JPS5821179Y2 - 半導体部品の放熱装置 - Google Patents
半導体部品の放熱装置Info
- Publication number
- JPS5821179Y2 JPS5821179Y2 JP1976127286U JP12728676U JPS5821179Y2 JP S5821179 Y2 JPS5821179 Y2 JP S5821179Y2 JP 1976127286 U JP1976127286 U JP 1976127286U JP 12728676 U JP12728676 U JP 12728676U JP S5821179 Y2 JPS5821179 Y2 JP S5821179Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dip
- printed wiring
- heat dissipation
- wiring board
- metal object
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、印刷配線基板に実装された複数個のデュアル
インラインパッケージ形半導体部品(以下・DIP−I
Cと略す)の放熱装置に関するものである。
インラインパッケージ形半導体部品(以下・DIP−I
Cと略す)の放熱装置に関するものである。
一般に、半導体集積回路部品は、その集積度の増大及び
高速化により、−パッケージ当たりの消費電力が増大す
る傾向にあり、パッケージの構造上、実装法の容易なり
IP−ICも当然その例外ではない 印刷配線基板にDIP−ICを実装した装置は、第1図
に示すように、印刷配線基板1に穿孔された貫通孔3に
、DIP−IC2の各リード4が挿入され、貫通孔3の
座5に前記リード4を半田付けすることにより実装され
ている。
高速化により、−パッケージ当たりの消費電力が増大す
る傾向にあり、パッケージの構造上、実装法の容易なり
IP−ICも当然その例外ではない 印刷配線基板にDIP−ICを実装した装置は、第1図
に示すように、印刷配線基板1に穿孔された貫通孔3に
、DIP−IC2の各リード4が挿入され、貫通孔3の
座5に前記リード4を半田付けすることにより実装され
ている。
この様な装置におけるDIP−IC2で発生する熱の大
部分は、DIP−’IC2の表面より空気中に直接放熱
され、又、一部は、DIP−IC2のリード4を介し、
印刷配線基板1に伝導し、空気中に放熱される。
部分は、DIP−’IC2の表面より空気中に直接放熱
され、又、一部は、DIP−IC2のリード4を介し、
印刷配線基板1に伝導し、空気中に放熱される。
しかしながら、DIP−IC2を単に印刷配線基板1に
実装したままのこの様な放熱法は、空気の熱伝導率が著
しく悪いため、常にDIP−IC2より温度の低い空気
が装置内のDIP−IC2に接して流れるような装置構
造でない限り、放熱効果を上げることは出来ない。
実装したままのこの様な放熱法は、空気の熱伝導率が著
しく悪いため、常にDIP−IC2より温度の低い空気
が装置内のDIP−IC2に接して流れるような装置構
造でない限り、放熱効果を上げることは出来ない。
従来、この様な装置において、DIP−ICの放熱効率
を向上させるためには、第2図に示す如く実装された個
々のDIP−IC2に、放熱器6をネジ7で、取り付け
ることにより行なっていた。
を向上させるためには、第2図に示す如く実装された個
々のDIP−IC2に、放熱器6をネジ7で、取り付け
ることにより行なっていた。
本放熱法は、放熱面積が増大し、放熱効率が増すものの
、装置内の空気へ放熱する点で前述したと同様の欠点を
有し、放熱効率の著しい改善は望めない。
、装置内の空気へ放熱する点で前述したと同様の欠点を
有し、放熱効率の著しい改善は望めない。
又、個々のDIP−IC2に第2図で示す放熱器6を取
り付ける必要があるため取り付はネジ7による印刷配線
の自由度の減少、取り付は工数の増大という欠点を有し
ている。
り付ける必要があるため取り付はネジ7による印刷配線
の自由度の減少、取り付は工数の増大という欠点を有し
ている。
尚、第2図中8は、DIP−ICを放熱器6に圧着させ
るためのクリップである。
るためのクリップである。
本考案は、これらの欠点を除去するための手段を提供す
るもので、複数個のDIP−ICを印刷配線基板に実装
した装置において、−列に実装された複数個のDIP−
ICと印刷配線基板との間に、一本の板状の金属物を前
記DIP−ICに接触するように介在させ、その金属物
の一列に実装された各DIP−ICの相隣る間の部分か
ら、印刷配線基板の垂直方向に、その印刷配線基板を保
護する被い、又は、収容する筐体に面接触するような手
段を有する折り曲げ構造を持たせたことを特徴としその
目的は、DIP−ICで発生する熱を装置外部に直接的
に伝導、放熱させることにある。
るもので、複数個のDIP−ICを印刷配線基板に実装
した装置において、−列に実装された複数個のDIP−
ICと印刷配線基板との間に、一本の板状の金属物を前
