JPS5821128Y2 - 磁気保持型電磁石 - Google Patents
磁気保持型電磁石Info
- Publication number
- JPS5821128Y2 JPS5821128Y2 JP1977147255U JP14725577U JPS5821128Y2 JP S5821128 Y2 JPS5821128 Y2 JP S5821128Y2 JP 1977147255 U JP1977147255 U JP 1977147255U JP 14725577 U JP14725577 U JP 14725577U JP S5821128 Y2 JPS5821128 Y2 JP S5821128Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- coil
- iron core
- electromagnet
- permeability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁気保持型の電磁石に関するもので、その目的
とするところは高感度の磁気保持型電磁石を提供するに
ある。
とするところは高感度の磁気保持型電磁石を提供するに
ある。
従来の磁気保持型電磁石はコイルの励磁を切っても自己
保持させるために鉄心を半硬質磁性材料で形成していた
が、半硬質磁性材料はその透磁率が低く感度の高い電磁
石を得ることが困難であった。
保持させるために鉄心を半硬質磁性材料で形成していた
が、半硬質磁性材料はその透磁率が低く感度の高い電磁
石を得ることが困難であった。
本考案はかかる従来の欠点に鑑み、その改善のためなし
たものである。
たものである。
以下本考案磁気保持型電磁石の実施例について図面を参
照して説明する。
照して説明する。
la、lbは2個の分割鉄心で、接合面が段状に形成さ
れ、接合面積を大として磁気抵抗を可及的に小さくしで
ある。
れ、接合面積を大として磁気抵抗を可及的に小さくしで
ある。
その分割鉄心1a、lbの接合部はセットコイル2a、
リセットコイル2bからなるコイル内に配設してあり、
コイルの励磁によりコイル内は最大の起磁力が作用する
ところから接合部に吸着力が作用して磁気ギャップを小
さくして接合部が安定したものとし得る。
リセットコイル2bからなるコイル内に配設してあり、
コイルの励磁によりコイル内は最大の起磁力が作用する
ところから接合部に吸着力が作用して磁気ギャップを小
さくして接合部が安定したものとし得る。
接合した分割鉄心1a、lbの端部間を棒状、或いは板
状等のアマチュア3が開放、閉鎖する如く構成してあり
、アマチュア3はばね4がその一端に係合され、ばねの
一方は電磁石の固定部材に係合して両者間にばねが張架
してあり通常はばね4の力でアマチュア3は分割鉄心1
a、lbにおいて開放され、一方の分割鉄心1aにヒン
ジ係合している。
状等のアマチュア3が開放、閉鎖する如く構成してあり
、アマチュア3はばね4がその一端に係合され、ばねの
一方は電磁石の固定部材に係合して両者間にばねが張架
してあり通常はばね4の力でアマチュア3は分割鉄心1
a、lbにおいて開放され、一方の分割鉄心1aにヒン
ジ係合している。
そして前記分割鉄心1a、lbのいずれか一方は透磁率
の低い半硬質磁性材料とし、他の一方を電磁軟鉄の如き
透磁率の高い材料でもって形成しである。
の低い半硬質磁性材料とし、他の一方を電磁軟鉄の如き
透磁率の高い材料でもって形成しである。
このように構成された磁気保持型電磁石のセットコイル
2aを励磁するとその磁束によりアマチュア3はばね4
の力に打勝って両鉄心片1a、1b間を閉鎖するように
吸着され、この励磁を中止しても半硬質磁性材料の残留
磁石によりアマチュア3の吸着状態が保持される。
2aを励磁するとその磁束によりアマチュア3はばね4
の力に打勝って両鉄心片1a、1b間を閉鎖するように
吸着され、この励磁を中止しても半硬質磁性材料の残留
磁石によりアマチュア3の吸着状態が保持される。
次にリセットコイル2bでもって前記残留磁気を打消す
方向に励磁するとアマチュア3はばね4の力により復帰
する。
方向に励磁するとアマチュア3はばね4の力により復帰
する。
そしてセットコイル2a、リセットコイル2bのいずれ
の励磁を行うときも鉄心片1a、lbのいずれか一方が
透磁率の高い磁性材料としであるので鉄心片1a、lb
の全てを半硬質磁性材料で形成したものと比較して全体
の透磁率が高く、従って電磁石の磁化力が相対的に小さ
くし得るので高感度のものが得られる。
の励磁を行うときも鉄心片1a、lbのいずれか一方が
透磁率の高い磁性材料としであるので鉄心片1a、lb
の全てを半硬質磁性材料で形成したものと比較して全体
