JPS58210943A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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JPS58210943A
JPS58210943A JP9299382A JP9299382A JPS58210943A JP S58210943 A JPS58210943 A JP S58210943A JP 9299382 A JP9299382 A JP 9299382A JP 9299382 A JP9299382 A JP 9299382A JP S58210943 A JPS58210943 A JP S58210943A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特定されたポリマー構造を有するイソプレン重
合体と他のゴム状重合体よりなるゴム組成物に関するも
ので、各種ゴム用途、特にタイヤ用途に適した改良され
た特性を有する新規ゴム組成物を提供するものであるっ 天然ゴムが各種ゴム用途、特にタイヤ用途の原料ゴムと
してグリーン強度、反撥弾性、引張り強度、引裂強度等
の加工性、物性で極めて優れるものであること、および
天然ゴムがその分子構造としてシス1,4−結合された
イソルア重合体であることは良く知られた事実である。
一方、合成ポリイングレンゴムも各種市販されておりこ
れらは90モルチ以上のシス−11,4結合を有し、天
然ゴムと類似の特性を示すが現在までのところでは天然
ゴムの特性には到達していない。これらの合成ポリイン
プレンゴムは遷移金属化合物と有機金属化合物を組合せ
たチグラー触媒ないしは有機リチウム化合物等を触謀と
するアニオン重合によって合成されるが一般に1,4−
結合の高いものほど天然ゴムに類似の特性を示し好まし
いものとされる。この而より1,4−結合の低い、例え
ば6.4−結合が15ないし80モル−のインプレ/重
合体はその製法は知られているものの、実用に供するに
は不適とされるものであった。
本発明者らは既に、先の特願昭55−177696号に
示したように各種ゴム用途、特にタイヤ用途に従来不適
とされた上述の低い割合で1,4−結合を有する、すな
わち比較的高い割合で6,4−結合を有するイソプレン
重合体を含むゴム組成物について検討し、ある制限下に
用いられる当該インプレン重合体がゴム組成物に極めて
優れた特性を付与するものであり、特に天然ゴム、スチ
レン−ブタジェン共重合ゴム、ポリシタジエンゴム、1
.4−結合80モルチ以上のインプレン重合体等のジエ
ン系重合体の反発弾性、耐摩耗性ある(−1は低発熱性
を維持してのウェットスキッド抵抗性の改良に有効であ
ることを見出しているう本発明は、上述の発明に至った
検討全史に鋭息進めることによって、当該イソプレン重
合体か、ある特定された分子構造、すなわちバイモーダ
ル以上の多モーダルな分子i分布を治する時、先述した
と類似の構成及び構成比からなる組成物においてその効
果、例えば反撥弾性、特に50 Y;以上の高温下にお
ける反撥弾性、とウェットスキッド抵抗性のバランスの
改讐の効果が更に者しく、また極めて小さく優れた発熱
性を有することを見出し、この知見に基づき、本発明を
なすに至った。
すなわち、本発明は、6,4−結合15〜80% ル%
、数平均分子i(Mn) 50.[l [10〜2.0
00.000、分子量分布の形状かバイモーダル以上の
多モーダルであってしかも重量平均分子量(MW)と数
平均分子go比(Mw/Mn)が1.5〜5.0である
イソプレン重合体と、他のゴム状重合体とを、重b1比
1[J:90ないし90:1[Jの割合で流会した原料
ゴムに、その100皿灰部当り20〜120貞を部のカ
ーボンブラック及び必要量の加硫剤全配合して成るゴム
組成物を提供するものであり、特にイソプレン重合体が
、その高分子量側部分がスズ化合i物を用いるカップリ
ングによる分岐状ポリマーでおるとき、あるいは他のゴ
ム状虚合体がジエン糸ゴム状重合体、例えば天然ゴム、
スチレンープタゾエ/共皇合ゴム、ポリブタジェンゴム
あるいは1,4−結合80モルチ以上の合h!、ポリイ
ソプレンゴムの中から選ばれた少くとも1種である場合
に後述する効果が大であり、好ましいものでおる。
本発明のゴム組成物は従来から知られるゴム組成物に比
