JPS582101Y2 - 配線用部材の支持金具 - Google Patents
配線用部材の支持金具Info
- Publication number
- JPS582101Y2 JPS582101Y2 JP1979034157U JP3415779U JPS582101Y2 JP S582101 Y2 JPS582101 Y2 JP S582101Y2 JP 1979034157 U JP1979034157 U JP 1979034157U JP 3415779 U JP3415779 U JP 3415779U JP S582101 Y2 JPS582101 Y2 JP S582101Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- side wall
- channel steel
- steel material
- fastening piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は配線用部材の支持金具に係り、例えば天井に
螢光灯のような照明器具を取付ける際、天井懐内に構枠
されている軽量溝形鋼材製の野縁あるいは野縁受等から
支持できるようにしたもので、更にはアウトレットボッ
クスその他の配線用部材を設置できるようにした配線用
部材の支持金具に関するものである。
螢光灯のような照明器具を取付ける際、天井懐内に構枠
されている軽量溝形鋼材製の野縁あるいは野縁受等から
支持できるようにしたもので、更にはアウトレットボッ
クスその他の配線用部材を設置できるようにした配線用
部材の支持金具に関するものである。
従来、この種の金具としては、例えば実公昭45−24
205号公報に係る配線用部品の支持金具が提供されて
いた。
205号公報に係る配線用部品の支持金具が提供されて
いた。
しかし、この支持金具によると、締付はネジが自身の抱
持部の上方に突出するように形成されるものであるため
、取付けようとする溝型梁材の上部に少なくとも締付は
ネジの長さ以上の間隙を必要としていた。
持部の上方に突出するように形成されるものであるため
、取付けようとする溝型梁材の上部に少なくとも締付は
ネジの長さ以上の間隙を必要としていた。
したがって、溝型梁材が天井壁あるいは他の建材等とそ
の上部において近接して設置されているような場合は、
取付は不能または取付は困難になる等の欠点を生じ、ま
た、締付はネジが抱持部の上方に位置し、且つ、該締付
はネジの他に配線用部品を取付けるための取付はネジを
要するものであるが故に取付作業が面倒であった。
の上部において近接して設置されているような場合は、
取付は不能または取付は困難になる等の欠点を生じ、ま
た、締付はネジが抱持部の上方に位置し、且つ、該締付
はネジの他に配線用部品を取付けるための取付はネジを
要するものであるが故に取付作業が面倒であった。
更に、締付はネジにて溝型梁材の上訴曲片の外面を押圧
することで固定するものであるから、薄肉厚の溝型梁材
に取付けるような場合は、締付はネジの締付けにより前
記上訴曲片が下方に撓曲されてしまい、完全な固定が期
待できなかった。
することで固定するものであるから、薄肉厚の溝型梁材
に取付けるような場合は、締付はネジの締付けにより前
記上訴曲片が下方に撓曲されてしまい、完全な固定が期
待できなかった。
これを解決するため、本出願人は、第1図及び第2図に
示すように、溝形鋼材Sの奥縦壁B外面に当接する当接
主片101を形成し、溝形鋼材Sの下方側壁Ml而と適
宜間隔に保持され、かつ下方側壁り内面に係合する係合
端102を有する側面略溝形の圧止片103を当接主片
101下端に連或し、この圧止片103に、先端が下方
側壁り外面に圧止される取着ネジ104をネジ止めさせ
ると共に、溝形鋼材Sの上方側壁U外面及びその開口端
に接合する側面時り字形の止着片105を当接主片10
1上端に達成させて成るものを提案した。
示すように、溝形鋼材Sの奥縦壁B外面に当接する当接
主片101を形成し、溝形鋼材Sの下方側壁Ml而と適
宜間隔に保持され、かつ下方側壁り内面に係合する係合
端102を有する側面略溝形の圧止片103を当接主片
101下端に連或し、この圧止片103に、先端が下方
側壁り外面に圧止される取着ネジ104をネジ止めさせ
ると共に、溝形鋼材Sの上方側壁U外面及びその開口端
に接合する側面時り字形の止着片105を当接主片10
1上端に達成させて成るものを提案した。
しかし乍ら、これによるときは、止着片105が上方側
壁Uに単に接合ないし係合しているのみであるから、外
郭からの衝撃、振動、更には地震等に対して安定性が悪
く、場合によっては外れることがあり、支持設置させて
各種の配線用部材が落下する等の危険性があった。
