JPS58207088A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS58207088A
JPS58207088A JP57088748A JP8874882A JPS58207088A JP S58207088 A JPS58207088 A JP S58207088A JP 57088748 A JP57088748 A JP 57088748A JP 8874882 A JP8874882 A JP 8874882A JP S58207088 A JPS58207088 A JP S58207088A
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JP
Japan
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note
melody
chord
sound
tone
Prior art date
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Pending
Application number
JP57088748A
Other languages
English (en)
Inventor
栄一郎 青木
岩男 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は付加音としてカウンタメロディ音を自動演奏
する電子楽器に関し、特に伴奏用の和音構成音の中から
新たなカウンタメロディ音を選択して決定するに際し、
メロディ音と半音差の不協和関係の構成音を除外するこ
とにより、メロディ音と調和のとれた音楽性豊かなカウ
ンタメロディ音を自動演奏し得るようにした電子楽器に
関するものである。
従来、伴奏和音に伴ってカウンタメロディ音を自動演奏
する電子楽器として、特開昭52−77213号公報に
開示されたものがある。この公報に示されている電子楽
器は、和音の変化を契機として伴女和音の中の構成音の
1つの音を選択し、これと同一ノート音をカウンタメロ
ディ音として発音させるものである。
ところが、単純に和音構成音の1つを選択しているため
、メロディ音と半音差の不協和関係の構成音が選択され
る場合があり、音楽的に好ましくないカウンタメロディ
音が発音されてしまうという欠点があった。
この発明は上述した欠点に蛤みなされたもので、その目
的はメロディ演奏と調和のとれた音楽性豊かなカウンタ
メロディ音を自動演奏し得るようにした電子楽器を提供
することにある。
このためにこの発明は、指定された和音の構成音のうち
メロディ音と半音差の音程関係の構成音を検出する検出
手段を設け、この検出手段によって検出された構成音を
除く残余の構成音に関連づけられたカウンタメロディ音
を決定して発音させるようにしたものである。
以下、図示する実施例を用いてこの発明の詳細な説明す
る。
この発明は、実施例の中で次のような演奏状態における
カウンタメロディ音を決定する場合に適用されている。
すなわち、 (a)  同一和音が連続して指定さねた場合、缶)前
回と異なる和音が指定され、かつメロディ音の発音が有
る場合、 (c)  指定された和音が正規の和音コードとして成
立していない場合、 である。
第1図はこの発明による電子楽器の一実施例を示す全体
構成のブロック図である。同図において、鍵盤部10は
上!磐10A、下錐盤10B およびペダル鍵盤10C
を備え、通常、メロディ演奏には上述m10Aが使用さ
れ、伴奏(和音)演奏には下鍵盤10Bが使用される。
また、この鍵盤部10の近傍には、自動ベースコード演
奏をフィンガコードモードで行うか、シングルフィンガ
モードで行うかを選゛択するためのフィンガコードモー
ド選択スイッチや、カウンタメロディ音を発生するか否
かを制御するためのカウンタメロディ制御モードスイッ
チ、各鍵盤における押圧鍵に対応する楽音の音色や音量
等を制御する操作子などを備えた操作子回路11が設け
られている。−鍵盤部10における苓押圧鍵のオン・オ
フ状態および操作子回路11における各操作子のオン・
オフ状態あるいは操作状態■・°・す、演算処理装#1
2・の制御に従って走査回@13のj阻次走査によって
検串される。
この順次定食により、オン状態と方っている鍵が検出さ
れると、この鍵を表わすキーコードKCが通常楽音用ワ
ーキングメモリ14の鍵盤別の記憶領域に記憶される。
また、オン状態となっている操作子が検出されると、こ
の操作子のオン状態を示すフラグ情報が制御データ用ワ
ーキングメそり18の鍵盤別の記憶領域に記憶されると
共に、アナログlとして設定される音量操作子などの操
作状態量がディジタル値に変換された後鍵盤別の記憶領
域に記憶される。
この場6、各鍵盤における鍵を表わすキーコードKC1
4、第1表に示すように、オクターブ音域を表わすオク
ターブコードOCと、音名を表わすノートコードNlコ
とから構成されている。
第1表 なユ・、?および操作子の順次走査によって、前回走智
まではオン状態であったmまたは操作子が、今回沈査で
はオフ状態となつ−Cいた場合には、とのitたは操作
子を表わすキーコードKCまたはフラグ情報は消去され
る。従って、通常楽音用ワーキングメモリ14には、各
鍵盤における最新の押圧鍵を表わすキーコードKCが、
また制御データ用ワーキングメモリ18には各操作子の
最新のオン・オフ状態および操作状態量を表わす制御デ
ータが常に記憶されていることになる。
このようにしてワーキングメモリ14および181に記
憶されたキーコードKCおよび制御データのうち、前者
は鍵盤部に分離されて上鍵盤(UKB)用バッファメモ
リ15.下鍵盤<、 LKB >用バッファメモリ16
.ペダル健盤(PKB)用バッファメモリ17に転送さ
れる。
この場合、操作子回路11におけるフィンガコード七−
ド選択スイッチでフィンガコードモードが選択されてい
るときには、下鍵盤i0B で押圧されている鍵の全て
に関するキーコードKCが下鍵盤用バックアメモリ16
に転送される。しかし、シングルフィンガモードが選択
されているときには、下鍵盤10B で押圧されている
1つの鍵を表わすキーコードKCが根音を発音させるた
めのデータとしてバックアメモリ16に転送されると共
に、この根背に対応するキーコードKCをm−して残り
の和音構成音(従音)を発音させるだめの複数のキーコ
ードKCが定数メモリ20から読出されてバッフ、アメ
モリ16に転送される。
一方、各操作子のオン・オフ状態や操作状態量を表わす
制御データは、制御データ用バッファメモリ19に転送
される。
そして、各バッファメモリ15〜17に転送記憶された
各鍵盤における押圧鍵を堀わすキーコードKCは、鍵盤
部に設けられた鍵盤(UKB )用トーンジェネレータ
21.下鍵盤(LKB J用トーンジェネレータ22.
ペダル鍵盤(PKB )用トーンジェネレータ23に転
送される。同時に、制御データ用バッファメモリ19に
記憶された制御データは、鍵盤部に分離されて各トーン
ジェネレータ21〜23に送られる。これにより、上鍵
盤用トーンジェネレータ21は、上鍵盤10Aにおける
押圧鍵を表わすキーコードKOと、上鍵盤10Aに関す
る音色、音量などの制御データとに基づき対応する楽音
を形成し、サウンドシステム24からメロディ音として
発音させる。
また、下鍵盤用トーンジェネレータ22は下鍵盤10B
における押圧鍵または和音構成音を表わすキーコードK
Cと、下鍵盤10Bに関する音色。
音量などの制御データとに基づき対応する楽音を形成し
、サウンドシステム24から伴奏音(和音)として発音
させる。また、ペダル鍵盤用トーンジェネレータ23は
ペダル鍵盤10Cにおける押圧鍵を表わすキーコードK
Cと、ペダル鍵盤10Cに関する音色、音量などの制御
データとに基づき対応する楽音を形成し、サウンドシス
テム24からペース音として発音させる。、 なお、これらの各トーンジェネレータ21〜23ば、波
形メモリ読出し方式、高調波合成方式9周波数変調方式
などの公知の楽音形成方式を利用して構成される。
鍵盤部10における通常演奏による楽音の形成は、以上
のようにしてプログラムメモリ25に予め記憶された通
常楽音形成用のプログラムに従って演算処理装置12の
制御によって行なわれるが、プログラムメモリ25には
この他に下鍵盤10Bで演奏(指定)される伴奏音(和
音)の演奏状態(指定状態)や上鍵盤10Aで演奏され
るメロディの演奏状態に応じて、メロディ音と調和関係
にあり、かつ伴奏音の変化に連動して滑らかにゆつくり
と変化するカウンタメロディ音形成用のプロダラムが予
め記憶されている。そして、このカウンタメロディ音形
成用プログラムによって下鍵盤10B で漬葵される和
音構成せ用の鍵(シングルフィンガモード時は根音に相
当する鍵〕が変化する母に、カウンタメロディ音に対応
するキーコードKCが決定され、カウンタメロディ(C
ML)用バックアメモリ28に転送される。そして、こ
のカウンタメロディ音に対応するキーコードKCは、上
鍵盤用トーンジェネレータ21に供給される。
すると、トーンジエ洋し−、夕21は上鍵盤10A、1
1 における押圧鍵に対応したメロディ音と共に、カウンタ
メロディ音を形成してサウンドシステム24から発音さ
せる。なお、カウンタメロディ音は01〜G2の発音域
で発音される。
このカウンタメロディ音の形成のために、定数メモリ2
0には、下鍵盤IQBで演奏(指定)される和音の構成
が音楽上決められた正規の構成になっているか否か、さ
らに正規り構成の場合の和音名を検査するための和音コ
ード検出用テーブルや、同一和音の指定が連続した場合
など和音の各種の指定状態などに応じたカウンタメロデ
ィ音を決定するための各種テーブルが予め記憶されてい
る。
また、カウンタメロディ用ワーキングメモリ26に(は
2、その記憶領域を利用して専らカウンタメロディ音の
形成に用いるための第2表および第3表に示すような各
種のレジスタやフラグレジスタが準備されている。
さらに、和音の指定操作(伴奏音の演奏操作)に続く最
初のメロディの演奏操作までの時間間隔を計測するため
のタイマ27が設けられている。
さらにまた、演算処理装置12には次の第4表に示すよ
うなレジスタやフラグレジスタが準備されている。
第2表−(1) 第2表−(2) 第2表−(3) 第2表−(4) 第3表−(1) 第3表−(2) i−一−,,−,−,−1−,−,−,−−−、、、j
、−−−−、−、、−第3表−(3) 第3壮−(4) 第4表 第2図は、通常演奏音およびカウンタメロディ音を形成
する場合のメインルーチンを示すフローチャートであっ
て、まずステップ1flOにおいて鍵盤部10および操
作子回路11における各偶および操作子のオン・オフ状
態などが順次走査によって検出される。この状態検出処
理によって検出された押圧鍵のキーコードKCおよび操
作子のオン・オフ状態を示す制御データは、前述したよ
うに通常楽音用ワーキングメモリ14および制御データ
用ワーキングメモリ18に記憶される。
また、このステップ100では、前回のP@仄走食で検
出したキーコードKCおよび制御データと、今回の順次
走査で検出したキーコードKCおよび制御データとが比
較され、上鏝盤10Aにおけるメロディ音用の押圧鍵が
変化しているか否か、下鍵盤10Bにおける和音の指定
状態(伴奏音用の□ 押圧鍵の状態)が変化しているか否か、ペダル鍵!11
0Cにおけるベース音用の押圧鍵が変化しているか否か
、操作子回路11における操作子の状態が変化している
か否かが検出される。
この状態変化の検出(イベントの検出)の結果、下鍵盤
