JPS58215720A - オ−トリバ−ス式テ−プレコ−ダ - Google Patents

オ−トリバ−ス式テ−プレコ−ダ

Info

Publication number
JPS58215720A
JPS58215720A JP57099526A JP9952682A JPS58215720A JP S58215720 A JPS58215720 A JP S58215720A JP 57099526 A JP57099526 A JP 57099526A JP 9952682 A JP9952682 A JP 9952682A JP S58215720 A JPS58215720 A JP S58215720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
magnetic
cam
retracted position
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57099526A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kobayashi
実 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp, Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Corp
Priority to JP57099526A priority Critical patent/JPS58215720A/ja
Priority to US06/500,265 priority patent/US4626940A/en
Publication of JPS58215720A publication Critical patent/JPS58215720A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/26Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
    • G11B15/28Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/44Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive transfer means therefor
    • G11B15/442Control thereof

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、オートリバース式テープレコーダ、特に一
対の磁気へ、ドを有するオートリバース式テーグレコー
〆、に関する。
一対の磁気ヘッドを有するオートリバース式テープレコ
ーダにおいて、磁気テープは二方向へ走行駆動され、各
磁気ヘッドはそれぞれの磁気テープ走行方向に対応して
切換えられる。そして、一方の磁気ヘッドが使用されて
いる間、他方の磁気ヘッドは、磁気テープから離間した
後退位置に確実に口、りされていなければならない。ま
た、スト、プモード時、上記一方の磁気ヘッドは、磁気
テープから離間した後退位置ヘ移動される。このスト、
グモード時に後退位置にある磁気へ、ドは、グレースイ
ッチがONにされると、磁気テープと接触する前進位置
へ容易に移動できることが望ましい。したがって、この
種のテープレコーダにおいて、それぞれの磁気ヘッドは
、前進位置へ容易に移動できる第1の後退位置と、他方
の磁気ヘッドが使用されている間、確実にロックされる
第2の後退位置と、を有している。そのため、この種の
テープレコーダは、磁気テープの走行方向あるいはテー
プレコー〆の各モードに対応してそれぞれの磁気ヘッド
を第1するいは第2の後退位置へ移動させなければなら
ない。したがって、この種のテープレコーダは、磁気ヘ
ッドを移動させるための機構が複雑になってしまう欠点
がある。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は
簡単な構成によシ磁気ヘッドを第1゜第2の後退位置へ
移動させることのできるオートリバース式テープレコー
ダを提供することにある。
上記目的を達成するためこの発明のオートリバース式テ
ープレコーダによれば、 磁気テープに接触する前進位置と磁気テープから離間す
る第2の後退位置との間および上記前進位置と第2の後
退位置との間に位置し磁気テープから離間する第1の後
退位置と上記前進位置との間を往復動可能に基板上に配
設され、磁気テープの第1の走行方向時に使用される第
1の磁気ヘッドと、磁気テープに接触する前進位置と磁
気テープから離間する第2の後退位置上に配設され、磁
気テープの第2の走行方向時に使用される第2の磁気ヘ
ッドと、基板に回転自在に配設され、磁気テープの走行
方向に対応して所定方向へ第1するいは第2の回転角で
選択的に回転されて前進位置にある側の磁気ヘッドを第
1の回転角により第1の後退位置へまた第2の回転角に
より第2の後退位置へ移動させるカム手段と、カム手段
の回転角を制御して磁気ヘッドの移動を制御する制御手
段と、基板に回動可能にかつカム手段と保合可能に配設
され、カム手段の第2の回転角での回転によりカム手段
と係合して回動され磁気ヘッドと係合して磁気ヘッドを
第2の後退位置へロックする係止手段と、を備えている
このオートリバース式テープレコーダによれば、第1お
よび第2の磁気へ、ドは、単一のカム手段によって第1
あるいは第2の後退位置へ移動される。つまり、磁気テ
ープが第1の走行方向に駆動されている場合、カム手段
は、所定方向へ回転して−lの磁気ヘッドを第1あるい
は第2の後退位置へ移動させる。そして、第1の磁気ヘ
ッドの第11第2の後退位置への移動は、制御手段によ
ってカム手段の回転角を制御することにより選択される
。また、磁気テープが第2の走行方向に駆動されている
場合、カム手段は上記所定方向とは逆方向へ回転して第
2の磁気へ、ドを第1あるいは第2の後退位置へ移動さ
せる。そして、第2の磁気ヘッドの移動は、制御手段に
よってカム手段の回転角を制御することにより選択され
る。このように、このオートリバース式テーゾレコーI
によれば、第11第2の磁気へ、ドの移動は、単一のカ
ム手段によって行われ、第1および第2の後退位置は制
御手段によってカム手段の回転角を制御することにより
