JPS58208219A - 5−メチルアラントインアルミニウム塩およびそれを含有する消化性潰瘍治療剤 - Google Patents
5−メチルアラントインアルミニウム塩およびそれを含有する消化性潰瘍治療剤Info
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- JPS58208219A JPS58208219A JP9141182A JP9141182A JPS58208219A JP S58208219 A JPS58208219 A JP S58208219A JP 9141182 A JP9141182 A JP 9141182A JP 9141182 A JP9141182 A JP 9141182A JP S58208219 A JPS58208219 A JP S58208219A
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- Japan
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- aluminum
- methyl
- aluminum salt
- methylallantoinate
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発−明は5−メチル7ラントインアルミニウム塩およ
びそれを有効成分として含有する消化性潰瘍治療剤に関
するものである。
びそれを有効成分として含有する消化性潰瘍治療剤に関
するものである。
従来、消化性潰瘍治療剤として数多(の薬剤が知られか
つ市販されているが、これら既存のもの3−うち代表的
なものとしてはアルジオキサ、スクラルファート、ゲ7
アルナート、L−グルタミン、シンチジン等が挙げられ
る。これらはいずれも優れた消化性潰瘍治療剤ではある
が、有効性、安全性および製造コスト面等がらさらに改
良が必要である。そこで本発明者らは多くの化合物を′
合成し、その薬理効果を検討したところ、5−メチルア
ラントインアルミニウム塩が極めて優れた消化性潰瘍治
療効果゛を有することを見出し、本発明を完成した。従
って、本発明の目的は新規な5−メチル7ラントインア
ルミニウム塩を提供せんとするKある。
つ市販されているが、これら既存のもの3−うち代表的
なものとしてはアルジオキサ、スクラルファート、ゲ7
アルナート、L−グルタミン、シンチジン等が挙げられ
る。これらはいずれも優れた消化性潰瘍治療剤ではある
が、有効性、安全性および製造コスト面等がらさらに改
良が必要である。そこで本発明者らは多くの化合物を′
合成し、その薬理効果を検討したところ、5−メチルア
ラントインアルミニウム塩が極めて優れた消化性潰瘍治
療効果゛を有することを見出し、本発明を完成した。従
って、本発明の目的は新規な5−メチル7ラントインア
ルミニウム塩を提供せんとするKある。
本発明の他の目的は5−メチル7ラントインアルミニウ
ム塩を含有する優れた消化性潰瘍治療作用を有する治療
剤を提′供するととKある。
ム塩を含有する優れた消化性潰瘍治療作用を有する治療
剤を提′供するととKある。
5−メチル7ラントインアルミニウム塩を製造するKは
、例えば水酸化アルミニウムと水の混合物に攪拌しなか
ら5−メチル7ラントイ/を加えることKより得られる
。5−メチル7ラントインは尿素にピルビン酸を反応さ
せることにより得られ″る。
、例えば水酸化アルミニウムと水の混合物に攪拌しなか
ら5−メチル7ラントイ/を加えることKより得られる
。5−メチル7ラントインは尿素にピルビン酸を反応さ
せることにより得られ″る。
従って、本発明の5−メチル7ラントインアルミニウム
塩は工業的に、も容易に安価に製造することができる。
塩は工業的に、も容易に安価に製造することができる。
次に1本発明の5−メチル7ラントインアルミニウム塩
の消化性潰瘍治療効果をくわしく説明する。
の消化性潰瘍治療効果をくわしく説明する。
実験では、本発明化合物5−メチル7ラントインアルミ
ニウム塩および実験の比較対照化合物として、5−メチ
ル7ラントノ「ンとフルジオキサ(アルミニウムジヒド
ρオキシアラントイネート)を用い、比較は各郷モル1
度の投与量間で行った。ところで、動物の実験潰瘍モデ
ルとして数多く知られているが、その多くは潰瘍発生に
対する予防効果をみたものである。そこで本発明者らは
完全治癒に約3ケ月を要し、形態的にもヒトの胃潰瘍と
類似するといわれるラットの酢酸潰瘍を用いて潰瘍の治
癒効果に及ぼす影響を検討した。その結果、5−メチル
7ラントインアルミニウム塩は5−メチル7ラントイン
よりも、さらにフルジオキサよりも優れた消化性潰瘍治
癒効果を有することを認めた。また、5−メチル7ラン
トインアルミニウム塩は102ツ/kpZ日の量を17
日間ラッ)K投与゛したが、まったく毒性もみられず、
本品は低毒性の化合物であることが判明した。
ニウム塩および実験の比較対照化合物として、5−メチ
ル7ラントノ「ンとフルジオキサ(アルミニウムジヒド
ρオキシアラントイネート)を用い、比較は各郷モル1
度の投与量間で行った。ところで、動物の実験潰瘍モデ
ルとして数多く知られているが、その多くは潰瘍発生に
対する予防効果をみたものである。そこで本発明者らは
完全治癒に約3ケ月を要し、形態的にもヒトの胃潰瘍と
