JPS5821236Y2 - 集積回路装置 - Google Patents

集積回路装置

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JPS5821236Y2
JPS5821236Y2 JP1978107355U JP10735578U JPS5821236Y2 JP S5821236 Y2 JPS5821236 Y2 JP S5821236Y2 JP 1978107355 U JP1978107355 U JP 1978107355U JP 10735578 U JP10735578 U JP 10735578U JP S5821236 Y2 JPS5821236 Y2 JP S5821236Y2
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JP
Japan
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circuit
logic
gate
clock pulse
input
Prior art date
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Application number
JP1978107355U
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JPS5444672U (ja
Inventor
治部光男
Original Assignee
シャープ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は2相しシオレス回路を使用した集積回路装置
に関するものである。
近年電子式卓上計算機(以下電卓と略称する)を始めと
する各種ディジタル機器において、その基本回路の集積
化が活発に行なわれている。
上記ディジタル機器は記憶素子(例えば、遅延型フリッ
プフロップ、シフトレジスタ等)と、各種信号の制御を
行うアンドゲート、オアゲート、ナントゲート、ノアゲ
ート等のランダムロジック部分とからなる。
通°常の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(以下MO
8FETという。
)からなるランダムロジック回路は、スタティックゲー
ト型と、ダイナミックゲート型がある。
上記スタティックゲートは第1図に示すようにバイポー
ラ型の基本ゲートと全く同様のものであるが、このよう
なゲートによってICが構成された場合、一般に出力電
圧はインバータ用MO8FETと負荷用MO8FETと
のオン抵抗の比によって定まるのでインバータ用MO8
FETの導電率を大きくする必要がある(いわゆるレシ
オ型である)。
そのためMOSFETのパターン面積が大きくなりIC
のチップ面積が大きくなる。
また電源と接地間に直流的な導電路が形成されるため消
費電力が比較的大である。
ところがダイナミックゲートは第2図に示すような回路
構成で、その動作はまずφlのクロックパルスでA点を
負に充電してリセット状態に保ち、次にクロックパルス
φ2により入力内容をA点にセットする。
このように、ダイナミックゲートを使用した場合は電源
と接地間にはいかなる時も直流の導電路が形成されない
従って電力消費としてはゲート容量の充放電エネルギー
と、直流漏洩電流分のみで非常に少い。
又トランジスタQ1.Q2が同時にONすることがない
ので、両者のオン抵抗に差をつける必要が全くなくすべ
てのMOSFETを最も小さい同一型式のパターンで製
作することができる(いわゆるレシオレス型である)。
しかし入力と出力との間に1/4ビツトから1/2ビッ
ト時間遅れが生じるため、2段以上連続して上記ダイナ
ミックゲートを使用すると誤りを生ずるおそれがある。
このように、ダイナミックゲートを用いる方が集積化に
とってより有利ではあるが、反面時間遅れ等で論理が複
雑になる欠点がある。
本考案は上記欠点を除去してディジタル回路におけるラ
ンダムロジック部分を2相レシオレス回路で構成した集
積回路装置を提供するものである。
第3図は本考案に使用する2相レシオレスの基本回路で
ある。
第1の基本回路t1はクロックφ2が印加された負荷用
のMO8FETQ7とアンド、オア、ナンド、ノア等の
論理を作っている論理回路りが、Q7→Lの形で接続さ
れ、この論理回路I、はクロック信号φ2で制御される
第2の基本回路t2はクロック信号φ2が印加された負
荷用のMOSFET QBとゲートにクロック信号φ
1が入力されたスイッチング用のMO8FETQ9とア
ンド、オア、ナンド、ノア等の論理回路りがQ8→I、
→Q9の形で接続されている。
上記2つの基本回路t1.t2を組み合せて使用するこ
とにより、論理レベルは正確に伝達することができる。
例えば、第4図に示すようにナントゲートとオアゲート
で構成される入力Aと入力Bとのに■1の論理をレシオ
型MO8FETでスタティック型論理回路を構成しよう
とすれば第5図の回路になる。
第5図はレシオ型PチャンネルMO8FETで構成した
回路であり、信号のHレベルを論理′l“とする正論理