選択される。したがって、この発明のオートリバース式
テープレコーダによれば、簡単な構成により、一対の磁
気ヘッドを磁気テープの走行方向あるいは各モードに対
応してそれぞれ第1あるいは第2の後退位置に移動させ
ることができる。
′以下図面を参照しながらこの発明の一実施例について
詳細に説明する。
第1図に示すようにオートリバ−ス式テープレコーダ1
0は、センターキャブスタン型片−トリバース式テープ
レコーダで、基板12と、キャプスタン軸14とキャプ
スタン軸の両側にそれぞれ配設された第1の録音・再生
ヘッド16および第2の録音・再生へ、ド18とを備え
ている。なお、第1、第2の録音・再生ヘッド16、i
llは、この発明における第1.第2の磁気ヘッドをそ
れぞれ構成している。また、オートリバース式テープレ
コーダ10は、第1および第2のへ、ド16,18間に
配設されたピンチローラ20と、一対の消去ヘッド22
.23とを備えている。更に、チーブレコーダ10は、
支持板25を介して基板12に取付けられキャプスタン
軸14を駆動するモータ24と、基板に取付けられ、第
1および第2の録音・再生ヘッド16.illの移動を
制御するトリが−マグネット26と、を備えている。な
お、ここで言うトリガーマグネットとは、マグネットに
コイルが巻かれたもので、コイルに通電されると、コイ
ルに発生する磁界によりマグネットの磁束が打ち消され
、その結果、コイルに通電されている間マグネットの吸
着力がなくなるものである。
第1図および第2図に示すように、基板12は、その下
端部中央に形成された長方形の突出部28を有し、突出
部の2側面40.42は、垂直方向に沿って延在してい
る。この突出部28には、ピンチローラ20をガイドす
るためのガイド溝30が形成されている。このガイド溝
30はキャプスタン軸14に向って垂直に延びた直線部
32と、直線部に連通しているとともに直線部からそれ
ぞれ外方に傾斜して延びた第1および第2のガイド面3
4.36とを有している。
また、突出部28は、ガイド溝3Qの両側にそれぞれ形
成された第1および第2の開口38゜39を有し、これ
らの開口は、それぞれ突出部を貫通して基板12の裏面
に連通しているとともに互いに連通している。更に、ガ
イド溝30の下方で突出部28土に、段付きのばね係止
ビン44が立設されている。また、基板12は突出部2
8の右側に突出部の側面40と平行にかつ互いに平行に
立設された一対のガイド壁46゜47と、突出部の左側
に突出部の側面42と平行にかつ互いに平行に立設され
た一対のガイド壁48.49と、を備えている。更に、
基板12は、突出部28とガイド壁46との間に形成さ
れた第1のガイド孔50と、突出部とガイド壁48との
間に形成された第2のガイド孔52と、を備えている。
第11第2のガイド孔50.52はそれぞれ、基板12
を貫通しているとともに垂直方向に沿って延在している
第1図および第3図に示すように、ピンチロー220は
、直方体形状の支持体54に支持ピン56によって回転
自在に取付けられている。
支持−ン56は支持体54を貫通して支持体の底面から
突出している。支持体54は、その底面から突出したガ
イドビン58を有している。
また、支持体54は、その後端部両側線にそれぞれ押圧
部60.61を有している。そして、ピンチローラ20
および支持体54は、支持ピン56および〃イドビン5
8がそれぞれガイド溝30内に突出することによシ、ガ
イド溝に沿って移動可能に突出部28上に配設されてい
る。
また、支持体54は、支持体とはね係止ピン44との間
に架設された引張ばね62によって下方へ、つま9キヤ
プスタン軸14から離間する方向へ付勢されている。第
1の録音・再生へ、ド16は、支持体64に取付けられ
ている。支持体64はその底面から突出した押圧ピン6
6と、支持体の側面下部から突出した押圧爪68および
口、り爪70と、を有している。また、支持体64はそ
の後端部に立設された支持ビン72を有し、この支持ビ
ンに一対のねじシばね74゜74が巻装されている。ね
じりはね74のそれぞれの端部は、ピンチロー220の
支持体54の押圧部60を押圧可能に配設されている。
そして、第1の録音・再生へ、ド16および支持体64
は、突出部28とガイド壁46との間に配設されている
。支持体64の両側面下端部は、それぞれ、突出部28
の側面40および〃イド壁46に当接しておシ、それに
より、第1のへ、ド16および支持体64は、突出部の
側面40およびガイド壁46に沿って往復動可能に基板
12上に配設されている。支持体64の抑圧ビン66は
、ガイド孔50を貫通して基板12の裏面から突出して
いる。また、押圧爪68およびロック爪70は、突出部
28の開口38(第2図参照)内へ突出している。第2
の録音・再生へ、ド18は、支持体64と対称に形成さ
れた支持体76に取付けられている。支持体76はその
底面から突出した抑圧ピン78と、その側面下部から突
出した押圧爪80および口、り爪82と、を備えている
。また、支持体76はその後端部に立設された支持ピン
/I4を有し、この支持ピン84に一対のねじシばね8
6,116が巻装されている。ねじシばね86.86の
それぞれの端部はピンチローラ20の支持体54の抑圧
部61(第3図参照)を抑圧可能に配設されている。そ
して、第2の録音・再生ヘッド18および支持体76は
、支持体76の両側面下端部が突出部28の側面42と
ガイド壁4Bの側面とに当接することにより、突出部と
ガイド壁48とに沿って往復動可能に基板12上に配設
されている。支持体76の押圧ピン78はガイド孔52
を貫通して基板12の裏面から突出しており、また、押
圧爪80およびO,り爪82は突出部28の開口39(
第2図参照)内へ突出している。ばね係止ピン44にね
じりばね88が巻装されておシ、ねじりばねの両端部は
それぞれ支持体64.76に当接している。
それによシ支持体64.76は、ねじ9はね88により
、カセットチーf90の磁気チーブ92方向へ付勢され
ている。また、消去へ、ド22は、ガイド壁46.47
間に、消去ヘッド23はガイド壁48.49間にそれぞ
れ配設され、それぞれのガイド壁に沿って移動可能に基
板12上に配設されている。そして、消去ヘッド22゜
23は、それぞれ圧縮はね94によって付勢され磁気テ
ープ92に当接している。
第1図は、オートリバース式テーグレコーダ10のフォ
ア−ドブレーモードを示しており、このフォアードグレ