壁Uに単に接合ないし係合しているのみであるから、外
郭からの衝撃、振動、更には地震等に対して安定性が悪
く、場合によっては外れることがあり、支持設置させて
各種の配線用部材が落下する等の危険性があった。
そこで、この考案は、叙上の諸欠点を解消し、溝形鋼材
のどこにでも簡単に、しかも堅牢に固定できる支持金具
を提供するために案出されたものであって、その要旨と
するところは、所定の溝形鋼材の奥縦壁外面に当接する
当接主片を形威し、溝形鋼材の下方側壁外面と適間隔に
保持され、かつ下方側壁内面に係合する保合端を有する
側面略溝形の玉止片を当接主片下端に達成し、この玉止
片に、下端に配線用部材を直接取付は且つ上先端が下方
側壁外面に圧止される取着ネジをネジ止めさせると共に
、溝形鋼材の上方側壁外面に接合する側面路り字形の止
着片を当接主片上端に連或し、この止着片は、自身の折
曲部位から上端に至るまでの一部を切欠して設けた折曲
案内手段を介して上方側壁内面に折込まれるようになっ
ていることに存する。
のどこにでも簡単に、しかも堅牢に固定できる支持金具
を提供するために案出されたものであって、その要旨と
するところは、所定の溝形鋼材の奥縦壁外面に当接する
当接主片を形威し、溝形鋼材の下方側壁外面と適間隔に
保持され、かつ下方側壁内面に係合する保合端を有する
側面略溝形の玉止片を当接主片下端に達成し、この玉止
片に、下端に配線用部材を直接取付は且つ上先端が下方
側壁外面に圧止される取着ネジをネジ止めさせると共に
、溝形鋼材の上方側壁外面に接合する側面路り字形の止
着片を当接主片上端に連或し、この止着片は、自身の折
曲部位から上端に至るまでの一部を切欠して設けた折曲
案内手段を介して上方側壁内面に折込まれるようになっ
ていることに存する。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
すれば次の通りである。
すれば次の通りである。
図において示される符号1は、例えば野縁あるいは野縁
受等として利用される所定の軽量の溝形鋼材Sの奥縦壁
B外面に当接する当接主片であり、この当接主片1下端
には、溝形鋼材Sの下方側壁り外面と適宜間隔に保持さ
れた状態でこれDと相対峙し、かつ下方側壁り内面に係
合する係合端2を有する側尚略コ字形の玉止片3が連或
されている。
受等として利用される所定の軽量の溝形鋼材Sの奥縦壁
B外面に当接する当接主片であり、この当接主片1下端
には、溝形鋼材Sの下方側壁り外面と適宜間隔に保持さ
れた状態でこれDと相対峙し、かつ下方側壁り内面に係
合する係合端2を有する側尚略コ字形の玉止片3が連或
されている。
すなわち、この玉止片3自体は、その奥縦壁部分が当接
主片1に相対峙されるように連或されており、そして、
上先端が下方側壁り外面に圧止される取着ネジ4を玉止
片3外がわからネジ止めさせである。
主片1に相対峙されるように連或されており、そして、
上先端が下方側壁り外面に圧止される取着ネジ4を玉止
片3外がわからネジ止めさせである。
また、当接主片1上端には、溝形鋼材Sの上方側壁U外
回に接合する側面路り字形の止着片5が連成されており
、この止着片5は、自身に設けた折曲案内手段6を介し
て上方側壁U内面に折込まれるようになっている。
回に接合する側面路り字形の止着片5が連成されており
、この止着片5は、自身に設けた折曲案内手段6を介し
て上方側壁U内面に折込まれるようになっている。
しかして、折曲案内手段6の具体的構造を図示例に従い
説明すると、第3図に示すそれ6は、止着片5至端から
その折曲部位へ至るまでの適数個の切込を切欠して形威
し、各分割部分片それぞれが折込可能となるようにした
もので、上方側壁U端を止着片5幅員で折込むことも、
部分的なものとすることも可能である。
説明すると、第3図に示すそれ6は、止着片5至端から
その折曲部位へ至るまでの適数個の切込を切欠して形威
し、各分割部分片それぞれが折込可能となるようにした
もので、上方側壁U端を止着片5幅員で折込むことも、
部分的なものとすることも可能である。
第5図に示すそれ6は、止着片5の折曲部位からその上
端へ至るまでの中央部分を切除して形成したもので、ま
た第6図に示すそれ6は、正着片5の折曲部位からその
上端へ至るまでの両側部分を切除して形成したもので、
いずれにしても細幅部分であれば折込み容易である。
端へ至るまでの中央部分を切除して形成したもので、ま
た第6図に示すそれ6は、正着片5の折曲部位からその
上端へ至るまでの両側部分を切除して形成したもので、
いずれにしても細幅部分であれば折込み容易である。
これらの図示された折曲案内手段6は、いずれも止着片
5における折曲部位からその上端へ至るまでの一部分を
切欠形成して折込み可能とさせるものであれば足り、そ
の形状、構造は図示例の組合せであってもよく、また図