10Bにおける和音の指定状態が変化しているイベント
、すなわち和音イベントならば、ステップ101 の[
操作子イベントフコおよびステップ102の「和音イベ
ント′?」の判断を受けた後ステップ103へ進み、こ
のステップ103において下鍵盤10Bで指定されてい
る和音の構成が予め決められた正規の構成となっている
か否かが検出される。すなわち、正規の和音コードとし
て成立しているか否かが検出される。また、この和音コ
ードの成立・不成立の検出と共に、正規の和音コードと
して成立している場合の和音名が検出される。
さらに、このステップ103では、和音の指定の仕方が
シングルフィンガモードに選択されている場合、下鍵盤
1GBで押圧されている1つの鍵を根音に対応するもの
と定め、この根音に対する従音に対応したキーコードK
Cが定数メモリ20から読出さrる。そして、従音に対
応し九キーコードKCは根音に対応するキーコードKC
と共にワーキングメモリ14の下鍵盤10Bに対応した
記憶領域に記憶される。
和音コードの成立・不成立の検出および和音名の検出は
次のようにして行なわれる。まず、この実施例では音楽
上法められた和音種類のうち、通常多く使用されるメイ
ジャー(M)、セプンス(7th)、  メイジャーセ
プンス(M?)、マイナー(m)、マイナーセブンス(
m7)l マイナセブンス・フラットファイブ(m7−
5)、オーギュメント(、Aug)、  ディミニツシ
ュ(dim)、シックス(6)の9種類に関し、C−B
の12の各ノートを根音とする合計108飄類の和音名
が検出対象とされている。そして、これらの和音の構成
音は音楽上法められた構成音だけでなく、変形構成もあ
る程度許容するようにしている。
例えば、ノートCを根音とする和音については、第3図
に示す!うな構成を全て正規の構成としてt許容し、正
規の和音の指定が行なわ扛た・ものと見做している。
そこで、このような構成の和音名を検出するため、定数
メモリ20には正規の和音として認めるべき基準の和音
構成がC−Bの各ノート別に和音検出用テーブルとして
予め記憶されている。例えば、ノートCを根音とする9
種類の和音構成に対しては、その基準の和音構成が第5
表に示すようなa洟データとして記憶されている。
第 5 表 第5表において、縦方向の欄は、メイジャー(財)など
の和音種類を表わし、横方向の欄は「θ〜B」(16進
表示)の一連番号で示したC−Bの12のノートを表わ
し、2その又又する欄に記入された・数字の11」は当
該ノートが基準の和音構成音の中に存在することを表わ
している。
例えば、Cメイジャー(CM )  の和音の構成につ
いては第3図に示したように、 (a)[ド] 伽) 「ド」、「ミ」 (C) 「ド」、「ソJ <a;     r   ド 」、「   ミ  コ 
 、  「 ン  」の4つの構成が正規の和音構成と
して認めら耽るため、これに対応して、 (a、’  rloooooooooooj(b;  
rloooloooooooJ((!>  rlooo
oooloQOo 1(dJ  + 100 に 10
01000 Q Jの数値データにより基準の和音構成
が示されている。
従って、下鍵盤10B において和音が指定された時、
指定された和音構成音の各ノートに対応する番号(0〜
B)のビット位置を%1#とじたνビットの和音指定デ
ータと、和音検出用テーブルから順次読出した根音ノー
ト別の基準の和音構成データとを比較することによ多、
下鍵盤10B で指定された和音の構成が正規の和音構
成として成立しているか否か、またその構成がどの和音
名に相当するかを検出することができる。
このようにして検出された和音名、和音種類を示すデー
タおよび和音構成音を示すキーコードKCは、根音を示
すキーコードKCと共にカウンタメロディ用ワーキング
メモリ26に記憶される。
この場合、下鍵盤10B で指定される和音構成音は、
これに対応するキーコードKCとして通常系音用ワーキ
ングメモリ18に記憶されているため、上述のような和
音名の検出に当ってはノートコードNCの部分のみを「
0〜B」の一連の数値番号に変換する処理が行なわれる
。この変換処理は、定数メモリ20に予め記憶された第
6表に示すようなノートコード変換テーブルを利用して
行なわれる。
第6表 このように、和音イベントの発生が検出されたならば、
和音コードが成立しているが否かの処理、和音名の検出
処理、従音に対応するキーコードの読出し処理(シング
ルフィンガモード時のみ)が行なわれる。そして、これ
らの処理が終ると、ステップ104に進み、ここにおい
て通盾楽音用ヲーキングメモリ14に記憶された和音の
キーコードKCが下鍵盤用ノぐラフアメモリ16に転送
される。これによシ、トーンジェネレータ22において
は下鍵盤10B で指定された和音構成に対応する和音
が形成される。
しかし、和音イベントの発生でもなく、操作子イベント
の発生でもなり1、メロディ演奏用の押圧鍵が変化して
いるメロディイベントの発生ならばステップ103 の
処理は行なわれず、メロディ演奏用の最新の押圧鍵ヲ表
わすキーコードKCがス1 テップ104 において1、バッファメモリ15に転送
される。これによって、トーンジェネレータ21におい
てはこの最新のキーコードKCに対応したメロディ音が
杉皮される。
この後、ステップ105 における[カウンタメロディ
モードかT」の判断処理に:す、カウンタメロディ制御
モードスイッチでカウンタメロディ音を形成すべきモー
ドに選択されているが否がが判断される。判断の結果、
カウンタメロディモードに選択されていなければ、ステ
ップ100 の「鍵、操作子の状態検出処理」に戻り、
同様の処理が繰り返される。
しかし、ステップ100  における状態検出処理の結
果、操作子の操作状態が変化したことが検出されると、
すなわち操作子イベントの発生が検出されると、ステッ
プ101 がらステップ106 に分岐し、ここにおい
て制御データ用ワーキングメモリ18に記憶された各操
作子の最新のオン・オフ状態および操作状態量を示す制
御データが制御データ用バックアメモリ1.9へ転送さ
れる。これによって、各トーンジェネレータ21〜23
では最も新しい制御データによって楽音の音色、音量な
どが制御されるようになる。
甘だ、このステップ106 でに操作子回路11に設け
られたカウンタメロディ制御モードスイッチのオン・オ
フ状態も検出され、もしこのモードスイッチがオン状態
ならばステップ107の「カウンタメロディ制御モード
スイッチは?」の判断処理を経由してステップ108 
の「スタートフラグセット」の処理へ進み、ここに2い
て第1のスタートフラグ5TRTI・FLG ’r上セ
ツトた後、ステップ100の状態検出処理へ戻る。
すなわち、カウンタメロティ制御モードスイッチがオン
状態なら汀、り後においてはメロディイベントまたに和
音イベントの発生缶に、通常の楽音(メロディ音、和音
)の形成と共にカウンタメロディ音も形成すべきことを
指示するため第1のスタート7ラグ5TRTI・FLG
  iセットした後、ステップ100に戻る。
しかし、カウンタメロティ制御モードスイッチがオフ状
態ならば、ステップ107からステップ100へ直接戻
り、μ後においてに通常の楽音形成のための処理のみが
繰り返されるっ カウンタメロティ制御モードスイッチがオン状態に操作
され、また第1のスタートフラグSTP、T1・FLG
がセットされた後、操作子イベント、メロディイベント
、和音イベントのいずれも発生しなければ、処理の流れ
はステップ100→1o5→1QOで循環して待機状態
となる。
しかし、この後メロディイベントあるいは和音イベント
のいずれかが発生すると、カウンタメロディ音を形成す
べきモードであることが第1のスタート7ラグ5TRT
I−FLGによって既にわかっているため、ステップ1
05の判断に基づきステップ109以佐に続くカウンタ
メロディ音の形成処理に移る。
この場合、第1のスタートフラグ5TRTI・FLGは
、後述の説明から明らかなように、該7ラグ5TRTI
・FLGがセットされた後に最初に発生したメロディイ
ベントまたは和音イベントに対応するカウンタメロディ
音の形成処理が終った段階でリセットされるようになっ
て1ハる1、従って、該7ラグ5TRTI・FLG  
がセットされた後に最初に発生したイベントは、カウン
タメロディ音が付加される楽曲全体の中で曲の初めに相
当するイベントであることを甘味する。換言すれば、第
1のスタートフラグ8TRT1・F’LGは、該7ラグ
5TRT1・FLGのセット以後に発生したメロディイ
ベントまたは和音イベントが曲の初めに相当するイベン
トであることを示している。
なお、ステップ105からステップ109へ移行する前
に、ステップ103の和音コード検出処理やステップ1
]4 の通常の楽音形成処理が行なわれることはもちろ
んである。
カウンタメロディ音の形成処理では、まずステップ10
9においてメロディ音のうち最低音が検出される。つま
υ、この実施例においてメロディ音は、GM〜C6の音
域で発音するように構成されているが、カウンタメロデ
ィ音はその性格上メロディ音よシも低音域側で発音する
のが望ましいため、1ずメロディ音のうち最低音が検出
される。
メロディ音の9ち最低音は、上鍵盤?OAにおける押圧
鍵のキーコードKC”を相互に比較することによって検
出される。そして、該最低音を示すキーコードKCはカ
ウンタメロディ用ワーキングメモリ26に一時記憶され
る。なお、以下ではメロディ音の最低音を単にメロディ
音と言う。
次に、ステップ110の「キーコード変換処理」におい
て、メロディ音、和音構成音、根音のそれぞれに対応す
るキーコードKCがキーナンバKNに変換される。そし
て、その変換結果であるキーナンバKN i4、カウン
タメロディ用ワーキングメモリ26の中に設けられたメ
ロディキーナンバレジスタMLKNI R、和音構成音
キーナンバレジスタLKKN I y −LKKNV 
R、第1コードルートキーナンバレジスタCDRTIH
に記憶される。
キーナンバKNfd、音域C!〜C6の鍵に対して次の
第7表に示すように順に劇画てた10〜60Jの数値で
ある1、 第7表 キーコードKCiこのようなキーナンバKNに変換する
のは、カウンタメロディ音を決定する際の演算処理を簡
単にするためである。すなわち、キーコードKCのうち
ノートコードNCの部分は第1表で朋らかなように、1
0進表示で14」。
r 8 J 、 ri2.J 、 r15Jの値が欠落
した不連続の数値溝、改になっている。このため、例え
ばカウンタメロディ音とメロディ音とが半音差の不協和
関係になっていないかどうかを検出する場合、ノートコ
ードNCの減算処理によって行なうと、同じ半音差の音
の組合せであってもそのノートコードNCO差<rir
ljまたは「2」となって2つの音のノートの関係に応
じて再検討しなければならず演算処理が面倒になる。
これに対し、各ノートに連続したキーナンバ込を割当て
ると、2つの音のノートの関係を問わず、両者が半音差
の場合にはその4二ナンバの差は必+1 ず「1」または「11」 となる。俤って、半音差の不
協和関係になっているか否かをキーナンバ同志の減算処
理のみで検出できる。
このため、定数メモリ20にはキーコードKCを第7表
に示したように一連番号のキーナンバ厨に変換するキー
ボード変換テーブルが予め記憶されている。そして、メ
ロディ音、和音構成音などに対応するキーコードKCは
、この変換テーブルを用いて対応するキーナンバKNに
変換された後、前述した所定のレジスタに記憶される。
ステップ110 におけるキーコード変換処理が終ると
