JPS582131Y2 - 推力軸受の油供給装置 - Google Patents
推力軸受の油供給装置Info
- Publication number
- JPS582131Y2 JPS582131Y2 JP1976014728U JP1472876U JPS582131Y2 JP S582131 Y2 JPS582131 Y2 JP S582131Y2 JP 1976014728 U JP1976014728 U JP 1976014728U JP 1472876 U JP1472876 U JP 1472876U JP S582131 Y2 JPS582131 Y2 JP S582131Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- tank
- thrust bearing
- bearing
- oil supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2380/00—Electrical apparatus
- F16C2380/26—Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は立形回転電機などの推力軸受の軸受シューに高
圧油を供給する油供給装置の改良に関する０ 立形回転電機などに使用する推力軸受は起動時の静止摩
擦トルクが太きいため、起動用の発電電動機の電動機運
転の起動トルクが小さくなるように種々の考慮がはられ
れている。
圧油を供給する油供給装置の改良に関する０ 立形回転電機などに使用する推力軸受は起動時の静止摩
擦トルクが太きいため、起動用の発電電動機の電動機運
転の起動トルクが小さくなるように種々の考慮がはられ
れている。
すなわち起動停止のはげしい水車発電機にあっては起動
や停止時における運転中の流体潤滑領域外の潤滑状態で
の軸受すべり面の保護、および高速大荷重での常時運転
中の軸受すべり面の冷却と良好な油膜を確保するために
軸受シューのほぼ中央に油槽と給油孔を設けて、これに
外部より１００〜１５０ ｋｇ／ｃｒｉＬの高圧油を供
給して軸受すべり面の回転部を持ち上げ、良好な潤滑が
得られる油膜を強制的に作る方法として一般にポンプに
よる油供給装置が使用されている。
や停止時における運転中の流体潤滑領域外の潤滑状態で
の軸受すべり面の保護、および高速大荷重での常時運転
中の軸受すべり面の冷却と良好な油膜を確保するために
軸受シューのほぼ中央に油槽と給油孔を設けて、これに
外部より１００〜１５０ ｋｇ／ｃｒｉＬの高圧油を供
給して軸受すべり面の回転部を持ち上げ、良好な潤滑が
得られる油膜を強制的に作る方法として一般にポンプに
よる油供給装置が使用されている。
この油供給装置は一般に推力軸受の油槽内の潤滑油を低
圧油沢過器を通してポンプ吸入側に入れ、ポンプで加圧
して高圧油沢過器を通して軸受シューの中央の給油孔に
高圧油として給油している。
圧油沢過器を通してポンプ吸入側に入れ、ポンプで加圧
して高圧油沢過器を通して軸受シューの中央の給油孔に
高圧油として給油している。
しかしながら、回転電機が回転を始まると軸受油槽内の
潤滑油は回転部に攪拌されて多くの気泡が発生して油中
に混入する。
潤滑油は回転部に攪拌されて多くの気泡が発生して油中
に混入する。
この油中に混入した小さな気泡は油沢過器を通過しても
流速が早いために気泡はほとんど分離されないで軸受の
すべり面に入ってしまう。
流速が早いために気泡はほとんど分離されないで軸受の
すべり面に入ってしまう。
軸受のすべり面に気泡が入ると気泡の圧縮性のため潤滑
は粘度低下を起し、軸受の負荷容量の著しい低下を沼き
、しばしば軸受の焼損を起す。
は粘度低下を起し、軸受の負荷容量の著しい低下を沼き
、しばしば軸受の焼損を起す。
またこの気泡はポンプにキャビテーションを起してポン
プや計器などの故障を起す原因になっている。
プや計器などの故障を起す原因になっている。
本考案は推力軸受で発生した気泡が混入した潤滑油を軸
受油槽とポンプの吸入口とを連通ずる配管の中間に混入
気泡を分離除去する槽を配置して、気泡を含まない潤滑
油を軸受シューに供給する油供給装置を提供することを
目的とする。
受油槽とポンプの吸入口とを連通ずる配管の中間に混入
気泡を分離除去する槽を配置して、気泡を含まない潤滑
油を軸受シューに供給する油供給装置を提供することを
目的とする。
