JPS5821281Y2 - 電気車制御装置 - Google Patents

電気車制御装置

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Publication number
JPS5821281Y2
JPS5821281Y2 JP1977110007U JP11000777U JPS5821281Y2 JP S5821281 Y2 JPS5821281 Y2 JP S5821281Y2 JP 1977110007 U JP1977110007 U JP 1977110007U JP 11000777 U JP11000777 U JP 11000777U JP S5821281 Y2 JPS5821281 Y2 JP S5821281Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
breaker
h8cb
circuit
control device
time
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977110007U
Other languages
English (en)
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JPS5437616U (ja
Inventor
磯部栄介
小林梯二
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気車の制御装置に係り、特に過電流引外し機
構を有するしゃ断器を主回路のしゃ断に常用する電気車
の制御装置に関する。
従来の電気車の減流しゃ断回路には、過電流引外し機構
を有するしゃ断器(例えば高速度しゃ断器、以下H8C
Bと略す。
)と常用減流しゃ断器とを直列に用いていた。
第1図にその典型的な減流しゃ断回路を示す。
図において、架線1からの電流は、パンタグラフ2、し
ゃ断器3、H8CB4、しゃ断器7、主電動機電機子8
、及び同界磁9を通して給電される。
マスコンのオフ等による常用の回路しゃ断では、まず7
を開き、減流抵抗6を挿入して電流を減流したのち、3
を開く、一方、過電流等の事故しゃ断の場合には、I(
SCBの過電流引外し機構により、4が高速度に開き、
減流抵抗5が挿入されて、事故電流が減流されたのち、
3によって回路がしゃ断される。
しかしながら、H8CBは、電気車の運転開始時に一旦
投入されると、事故により過電流が発生しない限り、O
FFされることはない。
つ1す、正常の走行では殆んど用いられなかった。
本考案の目的は、前記の状況にかんがみ、H8CBKも
回路の常用しゃ断機能を分担させ、全体としてのしゃ断
器数を減らし、装置の軽量化、安価を図ることにある。
第2図は、本考案の一実施例で、H8CBに常用減流し
ゃ断器(断流器7)の機能を持たせるようにしたもので
ある。
このような方式にすれば、断流器7と、減流抵抗器6が
省略でき、前述の如く小形・安価な制御装置を提供でき
る。
このような主回路構成にかいては、H8CBは次のよう
なニーズを満足させる必要がある。
すなわち、頻繁な“オン・オフ”動作に耐えること、及
び、短時間に繰返えされる“オン・オフ”動作によって
誤動作しないことが必要である。
一方、H8CBは、その本来の目的とする高速度しゃ断
機能を持たせる必要上、開同時の速度は高く、これに耐
えるため、各部の構造は機械的な強度をもたせたもの、
換言すれば、各パーツともかなり質量を持たせたものに
なる。
このように、ある質量を持ったものに、衝撃を加えると
、機械的な振動が生ずるが、一定時間後に振動は消滅す
る。
このように振動が生じている間に、H8CBが再投入さ
れると、自己の引外し機構により誤トリップする恐れが
ある。
第3図は、過電流引外し機構を有するH8CBの簡略説
明図である。
電磁弁11が励磁されると、圧縮空気がシリンダ12に
送り込まれ、ピストン13が、しゃ断バネ14に抗して
上昇して、接触子を閉じる。
同時に過電流時のトリップレバー16も上昇してアーマ
チュア17の支配を受けるようになる。
過電流が流れると電流コイルと鉄心からなる電磁石18
の吸引力が引張バネ19に抗して17を吸引し、これに
よってトリップレバー16が回動して、ロックが外され
14によって高速度しゃ断が行なわれる。
以上が過電流時のしゃ断動作であるが、常用しゃ断の場
合は、電磁弁11の消磁によるシリンダ内の排気によっ
て行なわれる。
すなわち、排気によって、ピストンはしゃ断バネによっ
て押し下げられる。
この時の運動、及び衝撃により、各パーツは前述の如く
機械的な振動をする。
ここで特に問題になるのが16の振動で、16が振動し
ている期間中に、再投入されると、16が17VC接触
して、過電流引外しの場合と等価な動作、つ1り誤動作
することになる。
この動作を防止するため、本考案では、H8CBがオフ
されてから、直ちにオン指令があっても、H8CBの再
投入回路が閉成される渣でに、若干の時間遅れ持たせる
回路を設けている。
第4図は本考案によるH8CB制御回路の一実施例を、
又、第5図はリレーを使用した緩動・開放装置を用いた
場合の一実施例である。
第4図において、マスコン等によるH8CBの電磁弁1
1の制御指令10が励磁されると、まず緩動・開放動作
する時限装置21が励磁され、時間のカウントが行なわ
れる。
21が励磁されてから規定の時間(例えば300m5)
になると、21の出力接点22が閉路して、11が励磁
され、H8CBは投入される。
10が消磁されると11゜21ともオフになる。
ここで21が開放てないと、10が直ちに励磁された場
合、11が励磁されて前述のH8CBの誤動作を招来す
る。
第5図は、リレー23とコンデンサ24、抵抗25.2
6からなる緩動・開放動作の時限装置を用いた場合の例
である。
制御指令10が励磁されると、23のコイルaの電圧、
つ1リコンデンサ24の電圧は、24の容量と、回路抵
抗によって定る充電時定数で、徐々に上昇する。
ある時間後にこの電圧が23の動作電圧に達すると、2
3が動作し、その接点23−b、eを閉じ、23−d接
続を開く。
23−dによって11は励磁され、一方、24に蓄えら
れた電荷は、23−cによって形成された放電回路を通
して瞬時に放電される。
従って、制御指令10が励磁されると前記の如く電磁弁
11が消磁されると共にリレー23も瞬時に開放される
H8CBオフ後、直ちに再投入指令が出されても、前記
の時限回路が作用して、H8CBの瞬時再投入による誤
トリップを防止することができる。
本考案では、リレー接点によるH8CHの投入制御回路
について説明したが、半導体スイッチを用い、これに緩
動・開放動作機能を付加しても同様の効果がある。
本考案によれば、過電流引外し機構を有するしゃ断器を
、主回路の常用しゃ断器として用いることにより、装置
の小型化、軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の電気車に用いられている典形的な減流
しゃ断回路図、第2図は本考案によるH8CHに常用減
流しゃ断機能を持たせた減流しゃ断回路図、第3図は過
電流引外し機構を有するH8CHの簡略説明図、第4図
は本考案によるH8CB制御回路図、第5図はリレーを
使用した緩動・開放装置を用いた制御回路図を示す。 10・・・・・・制御指令、11・・・・・・電磁弁、
21・・・・・・時限装置、22・・・・・・時限装置
出力接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 過電流引外し機構を有するしゃ断器を電気車の主回路の
    しゃ断器として常用し、前記電気車の運転手による前記
    しゃ断器の投入指令から所定時間後にしゃ断器を投入さ
    せる手段を設けたことを特徴とする電気車制御装置。
JP1977110007U 1977-08-19 1977-08-19 電気車制御装置 Expired JPS5821281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977110007U JPS5821281Y2 (ja) 1977-08-19 1977-08-19 電気車制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977110007U JPS5821281Y2 (ja) 1977-08-19 1977-08-19 電気車制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5437616U JPS5437616U (ja) 1979-03-12
JPS5821281Y2 true JPS5821281Y2 (ja) 1983-05-06

Family

ID=29056482

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JP1977110007U Expired JPS5821281Y2 (ja) 1977-08-19 1977-08-19 電気車制御装置

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