して種々の優れた特性、例えば改良されたウェットスキ
ッド抵抗性と高いレベルに維持された反撥弾性、特に5
0℃以上の高温下における反撥弾性耐摩耗性等を示し、
発熱性も大幅に改良されたものである。
本発明において、イソプレン重合体とは、イソプレン重
合体以外に、場合によりイソプレンと共1合可能な他の
モノマー成分、例えば、ブタジェン、ピペリレン、スチ
レン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ジビ
ニルベンゼン、ジインゾロベニルベンゼン等を含んだも
の、及び該共重合体の少なくとも10重量%、好ましく
は501(量−以上はイソプレン単位からなるものをい
う。
本発明に用いるインプレン車台体の6,4−結合は、1
5〜80モルチ好ましくは20〜70モルチである01
5%モルチ以下では、発明の目的とするウェットスキッ
ド抵抗性の改良効果が発現せf、一方、80モルチ以上
では、ある物性、例えば耐摩耗性が極めて劣るものとな
シ好ましくない0 本発明に用いるイソプレン重合体の他の分子構造で重要
なものは分子量と分子量分布でおる0分子(]:tj:
GPO(rルパーシエーションクロマトクラフ)を用い
て常法により測定され、分子量既知のポリスチレン標準
サンプルを使用してのキャリプレー7ヨンカーゾより求
められる0本発明の重合体の分子量は、このポリスチレ
ン換算の数平均分子址で511.000ないし2,00
0,000に制限きれる。この範囲外の重合体は他のゴ
ム状重合体との混合性ないしは配合における刀ロエ性が
十分でなく、−刀体発明において低分子量M置体は改良
すべき物性面から好しくない。好しい分子量の範囲は1
00,000ないしi、o o o、o o o%に好
しくは200,000ないし800,000である。本
発明のイソプレン重合体も他のイソプレン重合体と同じ
<「シやつ解」の効果を受けるものであシ、上述の分子
量はこの操作前の分子量を示すものである。
又本発明に用いるインプレン重合体の分子量分布の形状
はバイモーダル以上の多モーダルな分子量分布であって
、しかも重量平均分子量と数平均分子量の比(Mn/M
n)が1.5〜5.0の分子量分布のものであることを
必要とする。バイモーダル以上の多モーダルな分子量分
布は、2種以上の異なる分子量の重合体を混合すること
によっても得られるが、本発明に用いる重合体の特に好
しい形状は、車台後に重合体の活性末端の一部を四塩化
ケイ素、四塩化スズ、四塩化炭素ないしは700ホルム
等の多官能性カップリング剤を用いてカップリング反応
せしめることによって得られる篩分予電側部分が分岐状
ポリマーであるバづモーダルな分子量分布である。カッ
プリング剤としてはスズ化合物が最も好しく、その−例
としては四塩化スズ、テトラメトキシスズ、トリクロル
ブチルスズ等が挙けられる0又、本発明のイソプレン重
合体の1量平均分子箪(MW)と数平均分子It (M
n)の比(M−/Mn)は1.5〜5.0に制限される
。1.5未満であってはゴム組成物の加工性が不十分で
あり、一方、5.0全越える場合には物性面での効果が
不十分となり好しくない。上述の分子量分布の形状及び
M、w/Mnは分子量と同時にGPOにより測足し求め
られるものである。
本発明に用いるイソプレン重合体は、不活性希釈剤中で
のアニオン重合によって得ることができ、アニオン触媒
としては工A金属を用いるのが一般的である。本発明に
用いる重合体を得るのに特に好ましい触媒は有機リチウ
ム化合物ないしは有機ナトリウム化合物とルイス塩基か
らなる触媒である。
上記の有機リチウム化合物としては例えは次のようなも
のが挙げられる。メチルリチウム、エチルリチウム、n
 −(8ea−またはtert −)メチルリブウム、
アミルリチウム、フェニルリチウムまたはシクロヘキシ
ルリチウム。又ルイス塩基としではエーテル化合物、チ
オエーテル化合物、第6級アミン化合物、ホスフィン化
合物またはリチウム以外のアルカリ金属のアルコラード
化合物、スルホン酸塩、硫酸エステル塩等が挙げられ、
目的に合わせてこれらを一種又は二種以上用いる。特に
好ましい化合物としてはジメチルエーテル、ジエチルエ
ーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジメト
キシエタン、トリエチルアミン、N、N、N’、N’−
