷媒が洩れるのを防ぐことは非常に難しい。
たいがいの洩れは、ごく少量であるが、徐々に、冷媒タ
ンク13内の冷媒7が変圧器タンク15内に洩れて移行
し、循環系内の冷媒量が不足し、冷却能力が不足して変
圧器のオーバーヒートを引き起こすことが、このセパレ
ート方式の変圧器の信頼性を考えた場合、一番の問題で
ある。その為、冷却ダクト6や導液パイプ10はステン
レスや銅材料を用い、冷媒7が洩れない様な品質管理の
もとに製作され、絶縁パイプ9との接合箇所も洩れが生
じない様な接合方法が必要とされる。
ところで、従来から知られている一般的な形状の冷却ダ
クト6は、第2図の如く、円筒状のものであって、2枚
の金属製の円筒を重ね、その間に隙間を保持して接合す
るものである。また、第3図の様に円筒ツβせ分割した
形状の冷却ダク1−6を複数配置する場合もある。そし
て、この冷却ダクト6は、第4図に示す断面の如く、上
縁及び下縁が円形を成し、この部分に絶縁パイプ9に接
合する為の口出しパイプ16が設【プられている。
しかるに、図より明らかな様に冷却ダクト6の製作は、
各端部を各々円形に成型する為、非常に難しく、従って
接合箇所も多くなるので、製作時間が大幅にかかると共
に、接合部よりの洩れが心配される。
更に、箔巻巻線の巻線間に冷却ダクト6を内蔵させる為
に、冷却ダクト6は巻線と容易に密着することが要求れ
る。しかし、第2図乃至第4図の形状からも明らかな様
に、上下縁の円形部は剛性が高いので、巻線と完全に密
着さ仕ることは極めて困難であり、冷却が均等に行なわ
れない欠点があった。
その上、従来の冷却ダクトは、金属製であり、溶接によ
って接合し形成される為、一般に、製作に手間がかかり
、重量も大きくなる欠点があった。
[発明の目的コ 本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、その目的は
、冷却ダクトの製作が容易で、しがも、接合部が極めて
少なくて、冷媒の洩れの虞れがなく、更に巻線との密着
を容易にして冷却も均等に行なわれるセパレート式の静
止誘導電気機器を提供することにある。
[発明の概要] 本発明の静止誘導電気機器は、箔巻巻線内に配設する冷
却ダクトを一本の帯状の管から形成し、しかもこの冷却
ダクトを金属、箔の各層間にその巻回方向に沿って螺旋
状i配設したものである。
[発明の実施例] 以下、本発明の一実施□例を第5図及び第6図を参照し
て説明する。
本実施例において1冷却ダクト21は、偏平な中空部を
有する帯状の管であり、−例として熱伝導性の良好なプ
ラスチック材料から形成されている。この帯状の冷却ダ
クト21は、箔巻巻線を構成する金属箔2の各層の間に
螺旋状に配設されている。即ち、金属箔2の巻回方向に
沿ってその内層から外層にかけて配設され、しかも、金
属箔の幅方向の一端(上端)から他端(下端)に亙って
その巻付は位置をずらしながら巻付けられている。
そして、冷却ダクト21の巻付けの始めと終りの端部は
、そのまま絶縁パイプ22を兼ね、集液管へ接合されて
いる。
本実施例において、冷却ダクト21を形成゛づ−るには
、金属箔2を鉄心の脚部1の外周にシート状絶縁材3を
介して巻回する際、これと同時に、冷却ダクト21の巻
付りを行ない、しかもこの冷却ダクト21の巻付は位置
を下にずらしながら全体として螺旋状に形成する。
本実施例によれば、螺旋状の冷却ダクト21は、プラス
チック製の帯状管であるので、全体として可撓性に富み
、更に、軽くて、加工性が良いので、その製作が容易で
ある。また、この冷却ダクト21は、可撓性に富む上、
厚さの薄い偏平な管となっているので、巻線である金属
箔2に容易に密着して巻付けることが可能である。更に
、金属箔2の各層に冷却ダクト21が密着して巻付けら
れているので、従来の円筒形の冷却ダクト21に比較し
て、冷却が均等に行なわれる。また、冷却ダクト21の