、次のステップ111 においてカウンタメロディ音形
成用の各種レジスタのセット処理が行なわれる。
すなわち、まずメロディ音の発音チェックが行なわれ、
上鍵盤10左においてメロディ音の鍵操作が現在行なわ
れていれば、メロディキーオン7ラグMLKON−FL
Gがセット(論理1V1”)され、行なわれていなけれ
ばリセット(論理’o”)される。次に、和音の発音チ
ェックが行なわれ、下鍵盤10B において和音の指定
操作(伴奏音の鍵操作)が現在行なわれていれば、和音
キーオン7之グLKKON−FLGがセット(論理型1
″)され、逆ならばリセット(論理″−0″ )される
また、指定されている和音の構成音数がチェックされ、
2つ以上の構成音が指定されていれば、被数和音キーオ
ンフラグLKDON−FLGがセットされる。
サラ−、ステップ105 からステップ109への分岐
がメロディイベントまたは和音イベントの発生により行
なわれたのが、すなわち今回のイベントがメロデイイペ
ン)tたは和音イベントのいずれであるかのイベントチ
ェックが行なわれ、メロディイベントであれば第1メロ
ディイベントフラグMLEVI・FLGがセットされる
と共に、第1和音イベントフラグCDE’VI・FLG
  がリセットされる。逆に、メロディイベントでなく
、和音イベントであれば、第1和音イベント7ラグCD
EYI・FLG  がセットされると共に、第1メロデ
ィイベントフラグMLEVI・F’LGがリセットされ
る。
最後に、下鍵盤10Bにおいて指定されている和音の構
成が正規の構成になっているが否かがチェックされ、す
なわち正規の和音コードとして成立しているか否かがチ
ェックされ、成立しているならばコード成立フラグCD
DT−FLGがセットされ、不成立ならばリセットされ
る。
メロディ音および和音の発音チェックならびに和音発音
数のチェックは、通常楽音用ワーキングメモリ14に記
憶された鍵盤別の押圧鍵に対応するキーコードKCに基
づき行なわれる。また、イベントのチェックは、ステッ
プ100における最新の状態検出処理の結果を参照する
ことによって行なわれる。また、コード成立、不成立の
チェックはステップ103に2ける和音コード検出処理
の結果を参照することによって行なわれる。
ここで、メロディ音の発音チェックを行なっているのは
、カウンタメロディ音を決定する処理をメロディ音の発
音の有無に応じて分け、指定される和音が同一であって
もメロディ音の有無に応じてカウンタメロディ音を異な
らせるようにしているためである。
また、和音の発音チェックを行なっているのは、もとも
とカウンタメロディ音は和音が発音されていることを前
提とするものであるから、和音の発音が無い場合にはカ
ウンタメロディ音の発音を停止させる必要があるためで
ある。
さらに、和音発音数のチェックを行なっているのは、和
音コードの不成立が1つの和音発音数に起因する場合と
2つ以上の和音発音数に起因する場合とでカウンタメロ
ディ音の決定の仕方を異ならせるようにしているためで
ある。
ステップ111 の「フラグセット処理」が終ると、次
のステップ112において第1和音イベントフラグCD
EVIΦFLGがセラi(論理−1″)されているか否
η)が判断され、ヒツトされていればステップ113の
タイマリセット処理においてタイマ27のリセットが行
なわれ、この後ステップ114のカウンタメロディ音形
成処理に進む。
しかし、第1和音イベントフラグCDEVI・FIGか
セットされていなければ、ステップ112からステップ
114のカウンタメロディ音形成処理に直接移行する。
すなわち、ステップ100の状態検出処理において最も
新しく検出されたイベントが和音イベントであって、第
1和音イベント7ラグCDEVI・FLGがセットされ
ている場合には、この時の和音イベントに続く最初のメ
ロディイベントtでの時間間隔を計測できるようにする
ため、タイマ27がリセットされる。これによって、後
述する処理においては、和音イベントに続く最初のメロ
ディイベントまでの時間間隔が所定時間以内の場合には
、このメロディイベントの原因であるメロディ音の演奏
操作はこれに先行した和音イベントの原因である和音の
指定操作と楽譜上は同一タイミングのものであると見做
される。
ステップ114のカウンタメロディ音形成処理では、前
述したように和音の指定状態やメロディ音の演奏状態な
どに応じて最適なカウンタメロディ音が決定される。そ
して、カウンタメロディ音が決定されると、これに対応
するキーコードKCがカウンタメロディ用バッファメモ
リ28に転送される。これにより、上鍵盤用トーンジェ
ネレータ21においてはメロディ音と共にカウンタメロ
ディ音が形成される。
このカウンタメロディ音の形成処理が終ると、ステップ
100の状態検出処理へ戻り、新たなイベントの発生に
より上述したのと同様の処理が繰り返される。
要約すると、カウンタメロディ制御モードスイッチがオ
フ状態の場合には、鍵盤部10の鍵操作に対応したメロ
ディ音、和音(伴奏音)、ベース音が形成される。しか
し、カウンタメロディ制御モードスイッチがオン状態の
場合には、上値盤10Aにおけるメロディ演奏鍵および
下鍵盤10Bにおける和音の指定鍵(伴奏鍵→のいずれ
かが変化するたびに、メロディ音の内容および和音の内
容に応じたカウンタメロディ音がステップ109以後の
処理で形成される。
ステップ114のカウンタメロディ音形成処理は、ナブ
ル−チンrSub拳CMELJとして第4図に詳細に示
されている。
このサブルーチンrSub−CMELjでは、鍵盤部1
0における新たなイベントが発生する毎に、該イベント
がメロディイベントか和音イベントかを解析すると共に
、各種の7ラグレジスタ等に記憶された7ラグにより前
回のイベントとも比較して同一和音のイベントが連続し
ているのか、メロディイベントが連続しているのかなど
の演奏態様の内等も解析し、この解析結果によって鍵盤
部10におけるメロディの演奏状態や和音の指定状態に
応じて予め用意された複数のカウンタメロディ決定処理
のうち1つを選択し、これンCよって最適なカウンタメ
ロディ音を決定する処理が示されている。
このサブルーチンi’ Sub−CMELjで示されて
いる複数のガウンタメロディ決定処理は、大別すると、
次のようなものである。
すなわち、カウンタメロディ音はその音高変化が滑らか
であることおよび和音の1足があることを前提とするか
、カウンタメロディ制御モードスイッチ5r−万ン吠態
とした後、曲の開始部分において最初fic指定された
観音に基づいて決定するカウンタメロディ音は、前回の
カウンタメロディ音自体が存在しないため、その音高変
化はどこまで許されるかという許容限界が不明である。
このため、曲の開始部分においては、和音構成音のうち
根音に対しメロディ音の有無に応じてメイジャー(M)
などの和音種類別に定められた音高の増分値を加算し、
この加算値を新たなカウンタメロディ音の音高として決
定するナブル−チンrSub −CMloo Jが用意
されている。
この場合、曲の開始部分において指定された和音が正規
の和音コードとして不成立となった場合には、前回のカ
ウンタメロディ音f G +の音と仮定し、このG1の
音に最も近い音程差の和音構成音の1つが新たなカウン
タメロディ音として決定されるようになっている。なお
、この和音コードとして不成立となった場合のカウンタ
メロディ音の決定は、後述するサブルーチンrsub嗜
cM700Jによって行なわれる。
また、同一和音の指定が達ニジて行なわれ、曲の流れが
安定している演奏状態では、むしろ曲の流れに変化をも
たせるように作用するカウンタメロディ音を決定するだ
めのサブルーチンr Sub・CM400 J および
rsub −0M200 J  が準備されている。す
なわち、同一和音の指定が2回連続し、かつメロディ音
の発音か有る演奏状態では、サブルーチン「Sub−0
M400」 において現在の和音構成音のうち1つと同
一の音が前回のカウンタメロディ音およびメロディ音の
関係を考慮して新たなカウンタメロディ音として決定さ
れる。また、同一和音の指定か2回連続し、かつメロデ
ィ音の発音が無い演奏状態、あるいはメロディ音の発音
の有無を問わず同一和音の指定か3回以上連続した演奏
状態では、丈ブルーチン[Sub−6M200]におい
てメロディ音と3度又は6度関係の和音構成音と同一の
音あるいは前回のカウンタメロディ音から高音側に向っ
て最も近い和音構成音と同一の音が新たなカウンタメロ
ディ音として決定される。
:\ さらに、指定された和音が変化し、曲の流れが不安定と
なっているような演奏状態では、むしろ曲の流扛を安定
化させるように作用するカウンタメロディ音を決定する
ためのサブルーチンr Sub−CM500−!  お
よび rSub−CM6001  が準備されている。
そして、ここではメロディの発音内容との関係も考慮し
、メロディ音の発音が無ければサブルーチンrsub−
cM500.J  において前回のカウンタメロディ音
と今回指定された和音構成音の根音との音程差を求め、
この音程差に応じて和音種類別に定められた補正値によ
り前回カウンタメロディ音の音高全長2度以内で補正し
、この補正値を新たなカウンタメロディ音の音高として
決定するように構成されている。一方、メロディ音の発
音が有れはサブルーチン「Sub−6M600」におい
て、前回のカウンタメロディ音に対する音程差が長2度
以内の和音構成音の1つを、和音種類別に定められた所
定の優先順位に従って選択し、この選択した音を新たな
カウンタメロディ音として決定するように構成されてい
る。
さらに、和音は指定されているか、正規の和音コードと
して成立していない場合には、カウンタメロディ音の滑
らかな音高変化を尊重し、前回のカウンタメロディ音に
対し最短音程差の和音構成音の1つと同−音を新たなカ
ウンタメロディ音として決定するサブルーチンr Su
b−0M700Jが準備されている。
さらにまた、和音の指定が無くなった場合には、カウン
タメロディ音の発音を解除するためのサブルーチア[S
ub−0M8oo]が準備されている。
さらに、和音の指定操作に対して所定時間以内に遅れて
操作されたメロディ鍵は、和音の指定操作と同一タイミ
ングでなされたものと見做して新たなカウンタメロディ
音を決定するだめのサブルーチア 1− Su b−M
LDY j が準備されている。
第4図のサブルーチア1 S il b ” CMEL
 j では、まずステップ120に象いて和音キーオン
フラグLKKON−FLGがセットされているか舌がか
判断される。すなわち、鍵盤部10においては和音の指
定操作がなされているか、あるいは和音の指定掃作が解
除されているかが7ラグLKKON−FLGの内容に基
づき判断される。この判断の結果、和音キーオン7フグ
LKKON−FLGがリセットされており、和音の指定
操作が解除されていることを示しているならば、ステッ
プ143のサブルーチンニーSu’o−CM800j 
 で示すカウンタメロディ解除処理−\分岐し、ここに
おいてカウンタメロディ音の発音解除処理が行なわれる
しかし、和音キー万ンフラグLKKON−FLGがセッ
トされてお9、和音の指定操作がなされていること発示
しているならば、ステップ121 に進み、ここにおい
てコード成立フラグCDDT−FLGの内容を参照して
現在指定されている和音が正規の和音コードとして成立
している〃)否かが判断される。この判断により、正規
の和音コードとして成立していなければ、ステップ14
2のサブルーチン「Sub−0M700」で示すカウン
タメロディ決定処理−\進み、ここにおいて前回のカウ
