JPS58219568A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、複写装置、ψなわらいわゆるコピー・マシ
ンに関する。

無制限に複写をｎすべきでない文書がある。

たとえば秘密事項などが記載された文書である。

このような秘密書類の無制限な複写が可能であると、秘
密の漏洩につながる。従来の複写装置は、特定の書類で
あるかどうかにかかわらずすべての原稿の複写が可能で
あったので、秘密書類そのものを厳重に管理することが
必要であった。

この発明は、秘密文書のような特定の原稿については、
特定の複写用紙を用いなければ複写することができない
複写装置を提供することを目的とする。

この発明による複写装置は、原稿に付番ノられた特定の
マークを読取るマーク・リーダ、原稿上の所定パターン
の識別手段、複写用紙上の所定パターンの識別手段およ
び、原稿から特定のマークが読取られた場合には、原稿
および複写用紙の所定パターンが所定の対応ｍ係にある
どきのみ複写を許可する制御装置からなることを特徴ど
する。

原稿にｔＪＩＪられた特定のマークには、たとえば［有
］の記号、バーコード、原稿に入れられた透かしなどが
ある。原稿および複写用紙上の所定パターンとは、代表
的には原稿および複写用紙の材質によって定まる紙表面
の光学的拡大パターンである。紙表面を光学的に拡大ら
でみると。

その拡大像は材質によって異なり、それぞれの紙質はそ
れ独特のパターンをもっている。紙質のパターンは接写
レンズ付のカメラによって県像される。こ゛こでカメラ
とは、光電素子アレイ、アレイ・カメラその他の寸べて
のイメージ・廿ンサの総称である。

原稿に［有］などの特定のマークが付りられている場合
には、その原稿の紙質パターンの拡大像がｌ１ｉｌ像さ
れる。同じように複写用紙の紙質パターンの拡大−がカ
メラによってｍ像され、原稿と複写用紙のパターンが一
致したときのみ複写が許可される。したがって、無制限
な複写を許づべきではない原稿については、その所要箇
所に特定のマークを付けておけば、その原稿は特定の複
写用紙を用いなければ複写できない。このことにより、
特定の複写−用紙を厳重に管理しておけば、秘密にずべ
き文書などの特定の原稿が無断でないしは無制限に複写
されることが未然に防止される。秘密文書などは、それ
自身の厳！ｎな管理に加えで、それを複写１べき用紙も
また管理されることになり、二重のブエックが可能とな
るから、秘密の漏洩などの防止に役立す。

原稿および複写用紙上の所定パターンは、紙質の光学的
拡大パターンに限られない。たとえば］：述の■の記号
そのものでもよい。また、複写用紙には原稿のパターン
に関するデータがバー＝１−ドその他の記号により記録
されていてもＪ：い。そして、このパターンに関するデ
ータが複写用紙上の所定のパターンどなる。

以下、図面を参照してこの発明の実施例について詳述４
る。

第１図は複写装置の上面を、第２図はその電気的な構成
をそれぞれ示している。よく知られているように複写装
・置（１）の−）−而には原稿台ガラス（２）が設けら
れている。また複写装置（１）の上面には、複写ができ
ないことを示す表示器（１５）、複写が可能であること
を示す表示灯（１６）、複写枚数など必要な数値情報を
入ノｉるための７−ン４ニー（１７）、電源スイップー
（１８）、複写スタート・スイッチ（１９）、その他複
写装駅のり′イズの表示器、この゛リイズの指定スイッ
チなどが配Ｗされている。

マーク・リーダ（３）は、原稿（０）に付番ノらた特定
のマーク（Ｍ）、たとえば［有］の記号（第３図参照）
を読取るものｒあって、装置（１）内のガラ゛ス（２）
の下方に配置されている。このマーク・リーダ（３）お
よび後述りるカメラ（１１）は、原稿の光像を感光体回
転ドラムに導く光学系の邪魔にならない場所にＲ１され
る。ハーフ・ミラーなどのスプリッタを経て原稿（０）
の特定のマークの光像をマーク・リーダ（３）に導くよ
うにしてもよい。原稿（０）に付番ノられるマークの位
麿は原稿（０）の一定箇所たとえば右上の（ｉ’／　ｆ
ｆと定めておくことが好ましく、このことによりマーク
・リーダ（３）を１６１定しでおくことができる。

カメラ（１１）は、原稿表面の紙質による光学的拡大像
を、カメラ（２１）は複写用紙表面の光学的拡大像をそ
れぞれ縮機づるものであり、そのｍ像面には接写レンズ
が設番ノられている。その映鍮信Ｑ　ハ、Ａ１０１ｍ器
（１２）（２２）ｒそれぞれデジタル信号に変換された
のち、インターフ１イス（９）を経て制御装置としての
マイク１」プロセッナ（以下Ｍ　Ｐ　Ｕと略す＞（１０
）に読み込まれる。またこれらのカメラ（１１）　　（
２１）の走査は、ＭＰＵ（１０）からの指令に基づいて
動作づる制御回路（４）からの走査パルス（ＣＰＡ）（
ＣＰＢ）によってそれぞれ制御される。

