JPS58216747A - シユレツダ及びシユレツダロ−ラ製作方法 - Google Patents

シユレツダ及びシユレツダロ−ラ製作方法

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JPS58216747A
JPS58216747A JP57101076A JP10107682A JPS58216747A JP S58216747 A JPS58216747 A JP S58216747A JP 57101076 A JP57101076 A JP 57101076A JP 10107682 A JP10107682 A JP 10107682A JP S58216747 A JPS58216747 A JP S58216747A
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biting
cutter
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Inoue Japax Research Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シュレッダは平行回転軸に支持させた円板状の回転カッ
タローラの一数個を交叉させ、その交叉間隙に紙を噛込
んで細断する装置である。被細断紙の噛込み送りは前記
カッタローラに兼用させるか、カッタと共に回転する噛
込み用ローラの周側面を送り面として切溝1条痕、凹凸
等を形成して摩擦を高めるように作られるが、その摩擦
面の寿命が非常に短い欠点があった。
本発明はこの点の改良であって、前記噛込みの送りをす
る周側面に放電による超硬材の被覆層を設けたローラを
具備させるようにしたものである。
以下図面の一実施例により本発明を説明する。
第1図は側断面図、第2図はその正面断面図である。1
及び2がカッタと噛込み送りを兼用する円板状の回転ロ
ーラで、いずれも同様に作られ、回転軸3及び4にロー
ラ1と2が交互に交叉し噛み合うように組込まれる。回
転軸3,4は軸断面が通常半円形等の切欠きを入れるか
突起を有したものを用い、ローラ1,2にこれと同形の
孔を明けて嵌合させることによって廻り止めを施し、軸
3゜4の回転に伴ってローラ1,2の回転を制御する。
5は回転軸3に設けられた歯車、6は軸4に設けられた
歯車で、両者係合して互に反対方向に回転する。7は軸
4に設けられた歯車で、駆動歯車8と係合し、モータ9
による駆動力を歯車8から伝達され軸4を回転し歯車6
から歯車5に伝え軸3を回転する。10は被細断紙を載
せ“る受皿等で無端のコンベアベルト11が皿上に突出
して設けられている。12はベルト11のガイドローラ
、13は駆動ローうで、回転軸4に固定のローラ14と
の間をベルト15駆動されるようになっている。16は
全体を囲むボックス、17は細断屑の排出口、18は紙
の供給量調節板である。
被細断紙19は皿10上に載せられるとベルト11の送
りによって次々に矢印方向に回転するローラ1゜2間に
送給されて細断され細断屑は排出口17から排出する。
この場合ベルト11による送りを設けたことによって被
細断紙19の自動供給ができ、また調節板18によって
紙19を皿10上に多聞に積重ねても下の方から順次に
ローうに供給されるから自動的に処理でき、一度に多曲
に噛込んで紙が潴るようなことがなく安定した細断処理
ができる。
またもし詰って回転が止まった場合には手動で若しくは
自動制御によって回転を逆転操作させれば容易に詰りを
解消させることができる。
なお紙送り機構は図示するものに限らず、ローラ1.2
を下方に設け、紙を上方から投入するように構成しても
よく、シコレツダ機構は任意に設計できる。
第3図は0−ラ1,2の拡大図である。この日−ラ円板
は通常鋼材でつくられ、焼入鋼から作る場合は放電によ
るワイヤカット切断機、マルチワイヤを用いた切1li
l!Iを用いることによって容易に^精度に多量生産す
ることができる。そして得られたO−ラ円板の周側面1
aは被細断紙を摩擦によって噛込み送りを与える機能に
影響する重要な部分であり、この部分に火花放電を利用
した超硬合金の被覆層20を形成する。またローラ1,
2が交叉してカッタ切刃となる0−ラ円板面の周縁面部
分1bも摩擦するから、ここにも超硬合金の放電液11
121を形成する。勿論最も重要なのは周側面1aであ
り、ここに放電被覆層20を形成し周縁、、而1bには
形成しないで使用することもある。
放電被覆加工は第5図に示すようにして行われれる。
