JPS5821955Y2 - ちよう形弁 - Google Patents
ちよう形弁Info
- Publication number
- JPS5821955Y2 JPS5821955Y2 JP9146678U JP9146678U JPS5821955Y2 JP S5821955 Y2 JPS5821955 Y2 JP S5821955Y2 JP 9146678 U JP9146678 U JP 9146678U JP 9146678 U JP9146678 U JP 9146678U JP S5821955 Y2 JPS5821955 Y2 JP S5821955Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- annular
- seat ring
- flange
- annular groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lift Valve (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はちょう形弁とくに既設配管の狭隘な7ランジ
面間に押入して使用するウェーハタイプちょう形弁のシ
ートリングに関する。
面間に押入して使用するウェーハタイプちょう形弁のシ
ートリングに関する。
第1図に断面で示しであるような、隣接するパイプの端
部フランジFF間に挾持される、ウェー・・タイプの同
心型ちょう形弁において、弁体の内周面全面をかおう部
分と弁体両側面に半径方向外方に延びる部分とを、全体
として一体に弾性材料で形成したシートリング2は、パ
イプのフランジ間に装着した場合に、弁体両側部分に存
在するシートリングの半径方向外方延在部分が強固にフ
ランジと弁体との間に挾持されて流体のフランジ部から
の漏洩を阻止している。
部フランジFF間に挾持される、ウェー・・タイプの同
心型ちょう形弁において、弁体の内周面全面をかおう部
分と弁体両側面に半径方向外方に延びる部分とを、全体
として一体に弾性材料で形成したシートリング2は、パ
イプのフランジ間に装着した場合に、弁体両側部分に存
在するシートリングの半径方向外方延在部分が強固にフ
ランジと弁体との間に挾持されて流体のフランジ部から
の漏洩を阻止している。
前記漏洩阻止効果を維持するためにシートリングの外方
延在部分は弁体側面部より流体流れ軸線方向に若干突出
させる方法が、たとえば第4図に示すように米国特許公
報第3.727,883号によって知られている。
延在部分は弁体側面部より流体流れ軸線方向に若干突出
させる方法が、たとえば第4図に示すように米国特許公
報第3.727,883号によって知られている。
ところで、このウェーハタイプのちょう形弁を、既設の
左右の管の継手フランジの間に半径方向から強く押し込
んで、両管の継手フランジ間に装着させるとき、組立て
完了後に、弁体側部と管の継手フランジとの間から管内
流体が洩れ、継手フランジを強く締めても止會らないこ
とがしばしばある。
左右の管の継手フランジの間に半径方向から強く押し込
んで、両管の継手フランジ間に装着させるとき、組立て
完了後に、弁体側部と管の継手フランジとの間から管内
流体が洩れ、継手フランジを強く締めても止會らないこ
とがしばしばある。
これは、左右の継手フランジ間にちょう形弁を押し込む
とき、シートリングのフランジの耳の一部が弁体側面部
の環状溝から抜けて大きく突出しこの突出した部分が継
手7ランジとシートリングのフランジの外側面とが均一
に十分締めつけられることを阻害することに起因してい
る。
とき、シートリングのフランジの耳の一部が弁体側面部
の環状溝から抜けて大きく突出しこの突出した部分が継
手7ランジとシートリングのフランジの外側面とが均一
に十分締めつけられることを阻害することに起因してい
る。
そして、シートリングの耳の一部が弁体側部の環状溝か
ら抜けることを確実に防止し得ない構造上の原因は次の
ように考えられる。
ら抜けることを確実に防止し得ない構造上の原因は次の
ように考えられる。
すなわち、シートリングの弁体側面部からの突出部に、
管のフランジが当って、これを矢印f1で示すように半
径方向内方に押すと、シートリングの側部のフランジに
時計廻り方向のモーメントが作用する。
管のフランジが当って、これを矢印f1で示すように半
径方向内方に押すと、シートリングの側部のフランジに
時計廻り方向のモーメントが作用する。
このモーメントによって、シートリングの7ランジの耳
部が弁体側面部の環状溝から抜ける方向の力を受けるこ
とになる。
部が弁体側面部の環状溝から抜ける方向の力を受けるこ
とになる。
弁体側面部の環状溝の内周面にシートリングの耳部が当
接しているので耳部は上記モーメントに抗する力を受け