ーモードにおいて、第1の   □録音・再生へ、ド1
6は、支持体64とともにねじシはね88に付勢されて
、磁気チーブ方向へ移動され磁気チーf92に当接した
図示の前進位置に位置している。支持体64が磁気チー
ブ92方向へ移動することによシねじりばね74.74
のそれぞれの端部は、支持体54の押圧部60(第3図
参照)を押圧する。それにより、支持体54は、ピンチ
ロー220とともに引張ばね62の付勢力に抗してガイ
ド溝30の第1のガイド面34に沿ってキャブスタン軸
14方向へ移動される。そして、ピンチローラ20は第
2の録音・再生へ、ド18側にわずかにずれてキヤプス
タン軸14に圧接されている。
また、第2の録音・再生へ、ド18および支持体76は
、図示の第2の後退位置に位置している。フォア−Pグ
レーモードにおいて、キャブスタン軸14はモータ24
によって時計方向へ回転駆動されている。それにより、
磁気チーブ92は矢視A方向へ走行駆動されている。
なお、第1図において、参照符号96.97は、それぞ
れリール軸をまた、参照符号98はカセットチーグ90
を位置決めするための位置決めピンを示している。また
、参照符号100゜102は、それぞれ第1、第2の切
換スイッチを示している。
また、第4図に示すように、オートリノ櫂−ス式テーグ
レコーダ10は基板12の裏面に配設されたリール軸駆
動機構、磁気ヘッド移動機構等を備えている。キャブス
タン軸14は基板12を貫通して基板の裏面から突出し
ておりその突出端部にフライホイール104が取付けら
れている。フライホイール104には、駆動ギア106
が同軸的に取付けられており、フライホイールおよびキ
ャプスタン軸14と一体的に回転される。そして、フラ
イホイール104、キャブスタン軸14および駆動ギア
106は、フライホイールとモータ24の駆動軸108
との間に架設されたベルト110を介してモータによっ
て回転駆動される。駆動ギア106と基板12との間に
回動レバー112が配設されており、この回動レバーは
基板から突出した環状の支持ピン114によってキャブ
スタン軸14を中心として回動自在に支持されている。
回動レバー112には、アイドラギア116が回転自在
に取付けられておシ、このアイドラギアは、駆動ギア1
06と噛合しているとともに、リール軸96.971C
それぞれ取付けられAU−ルギア’ 18* 119と
噛合可能に配設されている。また、回動レバー112は
キャブスタン軸14の中心とアイドラギア116の中心
とを通る直線を中心にして左右対称に形成されている。
そして、回動レバー112は、肩部120を有する係合
部121と、肩部122を有する係合部123とをそれ
ぞれのサイドに有し、保合部12ノは支持体64(第1
図参照)の押圧ピン66とまた保合部122は支持体7
6の押圧ピ。
ン78とそれぞれ当接可能に配設されている。
また、リールギア118,119のそれぞれの下方に、
揺動部材124,126が配設されている。揺動部材1
24は、第5図および第6図に示すように、リールギア
119と噛合可能な連動ギア128を備えている。連動
ギア128は、同軸的に形成された環状の突出部129
を有し、この突出部にフライホイール104の外周面と
保合可能なゴムリング130が嵌められている。そして
連動ギア128は揺動部材124にビン131によって
回転自在に取付けられている。また、第4図に示すよう
に、揺動部材126は揺動部材124と対称に形成され
、リールイア118と噛合可能な連動ギア132と、ベ
ルト110を介してフライホイール104の外周面と保
合可能なゴムリング(図示しカい)とを備えている。そ
して、揺動部材124は、基板12から突出した係止ビ
ン133に巻装されたねじDII′iね134によって
リールギア119方向へ付勢され、また、揺動部材12
6Vi係止ビン136に巻装されたねじりはね136に
よってリールギア118方向へ付勢されている。
リールギア1111.119を囲むように、略E字形状
の摺動板138が垂直方向に沿って摺動可能に基板12
に配設されている。摺動板138は、揺動部材124,
126とそれぞれ保合可能な係合爪140.141と、
回動レバー112の肩部120,122とそれぞれ当接
可能な当接爪142,14Bと、を有している。
また、摺動板138は、当接爪142の下方に形成され
た押圧部144と、摺動板の上端部中央に形成されたは
ね係止孔146と、を有して 。
いる。そして、摺動板138はばね係止孔146内に配
設された圧縮はね146によって下方ヘ−付勢されてい
る。
第4図はオートリバース式テーグレコー〆10のフォア
−P7″レーモードを示している。フォア−ドブレーモ
ードにおいて、第1の録音舎再生ヘッド16は、支持体
64(第1図参照)と共に磁気チーfyzに当接した前
進位置に位置゛しており、抑圧ピ/66も同様に図示の
前進位置に位置している。回動レバー112は、係合部
121が押圧ピン66に押圧される仁とにより反時計方
向へ回動して図示の位置に位置しており、それによって
アイドラギア116はリールギア119と噛合している
。そして、回動レバー112が反時計方向へ回動される
ことにより、摺動板138は、その尚接爪142が回動
し・々−の肩部120に押圧されて圧縮ばね146の付
勢力に抗して上昇し、図示の位置に位置している。また
、揺動部材124,126はそれぞれ摺動板138の係
合爪140,141に押圧され、リールギアiz8,1
19から離間している。
また、オートリバース式テープレコー〆10は、第2図
および第4図に示すように、キャブスタン軸14の下方
に配設された移動ギブ148奢備えている。移動ギア1
48は、移動ギアと同軸的にかつ移動ギアから基板12
方向へ突出して形成された円柱形状のカム部材150を
有している。移動ギア148とカム部材150とは一体
的に形成されているとともに基板12に回転自在に取付
けられている。カム部材150は、その外周面がカム面
151を成しているとともに、カム面に形成された第1
ないし第3のカム溝152,153,154を有してい
る。
また、第1および第3のカム溝152,154の間でカ
ム部材150J:に押圧ロー2156が固定されている
。この押圧ロー2156d、、fJム部材160の外周
面から半径方向外方へ突出しているとともに、突出部2
8の開口3fj、39内へ突出している。それによシ、
押圧ロー2156は、支持体64.76の押圧爪68.
