JPS58208295A - クロル−ジフエニル−ホスフアンの製造方法 - Google Patents

クロル−ジフエニル−ホスフアンの製造方法

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JPS58208295A
JPS58208295A JP58076329A JP7632983A JPS58208295A JP S58208295 A JPS58208295 A JP S58208295A JP 58076329 A JP58076329 A JP 58076329A JP 7632983 A JP7632983 A JP 7632983A JP S58208295 A JPS58208295 A JP S58208295A
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phosphane
diphenyl
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triphenylphosphane
dichloro
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/50Organo-phosphines
    • C07F9/52Halophosphines

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 クロル−ジフェニル−ホスファン(C6H5)2PCl
ハ、特に種々の分野における重要な中間体である。
それは、例えば、多数の第三ホスファンオキシドの合成
に好適なジフェニルホスファンオキシド(C6H5)2
P(0)Hの製造に使用される。更に、クロル−ジフェ
ニル−ホスファンから出発し、対応スるジフェニル亜ホ
スフイン酸エステル(C6H5)2POR(R=有機残
基)を経て特定のアシルホスファンオキシド化合物を製
造することができ、これらのものは、光重合しうる物質
の光重合開始剤として好適である(欧州特許第7508
号参照)。
クロル−ジフェニル−ホスファンを製造f ルタめのい
くつかの異なった方法が知られている。
シマー(K、 Sommer)は、ツアイトシュリフト
・フユールeアンオルガニツンエeウント・アルゲマイ
ネ・ヘミ−(Zeitschrift fjlr An
organische undAllgemeine 
Chemie)第376巻(1970年)第39頁にそ
のよ  7うな方法の一例を記載しており、その方法は
、トリフェニルホスファン(C6H5)3Pおよび三塩
化リンPCl3を約280℃において加圧下に反応させ
ることにあるが、そこにはもちろん圧力および例えば反
応時間についても更に詳細な記載はなされていない。出
発物質がl:1の割合−おそらくモル比−で使用される
々らば、それらは下記の反応式: %式%) に従っておおよそ等しい量−おそらく等モル1i1  
 (7)ジクロル−フェニル−ホスファンC6H3PC
12およびクロル−ジフェニル−ホスファン(C6H5
)2 PCA!を生成するはずである。
反応生成物は、それらの沸点が非常に異なっているので
、蒸留によって互いに分離されうる。
例えば、26.6Paの圧力下では、ジクロル−フェニ
ル−ホスファンの沸点は、56〜58℃であり、一方ク
ロルージフェニルーホスファンの沸点は、115ないし
120℃である。
塩化アルミニウムAlCl3を少量添加することによっ
て、平衡は、ジクロル−フェニルーホスファンノ方へ移
動t、−’cしてクロル−ジフェニル−ホスファンの収
量は、10%以下に低下するばずである。この方法にお
いて出発物質トリフェニルホスファンおよび三塩化リン
のモル比を1:3に等しくなるように選ぶならば、ジク
ロル−フェニル−ホスファン(未反応の三塩化リンのほ
かに)がもっばら得られるはずである。
前記の引用文献は、A11C13の触媒作用および例え
ば過剰量のトリフェニルホスファンの下においても実際
上もっばらクロル−ジフェニル−ホスファンが得られる
かどうかということについてはなんら述べていない。そ
のような方法で過剰のトリフェニルホスファンと三塩化
リンとを反応させることによって実際上もっばらクロル
−ジフェニル−ホスファンを得ることが可能であるとし
ても、触媒(AACA?3)を使用する必要があること
