JPS58217667A - Ni−Fe−Nb系耐摩耗性高透磁率合金の製造方法 - Google Patents
Ni−Fe−Nb系耐摩耗性高透磁率合金の製造方法Info
- Publication number
- JPS58217667A JPS58217667A JP58067056A JP6705683A JPS58217667A JP S58217667 A JPS58217667 A JP S58217667A JP 58067056 A JP58067056 A JP 58067056A JP 6705683 A JP6705683 A JP 6705683A JP S58217667 A JPS58217667 A JP S58217667A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- less
- permeability
- magnetic
- magnetic permeability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はFe 、 IJbおよびNiよりなる′#Nm
b性高透磁牟合金およびIn、 Nb 、 Niを主成
分とし、副成分としてOr 、 Mo e W s V
、 Ta 、 Mn 、 Go 。
b性高透磁牟合金およびIn、 Nb 、 Niを主成
分とし、副成分としてOr 、 Mo e W s V
、 Ta 、 Mn 、 Go 。
oo 10u e Tj−t Zr* )Ll * 8
i+ an e Skl e f&土類元素の14M!
あるいは2梱以上を含有する耐摩耗性高透磁率合金の製
造方法に関するもので、その目的とするところは、鍛造
、加工が容易で、透磁率が大きく、<no)<n2>の
1%結&m合mmtt有して耐摩耗性が良好で、且つ安
価な磁性合金の製造方法を得るにある。
i+ an e Skl e f&土類元素の14M!
あるいは2梱以上を含有する耐摩耗性高透磁率合金の製
造方法に関するもので、その目的とするところは、鍛造
、加工が容易で、透磁率が大きく、<no)<n2>の
1%結&m合mmtt有して耐摩耗性が良好で、且つ安
価な磁性合金の製造方法を得るにある。
現在、磁気記録再生ヘッド用磁性材料として高透磁率を
有し、成形加工が良好なパーマロイ(Ni−Fe系合金
)が一般に使用されているが、磁気テープの走行による
磁気ヘッドの摩耗が激しく、その改壱が菖要課題とされ
ている。
有し、成形加工が良好なパーマロイ(Ni−Fe系合金
)が一般に使用されているが、磁気テープの走行による
磁気ヘッドの摩耗が激しく、その改壱が菖要課題とされ
ている。
本発明者らは、Nb 8.1〜14oθ%を含有するN
i−Fe −Hbb合金は硬度が高く、シたがって耐摩
耗性のすぐれた高透磁率合金であることから、磁気記録
再生ヘッド用磁性合金として好適であることを見出し、
これを以前に特許出願(特公昭47−29690号、特
囲昭47−25697号]した。
i−Fe −Hbb合金は硬度が高く、シたがって耐摩
耗性のすぐれた高透磁率合金であることから、磁気記録
再生ヘッド用磁性合金として好適であることを見出し、
これを以前に特許出願(特公昭47−29690号、特
囲昭47−25697号]した。
しかし、硬度が高いと、一般に鍛造加工の態量性が損わ
れる。従って、かかる合金の硬度を成る程度低くしてw
造加工を容易にするのが稙ましい。
れる。従って、かかる合金の硬度を成る程度低くしてw
造加工を容易にするのが稙ましい。
また、Nbは高価な元素であるので、nb’J*を少な
くして磁気特性および耐摩耗性の向上を有効に図ること
が経済的に望ましい。このようなことから、本発明者等
は更にNb1.0〜8.1%未満の少量を含むNi −
Fe −Nb糸金合金ついて耐摩耗性を有する磁性合金
