JPS58216684A

JPS58216684A - タバコフイルタ

Info

Publication number: JPS58216684A
Application number: JP57099882A
Authority: JP
Inventors: 松原　春吉; 山口　武義
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-06-10
Filing date: 1982-06-10
Publication date: 1983-12-16
Also published as: KR840004861A; JPS6027507B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はタバコフィルターに関し、特には、タバコに付
着して、あるいはホルダーと組合せて用いられるタバコ
フィルターに関する。

タバコの煙中には一般にニコチン、タール、３．４−ベ
ンツピレン、−酸化炭素などの有害成分が含まれている
。そこで、この有害成分を除去するだめのフィルターを
タバコの一端部ニ付着した、いわゆるフィルター付タバ
コが主流を占めている。また、別途にホルダーと組合せ
てフィルターを使用し、有害成分を低減しようとするこ
とも行なわれている。

従来、タバコフィルターとしては木綿、アセテート、ガ
ラスなどの天然あるいは合成の繊維質体、合成樹脂など
の連続気泡性発泡体よりなるものが知られて卦り、さら
にこれらの中に活性炭を係留させたものも知られている
。また、ホルダー内に収納しモ使用するフィルターにあ
゛　つては、上記のｆＲ維状体に水を含浸させて使用す
る、いわゆる水パイプフィルターも用いられている。

しかしながら、上記の従来のフィルターにおいては、有
害成分の捕隼は専らフィルター材料への付着、含浸水へ
の溶解のような物１１的作用に依存しておシ、未だ十分
に有害成分を除去することができなかった。

本発明者は、−に記従来技術の欠点を解消するものとし
て、クロ１／うを含むタバコフィルターを先に提案した
が（特公昭５３−１２５０８３号）、本発明はこの改良
発明であって、特に−酸化炭素の除去能力の改善を目的
としたものである。

すなわち、本発明のタバコフィルターは、（すクロレラ
と、（ｂ）過炭酸塩、過硼酸塩または過硫酸塩の少なく
とも一種とを含有することを特徴とする。

クロレラはバスケット状のセルロースの網によって成形
され、内部に蛋白質６０％以上を含む他、クロロフィル
、ビタミン、連索、炭水化物等を含む、特異な体構造を
有する単細胞の緑藻である。

クロレラ単独でも香喫味を失なうことなく煙中のニコチ
ン、タール、さらに発癌性物質である３、４−ペンツピ
レンを有効に除去し□うるが、−酸化炭素の除去は未だ
十分ではない。

本発明では（ｂ）成分として過炭酸塩、過硼酸塩および
過硫酸塩の少なくとも一種を含むので、−酸化炭素を有
効に除去することができる。塩としては、ナトリウム塩
、カリウム塩が好ましい。

第１図は本発明の構成側を示す一部切欠き断面図であシ
、タバコ１１の一端部にフィルター１３が配設され、こ
のフィルター１３中にクロレラ１５および上ｆｉ＋！（
ｂ）成分１７が含まれる。本例においては、クロレラ１
５および（ｂｌ成分１７は粒状ないし粉状物として、ア
セテートなどの繊維質体、連続気泡性発泡体力どのフィ
ルター材１９中に分散して担持されている。第２図は第
１図と同様のフィルター１３をホルダー２１（パイプ）
と組合せて用いた場合について示す。

第３図は本発明の他の構成例を示し、フィルター１３は
、フィルター材中にクロレラおよび（ｈ）成分を分散担
持させた部分１３ａとフィルター材のみからなる部分ｔ
ａｂからな石。もちろん、フィルター材中に活性炭、ゼ
オライト、酸化鉄などをさらに含有させることもできる
。

第４図は、フィルター材１３ｂにより、粒状ないし粉状
のクロレラ１５および（ｂ）成分１７をサンドイッチ状
に挾んで保留担持したものである。

このように、フィルター中に、クロレラおよび（ｂ）成
分を含有せしめる方法は特に問わず、たとえば（ｂ）成
分を適当な溶媒または分−散媒に溶解ないし分散させて
フィルター材を含浸処理してもよい。

フィルター材中のクロレラおよび（ｂ）成分の含有班は
、有害成分の除去目標値等を勘案して適宜決定されるも
のであるが、一般的には双方で１０〜８０　ｍ９程度で
あり、好ましくは３０〜５０ｍｇである。また（ｂ）成
分の含有割合はクロシラ１重隆部に対して通常１／６〜
６重量部であυ、好′ｔ＋、＜は１／３〜３爪量部であ
る。

以上説明したように、本発明のタバコフィルターによれ
ば、タバコの香喫味を失なうことなく、煙中の３，４・
−ペンツピレンおよび一酸化炭素を有効に除去すること
ができる。

実施例タバコフィルター（８ＦＩｌφｘ２ｏｍ）中に第１表に
示すクロレラおよび（ｂ）成分を担持させた。

このフィルターを通してピースの煙を導き、タール、ニ
コチン、３，４−ペンツピレン、−酸化炭素の量を測定
し、フィルターを用いない場合と比較した。なお、−酸
化炭素の量はガスクロマドフィーにより測定した。まだ
、（ｈ）成分中にオキリンとあるのは商品名であって、
組成は２ＫＳＯ！Ｉ・ＫＨ８Ｏ，・Ｋ、Ｓ　Ｏ，である
。

（以下余白）弘　［：４面のか１１′Ｐ、なＨ＋へ明ｇｒｓ　ｉ図、
第３図および第４図は本発明のタバコフィルターの構成
例を示す一部切欠き断面図である。

第２図は本発明の４１り成例を示す断面図である。

１１・・・クバコ　　　　　　１３・・・フィルター１
５・・・クロレラ　　　　１７・・・（ｂｌ成分１９・
・・フィルター利　　　２１・・・ホルダーｌり　　１
５０

Claims

【特許請求の範囲】

１、　　（ａｌクロレラ七、（ｂ）過炭酸塩、過硼酸塩
または過硫酸塩の少なくとも一種とを含有することを特
徴とするタバコフィルター。