ンタメロディ音に対し最短音程差の和音構成音の1つが
新たなカウンタメロディ音どじ(て決定される。
しかし、コード成旦フラグCDDT−FLGがセットさ
れ、正規の和音コードとして成立していることを示して
いるならば、ステップ122へ進み、ここにおいてスタ
ート7ヲグ5TRTI・FLG  がセットされている
か否かが判断され、続いてステップ123および124
で第1和音イベント7ラグCDEVI・FLGおよび第
2和音イベントフラグCDEV2・FLGがセットされ
ているか否かが判断される。つまり、鍵盤部10で新た
に発生したイベントがJウンタメロデイ制御モードスイ
ッチをオン状態とした後初めてのものであるか(但し、
操作子イベントは除り)、すなわちカウンタメロディ音
を付加する上での曲の初めに相当するイベントなのか否
かがスタート7ラグ5TRT1・FLGを参照すること
によって判断される。続いて、曲の初めに相当するイベ
ントでなければ、今回新たに発生したイベントが和音イ
ベントであるか否かが第1和音イベントフラグCDEV
I・FLGの内容により判断される。この結果、今回の
新たなイベントが和音イベントでなくメロディイベント
ならば、続いて前回発生したイベントが和音イベントで
あるか否かが第2和音イベント7ラグCDEV2−FL
Gの内容によって判断される。この結果、前回のイベン
トが和音イベントでなければ(すなわち、前回もメロデ
ィイベントならば)、曲の途中においてメロディイベン
トが連続して発生したものとわかり、ステップ124か
らステップ141に分岐し、ここにおいて缶等の処理も
行なわずにメインルーチン\復螺する。すなわち、曲の
途中において発生し之隣9合うイベントが両方ともメロ
ディイベントであれは、カウンタメロディ音に莫する処
理は何等行なわれずにメインルーチンへ4帰する。
しかし、 (a)  カウンタメロディ制御モードスイッチをオン
状態としてスタートフラグ5TRTI・FLGがセット
されブζ後の曲の初のに相当するイベントが、和音の指
定操作を示す和音イベントの場合、(b)  註の途中
において発生した隣り合うイベントのうち、いずれか一
方か和音の指定操作を示す和音イベントの場合、 の2つの条件においては前者の(a)の条件が成立した
時にステップ122からステップ125へ直接移行し、
また後者の(b)の条件が成立した時にはステップ12
3から直接あるいはステップ124 を介してステップ
125へ移行し、以後の処理が行なわれる。
換言すれば、和音の指定操作を示すイベントが発生した
時にはその都度ステップ125以後の処理が実行され、
またメロディイベントが発生した吟には前回のイベント
が和音の指定操作を示す和音イベントであり、かつ現在
も和音指定操作が継続している場合のみステップ125
以後の処理が行なわれる。
なお、前記(a)の条件におけるイベントの中からは、
和音の解除操作を示す和音イベントはステップ121 
の判断によって既に除かれている。
このようにしてステップ125以後の処理に移行すると
、まずステップ125のサブルーチン「Sub−MVS
C」 において現在指定されている和音構成音のうち根
音と、メロディ音(メロディ音の最低音)との音程差(
間隔)が演算される。
この演算処理は、テブル−チンrsub−cM100」
 およびrSub−CM400Jの両方において、メロ
ディ音と根音との音程差の条件に基づき前述したような
カウンタメロディ音を決定するようにしているため、前
もって両者の音程差を演算しておき、この演算結果を両
サブルーチンで共通に1更用するために行なわれるもの
である。
このステップ125の演算処理は、第5図に詳細なフロ
ーチャートで示さnている。第5図において、まずメロ
ディキーオンフラグMLKON・FLGがセットされて
いるか否かにより、メロティ音用の押圧鍵があるか否か
が判断される。この結果、メロティ音用の押圧鍵がなけ
れば第4図のサブルーチンi−8u1−8ub−Cに戻
る。しかし、メロディ音用の押圧鍵が有れは、ステップ
1250からステップ1251 へ進み、ここにおいて
メロ。
ディ音用の押圧鍵のうち最低音高の押圧鍵を示すメロデ
ィキーナンバMLKNI/、!L現在指定されている和
音構成音のうち根音を示すコードルートキーナンバCD
RT 1  とにより、 2つの音の音程差がキーナン
バの差としで演算され、その演算結果は演算処理装置1
2の中に設けられたAレジスタに記憶される。
この後、ステップ1252のサブルーチンrsub−l
N0CTJにおいて音程差の演算結果を1オクタ一ブ未
満の値に納める処理が行なわれる。すなわち、メロディ
音と根音との音程差を、オクターブ音域を無視した1オ
クタ一ブ以内での音程差として検出するだめの処理が行
なわれる。
例えば、メロディ音がCs  、lit音かE2の場合
、これらの音のキーナンバKN 〔C3] 、CDRT
Iは第7表から明らかなよりにそれぞれ、KN CC3
J = 24  C10進表示)CDRTI  =16
  (10進表示)であるから、このキーナ/ノくの差
Hr12Jとな゛る。しかし、この差r 12.1はオ
クターブ音域の情報要素を含むものであり、このままで
は1オクタ一ブ以内でのCの音iEの音との音程差を表
わしていない。そこで、2つの音のキーナ/ノ(の差を
1オクタ一ブ以内での音程差を表わす「0〜11」の情
報として検出するための処理がステップ1252 (D
tプに一チアrSub−INOCTJにおいて実行され
る。そして、その演算結果はステップ1253において
メロディ対曇音間隔レジスタ:VL■S C*  に格
納される。
第4図のステップ125の処理が終ると、続いてステッ
プ126のサブルーチン「sub−cMLVSC4にお
・いて前回のカウンタメロディ音と現在指定されている
和音構成音のうち根音との音程差が演X壕れる。
このmJI処理は、サブに一+71−871−8ub−
C」において前回のカウンタメロディ音と現在指定され
ている根音との音程差に基づいて前述したようなカウン
タメロディ音を決定するようにしているため、この音程
差を前もって演算しておくために行なわれるものである
このステ、ツブ126の演算処理は、第6図に詳細なフ
ローチャートで示されている。第6図において、まずス
テップ126o で前回のカウンタメロディ音を表わす
カウンタメロディキーナンバCIViLKN2  と、
現在指定されている根音を表わすコードルートキーナン
バCDRT1とにより、2つの音の音程差がキーナンバ
の差として演算され、その演算結果はAレジスタに一時
記憶される。
次にこの音程差を表わすキーナンバを、1オクタ一ブ未
満の音程差を表わす情報に納める処理がステップ126
1  のサブルーチン「Sub・lN0CT i にお
いて行なわれる。そして、この演算結果はステップ12
62において前回カウンタメロディ対根音間隔レジスタ
CMLVSCRに格納され″る。
ところで、第5図および第6図のサブルーチンにおいて
、キーナンバの差で表わされる2つの音の音程差情報を
4.1オクターブ禾満の音程差の情報に納める処理を行
うサブルーチンrsub−INOCT J  ば、第7
図にその詳細なフローチャートが示されている。
ここでは、まずステップ150においてAレジスタAM
の内容、すなわち2つの音の音程差を表わすキーナンバ
が正の値か負の値かが判断される。
’4L、Aレジスタ人λの内容が正であれば、ステツブ
151 に進み、ここにおいてAレジスタARの内容か
ら1オクターブの音程差を示す値「12」が7灰算され
るーこの後、この減算結果が正の値か負のイ1(がかス
テップ152において判断される。
この判断の結果、減算結果が未だ正の値であれば、ステ
ップ152からステップ151 ^、戻シ、再び17ク
タープの音程差に相当する値112」 が減算さnる。
このようにして、2つの音の音程差を表わすキーナンバ
から1オクターブの音程差に相当する値「12」 を順
次酸鼻することにより、AレジスタARの内容は1オク
ターブ相当の音程準位で順次減少して行く。そして、こ
の繰り返しによってAレジスタAIの内容が負の値にな
ると、今度はステップ153にといて値「12」が加算
さGる。そして、との加寞結来が未だ負の値であれば、
ステップ154の判断処理rAi<0 ? −J によ
ってステップ153に戻り、褥び埴112」 が加算さ
れる。そして、このステップ153 とステップ154
との処理の繰り返しにより、AレジスタARの内容が正
の値になると、ステップ154から第5図または第6図
のサブルーチンに復帰する。なお、ステップ150にお
いてAレジスタARの内容が既に負の値になっている場
合には、ステップ153に直接移行する。
要約すると、サブルーチン「Sub・lN0CT」は、
オクターブ音域の情報要素も含む2つの音の、音程差の
値を、1オクターブの音程差に相当する値「12」 に
よって割算することにより、2つの音の音程差を表わす
値からオクターブ音域の情報要素を排除し、最後の剰余
部分を1オクタ一ブ以内での2つの音のfa差を表わす
情報として取り出すようにしたものである。この結果、
2つの音の音程差の値か1−θ〜11」の絶対値として
得られる。
第4図のステップ126の処理が終ると、続いてステッ
プ127のサブルーチン「5ub−DIST」において
、前回のカウンタメロディ音と、現在指定されている和
音構成音のうち低音側および高音側へ向って最小音程差
(最短音程間隔)の構成音までの音程差が演算される。
なお、ここでは最小音程差の構成音の中には前回カウン
タメロディ音と同一音名の音は含まれない。
この演算処理は、サブルーチン「Sub−0M200 
i 、  rsub−0M600 jおよび[−8ub
・CM700 、l  において前回のカウンタメロデ
ィ音とこれに最も近い和音構成音との音程差に基づいて
前述したようなカウンタメロディ音をそれぞれ決定する
ようにしているため、この音程差を前もって演算してお
き、各サブルーチンで共通に使用するために行なわれる
ものでるる。
このステ、ツブ127 の演算処理は、第8図に詳細な
フローチャートで示されている。
ここではまず、ステップ1270 において、前回のカ
ウンタメロディ音より1音下の音から低音・1Tli1
」に向って最も近い和音構成音1での音程差(間隔−)
が演算さIしる。この演算結果は、ダウンティスタンス
データとしてダウンディスタンスレジスタDWDIジh
に記憶される。
この後ステップ1271 において、前回のカウンタメ
ロディ音より1音上の音から高音側へ向って最も近い和
音構成音までの音程差が演算される。
そして、この演算結果はアップディス・タンスデータと
してアップディスタンスレジスタUPDISTi+に記
憶される。
このステップ12TOおよび1271 の演算処理は、
5つの和音構成音キーナンバレジスタLKKNIR−L
KKNVRに記憶された和音キーナンバLKKNI −
LKKNVと、第2カウンタメロデイキーナンバレジス
タCMLKN2Hに記憶された前回のカウンタメロディ
音のキーナンバ CMLKN2 とのノート情報要素の
みで演算される。
従って、例えば第9図(&)に示すように第1音〜第3
音がA、C,Eの各ノートで構成されるAマイカ(Am
)の和音が今回指定さnl一方前回のカウンタメロディ
音CMLがノートCであった場合、ダウンティスタンス
データDVc’D I S Tは「3」。
アップディスタンスデータUPD I S’Tは「4」
となる。
なお、前回カウンタメロディ音CMLが第9図(b)に
示すようにAマイカの構成音のうち根音より低音側にあ
った場合には、第3音を1オクターブ下げたものと前回