類似するといわれるラットの酢酸潰瘍を用いて潰瘍の治
癒効果に及ぼす影響を検討した。その結果、5−メチル
7ラントインアルミニウム塩は5−メチル7ラントイン
よりも、さらにフルジオキサよりも優れた消化性潰瘍治
癒効果を有することを認めた。また、5−メチル7ラン
トインアルミニウム塩は102ツ/kpZ日の量を17
日間ラッ)K投与゛したが、まったく毒性もみられず、
本品は低毒性の化合物であることが判明した。
次KL 5−メチル7ラントインアルミニウム塩の消化
性潰瘍治癒効果を実験例においてさらに詳細に説明する
。。
性潰瘍治癒効果を実験例においてさらに詳細に説明する
。。
実験例
酢酸潰瘍に対する効果
(方法)
1)使用動物=7週令(体重200〜23(1,P)の
雄性8prague−Dawley (81cm8D)
系ラットを使用し丸2腓酸潰賜作製法CTakaglら
(ザ、ジャパニーズ。
雄性8prague−Dawley (81cm8D)
系ラットを使用し丸2腓酸潰賜作製法CTakaglら
(ザ、ジャパニーズ。
ジャーナル、オグ、ファーマコρジー(Japan、J
。
。
Pharmacol 、) 18巷、9員、1968年
)−の方法に従い、胃前壁冑底線幽門線境界部漿膜下に
、20%酢酸0.05−を注射して胃潰瘍を作成した。
)−の方法に従い、胃前壁冑底線幽門線境界部漿膜下に
、20%酢酸0.05−を注射して胃潰瘍を作成した。
3)4+1taktC: 5−メチル7ラントインアル
ミニウム塩、アルジオキサおよび5−メチル7ラントイ
ンは、それぞれ1チアラビアゴム溶液に溶解あるいは懸
濁し、投与容量が動物体重100JFあたり0.5dと
なるように調整した。
ミニウム塩、アルジオキサおよび5−メチル7ラントイ
ンは、それぞれ1チアラビアゴム溶液に溶解あるいは懸
濁し、投与容量が動物体重100JFあたり0.5dと
なるように調整した。
4毀与法:潰瘍作製30目から19日0ま′で17日間
、1日あたり、5−メチル7ラントインアルミニウム は5−メチル7ランドイン781F/l#(以上は各等
モル程度量)を1日2回に分与して連続齢口投与した。
、1日あたり、5−メチル7ラントインアルミニウム は5−メチル7ランドイン781F/l#(以上は各等
モル程度量)を1日2回に分与して連続齢口投与した。
対照動物には1%7ラピアゴム溶液0.5sl/100
Iを同様に経口投与した。
Iを同様に経口投与した。
5)薬効の評価:潰瘍作製20日0に、動物をエーテル
麻酔下に放血致死せしめた。開腹して胃をとり出し、ノ
ギスで胃潰瘍の長径と短径(−)を測定し、その積を潰
瘍係数(UI)であられした。
麻酔下に放血致死せしめた。開腹して胃をとり出し、ノ
ギスで胃潰瘍の長径と短径(−)を測定し、その積を潰
瘍係数(UI)であられした。
また、潰瘍治癒促進率は下記の式(1)Kより求めtう
・・・・・・式(1) () filK被検薬5−メチル7ラントインアルミニウム塩
、アルジオキサおよび5−メチル7ラントインの勢果を
示した。
・・・・・・式(1) () filK被検薬5−メチル7ラントインアルミニウム塩
、アルジオキサおよび5−メチル7ラントインの勢果を
示した。
表1 酢酸潰瘍に対する効果
以上の実1(λにおいて本発明の化合物は連続投与をし
ても毒性が認められず安全性の高いことが判明し、さら
に対照化合物より優れた抗消化性潰瘍作用を有すること
が明らかになった。本発明化合物を治療剤として使用す
る場合、経口投与用の剤型としては、例えば鋺剤、カプ
セル剤、散剤、顆粒剤およびジ−ツブ剤等があげられ、
有効成分の投与量は成人1日当り100q〜11糧度で
おるが、年令、症状等により増減して用゛いる。
ても毒性が認められず安全性の高いことが判明し、さら
に対照化合物より優れた抗消化性潰瘍作用を有すること
が明らかになった。本発明化合物を治療剤として使用す
る場合、経口投与用の剤型としては、例えば鋺剤、カプ
セル剤、散剤、顆粒剤およびジ−ツブ剤等があげられ、
有効成分の投与量は成人1日当り100q〜11糧度で
おるが、年令、症状等により増減して用゛いる。
次に本発明化合物の製造方法とそれを含有する製剤の製
法を実施例として述べることによって、本発明をさらに
詳細に説明する。
法を実施例として述べることによって、本発明をさらに
詳細に説明する。
実施例1
攪拌器を備えた50ajのフランスコに水酸化フルミニ
ラムz.yp(0.・03モル)と水5.2 # (
0.29モル)を加え攪拌し、これに5−メチル7ラン
トイン5.OI(0.011モル)を加えた。30分〜
1時間攪拌の後、80℃に3時間加温.静置し、反応を
完結すると同時に乾燥を行った。放冷後、生成吻を取り
出し5−メチル7ラントインアルミニウム塩7.47(
収率96%)を得た。分解点:約210℃。元素分析:
C、23,02%(理b t 22.39 qb);
H+4.47%(理論f4.88%);N+20.58
%(理論量zo、s91 ;Ax 、9.69% (
理論量10゜06%)。分子式: (:5H9N405
At・2H201,T L C分析−1スポツト、
Rf値=0.54 「n−ブタノール:ジオキサン:
水(4:1:2)で展開し、次亜塩素酸第3ブチルによ
る塩素化の後ヨウ化力す−デングンにより発色した〕。
ラムz.yp(0.・03モル)と水5.2 # (
0.29モル)を加え攪拌し、これに5−メチル7ラン
