JPS5820992B2 - メチレンビスフェノ−ル系酸化防止剤の球状製品の製造法 - Google Patents

メチレンビスフェノ−ル系酸化防止剤の球状製品の製造法

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Publication number
JPS5820992B2
JPS5820992B2 JP48023853A JP2385373A JPS5820992B2 JP S5820992 B2 JPS5820992 B2 JP S5820992B2 JP 48023853 A JP48023853 A JP 48023853A JP 2385373 A JP2385373 A JP 2385373A JP S5820992 B2 JPS5820992 B2 JP S5820992B2
Authority
JP
Japan
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methylene bisphenol
bisphenol antioxidant
product
spherical
producing spherical
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Expired
Application number
JP48023853A
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JPS49109355A (ja
Inventor
郷野恒雄
内山直樹
尾崎義郎
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Welfide Corp
Original Assignee
Welfide Corp
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、メチレンビスフェノール系酸化防止剤、たと
えば、4,4′−メチレンビス(2,6一ジ第三級ブチ
ルフェノール)、2,2′−メチレンビス(4−メチル
−6−第三級ブチルフェノール)、のメチレンビスフェ
ノール系酸化防止剤の造粒法に関するものである。
更に詳しく言えば、本発明は前記の如きメチレンビスフ
ェノール系酸化防止剤を溶融し、水中に混合分散し、造
粒せしめることを特徴とするメチレンフェノール系酸化
防止剤の粒子径の揃った球状製品の製造法に関するもの
である。
メチレンビスフェノール系酸化防止剤は粉末品、結晶状
製品として市販されており、例えばオイル、プラスチッ
ク、ゴムなどに添加して用いられるが、現在市販されて
いる粉末品、結晶品は流動性がなく、かつまた粉塵を生
じ易く、このため連続的に、かつ一定量ずつ供給するこ
とは困難である。
また、取り扱い上、粉塵を生ずることは衛生上好ましい
ことではない。
従って流動性が優れ、かつまた粉塵の生じない環状製品
は作業上極めて有意義なものである。
本発明者らは前記の欠点のない球状製品の製造法に関し
種々研究した。
即ち、メチレンビスフェノール系酸化防止剤を球状にす
る方法として、たとえば噴霧乾燥による方法では、噴霧
室内の壁に付着し、固化はしなかった。
また、通常のマイクロカプセルの製造法、即ち、メチレ
ンビスフェノール系酸化防止剤の温乳化液にゲル基材を
加え、これを水と相混和しない有機溶剤に攪拌分散せし
めて球状製品とする方法は、粒子径が揃わず、収率も低
く、かつ純粋なメチレンビスフェノール系酸化防止剤を
得ることは困難であった。
そこで、本発明者らは、粒子径の損った球状製品を収率
よく得る方法について、さらに種々研究した結果、溶融
したメチレンビスフェノール系酸化防止剤を水中に分散
せしめ、続いて固化せしめることにより、任意の粒子径
を持つほぼ一様な球状製品を連続的に製造することが出
来ること、かくして得られた製品の直径は使用する分散
機の形式、スピード並びにメチレンビスフェノール系酸
化防止剤の温度により、任意に選択できること、更に使
用した水は連続的に循環使用が可能であり、製品の収率
は定量的であること、という新知見に到達し、本発明を
完成した。
本発明方法の、溶融したメチレンビスフェノール系酸化
防止剤を分散させる水の温度は目的物質の性質により、
若干の相違はあるが、通常用いるメチレンビスフェノー
ル系酸化防止剤の融点以下の温度から0°Cまでの温度
である。
分散体は、固化したら沢取し、乾燥すれば製品が得られ
る。
この様にして、得られた製品は、球形で適度の硬度を持
ち、流動性が極めて良く、連続供給並びに、取り扱いに
、非常に適したものである。
実施例 1 140℃にて溶融した2、2′−メチレンビス(4−メ
チル−6−第三級ブチルフェノール)ヲ、30Kp/h
rの供給量にて、5001/mmの流量にて連続的に供
給される、水温20℃の水中に、連続的に落下し、分散
粒子を作り、これを固化せしめた。
その後、分散体k濾過し、乾燥すると、球状製品が28
Ky/hr得られた。
球状製品の融点は130℃、粒径は0.7〜0.6Mで
、粉末品、結晶品と比較して、極めて流動性が良く、安
息角は24度であった。
粉末品の安息角は52度であり、流動性がない。
実施例 2 160℃にて溶融した4、4′−メチレンビス(2,6
一ジ第三級ブチルフェノール)を、12Kp/hrの供
給量にて500A’/mmの流量にて連続的に供給され
る。
水温50℃の水中に、連続的に滴下し、分散粒子を作り
、これを固化せしめた。
その後、分散体を沢過し、乾燥すると、球状製品が11
Kp/hr得られた。
球状製品の融点は154℃、粒径は0.4〜0.3Bで
、粉末品、結晶量ト比較して、極めて流動性が良く、安
息角は25度であった。
粉末品の安息角は50度であり、流動性がない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 溶融したメチレンビスフェノール系酸化防止剤を水
    中で、融点より低い温度において分散、固化せしめるこ
    とを特徴とするメチレンビスフェノール系酸化防止剤の
    球状製品の製造法。
JP48023853A 1973-02-27 1973-02-27 メチレンビスフェノ−ル系酸化防止剤の球状製品の製造法 Expired JPS5820992B2 (ja)

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JPS49109355A JPS49109355A (ja) 1974-10-17
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