JPS58212788A - 新規抗生物質om−674およびその製造法 - Google Patents
新規抗生物質om−674およびその製造法Info
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- JPS58212788A JPS58212788A JP9628782A JP9628782A JPS58212788A JP S58212788 A JPS58212788 A JP S58212788A JP 9628782 A JP9628782 A JP 9628782A JP 9628782 A JP9628782 A JP 9628782A JP S58212788 A JPS58212788 A JP S58212788A
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- antibiotic substance
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新規な抗生物質0M−674およびその製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
本発明者らは、放線菌の生産する抗生物質の探索の過程
において、新たに土壌より分離したー放線菌0M−67
4が嫌気性細菌などに有効な新規抗生物質を生産するこ
とを見い出した。本生産菌株の同定および本物質を単離
した後、理化学的および生物学的性質を調べることによ
シ本発明を完成した。
において、新たに土壌より分離したー放線菌0M−67
4が嫌気性細菌などに有効な新規抗生物質を生産するこ
とを見い出した。本生産菌株の同定および本物質を単離
した後、理化学的および生物学的性質を調べることによ
シ本発明を完成した。
本発明によって得られた抗生物質0M−674の理化学
的性状は、次のとおりである。
的性状は、次のとおりである。
(1)元素分析:C65,59チ、H7,68%、31
!1.51チ(2)分子量:258、高分解能マスス
ペクトルでの分子イオンピーク、m/z238.102
3.および元素分析値から分子式C+sH1@013が
求められた。
!1.51チ(2)分子量:258、高分解能マスス
ペクトルでの分子イオンピーク、m/z238.102
3.および元素分析値から分子式C+sH1@013が
求められた。
(3)融点は67〜70℃である。
、 1♂、5
(4)比旋光度、〔α〕o +89 (C=1、メタノ
ール)(5)紫外線吸収スペクトル:メタノール中で2
38nmおよび300 nmに吸収極大を示し、分子吸
光係数はそれぞれJ27370.6616(第1図)。
ール)(5)紫外線吸収スペクトル:メタノール中で2
38nmおよび300 nmに吸収極大を示し、分子吸
光係数はそれぞれJ27370.6616(第1図)。
(6)赤外線吸収スペクトル:第2図のとおりである。
(溶液法、クロロホへム)
(7)プロトン核磁気共鳴スペクトル:第5図のとおり
である。
である。
(8)C−13核磁気共鳴スペクトル:第4図のとおり
である。
である。
(9)溶剤に対する溶解性は、メタノール、アセトン、
酢酸エチル、ベンゼンに可溶でアシ、水、石油エーテル
、n−へキサンに不溶である。
酢酸エチル、ベンゼンに可溶でアシ、水、石油エーテル
、n−へキサンに不溶である。
Ql呈色反応は、塩化第二鉄、ブロムクレゾールグIJ
−ン、過マンガン酸カリに陽性、モーリッシュ、ドラー
ゲンドルフに陰性である。
−ン、過マンガン酸カリに陽性、モーリッシュ、ドラー
ゲンドルフに陰性である。
I酸性物質である。
上記の理化学的性質および後述する生物活性を有する点
で、既知の抗生物質のうち類似するものとして、チオラ
クトマイシン(ジャーナル・オプ・アンチバイオテツク