前記ワイヤカット等で切断加工された複数個のローラ円
板1を重ね合せ密着させた状態で周側面全体に被覆加工
を施ず。即ち支持体24の先に取付けた被覆材の電極2
2を円板1に対向し、その間隙に衝撃蓄電器23を並列
接続して設ける。25は電磁石で、前記支持体24を固
定したバネ材の振動片28に固定してあり、振動片28
に固定した磁性ヌ29を電磁石25の吸引力と振動片2
8自体の反撥力とで吸引開離を行い、これにより支持体
24に固定された電極22を上下振動せしめ、円板1に
接触開離振動させる。26は電磁石のコイルで調整抵抗
21と直列にして1lIlliの電圧により励磁する。
衝撃蓄電器23は図示しない直流電源によって充電され
、充電電圧が高くなるとそれによりコイル26が励磁さ
れ電磁石が磁性板29を振動片28のバネに抗して吸引
する。
このため電極22は下降して円板1に近づき、@隙が狭
まることによって蓄電器23によって放電を発生させ電
極22先端は円板1に接触する。瞬間的に蓄電器23の
放電が終わると電極22は振動片28の反撥力によって
n m l昇する。この振動サイクルにおいて電極22
先端は放電によって溶融し円板1に接触溶着し振動、L
昇によって円板1に電極材の溶着部を残留させて離隔す
る。その残留部分は放電熱、電界の作用で母材円板1に
強く拡散結合し、表面は溶断による痘痕状の凹凸を形成
する。電極22の接触間+wii動によって次々に放電
、溶着液−が繰返されるが、円板1に移動、回転を与え
て電極22との対向部分を移動させることによって円板
周端面1a全面に痘痕状の放電肉盛被覆層を形成させる
ことができる。
なお複数重ねて固定した円板1を軸方向に移動させて直
線走査被覆をし、所定長の被覆を終えたら円板1を微小
角度回して次のステップの走査被覆をJoるようにし、
これをN CI制御、プログラム制御等の自動化制御に
より行い線状若しくは帯状の被覆を円板の全周に施すこ
とによって、円板1の回転方向に直角に多数の条痕を形
成したような被覆ができ、円板回転による噛込み面の摩
擦性を高めることができる。また細断効果を高める。放
電被覆の痘痕面の凹凸は蓄電器23の容鋤、充電電圧等
の放電エネルギの制御によって大きくも小さくも制御で
きる。また放電用のパルス電源は蓄電器を用いる以外に
トランジスタスイッチによる電源のオン、オフ制御によ
って発生させることができる。第6図の切断面写真は円
板母材に炭素鋼材を用い、電極22にWC+5%Fe+
5%Ni+1%B材を用いて放電被覆した×200倍の
拡大写真で、電極振動数3001−1z、放電tii*
はr on= 250us 、 rofr =20μs
 、  I p =70Aの条件で行い、表面の凹凸は
約0.1關である。被覆層の硬度はビッカースHvで約
1400であった。
以上のようにしてローラ円板の噛込み而となる周側面に
超硬材の放電被覆層を形成した0−51゜2を第1.2
図のように組立てることによって表面摩擦が極めて大き
く被細断紙19の噛込みが非常に円滑に行われ細断効果
を高められる。また特に放電被覆加工に当って第5図の
ように複数のローラ円板を重ねて加工することによって
被覆加工の能率は勿論高められるが、それより重要なこ
とは、円板周端部の切刃となるエッチが、丸くならずに
加工処理できるということである。エッチ部分は円板を
カット形成したとぎよりも更に放電被覆によって第6図
写真図のように凹凸の大きい尖った超硬材の盛金が施さ
れたことにより紙の切断性はより一層向上する効果が得
られる。なお1枚のローラ円板の放電被覆加工を行う必
要の場合は他の当板を重ねて加工すれば同様のエッチ被
覆ができる。
また被覆材にはWCの外に、Ti C,Ta C。
Ti N、Si C,Hr C,その他の超硬材、また
はこれに金属を組合わせた複合被覆材を用いることによ
って、被覆層は硬度が高く前記したように母材円板に一
部拡散した状態で形成されるから耐摩耗性大であり、耐
摩面の摩擦を高めると同時にその寿命も極めて長くする
ことができ、単に機械的に条痕を形成した摩擦面に比較
して効果は顕著である。勿論機械的に凹凸を目的として
形成した切溝等の」−に放電被覆を行うこともできる。
また摩擦面の寿命と共に超硬材の耐摩性より切刃となる
エッチ部分の寿命も高く半永久的に鋭い切刃をもって噛
合細断する非常に切れ味のよいシルジッダをすることが
できる。
また放電被覆は第3図のように円板の周縁面1bにも施
される。21が放電被覆層であるが、ここの部分は切刃
エッチの補強であり、第1.2図のようにローラ1,2
同志が噛合交叉する部分であるから、厚くて凹凸の大き