カウンタメロディ音CMLとの音程差がダウンディスタ
ンスDWD I S Tとして算出され、根音と前回カ
ウンタメロディ音との音程差がアップディスタンスUP
D I ST として算出される。
逆に、前回カウンタメロディ音CMLが第9図(c)に
示すようにAマイカの構成音のうち第3音よ゛9高音側
にあった場合には、根音全1オクターブ上げたものと前
回カウンタメロディ音CML との音程差がアップディ
スタンスUPDISTとして算出され、第3音と前回カ
ウンタメロディ音CMLとの音程差がダウンディスタン
スDwD工STとして算出される。
このようにして第4図のステップ127の処理が終ると
、次のステップ128’:に進み、ここにおいて今回性
たに発生したイベントが圀の初めに相当するイベントな
のか否かがスタート72グ5TRTI・FLG の内容
によって判断される。この判断処理の結果、曲の初めに
相当するイベントならば、ステン7’136 Ofブk
 −f y 「Sub 11CM100」 に進み、こ
こにおいて曲の初めにおけるカウンタメロディ音が決定
される。
この場合、ステップ125以後の処理は、前述の条件(
a)と(b)の一方か成立した時に実行されるが、メロ
ディイベントについては既に和音の指定が行なわれそれ
が継続していることを条件(ステップ1245 の条件
)としてステップ121 以後の処理に移ることが可能
になっているため、曲の初めにおけるカウンタメロディ
音を決定するサブルーチン「Sub−CMloo」 が
起動されるのは、結局、和音の指定操作を表わす和音イ
ベントの時のみとなる。さらにここでは、ステップ12
1 のr CDDT−FLG =  1? J  の条
件が加えらfるため、指定された和音が正規の和音コー
ドとして成立している時のみとなる。□ これに二り、曲の初めにおける最初の和音の指定操作に
対しては、サブルーチンr Sub−CMlooJによ
ってカウンタメロディ音が決定される。
なお、スタートクラ1グ5TRTI・FLGは、後述の
ように、いずれかのカウンタメロディ音決定処理を通過
した後にサブルーチン「Sub−6M900」において
リセットされる。このため、サブルーチン[Sub−C
Mloo」 は曲の初めで1度しか起動されない。
一方、今回性たに発生したイベントが曲の初めに相当し
ない和音イベントわるいはメロディイベントであった場
合、ステップ129において和音イベントであるか否か
が第1和音イベントフラグCDEVI・FLGの内容に
より判断される。この判断の結果、メロディイベントナ
らば、ステップ129かもステップ130のメロディ遅
れ処理のサブルーチン[Sub−MLDYJ に分岐す
る。
すなわち、今回性たに発生したメロディイベントが和音
イベントに後続するメツディイベントであnば、このメ
ロディイベントが前回の和音イベントに対して所定時間
以内に発生したものか否かを検査し、所定時間以内のも
のであれば、該メロディイベントに前回の和音イベント
と楽譜上同一タイミングのものとして取扱って新たなカ
ウンタメロディ音を決定するためのメロディ遅れ処理に
移行する。
しかし、今回発生したイベントが再び和音イベントであ
れば、ステップ129からステップ131へ進み、ここ
において前回指定された和音と今回指定された和音が同
一か否かが判断される。この判断処理は、前回および今
回指定された和音構成音の根音を表わすコードルートキ
ーナンバCDRT2およびCDRTI とが一致し、か
つ和音の種類を表わすコードタイプデータCDTP2と
CDTPlとが一致しているか否かによって行なわれる
この判断の結果、互いに異なる和音の場合にはステップ
133へ進み、ここにおいてメロディ音の発音があるか
否かがメロディキー万ンフラグMLKON−FLGの内
存に二って判断される。もし、メロディ音の発音があれ
は、ステップ139のサブルーチンr Sub ”0M
600 J  においてメロディ音と新たな和音構成音
に関連づけられたカウンタメロディ音が決定される。し
かし、メロディ音の発音が無ければ、ステップ140の
サブルーチンrsub−cM500 J において新た
な和音構成音に関連づけられたカウンタメロディ音が決
定される。
一方、ステップ131 の判断処理の結果、前回指定さ
れた和音と今回指定された和音とが同一の場合、ステッ
プ132に分岐し、前回の和音と今回の和音とが同一で
あったことを示す第1の同一コードフラグSMCDI・
FLGをセット(論理%1″)とした後、ステップ13
4に進む。そして、このステップ134において、前回
および前々回に指定された和音が同一であったか否かが
判断される。
この判断処理は、第2の同一コードフラグ5MCD2・
FLGの内容に基づいて行なわれる。この結果、前回と
前々回の和音が異なるものであれば、ステップ135に
進み、ここにおいてメロディ音の発音が現在あるか否か
がメロディキーオンフラグMLKONI・FLGの内容
によって判断される。
もし、メロディ音の発音が有れば、ステップ138のサ
ブルーチン[Sub−CM400−1 へ進み、ここに
おいて同一和音が2回連続した場合で、かつメロディ音
の発音が有る場合のカウンタメロディ音が決定される。
しかし、前々回と前回の和音および今回の和音が同一の
場合、すなわち少くとも同一和音の指定が3回連続して
行なわれた場合、ステップ134の判断によりステップ
131のサブルーチン「Sub−CM20t)J へ分
岐する。また、前回と今回の和音のみが同一の場合でも
、メロディ音の発音が無ければステップ135の判断に
よりステップ137のサブルーチンrsub−cM20
0j  へ進む。
これにより、サブルーチンI−8ubl−8ub−Cに
おいては、同一和音が少くとも2回連続し、かつメロデ
ィ音の発音が無い場合、またはメロディ音の発音の有無
を問わず同一和音が3回連続した場合のカウンタメロデ
ィ音が決定される。
以上の処理によって演#態様に応じたカウンタメロディ
音が決定されるが、これが終了すると、ステップ144
のナブル−チン1−8u1−8ub−C」に進み、ここ
においてカウンタメロディ音の発音のだめのデータ転送
処理や、次の新たなイベントに対処すべく各種のフラグ
やレジスタ等のリセットあるいは内容の交換が行なわれ
る。この後、メインルーチン′\復帰して新たなイベン
トの発生に対する待機状態となる。
な2、各カウンタメロディ音決定処理で決定されるカウ
ンタメロディ音は、音域G1−02の間で発音されるよ
うに発音域が補正される。
ところで、ステップ144のフラグ処理のだめのサブル
ーチン「Sub−CM900j は、第10図にその詳
細なフローチャートが示さrている。ここではまず、い
ずれかのカウンタメロデイ決定処理で決定したカウンタ
メロディ音に対処するカウンタメロデイキーナンバCM
LKNI をキーコードKCに変換する処理がステップ
1440で行なわれ、その変換結果FiAレジスタAR
,に格納される。
この後、カウンタメロディ音に対応するキーコードKC
は、ステップ1441 においてAレジスタ処理からカ
ウンタメロディ用バッファメモリ28に転送きれる。こ
れによって、トーンジェネレータ21においてカウンタ
メロディ音が形成される。
次に、ステップ1442において次の新たなイベントに
対処すべく、各種レジスタの内容を入れ換えるためのレ
ジスタ処理が行なわれる。すなわち、第4のコードルー
トキーナンバレジスタCDRTIHの内容が第2のコー
ドルートキーナンバレジスタCDRT2Rに転送記憶さ
れると共に、第1のコードタイプレジスタCDTPIR
の内容が第2のコードタイプレジスタCDTP2Hに転
送記憶される。さらに、第2のカウンタメロディキーナ
y バレジスItCMLKN2Hの内容が第3のカウン
タメロディキーナンバレジスタC1kiLKN3Rに転
送記憶されると共に、Bレジスタ処理に記憶されている
今回新たに決定したカウンタメロディ音のキーナンバC
MLKNIが第2のカウンタメロディキーナンバレジス
タCMLKN2Rに転送記憶される。
このレジスタ処理にょ9、第2コードルートキーナンバ
レジスタCDRT2RKは、今回指定された和音構成音
の根音を示すキーナンバKNが前回指定された根音のキ
ーナンバKNとして記憶され、また第2コードルートタ
イプレジスタCDTP2Rには今回指定された和音種類
を示すコードタイプデータが前回指定された和音種類の
コードタイプデータとして記憶される。さらに、第3の
カウンタメロディキーナンバレジスタCMLKN3Rに
は、前回のカウンタメロディ音を示すキーナンバCML
KN2が前々回のカウンタメロディt=示すキーナンバ
CMLKN3  として記憶される。
次に、ステップ1443においても同様に、次の倉だな
イベントに対処すべくも種フラグの内容の入れ換えが行
なわれる。すなわち、第1のメロディイベントフラグレ
ジスタMLEVI・FLGi の内容が箕2のメロディ
イベントフラグレジスタMLEV2・FLGRK転送記
憶されると井に、第1の和音イベントフラグレジスタC
DEVI・Ff、Glの内容が第2の和音イベントフラ
グレジスタCDEV2・FLGRに転送記憶される。 
さらに、第1の同一コードフラグレジスタ5MCD 1
 ”F LG ILの内容が第2の同一コードフラグレ
ジスタ5MCD2・FLGRに転送記憶されると共に、
第1のスタート7ラグレジスタ5TRTI・FLGRの
内容が第2のスタートフラグレジスタ5TRT211F
LGlに転送記憶される。さらにまた、第1の同一コー
ドフラグレジスタSMCDI・FLGRの内容がリセッ
ト(論理%O″ )される。
このフラグ処理により、第2のメロディイベントフラグ
レジスタMLEV2・FLGRには、今回のイベントが
メロディイベントであった場合にのみ、前回のイベント
はメロディイベントであったことを示すフラグMLEV
2・FLGが記憶さnる。また、第2の和音イベントフ
ラグレジスタCDEV2・FLGRには、今回のイベン
トが*D晋イベントであった場合にのみ、前回のイベン
トは和音イベントであったことを示す7ラグCD E 
V 2・FLGが記憶される。さらに、第2の同一コー
ドフラグレジスタ5MCD2・FLGRには、今回の和
音イベントが前回と同一和音のイベ・ントであった場合
にのみ、前回の和音イベントは前々回と同一和音の和音
イベントであったことを示すフラグ5MCD2・FLG
が記憶される。
さらにまた、第2のスタートフラグレジスタ5TRT2
0F’LGI には、前回のイベントが曲の初めにおけ
るイベントであったことを示すフラグ5TRT2・FL
Gが記憶される。
なお、コード成立フラグレジヌタCDDT−FLGil
の内容は、和音イベントの発生毎に行なわれるコード検
出処理によってその都度変更される。また、メロディキ
ーオンフラグレジスタMLKON−FLGRの内容も、
イベントの発生毎に行なわれるフラグセット処理(第4
図のステップ111)によってその都度変更される。
ここで、第11図の楽譜に示すような曲が演奏される場
合に、どのサブルーチンを用いてカウンタメロディ音が
決定されるかその様子を簡単に説明する。この場合、第
11函において5線譜の上に示したC、G、F等の記号
は和音コードを表わし、5線給の下に示したCMloo
、MLDY、CM500等の文字(はカウンタメロディ
音を決定する個々のサブルーチンの名称を表わし、実線
の矢印はサブルーチンの変化を表わし、捷た、破線の矢
印はサブルーチンが変化する上での条件を表わしている
なお、ここでは和音の指定操作はメロディ音の鍵操作に
先行して行なわれるものとし、また第1小節目が曲の初