第３図に（ＱＡ）（ＱＢ）でそれぞれ示づように原稿（
０）および複写用紙（Ｐ）の特定の場所の拡大像パター
ンがこれらのカメラ（１１）（２１）によってｎ像され
る。カメラ（１１）　　（２−１）の走査は、水平方向
−走査のみ、でもよいし、垂直方向にも走査してもよい
。複写用紙用のテレビ・カメラ（２１）は、給紙力セラ
Ｉ・内に収められている複写用紙をｔ＋ｕｉ＋ｔ、うる
位置または、給紙力ヒツトから繰出されたのちの用紙を
ｍａｔ。

うる位置にＲ１される。

複写装＠（１）の制御装置としてのＭ　Ｐ　ＬＪ（１０
）は、（のプログラムおよび必要なデータを記憶するメ
モリ（８）を備えている。またＭＰＬＪ（１０）には、
上述のマーク・リーダ（３）、カメラ（１１）　　（２
１）の他に、表示器（１５）、表示灯（１Ｇ）を含む表
示器ｆｆ（５）、テンキー（１７）、他のキー（１８）
　　（１９）を含むキ一群制御回路（６）、および複写
のための駆動機構たとえばモータなどを制御する駆動制
御装ｗ（７）がインターフェイス（２）を介して接続さ
れている。複写装＠（１）の制御は比較的簡単であるか
らその＄１３１１１装買をバードウェアによっｔ＠成づ
ることもできる。

第４図は、メモリ（８）のデータ・１リヤの一部を示し
ている。このデータ・エリヤには、カメラ（１１）また
は（２１）から読取られたパターン・γ−タ（ｊ）Ａ）
をストアする場所、このデータ（ＤＡ）をレベル弁別り
るための５つの基準レベル（Ｌｌ）〜（Ｌ５）があらか
じめ記憶されている場所、これらの基準レベルによって
弁別された各レベルごとのデータ数（ＭＡ　１）〜（Ｍ
Ａ　６）　　（カメラ（１１）のデータ）およびデータ
数（ＭＢ　１）〜（ＭＢ　６）　　（カメラ（２１）の
データ）を記憶する場所、レベル弁別したデータ数を計
数りるカウンタ（Ｃ）、レベル弁別すべきデータ数（Ｃ
Ｏ）があらかじめストアされている場所、原稿（０）の
パターンと複写用紙（１）　）のパターンとの一致をチ
、ｒツクするために、データ数（ＭＡ１）〜（ＭＡ６）
と（ＭＢ　１）〜（ＭＢ　６）との間の差め許容範囲を
定める許容数（Ｄ）があらかじめストアされている場所
、ならびに設定された複写枚数（Ｆ）を記憶！ｌ−る場
所が設けられている。

第５図は制御装置による複写の制御手順を示している。

電源スィッチ（１Ｂ）がオンとされると、熱定着装置の
加熱などのウオーミング・アップが行なわれる（ステッ
プ（３２））。またこの間に複写枚数がテンキー（１７
）′によって入力されるので、これがＦとしてメモリ（
８）に記憶される（ステップ（３１））。複写が可能な
状態となると表示灯（１６）が点灯され（ステップ（３
３））、スタート・スイッチ（１９）がオンとされるの
を持つ（ステップ（３４））。

スタート・スイッチ（１９）がオンとなると、マーク・
リーダ（３）が原稿（０）から特定のマーク（Ｍ）を読
取ったかどうかがチェックされ（ステップ（３５）　）
　、読取っていなければ、特定の原稿ではないから通常
の複写動作が開始される（ステップ（３６））。そして
、各複写ごとに枚数Ｆが減算され（ステップ（３７））
、設定された所定枚数の複写が終了づれば、複写動作は
終る（ステップ（３８））。

マーク・リーダ（３）によって原稿（０）から特定のマ
ーク（Ｍ）が読取られた場合には、つぎに原稿（０）の
パターンの読取りおよびその分析処理に進む。まず、複
写用紙（Ｐ）のパターンの読取りのために、給紙カセッ
トから複写用紙が１枚繰出される（ステップ（４１）　
）。

そして、レベル弁別データ数（ＭＡ　１）〜（ＭＡ　６
）の場所およびカウンタ（Ｃ）がクリヤされ（ステップ
（４２））、走査パルス（ＣＰ△）が出力され（′ステ
ップ（４３）　）　、原稿（０）上のある点のパターン
・データ（ＤＡ）が読取られ、メモリ（８）にストアさ
れる（ステップ（４４）　）。