ヌ、55巻、591〜419%。
で、既知の抗生物質のうち類似するものとして、チオラ
クトマイシン(ジャーナル・オプ・アンチバイオテツク
ヌ、55巻、591〜419%。
1982年)があけられる。しかし、チオラクトマイシ
ンは分子式C,,H1,0,S 、■子葉210であシ
、また、プロトン核磁気共鳴スペクトル、C−13核磁
気共鳴スペクトルは、抗生物質0M−674と明らかに
相異する。以上より、本抗生物質OM−674は新規化
合物であることが明らかとなった。
ンは分子式C,,H1,0,S 、■子葉210であシ
、また、プロトン核磁気共鳴スペクトル、C−13核磁
気共鳴スペクトルは、抗生物質0M−674と明らかに
相異する。以上より、本抗生物質OM−674は新規化
合物であることが明らかとなった。
本物質の生物学的性質は、次のとおりである。
(1)抗菌性
寒天希釈法による最小阻止濃度(MIC)は、第1表に
示すとおりである。
示すとおりである。
第 1 表
試験菌 MIC(μ?鷹)
スタフィロコッカス・アウレウスATCC655891
DO(5taphylococcus aureus
)バチルス・ズプチルスPCI 219 )1
00(Bacillus 5ubtilis )マイコ
バクテリ9ム・スメグマテス ATCC607>100
(Mycobacterium smegmatis
)ニジエリシアーコリNIHJ
25(Escherichia coli )プロテウ
ス・ミラビリス IFO3B49 :>10
0(Proteus m1rabilis )シュード
モナス・エルギノーザIF03080 :>100
(Pseudomonas aeruginosa )
バクテロイデス・フラジリスATCC257456,2
5(Bacteroides fragilis )ラ
ソパクテリウム・バリウム ATCC8501,)10
0(’Fusobacterium varium )
クロストリシクム・パーフリンゲンスATCC56’1
4 :)100(Clostridium per
fringens )(2)毒性 本抗生物質をマウス腹腔内投与した場合のLD、。
DO(5taphylococcus aureus
)バチルス・ズプチルスPCI 219 )1
00(Bacillus 5ubtilis )マイコ
バクテリ9ム・スメグマテス ATCC607>100
(Mycobacterium smegmatis
)ニジエリシアーコリNIHJ
25(Escherichia coli )プロテウ
ス・ミラビリス IFO3B49 :>10
0(Proteus m1rabilis )シュード
モナス・エルギノーザIF03080 :>100
(Pseudomonas aeruginosa )
バクテロイデス・フラジリスATCC257456,2
5(Bacteroides fragilis )ラ
ソパクテリウム・バリウム ATCC8501,)10
0(’Fusobacterium varium )
クロストリシクム・パーフリンゲンスATCC56’1
4 :)100(Clostridium per
fringens )(2)毒性 本抗生物質をマウス腹腔内投与した場合のLD、。
は400 m97に9以上でlる。
上記のとおり抗生物質0M−674は、毒性が低く、主
としてダラム陰性菌に活性を示す。したがって、本物質
はヒトおよび動物の微生物感染症に対する治療薬、予防
薬としての使用が期待される。
としてダラム陰性菌に活性を示す。したがって、本物質
はヒトおよび動物の微生物感染症に対する治療薬、予防
薬としての使用が期待される。
本発明の抗生物質0M−674を生産するために使用さ
れる微生物の実用的な例は、本発明者によって土壌から
分離されたストレプトミセス・エスピー0M−674株
があけられる。この菌は、工業技術院微生物工業技術研
究所に受託番号、機工研菌寄第6510号として寄託さ