るが、上記の力FA、FB、が極めて太きいとき、耳部
は弾性変形して、ついに上記環状溝から抜けることにな
るのである。
接しているので耳部は上記モーメントに抗する力を受け
るが、上記の力FA、FB、が極めて太きいとき、耳部
は弾性変形して、ついに上記環状溝から抜けることにな
るのである。
そこで、本考案は、シートリングの7ランジの側面を弁
体側面部の半径方向面によって押えて、上記耳部が弁体
側面部の環状溝から抜出することを確実に防止すること
を、その技術的課題とするものである。
体側面部の半径方向面によって押えて、上記耳部が弁体
側面部の環状溝から抜出することを確実に防止すること
を、その技術的課題とするものである。
上記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、
■ 弁体側面部の環状溝の半径方向外方の内面に、弁体
側部に卦いて、半径方向内方に環状突起を突設し、 @ シートリングのフランジの側面の半径方向外方の肩
部に環状切欠を形成することである。
側部に卦いて、半径方向内方に環状突起を突設し、 @ シートリングのフランジの側面の半径方向外方の肩
部に環状切欠を形成することである。
上記技術的手段は次のように作用する。
すなわち弁体側部の環状溝にシートリングのフランジの
耳を嵌着させたとき、弁体側部の上記環状突起がシート
リングの上記環状切欠きに係合り該切欠上の半径方向面
と環状突起の半径方向面が互いに当接する。
耳を嵌着させたとき、弁体側部の上記環状突起がシート
リングの上記環状切欠きに係合り該切欠上の半径方向面
と環状突起の半径方向面が互いに当接する。
シートリングのフランジが、その突出部に半径方向の力
f2を受け、前記のような時計廻りのモーメントを受け
ると、ノートリングの7ランジは、その切欠上の半径方
向面が弁体側部の環状突起の半径方向面によって環状溝
の軸線方向に押えられるので、シートリングの耳部が環
状溝からその軸線方向に抜けでることはない。
f2を受け、前記のような時計廻りのモーメントを受け
ると、ノートリングの7ランジは、その切欠上の半径方
向面が弁体側部の環状突起の半径方向面によって環状溝
の軸線方向に押えられるので、シートリングの耳部が環
状溝からその軸線方向に抜けでることはない。
上記モーメントが極めて大きいときは、耳部は上記切欠
環状突起の半径方向の当接面から受ける力によって、反
時計方向に変形しようとするが、この変形は環状溝の半
径方向内面によって阻止される。
環状突起の半径方向の当接面から受ける力によって、反
時計方向に変形しようとするが、この変形は環状溝の半
径方向内面によって阻止される。
したがって、前記力f2によってシートリングの耳部が
弁体側部の環状溝から抜は出ることを確実ニ防止するこ
とができる。
弁体側部の環状溝から抜は出ることを確実ニ防止するこ
とができる。
本考案は、次の特有の効果を生ずる。
第5図に示すごとく、環状溝の内面を傾斜面としてこの
傾斜面によって耳部を軸方向に押えることによって、シ
ートリングの耳部が環状溝から抜は出ることを阻止する
ことができるものが公知であるが、このものにおいては
、環状溝が半径方向内方に斜めに開口しているため、抜
は止め効果は必ずしも十分でなく、しかも溝加工が容易
でない。
傾斜面によって耳部を軸方向に押えることによって、シ
ートリングの耳部が環状溝から抜は出ることを阻止する
ことができるものが公知であるが、このものにおいては
、環状溝が半径方向内方に斜めに開口しているため、抜
は止め効果は必ずしも十分でなく、しかも溝加工が容易
でない。
これに比して本考案は、抜は止め効果が高く、しかも環
状溝及び前記環状突起の成形が第5図に示す従来のもの
と同様に半径方向面と軸方向西の加工のみであるから加
工が容易である。
状溝及び前記環状突起の成形が第5図に示す従来のもの
と同様に半径方向面と軸方向西の加工のみであるから加
工が容易である。
以下本考案の技術的手段の一具体例を示す実施例につい
て説明する。
て説明する。
シー19フフ200円筒状部201は弁体10の内周面
101全面をおおい、さらに該シー) IJング20の
端部は、弁体10の側面に沿って半径方向外方にのびて
いる外方延在部分202に形成されている。
101全面をおおい、さらに該シー) IJング20の
端部は、弁体10の側面に沿って半径方向外方にのびて
いる外方延在部分202に形成されている。
この外方延在部分202の最先端部は流体の流れ方向に
みて弁体の中央の方向にさらに折曲した内方折曲部20
3が全周にわたって環状に形成しである。
みて弁体の中央の方向にさらに折曲した内方折曲部20
3が全周にわたって環状に形成しである。
弁体10の側面には、第2図から明らかなように、その