示例に限定されるものでもない。
5における折曲部位からその上端へ至るまでの一部分を
切欠形成して折込み可能とさせるものであれば足り、そ
の形状、構造は図示例の組合せであってもよく、また図
示例に限定されるものでもない。
これらの当接主片1、玉止片3、折曲案内手段6が設け
られた正着片5は、適宜肉厚、幅員の帯状版材を、側面
略角C字形類似形状に折曲して一体に形成されるもので
、止着片5部位に折曲案内手段6を予め設けるか、折曲
後にあってこれ6を設けるかは任意である。
られた正着片5は、適宜肉厚、幅員の帯状版材を、側面
略角C字形類似形状に折曲して一体に形成されるもので
、止着片5部位に折曲案内手段6を予め設けるか、折曲
後にあってこれ6を設けるかは任意である。
次にこれが使用を説明すると、第4図に示すように、溝
形鋼材Sの奥縦壁B外面に当接主片1を当接させ、係合
端2を下方側壁りに係合させて玉止片3を配置して、そ
の外がわから取着ネジ4をネジ止めして玉止固定させ、
これに伴ない上方側壁U外面に止着片5を嵌合させた後
、折曲案内手段6を介して止着片6を上方側壁U内面に
折込むものである。
形鋼材Sの奥縦壁B外面に当接主片1を当接させ、係合
端2を下方側壁りに係合させて玉止片3を配置して、そ
の外がわから取着ネジ4をネジ止めして玉止固定させ、
これに伴ない上方側壁U外面に止着片5を嵌合させた後
、折曲案内手段6を介して止着片6を上方側壁U内面に
折込むものである。
然る後、照明器具、アウトレットボックスその他の配線
用部材りを取着ネジ4の下端にネジ止めして直接取着け
るものとする。
用部材りを取着ネジ4の下端にネジ止めして直接取着け
るものとする。
このように構成されたこの考案によれば、所定の溝形鋼
材Sの奥縦壁B外面に当接する当接主片1の下方に連或
される玉止片3に、下端を配線用部材りの取付部とした
取着ネジ4をネジ止めしたので、溝形鋼材Sが天井壁あ
るいは他の建材等とその上方側壁Uにおいて近接して設
置されているような場合であっても、取付けが可能であ
るとともに、取着ネジ4の下端に直接配線用部材りを取
付けるものであるから、取付作業が極めて簡単であるば
かりでなく、予め長さの異なる取着ネジ4を用意してお
けば、配線用部材りを所定の高さに設置することができ
る。
材Sの奥縦壁B外面に当接する当接主片1の下方に連或
される玉止片3に、下端を配線用部材りの取付部とした
取着ネジ4をネジ止めしたので、溝形鋼材Sが天井壁あ
るいは他の建材等とその上方側壁Uにおいて近接して設
置されているような場合であっても、取付けが可能であ
るとともに、取着ネジ4の下端に直接配線用部材りを取
付けるものであるから、取付作業が極めて簡単であるば
かりでなく、予め長さの異なる取着ネジ4を用意してお
けば、配線用部材りを所定の高さに設置することができ
る。
また、溝形鋼材Sの下方側壁り外面と適宜、間隔に保持
され、かつ下方側壁り内面に係合する係合端2を有する
側面略溝形の玉止片3を当接主片1下端に連威し、この
玉止片4に、上先端が下方側壁り外面に圧止される取着
ネジ4をネジ止めさせたので、該取着ネジ4を強く締付
けても溝形鋼材Sの下方側壁りが撓曲して締付けが利か
なくなるようなことはなく、したがって、薄肉厚の溝形
鋼材Sにも堅牢に固定することができる。
され、かつ下方側壁り内面に係合する係合端2を有する
側面略溝形の玉止片3を当接主片1下端に連威し、この
玉止片4に、上先端が下方側壁り外面に圧止される取着
ネジ4をネジ止めさせたので、該取着ネジ4を強く締付
けても溝形鋼材Sの下方側壁りが撓曲して締付けが利か
なくなるようなことはなく、したがって、薄肉厚の溝形
鋼材Sにも堅牢に固定することができる。
更に、溝形鋼材Sの上方側壁U外面に接合する側面略り
字状の止着片5を当接主片1上端に連或し、この止着片
5は、自身の折曲部位から上端に至るまでの一部を切欠
して設けた折曲案内手段6を介して上方側壁U内面に折
込まれるように形成したので、止着片5の該折込部の肉
厚及びその折込み長さ如何を問わず極めて容易に上方側
壁U内面に折込むことができ、したがって、取付けが簡
単でありしかも全体を極めて堅牢に固定することができ
る利点を有する。
字状の止着片5を当接主片1上端に連或し、この止着片
5は、自身の折曲部位から上端に至るまでの一部を切欠
して設けた折曲案内手段6を介して上方側壁U内面に折
込まれるように形成したので、止着片5の該折込部の肉
厚及びその折込み長さ如何を問わず極めて容易に上方側
壁U内面に折込むことができ、したがって、取付けが簡
単でありしかも全体を極めて堅牢に固定することができ
る利点を有する。
すなわち、第1図及び第2図に示した従来の金具にあっ
ては、全体の堅牢性を維持するために、当接主片101