テトラメチルエチレンジアミン、ジアルキルアリルスル
フィド、ヘキサメチルホスホアミド、アルキルベンゼン
スルホン酸カリウム、アルキルベンゼンスルホン酸ナト
リウム、カリウ“ムブトオキシド、ナトリウムブトオキ
シド等がある。
本発明のゴム組成物の原料ゴムを構成する第2の成分で
ある他のゴム状重合体とし工好ましいものはジエン糸ゴ
ム状連合体である。特に好ましいジエン糸ゴム状連合体
としては天然ゴム、スチレン−ブタジェン共重合ゴム、
ポリゲタジエンゴム又は1,4−結合80%以上の合成
ポリイソプレンゴムが埜げられ、これらの中から一種又
は二種以上を用いることができる。上述のジエン系ゴム
状重合体はその分子構造、例えば分子量、分子量分布、
分岐の度合、共重合体にあっては七ツマー成分の構成比
率、その分布、あるいは各モノマー成分の結合様式(ミ
クロ構造)及びその分布等によって種々のものがおるが
、一般にゴム状重合体であればいかなる分子構造のもの
であっても良い0イソプレン重合体と他のゴム状重合体
の原料イム中の組成比は重箪比で10:90ないし90
:10好しくは20 : 80ないし80:20に限定
される。この範囲内において本発明は既述した効果を発
現する0この範囲をはずれてのイソルン重合体比率の増
大は、反撥弾性、耐摩耗性等の著しい低下をもたらし好
ましくない。一方、逆に他のゴム状直合体の比率の著し
い増大は本発明の目的とするインプレ7重合体によるゴ
ム組成物の改良効果が十分発現されず好ましくない。
本発明の原料ゴムを構成する上記成分は他のゴム組成物
全構成する成分とともにオーノンロール、インターナル
ミキサー等で混合されてもよいし、又、あらかじめ原料
ゴム成分のみをこれらゴム混合機で混合するかあるいは
溶液状で混合し、これより溶剤を除去する方法によって
も良い。好ましい方法の一例は重合時にいわゆる1nθ
itu (その場)に原料ゴムを混合することであり直
列ないしけ並列に連結した2以上の反応域において異な
る重−@一体を得る重合を行ない一挙に本発明の原料ゴ
ムを得る方法である。
本発明のゴム組成物は上述の原料ゴムとカーボンブラッ
ク、および加硫剤よりなる。使用されるカーボンブラッ
クの種類と楡は本発明のゴム組成物の用途に合せ自由に
選択でき、一般にはFl!:7級、RAP級、1SAP
 級、GFF MなイシはsAF II&と通称される
カーボンブラックの中から選択される。又、その量は原
料ゴム100Jtc量部に対し20ないしは120重責
部であることが必要である。20重量部未満では引張強
度、耐摩耗性等が十分でなく、逆に1203(j1部を
超えると反倣弾性の著しい低下をもたらし好ましくない
。又、加硫剤としてはイオウ及びキノンジオキシム、デ
チオモルホリン、アルキルフェノールジスルフィド等の
各槓イオウ化合物が例として挙けられ、特に好ましいも
のはイオウである。その使用量は組成物の用途に合せ自
由に変えられ、例えばイ矛つを加硫剤として用いる場合
には原料ゴム100重量部に対し0.3ないし6.0重
量部の範囲内で選択される量が用いられる。
本発明のゴム組成物には、使用に際して更に、必要に応
じてプロセス油、カーボンブラック以外の他の充填剤、
酸化亜鉛、ステアリン酸、酸化防止剤、オゾン劣化防止
剤、ワックス等を加えることができる。プロセス油とし
ては通常ゴム配合用として用いられている石油部分のう
ちの高沸点部分から成るもので、その炭水素分子の化学
構造によってパラフィン糸、ナフテン系およびアロマチ
ック系として知られるプロセス油を目的、用途に会わせ
用いることができ、その量も自由に選択できる。又、カ
ーボンブラック以外の充填剤としては、ケイ酸、ケイ酸
塩、炭酸カルシウム、酸化チタン、各種クレー類などが
用いられる。
本発明のゴム組成物は上述の各成分をゴム工業用として
公知の混合機、例えばオープンロール、インタナールミ
キサー等を用い公知の種々の方法によって混練すること
によって得られるものであり、加硫工程を経て得られる
ゴム製品は従来から知られるゴム組成物から得られるゴ
ム製品に比して優れた物性、例えば改良された反撥弾性
特に高温での反撥弾性とウェットスキッド抵抗性の関係
を示し、又発熱性も大幅に改良されたものであり、例え
ば低燃費タイヤ用として好適に用いられる。
次に実施例によって本発明の詳細な説明するが、これら
は本発明を限定するものではない。