の透磁率が高く、従って電磁石の磁化力が相対的に小さ
くし得るので高感度のものが得られる。
この場合、鉄心片1a、1bの組合せ例えば透磁率、体
積、断面積の仕様を必要により種々変更が可能で、感度
や磁気保持力の調整が行なえる。
積、断面積の仕様を必要により種々変更が可能で、感度
や磁気保持力の調整が行なえる。
以上説明したように本考案磁気保持型電磁石によれば、
2個の段状接合面を有する分割鉄心をコイル内で接合し
たので可及的に磁気抵抗が減少し、しかも鉄心片1a、
lbのいずれか一方が透磁率の高い磁性材料、例えば電
磁軟鉄とし他の一方を透磁率の低い半硬質磁性材料でも
って形成することによりあわせて一層高感度な磁気保持
型電磁石を得ることができ、鉄心片1a、1bの各種仕
様の組合せを変えることも可能で、その場合には感度や
磁気保持力の調整が行なえるものである。
2個の段状接合面を有する分割鉄心をコイル内で接合し
たので可及的に磁気抵抗が減少し、しかも鉄心片1a、
lbのいずれか一方が透磁率の高い磁性材料、例えば電
磁軟鉄とし他の一方を透磁率の低い半硬質磁性材料でも
って形成することによりあわせて一層高感度な磁気保持
型電磁石を得ることができ、鉄心片1a、1bの各種仕
様の組合せを変えることも可能で、その場合には感度や
磁気保持力の調整が行なえるものである。
図は本考案磁気保持型電磁石の実施例を示す正面図であ
る。 la、lb・・・・・・鉄心片、2a・・・・・・セッ
トコイル、2b・・・・・・リセットコイル、3・・・
・・・アマチュア、4・・・・・・ばね。
る。 la、lb・・・・・・鉄心片、2a・・・・・・セッ
トコイル、2b・・・・・・リセットコイル、3・・・
・・・アマチュア、4・・・・・・ばね。
Claims (1)
- コイルを巻装した鉄心の両端をアマチュアで開放、閉鎖
する如く構成してなる電磁石において、2個の段状接合
面を有する分割鉄心を一方の分割鉄心から他方の分割鉄
心へ磁束が通るように直列に接合した鉄心とすると共に
、接合部をコイル内に配設し、その一方の分割鉄心を透
磁率の低い半硬質磁性材料で形成し、他方の分割鉄心を
透磁率の高い磁性材料で形成してなることを特徴とする
磁気保持型電磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977147255U JPS5821128Y2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | 磁気保持型電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977147255U JPS5821128Y2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | 磁気保持型電磁石 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5472649U JPS5472649U (ja) | 1979-05-23 |
JPS5821128Y2 true JPS5821128Y2 (ja) | 1983-05-04 |
Family
ID=29128537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977147255U Expired JPS5821128Y2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | 磁気保持型電磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821128Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5098660A (ja) * | 1974-01-07 | 1975-08-05 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS511758U (ja) * | 1974-06-19 | 1976-01-08 |
-
1977
- 1977-11-02 JP JP1977147255U patent/JPS5821128Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5098660A (ja) * | 1974-01-07 | 1975-08-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5472649U (ja) | 1979-05-23 |
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