は、この方法にとって若干の不利益をもたらす。
しかしながら、本発明者ら自身の実験(約280℃にお
いて自然発生的圧力下に約6時間の反応時間)が示した
ように、AlCl3の添加なしでは、実際上反応が起ら
ない。この知見は、更に、トリフェニルホスファンと三
塩化リンとを密閉管内で290ないし310℃に加熱す
ることによってクロル−フェニル−ホスファンは得られ
なかったという、以前の文献〔リービツヒス・アンナー
レン・デア・ヘミ−(Liebigs Annalen
der Chemie)第229巻(1885年〕第2
95頁以下所載のミカエリス(Michaelis)お
よびンーデン(Soden)による論文の第303頁参
照〕にも一致する。
同時に出願された特許願の方法によれば、トリフェニル
ホスファンと三塩化リンとを触媒を添加せずに約320
ないし700℃の温度において反応せしめてジクロル−
フェニル−ホスファンおよびクロル−ジフェニル−ホス
ファンを高い収量をもって得ることが今や可能であり、
その際約320ないし500℃の温度範囲においては、
好ましくは高められた圧力において−特に自然発生的圧
力下に一約500ないし700℃の温度範囲においては
、好ましくは大気圧下で行なわれる。この方法に 5− よって、出発物質の一方((C6H5)3 pjの、ま
だは他方(PCl3 ’)の過剰量を使用することによ
って、可能な最終生成物のうちの一方(クロル−ジフェ
ニル−ホスファン)または他方(ジクロル−フェニル−
ホスファン)を主として得ることができる。しかしなが
ら、出発物質のうちの一方をかなり過剰に使用しなけれ
ば、2種の最終生成物の混合物が実際上常に得られ、例
えばトリフェニルホスファンの過剰量があまり多くない
場合には、主としてクロル−ジフェニル−ホスファンと
少量の−シカシ無視できない程の一ジクロルーフェニル
ーホスファンとの混合物が得られる。
ジクロル−フェニル−ホスファンヲ触媒ヲ使用せずにク
ロル−ジフェニル−ホスファンに変換シようとする本発
明者らの研究の結果、本発明者らは、これはジクロル−
フェニル−ホスファンとトリフェニルホスファンとを約
300ないし700℃の温度で反応させることによって
可能であることをこの度見出した。この方法で、大過剰
のトリフェニルホスファンを使用せずに触媒の不存在 
6− で約320ないし700℃においてトリフェニルホスフ
ァンを三塩化リンと反応させることによって得られた主
としてクロル−ジフェニル−ホスファントヨリ少量のジ
クロル−フェニル−ホスファンとの混合物が、実際上完
全に所望のクロル−ジフェニル−ホスファンに変換され
うる。この変換方法は、もちろん、他の源泉から得られ
るジクロル−フェニル−ホスファンに適用されうる。
従って、本発明の対象は、高い温度でリン−塩素化合物
をトリフェニルホスファンと反応させることによりクロ
ル−ジフェニル−ホスファンを製造する方法において、
リン−塩素化合物としてジクロル−フェニル−ホスファ
ンを使用し、ソシて反応を約300ないし700℃の温
度において行なうことを特徴とする上記クロル−ジフェ
ニル−ホスファンの製造方法である。
この反応は、次の反応方程式に従って進行する: C6H3PC12+(C6H5)3P→2(C6H5)
2PClこの反応が規定された温度範囲においてうまく
ゆくということは、非常に驚くべきことである。何故な
らば、(本発明者らの実験によれば)約280℃および
自然発生的圧力においては、ジクロル−フェニル−ホス
ファントトリフェニルホスファンとの間では全くまたは
おそらく実際上反応が起らないからである。
従って、僅か約20℃だけ高い温度から反応が滑らかに
しかも所望のクロル−ジフェニル−ボスファンの高い収
量をもって反応が進行するということは予想されないこ
とであった。
更に、本発明によって用いられる比較的高い温度、特に
約500℃を超える温度においては出発物質)’Jフェ
ニルホスファンがジクロル−フェニル−ホスファンとの
反応よシ以前におそらく分解することが予期されたはず
である。何故ならば、リービツヒス・アンナーレン・デ
ア・ヘミ−(Liebigs Annalen der
 (1:hemie)第229巻(1885年)所載の
ミカエリス(Michaelis)およびンーデン(S
oden)によるすでに前に引用した論文の第302頁
によれば、トリフェニルホスファンは、すでに360℃