80(第1図参照)とそれぞれ当接可能に配設されてい
る。移動ギア148、カム部材150および抑圧ローラ
ー56は、この発明におけるカム手段を構成している。
なお、第2図において、移動ギア148、カム部材15
0および押圧a−y J s sは、それらの形状を明
確に示すために、図示の位置に示されているが、フォア
−ドブレーモードにおいて、移動ギア、カム部材および
押圧ローラはそれぞれ第4図に下す状態に位置している
。カム部材1500両側には、第1の係止部材168お
よび第2の係止部材160がそれぞれ配設されている。
それぞれの係止部材158,260は基板12と移動ギ
ア148との間で基板に回動可能に取付けられている。
Mlの係止部材158は、押圧ローラ156と係合可能
な凹部161と、開口38内へ突出したロックピン16
2と、を備えており、このロックピンは支持体64のロ
ック爪7θ(第1図参照)と保合可能に形成されている
。そして、第1の係止部材158は、フォアードグレー
モードにおいて、図示の第1の位置に位置している。ロ
ックピン162は、係止部材158が反時計方向へ回動
されることによシ、基板12に形成された凹部163内
に位置する。第20係止部材160は、第1の係止部材
158と対称に形成されており、押圧ローラ156と係
合可能な四部164と、開口39内へ突出したロックピ
ン165と、を備えている。ロックピン165は支持体
76のロック爪82(第1図参照)と保合可能に形成さ
れている。第2の係止M 160は、フォア−ドブレー
モードにおいて図示の第2の位置に位置しておp、ロッ
クピン165は基板12に形成された凹部166内に位
置している。そして、ロックピン165は口、り爪82
と係合して支持体76および第2の録音・再生へ、ド1
8を第2の後退位置に四ツクしている(第1図参照)。
係止部材158゜160は、この発明における係止手段
を構成している。
第4図に示すように、テーゾレコーダ10は、移動ギア
148の両側にそれぞれ配設された一対の伝達アーム1
68,170を備えている。
それぞれの伝達アーム168,170は、基板12から
突出した支持ピンによって回動可能に支持されている。
伝達アーム168は、その上端部に回転自在に取付けら
れた伝達ギア172を有し、この伝達ギアは、駆動ギア
106および移動ギア14Bと噛合可能に配設されてい
る。
また、伝達アーム168は、その下端部に保合部173
を有している。そして、伝達アーム168は基板12に
取付けられた板ばね174によって反時計方向へ付勢さ
れている。伝達アーム170は、伝達アーム168と対
称に形成されておシ、駆動ギア106および移動ギア1
48と噛合可能な伝達ギア175と係合部176とを有
し、ている。そして、伝達アーム170は、基板12に
取付けられた板ばね177によって時計方向へ付勢され
ている。
また、オートリノクース式テープレコーダ10は、移動
ギア148の下方に配設された制御レバーノア8を備え
ている。制御レバー178は、基板12から突出した支
持ビン179によって回動可能に支持されている。1だ
、制御レバー178は、キャブスタン軸14方向へ突出
した係止爪180を有し、この係止爪はカム部材150
と保合可能に形成されている。制御レバー178は、基
板12に取付けられた板はね18ノによって反時計方向
へ付勢されている。
それによシ、制御レバー178の係止爪180は、カム
部材150の第2のカム溝153内へ突出して、移動ギ
ア148の回転を規制している。また、制御レバー17
Bは、伝達アーム168.110の係合部113,17
6を押圧してそれぞれの伝達アームの回動を規制してい
る。制御し2々−178の右側には、押上げ板182が
垂直方向に沿って摺動可能に基板12に配設されている
。押上げ板182は、制御レバー178の右端部183
に当接した肩部184と、トリガーマグネ、ト26に吸
着された吸着部186と、を有している。ま九、押上げ
板182は、基板12に取付けられた板はね187と係
合したばね係止溝188を有し、この板ばね187によ
って下方へ付勢されている。制御レバー178、押上げ
板182およびトリガーマグネット26は、この発明に
おける制御手段を構成している6また、押上げ板182
の上方には、基板12から突出した支持ピンによって、
押圧部材190が回動自在に支持されている。
抑圧部材190は、板はね187を抑圧可能な押圧部1
92と、摺動板138の押圧部144と係合可能な係合
部194と、を有している。
以下に以上のように構成されたオートリノク−ス式テー
プレコーダ10の動作について詳細に説明する。
第1図および第4図は、前述′したように、オートリバ
ース式テープレコーダ10のフオアート9グレーモード
を示している。フォアードブレーモードにおいて、キャ
ブスタン軸14、駆動ギア106および7.フイホイー
ル104はモータ24によって時計方向へ回転駆動され
ている。
そして、リールギア119は、アイドラギア116を介
して駆動ギア106によシ時計方向へ回転駆動されてい
る。それにより、磁気テープ92は第1の走行方向、つ
′t#)矢視A方向へ走行駆動されている。また、フォ
アードグレーモードにおいて、第1の録音−再生へ、ド
16は、その前進位置に位置して磁気チーfyxに当接
している。そして、切換えスイッチ100はOFFに設
定されている。第2の録音・再生ヘッド18は支持体7
6とともに、係止部材160の口、クピン165に口、
りされて、図示の第2の後退位置に位置している。そし
て、切換えスイッチ102は、支持体76に押圧されて
ONに設定されている。
次に、ストッグスイ、チ(図示しない)がONにされる
と、まずトリガマグネット26に通電され、トリガマグ
ネ、トの吸着力が零になる。
それによシ、第7図に示すように、押上げ板182は板
ばね187の付勢力により下方へ移動する。それに伴っ
て、押上げ板182の肩部184は制御レバー178の
右端部183を押圧し、制御レバーを板ばね18ノの付
勢力に抗して0時計方向へ回動させる。そして、制御レ
バー178は伝達アーム168.1”70の係合部17
3.176から離間するとともに係止爪180がカム部
材150の第3のカム溝153から離間する。それによ
り、移動ギア148の回転および伝達アーム168,1
70の回動が許容される。そして、伝達アーム168は
板ばね174の付勢力によって反時計方向へ、また伝達
アーム170は板ばね177の付勢力によって時計方向
へ、それぞれ回動される。それによって、伝達ギア17
3,175は、それぞれ駆動ギア106および移動ギア
148と噛合する。伝達ギア172.175は、駆動ギ
ア1θ6の駆動力を移動ギア148へ伝達して移動ギア
を時計方向へ回転させる。そして、カム部材150およ
び押圧ロー2166も移動ギア148と一体的に時計方
向へ回転する。そして、抑圧ロー2156は支持体64
の押圧爪68に当接して押圧爪を押圧し、支持体64お
よび第1の録音・再生ヘッド16をねじシばね88の付
勢力に抗して下方へ移動させる。支持体64の移動に伴
って、支持体の抑圧ピン66も下方へ移動される。押圧
ピン66が下方へ移動すると、摺動板138は圧縮ばね