実施例1 容量1Utの反応器を使用し、ヘキサン中にてn−ブチ
ルリチウムと1,2−ジメトキシエタンの存在下、温贋
50℃にてイソプレンをバッチ重合した0重「の進行と
ともに温度は80℃まで上昇し、イソプレンの995モ
ルチは重合体に転化した。得られた活性末端を有する重
合体に更に、使用したn−ブチルリチウムに対しモル比
で14の四塩化スズヲ添加しカップリング反応を起さし
めてイソプレン繊合体Aを得た。このものの分析値は6
,4−結合41モルチ、数平均分子量410.000、
分子綾分布はバイモーダルで67Mnは1.7であった
この重合体A67重量部と天然ゴム(R885号)66
重量部を原料イムとし、これにアロマチックプロセス油
(比10.951、VGOO,961) 5重量部、カ
ーボンブラック(HAF級)50重量部、ステアリン酸
2重量部、酸化亜鉛5塩量部、酸化防止剤B(ジフェニ
ルアミンとアセトンとの反応生成物)1重量部、硫黄1
.7重量部及び加硫促進剤(n  tert−ジチル−
2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)1重量部を配合
し実験室用小型バンバリーミキサ−及び8インチロール
にて混練した。得られた未加硫ゴム組成物は150℃に
て加硫し物性測定に供した。その結果を表1に示す。
実施例2 1.2−ジメトキシエタンの代りにテトラメチレンジア
ミンを用い、モル比で14の四塩化スズを用いた以外は
実施例1において重合体Aを得たのと同様にして重合体
Bを得た。このものの分析値は6.4−結合50モルチ
、数平均分子量470.000分子量分布はバイモーダ
ルでMw/Mn1.8でめった。この重合体B67ff
iJ!、部と天然ゴム66重量部を原料ゴムとして用い
る以外は全〈実施例1と同様にしてゴム組成物を得た。
その加硫後の物性を表1に示す。
実施例6 重合体333重量部と天然ゴム67重量部を原料ゴムと
して用いる以外は全〈実施例1と同様にしてゴム組成物
を得た。その加硫後の物性を表1に示す。
実施例4 モノマーとしてイソプレン単独に代えてインプレンとシ
タジエンを混合して用いた以外は実施例1において1合
体At−得たのと同様にして重合体Cを得た。このもの
の分析値は結合イソ72772重量%、結合ブタジェン
28重量%、イソプレン部の6,4−結合68モルチ、
数平均分子量360.000、分子量分布はバイモーダ
ルでト/臨は1.8であった。この重合体067重、財
部と天然ゴム63重量部を原料ゴムとして用いる以外は
全〈実施例1と同様にしてゴム組成物を得た。
その加硫後の物性を表1に示す。
実施例5 モノマーとしてイソプレン単独に代えてイソプレン、ブ
タジェンおよびスチレンを混合して用いた以外は実施例
2において重合体Bを得たと同様にして重合体りを得た
。このものの分析値は結合イソメレフ5フ重量%、結合
シタジエン29重量%、結合スチレン14重量%であシ
、イソf vン部の6,4−結合46モルチ、数平均分
子量325.000、分子量分布はバイモーダルで庁7
轟1.8であった。このM量体D67M1に部と天然ゴ
ム63重量部を原料ゴムとして用いる以外は全〈実施例
1と同様にしてゴム組成物を得た。その加硫後の物性を
表1に示す。
実施例6 貞合体り56M置部と天然ゴム67重量部を原料ゴムと
して用いる以外は全〈実施例1と同様にしてゴム組成物
を得た。その加硫後の物性を表1に示す。
比較例1〜6 比較例1〜6は原料ゴムとして各々、重合体A100N
量部、重合体B100重量部および天然ゴム100重景
部を単独で用い、他は全〈実施例1と同様にしてゴム組
成物を得た。その加硫後の物性を表1に示す。
比較例4 1.2−ジメトキシエタンを使用せずして、他は実施例
1と同様にして重合体Eを得た。このものの分析値は6
,4−結合9モルチ、数平均分子量410,000.分
子量分布はバイモーダルでMy / Mnは1.8であ
った。
この電合体B67重揄部と天然ゴム56N:A1部を原
料ゴムとして用いる以外は実施例1と同様にしてゴム組
成物を得た。その加硫後の物性を表1に示す。
比較例5 実施例1と同じ反応器と重合条件にて、但しバッチ重合
を連続重合に変え、カップリング反応を実施せずしてイ
ンプレン重合体Fを得た。このものの分析値は6,4−
結合44モル係、数平均分子!390,000、分子量