としての研究を行った結果、加工率60%以上の加工を
施した後900℃以上の温度で加熱し、(110)<1
12>の再結晶集合組織を形成せしめることによって、
硬度が低いにも拘らず、耐摩耗性のすぐれた高透磁率合
金が得られることを見い出した。
くして磁気特性および耐摩耗性の向上を有効に図ること
が経済的に望ましい。このようなことから、本発明者等
は更にNb1.0〜8.1%未満の少量を含むNi −
Fe −Nb糸金合金ついて耐摩耗性を有する磁性合金
としての研究を行った結果、加工率60%以上の加工を
施した後900℃以上の温度で加熱し、(110)<1
12>の再結晶集合組織を形成せしめることによって、
硬度が低いにも拘らず、耐摩耗性のすぐれた高透磁率合
金が得られることを見い出した。
すなわち本発明は重艇比にてFe 11.9〜29.0
%、Nb 1.0〜13.1%未満および残部Niから
なるか、あるいはこれを主成分とし、副成分としてOr
、 Mo 、 W 、 V 、 Ta 、 Mn 、
Ge 、 OoおよびOuをそれぞれ7.0%以下、
Ti 、 Zr 、 Aj 、 Si 、 Sn。
%、Nb 1.0〜13.1%未満および残部Niから
なるか、あるいはこれを主成分とし、副成分としてOr
、 Mo 、 W 、 V 、 Ta 、 Mn 、
Ge 、 OoおよびOuをそれぞれ7.0%以下、
Ti 、 Zr 、 Aj 、 Si 、 Sn。
Sb、希土類元素をそれぞれ8.0%以下の1梱あるい
は2梱以上の合Wf0.01〜IO1θ%の組成を有す
る合金に加工率50%以上の冷間加工を施した後、90
0’C以上融点以下の温度で非酸化性雰囲気あるいは真
空中において加熱することにより、初透磁率8000以
上、最大透&d率5000以上で、且つ(IIOJ<l
1g)の再結晶集合組織を形成せしめることを特徴とす
るNi−he −Nb糸耐摩耗性高透磁率合金の製造方
法を提供するものである。
は2梱以上の合Wf0.01〜IO1θ%の組成を有す
る合金に加工率50%以上の冷間加工を施した後、90
0’C以上融点以下の温度で非酸化性雰囲気あるいは真
空中において加熱することにより、初透磁率8000以
上、最大透&d率5000以上で、且つ(IIOJ<l
1g)の再結晶集合組織を形成せしめることを特徴とす
るNi−he −Nb糸耐摩耗性高透磁率合金の製造方
法を提供するものである。
ここに「希土類元素」と称するはy 、 soおよびラ
ンタノイド(La、Oe、、Pr、Nd、Pm、Sm。
ンタノイド(La、Oe、、Pr、Nd、Pm、Sm。
Eu * Gd tTb t Dye HO、Er 、
Tm 、 Yb凡U)を包含することを意味する。
Tm 、 Yb凡U)を包含することを意味する。
本発明の合金を造るには、7811.9〜29.0%、
Nb 1.0〜8.1%未満および残部N1の適当量を
空気中、好ましくは非酸化性3囲気中あるいは真空中に
おいて適当な溶解炉を用いて溶解した後、マンガン、珪
素、アルミニウム、チタン、ボロン。
Nb 1.0〜8.1%未満および残部N1の適当量を
空気中、好ましくは非酸化性3囲気中あるいは真空中に
おいて適当な溶解炉を用いて溶解した後、マンガン、珪
素、アルミニウム、チタン、ボロン。
カルシウム合金、マグネシウム合金その他の脱酸脱硫剤
を少量添加してできるだけ不純物を取り除く。或ハ又、
これニOr、Mo、W、V、Ta、In。
を少量添加してできるだけ不純物を取り除く。或ハ又、
これニOr、Mo、W、V、Ta、In。
G6 、00 、 Ou Q) 7.0%以下、Ti
、 Zr 、 Aj 、an。
、 Zr 、 Aj 、an。
Sb、希土類元素の8.0%以下のlfiあるいは2棟
以上の合計0.01−10.0%以下の定蓋を丈に添加
する。かくして得た混合物を充分に攪拌して組成的に均
一な溶融合金を造る。