い被覆はかえって切れ味を落すから、ここには薄く表面
粗さの小さい第7図写真図のような被覆をする。この放
電被覆加工は円板1を11000rpで高速回転しなが
ら加工したとき切断面の400倍の拡大写真である。被
覆母材の円板1を高速回転して振動電極による放電点を
急速移動することによって溶着肉盛された突部が摩擦に
より削り取られながら被覆されるので、表面はきれいに
面粗さは約3〜4μ程度かそれ以下に仕上げられた。こ
のような放電被覆によって切味を落すことなくエッチの
耐摩耗性を高めることができる。
なお放電被覆加工は第5図実施例以外に諸種の加工方式
が利用でき、例えば電極を対向した間隙に火花放電を行
い放電により飛散する電極材の溶解微粒子を近接配置し
た母材に衝突?W肴させる方式、電極間に装架したワイ
ヤを衝撃電流によって溶断放電させ、そのときの飛散す
る溶解微粒子を母材に衝突溶着させるものとか、被覆材
の粉末東合物に電極を対向し、そこに衝撃放電を行って
粉末を噴射して母材に衝突溶着させる方式、その他の放
電焼結も利用できるなど、任意の方式を用いることがで
きる。
第4図は噛込み送りを与えるローラ1とカッタローラ3
0とを別々につくり両者を重ね合せて回転軸に装着して
使用する例であり、ローラ円板1には第3図と同様の凹
凸のある放電被覆層を形成し、カッタローラ3には切刃
のエッチを変形させないように薄く且つ面粗さの小さい
超硬材の放電被覆層31を形成リーることによって耐摩
耗性を^めるようにする。
なおまた第3.4図のローラ円板1の周側面1aには予
め摩擦効果を高めるための条を入れたり、ぎざぎざ、凹
凸等を機械加工にJ−って形成しておき、その上に耐摩
耗性の放電被覆層を形成するようにしてもよい。
以上説明したように本発明はローラの摩擦による噛込み
をする周側面、更には切刃となるエッチに近い周縁面に
放電による被覆層を設けたローラを用いたから切れ味は
良好であり寿命が長くシュレッダとして性能を著しく向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例装置の側面図、第2図は正面図
、第3図はそのローラ円板の拡大図、第4図は他のロー
ラ拡大図、第5図はローラの製造工程の一部説明図、第
6図及び第7図はローラ切断面の拡大写真図である。 1.2・・・・・・・・・O−ラ 3.4・・・・・・・・・回転軸 1a・・・・・・・・・周側面 1b・・・・・・・・・周縁面 20・・・・・・・・・放電被覆層 21.30・・・・・・・・・放電被覆層特  許  
出  願  人 イア1沼 ¥2圀 第31椙 lα 才41図 ;t5);a xzo≧ 〆400 −33’t

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交叉する円板状回転ローラ間に紙を噛込んで細断
    するシュレッダにおいて、前記カッタと噛込み送りを兼
    用するローラ若しくはカッタと共に回転する噛込み送り
    ローラの少なくともその周側面に放電による超硬材の被
    覆層を設けたローラを具備してなるシュレッダ。
  2. (2)交叉する円板状回転ローラ間に紙を噛込んで細断
    するシュレッダにおいて、前記カッタと噛込み送りを兼
    用するローラ若しくはカッタと共に回転する噛込み送り
    ローラの周側面と前記カッタと噛込み送りを兼用するO
    −ラ若しくはカッタローラの周縁面とに放電による超硬
    材の被覆層を設けたローラを具備してなるシュレッダ。
  3. (3)O−ラ周側面の被覆層は回転方向に直交する方向
    に並ぶ線若しくは帯状に設けである特許請求の範囲第1
    項又は第2項に記載のシュレッダ。
  4. (4)ローラ周側面の被覆層はその凹凸が約0.1腸−
    前後の大きさを有する特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載のシュレッダ。
  5. (5)ローラ周縁面の被覆層はその表面粗さが数μ以下
    である特許請求の範囲第2項に記載のシュレッダ。
  6. (6)シュレッダ用0−ラの複数個を積重ねて密着させ
    た状態で周側面に超硬材の放電被覆加工することを特徴
    とするシュレッダローラ製作方法。
JP57101076A 1982-06-11 1982-06-11 シユレツダ及びシユレツダロ−ラ製作方法 Pending JPS58216747A (ja)

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