JPS5821499B2 - カイテンデンキノコテイシ - Google Patents

カイテンデンキノコテイシ

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Publication number
JPS5821499B2
JPS5821499B2 JP50132925A JP13292575A JPS5821499B2 JP S5821499 B2 JPS5821499 B2 JP S5821499B2 JP 50132925 A JP50132925 A JP 50132925A JP 13292575 A JP13292575 A JP 13292575A JP S5821499 B2 JPS5821499 B2 JP S5821499B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
stator core
ribs
vibration
frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP50132925A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5257912A (en
Inventor
小井戸正之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP50132925A priority Critical patent/JPS5821499B2/ja
Publication of JPS5257912A publication Critical patent/JPS5257912A/ja
Publication of JPS5821499B2 publication Critical patent/JPS5821499B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転電機の固定子に係り、特に固定子鉄心をリ
ブを介して固定子枠に支持してなる回転電機の固定子に
関する。
一般に回転電機の固定子においては、固定子鉄心が固定
子枠に支持されてなるが、特に電動機においては、固定
子鉄心を放射状に配置された複数のリブにより固定子枠
内に支持しているのが一般。
的である。
ところで、固定子鉄心は回転機運転中において、全周に
わたりある周波数をもって分布する電磁力作用により励
振されることはよく知られている。
この励振された固定子鉄心の振動エネルギは、上記リブ
を介して固定子枠にほとんど伝達してしまう。
従って、固定子鉄心と固定子枠は一体で振動すると同時
に、固定子鉄心の固有振動数は数百サイクルから数千サ
イクルの間で非常に高いため、励振力との共振が起り易
く騒音の原因ともなっていた。
このようなこきより第1図に示す如く構造の固定子構造
がとられている。
概略を説明すると円形状の固定子枠1に放射状に配置さ
れた複数のリブ2を介して固定子鉄心3が支持されてい
る。
そして、前記リブ2をゴム等の弾性体で形成し、固定子
鉄心3の励振に伴う振動を弾性体のリブ2で吸収し、固
定子枠1への振動伝達を防止すると共に、振動に伴う騒
音も防止している。
ところが、弾性体で形成したリブ2を使用した場合、振
動・騒音の防止には効果的であるが強度的に不利であり
、剛性が問題となってくる。
このようなときより、第2図に示す如く、リブ2を管状
に形成したものを使用することにより、剛性を増し、か
つ、その管状のリブ2の弾性を利用し振動・騒音を低減
しようとしたものである。
このような構造であれば強度的にもあまり問題なく、し
かも、振動・騒音を低減できるのであるが、これは機械
が小型のものであれば効果的なものであり、機械が大型
化するとまた問題となる。
即ち、機械が大型化すると固定子鉄心3もそれに伴って
大きくなって重量が増す。
これを上述と同一のリブ2で支持しようとしても、重量
が大きいため支持しきれず、強度的に問題となってくる
強度を増すだけであれば、管状のリブ2の厚みを増せば
よいが、そうすると弾性効果がなくなり振動・騒音を低
減することができなくなる。
このように、管状のリブ2を大型機に採用した場合、剛
性と弾性効果の両者を考慮しなければならないが、剛性
を強くしようとしてリブ2の厚さを増せば弾性効果が減
少し、弾性効果が良好な状態であっても大型機であれば
強度的に問題となる。
また、管状のリブ2を、固定子鉄心3の大きさ、即ちそ
れに耐え得るように構成すれば強度的に強く、かつ、弾
性効果もあり、振動・騒音を低減できるかも知れないが
、リブ2を大きくすると回転機全体が非常に大型化して
しまう。
近年、機械の小型化の要望が強いため、このような傾向
はあまり好ましくない。
本発明は上述の点に鑑み成されたもので、その目的とす
るところは、大型機であっても強度大で、しかも振動・
騒音を低減することのできる回転電機の固定子を提供す
るにある。
本発明は固定子鉄心を周方向に所定間隔をもって固定子
枠に支持する放射状に配置された複数のリブを板状に形
成すると共に、該リブの固定子鉄心側支持中心点と固定
子枠側支持中心点とを周方向に互いにずらして固定子鉄