めであるものとする。
第11図において、まず第1小節目の初めてCマイカの
和音コードが指定されると、この和音のイベントハ曲の
初めに相当するものであるため、第4図のステップ12
8の1−8TRTI・FLG=1?jの判断により、ス
テップ136のサブルーチン「Sub−CMloo、’
 に進む。すると、す)゛ルーチン「Sub−CMlo
o」 ではその内部で予め定められた処理に従って曲の
初めにおけるカウンタメロディ音が決定される。この場
合、メロディ音用の鍵操作は未だ行なわれていないため
、メロディ音の発音が無いという条件で曲の初めにおけ
るカウンタメロディ音が決定される。
ところが、Cマイカの和音コードの指定に続いてノート
C(ド)のメロディ音の鍵操作が行なわれると、ステッ
プ129 (爵4図)のr CDEVI・FLG=1 
? J の判断により、プログラム処理はステップ13
0の[メロディ遅れ処理、、1のサブルーチンl−S 
ub−MLDY J  に移る。すると、コノサブルー
チンrSub −MLDYj  では、この時のメロデ
ィイベントが先の和音イベントに続いて1時間(約15
0m5)以内に発生したものか否かが判断さt1T時間
以内のものであれば、当該メロディイベントは先行した
和音イベントと同一タイミングで発生したものと見做し
た上で、この新たなメロディ音も考慮したカウンタメロ
ディ音を再決定するため、スタートフラグ5TRT2・
FLGや同一コードフラグ5MCD2・FLGの内容を
参照してカウンタメロディ音を再決定するためのナブル
−チンを新たに選択する処理が行なわれる。このため、
Cマイカの和音コードの指定に続いてT時間以内にノー
トCのメロディ音用の鍵操作がなされると、すブルーチ
ンr SubjMLDYj においてメロディ音の発音
が有る場合のカウンタメロディ音を再決定するためにサ
ブルーチン「Sub−CMloojが再び選択されるっ
この結果、プログラム処理はサブルーチンr Sub 
−CMloo J  に戻り、ここにおいてCマイカの
和音とノートcのメロディ音が発音されていることを条
件とする曲の初めのカウンタメロディ音が再決定される
この場合、サブルーチン「sub−cMloo」におい
て最初に犬矩したカウンタメロディ音は、7ラグ処理の
サブルーチンrSub−CM900j において発音域
が補正されてカウンタメロディ用バッファメモリ28に
転送する準備がなされているが、T#間以内のメロディ
イベントによって新たなカウンタメロディ音が再決定さ
れた場合には、先に決定したカウンタメロディ音は無効
とされ、後で再決定したカウンタメロディ音が有効とな
ってカウンタメロディ用バッファメモリ28に転送され
る。
なお、第11図においては、各サブルーチン「Sub−
CMlooJ  、rsiib−MLDYJ  、rs
ub・CM500j等の後にその都度実行されるフラグ
処理のサブルーチンrSub−CM9001はその記載
を省略している。
このようにして曲の初めにおけるカウンタメロディ音が
決定されると、プログラム処理はナブルf7rsub・
900」 を介してメインルー5−7に戻ム新たなイベ
ントに対する待機状態となる。
この後、第1小節目に2けるノートc(ド)。
D(レー)、E(ミ)、E(ミ)、G(ソ)のメロディ
音の鍵操作が順次行なわれると、この場合はメロディイ
ベントの連続であるため、第4図のステップ123,1
24の判断によってステップ141へ分岐し、何等の処
理も実行さ扛ずにメインルーチン−戻る。すなわち−、
メロディイベントが連続した場合にはカウンタメロディ
音に関する処理は同等実行されない。
第2小節目に入り、Cマイカの和音コードが改めて指示
されると、この和音コードは前回の和音コードと1司−
であるため、ステップ131 の判断によりステップ1
32へ分岐し、さらにステップ134の判断によりステ
ップ135へ分岐する。
この時、メロディ音用の鍵操作が未だなされていないた
め、ステップ135の[1■LKON−FLG=1?」
の判断によってステップ137のサブルーチン「Sub
−0M200」へ進む。そして、このサブルーチンr 
SubΦCM200 J  においてメロディ音の発音
が無く、Cマイ尤の同一和音が2回連続した場合のカウ
ンタメロディ音が決定される。
しかし、Cマイカの和音コードの指定後のT時間以内に
ノー) E 、1ミ)のメロディ音用の鍵操作が行なわ
れると、第1小節目の場合と同様に、メロディ遅れ処理
のプブルーチン「Sub−MLDY」−5進み、ここに
おいて同一和音が連続し、かつメロディ音の発音が付は
加えられた斧件のカウンタメロディ音を再決定するため
のサブルーチン「Sub−CM400J  が選択され
る。この結果、プログラム処理はサブルーチンl−Su
b−CM400 j に再び戻り、ここにおいてCマイ
カの和音が連続して行なわれ、かつノートE(ミ)のメ
ロディ音の発音が有る場合のカウンタメロディ音が再決
定される。これにより、この再決定し友カウンタメロデ
ィ音が発音される。
続いて、ノー)El)のメロディ音の鍵操作が行なわれ
ると、これはメロディイベントの連続となるためにカウ
ンタメロディ音の形成に関する処理は伺等実行されずに
メインルーチンへ戻る。
続いて、第2小節目の途中でGマイカの和音コードが指
定されると、これは前回の和音コードと異なるものであ
るため、第4図のステップ131の判断によってステッ
プ133へ分岐する。そして、この時にはメロディ音用
の鍵操作が未だ行なわれていないため、ステップ133
の判断によりプログラム処理はサブルーチン[Sub−
CM500」へ進む。しかし、この後7時間以内にノー
トDのメロディ音用の鍵操作が行なわれると、前述の場
合と同様に、メロディ遅れ処理のサブルーチン「Sub
・MLDYjへ進む。そして、ここにおいて和音コード
が変化し、かつメロディ音の発音が有る場合のカウンタ
メロディ音を再決定するナブル−チンVSub−CM6
00」が選択される。この結果、プログラム処理は丈プ
ルーテyrsub−CM600J・\進み、ここにおい
て上記条件C新たなカウンタメロディ音が再決定される
。これによってこの再決定したカウンタメロディ音が発
音される。
このような処理の繰り返しにより、第11図の楽譜の演
奏時には、第1小節目がサブルーチン「S u b 拳
CM 100 J X第2小節目がすブルーチンSub
−CM400jおよび「Sub ’CIvI600 j
、第3小節目がサブルーチン「Sub−6M400」、
第4小節目がサブルーチン「Sub−CM600Jのそ
れぞれによってカウンタメロディ音が決定される。
そして、第4小節目において和音の指定がなくなると、
第4図のステップ143のサブルーチン「Sub ” 
CN3 0 0 j  によってカウンタメロディ音の
解除、すなわち発音の停止が行なわれる。
一方、第12図の第( n+1 )小節目から第(n+
4)小節目の楽譜に示すような曲の場合、まず第(n+
1)小節目の初めではサブルーチン[SubψCM60
0J に二ってカウンタメロディ音が決定されるが、小
節の環中において小節の初めと同一のCマイカの和音コ
ードが指定されると、第4図のステップ131 の判断
によりステップ132へ分岐し、さらにステップ134
の判断にgステップ135へ分岐する。ところが、2番
目のCマイカの和音コードが指定された時、F(ファ)
のメロディ音とG(ソ)のメロディ音とは連続的に発音
されているために既にメロディ音の発音が有るというこ
とになり、ステップ135のrMLKON−FLG二1
?」 の判断によってプログラム処理はサブルーチン「
Sub−6M400」へ進む。
そして、ここにおいてメロディ音の発音が既に有って、
前回の和音コードと同一の和音コードが連続して行なわ
れた場合のカウンタメロディ音が決定される。
第(n+2)小節目に入り、Fマイカの和音コードが指
定されると、今度は前回の和音コードと異なるものであ
るため、前述したようにしてサブルーチン「Sub−C
M600J においてFマイカの和音コードが指定され
、かつノー)Aのメロディ音の発音が有ることを条件と
しだカウンタメロディ音が決定される。
次に、第(n+3)小節目に入り、Cマイカの和音コー
ドが指定されると、前回の和音コードとは異なるもので
あるけれどもナブル−チンr Sub・CM500J 
 においてカウンタメロディ音が決定される。すなわち
、第Cn+3)tJ−節目においてはメロディ音の発音
が全くなされないため、第4図のステップ133の判断
によりサブルーチン[SubIICM5oo」 へ進与
、ここにおいてメロディ音の発音が無く、かつ前回と異
なる和音コードが指定されたことを条件とするカウンタ
メロディ音か決定される。
この後、第(n+4)lJX節目に入り、前回と同一の
Cマイカの+0音コードが指定されると、同一和音の連
続であるけれども、メロディ音の発音が全くなされない
ために、ステップ“131〜135の判断によりサブル
ーチンl− Sub−CM200Jへ進み、ここにおい
て同一和音コードが連続して指定され、かつメロディ音
の発音が無い場合のカウンタメロディ音か決定される。
以上のことかられかるように、カウンタメロディ音は多
くの場合はサブルーチンr Sub −CM600Jに
おいて決定される。
次に、第13図以後の図面に示すカウンタメロディ音決
定用プログラムの詳細なフローチャートに基づき、和音
の指定状態やメロディ音の演奏状態に応じたカウンタメ
ロディ音の決定処理を個別のサブルーチン毎に詳細に説
明する。
なお、説明を判り易くするために、次の第8表に示すよ
うに、和音の指定状態やメロディ音の演奏状態など演奏
態様別に第1章〜第7童に区分して説明する。
なお、サブルーチン「Sub−6M8001はカウンタ
メロディ用バッファメモリ28の内容をクリアする処理
のみであるため、説明を省略する。
−・−こンパ 第8表 第1章−サブルーチンr S u b −MLD Y 
J  の詳細説明 前述のように第4Nのサブルーチン[Sub−CME5
 では、和音イベン)・が発生する都度、演奏態様の解
析結果によって特定のカウンタメロディ決定れ理のサブ
ルーチンが選択される。そして、各サブルーチンにおい
てメロディ音との関係等を考慮して新たなカウンタメロ
ディ音が決定される。
ところが、小節の切替わり時点では、楽譜上は同一タイ
ミングでなされるべき和音の指定操作とメロデ1音の鍵
操作とが、通幇2.まず和音の指定操作を行ない、次に
メロディ音の過操作を行なうという別個のタイミングで
るるため、和音の指定操作の直後に決定されるカウンタ
メロディ音は祈たに指定された和音とは直接関係のない
前の小節の最後のメロディ音との関係を考慮したものと
なる。
サブルーチンr Sub −MLDY jは、和音イベ
ントに続くメロディイベントが所定時間T以内に行なわ
れた場合には、和音の指定操作と同一タイミングのもの
と見做した上で、メロディ音の鍵操作が行なわれる前に
決定したカウンタメロディ音を無効とし、新たなメロデ
ィ音との関係を考慮したカウンタメロディ音を再決定す
るためのかウンタメロディ決定処理の1つのナブル−チ
ンを選択する。この結果、ナブル−チンI−Sub I
ICMl 00 J 。
rsub・cM400J  、  rsub−cM60
0J  (Dうちいずれかが選択される。
第13図はサブルーチンrSub −MLDYJ  の
詳細を示すフローチャートであって、まずステップ13
00においてタイ−?−27(第1図)の経過時間値が
1時間(T = 150m5 ) を越えているか否か
が判断される。タイマ21は、前述のように和音イベン