において部分的に分解するはずであるからである。
本発明による方法の温度範囲のうちの下方部分、すなわ
ち約300ないし500℃の範囲においては、反応は、
好ましくは、密閉容器内で高められた圧力、特に自然に
定まる自然発生的圧力(一般に約5ないし50バール)
の下に行なわれる。この場合、約340ないし400℃
、特に約350ないし370℃の温度が好ましい。
この操作方法においては、反応時間は、通常約10分間
ないし12時間であり、その場合、より短かい反応時間
は、よシ高い温度において適用でき、そしてよシ長い反
応時間は、より低い温度において適用される。
本発明による方法の温度範囲のうちの上方部分、すなわ
ち約500ないし700℃においては、反応は、好まし
くは大気圧下で行なわれる。
好ましい温度範囲は、この場合、約550ないし620
℃である。この操作方法においては、反応時間は、秒の
単位である。
反応体ジクロル−フェニル−ホスファンおよび−9= トリフェニルホスファンは、合目的には−選ばれた反応
温度には関係なく一1対少くとも約1、好ましくは1対
約2ないし40モル比において使用される。約300な
いし500℃においては、有利には、ジクロル−フェニ
ル−ホスファンおよヒドリフェニルホスファンを、規定
のモル比において適当なオートクレーブ捷たは圧力管内
でそれぞれの調整温度に応じて約10分間ないし12時
間保つことにより有利に操作される。反応の終了後、生
成物は、蒸留により精製される。
約500ないし700℃で行なわれる実施態様において
は、ジクロル−フェニル−ホスファン/トリフェニルホ
スファン混合物は、合目的には配量装置を用いて加熱反
応帯域(例えば電熱管)内に配量される。反応帯域から
出てくる反応混合物は、次に蒸留によって精製される。
上記の方法は、ガス流(例えは窒素、アルゴンその他、
また塩化水素も)の導入下でも有利に実施されうる。
本発明による方法の、約300ないし500℃において
行なわれる実施態様のみ外らず、また約500々10− いし700℃において行なわれる実施態様に対しても、
不連続的ならびに連続的操作が可能であるが、連続的操
作は、特に約500ないし700℃において大気圧下で
行なわれる。態様に特に適している。
本発明は、高い変換率においてクロル−ジフェニル−ホ
スファンの高くそしてほとんど定量的までの収量をもた
らす。触媒を用いずにジクロルーフェニルーホスファン
ヲクロルージフェニルーホスファンに変換するこの有利
な可能性のゆえに、本発明はこの技術分野に著しい進歩
をもたらすものである。
以下の例によって本発明を更に詳細に説明する。本発明
による例に続いて更に2つの比較例を記載するが、これ
らの比較例は、触媒を用いずに約280℃において自然
発生的圧力の下に約6時間の反応時間においては、トリ
フェニルホスファンと三塩化リンとの極めて僅かな反応
しか起らないととそして同じ温度および圧力の条件下で
はジクロル−フェニル−ホスファンとトリフェニルホス
ファンとの間には実際」二反応が起らないことを示して
いる。
A0本発明による例 例1 トリフェニルホスファン20g(= 0.076モル)
およびジクロル−フェニル−ホスファン40g(= 0
.223モル)を90m、6の容量を有する密閉管内で
340〜350℃において6時間保つ。この混合物を次
いで蒸留する。ジクロル−フェニル−ホスファン(沸点
=56〜58℃/ 26.6Pa)24g(= 0.1
34モル)オヨヒクロルージフェニルーホスファン(沸
点:115〜b 最後にトリフェニルホスファン2gが得られる。
トリフェニルホスファンに関して理論量の90%ノ変換
率においてクロル−ジフェニル−ホスファンの収量は、
理論量の93%である。
例2 直径6mmの石英のラシツヒリングを充填し、僅かに傾
斜せしめた、窒素でフラッシングし、内部に620℃に
加熱した電熱炉を配置せしめた長す600℃ノ石英管に
、トリフェニルホスファン40g(= 0.153モル
)およびジクロル−フェニル−ホスファン80g(−〇
、446モル)の混合物を25分間にわたって満願する
。受器に集められた反応混合物を蒸留する。未反応のト
リフェニルホスファンおよび主として三塩化リンからな
る低沸点留分8gと共ニジクロルーフェニルーホスファ
ン50g(=0.28モル)およびクロル−ジフェニル
−ホスファン40g(= 0.182モル)が得られる
