JPS5821104Y2 - けい光灯ソケット - Google Patents

けい光灯ソケット

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JPS5821104Y2
JPS5821104Y2 JP7385777U JP7385777U JPS5821104Y2 JP S5821104 Y2 JPS5821104 Y2 JP S5821104Y2 JP 7385777 U JP7385777 U JP 7385777U JP 7385777 U JP7385777 U JP 7385777U JP S5821104 Y2 JPS5821104 Y2 JP S5821104Y2
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socket
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protrusion
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JP7385777U
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JPS541984U (ja
Inventor
岩沢清
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、はさみ接触式の扁平はぼ丸形状のげい光灯
ソケットに関し、とくにげい光ランプ着脱の際にランプ
ピンによりソケットの取付ねじやソケット本体と裏蓋と
を締結している金属製のはとめなどへ偶発的に接触して
ソケット取付板、照明器具本体などへ偶発的に電気接触
して起こる感電や地絡などの電気事故を防止できるよう
にすると共に、ソケットの取付性を向上させ得るように
したげい光灯ソケットに関するものである。
従来、第1図に示すようなブラケット形のげい光灯照明
器具に用いられているソケットは、第2図、第3図に示
すはさみ接触式の扁平はぼ丸形状のものが一般的である
この従来のげい光灯ソケットにつき、第1図から第6図
までを参照して説明する。
例えばユリア樹脂などの絶縁材料からなるソケット本体
2にはげい光ランプ16のランプピンP1.P2を挿通
する挿入口3が円筒の上部を切除した形の平坦な上面に
形成され、この挿入口3に通じる左右の溝40,4゜が
前面にほぼ倒立開口されている。
前記本体2の内部にはランプピンP1.P2を機械的に
保持すると共に電気的に接続するための導電性板材から
なる接触片80,82が開放された本体2の背面側から
その内部に挿入収容されている。
前記接触片5..52の離脱防止とソケット取付板13
との絶縁のために、ソケット本体2とほぼ同形かこれよ
りやや小さい絶縁性板材からなる裏蓋9が、金属製のは
とめ11でソケット本体2前面と背面の中間に段部5を
形成した締結孔6と裏蓋9の締結孔10間をかしめ止め
することにより、ソケット本体2に固定されている。
前述の各部材で構成されたソケット1は、はとめ11の
内径を貫通した金属製の取付ねじ12をソケット取付板
13にねじ込むと共に、ソケット本体2背面の振れ止め
突起7を前記取付板13の位置決め孔14に嵌合させて
回動を防止することにより、取付板13に固定されてい
る。
そして、この種のソケット1は厚さが大略8−13y+
+mと薄く、外径が22〜32φ程度と小さい扁平はぼ
丸形状になっている。
げい光灯照明器具のソケット取付板13および器具本体
15は一般に鋼板で作られており、対地電圧が150V
を越える40W以上のげい光ランプ用のものなどでは、
法規上器具本体の接地が義務づけられている。
げい光ランプ16の両管端部には、第4図に示すように
、ランプピッ20,22間にガラス管内部でタングステ
ンなどからなるフィラメントFが取り付けられ、電気的
に接続されている。
器具の回路は一般に第5図のように構成されている。
第5図において、17は安定器、Sは電源を開閉するた
めに建物の壁などに設けられたスイッチである。
このような器具に供給される一般の単相2線式の電源は
、その一方を屋外の柱上トランスのところで接地してい
る。
器具の清掃時やランプ寿命時などのその交換時などにお
けるげい光ランプ16の着脱は、スイッチSによって電