以上の合計0.01−10.0%以下の定蓋を丈に添加
する。かくして得た混合物を充分に攪拌して組成的に均
一な溶融合金を造る。
次にこれを適当な形および大きさの@型に注入して健全
な鋳塊を得、さらにこれに高温において鍛造あるいは熱
間加工を施して適当な形状のもの、例えば棒あるいは板
となし、必要ならばfi00″C以上の温度で焼鈍する
。次いでこれに冷間圧延などの方法によって加工率50
%以上の冷間加工を施し、目的の形状のもの、例えば厚
さ0.1闘の薄板を造る。次にその薄板がら例えば外径
45闘、内径88馴の環状板を打抜き、これを水素中そ
の他の適当な非酸化性雰囲気中あるいは真空中で900
℃以上融点以下°の温度で適当時間加熱し、ついで組成
に対応した適当な速度で冷却するがあるいはこれをさら
に約60o″C以下の温度で適当時間再加熱し、冷却す
る。このようにして初透磁率aoo。
な鋳塊を得、さらにこれに高温において鍛造あるいは熱
間加工を施して適当な形状のもの、例えば棒あるいは板
となし、必要ならばfi00″C以上の温度で焼鈍する
。次いでこれに冷間圧延などの方法によって加工率50
%以上の冷間加工を施し、目的の形状のもの、例えば厚
さ0.1闘の薄板を造る。次にその薄板がら例えば外径
45闘、内径88馴の環状板を打抜き、これを水素中そ
の他の適当な非酸化性雰囲気中あるいは真空中で900
℃以上融点以下°の温度で適当時間加熱し、ついで組成
に対応した適当な速度で冷却するがあるいはこれをさら
に約60o″C以下の温度で適当時間再加熱し、冷却す
る。このようにして初透磁率aoo。
以上、最大透磁率5000以上を有し、且つ(IIOJ
< 112>の再結晶集合組織を有した耐rli耗性高
趨磁半合金が得られる。
< 112>の再結晶集合組織を有した耐rli耗性高
趨磁半合金が得られる。
尚上記の水素中において施す熱処理は初透磁率、。
最大透磁率および交流磁界における実効透磁率を高める
のに卓効がある。
のに卓効がある。
次に本発明を図面につき説明する。
第1図はyi約79%を含むyi−Fe −Nb系合金
について加工率90%の冷間圧延の後1000”Cで、
1゜加熱した場合の再結晶集合組織および緒特性とNk
l量との関係を示したものである。Nb 0%のNi−
Fe糸金合金冷間圧延加工すると(110)<lla>
+(112)<111>の加工集合組織を生じるが、こ
れを加熱すると(100J<001>の再結晶集合組織
が発達することが知られている。しかし、これにNk)
を添加すると積層欠陥エネルギーは低下し、(110)
<112>の再結晶集合組織が発達し、それとともに摩
耗量は着るしく減少する。また第2図は79.0%Ni
−19,0%ye−g、o%Nb合金にライて、100
0°Cで加熱した場合の再結晶集合組織および緒特性と
冷間加工率との関係を示したもので、冷間加工率の増加
は(110)<1lla>の再結晶集合組織の発達をも
たらし、耐摩耗性を着るしく向上させる。
について加工率90%の冷間圧延の後1000”Cで、
1゜加熱した場合の再結晶集合組織および緒特性とNk
l量との関係を示したものである。Nb 0%のNi−
Fe糸金合金冷間圧延加工すると(110)<lla>
+(112)<111>の加工集合組織を生じるが、こ
れを加熱すると(100J<001>の再結晶集合組織
が発達することが知られている。しかし、これにNk)
を添加すると積層欠陥エネルギーは低下し、(110)
<112>の再結晶集合組織が発達し、それとともに摩
耗量は着るしく減少する。また第2図は79.0%Ni
−19,0%ye−g、o%Nb合金にライて、100
0°Cで加熱した場合の再結晶集合組織および緒特性と
冷間加工率との関係を示したもので、冷間加工率の増加
は(110)<1lla>の再結晶集合組織の発達をも
たらし、耐摩耗性を着るしく向上させる。
