JPS58210561A - 四重極質量分析計 - Google Patents
四重極質量分析計Info
- Publication number
- JPS58210561A JPS58210561A JP57093666A JP9366682A JPS58210561A JP S58210561 A JPS58210561 A JP S58210561A JP 57093666 A JP57093666 A JP 57093666A JP 9366682 A JP9366682 A JP 9366682A JP S58210561 A JPS58210561 A JP S58210561A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- mass
- circuit
- output
- mass scanning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/26—Mass spectrometers or separator tubes
- H01J49/34—Dynamic spectrometers
- H01J49/42—Stability-of-path spectrometers, e.g. monopole, quadrupole, multipole, farvitrons
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Electron Tubes For Measurement (AREA)
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複数種の質量走査軌跡が選択できるようにした
四重極質量分析計(QPMSと略記する)に関する。
四重極質量分析計(QPMSと略記する)に関する。
QPMSは四重極電極(QPと略記する)に直流電圧U
と高周波電圧■とを重畳して印加し、両方の電圧を変化
させることによって質量走査を行う。第1図で横軸はQ
、Pに印加する高周波電圧■、縦軸は同じく直流電圧U
を示し、三角状のカーブMl、M、2.M3等は夫々の
カーブの下側の領域が質量数M 1. M 2. M
3 (M 1〈M 2(M 3の順)のイオンに対する
安定軌道が得られる安定領域で、これらの領域の頂点を
連ねる直線IOと略平行な直線aK沿ってU及びVを変
化させるときはΔMが一定の状態で質量走査が行われ、
aをIOに近づける程分解能は高くなる。この質量走査
態様では感度は質量数が大になる程低下する。これに対
して第1図で直線すで示すような直線aと交わる任意直
線に沿ってU、 Vを変化させる質量走査態様では分
解能は上述した直線aで示される走査態様より低くなる
が、感度は質量数に関係なく略一定となシ、この点では
磁界型質量分析計と似た特性を示す。
と高周波電圧■とを重畳して印加し、両方の電圧を変化
させることによって質量走査を行う。第1図で横軸はQ
、Pに印加する高周波電圧■、縦軸は同じく直流電圧U
を示し、三角状のカーブMl、M、2.M3等は夫々の
カーブの下側の領域が質量数M 1. M 2. M
3 (M 1〈M 2(M 3の順)のイオンに対する
安定軌道が得られる安定領域で、これらの領域の頂点を
連ねる直線IOと略平行な直線aK沿ってU及びVを変
化させるときはΔMが一定の状態で質量走査が行われ、
aをIOに近づける程分解能は高くなる。この質量走査
態様では感度は質量数が大になる程低下する。これに対
して第1図で直線すで示すような直線aと交わる任意直
線に沿ってU、 Vを変化させる質量走査態様では分
解能は上述した直線aで示される走査態様より低くなる
が、感度は質量数に関係なく略一定となシ、この点では
磁界型質量分析計と似た特性を示す。
ガスクロマトグラフ質量分析計では質量分析計は各試料
成分について質量分析を行うと共にクロマトグラフの検
出器として全イオン検出信号によりクロマトグラムを記
録させると云う2つの機能を有する。このようなガスク
ロマトグラフ質量分析計で質量分析計にQPMSを用い
た場合、質量分析を行うには第1図でU−V軌跡aに沿
って質量走査を行うのがよいが、この質量走査態様では
全イオン検出出力によシクロマドグラムを記録する場合
、高質量側で感度が下っているのでクロマトグラムの各
ピーク面積が試料成分の濃度と比例しないことになる。
成分について質量分析を行うと共にクロマトグラフの検
出器として全イオン検出信号によりクロマトグラムを記
録させると云う2つの機能を有する。このようなガスク
ロマトグラフ質量分析計で質量分析計にQPMSを用い
た場合、質量分析を行うには第1図でU−V軌跡aに沿
って質量走査を行うのがよいが、この質量走査態様では
全イオン検出出力によシクロマドグラムを記録する場合
、高質量側で感度が下っているのでクロマトグラムの各
ピーク面積が試料成分の濃度と比例しないことになる。
他方第1図でU、−V軌跡すに沿う質量走査を行うと分
解能は低くてもイオン検に 出感度は高くかつ質量数蜘関係せず検出感度が略一定で
あるからクロマトグラムを記録するのには都合がよい。
解能は低くてもイオン検に 出感度は高くかつ質量数蜘関係せず検出感度が略一定で
あるからクロマトグラムを記録するのには都合がよい。
本発明は、QP M Sで質量に走査におけるU−V軌
跡を複数種選択可能にし、上述したような試料成分の分
析或は試料成分の検出と云った目的に応じて最適の質量
走査モードが選択できるようにしようとするものである
。以下実施例によって本発明を説明する。
跡を複数種選択可能にし、上述したような試料成分の分
析或は試料成分の検出と云った目的に応じて最適の質量
走査モードが選択できるようにしようとするものである
。以下実施例によって本発明を説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す。図でOSCは高周波
発振器、AMは振幅変調器で発振器O8Cの出力を振幅
変調する。QはQ、Pを含む共振回路で振幅変調器AM
とトランス結合されている。
発振器、AMは振幅変調器で発振器O8Cの出力を振幅
変調する。QはQ、Pを含む共振回路で振幅変調器AM
とトランス結合されている。
QPに印加されている高周波電圧は整流平滑回路Deで
高周波の振幅前記Vに相当する電圧を出力しエラ−アン
プEAに印加している。エラーアンプEAにはまた質量
艦走査シーケンス制御回路COmから電圧■0の信号が
与えられている。エラーアンプEAは■とVoとを比較
し、両者の差で振幅変調器AMを制御し、V=Voにな
るようにしである。vOは鋸歯状波信号でVOの変化に
より質量走査が行われる。UAはQ、Pに印加する直流
電圧Uを発生するアンプで整流平滑回路Deの出力電圧