源を遮断してから行なえば安全であるが、往々にして電
源を接続したままで行なわれることがある。
器具本体15が接地したものにおいて、電源を接続した
ままでランプ2を着脱した場合の偶発的な電気接触につ
いて検討する。
まず、第2図のように一側のランプピンP1を溝4、か
ら挿入して接触片81に接触させると、フィラメントF
で接続された他側のランプピンP2は当然ソケット本体
2の外側で遊ぶが、この状態でげい光ランプ16を回転
したりして行くと、取付ねじ12ヘランプピンP2が接
触するものであった。
これを第5図の回路のソケット部分に当て嵌めてみる。
第6図の接触片8Aおよび80部分では、ランプピンP
1が接触した接触片8Aまたは8Cは電源と電気的に接
続されていないために、遊ぶランプピンP2が取付ねじ
12に接触゛しても伺ら問題がない。
接触片8BにランプピンPlを接触させ)遊ぶランプピ
ンP2が取付ねじ12に接触すると、電源から安定器1
7に通じた回路が形成されるが、電位がかからないので
電流は流れず危険なものではない。
しかし、接触片8DにランプピンP1を接触させ、遊ぶ
ランプピンP2が取付ねじ12に接触すると、電源を短
絡したことになり、電流を制限するものが回路に含まれ
ないので、接触した側のフィラメントがほとんど瞬間的
に溶断する地絡事故となる。
前述したようにはさみ接触式の扁平はぼ丸形状のげい光
灯ソケットは、その厚さが薄く、外形が小さいことが災
いして、感電や地絡事故がげい光ランプの着脱時に発生
する危険を含む欠点があった。
この考案は、この種ソケットの特長であるその厚さ、外
形が極力小さいままであり、またソケット本体と裏蓋と
を固定するはとめをそのまま使用でき、しかも取付ねじ
を使用せずに簡単にソケット取付板に対し装着できるよ
うに取付性を向上させつつ、前記従来の欠点を除去して
偶発的な電気事故を防止しようとするものである。
以下この考案の一実施例を第7図から第9図までに基い
て、前述した従来のものとの相違点だけを説明する。
第7図から第9図までにおいて、1は組み立てられたソ
ケットであり、ソケット本体2、接触片80,8゜およ
びはとめ11は前述した従来のものと同様である。
裏蓋9は、例えばポリプロピレン樹脂などの弾性絶縁材
料からなり、ソケット本体2とほぼ同外形とした厚さが
薄いほぼ円板状に構成され、この裏蓋9の前面平面部に
はソケット本体2の背面側の突出部18が嵌合するほぼ
コ字状の凹部19が形成され、この凹部19の中央部に
ソケット本体2の振れ止め突起7が嵌合する窓孔20が
あけられ、この窓孔20の背面側に窓孔20とほぼ同形
で先端内側を挿入ガイド用の斜面21とした断面はぼL
字状の引掛片22が、ソケット取付板13の厚さ分だけ
隔てて形成されている。
裏蓋9の下部には脚片23が設けられ、この脚片23は
前記引掛片22と対向する位置の裏蓋9外周縁から屈曲
立脚され、はぼコ字状をなしさらに先端部に引掛爪24
を有している。
裏蓋9背面の引掛片22と脚片23とのほぼ中間部には
突起25が突設され、この突起25の内部には前面と背
面の中間に段部26を形成した締結孔10が形成されて
いる。
以上のように構成された裏蓋9は、接触片8□ 。
8□を内部に収容したソケット本体2の振れ止め突起7
を窓孔20に嵌合し、ソケット本体2、裏蓋9の締結孔
6,10に設けた段部5,26間をはとめ11でかしめ
止めて、ソケット本体2と共にソケット1を構成してい
る。
ソケット取付板13には引掛片22、脚片23および引
掛爪24に対応する角形の係止孔27゜28と、突起2
5と対応する丸形の係止孔29が設げられている。
裏板9の引掛片22を係止孔27に挿入して摺動させる
ことにより、ソケット取付板13を挾み込んだ後に、脚
片23を係止孔28に押し込み、引掛爪24をソケット
取付板13の背面側に引掛けると共に、この操作中に突
起25を係止孔29に嵌め込み、裏蓋9の弾性によりソ
ケット1をその取付板13に保持させる。
ソケット1の横方向の回動は引掛片22、脚片23と係
止孔27.28の側面が防止する。
また突起2−5と係止孔29とは、ソケット1が脚片2
3側に向う側面方向からの力、すなわち脚片23の弾性
力に抗する力に対し、その抜は止めストッパーとして作
用する。
前述のように構成したことにより、この実施例のものは
、偶発的な電気接触の危険があった取付ねじが不要とな