.玉止片103及び止着片105をあまり薄肉厚に形成
できなかったのであり、かかる条件下において、上方側
壁Uからの止着片5の脱落防止を図り且つ全体をより堅
牢にすることを目的とした止着片5の上方側壁U内面へ
の折込みは困難を来たしていたのであり、これに対し、
叙上のようにこの考案は、単に止着片5の折曲部位から
上端に至るまでの一部を切欠して折曲案内手段6を設け
るだけで、その折曲を極めて容易にし、同時に全体の堅
牢化を達成できたのである。
ては、全体の堅牢性を維持するために、当接主片101
.玉止片103及び止着片105をあまり薄肉厚に形成
できなかったのであり、かかる条件下において、上方側
壁Uからの止着片5の脱落防止を図り且つ全体をより堅
牢にすることを目的とした止着片5の上方側壁U内面へ
の折込みは困難を来たしていたのであり、これに対し、
叙上のようにこの考案は、単に止着片5の折曲部位から
上端に至るまでの一部を切欠して折曲案内手段6を設け
るだけで、その折曲を極めて容易にし、同時に全体の堅
牢化を達成できたのである。
したがって、この考案にあっては、止着片5の折込みを
容易にするために該折込部分のみを他の部分よりも薄肉
厚に形成させるというような面倒な構造とする必要もな
いのであって、単に同肉厚の帯状平版を適宜長さに切断
し、その切断された平版の適位置それぞれを折曲するこ
とで当接主片1、玉止片3及び止着片5を一体に形成で
きる製造上の利便を有し、しかも、素材としての前記平
版は、これを従来の金具よりも稍薄肉厚にしても十分堅
牢性を図ることができるから、当接主片1、玉止片3及
び止着片5形成のための折曲作業もそれだけ容易にでき
るのである。
容易にするために該折込部分のみを他の部分よりも薄肉
厚に形成させるというような面倒な構造とする必要もな
いのであって、単に同肉厚の帯状平版を適宜長さに切断
し、その切断された平版の適位置それぞれを折曲するこ
とで当接主片1、玉止片3及び止着片5を一体に形成で
きる製造上の利便を有し、しかも、素材としての前記平
版は、これを従来の金具よりも稍薄肉厚にしても十分堅
牢性を図ることができるから、当接主片1、玉止片3及
び止着片5形成のための折曲作業もそれだけ容易にでき
るのである。
勿論、折曲案内手段6の形成にあっても、止着片5の折
曲部位から上端に至るまでの一部を切欠くだけで足りる
のであるから、この点についても製造上の格別の煩雑さ
は生じない。
曲部位から上端に至るまでの一部を切欠くだけで足りる
のであるから、この点についても製造上の格別の煩雑さ
は生じない。
一方、折曲案内手段6を叙上のように形成したことによ
り、止着片5の折込長さを短めに設定しても取付時の折
込作業に格別の支障を来たさないのであり、そのため、
この折込長さを全体の堅牢性に影響を与えない範囲内で
可能な限り短めに形成することにより、溝形鋼材Sが建
物の天井壁あるいは他の建材等とその上方側壁Uにおい
て極めて近接して設置されているような場合であっても
止着片5を、その近接間隙から容易に押通させることが
でき、したがって、溝形鋼材Sへの取付は箇所の制限も
それだけ緩和される利点も有しているのである。
り、止着片5の折込長さを短めに設定しても取付時の折
込作業に格別の支障を来たさないのであり、そのため、
この折込長さを全体の堅牢性に影響を与えない範囲内で
可能な限り短めに形成することにより、溝形鋼材Sが建
物の天井壁あるいは他の建材等とその上方側壁Uにおい
て極めて近接して設置されているような場合であっても
止着片5を、その近接間隙から容易に押通させることが
でき、したがって、溝形鋼材Sへの取付は箇所の制限も
それだけ緩和される利点も有しているのである。
尚、この考案に係る配線用部材T、 O支持金具の引張
試験において、旧着85を上方側壁U内面に折込まない
場合の斗均、般犬静荷重が283kgであるのに対し、
止着片5を上方側壁U内面に折込んだ場合の平均最大静
荷重が338.8kgであることからしても、止着片5
の折込みが全体の堅牢性に与える効果は極めて大きい。
試験において、旧着85を上方側壁U内面に折込まない
場合の斗均、般犬静荷重が283kgであるのに対し、
止着片5を上方側壁U内面に折込んだ場合の平均最大静
荷重が338.8kgであることからしても、止着片5
の折込みが全体の堅牢性に与える効果は極めて大きい。
以上説明したようにこの考案によれば、野縁あるいは野
縁受、その他各種の構枠材として利用されている溝形鋼
材から、照明器具、アウトレットボックスその他の配線
用部材を設置するに際し、溝形鋼材への固定連結を確実
に行なうことができ、しかも外部からの衝撃、振動、更
には地震等に対しても外れることなく極めて安定してい
て前記各種配線用部材を確実に支持できると共に、固定