れている。その菌学的性状は、次のとおりである。
れる微生物の実用的な例は、本発明者によって土壌から
分離されたストレプトミセス・エスピー0M−674株
があけられる。この菌は、工業技術院微生物工業技術研
究所に受託番号、機工研菌寄第6510号として寄託さ
れている。その菌学的性状は、次のとおりである。
(I) 形態的性質
栄養菌糸は、各種寒天培地上でよく発達し、通常は隔壁
を有しない。気菌糸は、グリセロール・す/ゴ酸カルシ
ウム寒天以外では中程度もしくは豊富に着生し、ビロー
ド状あるいは粉状を呈する。
を有しない。気菌糸は、グリセロール・す/ゴ酸カルシ
ウム寒天以外では中程度もしくは豊富に着生し、ビロー
ド状あるいは粉状を呈する。
顕微鏡下の観察では、胞子柄は直線状を呈し、10ケ以
上の胞子の連鎖が認められる。胞子の大きさは0,60
X O188pmで卵形である。
上の胞子の連鎖が認められる。胞子の大きさは0,60
X O188pmで卵形である。
胞子の表面は平滑である。菌核、胞子めうおよび遊送子
は見出されない。
は見出されない。
■ 各種培地上での性状
イー・ビー・シャーリング(E、B、8hlrling
)とディー・ゴツトリープ(D、GOttl;eb
)の方法(インターナショナル・ジャーナル・オプ・シ
スティマチック・バクテリオロジー、16巻、313頁
。
)とディー・ゴツトリープ(D、GOttl;eb
)の方法(インターナショナル・ジャーナル・オプ・シ
スティマチック・バクテリオロジー、16巻、313頁
。
1966年)によって調べた本生産菌の培養性′状を次
表に示す。色調は標準色として、カラーハーモニー・マ
ニュアル〆4m(コンテナー・コーポレーション・オブ
・アメリカ・シカゴ、1958年)を用いて決定し、色
票基とともに括弧内にそのコ、−ドを併せて記した。以
下は特記しない限り27℃、2週間口の各培地における
観察の結果である。
表に示す。色調は標準色として、カラーハーモニー・マ
ニュアル〆4m(コンテナー・コーポレーション・オブ
・アメリカ・シカゴ、1958年)を用いて決定し、色
票基とともに括弧内にそのコ、−ドを併せて記した。以
下は特記しない限り27℃、2週間口の各培地における
観察の結果である。
(凹生理的諸性質
(1) メラニン色素の形成
(イ)チロシン寒天 陰性(ロ)ペプト
ン・イースト鉄寒天 凝陽性に)トリプ
トン・イースト液 陰 性(2)
チロシナーゼ反応 陰 性(3)硫化水
素の生産 凝陽性(4)硝酸塩の環元
陰 性(6)スターチの加水分解
陽 性(力 脱脂乳の凝固(37℃) 陰 性
(8) 脱脂乳のペプトン化(57℃) 陽 性
(9)生育温度範囲 15℃〜40℃aυ
セルロースの分解 陰 性([V)細胞壁
組成 ディアミノピメリン酸はLL−型であり、アラビノース
、ガラクトースは認められない。以上、本菌の菌学的性
状を要約すると、次のとおりになる。
ン・イースト鉄寒天 凝陽性に)トリプ
トン・イースト液 陰 性(2)
チロシナーゼ反応 陰 性(3)硫化水
素の生産 凝陽性(4)硝酸塩の環元
陰 性(6)スターチの加水分解
陽 性(力 脱脂乳の凝固(37℃) 陰 性
(8) 脱脂乳のペプトン化(57℃) 陽 性
(9)生育温度範囲 15℃〜40℃aυ
セルロースの分解 陰 性([V)細胞壁
組成 ディアミノピメリン酸はLL−型であり、アラビノース
、ガラクトースは認められない。以上、本菌の菌学的性
状を要約すると、次のとおりになる。
細胞壁組成はLL−ディアミノピメリン酸を有する。ま
た形態的には、直線状の胞子鎖を形成し、胞子の表面は
平滑である。培養上の諸性質としては、栄養菌糸はオリ
ーブ色あるいはデュールゴールドの色調を呈し、気菌糸
はライトオリーブグレイあるいはライトプラウニッシュ
グレイの色調を呈する。可溶性色素はわずかに黄色系の
色素を生産し、メラニン色素は生産してもわずかである