。トリフェニルホスファンに関して、59%の変換率に
おいてクロル−ジフェニル−ホスファンのほぼ定量的な
収量′が得られる。
B、比較例: 比較例1 トリフェニルホスファン20g(= 0.076モル)
および新たに蒸留した三塩化リン40g(−0,291
モル)(モル比1:3.82)を容量約90m1の密閉
管内に280℃において6時間保つ。次いでこの混合物
を蒸留する。、未反応ノトリフェニルホスファンおよび
三塩化リンと共に、ジクロル−フェニル−ホスファン約
300mg(= 1.68ミリモル)およびクロル−ジ
フェニル−ホスファン約350mg(= 1.59ミリ
モル)(モル比1.06:1 ;重量の記載13− は、粗留出物のガスクロマトグラフィーによる分析に基
づく)が得られる。変換率は、ジクロル−フェニルーホ
スファンオヨヒクロルージフェニルーホスファンについ
て約2%である。
比較例2 トリフェニルホスファン2og(−= 0.076モル
)およびジクロル−フェニル−ホスファン40g(= 
0.’223モル)(モル比1 :2.94)を、容量
90mlの密閉管内に280℃において5時間保つ。次
いでこの混合物を蒸留する。未反応のトリフェニルホス
ファンおよびジクロル−フェニル−ホスファント共ニ、
クロル−ジフェニル−ホスファン約2450mg(= 
1.14ミリモル)(重量の記載は、粗留出物のガスク
ロマトグラフィー分析に基づく)が得られる。変換率は
、理論量の0,75%である。
=14− 昭和42年乙 月2 日 特許庁長官 若杉和夫  殿 1、 事件の表示 りρ/b−□叡スニlL/−ボスファソつ彰丈ζ7.t
3、補正をする者 4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高い温度でリン−塩素化合物をトリフェニルホスフ
    ァンと反応させることによりクロル−ジフェニル−ホス
    ファンを製造する方法にオイテ、リン−塩素化合物とし
    てジクロル−フェニル−ホスファンを使用しそして反応
    を約300ないし700℃の温度において行なうことを
    特徴とする上記クロル−ジフェニル−ホスファンの製造
    方法。 2、 反を約300ないし500℃の温度範囲内で高め
    られた圧力の下で、特に自然発生的な(大気圧を超える
    )圧力の下で行なう特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、 反応を約500ないし700℃の温度範囲内で大
    気圧下で行なう特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、 出発物質ジクロル−フェニル−ホスファンおヨヒ
    トリフェニルホスファンを1対少くトモ約1、好ましく
    は1対約2ないし4のモル比で反応せしめる特許請求の
    範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の方法。
JP58076329A 1982-05-03 1983-05-02 クロル−ジフエニル−ホスフアンの製造方法 Granted JPS58208295A (ja)

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EP (1) EP0093419B1 (ja)
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AT (1) ATE14737T1 (ja)
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DE3216379A1 (de) 1983-11-03
EP0093419A2 (de) 1983-11-09
US4521346A (en) 1985-06-04
ATE14737T1 (de) 1985-08-15
DE3360517D1 (en) 1985-09-12
EP0093419B1 (de) 1985-08-07
JPH0359907B2 (ja) 1991-09-12
CA1202322A (en) 1986-03-25
EP0093419A3 (en) 1984-02-22

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