以下本考案を図面に示す実施例について説明する。
第１図において１は回転軸、２は回転軸１に固着したス
ラストカラー、３はスラストカラー２の下面のランナー
、４は複数個に分割した扇形の軸受シュー、５は軸受シ
ューを傾斜自在に支持する弾性支持具、６はランナー３
および軸受シューを浸漬する油槽、７は弾性支持金具５
の下面を油槽６の底に取付けるベースである。
ラストカラー、３はスラストカラー２の下面のランナー
、４は複数個に分割した扇形の軸受シュー、５は軸受シ
ューを傾斜自在に支持する弾性支持具、６はランナー３
および軸受シューを浸漬する油槽、７は弾性支持金具５
の下面を油槽６の底に取付けるベースである。
油槽６の回転軸側には油ダム８が取付けてあり、油槽６
内には適量の潤滑油９が満され、油槽６内において回転
軸１とともに回転するランナー２と、それに摺触して推
力を支持する軸受シュー４との間を潤滑するとともに両
者間に発生する摩擦熱を冷却している。
内には適量の潤滑油９が満され、油槽６内において回転
軸１とともに回転するランナー２と、それに摺触して推
力を支持する軸受シュー４との間を潤滑するとともに両
者間に発生する摩擦熱を冷却している。
４ａは軸受シュー４の上面に鋳込んだバビットメタル、
４ｂはバビット面に設けた給油孔および油溝、４ｃは給
油孔４ｂに連通ずる軸受シュー４の外側に設けた油孔で
ある。
４ｂはバビット面に設けた給油孔および油溝、４ｃは給
油孔４ｂに連通ずる軸受シュー４の外側に設けた油孔で
ある。
１０はポンプ装置であって１０ａはポンプ、１０ｂはポ
ンプ１０ａの吸入側に設けた低圧油沢過器、１０ｅはポ
ンプ１０ａの吐出側に設けた高圧油沢過器である。
ンプ１０ａの吸入側に設けた低圧油沢過器、１０ｅはポ
ンプ１０ａの吐出側に設けた高圧油沢過器である。
１１は気泡分離除去槽であって入口は管１５で油槽６に
連通し、出口は管１６でポンプ装置１０に連通し、ポン
プ装置１０の吐出側は管１７で軸受シュー４の油孔４ｃ
に連通ずる。
連通し、出口は管１６でポンプ装置１０に連通し、ポン
プ装置１０の吐出側は管１７で軸受シュー４の油孔４ｃ
に連通ずる。
気泡分離除去槽１１の内部構造を第２図に示す。
１１ａは断面積の大きな拡大槽であって容量はポンプ吐
出量を３〜１０分間位を保持でき、しかも流速を極度に
下げる。
出量を３〜１０分間位を保持でき、しかも流速を極度に
下げる。
１１ｂは槽の入口、１１Ｃは槽の出口、１１ｄは上部に
設けた排気孔である。
設けた排気孔である。
槽１１ａの内部は仕切板１２で３室乃至５室の複数室に
仕切り、仕切板１２は油の流通方向につれて上方へ傾斜
させ、仕切板１２の傾斜部分には通油孔１２ａを設け、
通油孔１２ａには細かいメシュの金網が固着してあり、
この部分を通過する油の流速は０．０１ ｔｒｌ／ｓ
”０．００１ ＠／ｓの速度になるようにしである。
仕切り、仕切板１２は油の流通方向につれて上方へ傾斜
させ、仕切板１２の傾斜部分には通油孔１２ａを設け、
通油孔１２ａには細かいメシュの金網が固着してあり、
この部分を通過する油の流速は０．０１ ｔｒｌ／ｓ
”０．００１ ＠／ｓの速度になるようにしである。
１２ｂは仕切板１２の上部に設けた孔で槽の上部板１１
ｅは油の流通方向につれて上方に傾斜させてあり最上部
に排気管１１．ｉが設けである。
ｅは油の流通方向につれて上方に傾斜させてあり最上部
に排気管１１．ｉが設けである。
推力軸受が回転しポンプ１０ａが運転すると、油槽６の
潤滑油９は管１５を通って気泡分離除去槽１１に入る。
潤滑油９は管１５を通って気泡分離除去槽１１に入る。
潤滑油中の気泡は槽１１の中で低流速になって金網１３
に耐着し、この小さな気泡は次第に蓄積して段々大きく
成長する。
に耐着し、この小さな気泡は次第に蓄積して段々大きく
成長する。
すると気泡は金網１３から分離して上昇し槽の上部板１
１ｅに沿って排気管１１ｄに集合する。
１ｅに沿って排気管１１ｄに集合する。
排気管に蓄積した気泡は止弁１１ｆを開けて外部に排出
する。
する。
従って槽の出口１１ｃから出る油は気泡がなくなり、ポ
ンプ装置１１から送出され推力軸受に給油される高圧油
は気泡がないので軸受の負荷容量の低下を招くことはな
い。
ンプ装置１１から送出され推力軸受に給油される高圧油
は気泡がないので軸受の負荷容量の低下を招くことはな
い。
本考案は推力軸受の油供給装置においてポンプ装置の吸
入側に気泡分離除去槽を設置し、気泡分離除去槽の内部