トが発生した時に第2図のメインルーチンにおいてリセ
ットされた以後計時動作を開始している。この状態で、
和音イベントに続いてメロディイベントが発生すると、
第4図のナブル−チンI−8l−8ub−Cj  から
第13図のナブルーチyrsub−MLDYJ  (D
xfツブ130G に進み、ここにおいてタイマ2Tの
経過時間1ivが1時間を越えているか否かが判断され
る。
すなわち、和音イベントに続くメロディイベントが1時
間以内に発生したものなのか否かが判断される。もし、
タイマ27の経過時間値が1時間を越えている場合には
、今回のメロディイベントは直前の和音イベントと同一
タイミングのものとして見做すべきではないとしてメイ
ンルーチンへ復帰する。従って、この場合には和音イベ
ントが発生しfc直後に決定したカウンタメロディ音が
有効なものとして発音さ肚る。
しかし、タイマ27の経過時間値が1時間以内ならば次
のステップ1301 に進み、ここにおいてメロディイ
ベントフラグMLEV2・FLGの内容によって前回の
イベントがメロディイベントであつプこかどうかが判断
される。この判断によって前回もメジディイベントであ
れば、メインルーチン−・復帰・する。       
    ゛ ′しかし、前回のイベントが和音イベント
であれば、今回のメロディイベントは和音イベントに続
(Ir時間以内の初めてのメロディイベントであり、か
つ本来は直前の和音イベントと同一タイミングのものと
して取扱うべく判断し、次のステップ1302へ進む。
そして、このステップ1302において前前回カウンタ
メロディキーナンバレジスタCMLKN3Rの内容が前
回カウンタメロディ与−ナンバレジスタCMLKN 2
1L  に転送される。すなわち、和音イベントが発生
する前のカウンタメロディ音のキーナンバCMLKN3
 を前回のカウンタメロディ音のキーナンバCMLKN
2 として取扱うため、レジスタCMLKN3Rの内容
を前回カウンタメロディキーナンバレジスタCMLKN
2RK復帰させる。
前A−回カウンタメロデイキーナンバCMI、KH2が
前回カウンタメロデイキーナンバCMLKN2 、!l
:して復帰されることに伴い、次のステップ1303お
よび 1304において前回ガウンタメロディ対根音間
隔CMLVSC*−LびダウンディスタンスDWMST
、7ツグデ(スタフ スUPDrST ir再計算され
る。
すなわち、前回ガケンタメqディ対根音間隔CMLVS
C,ダウンディスタンスDWDIsT  およヒアツプ
デイスタンスUPDIST u、和音イベントに続いて
1時間以内にメロディイベントが発生したことにより、
メロディ遅れ処理に移る前のステツノ126〜127で
、メロディイベントが発生する前のカウンタメロディ音
を前回のカウンタメロディ音として既に算出されている
。ところが、和音イベントに続いて最初のメロディイベ
ントが1時間以内に発生した場合にi4、和音イベント
が発生する前のカウンタメロディ音ヲ前回のカウンタメ
ロディ音として取扱うようになるため、メロディ遅れ処
理に移る前に算出した前回カウンタメロディ対根音間隔
CMLVSC,ダウンディスタンスDWDISTおよび
アップディスタンスUPDISTは同等意味のないもの
となって17まう。
このため、和音イベントに統一最初のメロディイベント
が1時間以内に発生し、た場合には、和音イベントが発
生する前のカウンタメロディ音を前回カウンタメロディ
音として復帰させ、これに基づいて前回カウンタメロデ
ィ対根音間隔CMLVSC。
ダウンディスタンスDWD I S Tおよびアップデ
ィスタンスUPDISTがステップ1303 および1
304において再計算される。
この再計算処理が終ると、次のステップ13o5におい
て前回のイベント(すなわち、和音イベント)は曲の初
めに相当するイベントであったが否かが第2スタート7
ラグ5TRT2・FLGの内容に  ′よシ判断される
。もし、この時の和音イベントが曲の初めに相当するも
のであれば、サブルーチン[Sub−CMloo」 が
選択される。しかし、曲の初めに相当するイベントでf
Lければ、前回の和音イベントと同一和音の和音イベン
トであったか否かが第2の同一和音コードフラグ5MC
D2・FLGの内容により判断される。この判断に二り
、前回と同一和音の和音イベントであれば、サブルーチ
ンl−8ub lICM400Jが選択される。
逆に、前回と異なる和音イベントならば、サブルーチン
rsub−cM600jが選択される。
和音の指定操作に続いて1時間以内にメロディ音の鍵操
作が付加された場合のカウンタメロデイ音は、以上のよ
うにして選択されたサブルーチンr Sub*CM10
0j、rsub−cM400J、rsub@CM600
j のいずれかで再決定される。
こnにより、和音の指定操作とメロディ音の鍵操j乍が
全く同一タイミングでなくても、メロディ音との関係を
考慮したに適なカウンタメロディ音を決定することがで
きる。
第2章−サブに一チンrSub−CM100J  (D
詳細説明 前述のように、カウンタメロディ音はその音高変化か滑
らかであることおよび和音の指定があることを前提とし
て発音されるが、曲の初めに相当する部分で最初に指定
された和音に基づいてカウンタメロディ音を決定する場
合、前回のカウンタメロディ音それ自体が存在しないた
め、その音高変化の田発点が不明であるっ・このため、
曲の初めVCjr6当する部分では、特別の力□ウンタ
メロディ決定処理機能がなければ、滑らかな音高変化の
カウンタメロディ音を決定することができない。
サブルーチアr Sub@CM100−iはこのような
理由によって設けられており、ここでは最初に指定され
た和音の構成音(最大で5音)のうち根音(第1音)を
補正して曲の開始部分におけるカウンタメロディ音とし
て決定するように構成されている。
第14図はサブルーチン「Sub−CMloo」 の詳
細を示す70−チャートであって、ステップ1360〜
1365 の処理は第4図のステップ128における判
断またはステップ130 におけるメロディ遅れ処理ル
ーチン内の選択処理によって起動される。
まず、ステップ1360においてメロディ音の発音が有
るか否かがメロディキーオン7フグMLKON−FLG
の内容に基づき判断される。この判断に!リメロデイ音
の発音が有れば、次のステップ1361 において第9
表に示すような内容の根音の音高増分値テーブルから和
音種類CDTP  とメロディ対根音間隔MVSCとに
応じた根音の音高増分値がキーナンバの増分値ΔKNと
して読出される。
すなわち、定数メモIJ 20には和音種類eDTPと
メロディ対根音間隔MV S Cとに対応して、和音徊
取肯のうち根音を基拒とする新たなカウンタメロディ音
までの音程差がキーナンバの増分値ΔKN として予め
記憶されている。そこで、根音の音高を和音種類CDT
P とメロディ対根音間隔IVIV S Cとに対応し
たキーナンバの増分値ΔKNで補正し、との補正結果を
新たなカウンタメロディ音のキーナンバCML KN 
1  とするため、定数メモリ20に対して和音種類C
DTP とメロディ対根音間隔MVSCに対応したアド
レス情報が与えら才jる。これによって、根音の音高の
補正値、すなわち根音のキーナンバCDR81の増分値
ΔKNが読出される。
ゝ−−・′ 例えば、第11図に示した楽譜の場合、和音徨類CDT
PはメジャーCM )であり、メロディ対根音間隔MV
 S Cは「0」 である。このため、増分イ直−KN
 として「4」 が続出される。
ところが、メロディ音の発音が無ければ、ステツノ13
ε0の判断によってステップ1362へ進み、音高増分
値テーブルから和音種類CDTP  Oみに対応した増
分値ΔKNか続出される。
例えは、Cメジャーの和音力4指定された時にメロディ
音の発音が無けれは、増分値△KNとして「4」か脱出
される。
このようにしてメロディ音の有無に応じて読出され之根
音のキーナンバの増分直ΔKNは、次のステップ136
3において演算処理装置1zの中のへレジ7、夕Al 
 に一時格納される。そして、次のステップ1364に
おいて第1コードルートキーナンバレジスタCDRT 
I m  に記憶されている根音のキーナンバCDRT
I とAレジスタAHに一時格納されている増分値ΔK
Nとが加算される。
この加算結果は、新たなカウンタメロディ音ノ音高を表
わすキーナンバCMLKNIとしてAレジスタARに一
時格納された後、次のステップ1365の発音域補正を
行うサブルーチン[5ub−8DREGNJ  におい
て発音域が01〜G2の音域に補正されてカウンタメロ
ディ音として発音される。
例えば、第11図の楽譜の場合、Cメジャーの和音が音
域Ct−B1のものであるとすると、メロディ音がノー
トCであるため、ステップ1364の演算結果は、 AR+ CDRT1m= (0+4) 十〇= 4 とナシ、ノートCの根音に対して半音で4ステツプ離れ
たE+  (ミ)  の音が新たなカウンタメロディ音
として決定さr−る、。
ここで第10表に注目すると、増分値ΔKNは新たに決
定されるカウレタメ・ディ音と根音とが3度または6度
の関係になるように定められている。このため、メロデ
ィ音とも調和のとれたカウンタメロディ音が決定される
ところで、ステップ1365の発音域補正を行うサブル
ーチン’ Sub@5DREGNjは第15図にその詳
細なフローチャートを示している。
第15図において、まずステップ1600  のサブル
ーチンrsub・lN0CTJ  においてカウンタメ
ロディ音のオクターブ情報要素を削除する処理か実行さ
れる。これにより、カウンタメロディ音の音高に対応す
るキーナンバCMLKNIはオクターブ情報要素が削除
され、前述の第6表に示すような[0〜B=(16a表
示)の数値で表現されたものに変換される。この処理結
果は、AレジスタARに一時格納される。
次にステップ1601 においてAレジスタARの内容
が「7」に等しいか否か、すなわちカウンタメロディ音
のノートが「G」であるか否かが判断される。この判断
により、今回新たに決定したカウンタメロディ音のノー
トが1G」でなければ、ステップ1602においてノー
)r’GJのキーナンバより大きいか否かが判断される
この判断処理に:す、今度新たに決定したカウンタメロ
ディ音のキーナンバCMLKNI がノート1G−!の
音のキーナンバよりも大きければ、このキーナンバCM
LKN1 が発音丁べきカウンタメロディ音の音高に対
応したキーナンバとしてAレジスタARからBレジスタ
BRに転送される。
すなわち、今度新たに決定したカウンタメロディ音のキ
ーナンバCMLKNIがG1〜B のノートのうちのい
ずれかであれば、このキーナンバCMLKNI が最終
的に発音されるカウンタメロディ音のキーナンバとして
BレジスタBRに転送され、01〜B+  の音域で発
音される。
しかし、今度新7bに決定したカウンタメロディ音のキ
ーナンバCMKNIかノート「G」のキーナンバより小
さい場合、ステップ16o2からステップ1603へ進
み、 ここにおいて1オクターブの音程に相当するキー
ナンバの値1’ 12 j カ加Nされることにより、
1オクターブ高音側のキーナンバに補正される。
すなわち、今漫新たに決定したカウンタメロディ音のキ
ーナンバCMLKN 1がF#〜Cのノ−トのうちのい
ずれかであれば、このノートを表わすキーナンバCML
KNI に 「12」が加算されて1オクターブ高音側
のノートFシ〜C2を表わすキーナンバに補正される。
そして、この補正されたキーナンバはステップ1604
においてBレジスタBRに転送された後、第10図のサ
