JPS582168A - エレベ−タの呼び登録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はエレベータの呼びを登録する装置の改良に関
するものである。

最近、レゾイスホテル等の女性客専用の宿泊設備が多く
なったが、その防犯が問題になっている。

すなわち、無用の男性が侵入し、エレベータを悪用する
犯罪が行われることが予想される。また、住宅ビル、雑
居ビル等でも、夜間エレベータの女性客を対象とする犯
罪が目立っている。

これに対し、建物人口に警備員を配置したり、エレベー
タを各階に強制停止させたりする犯罪防止手段が構しら
れているが、根本的対策にはならない。それは、賊が侵
入したとき、簡単にエレベータを使用できる点に、ある
。

この発明は上記不具合を改良するもので、男性と女性が
同一のエレベータに乗ることによシ発生する犯罪を防止
できるようにしたエレベータの呼び登録装置を提供する
ことを目的とする。

以下、第１図によりこの発明の一実施例を説明する。

図中、（ＩＡ）〜（４Ａ）はそれぞれ１階〜４階のエレ
ベータの乗場に設けられたマイクロホン、１６＋　、　
（６１は音声認識装置として周知のもので、１ｂ）はマ
イクロホン（ｍＡ）〜（４Ａ）に接続され入力される言
語に対応する出力を発する言語認識装置、（６）は同じ
く入力される音声について男女を識別する男女認識装置
で、（６ａ）は女性の声が認識されたとき付勢される女
性認識リレー（図示しない）の常開接点、（７１はかご
内、管理人室等に設けられ接Ｑ　（６ｍ）を側路するス
イッチ、（８）は接点（６ａ）及びスイッチ（７）に接
続され乗場呼びを登録する乗場呼び登録回路である。

次に、との実施例の動作を説明する。

このエレベータは女性専用であるとする。

今、３階の乗場で、女性がマイクロホン（３Ａ）に向か
って、定められた言語（例えば「３階下シ」）を発して
乗場呼びの登録を要求したとする。男女認識装置（６）
はこの音声を女性の声と判断すると、女性認識リレー接
点（６ｍ）は閉成する。一方、言語認識装置（６）は、
上記言語を認識し、それに相当する出力を発する。この
出力は、接点（６ａ）を通って乗場呼び登録回路（８）
に入力され、３階の下り呼びが登録される。以後は周知
のエレベータ動作により、かごは３階へ走行することに
なる。

もし、２階の乗場で、男性がマイクロホン（２Ａ）に向
かって、「２階下り」と音声を発したとすると、男女ｇ
ＷＩＩ７を装置（６）はこの音声を男性のものと判断す
るので、女性認識リレー接点（６ａ）は閉成しない・し
たがって、乗場呼び登録回路（８）は動作せず、２階の
下り呼びは登録されなＣ０なお、必要に応じてスイッチ
（７）を閉成すれば、男性の音声による乗場呼び登録も
可能になる。

このように、女性の音声による呼び登録が可能で、男性
の音声によるものは登録不能であるから、男女が一つの
かごに同乗することは避けられ、それに伴う犯罪は防止
される。なお、実施例とは逆に、男性の音声による乗場
呼び登録を可能とすることも容易に実施できる。また、
かご内での行先階（かご呼び）登録にも適用し得ること
は明白である。