最外側面102に沿って半径方向内方にのびている、断
面はg矩形状の環状突部103と、弁体内周面に泊って
、弁の流体の流れ方向軸線に平行する断面はビ矩形状の
第2の環状突部104とが形成しである。
最外側面102に沿って半径方向内方にのびている、断
面はg矩形状の環状突部103と、弁体内周面に泊って
、弁の流体の流れ方向軸線に平行する断面はビ矩形状の
第2の環状突部104とが形成しである。
これら円環状突部103゜104によってその間には、
全体としてはビ弁体側面にむかって開口しており、その
開口部から内部にむかって拡開している環状凹部105
が形成されている。
全体としてはビ弁体側面にむかって開口しており、その
開口部から内部にむかって拡開している環状凹部105
が形成されている。
シートリングの前記内方折曲部203の形状は前記凹部
105の形状に一致するように構成してむくものとする
。
105の形状に一致するように構成してむくものとする
。
第1図は本案によるちょう形弁をパイプラインに装架し
たところを示す断面図、第2図は、第1図り部の1例の
拡大断面図、第3図、第4図および第5図は、従来の公
知例を示す断面図である。 図中、符号1・・・・・・弁体、2・・・・・・シート
リング、3・・・・・・弁板、10・・・・・・弁体、
103.104・・・・・・環状突部、105・・・・
・・環状凹部、20・・・・・・シートリング、202
・・・・・・外方延在部、203・・・・・・内方折曲
部。
たところを示す断面図、第2図は、第1図り部の1例の
拡大断面図、第3図、第4図および第5図は、従来の公
知例を示す断面図である。 図中、符号1・・・・・・弁体、2・・・・・・シート
リング、3・・・・・・弁板、10・・・・・・弁体、
103.104・・・・・・環状突部、105・・・・
・・環状凹部、20・・・・・・シートリング、202
・・・・・・外方延在部、203・・・・・・内方折曲
部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 円筒状の弁体の両側面に環状溝を有し、ゴム製シートリ
ングの左右のフランジの耳を上記環状溝に嵌合させて、
シートリングを弁体に増付けた、いわゆるウェーハタイ
プのちょう形弁であって、■ 弁体側面部の上記環状溝
の半径方向外方の内面に、弁体側部にトいて、半径方向
内方に環状突起を突設し、 O上記シーリングのフランジの側面の半径方向外方の肩
部に環状切欠きを形成して、 上記切欠きに上記環状突部を係合させたちょう形弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9146678U JPS5821955Y2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 | ちよう形弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9146678U JPS5821955Y2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 | ちよう形弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS558262U JPS558262U (ja) | 1980-01-19 |
JPS5821955Y2 true JPS5821955Y2 (ja) | 1983-05-10 |
Family
ID=29020774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9146678U Expired JPS5821955Y2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 | ちよう形弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821955Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6114678A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-22 | Showa Alum Corp | 電子複写機用感光ドラムの製造方法 |
-
1978
- 1978-07-04 JP JP9146678U patent/JPS5821955Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS558262U (ja) | 1980-01-19 |
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