。
た形態的には、直線状の胞子鎖を形成し、胞子の表面は
平滑である。培養上の諸性質としては、栄養菌糸はオリ
ーブ色あるいはデュールゴールドの色調を呈し、気菌糸
はライトオリーブグレイあるいはライトプラウニッシュ
グレイの色調を呈する。可溶性色素はわずかに黄色系の
色素を生産し、メラニン色素は生産してもわずかである
。
これらの結果から、本菌株はストレプトミセス属に属す
る菌種であり、プリドハムとトレスナーの分類(バージ
ズ・マニュアル・メプ・デタミネーテイプ・バクテリオ
ロジー第8版、748〜829頁、1974年)による
グリーンあるいはグレイシリーズに属する菌種と考えら
れる。
る菌種であり、プリドハムとトレスナーの分類(バージ
ズ・マニュアル・メプ・デタミネーテイプ・バクテリオ
ロジー第8版、748〜829頁、1974年)による
グリーンあるいはグレイシリーズに属する菌種と考えら
れる。
上記菌株の変異株も本発明の方法に使用することができ
る。その他本抗生物質生産能カを有するストレプトミセ
ス属に属する菌株も使用することができる。
る。その他本抗生物質生産能カを有するストレプトミセ
ス属に属する菌株も使用することができる。
培地として鉱、ストレプトミセス属の微生物の培養に適
する炭素源、窒素源、無機物、必要に応じてその他の栄
養物を程良く含有する合成培地または天然培地を使用す
ることができる。
する炭素源、窒素源、無機物、必要に応じてその他の栄
養物を程良く含有する合成培地または天然培地を使用す
ることができる。
培地に使用される炭素源、窒素源は、使用菌株の利用可
能なものならばいずれの種類でもよい。すなわち炭素源
としては、たとえばグルコース、グリセロール、フラク
トース、マルトース、マンニット、キシロース、ガラク
トース、リボース、澱粉またはその加水分網等の穐々の
炭水化物が使用できる。その濃度は通常、培地に対して
0.1〜5チ(グルコース換X)が好ましい。またグル
コン酸、ピルビン酸、乳酸、酢酸等の各種有機酸、グリ
シン、グルタミン酸、アラニン等の各種アミノ □
酸、さらにはメタノール、エタノール等のアルコール類
やノルマルパラフィン等各種の非芳香族系炭化水素、あ
るいは植物性もしくは動物性の各種油脂等も使用可能で
ある。
能なものならばいずれの種類でもよい。すなわち炭素源
としては、たとえばグルコース、グリセロール、フラク
トース、マルトース、マンニット、キシロース、ガラク
トース、リボース、澱粉またはその加水分網等の穐々の
炭水化物が使用できる。その濃度は通常、培地に対して
0.1〜5チ(グルコース換X)が好ましい。またグル
コン酸、ピルビン酸、乳酸、酢酸等の各種有機酸、グリ
シン、グルタミン酸、アラニン等の各種アミノ □
酸、さらにはメタノール、エタノール等のアルコール類
やノルマルパラフィン等各種の非芳香族系炭化水素、あ
るいは植物性もしくは動物性の各種油脂等も使用可能で
ある。
窒素源としては、アンモニア、塩化アンモニウム、燐酸
アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム等
の各種の無機酸あるいは有機酸のアンモニウム塩類、尿
素、ペプトン、NZ−7ミン、肉エキス、酵母エキス、
乾燥酵母、コーンスチープリカー、カゼイン加水分解物
、フィツシュミールあるいはその消化物、大豆粉あるい
はその消化物、脱脂大豆あるいはその消化物、踊加水分
解物等の含窒素有機物質、さらにはグリシン、グルタミ
ン酸、アラニン等の各種アミノ酸が使用可能である。
アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム等
の各種の無機酸あるいは有機酸のアンモニウム塩類、尿
素、ペプトン、NZ−7ミン、肉エキス、酵母エキス、
乾燥酵母、コーンスチープリカー、カゼイン加水分解物