で説明している。
A■B論理回路を本考案の基本回路t1のみで構成しよ
うとすると第6図の如き構成が考えられる。
この回路もPチャンネルMO8FETで構成し1.正論
理で説明している。
この回路の場合フリップフロップFCの読み込み時φ1
には誤った信号が読み込まれる。
即ち入力レベルの評価を行う期間が前後段とも同じ時期
になり、後段の入力となる前後の出力aがまだ安定して
いないので誤動作する。
本考案は上記のような誤動作を防止するため、上記基本
回路t1とt2を使用して、A■B論理回路を第7図の
ように構成した。
この回路もPチャンネ/I/MO8FETを使用し、正
論理で説明する。
基本回路t0のa点が、クロック信号φ2のレベルが′
L“レベルに変化した期間プリチャージされ、L“から
’H“レベルに変化した時点で入力信号人及びBのレベ
ルが評価されて基本回路t2の論理回路に出力される。
基本回路t2ではクロック信号φ2が11.ルベルの期
間はプリチャージ期間であるが、スイッチングMO8の
ゲートに′L“レベルのクロック信号φ1が入力された
状態ではじめて入力信号人及びBのレベルが評価されて
、出力信号A■Bが導出される。
即ち基本回路t1はクロック信号φ2とクロック信号φ
1の間に評価期間が設けられ、基本回路t2はクロック
信号φ1の期間が評価期間となるため、両基本回路で入
力信号の評価期間がずれる結果となり、誤動作を防ぐこ
とができる。
同第8図は動作説明に供する信号波形で、第8図aはク
ロック信号φ1.φ2、入力信号A、B及びフリップフ
ロップFCの出力Cの関係を示し、同図すは第5図に示
す回路で構成した場合、同図Cは第6図に示す回路で構
成した場合及び同図dは第7図で示す回路で構成した場
合の信号波形図で、第8図dが評価期間に重なりの生じ
ない本考案による一実施例のタイムチャートを示す。
以上本考案によれば、2相のクロック信号でランダムロ
ジック部をレシオレス回路で構成することができ、各回
路間の接続が容易になり、複数回路を接続することが要
求される論理においても回路設計が簡単になり、集積回
路化が容易になると共にレシオレス回路に依っているた
めチップサイズを小型化することかでき、また消費電力
の低減を何等損うこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図はスタティックゲートの回路図、第2図はダイナ
ミックゲートの回路図、第3図は本考案の基本回路図、
第4図はA■B論理回路図、第5図はA■B論理をレシ
オ MOSFETで構成した場合の回路図、第6図はA
■Bを本考案の基本回路t1だけで構成した場合の回路
図、第7図は本考案の一実施例の回路図、第8図は第5
図〜第7図の動作を説明するタイムチャートである。 符号、Q1〜Q9・・・・・・トランジス気φ11φ2
・・・・・・クロックパルス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クロック信号として位相が異なる第1クロツクパルス及
    び第2クロツクパルスのみが導入され、負荷MO8と論
    理回路が接続されて上記第1クロツクパルスの導入によ
    り第2クロツクパルスが導入されるまでの期間に入力信
    号のレベルを判定する第1のレシオレス回路と、該第1
    のレシオレス回路の出力が導入された論理回路を第1ク
    ロツクパルスが印加された負荷MO8と第2クロツクパ
    ルスが入力されγこスイッチングMO8間に接続して第
    2クロツクパルスの導入により入力信号のレベルを判定
    する第2のレシオレス回路とを備えてなる集積回路装置
JP1978107355U 1978-08-03 1978-08-03 集積回路装置 Expired JPS5821236Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978107355U JPS5821236Y2 (ja) 1978-08-03 1978-08-03 集積回路装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5444672U JPS5444672U (ja) 1979-03-27
JPS5821236Y2 true JPS5821236Y2 (ja) 1983-05-06

Family

ID=29051389

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Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
IBM TECHNICAL DISCLOSURE BULLETIN=1972 *

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Publication number Publication date
JPS5444672U (ja) 1979-03-27

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