り、危険とみられるはとめもこれ自体が各締結孔の段部
にあり、指先では到底触れることができない位置にある
ので、第6図の接触片8Dのように、たとえ金属製のは
とめにランプピンが触れても、裏蓋側がソケット取付板
から十分に絶縁されているので危険は防止される。
なお、この考案において、前記実施例ではソケット本体
2に接触片81,8゜だげを収容したものを図示説明し
たが、接触片8t 、82間に回転子を有するソケット
本体であっても差支えない。
以上説明したようにこの考案によれば、弾性絶縁材料か
らなる裏蓋を新規とするだけで、従来はランプピンによ
る偶発的な電気接触の危険があった取付ねじを不要とし
、またソケットの取付作業が側らの工具を用いずに簡単
に行なうことができ、さらに熱硬化性樹脂を用いなげれ
ばならない例えば電線速結式のソケット、すなわち挿入
された電線の片面を樹脂面とし、他の片面に導電性弾性
板からなる挟持板を配した低電流用のソケット本体を用
いるものに適用して十分に価値が、あるものにできるな
どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図までは従来のものを示し、第1図はこ
の考案に関係するげい光灯照明器具のブラケットの一例
を示す一部を切り欠いた正面図、第2図は第1図のソケ
ット部分でげい光ランプのランプピンが接触片と取付ね
じとに接触する状態を示す斜視図、第3図は第2図の■
−■線に沿う側断面図、第4図はけい光ランプの端部の
平面図、第5図は第1図のブラケットの一般的な回路図
、第6図は第1図のブラケットに装着されたソケットの
各接触片と取付ねじを含む接地された器具本体とがラン
プピンで接触した状態を示す回路図であり、第7図から
第9図まではこの考案によるソケットの一実施例を示し
、第7図は分解斜視図、第8図は組み立てられたソケッ
トの背面を示す斜視図、第9図は側断面図である。 1・・・・・・ソケット、2・・・・・・ソケット本体
、3・・・・・・挿入口、4□、42・・・・・・溝、
5,26・・・・・・段部、6゜10・・・・・・締結
孔、7・・・・・・振れ止め突起、8□、82゜8A、
8B、8C,8D・・・・・・接触片、9・・・・・・
裏蓋、11・・・・・・はとめ、12・・・・・・取付
ねじ、13・・・・・・ソケット取付板、14・・・・
・・位置決め孔、15・・・・・・器具本体、16・・
・・・・げい光ランプ、17・・・・・・安定器、18
・・・・・・突出部、19・・・・・・凹部、20・・
・・・・角孔、21・・・・・・斜面、22・・・・・
・引掛片、23・・・・・・脚片、24・・・・・・引
掛爪、25・・・・・・突起、27.28゜29・・・
・・・係止孔。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁材料からなり前面と背面との中間に締結孔6を有す
    る扁平はぼ丸形状のソケット本体2と、この本体2の内
    部に収容された導電性材料からなる1対の接触片81.
    82と、弾性絶縁材料からなる板の背面側に断面はぼL
    字形の引掛片22を突設しこの引掛片22と対向する位
    置の外周縁から先端部に引掛爪24を有する脚片23を
    屈曲させて外方向に向かって設けると共に引掛片22と
    脚片23との間の背面に締結孔10を有する突起25を
    設けた裏蓋9と、金属製のはとめ11等の締結部材とを
    備え、前記両締結孔6,10に嵌挿した締結部材でかし
    め付けてソケット本体2と裏蓋9とを固定し、ソケット
    取付板13に形成した係止孔27.28.29に裏蓋9
    の引掛片22、引掛爪24、突起25をそれぞれ係合保
    持させることにより、前記取付板13に装着するように
    したことを特徴とするげい光灯ソケット。
JP7385777U 1977-06-07 1977-06-07 けい光灯ソケット Expired JPS5821104Y2 (ja)

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JPS541984U JPS541984U (ja) 1979-01-08
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