146の付勢力により下方へ摺動される。そして、回動
レバー112は、その肩部120が摺動板138の尚後
爪142に押圧されて時計方向へ回動し、アイドラギア
116はリールギア119から離間する。
また、摺動板138が下方へ移動することによシ、摺動
板の押圧部144は、押圧部材190の係合部194を
押圧して抑圧部材を反時計方向へ回動させる。それによ
り、押−圧部材190の押圧部192は、板ばね187
を介して押上げ板182を押圧し、押上げ板を上方へ移
動させる。このとき、トリガーマグネット26への通電
はすでに解除されておシ、トリガーマグネ、トは吸着力
を取シもどしている。そのため、押上げ板182の吸着
部186は、トリガーマグネット26に吸着される。ま
た、摺動板138が下方へ移動されると、摺動板の係合
爪140゜141はそれぞれ揺動部材124,126か
ら離間する。そして、揺動部材124はねじりばね13
4の付勢力によって、また、揺動部材126はねじシば
ね136の付勢力によって、それぞれリールギア118
,119方向へ移動される。また、押上げ板182が上
方へ移動することにより、押上げ板の肩部184は制御
レバー178の右端部183から離間し、制御レバー1
78は板ばね181の付勢力により反時計方向へ回動さ
れる。そして、制御レバー178の係止爪180はカム
部材150のカム面151に当接する。そして、移動ギ
ア148が伝達ギア172.175によって時計方向へ
更に回転され、カム部材150の第1のカム溝152が
係止爪180の上方に位置すると、係止爪180は第1
のカム溝152内へ突出して移動ギアの回転を停止させ
る。係止爪180が第1のカム溝152内へ突出するこ
とによシ、制御レバー118は伝達アームies、iv
oの係合部17B、176を押圧して、伝達アーム16
8を時計方向へ、また伝達アーム170を反時計方向へ
それぞれ回動させ、伝達ギア172.175を駆動ギア
106および移動ギア148から離間させる。また、支
持体64が下方へ移動することにより、ピンチローラ2
0および支持体54は引張ばね62の付勢力によって下
方へ移動される。
その後、モータ24の回転が停止されることによって、
第8図および第9図に示すスト、fモードが設定される
。ストップモードにおいて、第1の録音・再生ヘッド1
6は図示の第1の後退位置に位置している。
そして、切換えスイッチ100は、支持体64に押圧さ
れてONに設定されている。第1の録音・再生ヘッド1
6および支持体64は、ねじりはね88の付勢力によシ
上方へ押圧されている。しかしながら、移動ギア148
、カム部材150および押圧ローラ156が、制御レバ
ー178の係止爪180によりて回転が規制されている
ため、第1の録音・再生へ、ド16および支持体64は
、抑圧ローニア156によって第1の後退位置にロック
されている。押圧ローニアist;は支持体64の押圧
爪68に当接しているとともに、係止部材168の凹部
161と係合している。また、スト、ゾモードにおいて
ピンチローラ20および支持体54は、図示の後退位置
に位置し、第2の録音・再生ヘッド18は、フォアード
プレーモードと同様に図示の第2の後退位置に口、りさ
れている。更に、ストップモードにおいて、揺動部材1
2Bは、ねじシばね136によりリールギア118方向
へ付勢され、連動ギア132はリールギア118と噛合
し、ゴムリングは、ベルト110を介してフライホイー
ル104の外周面に当接している。
同様に、揺動部材124の連動ギア128はリールギア
119と噛合し、ゴムリング130(第5図参照)はフ
ライホイール104の外周面に当接している。
このように、磁気テープ92が第1の走行方向へ駆動さ
れているフォアードブレーモードにおいて、ストップス
イッチがONにされると、移動ギア148、カム部材1
50および押圧ローラ156は、時計方向へ回転駆動さ
れる。そして、移動ギア148は、制御レバー178に
制御されて、第1の回転角だけ、つまシ、制御レバーの
係止爪180がカム部材ノ50の第1のカム溝152内
へ突出するまで回転される。この間、抑圧ロー2156
は、支持体64の押圧爪68を押圧して、第1の録音・
再生ヘッドJ6を前進位置から第1の後退位置へ移動さ
せる。
第8図および第9図に示すストップモードにおいて、プ
レースイッチ(図示しない)がONにされると、まずト
リガーマグネット26に通電される。それによシ、押上
げ板182が下方へ移動するとともに制御レバー178
が時計方向へ回動し、制御レバーの係止爪180がカム
部材150のカム溝152から離間する。それによシ、
移動ギア148、カム部材150および・抑圧ローラ1
58の回転が許容される。すると、第1の録音・再生ヘ
ッド16および支持体64は、ねじシばね88の付勢力
によって第1図に示す前進位置まで上方へ移動され、そ
れに伴って、抑圧ロー2156は、支持体64の押圧爪
68に押圧されてカム部材および移動ギアとともに反時
計方向へ回転される。また、支持体64の移動に伴って
、抑圧ビン66も上方へ移動し、回動レバー112の保
合部121を押圧して回動レバーを反時計方向へ回動さ
せるとと、もに、摺動板138を圧縮ばね146の付勢
力に抗して上方へ移動させる。それによシ、回動レジ々
−112のアイドラギア116は、リールギア119と
歯合する。また、摺動板138が上方へ移動すると、摺
動板の係合爪140,141はそれぞれ揺動部材124
.126と係合してそれぞれの揺動部材をリールギア1
18.119から離間させる。更に、摺動板138が上
方へ移動すると、摺動板の押圧部144は、押圧部材1
90の係合部194を押圧して抑圧部材を反時計方向へ
回動させる。それにより、押圧部材190の押圧部19
2は、板ばね187を介して押上げ板182を上方へ移
動させる。このとき、トリガーマグネートは既に通電が
解除されて吸着力を有しておシ、押上げ板182の吸着
部186はトリガーマグネットに吸着される。
押上げ板182が上方へ移動することによシ、制御レバ
ー178は板はね181の付勢力によって反時計方向へ
回動し、制御レバーの係止爪180はカム部材150の
第2のカム溝153内へ突出して、移動ギア148、カ
ム部材および押圧ロー2156の回転を停止させる。ま
た、支持体64が上方へ移動することによシ、ビン沿っ
てキャブスタン軸14方向へ移動される。
その後、モータ24が回転されることによシ、第1図お
よび第4図に示す7オアードグレーモードが設定される
このように、第1の後退位置に位置している第1の録音
・再生ヘッド16は、制御レバー178の係止爪111
0をカム部材150の第1のカム溝152から離間させ
るだけで、ねじシばね88の付勢力によって容易に前進
位置へ移動される。
また、第8図および第9図に示すストラグモードにおい
て、早送シスイッチ(図示しない)がONにされると、
モータ24が回転し、キャプスタン軸14、駆動ギア1
06とともに7ライホイール104が時計方向へ高速で
回転駆動される。フライホイール104が回転駆動され
ると、フライホイールの外周面に当接している揺動部材
124のコ゛ムリング130(第5図参照)は、連動ギ
ア128と共に反時計方向へ回転される。それによシ、
