JPS6214774A - タバコ有害物質除去剤 - Google Patents
タバコ有害物質除去剤Info
- Publication number
- JPS6214774A JPS6214774A JP15155085A JP15155085A JPS6214774A JP S6214774 A JPS6214774 A JP S6214774A JP 15155085 A JP15155085 A JP 15155085A JP 15155085 A JP15155085 A JP 15155085A JP S6214774 A JPS6214774 A JP S6214774A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tobacco
- harmful substance
- smoke
- substance remover
- powder
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- Granted
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- Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、タバコに付着させることにより、喫煙時にお
けるタバコ存置物質除去作用で、喫煙者ならびに周囲の
人々への悪影響を排除するタバコ有害物質除去剤に関す
るものである。
けるタバコ存置物質除去作用で、喫煙者ならびに周囲の
人々への悪影響を排除するタバコ有害物質除去剤に関す
るものである。
「従来の技術」
我が国における成人男子の喫煙率は約75パーセント、
女子のそれは16パーセントを占めており、これは世界
各国に比べて最も高い喫煙率である。
女子のそれは16パーセントを占めており、これは世界
各国に比べて最も高い喫煙率である。
従来、タバコは肺癌をはじめ他の種々の疫病を誘発する
といわれている。
といわれている。
これは喫煙により、喫煙者又は周囲の人々が。
タバコの煙に含まれているタールの中の発癌物質、ニト
ロソアミン、−酸化炭素、ニコチン等が口から吸い込ま
れて目粘膜から体内に吸収されることによる。
ロソアミン、−酸化炭素、ニコチン等が口から吸い込ま
れて目粘膜から体内に吸収されることによる。
「発明が解決しようとする問題点」
これらのタバコの煙による害を防止するため。
第2図のように細長い煙道2を有するパイプタバコ1が
ひろく一般に市販されている。
ひろく一般に市販されている。
しかし、これは、喫煙者の口内に入る煙3aは細長い煙
道2を経由し、その濾過によるある程度の効果を有する
が、他の煙3bはそのまま周囲に拡散されるので、喫煙
者以外の他の人々に害を及ぼすとともに喫煙者そのもの
にもあまり効果がないものである。
道2を経由し、その濾過によるある程度の効果を有する
が、他の煙3bはそのまま周囲に拡散されるので、喫煙
者以外の他の人々に害を及ぼすとともに喫煙者そのもの
にもあまり効果がないものである。
「問題点を解決するための手段」
本発明は、タバコに有害物質除去剤、詳しくはメントー
ル(結晶メントールマイクロカプセル)、アスコルビン
酸、グリチミン、コンフリー末。
ル(結晶メントールマイクロカプセル)、アスコルビン
酸、グリチミン、コンフリー末。
ペレルオキシアンナオキシン、ステアリンMB (粉末
)、ペルトール、クローブアニリン、レシチン、安息香
酸、ワニリンを混合してなる有害物質除去剤を付着させ
て喫煙することにより、タバコの有害物質を減少させる
タバコ有害物質除去剤である。
)、ペルトール、クローブアニリン、レシチン、安息香
酸、ワニリンを混合してなる有害物質除去剤を付着させ
て喫煙することにより、タバコの有害物質を減少させる
タバコ有害物質除去剤である。
「作用」
本発明のタバコ有害物質除去剤は予めタバコに付着して
おき、タバコに火をつけると、有害物質除去剤は非イオ
ン界面活性剤の作用があるため。
おき、タバコに火をつけると、有害物質除去剤は非イオ
ン界面活性剤の作用があるため。
タバコの燃焼で出るクール物質を前記有害物質除去剤に
吸着させる。
吸着させる。
そのため、タール物質の乾溜現象が緩慢になる緩慢にな
ると、ベンズピレンやニトロアミンが分解されにくくな
り、この発癌起因物質である有害物質が口から吸い込ま
れる量が減少する。
ると、ベンズピレンやニトロアミンが分解されにくくな
り、この発癌起因物質である有害物質が口から吸い込ま
れる量が減少する。
本発明によるタバコ有害物質除去剤はニコチンの量をも
減少させる。
減少させる。
ニコチンには、揮発性と不揮発性の二つのタイプのもの
があるが1本発明によれば、有害物質除去剤が揮発性の
ニコチンを不揮発性のニコチンに変えてしまうので口の
中に煙とともに入るニコチンの量を減少させることがで
きる。
があるが1本発明によれば、有害物質除去剤が揮発性の
ニコチンを不揮発性のニコチンに変えてしまうので口の
中に煙とともに入るニコチンの量を減少させることがで
きる。
これらの有害物質除去作用はタバコの葉が煙になる時点
、即ち、煙の発生時点で行われるから。
、即ち、煙の発生時点で行われるから。
従来のようにフィルターを経由したもののみ、又はパイ
プの中をとおってきたもののみについて効果があるのと
異なり、喫煙者以外の1周囲の人々に対してもすべて無
害の作用を及ぼすものである最近、タバコの煙の中に活
性酸素が発生し、これがDNA (デオキシリポ核酸)
を、より多く。
プの中をとおってきたもののみについて効果があるのと
異なり、喫煙者以外の1周囲の人々に対してもすべて無
害の作用を及ぼすものである最近、タバコの煙の中に活
性酸素が発生し、これがDNA (デオキシリポ核酸)
を、より多く。
より早くこまぎれに切断することが報告され、タバコの