巻付けの始めと終りの端部は絶縁パイプ22を兼ね、そ
のまま集液管1oへ接合できる為、従来例の様に冷却ダ
クト21と別体の絶縁パイプ9との接合が不要であり、
従って冷媒の洩れる危険がなくなる。更に、冷却ダクト
21はプラスチック製であり、耐薬品性及び機械強度が
高い利点もある。
本実施例におけ゛φ帯状の冷却ダクト21の断面は、第
6図に示すように、縦長の矩形をなすものであるが、第
7図の如く、・角の丸くなった形状であってもよい。ま
た、第8図の如く、冷却ダクト21の長さ方向に沿った
隔壁によって断面が3部屋に区分された形状として、周
囲の巻線の巻回される力により押し潰されにくくするこ
ともできる。
この場合、部屋の数は、帯状冷却ダクト21の帯の幅に
より自由に決めることができる。
なお、本実施例においては、冷却ダクト21はプラスチ
ック製であるが、これに代えて、巻付【プのできる程度
に可撓性を有する金属製の細管を使用することもできる
。また、本実施例は、冷却ダクトを巻線上部より巻付(
プて下部へ至っているが、伯の実施例においては、逆に
下部から上部に巻付けてもよく、或いはこれら双方の組
合せによる巻付けをしてもよい。更に、本発明は、箔巻
変圧器に限らず、箔巻巻線を用いた他の静止誘導電気機
器にも適用できる。
[発明の効果1 以上の様に本発明に用いられる冷却ダクトは、一本の帯
状の管から形成され、金属箔の各層間にその巻回り向に
沿って螺旋状に配設されているので、冷媒の洩れる心配
がなく、また、巻線との密着が容易で巻線の冷却を均等
に行なうことができ、その上製作も容易である。よって
、本発明によれば、巻線の冷却が良好で冷媒の洩れがな
い信頼性の高い静止誘導電気機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のセパレート式変圧器の右側断面図、第2
図及び第3図はそれぞれ従来の冷却ダクトを示寸斜視図
、第4図は第2図及び第3図のA−Δ断面図、第5図は
本発明の静止誘導電気機器の一実施例を示ず右側拡大断
面図、第6図は第5図における冷却ダクト部分の断面図
、第7図及び第8図はそれぞれ本発明の他の実施例にお
ける冷却ダクト部分の拡大図である。 1・・・鉄心の脚部、2・・・金属箔、3・・・シート
状絶縁材、4・・・低圧巻線、5・・・高圧巻線、6・
・・冷却ダクト、7・・・冷媒、8・・・ポンプ、9・
・・絶縁パイプ、10・・・集液管、11・・・凝縮器
、12・・・水冷却管、13・・・冷媒タンク、14・
・・絶縁媒体、15・・・タンク、16・・・口出しパ
イプ、21・・・冷却ダクト、22・・・絶縁パイプ。 7317代狸人弁理士則近憲佑(ほか1名)゛。 第  1 図 第2図 第5図 第6図 第 7 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 金属箔をシート状絶縁材を介して巻回して成る
    箔巻巻線間に冷却ダクトを内蔵し、この冷却ダクトに冷
    却媒体を循環させて冷却を行なう静止誘導電気機器にお
    いて、上記冷却ダクトを1本の帯状の可撓性を有する管
    とし、この冷却ダクトを金属箔各層間にその巻回方向に
    沿って螺旋杭に配設したことを特徴とする静止誘導電気
    機器。
  2. (2) 帯状の冷却ダクトが、長さ方向に沿って延びる
    隔壁により複数の部屋に区分された構造を有する特許請
    求の範囲第1項記載の静止誘導電気機器。 ゛ (3) 帯状の冷却ダクトが、プラスチック製であ
    る特許請求の範囲第1W4記載の静止誘導電気′機器み
JP10211282A 1982-06-16 1982-06-16 静止誘導電気機器 Pending JPS58219716A (ja)

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