、フィツシュミールあるいはその消化物、大豆粉あるい
はその消化物、脱脂大豆あるいはその消化物、踊加水分
解物等の含窒素有機物質、さらにはグリシン、グルタミ
ン酸、アラニン等の各種アミノ酸が使用可能である。
無機物としては各種燐酸塩、硫酸マグネシウム、食塩等
、さらに微量の重金属塩が使用される。
、さらに微量の重金属塩が使用される。
また栄養要求性を示す変異株を用いる場合には、当然そ
の栄養要求を満足させる物質を培地に加えなければなら
ないが、この種の栄養素は、天然物を含む培地を使用す
る場合にはとくに添加を必要としない場合がある。
の栄養要求を満足させる物質を培地に加えなければなら
ないが、この種の栄養素は、天然物を含む培地を使用す
る場合にはとくに添加を必要としない場合がある。
醗酵は振盪培養またけ通気攪拌深部培養等の好気的条件
下で行なう。培養温度は通常20〜40℃である。培養
期間は通常1〜8日で、菌体内外に著量の抗生物質oM
−674が生成蓄積する。
下で行なう。培養温度は通常20〜40℃である。培養
期間は通常1〜8日で、菌体内外に著量の抗生物質oM
−674が生成蓄積する。
培養終了後に培養物より抗生物質0M−674を、たと
えば次の方法で採取する。培養物を遠心分離によシ沖液
と沈澱物とに分離する。p液からは活性炭、多孔性合成
高分子樹脂、イオン交換樹脂等に吸着させ、溶出させる
こと忙より抽出する。沈澱物からは酢酸エチルまたはノ
ルマルブタノールや含水アセトン等の有機溶媒で抽出す
る。抽出物を適宜濃縮乾固することにより、0M−67
4の粗物質を得る。粗物質はさらK、脂溶性物質の精製
において通常用いられる公知の方法、たとえばソリカゲ
ル力ラムクロマトグラフィー等の濃縮法などを適宜組合
わせることにより精製される。これらの精製方法で得ら
れる活性画分を濃縮乾固することにより、抗生物質0N
−674の粉末を得ることができる。
えば次の方法で採取する。培養物を遠心分離によシ沖液
と沈澱物とに分離する。p液からは活性炭、多孔性合成
高分子樹脂、イオン交換樹脂等に吸着させ、溶出させる
こと忙より抽出する。沈澱物からは酢酸エチルまたはノ
ルマルブタノールや含水アセトン等の有機溶媒で抽出す
る。抽出物を適宜濃縮乾固することにより、0M−67
4の粗物質を得る。粗物質はさらK、脂溶性物質の精製
において通常用いられる公知の方法、たとえばソリカゲ
ル力ラムクロマトグラフィー等の濃縮法などを適宜組合
わせることにより精製される。これらの精製方法で得ら
れる活性画分を濃縮乾固することにより、抗生物質0N
−674の粉末を得ることができる。
本発明において、抗生物質0M−674の検出および定
置は、シリカゲル薄層クロマトグラフィー(メルク社製
シリカゲル60FtBい厚さ0.21111゜展開溶媒
;ベンゼン/アセトン=7 : 1、抗生物質0M−6
74のRf値0.48 )およびバクテロイデス・フラ
ジリス(Bacteroides fragilis
) ATCC25745を用いる生物学的検定法によっ
た。
置は、シリカゲル薄層クロマトグラフィー(メルク社製
シリカゲル60FtBい厚さ0.21111゜展開溶媒
;ベンゼン/アセトン=7 : 1、抗生物質0M−6
74のRf値0.48 )およびバクテロイデス・フラ
ジリス(Bacteroides fragilis
) ATCC25745を用いる生物学的検定法によっ
た。
次に本発明の抗生物質0M−674の実施例を示すが、
この実施例は単なる一例を示すものであって、本発明を
限定するものではない。
この実施例は単なる一例を示すものであって、本発明を
限定するものではない。
実施例
ストレプトミセス・エスピー0M−674株(機工研菌
寄第6510号)の斜面培養から1白金耳を、100−
の種培地(グルコース1.0%、澱粉1.0チ、酵母エ
キス0.5%、ペプトン0.5%、炭酸カルシウム0.