煙による発癌の可能性の一つであるとされてきた。
煙による発癌の可能性の一つであるとされてきた。
この対策としてタカラーゼや安息香酸が活性酸素を分解
することが確認されている。
することが確認されている。
本発明のタバコ有害物質除去剤には安息香酸が含まれて
おり、従ってこの活性酸素の分解をも行う作用があり、
この面からも本発明のタバコ有害物質除去剤は発癌を抑
止する作用を有するものである。
おり、従ってこの活性酸素の分解をも行う作用があり、
この面からも本発明のタバコ有害物質除去剤は発癌を抑
止する作用を有するものである。
「実施例」
本発明の具体的構成をその作用とともに説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、細長い煙道2
を有するパイプタバコlの先にタバコの葉4を装填し、
このタバコの葉4の上方にタバコ有害物質除去剤5を、
圧着したものである。
を有するパイプタバコlの先にタバコの葉4を装填し、
このタバコの葉4の上方にタバコ有害物質除去剤5を、
圧着したものである。
これらに用いられる前記タバコ有害物質除去剤5は、メ
ントール(結晶メントールマイクロカプセル)、アスコ
ルビン酸、グリチミン、コンフリー末、ペレルオキシア
ンナオキシン、ステアリン酸B (粉末) 、ペルトー
ル、クローブアニリン。
ントール(結晶メントールマイクロカプセル)、アスコ
ルビン酸、グリチミン、コンフリー末、ペレルオキシア
ンナオキシン、ステアリン酸B (粉末) 、ペルトー
ル、クローブアニリン。
レシチン、安息香酸、ワニリンを適宜な割合で混合して
なるもので、その混合比率は、かなりの柔軟性をもって
いるものであるが、最もよい比率をパーセントで示せば
次のとおりである。
なるもので、その混合比率は、かなりの柔軟性をもって
いるものであるが、最もよい比率をパーセントで示せば
次のとおりである。
品 名 混合比 (%)メ
ントール 0.5アスコルビン酸
30.0グリチミン
10.0コンフリー 34.0ペ
レルオキシ・アンチオキシン 0. 3ステアリン酸
B 15.0ペルトール
2.0クローブアニリン
0. 5レシチン 7.0安息
香酸 0.2なお、この他必要
に応じてヒマシ油、ジャスミン、またはタバコの各種フ
レーバーを配合することもできる。
ントール 0.5アスコルビン酸
30.0グリチミン
10.0コンフリー 34.0ペ
レルオキシ・アンチオキシン 0. 3ステアリン酸
B 15.0ペルトール
2.0クローブアニリン
0. 5レシチン 7.0安息
香酸 0.2なお、この他必要
に応じてヒマシ油、ジャスミン、またはタバコの各種フ
レーバーを配合することもできる。
この実施例によれば、揮発性のニコチン量が約3分の2
減少することが確認されている。
減少することが確認されている。
又、−酸化炭素は更にそれよりも多く減少し。
3分の2の減少である。
ベンズピレンやニトロソアミンは、 実施例によれば3
分の2以下に減少していることが判明している。
分の2以下に減少していることが判明している。
このような煙の中のタバコ有害物質を除去する作用は、
煙の発生時点で即座に行われるから、パイプタバコlb
の煙道2の中をとおって喫煙者の口内に入る煙3aも、
それ以外の煙3bもすべての煙の有害物はタバコ有害物
質除去剤5により除去される。従って喫煙者にも1周囲
の他の人々にも、ともに効果を及ぼすタバコ有害物質除
去剤であるということができる。
煙の発生時点で即座に行われるから、パイプタバコlb
の煙道2の中をとおって喫煙者の口内に入る煙3aも、
それ以外の煙3bもすべての煙の有害物はタバコ有害物
質除去剤5により除去される。従って喫煙者にも1周囲
の他の人々にも、ともに効果を及ぼすタバコ有害物質除
去剤であるということができる。
なお、タバコ有害物質除去剤は粉末体のほか。
錠剤としてもよい。
「発明の効果」
本発明は以上説明したように、タバコ有害物質除去剤を
タバコの葉に混合して使用するので、煙の発生時点で直
ちに有害物質が除去され、従って喫煙者は勿論、喫煙者
以外の他の人々にもタバコ有害物質除去効果がある。
タバコの葉に混合して使用するので、煙の発生時点で直
ちに有害物質が除去され、従って喫煙者は勿論、喫煙者
以外の他の人々にもタバコ有害物質除去効果がある。
また1本発明のタバコ有害物質除去剤は非イオン界面活
性の作用があるため、タバコの燃焼で出るタール物質を
吸着させ、タール物質の乾溜現象を緩慢にさせるので、
ベンズピレンやニトロアミンが分解されにくくなり、こ
の発癌物質が口から吸ル1込まれる量を減少させる効果
がある。
性の作用があるため、タバコの燃焼で出るタール物質を
吸着させ、タール物質の乾溜現象を緩慢にさせるので、
ベンズピレンやニトロアミンが分解されにくくなり、こ
の発癌物質が口から吸ル1込まれる量を減少させる効果
がある。
さらに、揮発性ニコチンを不運発性ニコチンに変化させ
るので1口の中に入るニコチン量を減少させることがで
きる。
るので1口の中に入るニコチン量を減少させることがで
きる。
その上、安息香酸が入っているのでタバコの葉の中に含
まれている抗腫瘍物質センブラトルニンディオール(C
B T)を安息香酸が保護するからCBTの発癌抑止効
果の減少を防ぐ等の利点がある。
まれている抗腫瘍物質センブラトルニンディオール(C
B T)を安息香酸が保護するからCBTの発癌抑止効
果の減少を防ぐ等の利点がある。
第1図は本発明のタバコ有害物質除去剤の使用方法の説
明図、第2図は従来のタバコの有害物質除去方法の説明
図。 4・・・・・・タバコの葉。 5・・・・・・タバコ有害物質除去剤。
明図、第2図は従来のタバコの有害物質除去方法の説明
図。 4・・・・・・タバコの葉。 5・・・・・・タバコ有害物質除去剤。
Claims (2)
- (1)メントール(結晶メントールマイクロカプセル)