記DIP−ICに接触するように介在させ、その金属物
の一列に実装された各DIP−ICの相隣る間の部分か
ら、印刷配線基板の垂直方向に、その印刷配線基板を保
護する被い、又は、収容する筐体に面接触するような手
段を有する折り曲げ構造を持たせたことを特徴としその
目的は、DIP−ICで発生する熱を装置外部に直接的
に伝導、放熱させることにある。
次に本考案の実施例について図面により説明する。
第3図は、本考案による実施例の斜視図で、印刷配線基
板上に実装した複数個のDIP−ICと放熱器を示す。
板上に実装した複数個のDIP−ICと放熱器を示す。
即ち、印刷配線基板1と一列に実装されたDIP−IC
20間に一本の板状の金属物9を介在させ、その金属物
9のDIP−IC2の相隣る間の部分に逆り形のフィン
部10を、その金属物9の一部を折り曲げることにより
構成しているこの金属物9は、印刷配線基板1の両端で
ネジ11によりその基板1に取り付けられている。
20間に一本の板状の金属物9を介在させ、その金属物
9のDIP−IC2の相隣る間の部分に逆り形のフィン
部10を、その金属物9の一部を折り曲げることにより
構成しているこの金属物9は、印刷配線基板1の両端で
ネジ11によりその基板1に取り付けられている。
又その金属物9と基板1の間には、その金属物9が印刷
配線基板1に接触することにより、印刷配線基板1上の
印刷配線の自由度を束縛しないようにするために絶縁シ
ート12を挾み込んでも良い。
配線基板1に接触することにより、印刷配線基板1上の
印刷配線の自由度を束縛しないようにするために絶縁シ
ート12を挾み込んでも良い。
第4図は、本考案の他の実施例の斜視図で、第3図に示
した逆り形のフィン部10を印刷配線基板1を保護すべ
き被い13に簡約に接触させることを説明した分解図で
ある。
した逆り形のフィン部10を印刷配線基板1を保護すべ
き被い13に簡約に接触させることを説明した分解図で
ある。
即ち、前記金属物9の各々のフィン部10は、本装置の
動作時において、本装置を保護するための被い13に面
接触する。
動作時において、本装置を保護するための被い13に面
接触する。
ここでこの面接触を確実にし、両者の接触熱抵抗を小さ
くするためには、ネジ14により機械的力を加えても良
い。
くするためには、ネジ14により機械的力を加えても良
い。
この様な構成のDIP−IC2の放熱法によれば複数個
のDIP−IC2で発生した熱は、各々のパッケージよ
り前記金属物9に伝導し、直ちにフィン部10を介し、
印刷配線基板1を保護する被い13伝導され、装置外部
の空気に放熱される。
のDIP−IC2で発生した熱は、各々のパッケージよ
り前記金属物9に伝導し、直ちにフィン部10を介し、
印刷配線基板1を保護する被い13伝導され、装置外部
の空気に放熱される。
即ち、複数個のDIP−IC2とフィン部10又DIP
−IC2と印刷配線基板1を保護する被い13の熱伝導
距離が短く複数個のDIP−IC2の発生した熱が直接
的に熱容量が大きく又装置外部の空気と大面積を持って
接している印刷配線基板1を保護する被い13に伝導゛
されることにより、装置外部の空気に効果的に放熱され
ている。
−IC2と印刷配線基板1を保護する被い13の熱伝導
距離が短く複数個のDIP−IC2の発生した熱が直接
的に熱容量が大きく又装置外部の空気と大面積を持って
接している印刷配線基板1を保護する被い13に伝導゛
されることにより、装置外部の空気に効果的に放熱され
ている。
以上説明した本考案に係る複数個のDIP−ICの放熱
器は、次の様な改善効果がある。
器は、次の様な改善効果がある。
(1)印刷配線基板を保護する被い、又は印刷配線基板
を収容する筐体へ、直接的に面接触しているため、DI
P−ICの放熱効率が太き(DIP−ICの温度上昇を
容易に押えることが出来、信頼性を向上させることが出
来る。
を収容する筐体へ、直接的に面接触しているため、DI
P−ICの放熱効率が太き(DIP−ICの温度上昇を
容易に押えることが出来、信頼性を向上させることが出
来る。
(2)一本の板状の金属物とフィン部により、複数個の
DIP−ICの発生した熱を伝導するので、各々のDI
P−ICの発生した熱を平均化が出来、特定のDIP−
ICの温度上昇を押えることが出来、熱的信頼性を上げ
ることが出来る。
DIP−ICの発生した熱を伝導するので、各々のDI
P−ICの発生した熱を平均化が出来、特定のDIP−
ICの温度上昇を押えることが出来、熱的信頼性を上げ
ることが出来る。
(3)複数個のDIP−ICの放熱器を一つで行なって
いるので、DIP−ICの数に対するこの放熱器の組立
工数の低減、印刷配線基板にこの放熱器を取り付けるた
めの組立工数の低減が出来る。
いるので、DIP−ICの数に対するこの放熱器の組立
工数の低減、印刷配線基板にこの放熱器を取り付けるた
めの組立工数の低減が出来る。
(4)印刷配線基板上のDIP−ICの放熱が容易に出
来るようになったのでそのDIP−ICの高密度実装が
可能になり、多機能又は高速の論理回路の構成が容易に
なる。