第8図は79.0%Ni−19,0%li’8−2.0
%Nb合金を冷間加工率90%で圧延した後の加熱温度
と再結晶集合組織および緒特性との関係を示したもので
、加熱温度の上昇とともに(1121)<111)成分
が減少し、900℃以上ではほぼ(110)<112>
が発達しく・耐摩耗性は900°C以上の加熱において
著るしく向上することを示している。このような(11
0に112>再結晶集合組織の発達と耐摩耗性の向上と
の関連について考察すると、Ni −Fe −Nb系合
金単結晶は<110>方位に大きな一軸磁気異方性を示
すことから、Nb原子が(110)の特定面に遺沢的に
配列するものと推察され、したがって(IIOJ<11
2>の再結晶集合組織が形成されることによって、少量
のNb含有量によっても耐摩耗性の改善が有効に行われ
るものと考えられる。
%Nb合金を冷間加工率90%で圧延した後の加熱温度
と再結晶集合組織および緒特性との関係を示したもので
、加熱温度の上昇とともに(1121)<111)成分
が減少し、900℃以上ではほぼ(110)<112>
が発達しく・耐摩耗性は900°C以上の加熱において
著るしく向上することを示している。このような(11
0に112>再結晶集合組織の発達と耐摩耗性の向上と
の関連について考察すると、Ni −Fe −Nb系合
金単結晶は<110>方位に大きな一軸磁気異方性を示
すことから、Nb原子が(110)の特定面に遺沢的に
配列するものと推察され、したがって(IIOJ<11
2>の再結晶集合組織が形成されることによって、少量
のNb含有量によっても耐摩耗性の改善が有効に行われ
るものと考えられる。
本発明において、冷間加工は(110に112>+(1
12)< 111>の集合組織を形成し、これを基とし
て(110)<112>の再結晶集合組織を発達させる
ために必要で、第1図および第2図に見られるようにl
Jb 1.0%以上において、特に加工450%以上の
冷間加工を施した場合に(110)<112>の再7ノ 結晶集合組織の発達がWA着で、耐摩耗性は着るしく向
上し、その透磁率も高い。また上記の冷間加工に次いで
行われる加熱は、組織の均一化、加工歪の除去とともに
、(110)<112>の再集合組織を発達させ、高い
透磁率とすぐれた耐摩耗性を得るために必要であるが、
第8図に見られるように特に900℃以上の加熱によっ
て透磁率および耐摩耗性は顕著に向上する。
12)< 111>の集合組織を形成し、これを基とし
て(110)<112>の再結晶集合組織を発達させる
ために必要で、第1図および第2図に見られるようにl
Jb 1.0%以上において、特に加工450%以上の
冷間加工を施した場合に(110)<112>の再7ノ 結晶集合組織の発達がWA着で、耐摩耗性は着るしく向
上し、その透磁率も高い。また上記の冷間加工に次いで
行われる加熱は、組織の均一化、加工歪の除去とともに
、(110)<112>の再集合組織を発達させ、高い
透磁率とすぐれた耐摩耗性を得るために必要であるが、
第8図に見られるように特に900℃以上の加熱によっ
て透磁率および耐摩耗性は顕著に向上する。
尚上記の加工率50%以上の冷間加工と、次いで行われ
る900℃以上融点以下の加熱を繰り返し行うことは、
(110)<112>の再結晶集合組織の集積度を高め
、耐摩耗性を向上させるために有効である。
る900℃以上融点以下の加熱を繰り返し行うことは、
(110)<112>の再結晶集合組織の集積度を高め
、耐摩耗性を向上させるために有効である。
次に本発明を実施例につき説明するd
実施例 1
原料として9g、8%純度の電解ニラナル、99.9%
純度の電解鉄および99.8%純度のニオブを用。
純度の電解鉄および99.8%純度のニオブを用。
いた。試料を造るには、原料を全車41180(lでア
ルミナ坩堝に入れ、真空中で高周波誘導電気炉によって
