JPS58214713A - ガス供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガス燃焼装置にガスバーナーとともに装備さ
れ、ガス燃焼量を設定もしくは調整するガス供給装置に
関する。

従来のガス供給装置を第１図及び第２図に示し、１は閉
止弁、２は供給ガス圧が変化しても、出口圧を一定に保
つガスガバナ、３は流量を設定するノズル４を装着する
ノズルホルダ、５はノズル４に対向して設けたエジェク
タ一部であり、ダンパー６を回動調節して一次空気孔７
の開孔面積を可変可能に構成しである。このような従来
のガス供給装置では、各ガス種に対応した径のノズル４
を準備する必要があり、またダンパー６もガス種に対応
して調節する必要がある。これは前者の場合ガス種毎に
単位体積自シの発熱量、及びガス供給圧力が異なるため
であり、後者の場合、ノズル４からのガスの噴出速度等
が異なり、エジェクター効果、すなわち−次空気吸引特
性に差があるためである。燃料ガスの種類は、日本国内
でも１０種類以上あり、保守管理が容易で々い。また移
住等によりガス種転換を行なう場合、ノズル４を交換し
、まだダンパー６を調節して最適空燃比を確保する必要
があり、不適正な調節の場合、ガス事故にも結がる危険
があった。

本発明はこのよう々従来の問題点に鑑み、各ガス種を通
じてノズルを交換する必要がなく、またダンパー調整等
−次空気の調節が不要な、いわゆるユニバーサルガス供
給装置を提供することを目的とする。

この目的を達成する手段゛として本発明は、ガス種類を
判別するガス種判別回路と、ガス通路面積を可変して流
量を調節する絞り機構と、その下流に設けたガス噴出孔
と、前記ガス噴出孔の下流に設けた混合部と一次空気を
供給する送風機とを設け、前記ガス種判別回路の信号に
より前記絞り機構を調整するようにしたものである。

この構成により、供給されたガスは、ガス種判別回路で
種類を判別され、そのガス種に応じて絞り機構のガス通
路面積が自動的に選択調整され、所定のガス流量が得ら
れる。つまりガス噴出孔ば各ガス種を通じて同一のもの
でよい。一方、−法学気は、送風機により、強制的に供
給される。一般に燃焼に必要な理論空気量は、各ガスを
通じて１０００１ｃａｌ　　当り１−とされており、−
法学気量はさらにその６０〜７０％である。つまり各ガ
ス種を通じて空気量は一定であり、調節は不要である。

したかって各ガス種を通じ、ノズル変換、ダンパー調整
が不要となる。

以下本発明の一実施例を図面とともに説明する。

第３図は本発明の一実施例を示すガス供給装置の構造図
を示し、１ｏはガス通路、１１は後述のガス種判別回路
、１２は閉止弁、１３は周知のガバナ要素、１４は電気
信号により、ガス通路１０の面積を可変する電気式絞り
機構、１５は絞り機構１４の下流に設けたガス噴出孔、
轡６はガスと一次空気の混合部、１７は必要な一次空気
を供給する送風機である。１８は電気制御回路、１９は
一次空気量を検知する空気圧検知器であり、所定の空気
量となった時、閉止弁１２を開弁する。

第４図はガス種判別回路１１の構造を示し、ガス圧力を
検出するガス圧検知器２０と圧力検出回路２１と、ガス
の比重を検出する比重検知器２２と比重検出回路２３及
び、ガス圧検知器２０と比重検知器２２の信号から、ガ
ス種を判別するガス種検知回路２４とから構成され、ガ
ス種判別回路１１の信号は電気制御回路１８をへて絞り
機構１４に供給され、各ガス種に応じてガス流路１０の
通路面積が可変される。

以上の構成において次に動作を説明する。

電気制御回路１８の電源をＯＮすると、ガス圧検知器２
０と比重検知器２２の信号を受け、ガス種判別回路１１
は絞り機構１４に信号を与え、ガス種に対応した開度に
ガス通路１０の面積が調整される。

ここでガス噴出孔１５の径は、簡略的に次式で与えられ
る。

ＩＪ、ＩＪＩＪＦｌｘ　７ＸＩ、Ｊｏ Ｄ；ガス噴出孔径（咽） Ｑ；燃焼量（ｈｌ／ｈｒ） Ｈ；ガス噴出孔前後の差圧（１ｒａｎＨ２ｏ）ｄ；ガス
の比重 Ｑｏ；ガスの単位体積当り発熱量（１Ｇ＋１／Ｎ？、？
）（１）式を用いて流量を多く必要とする６ｃガスにつ
いテｄ　＝　０．５４５　、　Ｑ　　＝　４５００　ｋ
ａｌ／　Ｎｒｒｌ　、　Ｈ＝５０ｗＨＯ、Ｑ　＝　５０
００１ａｌ　／　ｈｒ　　ｌしてＤを求めるとφ３．６
　ｆｆ１ｍ　　となる。