リールギア119はリール軸97と共に連動ギア128
によって時計方向へ回転駆動され、磁気テープ92を矢
視A方向へ高速で走行させる。それによυ、早送シモー
ドが設定される。ここで、フライホイール104は、時
計方向へ回転しているため、揺動部材124はゴムリン
グ130を介してフライホイールの回転力によシリール
ギア119方向へ押圧される。そのため、連動ギア12
8はリールギア119と確実に歯合して、リールギアを
回転駆動する。また、フライホイール104が時計方向
へ回転されると、ペルトノ10を介してフライホイール
の外周面に当接している揺動部動 材126のゴムリングは、連結ギア132と共に反時計
方向へ回転駆動される。しかしながら、フライホイール
104は、時計方向へ回転しているため、揺動部材12
6は、フライホイールの回転力によシゴムリングを介し
てリールギア118から離反する方向へ押圧される。そ
のた勤 め、早送シモードにおいて、連腎ギア132はリールギ
ア118と歯合せず、リールギア118およびリール軸
96は回転駆動されない。
また、第8図および第9図に示すストラグモードにおい
て、巻き戻しスイッチ(図示しない)がONにされると
、モータ24が回転し、フライホイール104が反時計
方向へ高速で回転駆動される。フライホイール104が
反時計方向へ回転されると、ベルト11oを介して7ラ
イポ向へ回転駆動される。そして、連動ギア132と歯
合しているリールギア118はリール軸96と共に反時
計方向へ回転駆動される。それによシ、磁気チーブ92
は、矢視B方向へ高速で走行駆動され、巻き戻しモード
が設定される。
ここで、フライホイール104は、反時計方向へ回転し
ているため、揺動部材126は、フライホイールの回転
力によってリールギア118方向へ押圧され、それによ
シ連動ギア132はリールギア118を確実に回転駆動
する。逆に、揺動部材124はフライホイール104の
回転力によってリールギア119から離反する方向へ押
圧され、それによシ連動ギア128はリールギア119
と歯合せず、リールギア119およびリール軸97は回
転駆動されない。
次に、フォアードノーレーモードカラリバースプレーモ
ードへの切換え動作について説明する。
第1図および第4図に示すフォアードプレーモードにお
いて、リバーススイッチ(図示しない)がONにされる
と、まずトリガーマグネット26に通電される。それに
よシ、第7図に示すように、押上げ板182が板ばね1
87の付勢力によって下方へ移動され、それに伴って、
制御レバー178が時計方向へ回動される。そして、制
御レバー178の係止爪180がカム部材150の第2
のカム溝153から離間して、カム部材および移動ギア
148の回転が許容される。また、制御レバー178が
時計方向へ回動することによp、伝達アーム168,1
70の回動が許容され、それぞれの伝達アームは板ばね
174,171の付勢力によって反時計方向あるいは時
計方向に回動する。それによシ、伝達ギア172,17
5は駆動ギア106および移動ギア148と歯合して、
移動ギア、カム部材150および押圧ローラ156を時
計方向へ回転させる。そして、抑圧ロー2156は支持
体64の押圧爪68を押圧して支持体64および第1の
録音・再生ヘッド16をねじシばね88の付勢力に抗し
て下方へ移動させる。支持体64が下方へ移動されるこ
とによシ、押圧ビン66も第1のガイド孔50に沿って
下方へ移動する。それによシ、摺動板138は、圧縮は
ね146の付勢力によシ下方へ移動し、それに伴って、
回動レバー112が時計方向へ回動されてアイドラギア
116がリールギア119から離間する。また、摺動板
138が下方に移動することによシ、摺動板の押圧部1
44はy押圧す 部材190の係合部194を押圧して押圧部νを反時計
方向へ回動させる。それによシ、押圧部材190の押圧
部192は、板ばね187を介して押上げ板182を上
方へ移動させる。ここで、リバーススイッチ(図示しな
い)がONにされた場合、トリガーマグネット26判は
依然として通電されておシ、トリガーマグネットの吸着
力は零のままになっている。そのため、押上げ板182
はトリガーマグネット26に吸着されず、板ばね187
の付勢力によって再び下方へ移動される。それにより、
制御レバー178も時計方向へ回動され、移動ギア14
8の回転が許容されているとともに、伝達ギア172.
175は駆動ギア106および移動ギアと歯合している
。そして、移動ギア148、カム部材150および押圧
ローラ156は、更に時計方向へ回転される。それによ
シ、押圧ローラ156は、支持体64の押圧爪68を押
圧して、支持体64および第1の録音・再生ヘッド16
を押圧ビン66が第1のガイド孔50の下端に当接する
第2の後退位置まで下方へ移動させる。支持体64が下
方へ移動されることによシ、ピンチローラ20は引張ば
ね62の付勢力によって下方へ移動される。また、この
間押圧ロー2156は、係止部材158の凹部16ノと
係合して係止部材158を反時計方向へ回動させる。係
止部材158が反時計方向へ回動されると、係止部材の
ロックビン162は、基板12に形成された凹部163
(第2図参照)内へ移動するとともに、支持体64のロ
ック爪70と係合して支持体64および第1の録音・再
生ヘッド16を第2の後退位置へロックする。
その後、移動ギア148は更に時計方向へ回動され、押
圧ロー2156は第10図に示すように、係止部材16
0の凹部164と係合して係止部材160を反時計方向
へ回動させる。係止部材160が反時計方向へ回動され
ることによシ、係止部材のロックピン165は基板12
の凹部166(第2図参照)から離間するとともに、支
持体76のロック爪82(第8図参照)から離間して支
持体76および第2の録音・再生ヘッド18のロックを
解除する。そして、更に、移動ギア148および押圧ロ
ー2156が時計方向へ回転されることによシ、第2の
録音・再生ヘッド18および支持体76は、ねじシばね
88の付勢力によって磁気テープ92に当接する前進位
置まで上方へ移動される(第8図参照)。支持体76の
移動に伴って、抑圧ビン78も上方へ移動される。そし
て、抑圧ビン78は、回動し・々−112の保合部12
3を押圧して回動レバーを時計方向へ回動させるととも
に、回動し・々−の肩部122を介して摺動板138の
当接爪143を押圧し、摺動板を圧縮ばね146の付勢
力に抗して上方へ移動させる。
そして、回動レバー112が時計方向へ回動されること
によυアイドラギア116はリールギア118に歯合さ
れる。また、摺動板131JltE上方へ移動すること
によシ、摺動板の押圧部144は押圧部材190の係合
部194を押圧して抑圧部材を反時計方向へ回動させる
。それによシ、押圧部材190の押圧部192は、板ば
ね187を介して押上げ板18°2を押圧し、押上げ板
を上方へ移動させる。この時、トリガーマグネット26
への通電はすでに解除されており、トリガーマグネット
は吸着力を有している。そのため、押上げ板182の吸
着部186は、トリガーマグネット26に吸着される。
そして、制御レバー17Bは、板ばね181の付勢力に
よって反時計方向へ回動されて、伝達ア〒ム168.1