溶かした後、よく攪拌して均質な溶融合金とした。次に
これを直径25關、高さ170 amの孔をもつ鋳型に
注入し、得られた鋳塊を約1000.。
ルミナ坩堝に入れ、真空中で高周波誘導電気炉によって
溶かした後、よく攪拌して均質な溶融合金とした。次に
これを直径25關、高さ170 amの孔をもつ鋳型に
注入し、得られた鋳塊を約1000.。
℃で鍛造して厚さ約7非の板とした。さらに約900℃
〜1000°Cの間で適当な厚さまで熱間圧延し、つい
でN温で種々な加工率で冷間圧延を施してLIMの薄板
とし、それがら外径45關、内径88酩の環状板を打ち
抜いた。
〜1000°Cの間で適当な厚さまで熱間圧延し、つい
でN温で種々な加工率で冷間圧延を施してLIMの薄板
とし、それがら外径45關、内径88酩の環状板を打ち
抜いた。
つぎにこれに機々な熱処理を施して、磁気特性および磁
気ヘッドのコアとして使用した場合のγ−F6.08磁
気テ、−ブによる2oo時間走行後の摩耗量の測定を行
い、第1表のような特性を得た。
気ヘッドのコアとして使用した場合のγ−F6.08磁
気テ、−ブによる2oo時間走行後の摩耗量の測定を行
い、第1表のような特性を得た。
実施例 2
原料は実施例1と同じ純度のニラチル、鉄、および9g
、8%純度のニオブ、タングステンを用いた。試料の製
造法は実施例1と同じである。試料に檜柚の熱処理を施
して磁気特性および磁気ヘッドのコアとして使用した場
合のγ−Fel、08磁気テープによる200時間時間
後の摩耗量の測定を行い、第2表に示すような特性が得
られた。
、8%純度のニオブ、タングステンを用いた。試料の製
造法は実施例1と同じである。試料に檜柚の熱処理を施
して磁気特性および磁気ヘッドのコアとして使用した場
合のγ−Fel、08磁気テープによる200時間時間
後の摩耗量の測定を行い、第2表に示すような特性が得
られた。
なお代表的な合金の特性は第8表に示す通りである。
上記各実施例、第8表および図面がらゎがるようにNi
−Fa −Nbあるいはこれにor $ MOa W
rV 、 Ta 、 Mn 、 Ge 、 Oo 、
Ou 、 Ti 、 Zr * At 。
−Fa −Nbあるいはこれにor $ MOa W
rV 、 Ta 、 Mn 、 Ge 、 Oo 、
Ou 、 Ti 、 Zr * At 。
si @ Sns Sb*希土類元素の何れが1種また
は2種以上を添加した合金に加工率50%以上の冷間圧
延を施した後900 ”C以上融点以下で加熱すること
により(IIOJ<IIJ>の再結晶集合組織を形成し
、これをさらに組成に適した冷却速度で冷却するか、あ
るし)は6oo″C以下の温度で再加熱することにより
、初^磁率5ooo以上、最大6磁率5000以上で耐
摩耗性のすぐれた耐庫耗性高透磁率合金になる。
は2種以上を添加した合金に加工率50%以上の冷間圧
延を施した後900 ”C以上融点以下で加熱すること
により(IIOJ<IIJ>の再結晶集合組織を形成し
、これをさらに組成に適した冷却速度で冷却するか、あ
るし)は6oo″C以下の温度で再加熱することにより
、初^磁率5ooo以上、最大6磁率5000以上で耐
摩耗性のすぐれた耐庫耗性高透磁率合金になる。
なお各実施例、第8表および図面に掲げた合金には比較
的純度の尚い金属Nb 、 Or 、 Mo 、 W
。
的純度の尚い金属Nb 、 Or 、 Mo 、 W
。
Mn 、 V 、 Ti 、 Al 、 Si、オヨヒ
希土り元素等t、:用いたが、これらの代りに経済的に
有利な一般市販の7工ロ合金および、ミツシュメタルを
用いても俗解の際、脱酸、脱硫を充分に行えば、これら
金属を単独で用いる場合とほぼ同様な磁気特性、耐摩耗
性および加工性が得られる。
希土り元素等t、:用いたが、これらの代りに経済的に
有利な一般市販の7工ロ合金および、ミツシュメタルを