作業も簡易で作業性を阻害することもなく、また構成簡
単で安価に提供し得る等の実用上極めて有益な効果を奏
するものである。
縁受、その他各種の構枠材として利用されている溝形鋼
材から、照明器具、アウトレットボックスその他の配線
用部材を設置するに際し、溝形鋼材への固定連結を確実
に行なうことができ、しかも外部からの衝撃、振動、更
には地震等に対しても外れることなく極めて安定してい
て前記各種配線用部材を確実に支持できると共に、固定
作業も簡易で作業性を阻害することもなく、また構成簡
単で安価に提供し得る等の実用上極めて有益な効果を奏
するものである。
第1図は従来例の斜視図、第2図はその使用状態の側面
図、第3図乃至第6図はこの考案の実施例を示すもので
、第3図は斜視図、第4図はその使用状態の側面図、第
5図及び第6図はそれぞれ他の実施例における要部斜視
図である。 S・・・溝形鋼材、B・・・奥縦壁、D・・・下方側壁
、U・・・上方側壁、L・・・配線用部材、1・・・当
接主片、2・・・係合端、3・・・玉止片、4・・・取
着ネジ、5・・・止着片、6・・・折曲案内手段、10
1・・・当接主片、102・・・係合端、103・・・
玉止片、104・・・取着ネジ、105・・・止着片。
図、第3図乃至第6図はこの考案の実施例を示すもので
、第3図は斜視図、第4図はその使用状態の側面図、第
5図及び第6図はそれぞれ他の実施例における要部斜視
図である。 S・・・溝形鋼材、B・・・奥縦壁、D・・・下方側壁
、U・・・上方側壁、L・・・配線用部材、1・・・当
接主片、2・・・係合端、3・・・玉止片、4・・・取
着ネジ、5・・・止着片、6・・・折曲案内手段、10
1・・・当接主片、102・・・係合端、103・・・
玉止片、104・・・取着ネジ、105・・・止着片。
Claims (1)
- 所定の溝形鋼材の奥縦壁外面に当接する当接主片を形成
し、溝形鋼材の下方側壁外面と適宜間隔に保持され、か
つ下方側壁内面に係合する保合端を有する側面略溝形の
圧止片を当接主片下端に連或し、この圧止片に、下端に
配線用部材を直接取付は且つ上先端が下方側壁外面に圧
止される取着ネジをネジ止めさせると共に、溝形鋼材の
上方側壁外面に接合する側面時り字形の止着片を当接主
片上端に連成し、この止着片は、自身の折曲部位から至
端に至るまでの一部を切欠して設けた折曲案内手段を介
して上方側壁内面に折込まれるようになっていることを
特徴とする配線用部材の支持金具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979034157U JPS582101Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | 配線用部材の支持金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979034157U JPS582101Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | 配線用部材の支持金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55134719U JPS55134719U (ja) | 1980-09-25 |
JPS582101Y2 true JPS582101Y2 (ja) | 1983-01-14 |
Family
ID=28891002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979034157U Expired JPS582101Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | 配線用部材の支持金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582101Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4524205Y1 (ja) * | 1967-09-28 | 1970-09-22 |
-
1979
- 1979-03-16 JP JP1979034157U patent/JPS582101Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4524205Y1 (ja) * | 1967-09-28 | 1970-09-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55134719U (ja) | 1980-09-25 |
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