分布はモノモーダルでMw / Mn 2. Qであっ
た。この重合体F67重量部と天然ゴム66重量部を原
料ゴムとして用いる以外は全〈実施例1と同様にしてゴ
ム組成物を得た。
その加硫後の物性を表1に示す。
表1の実施例1〜6と比較例1〜5の物性を比較するこ
とによって、単独で原料ゴムとして用いfc場合には極
めて劣った物性しか示さない皿合体A −w Dを限定
された比率で天然ゴムと混合して用いた実施例の組成物
は、火熱ゴム単独からなる組成物の長θ丁である商い反
撥弾性、小さくて良好な発熱性等を失なうことなく、そ
の欠点であるウェットスキッド抵抗性を著しく改良する
ものであることか分かった。又、実施例1.2.4.5
と比較例4.5の物性を比較することによって、この改
良が特定のポリマー構造を有するイソルン重合体によっ
てのみ達成されるものであることが分かった。又これら
の組成物の加硫もどりについてもディスクレオメータ−
を用いて160℃の条件下で測定を行なった。その結果
実施例1〜乙の組成物かほとんど加硫もどシを示さなか
ったのに対し比較例6の組成物の加硫もどりは通常知ら
れるように著しく大きく、本発明の組成物がこの面でも
著しく優れたものであることが分かった。
(以下余白) 実施例7〜9 実施例7〜9では原料ゴムとして実施例1の天然ゴムに
代えて実施例7ではスチレン−ブタジェン共重合ゴム(
日本合成ゴム社製、乳化重合SBR廿1502)、実施
例8ではポリブタジェンゴム(旭化成工業社製、ジエン
65)、実施例9ではシス−1,4−ポリイソプレンゴ
ムを用いた以外は実施例1と同様にし、これにアロマチ
ックプロセス油(比重0.951、VGO0,961’
> 1s重量部、カーボンブラック(HAF−H8級)
60車量部、ステアリン酸6重量部、酸化亜鉛5重量部
、酸化防止剤B(ジフェニルアミンとアセトンとの反応
生成物)1重量部、硫黄1.8重量部及び加硫促進剤(
n −tert−ブチル−2−ベンゾテアジルスルフェ
ンアミド)1.2重量部を配合し実験室用小型バンバリ
ーミキサ−及び8インチロールにて混練した。得られた
未加硫ゴム組成物は160℃にて加硫し物性測定に供し
た。その結果全表2に示す。
比較例6〜8 比較例6〜8では実施例7〜9で用いたステレンープタ
ゾエン共重合ゴム、ポリブタジェンコゞム、シス−1,
4−ポリイソプレンゴムの各々、単独を原料ゴムとして
用い他は実施例7〜9と全く同様にしてゴム組成物を調
製した0その加硫後の物性を表2に示すO 表2の実施例7と比較例6、実施例8と比較例7、実施
例9と比較例8を各々比較することより表1に示された
天然ゴムの場合と同様にスチレン−ブタジェン共重合ゴ
ム、ポリブタジェンコ゛ム、シス−1,4−TIeリイ
ンプレンゴムの場合にも重合体Aをある限定された比率
で混合することにより、各々の持つ長所を失なうことな
く、その欠点であるところを改良し、バランスのとれた
物性を示す組成物が得られたことが分かる。
(以下余慟)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.3.4−tI合15〜80七ルチ、数平均分子量(
    Mn) 50.000〜2000.000.分子蓋分布
    の形状がバイモーダル以上の多モーダルであってしかも
    取量平均分子量(Mw)と数平均分子量の比(Mw/M
    n)が1.5〜5.0であるイソプレン重合体と、他の
    ゴム状重合体とを、重量比10:90ないし90:10
    の割合で混合した原料ゴムに、その100重賞部当92
    0〜120重量部のカーボンブラック及び必要量の加硫
    剤を配合して成るゴム組成物 2、 イソプレン重合体の高分子量側部分がスズ化合物
    を用いるカップリングによる分岐状ポリマーである特許
    請求の範囲第1項記載のゴム組成物6、他のゴム状重合
    体が、ジエン系ゴム状重合体である特許請求の範囲第1
    項記載のゴム組成物4、ジエン系イム状重合体が、天然
    ゴム、スチレン−シタジエン共重合体ゴム、ポリプタゾ
    エンゴム及び1,4−結合80モルチ以上の合成ポリイ
    ソプシンゴムの中から選はれた少なくとも1種である特
    許請求の範囲第6項記載のゴム組成物
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