用いても俗解の際、脱酸、脱硫を充分に行えば、これら
金属を単独で用いる場合とほぼ同様な磁気特性、耐摩耗
性および加工性が得られる。
次に本発明において合金の組成をFe 11.9〜29
.0%、Nbl、0〜8.1%未満および残部N1と限
定し、これに副成分として添加する元素をQr。
.0%、Nbl、0〜8.1%未満および残部N1と限
定し、これに副成分として添加する元素をQr。
MO、W 、 V 、 Ta 、 In 、 Ge 、
00を760%以下、Ti 、 Zr 、 Aj 、
Si 、 an 、 Sb 、希土類元素を8.0%
以下と限定した理由は各実施例、第8表および図面で明
らかなように、この組成範囲の初透磁率は8000以上
、最大透磁率は5000以1で、(110)<112>
の再結晶集合組織を有し、耐摩耗性にすぐれているが、
この組成範囲をはずれると磁気特性あるいは耐摩耗性が
劣化するからである。
00を760%以下、Ti 、 Zr 、 Aj 、
Si 、 an 、 Sb 、希土類元素を8.0%
以下と限定した理由は各実施例、第8表および図面で明
らかなように、この組成範囲の初透磁率は8000以上
、最大透磁率は5000以1で、(110)<112>
の再結晶集合組織を有し、耐摩耗性にすぐれているが、
この組成範囲をはずれると磁気特性あるいは耐摩耗性が
劣化するからである。
すなわちNb 1.0%以下では(IIOJ<112>
の再結晶集合組織が充分発達しないのでIIFj摩耗性
が悲く、Nt) 8.1%以上では硬度が高くなり、鍛
造加工の量産性が劣り、またNbを多量含有するので高
価になるからである。そしてFe111.9〜29.0
%、Nb 1.0〜8.1%未満および残部Niの組成
範囲の合金は初透磁率3000以上、最大透磁率500
0以上で、耐摩耗性がすぐれ、且つ加工性が良好である
が、一般にこれにさらにOr 、 MO、W 、 V、
Ta。
の再結晶集合組織が充分発達しないのでIIFj摩耗性
が悲く、Nt) 8.1%以上では硬度が高くなり、鍛
造加工の量産性が劣り、またNbを多量含有するので高
価になるからである。そしてFe111.9〜29.0
%、Nb 1.0〜8.1%未満および残部Niの組成
範囲の合金は初透磁率3000以上、最大透磁率500
0以上で、耐摩耗性がすぐれ、且つ加工性が良好である
が、一般にこれにさらにOr 、 MO、W 、 V、
Ta。
lMn 、 Ge、 Ou 、 Ti 、 Si等を添
加すると透磁率を高める効果があり、Or 、 W 、
V 、 Ta 、 Oo 。
加すると透磁率を高める効果があり、Or 、 W 、
V 、 Ta 、 Oo 。
Ti 、 Zr 、 Aj 、 81 、 Sn 、
Sb 、希土類元素等を添加すると耐摩耗性を向上する
効果があり、Mn。
Sb 、希土類元素等を添加すると耐摩耗性を向上する
効果があり、Mn。
ae 、 coを添加すると鍛造、加工を良好にする効
果がある。
果がある。
尚、用途に応じて合金の切削加工を必要とする場合には
、合金の磁気特性、耐摩耗性を損わない程度のPb 、
P 、 To 、 S 、 Oa 、 Seの少量を
添加しても差し支えない。
、合金の磁気特性、耐摩耗性を損わない程度のPb 、
P 、 To 、 S 、 Oa 、 Seの少量を
添加しても差し支えない。
第1図はNi約79%を含むNi −Fe −Nb糸金
合金加工率90%の冷間圧延し、1000°Cで2時間
加熱した後b″C/抄の速度で冷却した場合の初透磁率
、最大透磁率、再結晶集合組織の集積度および磁気ヘッ
ドの摩耗量とNbIILとの関係を示す特性図、第2図
は79.0%Ni−19,0%Fe−2,0%Nb合金
についで種々な加工率で冷間圧延し、1000°Cで2
時間加熱した後5’C/秒の速度で冷却した場合の諸物
件と冷間加工率との関係を示す特性図、1、第8図は?