ガス噴出孔１５の径をφ３．６Ｍ　　一定とし、−例と
して１３Ａガス（ｄ＝０．６５３４．Ｑｏ＝　１１．ｏ
ｏ。

ＩｎＪ／Ｎｎｌ　）について差圧Ｈを（１）式にょシ求
めると、約１０ｍＨＨ２０となる。っまりガバナ要素１
３の出口圧を６ｏ１ｒｖｎＨ２〇　　一定にしだとする
と、６ｃの場合、絞り機構１４を全開にして差圧Ｈを６
０ＷｒＭ　Ｈ２０にしくガス噴出孔１５の下流は簡単の
だめ大気圧と考える）１３への場合、絞シ機構１４のガ
ス流路面積を小さくし、Ｈを１ｏｒｒｔＭＨ２ｏにする
ことにより、ガス種転換が完了するわけである。

また電源を投入することにより送風機１７により一次空
気が混合部１６に供給され、所定の流量となった時、空
気圧検知器１９が動作し、閉止弁１２が開弁され、ガス
はガス噴出孔１５から噴出し、混合部１６で一次空気と
混合され、最適な空燃比となってバーナー（図示せず）
へ供給される。

なお、ガス種判別回路１１をガス通路１ｏの最上流側に
設けることによシ、絞り機構１４及びガス種判別回路１
１の応答性による燃焼への不具合を解消することができ
る。

以上述べた本実施例にょ五ば、 １）ガス種判別回路１１に記憶させておけば、いかなる
燃料ガスを用いてもノズル交換、−法学気量調整が不要
である。

２）ガス種毎にノーズルを準備する必要がないため、経
済的であり、また管理が容易となる。

３）移住等によシ、適用されるガス種が異なる場合も、
従来のごとくガス転換作業を必要とせず、調整の不適に
よるガス事故の危険がない。

４）ガス種判別回路１１をガス通路１ｏの最上流側に設
けたため、絞り機構１４等の応答性による燃焼への不具
合がない。

５）空気圧検知器１９を設けたため、所定の空気量とな
らないかぎシ閉止弁１２は開弁せず、送風機１７の故障
による不完全燃焼を防止できる。すなわち安全性が向上
する。

などの効果を有する。

本発明は、以上詳述したように、ガス通路面積を可変す
る絞り機構と、その下流に設けたガス噴出孔と、その下
流に設けた混合部と燃焼用空気を供給する送風機を設け
るとともに、ガス種を判別するガス種判別回路を設け、
該ガス種判別回路の信号により、絞り機構のガス通路面
積を各ガス種に対応して調整可能にしたものであり、多
種類の燃料ガスを用いる場合においても従来のようにノ
ズル交換、−法学気の調整を必要としない。しだがって
ガス種毎にノズルを用意する必要がなく、経済的であり
、また保守管理が容易となる。さらに移住等により適用
されるガス種が異なる場合も、ガス種転換作業を必要と
しないため、・調整の労力が省けるとともに調整不適に
よるガス事故の危険がない。

またガス噴出孔は、組立時の１ま最適な状態で保持され
るため、重要なガス噴出孔と混合部の相対位置は変化す
ることがなく、最適な燃焼状態を維持できる管種りの重
要な効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示すガス供給装置の要部構造図、第２
図は同エジェクタ一部の要部外観斜視図、第３図は本発
明の一実施例を示すガス供給装置の　゛構成図、第４図
は同ガス種判別回路の構成を示すブロック図である。 １０・・・・・・ガス通路、１１・・・・・・ガス種判
別回路、１４・・・・・・絞り機構、１５・・・・・・
ガス噴出孔、１６・・・・・・混合部、１７・・・・・
・送風機、２ｏ・・・・・・ガス圧検知器、２１・・・
・・・圧力検出回路、２２・・・・・・比重検知器、２
３・・・・・・比重検出回路、２４・・・・・・ガス種
検知回路。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ガス通路面積を可変する絞り機構と、その下
   流に設けたガス噴出孔と、前記ガス噴出孔の下流に設け
   た混合部と、燃焼用空気を供給する送風機を設けるとと
   もに、ガス通路を流れるガスの種類を判別するガス種判
   別回路を設け、前記ガス種判別回路の信号により前記絞
   り機構のガス通路面積を、各ガス種に対応して調整する
   構成としたガス供給装置。
2. （２）　　ガス種判別回路は、ガス圧を検出するガス圧
   検知器と圧力検出回路と、ガスの比重を検出する比重検
   知器と比重検出回路と、前記ガス圧検知器と比重検知器
   の信号によシ、ガス種を判別するガス種検知回路とから
   構成してなる特許請求の範囲第１項記載のガス供給装置
   。
3. （３）　　ガス圧検知器と比重検知器をガス通路最上流
   側に設けてなる特許請求の範囲第２項記載のガス供給装
   置。