第２図〜第５図はこの発明の他の実施例を示し、同一部
分は同一符号によシ示しである。

図中、（ト）、に）は直流電源、（ＩＢ）〜（４Ｂ）は
音声により１階〜４階のかご呼びが登録されると閉成す
るかご呼び登録リレー接点、（ＩＣａ）　〜（３Ｃａ）
、（ＩＣｂ）〜（３Ｃｂ）は言語識別装置（６）がそれ
ぞれ１階〜３階の乗場上シ呼びを認識したとき閉成する
音声上り呼びリレー接点、（２Ｄａ）　〜（ａＤａ）　
、　（ｚＤｂ）　〜（ａ）は同じく２階〜４階の乗場下
り呼びをｉｌｌ！織したとき閉成する音声下り呼びリレ
ー接点、（６ｂ）は女性認識リレーの常開接点、（６ｃ
）は同じく常閉接点、（１［１は男性乗場呼び登録阻止
リレーで、（１ｏａ）〜（ＩＯＣ）はその常閉接点、（
■）は女性乗場呼び登録阻止リレーで、（ｌｌａ）〜（
ｌｌｃ）Ｆｉその常閉接点、ｏ５０は女性乗場呼び登録
回路、＋１１は男性乗場呼び登録回路、０４１はかと呼
びによる停止条件が成立すると閉成するかと呼び停止回
路、（ｌ＠け女性乗場呼びによる停止条件が成立すると
閉成する女性乗場呼び停止回路、＋１１１は男性乗場呼
びＫよる停止条件が成立すると閉成する男性乗場呼び停
止回路、０ηは付勢されると停止指令が発せられる停止
指令リレーである。

かごが１階にあるとき、女性の音声により３階のかご呼
びが登録されると、かご呼び登録リレー接点（１Ｂ）は
閉成する。また、女性Ｓ！識リレー接点（６ｂ）は閉成
し、同接点（６ｃ）は開放する。そのため、…−（３Ｂ
）　−（６ｂ）　−（１１１）　−（１０）　−（Ｌ）
の回路にょシ、男性乗場呼び登録阻止リレー（１０）は
付勢され、接点（１０ｍ）〜（１ｏ□は開放する。これ
で、例えば３階で女性の音声で上シ呼びが要求されると
、音声上り呼びリレー接点（ＩＣ１）は閉成し、゛女性
乗場呼び登録回路ＵＫより、３階の上シ呼びは登録され
る。しかし、接点（１０ｂ）は開放しているので、男性
の音声による乗場呼びの要求があっても、男性乗場呼び
登録回路（Ｉ：１は動作せず、乗場呼びは登録されない
。

ただし、男性の音声による乗場呼びが既に登録されてい
る場合は、その乗場呼びは保持されるが、接点（ＩＯＣ
）が開放しているので、その男性乗場呼びによる停止条
件が成立して、停止回路−が閉成しても、停止指令リレ
ー（Ｉηは付勢されず、かごは停止しない。

ｔた、かごが１階にあるとき、男性の音声によりかご呼
びが登録されたときは、女性認識リレー接点（６ｂ）は
開放し、同接点（６ｃ）は閉成しているので、女性乗場
呼び登録阻止リレー（川は付勢され、接点（ｎｌ）〜（
１’ＩＣ）は開放する。したがって、女性乗場呼びの登
録は不能となり、既に登録された女性乗場呼びに対して
停止はしない。

仁のように、男性及び女性の一方がかご呼びを登録する
と、他方の乗場呼びの登録は不能となるので、男女同乗
は避けられる。

なお、乗場呼びの登録不能、かごの不停止について適当
な表示を行うようにすれば、乗客の案内上親切なものと
することが可能となる。

以上説明したとおりこの発明では、男性の音声による呼
び登録及び女性の音声による呼び登録の一方だけを可能
としたので、男性及び女性が一つのかごに同乗すること
は避けられこれに伴う犯罪を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるエレベータの呼び登録装置の一
実施例を示すブロック回路図、第２図〜第５図はこの発
明の他の実施例を示し、第２図及び第４図は回路図、第
３図及び第５図はブロック回路図である。 （ＩＡ）〜（４Ａ）・・・１階〜４階の乗場マイクロホ
ン、（６）・・・言語認識装置、（６）・・・男女認識
装置、（８）・・・乗場呼び登録回路 なお、図中同一部分は同一符号により示す。 間人葛野信−（外１名） 第　１　図 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 男性の音声を認識して呼びを登録する男性呼び登録回路
   、女性の音声を認識して呼びを登録する女性呼び登録回
   路、及び上記男性呼び登録回路及び女性呼び登録回路の
   一方だけを動作可能にする阻止回路を備えてなるエレベ
   ータの呼び登録装置。