心表面に対し斜めに配置することにより、所期の目的を
達成するよう:に成したものである。
以下、図面の実施例に基づいて本発明の詳細な説明する
尚符号は従来と同一のものは同符号を使用する。
第3図に本発明の一実施例を示す。
該図に示すシ本実施例ではリブ2Aを板状に形成し、こ
の板状に形成したリブ2Aを固定子鉄心3の表面に対し
て斜めに配置すると共に、リブ2Aの固定子鉄心側の支
持中心点P1と、固定子枠側の支持中心点Q1とが11
の距離をもって周方向に互いにずれてJいる。
このように構成することにより、固定子鉄心3が第3図
の点線で示すような円環振動が生じても、板状のリブ2
Aは点線で示す如く傾斜し、固定子鉄心3の振動に追従
して変形し、これにより振動を吸収することができ、固
定子枠1への振動の伝達、振動に伴う騒音を低減するこ
とができる。
また、板状のリブ2Aの板厚を増し、剛性を増しても全
く同様であり、強度大で弾性効果良好なるものを得るこ
とができる。
更に、本実施例のように板状のリブ2Aを斜めに配置す
ることにより、振動系の固有振動数が小さくなり、固定
子鉄心3に作用する電磁力による[励振力との共振が避
は易くなり、更に振動・騒音の減少効果が上がる。
また、リブ2Aの長さ、即ち傾斜角を適宜変えることに
より、振動系の固有振動数を容易に変化させて共振をさ
けることもできる。
尚、リブ2Aの板厚を種々選定することにより、剛性を
変えずに弾性効果を良好とすることもできることは勿論
である。
以上説明した本発明の回転電機の固定子によれば、固定
子枠に固定子鉄心を支持するリブを板状に形成すると共
に、該リブの固定子枠側支持中心点と固定子鉄心側支持
点とを周方向に互いにずらして固定子鉄心表面に対し斜
めに配置したものであるから、固定子鉄心が振動しても
、板状のリブは充分な弾性をもっているため振動を吸収
し、固定子枠に振動が伝達することはなく、それに伴う
騒音も低減でき、たとえ板状のリブが剛性を増したもの
であっても、機械が大型化することなく、強度大で振動
・騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の回転電機の固定子を示す断面
図、第3図は本発明の回転電機の固定子の一実施例を示
し、板状のリブを介して固定子鉄心が固定子枠に支持さ
れる部分断面図である。 1・・・・・・固定子枠、2,2A・・・・・・リブ、
3・・・・・・固定子鉄心。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定子枠と、該固定子枠内に配置される固定子鉄心
    と、該固定子鉄心を周方向に所定間隔をもって前記固定
    子枠に支持する放射状に配置された複数のリブとを備え
    た回転電機の固定子において、前記放射状のリブを板状
    に形成すると共に、該リブの固定子鉄心側支持中心点と
    固定子枠側支持中心点とを周方向に互いにずらして固定
    子鉄心表面に対し斜めに配置したことを特徴とする回転
    電機の固定子。
JP50132925A 1975-11-07 1975-11-07 カイテンデンキノコテイシ Expired JPS5821499B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50132925A JPS5821499B2 (ja) 1975-11-07 1975-11-07 カイテンデンキノコテイシ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50132925A JPS5821499B2 (ja) 1975-11-07 1975-11-07 カイテンデンキノコテイシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5257912A JPS5257912A (en) 1977-05-12
JPS5821499B2 true JPS5821499B2 (ja) 1983-04-30

Family

ID=15092703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50132925A Expired JPS5821499B2 (ja) 1975-11-07 1975-11-07 カイテンデンキノコテイシ

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JP (1) JPS5821499B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4857109A (ja) * 1971-10-18 1973-08-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4857109A (ja) * 1971-10-18 1973-08-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5257912A (en) 1977-05-12

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