VをポテンショメータP1或はP2で分割した信号に一
定電圧を加算した信号が印加され、U=kV−1−eな
る直流電圧を出力してQ、Pに印加している。hdは加
算器でアンプTJAに入力する上記信号を形成する。P
3.P4はVを分割した信号に加算する一定電圧を発生
するポテンショメータである。Kl、に2.に3.に4
はリレーで制御回路COmによって制御される。制御回
路ComはvOを鋸歯状に変化させることによって質量
走査を繰返し、例えば質量分析と全イオン信号記録とを
交互に行っている。上記したU=kV+eにおいて、k
は第1図でU−V軌跡の傾きを与え、θはU−V軌跡を
平行移動させるものであシ、制御回路COmは全イオン
信号記録のモードではリレーKl、に3を作動させ、第
1図のU−V軌跡aに沿って質量走査を行い、質量分析
モードでは第1図のU−V軌跡bIICGって質量走査
を行う。
高周波の振幅前記Vに相当する電圧を出力しエラ−アン
プEAに印加している。エラーアンプEAにはまた質量
艦走査シーケンス制御回路COmから電圧■0の信号が
与えられている。エラーアンプEAは■とVoとを比較
し、両者の差で振幅変調器AMを制御し、V=Voにな
るようにしである。vOは鋸歯状波信号でVOの変化に
より質量走査が行われる。UAはQ、Pに印加する直流
電圧Uを発生するアンプで整流平滑回路Deの出力電圧
VをポテンショメータP1或はP2で分割した信号に一
定電圧を加算した信号が印加され、U=kV−1−eな
る直流電圧を出力してQ、Pに印加している。hdは加
算器でアンプTJAに入力する上記信号を形成する。P
3.P4はVを分割した信号に加算する一定電圧を発生
するポテンショメータである。Kl、に2.に3.に4
はリレーで制御回路COmによって制御される。制御回
路ComはvOを鋸歯状に変化させることによって質量
走査を繰返し、例えば質量分析と全イオン信号記録とを
交互に行っている。上記したU=kV+eにおいて、k
は第1図でU−V軌跡の傾きを与え、θはU−V軌跡を
平行移動させるものであシ、制御回路COmは全イオン
信号記録のモードではリレーKl、に3を作動させ、第
1図のU−V軌跡aに沿って質量走査を行い、質量分析
モードでは第1図のU−V軌跡bIICGって質量走査
を行う。
Mは質量分析計のイオン検出器で電子増倍管が用いられ
ている。イオン検出信号はプリアンプFAを経て積分回
路工に入力される。積分回路工においてSはリセットス
イッチでリレーに6により、全イオン検出信号記録モー
ドの質量走査の期間中だけ開放され、積分回路工はその
期間中のイオン検出信号を積分し、積分出力は全イオン
検出信号レコーダRiに送られて記録される。プリアン
プFAの出力はまた質量スペクトルレコーダRmに送ら
れ質量スペクトルが記録される。この場合記録動作は制
御回路Comからの指令で質量分析モードの走査期間中
だけ行われるようにしである。
ている。イオン検出信号はプリアンプFAを経て積分回
路工に入力される。積分回路工においてSはリセットス
イッチでリレーに6により、全イオン検出信号記録モー
ドの質量走査の期間中だけ開放され、積分回路工はその
期間中のイオン検出信号を積分し、積分出力は全イオン
検出信号レコーダRiに送られて記録される。プリアン
プFAの出力はまた質量スペクトルレコーダRmに送ら
れ質量スペクトルが記録される。この場合記録動作は制
御回路Comからの指令で質量分析モードの走査期間中
だけ行われるようにしである。
本発明QPMSは上述したような構成で、質量昏走査に
おけるU−V軌跡を目的に応じて切換えることができ、
ガスクロマトグラフと結合した場合、質量分析と全イオ
ンモータの両機能を夫々好適に果すことが可能となる。
おけるU−V軌跡を目的に応じて切換えることができ、
ガスクロマトグラフと結合した場合、質量分析と全イオ
ンモータの両機能を夫々好適に果すことが可能となる。
第1図はQPMSでQPに印加する電圧と安定領域との
関係を示すグラフ、第2図は本発明の一実施例の回路部
分の回路図である。 代理人 弁理士 蒜 浩 介
関係を示すグラフ、第2図は本発明の一実施例の回路部
分の回路図である。 代理人 弁理士 蒜 浩 介
Claims (1)
- 四重極電極に印加する直流電圧Uと高周波電圧Vとの関
係グラフにおいて各質量数のイオンについて安定軌道が
得られる安定領域の頂点を連らねる直線と平行な直線に
沿ってU及び■を変化させる質量走査と、上記質量数走
査におけるUV軌跡と交叉する直線に沼ってU及びVを
変化させる質量走査の2態様の質量走査モードを選択可
能にした四重極質量分析計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57093666A JPS58210561A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 四重極質量分析計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57093666A JPS58210561A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 四重極質量分析計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58210561A true JPS58210561A (ja) | 1983-12-07 |
Family
ID=14088717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57093666A Pending JPS58210561A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 四重極質量分析計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58210561A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS513239A (ja) * | 1974-05-28 | 1976-01-12 | Minnesota Mining & Mfg |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP57093666A patent/JPS58210561A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS513239A (ja) * | 1974-05-28 | 1976-01-12 | Minnesota Mining & Mfg |
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