このデータ（ＤＡ）が、５つの基準レベル（Ｌｌ）から
（Ｌ５）と順次比較される（ステップ（４！ｉ）〜（４
７））ことによりレベル弁別され、その結果に応じて、
データ数（ＭＡ　１）〜（ＭＡ　６）のうちいずれかが
＋１される（ステップ（４８）〜（５１））。たとえば
、データ（ＤＡ）がレベル（Ｌｌ）未満の場合には（Ｍ
Ａ　１）に、暑１され、レベル（Ｌ５）以上の場合には
（ＭＡ６）に＋１される。また、データ（ＤＡ）がレベ
ル（Ｌｌ）以上（Ｌ２）未満の場合には（ＭＡ　２）に
＋１される。この後、カウンタ（Ｃ）に→−１され（ス
テップ（５２））、カウンタ（Ｃ）の計数値が（Ｇｏ）
に達していなければステップ（４３）に戻って、次のパ
ターン・データが読込まれ同じようにこのデータのレベ
ル弁別処理が行なわれる。

カウンタ（Ｃ）の計数値が（ＧＯ）に達すると、次に複
写用紙（Ｐ）のパターン・データ読取りおよびレベル弁
別処理に進む。この処理においては、各レベルに弁別さ
れたデータの数が（ＭＢＩ）〜（ＭＢ　６）として計数
されていく森のみが異なり、他の点はステップ（４２）
〜（５３）の処理と全く同じである（ステップ（６１）
〜（６５））。ステップ（６４）は、ステップ（４５）
〜（５２）に対応するものである。

以上ののち、原稿（０）のパターンと複写用紙（Ｔ））
のパターンとが一致するかどうかが検査される。ここで
は、データ数（ＭＡｉ）ど（ＭＢｉ　）（ｉ　＝１〜６
）との差の絶対値が許容数（Ｄ）以内かどうかが検査さ
れる（ステップ（１１）〜（７３））。すべての１（ｖ
Ａｔ　）−（ＭＢｉ）１が許容数（Ｄ）以下であれば、
両パターンは一致し、複写用紙（Ｐ）は特定のものであ
るどして、複写が開始される（ステップ（７４））。そ
して、複写枚数（Ｆ）が−１されたのも（ステップ（７
５））、ステップ（４１）に戻り、同じように次の複写
用紙が特定のものであるかどうかのチェックが行なわれ
る。２枚目以降の複写において８Ｊ原稿（０）のパター
ンの読取り及びイの解析（ステップ（４２）〜（５３）
）は必ずしも必要ない。そして、設定された枚数（１：
）の複写が終了すれば（ステップ（７Ｇ））、すべての
処理が終る。

少くともルベルのデータ数について１（Ｍ△ｉ）−（Ｍ
Ｂｉｌ≦Ｄが満足されない場合には、その複写用紙は特
定のものではないどしで、ただちに複写が禁止され（ス
テップ（７７））、表示器（１５）に複写が不可能であ
る旨が表示されるとともに、表示灯（１６）が消灯され
る（ステップ（７Ｂ））。

この場合には、給紙カセットもしくはそこに収納されて
いる用紙が交換されることにより特寛 定の複写用紙がセットされるか、または原稿台（２）上
の特定の原稿が取除かれる。特定の原稿が取除かれれば
、マーク・リーダ（３）は原稿の特定マークを検出しな
くなるからステップ（１９）でＮｏとなり、ステップ（
３４）に、戻る。

そして、複写が断念されるか、または別の原稿の複写に
移る。

特定の原稿がそのまま置かれ、複写用紙が交換された場
合にはステップ（７９）でＹ　Ｅ　Ｓとなり、ステップ
（４１）に戻る。この場合には、同じＪζうにしＣ新Ｉ
ζにセットされた複写用紙が特定のものであるかどうか
が検査され、特定のものであればステップ（７４）に移
って複写が可能どなる。

ステップ（３５）　　（７９）において、特定のマーク
が読取られたということは、各マーク・り一ダ（３）が
読取ったマークのパターンとあらｈしめ定められている
パターンとがそれぞれ一致したことを意味する。このパ
ターンの一致には、マーク・リーダ（３）の読取り信号
が単に所定のしきい値を超えたまたは下まわった（レベ
ル弁別）ということも含まれる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示し、第１１ｉｉ［１は複写
装置の上面図、第２図は間装病の電気的な構成を示づブ
ロック図、第３図は原稿および複写用紙を示１図、第４
図はメモリを示す図、第５図は複写装置の手順を示すフ
ロー・笥−ヤードである。 （１）・・・複写装置、（３）・・・マーク・リーダ、
（１０）　・・・ＭＰＬＪ、　　（１１）　　（２１）
　＝・カメ５、（０）・・・原稿、（Ｐ）・・・複写用
紙、（Ｍ）・・・特定のマーク。 以上 第１図 ４　　　　　　υ 第３図 第４図 第５ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 原稿に付番ノられた特定のマークを読取るマーク・リー
   ダ、 原稿上の所定パターンの識別手段、 複写用紙上の所定パターンの識別手段および、原稿から
   特定のマークが読取られた場合には、原稿ａ５よび複写
   用紙の所定パターンが所定の対応関係にあるときのみ複
   写を許可する制御装駅−を備えでいる、 複写装置。