の油の流速を極めて遅くして、油中の気泡を細かいメツ
シュの金網に付着させ大きく成長させて分離し排気する
ようにしたので、推力軸受の軸受シューに供給される高
圧油には気泡がなく、従って軸受シューの油溝と給油孔
には良好な油が給油され良好な潤滑状態となり軸受の負
荷容量の低下および軸受の焼損を起すことはなく本考案
実施による効果は極めて太きい。
入側に気泡分離除去槽を設置し、気泡分離除去槽の内部
の油の流速を極めて遅くして、油中の気泡を細かいメツ
シュの金網に付着させ大きく成長させて分離し排気する
ようにしたので、推力軸受の軸受シューに供給される高
圧油には気泡がなく、従って軸受シューの油溝と給油孔
には良好な油が給油され良好な潤滑状態となり軸受の負
荷容量の低下および軸受の焼損を起すことはなく本考案
実施による効果は極めて太きい。
第１図は本考案の推力軸受の油供給装置の一実施例を示
す系統図、第２図は第１図の要部の気泡分離除去槽を示
す縦断面図である。 １・・・・・・回転軸、２・・・・・・スラストカラー
、３・・・・・・ランナー、４・・・・・・軸受シュー
、６・・・・・・油槽、１０・・・・・・ポンプ装置、
１１・・・・・・気泡分離除去槽、１２・・・・・・仕
切板、１３・・・・・・金網。
す系統図、第２図は第１図の要部の気泡分離除去槽を示
す縦断面図である。 １・・・・・・回転軸、２・・・・・・スラストカラー
、３・・・・・・ランナー、４・・・・・・軸受シュー
、６・・・・・・油槽、１０・・・・・・ポンプ装置、
１１・・・・・・気泡分離除去槽、１２・・・・・・仕
切板、１３・・・・・・金網。
Claims (1)
- 推力軸受と、この推力軸受を浸漬する油槽と、この油槽
内の油を吸収し推力軸受に供給するポンプ装置と、この
ポンプ装置と前記油槽の配管の中間部に配置された気泡
分離除去槽とよりなり、この気泡分離除去槽は断面積の
大きな拡大槽と、この拡大槽内に油の流通方向につれて
上方へ傾斜するとともにこの傾斜する部分には通油孔を
またその上部には孔を設けた仕切板と、この仕切板に設
けられた通油孔に固着された細かい網目の網と、前記拡
大槽の最上部に設けられた外部へ気泡を排出する排気管
とより形成される推力軸受の油供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976014728U JPS582131Y2 (ja) | 1976-02-10 | 1976-02-10 | 推力軸受の油供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976014728U JPS582131Y2 (ja) | 1976-02-10 | 1976-02-10 | 推力軸受の油供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52106510U JPS52106510U (ja) | 1977-08-13 |
| JPS582131Y2 true JPS582131Y2 (ja) | 1983-01-14 |
Family
ID=28474966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976014728U Expired JPS582131Y2 (ja) | 1976-02-10 | 1976-02-10 | 推力軸受の油供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582131Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49641A (ja) * | 1972-04-17 | 1974-01-07 |
-
1976
- 1976-02-10 JP JP1976014728U patent/JPS582131Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49641A (ja) * | 1972-04-17 | 1974-01-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52106510U (ja) | 1977-08-13 |
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