9.01Ni−19,0%F+3−2.0%Wb合金を
加工率90%の冷間圧延し、種々な温度で2時間加熱し
た後6°C/秒の速度で冷却した場合の諸物件と加熱温
度との関係を示す特性図である。
合金加工率90%の冷間圧延し、1000°Cで2時間
加熱した後b″C/抄の速度で冷却した場合の初透磁率
、最大透磁率、再結晶集合組織の集積度および磁気ヘッ
ドの摩耗量とNbIILとの関係を示す特性図、第2図
は79.0%Ni−19,0%Fe−2,0%Nb合金
についで種々な加工率で冷間圧延し、1000°Cで2
時間加熱した後5’C/秒の速度で冷却した場合の諸物
件と冷間加工率との関係を示す特性図、1、第8図は?
9.01Ni−19,0%F+3−2.0%Wb合金を
加工率90%の冷間圧延し、種々な温度で2時間加熱し
た後6°C/秒の速度で冷却した場合の諸物件と加熱温
度との関係を示す特性図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L jiijiJtk−rFetl、o 〜1.’0
%、Nb1.0〜8.1%未満および残部N1の組成を
有する合金に加工率5θ%以上の冷間加工を施した後、
900℃以上融点以下の温度で非酸化性雰囲気あるいは
真空中において加熱することにより、初透磁率aooo
以上、最大透磁率5000!・・以上で、且つ(110
)< 112i>の再結晶集合組織を形成せしめること
を特徴とするNi −Fe −Nb糸耐摩耗性高r!!
1磁率合金の製造方法。 &菖瀘比ニr Fe 11.9〜1.0%、Nb1.θ
〜8.1%未満および残sNiを主成分とし、副成分と
しテOr p Mo s W a V 、 Ta 、
Mn 。 Ge、 00 、 Ouをそれぞれ7.0%以下、Ti
。 Zr + At * Si s Sn e Sb y
希土i元素t−+れぞれ8.0%以下のl′iaまたは
2柚以上の合計0.01〜10.0%の組成を有する合
金に加工率60%以上の冷間加工を施した後、900℃
以上融点以下の温度で°非酸化性雰囲気あるいは真空中
において加熱することにより、初透磁率8000以上、
最大透磁率6000以上で、且つ(110)< 112
>の再結晶集合組織を形成せしめることを特徴とする
Ni −FB −Nl)糸耐摩耗性高垣磁率合金の製造
方法。 & 副成分としてOr 、 In 、 W 、 V 、
Mn 、 Ge1l。 00およびOuのそれぞれ7.0%以下、Ta。 Z、r 、 Sn 、 Sb 、希土類元素のそれぞれ
1.0%未満、Ti 、 Aj 、 Siのそれぞれ0
.6%未満(Dl&tたはg檎以上の合計0.01〜1
0.0%を有する合金に加工率50%以上の冷間加工を
施した後、g00℃以上融点以下の温度で非酸化性y囲
気あるいは真空中において加熱することにより、初透磁
率8000以上、最大透磁率5000以上で、且つ(1
103< 112>の再結晶集合組−を形成せしめる特
許請求の範囲第2項記載の方法。 4 副成分としてOr 、 MO、W 、 V 、 M
n 、 Ge。 00およびOuのそれぞれ7.0%以下、Ta 。 zr 、 sn 、 sb を希土類元素のそれぞれ1
.0%未満の1種または2種以上の合計0.01〜lO
1θ%を有する合金に加工率50%以上の冷間加工を施
した後、9oo″C以上融点以下の温度で非酸化性雰囲
気あるいは真空中において加熱することにより、初透磁
率8000以上、最大逃磁率5000以上で、且つ(1
10)<112>の再結晶集合組織を形成せしめる特許
請求の範囲第2項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58067056A JPS58217667A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | Ni−Fe−Nb系耐摩耗性高透磁率合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58067056A JPS58217667A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | Ni−Fe−Nb系耐摩耗性高透磁率合金の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51054185A Division JPS5857499B2 (ja) | 1976-05-12 | 1976-05-12 | Ni−Fe−Nb系耐摩耗性高透磁率合金および磁気記録再生ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58217667A true JPS58217667A (ja) | 1983-12-17 |
JPS6155583B2 JPS6155583B2 (ja) | 1986-11-28 |
Family