70の保合部17.9 、176を押圧し、係止爪18
0は、カム部材150の第2のカム溝153内へ突出す
る。それによシ、伝達アーム168.170は、板ばね
174.177の付勢力に抗してそれぞれ回動され、伝
達ギア172.175は、それぞれ駆動ギア106およ
び移動ギア148から離間するとともに、移動ギアおよ
びカム部材150は、係止爪180によって回転が規制
される。また、支持体76が上方へ移動されることによ
シ、切換えスイッチ102(第8図参照)はONに設定
される。それによシ、モータ24は、制御回路(図示し
ない)によって回転方向が切換えられ、フライホイール
104、駆動ギア106およびキャブスタン軸14は、
反時計方向へ回転駆動される。
更に、支持体76が上方へ移動することによシ、ねじシ
ばね86,86の端部が支持体54の抑圧部6ノ(第3
図参照)を押圧して、支持体54とともにピンチローラ
20を第2のガイド面36(第8図参照)に沿って上方
へ移動させる。
このように、磁気テープ92が第1の走行方向へ駆動さ
れているフォアードグレーモードにおいて、リバースス
イッチがONにされると、移動ギア148、カム部材ノ
50および押圧ローラ156は、時計方向へ回転される
。そして、移動ギア148は、制御レバー178に制御
されて第2の回転角、つまシ約180度だけ時計方向へ
回転される。この間、押圧ロー2156は、支持体64
の抑止爪68を押圧して第1の録音・再生ヘッド16を
前進位置から第2の後退位置へ移動させる。また、抑圧
ローラ156は、この間係止部材158を回動させ、そ
れによシ第1の録音・再生ヘッド16を第2の後退位置
にロックする。
以上の動作により、第11図および第12図に示すリバ
ースプレーモードが設定される。リバースプレーモード
において、アイドラギア116はリールギア118と歯
合してリールギア118とともにリール軸96を反時計
方向へ回転駆動している。また、ピンチロー920は、
第1の録音・再生へラド16側へわずかにずれてキャグ
スクン軸14に圧接されている。それによって、磁気テ
ープ92は、矢視B方向へ走行駆動されている。また、
第2の録音・再生へ?2 ラド18は、磁気チーブ目に当接した前進位置に位置し
、第1の録音・再生ヘッド16は、係止部材ノ58のロ
ックビン163によっテ図示の第2の後退位置にロック
されている。そして、切換えスイッチ100.102は
それぞれON 、OFFに設定されている。
第11図および第12図に示すリバースプレーモードに
おいて、ストップスイッチ(図示しない)がONにされ
ると、フォアードブンーの時にストップスイッチがON
された場合と同様に、伝達ギア172.175が駆動ギ
ア106および移動ギア148と歯合して、駆動ギアの
駆動力を移動ギアに伝達する。しかしながら、リバース
グレーモードにおいて、駆動ギア106は、反時計方向
へ回転駆動されているため、移動ギア148は、前述し
たフォアードグシー中にストップスイッチをONにした
時とは逆に反時計方向へ回転駆動される。そして、移動
ギア148、カム部材150および押圧ローラ156は
、第1の回転角だけ、つマシ制御レバー178の係止爪
1110が第3のカム溝154内へ突出するまで反時計
方向に回転される。それによシ、第2の録音・再生ヘッ
ド18および支持体26は、押圧ローラ156に押圧さ
れて前進位置から第1の後退位置(図示しない)まで移
動される。
マタ、リバースプレーモードにおいて、リバーススイッ
チ(図示しない)がONにされると、同様に抑圧ローラ
156は伝達ギア172.175を介して駆動ギア10
6によって反時計方向へ第2の回転角だけ、つまυ約1
80度回転される。そして、この間押圧ロー2156は
、第2の録音・再生ヘッド18および支持体26を第2
の後退位置へ移動させ、同時に係止部材160を回動さ
せてロックピン165によって第2の録音・再生ヘッド
を第2の後退位置にロックする。その後、抑圧ロー21
56は、係止部材ノ58を回動させて、第1の録音・再
生ヘッド16のロックを解除し、第1の録音・再生ヘッ
ドをその前進位置へ移動させる。その後、制御L/、々
−1780係止爪180が第2のカム溝153内へ突出
することによシ押圧ローラ156の回転が停止される。
そして、第1図および第4図に示すフォア−ドブレーモ
ードが設定される。
このように、移動ギア148、カム部材150および押
圧ローラ156を有するカム手段は、磁気テープ92の
走行方向に対応して所定方向へ回転駆動される。つまシ
、磁気テープ92の第1の走行方向において、カム手段
は時計方向゛へ、また第2の走行方向において反時計方
向へそれぞれ回動される。そして、カム手段は、時計方
向へ回転される際、制御手段によってその回転角が制御
されて第1の録音・再生ヘッド16を第1あるいは第2
の後退位置へ選択的に移動させる。また1、カム手段は
、反時計方向へ回転される際、制御手段によってその回
転角が制御されて、第2の録音・再生ヘッド18を第1
あるいは第2の後退位置へ選択的に移動させる。
次に、モータ24の回転を制御するだめの、モータ制御
回路について、概略的に説明する。
テープレコーダ10の各モード設定スイッチSW、ない
しSW6は、中央処理装置(CPU)の入力端子11な
いしI6にそれぞれ接続されている。また、CPUの他
の入力端子I、、I@は、第1および第2の録音・再生
へ、ド16,1Bのそれぞれの下方に配設された切換え
スイッチJ 00 (SWR) 、 102 (SWL
) (第1図参照)にそれぞれ接続されている。
また、CPUの出力端子01は、抵抗R1およびトラン
ジスタTR1を介してトリガーマグネット26(第1図
参照)に接続されている。
CPUの他の出力端子O!ないしOsは、モータ制御ト
ランジスタTR,ないしTR,にそれぞれ接続されてい
る。 CPUからは、その他テープレコーダのアンプ等
の制御出力が出ているが、その説明は省略する。
プレーモードスイッチSW1がONされると、CPU 
K fレー信号が入力される。そして、CPU内の処理
により、まず、トリガーマグネットに通電するための信
号が出力端子01から出され、次に、5WR1SWLの
いずれがONになっているかを判断して、OFF状態の
スイッチに対応する録音・再生ヘッドが使用される時の
回転方向にモータを回転させる信号を出力する。ここで
、SWRがOFF、SWLがON状態であるとすると、
モータは第1の録音・再生ヘッドに対応する回転方向、
つまシ時計方向に回転する。CPU内で、SWRがOF
F、  SWLがONであることが判断されると、出力
端子01からの信号によシトリガーマグネットがOFF
にされた後、出力端子0..04から信号が出力され、
TR,、TR,、TR4がONされる。これによシ、電
源の電流は矢視A方向へ流れモータは時計方向に回転さ
れる。なお、図示のFGサーボ回路は、モータに連動す
るゼネレータGによってモータの回転速度を制御する。
逆に、SWRが0NSSWLがOFFの場合、CPUの
出力端子03 、Osから信号が出力され、TR,。
TR,、TR,がONされる。それKより、電流は、矢
視A方向と逆方向へ流れモー!は反時計方向に回転され
る。