4 % )を入れた50〇−容の坂ロフラスコに接種し
、27℃で2日間振盪培養して種培養を得た。この種培
養150 mlを15tの生産培地〔クルコース0.5
%、コーンスチープリカー(C,S、L、) 1.0
%、オートミール(Oat meal )1.0チ、
ファーマメディア(Pharmamedia ) 1.
0チ、第ニリン酸カリ0.5%、硫酸マグネシウム7水
塩0.5チ、硫酸第一鉄7水塩11n9/l、塩化マン
ガン4水塩1m9/l、硫酸亜鉛7水塩1#;l/l、
硫酸銅5水塩1rn9/l、塩化コバルト2水塩I I
nLi/l)を入れた30を容ジャーファーメンタ−に
接種し、27℃で5日間通気攪拌培養(通気量10t/
順、攪拌300 r、p6m、)を行々つだ。
寄第6510号)の斜面培養から1白金耳を、100−
の種培地(グルコース1.0%、澱粉1.0チ、酵母エ
キス0.5%、ペプトン0.5%、炭酸カルシウム0.
4 % )を入れた50〇−容の坂ロフラスコに接種し
、27℃で2日間振盪培養して種培養を得た。この種培
養150 mlを15tの生産培地〔クルコース0.5
%、コーンスチープリカー(C,S、L、) 1.0
%、オートミール(Oat meal )1.0チ、
ファーマメディア(Pharmamedia ) 1.
0チ、第ニリン酸カリ0.5%、硫酸マグネシウム7水
塩0.5チ、硫酸第一鉄7水塩11n9/l、塩化マン
ガン4水塩1m9/l、硫酸亜鉛7水塩1#;l/l、
硫酸銅5水塩1rn9/l、塩化コバルト2水塩I I
nLi/l)を入れた30を容ジャーファーメンタ−に
接種し、27℃で5日間通気攪拌培養(通気量10t/
順、攪拌300 r、p6m、)を行々つだ。
培養液201をシャープレス型遠心分離機を用いて遠心
分離し、菌体と培養上演に分離する。菌体に70チアセ
トン溶液5tを加え攪拌抽出し、これを戸別して、抗生
物質0M−674を含む含水アセトン抽出液を得た。こ
の抽出液を減圧下で50ONtまで濃縮し、塩酸でpH
41c したのち、酢酸エチル500−を加え攪拌し再
抽出を行なった。
分離し、菌体と培養上演に分離する。菌体に70チアセ
トン溶液5tを加え攪拌抽出し、これを戸別して、抗生
物質0M−674を含む含水アセトン抽出液を得た。こ
の抽出液を減圧下で50ONtまで濃縮し、塩酸でpH
41c したのち、酢酸エチル500−を加え攪拌し再
抽出を行なった。
培養上清15tを塩酸でpH4に調節し、6tの酢酸エ
チルで2回抽出した。2回の酢酸エチル抽出液と菌体由
来の酢酸抽出液を合わせ、減圧下で濃縮乾固することに
より抗生物質0M−674の油状 □物質4fを得
た。
チルで2回抽出した。2回の酢酸エチル抽出液と菌体由
来の酢酸抽出液を合わせ、減圧下で濃縮乾固することに
より抗生物質0M−674の油状 □物質4fを得
た。
油状物質4yを10Mtベンゼンに溶解し、あらかじめ
ベンゼンに懸濁させたシリカゲル(1202、メルク社
製、art 7734 )を充てんしたカラム上端に添
加した。カラムをベンゼン/アセトン(20:1)で溶
出し、10−づつ分画した。活性画分(A51〜74)
を集めて減圧下−:r!濃縮すること罠より抗生物質0
M−674を無色針状晶180m9として単離した。
ベンゼンに懸濁させたシリカゲル(1202、メルク社
製、art 7734 )を充てんしたカラム上端に添
加した。カラムをベンゼン/アセトン(20:1)で溶
出し、10−づつ分画した。活性画分(A51〜74)
を集めて減圧下−:r!濃縮すること罠より抗生物質0
M−674を無色針状晶180m9として単離した。
第1図は抗生物質0M−674の紫外線吸収スペクトル
(メタノール中の測定)、第2図は赤外線吸収スペクト
ル(クロロホルム中で測定)、第3図はプロトン核磁気
共鳴スペクトル(重クロロホルム中で測定)、第4図は
C−13核磁気共鳴スペクトル(重クロロホルム中で測
定)を示す。 手続補正書 昭和58年1月18日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1 事件の表示 特願昭57−96287号 2 発明の名称 新規抗生物質0M−674およびその製造法3 補正を
する者 事件との関係・特許出願人 北里研究所(社団法人) 4代理人 東京都港区虎ノ門−丁目2番29号虎ノ門産業ビル5階