ID=13333795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58067056A Granted JPS58217667A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | Ni−Fe−Nb系耐摩耗性高透磁率合金の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58217667A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61174349A (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-06 | Res Inst Electric Magnetic Alloys | 耐摩耗性高透磁率合金およびその製造法ならびに磁気記録再生ヘツド |
JPS61252617A (ja) * | 1985-05-01 | 1986-11-10 | Tohoku Metal Ind Ltd | 軟磁性薄膜の製造方法 |
-
1983
- 1983-04-18 JP JP58067056A patent/JPS58217667A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61174349A (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-06 | Res Inst Electric Magnetic Alloys | 耐摩耗性高透磁率合金およびその製造法ならびに磁気記録再生ヘツド |
JPH0545658B2 (ja) * | 1985-01-30 | 1993-07-09 | Denki Jiki Zairyo Kenkyusho | |
JPS61252617A (ja) * | 1985-05-01 | 1986-11-10 | Tohoku Metal Ind Ltd | 軟磁性薄膜の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6155583B2 (ja) | 1986-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5228379B2 (ja) | 強度と磁気特性に優れた無方向性電磁鋼板とその製造方法 | |
JP4880467B2 (ja) | 無方向性電磁鋼板の改善された製造方法 | |
JPS6240315A (ja) | 磁束密度の高い一方向性珪素鋼板の製造方法 | |
US5547520A (en) | Wear-resistant high permeability magnetic alloy and method of manufacturing the same | |
JP6480446B2 (ja) | 無方向性の電磁鋼片または電磁鋼板、およびこれから製造された部品、並びに無方向性の電磁鋼片または電磁鋼板の製造方法 | |
US20090039714A1 (en) | Magnetostrictive FeGa Alloys | |
JPH0158261B2 (ja) | ||
JP6969473B2 (ja) | 無方向性電磁鋼板 | |
JPS5924178B2 (ja) | 角形ヒステリシス磁性合金およびその製造方法 | |
JPS58217667A (ja) | Ni−Fe−Nb系耐摩耗性高透磁率合金の製造方法 | |
JPS5924177B2 (ja) | 角形ヒステリシス磁性合金 | |
JPS5947018B2 (ja) | 磁気録音および再生ヘツド用磁性合金ならびにその製造法 | |
JPH02274844A (ja) | 磁気特性の優れた電磁鋼板及びその製造方法 | |
JP3934904B2 (ja) | 加工性の優れた低鉄損無方向性電磁鋼板及びその製造方法 | |
TWI795240B (zh) | 無方向性電磁鋼板及其製造方法 | |
JP7428872B2 (ja) | 無方向性電磁鋼板及びその製造方法 | |
JPH02194154A (ja) | 耐摩耗性高透磁率合金の製造法 | |
JPS62188756A (ja) | 方向性高飽和磁束密度薄帯およびその製造方法 | |
JPS6218619B2 (ja) | ||
JPS5985851A (ja) | Ni−Fe−Nb系耐摩耗性高透磁率合金の製造方法 | |
JPH07197126A (ja) | 磁束密度の高い方向性珪素鋼板の製造方法 | |
JPS6130405B2 (ja) | ||
JPS5814499B2 (ja) | カクガタヒステリシスジセイゴウキン オヨビ ソノセイゾウホウホウ | |
JPS60224728A (ja) | 耐摩耗性高透磁率合金およびその製造法 | |
JPS61160807A (ja) | Ni−Fe−Nb系耐摩耗性高透磁率合金よりなる磁気記録再生ヘツド |