来るようになったのでそのDIP−ICの高密度実装が
可能になり、多機能又は高速の論理回路の構成が容易に
なる。
尚、実装されたDIP−ICの相隣る間の部分に構成し
たフィン部は、前記印刷配線基板を保護する被い、又は
筐体に効果的に面接触する構造であれば、いかなる構造
でも良く、又、実装されたDIP−ICのすべての相隣
る間の部分に前記フィン構造を作らず放熱目標値に応じ
、適宜構成しても良い。
たフィン部は、前記印刷配線基板を保護する被い、又は
筐体に効果的に面接触する構造であれば、いかなる構造
でも良く、又、実装されたDIP−ICのすべての相隣
る間の部分に前記フィン構造を作らず放熱目標値に応じ
、適宜構成しても良い。
−例に実装されたDIP−ICに対し、個々に一本の板
状の金属物を用いず、第5図に示す如く一枚の印刷配線
基板1に実装されたDIP−IC2め放熱を一体構造に
した一つの放熱板15により、放熱する形も考えられる
。
状の金属物を用いず、第5図に示す如く一枚の印刷配線
基板1に実装されたDIP−IC2め放熱を一体構造に
した一つの放熱板15により、放熱する形も考えられる
。
第1図は従来のDIP−ICの実装の斜視図、第2図は
、従来の他の放熱法の分解図、第3図は本考案の第一実
施例の斜視図、第4図は本考案の第二実施例の分解斜視
図に第5図は本考案の第三実施例の斜視図である。 図において 1・・・・・・印刷配線基板、2・・・・
・・デ゛アルインライン形パッケージの半導体部品、3
・・・・・・貫通孔、4・・・・・・リード、5・・・
・・・貫通孔の座、6・・・・・・放熱器、7・・・・
・・ネジ、8・・・・・・クリップ、9・・・・・・一
本の板状の金属物、10・・・・・・フィン部、11・
・・・・・ネジ、12・・・・・・絶縁シー4.13・
・・・・・被い、14・・・・・・ネジ、15・・・・
・・一体構造の放熱器である。
、従来の他の放熱法の分解図、第3図は本考案の第一実
施例の斜視図、第4図は本考案の第二実施例の分解斜視
図に第5図は本考案の第三実施例の斜視図である。 図において 1・・・・・・印刷配線基板、2・・・・
・・デ゛アルインライン形パッケージの半導体部品、3
・・・・・・貫通孔、4・・・・・・リード、5・・・
・・・貫通孔の座、6・・・・・・放熱器、7・・・・
・・ネジ、8・・・・・・クリップ、9・・・・・・一
本の板状の金属物、10・・・・・・フィン部、11・
・・・・・ネジ、12・・・・・・絶縁シー4.13・
・・・・・被い、14・・・・・・ネジ、15・・・・
・・一体構造の放熱器である。
Claims (1)
- 複数個のデュアルインラインパッケージ形半導体部品を
印刷配線基板に実装した電子装置において、−列に実装
した複数個の前記半導体部品と前記基板との間に、一本
の板状の金属物を前記半導体部品に接触させるように介
在させ、前記板状の金属物は、その相隣る半導体部品の
間の部分に前記基板と垂直方向に折り曲げ構造を有し、
前記折り曲げ構造が平面状の放熱板又は、それと等価な
構造物に面接触する如く、構成したことを特徴とする半
導体部品の放熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976127286U JPS5821179Y2 (ja) | 1976-09-20 | 1976-09-20 | 半導体部品の放熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976127286U JPS5821179Y2 (ja) | 1976-09-20 | 1976-09-20 | 半導体部品の放熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5344472U JPS5344472U (ja) | 1978-04-15 |
JPS5821179Y2 true JPS5821179Y2 (ja) | 1983-05-04 |
Family
ID=28736629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976127286U Expired JPS5821179Y2 (ja) | 1976-09-20 | 1976-09-20 | 半導体部品の放熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821179Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5233814Y2 (ja) * | 1971-12-29 | 1977-08-02 |
-
1976
- 1976-09-20 JP JP1976127286U patent/JPS5821179Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5344472U (ja) | 1978-04-15 |
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