トイン5.OI(0.011モル)を加えた。30分〜
1時間攪拌の後、80℃に3時間加温.静置し、反応を
完結すると同時に乾燥を行った。放冷後、生成吻を取り
出し5−メチル7ラントインアルミニウム塩7.47(
収率96%)を得た。分解点:約210℃。元素分析:
C、23,02%(理b t 22.39 qb);
H+4.47%(理論f4.88%);N+20.58
%(理論量zo、s91 ;Ax 、9.69% (
理論量10゜06%)。分子式: (:5H9N405
At・2H201,T L C分析−1スポツト、
Rf値=0.54 「n−ブタノール:ジオキサン:
水(4:1:2)で展開し、次亜塩素酸第3ブチルによ
る塩素化の後ヨウ化力す−デングンにより発色した〕。
IRスペクトル(KBr+1
am ):3375+3180.1785+1740
〜1705+1665.1610.NMRスペクトル(
a+DM80−d6) :1.37 (3H、s、 c
s−CH3) 、5.63 (2)1゜1 、eONH
2) 、6.85 (IH、a 1NHcONH2)
17.98(IH,s+N]7H)、10.45 (I
HsmsN3−H)。
〜1705+1665.1610.NMRスペクトル(
a+DM80−d6) :1.37 (3H、s、 c
s−CH3) 、5.63 (2)1゜1 、eONH
2) 、6.85 (IH、a 1NHcONH2)
17.98(IH,s+N]7H)、10.45 (I
HsmsN3−H)。
実施例2
顆粒剤200ツ中の処方クリ
5−メチルアラントインアルミニウム塩50叩
乳糖 25”/結晶セル2−
ス 10グカルボキシメチルセルー−ス
カルシウム10”F トウモロコシデンプン 95グ デキストリン 10’/上記の成分をそ
の割合になるように薫り、混和し、「日局十」製剤総則
の顆粒剤の製法に準じて顆粒剤とした。
ス 10グカルボキシメチルセルー−ス
カルシウム10”F トウモロコシデンプン 95グ デキストリン 10’/上記の成分をそ
の割合になるように薫り、混和し、「日局十」製剤総則
の顆粒剤の製法に準じて顆粒剤とした。
実施例3
錠剤1錠中の処方例
5−メチル7ラントインアルミニウム塩50”P
メクケイ酸アルミン酸マグネシウム
70”F
トウモロコシデンプン 68Ivデキストリン
1oayステアリン酸マグネシウム
2q 上記の成分をその割合になるように量り、混和し、「日
局士」製剤総則の錠剤の製法に準じて錠剤とした。
1oayステアリン酸マグネシウム
2q 上記の成分をその割合になるように量り、混和し、「日
局士」製剤総則の錠剤の製法に準じて錠剤とした。
特許出願人
グレラン製薬株式会社
株式会社パーマケム・アジア
代理人
柊 木 峯 治
第1頁の続き
■出 願 人 株式会社パーマケム・アジア東京都中央
区日本橋堀留町−丁 目3番18号
区日本橋堀留町−丁 目3番18号
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 、(1) s−メチル7ラントインアルミニウム塩。 (2)5−メチル7ラントインアルミニウム塩を有効成
分として含有する消化性潰瘍治療剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9141182A JPS58208219A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 5−メチルアラントインアルミニウム塩およびそれを含有する消化性潰瘍治療剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9141182A JPS58208219A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 5−メチルアラントインアルミニウム塩およびそれを含有する消化性潰瘍治療剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58208219A true JPS58208219A (ja) | 1983-12-03 |
JPH0340032B2 JPH0340032B2 (ja) | 1991-06-17 |
Family
ID=14025631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9141182A Granted JPS58208219A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 5−メチルアラントインアルミニウム塩およびそれを含有する消化性潰瘍治療剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58208219A (ja) |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP9141182A patent/JPS58208219A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0340032B2 (ja) | 1991-06-17 |
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