次に、リバースモード設定スイッチSW意がONされる
と、CPUはグレーモードと同様にトリガーマグネット
をON l、、後にswB、 swLのON。
OFFを判断し、更にトリガーマグネ、トをOFFした
後モータを逆転させる。モータの逆転は、今CPUよ’
) 02 104から信号が出力されているモードであ
るとすると、この信号をOFF l。
01+O1iをONすることによって行われる。
ストップモード設定スイッチSW3がONされると、c
puよシ0□がON した後モータ回転信号がOFFに
されてストップモードが設定される。
FF 、RIi?wは、ストップモードにおいてモータ
を回転されることによって設定される。しだがりて、5
w4iたはSW、がONされると、前述のストップモー
ドを経て、CPUの出力端子からモータが所定の方向に
回転するように信号が出力される。
録音モード設定スイッチSW、がONされると、プレー
モードと同様に動作した後図示しないCPUからの信号
によって録音・再生ヘッドが録音ヘッドとして作動し、
同時に消去ヘッドが作動される。
以上詳述したように、オートリバース式テープレコーダ
10によれば、第1および第2の録音・再生ヘッド16
.18は、単一のカム手段によって第1あるいは第2の
後退位置に移動される。つまり、このカム手段は、磁気
チーブ920走行方向に対応して所定方向に回転され゛
る。そして、その回転は制御手段によって、第1あるい
は第2の回転角に選択され、その回転方向に対応する録
音・再生ヘッドを第1あるいは第2の後退位置へ移動さ
せる。このように、オートリバース式テープレコーダ1
0によれば、第1.第2の録音・再生ヘッド16.18
の第1、第2の後退位置への移動は、単一のカム手段に
よって行われる。したがって、とのオートリバース式テ
ープレコーダ10は、簡単な構成によシ録音・再生ヘッ
ド16.18を磁気テープの走行方向あるいは各モード
に対応してそれぞれ第1あるいは第2の位置へ移動させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第12図は、この発明の一実施例に係るオ
ートリバース式テープレコーダを示し、第1図および第
4図はフォアードグレーモードにおけるオートリバース
式テープレコーダの平面図および断面図、第2図は一部
を拡大して示す斜視図、第3図は録音・再生ヘッドおよ
びピンチローラの斜視図、第5図および第6図は、揺動
部材の斜視図および分解斜視図、第7図は、フォアード
グレーモードからストップモードへの切換え動作中にお
けるオートリバース式テープレコーダの断面図、第8図
および第、9図はストラグモードにおけるオートリバー
ス式テープレコーダの平mI図および断面図、第10図
はフォアードグレーモードからリバースグレーモードへ
の切換え動作中におけるオートリバース式テープレコー
ダの断面図、第11図および第12図はリバースプレー
モードにおけるオートリバース式テーフ0レコーダの平
面図および断面図、第13図はモータ制御回路の回路図
である。 10・・・オートリバース式テープレコーダ、12・・
・基板、14・・・キャブスタン軸、16・・・第1の
録音・再生ヘッド、18・・・第2の録音・再生ヘッド
、24・・・モータ、26・・・トリガーマグネット、
148・・・移動ギア、150・・・カム部材、156
・・・押圧ローラ、168.170・・・伝達アーム、
172.175・・・伝達ギア、178・・・制御レバ
ー、ノ82・・・押上げ板。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦r″ρ′1′
出願人     °了 !、−−、i′代理人 −rf
flTI(t〃 第5図 @6v!j

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁気テープに接触する前進位置と磁気チーグア  から
    離間する第2の後退位置との間および上記前進位置と第
    2の後退位置との間に位置し磁気テープから離間する第
    1の後退位置と上記前進位置との間を往復動可能に基板
    上に配設され、磁気テープの第1の走行方向時に使用さ
    れる第1の磁気ヘッドと、 磁気テープに接触する前進位置と磁気テーグープから離
    間した第1の後退位置と上記前進位動 置との間を往復叢可能に基板上に配設され、磁気テープ
    の第2の走行方向時に使用される第2の磁気ヘッドと、 基板に回転自在に配設され、磁気テープの走行力向に対
    応して所定方向へ第1あるいは第2の回転角で選択的に
    回転されて前進位置にある側の磁気ヘッドを第1の回転
    角によシ第1の後退位置へまた第2の回転角により第2
    の後退位置へ移動させるカム手段と、 カム手段の回転角を制御して磁気ヘッドの移動を制御す
    る制御手段と、 を具備したオートリバース式テープレコー〆。
JP57099526A 1982-06-07 1982-06-10 オ−トリバ−ス式テ−プレコ−ダ Pending JPS58215720A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57099526A JPS58215720A (ja) 1982-06-10 1982-06-10 オ−トリバ−ス式テ−プレコ−ダ
US06/500,265 US4626940A (en) 1982-06-07 1983-06-02 Tape recorder with reciprocating magnetic heads

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57099526A JPS58215720A (ja) 1982-06-10 1982-06-10 オ−トリバ−ス式テ−プレコ−ダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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Family

ID=14249670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57099526A Pending JPS58215720A (ja) 1982-06-07 1982-06-10 オ−トリバ−ス式テ−プレコ−ダ

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JP (1) JPS58215720A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62158618U (ja) * 1986-03-27 1987-10-08

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62158618U (ja) * 1986-03-27 1987-10-08
JPH0516644Y2 (ja) * 1986-03-27 1993-05-06

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