明細書の発明の詳細な説明の欄 6 補正の内容 明細書の記載を次のとおり補正する。 (1)第3頁11行と12行の間に下記の記載を挿入す
る。 「a2 構造式は下記のとおシである。 」 (2)第15頁17行の 「150m/Jを 「100w/Jと訂正する。 (3)第16頁8行の 「20tjを 「15tjと訂正する。 (4)第16頁15行の 「15L」を 「12t」と訂正する。 (5)第1図を別紙添付の第1図のとおり訂正する。
(メタノール中の測定)、第2図は赤外線吸収スペクト
ル(クロロホルム中で測定)、第3図はプロトン核磁気
共鳴スペクトル(重クロロホルム中で測定)、第4図は
C−13核磁気共鳴スペクトル(重クロロホルム中で測
定)を示す。 手続補正書 昭和58年1月18日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1 事件の表示 特願昭57−96287号 2 発明の名称 新規抗生物質0M−674およびその製造法3 補正を
する者 事件との関係・特許出願人 北里研究所(社団法人) 4代理人 東京都港区虎ノ門−丁目2番29号虎ノ門産業ビル5階
明細書の発明の詳細な説明の欄 6 補正の内容 明細書の記載を次のとおり補正する。 (1)第3頁11行と12行の間に下記の記載を挿入す
る。 「a2 構造式は下記のとおシである。 」 (2)第15頁17行の 「150m/Jを 「100w/Jと訂正する。 (3)第16頁8行の 「20tjを 「15tjと訂正する。 (4)第16頁15行の 「15L」を 「12t」と訂正する。 (5)第1図を別紙添付の第1図のとおり訂正する。
Claims (2)
- (1)次の理化学的性質を有し、分子式C11HIlI
O2Sであられされる新規抗生物質0M−674:■比
旋光度−”−1−89(C=1.メタノール)■第1図
に示される紫外線吸収スペクトル■第2図に示される赤
外線吸収スペクトル■第5図に示されるプロトン核磁気
共鳴スペクトル ■第4図に示されるC−13核磁気共鳴スペクトル - (2)ストレプトミセス属に属し、新規抗生物質0M−
674を生産、する能力を有する菌株を培地に好気的に
培養し、培地中または菌体中に抗生物質0M−674を
蓄積せしめ、これを採取することを特徴とする新規抗生
物質0M−674の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9628782A JPS58212788A (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 新規抗生物質om−674およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9628782A JPS58212788A (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 新規抗生物質om−674およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58212788A true JPS58212788A (ja) | 1983-12-10 |
JPH0365347B2 JPH0365347B2 (ja) | 1991-10-11 |
Family
ID=14160870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9628782A Granted JPS58212788A (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 新規抗生物質om−674およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58212788A (ja) |
-
1982
- 1982-06-07 JP JP9628782A patent/JPS58212788A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0365347B2 (ja) | 1991-10-11 |
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