、アスコルビン酸、グリチミン、コ ンフリー末、ペレルオキシアンナオキシン 、ステアリン酸B(粉末)、ベルトール、 クローブアニリン、レシチン、安息香酸、 ワニリンを混合してなるタバコ有害物質除 去剤。 - (2)前記有害物質除去剤が粉末体である特許請求の範
囲第1項記載のタバコ有害物質除去 剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15155085A JPS6214774A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | タバコ有害物質除去剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15155085A JPS6214774A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | タバコ有害物質除去剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6214774A true JPS6214774A (ja) | 1987-01-23 |
JPS6244910B2 JPS6244910B2 (ja) | 1987-09-24 |
Family
ID=15520969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15155085A Granted JPS6214774A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | タバコ有害物質除去剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6214774A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999015036A1 (fr) * | 1997-09-22 | 1999-04-01 | Ohshiro Co., Ltd. | Regulateur de l'arome de la fumee du tabac |
WO1999015034A1 (fr) * | 1997-09-22 | 1999-04-01 | Ohshiro Co., Ltd. | Regulateur de l'arome de la fumee du tabac |
US6530377B1 (en) | 1993-01-11 | 2003-03-11 | Filligent Limited | Cigarette filter containing dry water and a porphyrin |
WO2003056945A1 (fr) * | 2002-01-08 | 2003-07-17 | Japan Tobacco Inc. | Cigarette et filtre pour cigarette |
US6792953B2 (en) | 2000-09-12 | 2004-09-21 | Filligent Limited | Tobacco smoke filter |
JP2008271884A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Nozomi Yoneda | パイプたばこの喫煙方法およびそれに用いるパイプ |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP15155085A patent/JPS6214774A/ja active Granted
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6530377B1 (en) | 1993-01-11 | 2003-03-11 | Filligent Limited | Cigarette filter containing dry water and a porphyrin |
WO1999015036A1 (fr) * | 1997-09-22 | 1999-04-01 | Ohshiro Co., Ltd. | Regulateur de l'arome de la fumee du tabac |
WO1999015034A1 (fr) * | 1997-09-22 | 1999-04-01 | Ohshiro Co., Ltd. | Regulateur de l'arome de la fumee du tabac |
US6200391B1 (en) | 1997-09-22 | 2001-03-13 | Ohshiro Co., Ltd. | Tobacco flavoring agent |
US6792953B2 (en) | 2000-09-12 | 2004-09-21 | Filligent Limited | Tobacco smoke filter |
WO2003056945A1 (fr) * | 2002-01-08 | 2003-07-17 | Japan Tobacco Inc. | Cigarette et filtre pour cigarette |
JP2008271884A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Nozomi Yoneda | パイプたばこの喫煙方法およびそれに用いるパイプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6244910B2 (ja) | 1987-09-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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