ブルーチン「Sub−6M900」に2いて河ル6する
キーコードK に変換されてカクンタメロデイ用バッフ
ァメモリ28に転送さnる。
ところが、今度決定したカウンタメロディ音がGのノー
トである場合、ステップ1601 の判断からステップ
1605へ進み、ここにおいて今回のイベントは曲の初
めに相当するものか否かが第1スタートフラグ5TRT
I・FLGの内容に二って判断される。もし、曲の始め
に相補するイベントであれば、ステップ16081、に
おいてAレジスタARにGlのノーIf表わすキーチン
/<の値「7」がセットされた後、ステップ1604に
おいてBレジスタ13itに転送される。すなわち、曲
の初めで決定したカウンタメロディ音がGのノートであ
れば、G1の音が新たなカウンタメロディ音として発音
される。
しかし、曲の初めのイベントでない場合、ステップ16
05かlff1so6へ進み、ここにおいて前回カウン
タメロディ音も勘案し、前回のカウンタメロディ音かD
2以上(キーナンバが14以上)の高音側の音であれば
、ステップ1607においてAレジスタARに対してG
2の音を表わすキーナンバの値「19」がセットされた
後BレジスタBvtに転送される。逆に、前回のカウン
タメロディ音が6以下(キーナンバが13以下)の低音
側の音であれば、ステップ1608へ分岐し、ここにお
いてGiの音を表わすキーナンバの値「7」がNレジス
タAiにセットされた後、BレジスタBRK転送される
従って、例えば第11図に示したような楽譜の場合、第
14図のナブル−チン「SublICMloo」におい
ては、Elの音が曲の初めのカウンタメロディ音として
決定されるが、1オクターブの音斌円で見た場合にはG
のノートより低音側にあるため、ステップ1603にお
いて1オクターブ上のElの音に補正されて発音され名
なお2.第15図のフローチャートにおいて、カウンタ
メロディ音に対応するキーナンバCMLKNI刀・らオ
クターブ清報要素を削除するサブルーチンrSub・l
N0CTj は、第7図に示したものと同じであるため
、その説明は省略する。
なおまた、第15図のフローチャートにおいて、和音の
指定操作に遅れてT時間以内にメロディ音用の曵操作刀
1行なわれた場合、BレジスタBRにはメロディ音の鍵
操作が行なわれる前に決定されたカウンタメロディ音の
キーナンバが格納されている711、このキーナンバは
刀つンタメロデイ用バッファメモリ28にすぐには転送
されず、メロディ遅れ処理を経由してメロディ音が付加
、された条件での新たなフJウンタメロデイ音が再決定
される丑での間待俊させられる。そして、新たなカウン
タメロディ音が再決定さ扛ると、この再決定したカウン
タメロディ音のキーナンバか実際に発音すべきカウンタ
メロディ音のキーナンバとして送出されるようになって
いる。
このように曲の始めにおいては根音を、和音種類CDT
P とメロディ対根音間隔MVSCとに応じて予め定め
た値により補正したものをカウンタメロディ音として決
定することにより、音楽上置も適切なカウンタメロディ
音を発音させることカニできる。
第3章−サブルーチンl’ Sub−0M400 j 
 の詳細説明 同一和音が連続して指定され、曲の流れカニ安定しでい
るような演奏状態では、むしろ曲の流れに変化をもたせ
るようなカウンタメロディ音を発音させた方が音楽上好
ましい。
このサブルーチン[SublICM400」 はこのよ
うな理由で設けられている。
この場合、同一和音が連続する演奏状態としては、 (a)  同一和音が2回連続し、う・つメロディ音の
発音がある状態 (b)  メロディ音の発音の有無を問わず、同−利音
が3回以上連続する状態 (c)  メロディ音の発音か無く、同一和音の指定が
2回連続する状態 の3つの状態があるが、ここでのサブルーチン[Sub
・CM400jは上記(a)の状態でのカウンタメロデ
ィ音?決定する。そして、上記(b) 、 (c)の状
態でのカウンタメロディ音はサブルーチンr Sub・
Cf1t1200 、J によって決定される。
第16図はサブルーチア4Sub−CM400j  の
詳細を示すフローチャートでちって、ステップ1380
0〜13811  ・は第4図のサブルーチン[Sub
−CMELj の解析結果に基づき上記(a)の状態が
検出された時に起動される。プログラム処理の経路で言
うと、第4図におけるステップ135の判断を経て起動
される経路と、メロディ遅れ処理の判断を経て起動され
る経路との2つがある。
第16図のフローチャートンおいて、まずステップ13
800 ではメロディ対根音間隔MVSCと和音種類C
DTP とに基づき、隼和音構成音の中のどの構成音と
同−音を新たなカウンタメロディ音として決定す及きか
を指示する指示データ″が定数メモリ20に設けられた
カウンタメロディ移行先テーブルから読出される。
すなわち、新たなカウンタメロディ音は和音構成音のう
ちどの構成音と同−音に移行すべきかを指示する指示デ
ータがカウンタメロディ移行先テーブルから読出される
指示データは次の第10表に示すように、メロディ対根
音間隔1vfV S Cと和廿種類CDTP との組合
せに応じて定められ、新たなカウンタメロディ音の移行
先が根音と同−音の時には数字の10」。
第2音(3rd音〕と同−音の時には数字の11」、第
3音(5th晋リ と同−音の時には数字の「2」、第
4音(7th )  と同−音の時には数字の「3」で
表わされている。
そして、この指示データは、前回のカウンタメロディ音
が現在の和音構成音のうち根音、第2音、第3音、第↓
音のいずれに相当するかによって8ビツトを1語とする
メモリアドレスに2ビツトずつ区別して記憶されてい石
すなわち、次の第11表に示すように、第7〜第6ビツ
ト目には前回のカウンタメロディ音が和音構成音の第4
音(7th音)に相当する場合の指示データが、また第
5〜第4ビツト目には第3音(5th音)に相当する場
合の指示データが、さらに第3〜第2ビツト目には第2
音(3rd音)に相当する場合の指示データが、さらに
また第1〜第0ビツト目には第1音(根音)に相当する
場合の指示データが区別して記憶さfている。
第11表 なお、第40表ではメロディ対根音間隔MVSCと和音
種類CDTP  との交点に示されている4つの区画の
うち、左上に前回カウンタメロディ音が第1音に相当す
る場合の指示データを、−fだ右上に第2音に相当する
場合の指示データを、また左下に第3音に相当する場合
の指示データを、さらに右下に第4音に相当する場合の
指示データをそれぞれ数字の10」〜[31の値で示し
ている。
なお、空欄はioJを表わしている。
この2ビット単位から成る4つの指示データは、メロデ
ィ対根音間隔処r s c と氾曾種類CDTPとに対
応し、たアドレス清報を定数メモリ20に与えることに
よって・一括して同時に読出される。
すなわち、新たなカウンタメロディ音は和音構成音のう
らとの構成音と同−音に移行すべきかを指示する指示デ
ータが、メ9ディ対根音間隔MvSC9和音種類CDT
Pおよθ前回のカウンタメロディ音の3者の関係に応じ
て読出される。
例えば、和音の種類がメジャー(M)で、メロディ対根
音間隔が「0」の場合、第7ビツト〜第6ビツト、第5
〜第4ビツト、lK3〜第3〜第2ビツトが「1」で、
第1〜第0ビツトがrOJの指示データが読出され、前
回カウンタメロディ音が現在の和音構成音のうち第1音
〜第3音のいずれかに該当するものであれば、新たなカ
ウンタメロディ音#′i第2音と同−音に移行すべきこ
とが指示され、lF、4音に該当するものであれは新た
なカウンタメロディ音は第1音と同−音に移行すべきこ
とが指示される。
また、和音の種類がオーギュメン)(Aug)スメロデ
ィ対根音間隔が1B」(すなわち、11)の場合、第7
〜第6ビツト、第5〜第4ビツト。
第3ビツト〜第2ビツトの内容が12」で、第1〜第O
ビツトの内容が「0」の指示データが読出され、前回カ
ウンタメロディ音か現任の和音構成音のうち第1音〜第
3音のいずれかに該当するものであれば、新たをカウン
タメロディ音は第3音と同−音に移行すべきことが指示
され、第4音にv当するものであれば新たなカウンタメ
ロディ音に第1音と同−音に移行すべきことが指示され
る。
このようにして読出された指示データは次のステップ1
3801 においてXレジスタXIに格納される。続い
て次のステップ13802において前回カウンタメロデ
ィ対根音間隔CMLV’SCがrOJか否かが判断され
る。すなわち、前回カウンタメロディ音は現在の和音構
成音のうち根音(第1@と同一か否かが判断される。も
し、前回のカウンタメロディ音が根音と同一ならば、次
にステップ1380Bへ分岐し、ことりこおいてXレジ
スタXIの第1〜第Oビツト目の内容が選択されてYレ
ジスタYRに格納される。この後ステップ13809に
おいて、YレジスタYiの内容と和音種類CDTP と
に基づき根音のキーナンバの増分値ΔKNが定数メモリ
20に設けられた根音増分値テーブルから読出される。
根音のキーナンバ増分1′−〇KNは、次の第12表に
示すように和音種炉CDTP と指示データの内容とに
応じて定められており、例えば和音種類CDTPがメジ
ャーCM)の時に指示データが「1」であれば、ΔKN
、=4の増分値、CKNが読出される。また、指示デー
タが「2」の時には△囮=7の増分値ΔKNが読出され
る。
好12表 (a音増分値テーブル) この場合、新たなカウンタメロディ音を和音構成音の中
の根音と同−音とする指示データの時には、根音のキー
ナンバCDRTLをそのまま利用できるため、増分値Δ
KNは「0」に設定されている。
このようにして指示データと和音種類CDTPとに基づ
き読出された増分値ΔKNは、AレジスターA、 Hに
格納された後ステップ13801  において根音キー
ナンバCDRTIに加算される。そして、この加算値は
新たなカウンタメロディ音のキーナンバCMLKNI 
 として決定される。
この新たなカウンタメロディ音のキーナンバCMLKN
I FiAレジスタAmに格納された後、ステップ13
811  の発音域梢正のサブルーチン[S u b−
8D REGN J においてGt”Gz  の音域に
補正され、さらに対応するキーコードKCに変換されて
カウンタメロディ用バッファメモリ28に転送さ才する
ところで、前回カウンタメロディ対根音間隔CMLVS
Cが「0」でなければ、ステップ13802からステッ
プ18303−\進谷、  ここにおいて前回カウンタ
メロディ対根音間隔CMLVSCが「3」捷たσ1−4
」であるか否かが判断される。すなわち、前回のカウン
タメロディ音は現在の和音構成音のうち第2音(3rd
音)と同一か否かが判断される。もし、前回のカウンタ
メロディ音力゛第2音と同一ならば、ステップ1380
7へ分岐し、ここにおいてXレジスタXRの第3〜第2
ビツト目の内容が選択されてYレジスタYRに格納され
る。
この後、前述の場合と同様にして根音のキーナンバCD
RTIに対するキーカンづの増分値ΔKNが読出され、
この増分値ΔKN k根音キーナンバCDRT1 に加
算することによって新たなカウンタメロディ音のキーナ
ンバCMKNI が決定される。
一方、前回カウンタメロディ対根音間隔CMLVSCが
「3−1 または「4」でなければ、ステップ1380
3からステップ13804へ進み、ここにおいて今度は
前回カウンタメロディ対根音間隔CMLVSC75f 
r 6 J  またUr7j  あルイHr8Jである
か否かが判1fr:れる。もし、前回カクンタメctデ
ィ対根音間−CMLVSCがr6JJ7J。
「8」のいずれかであれば1、前回のカウンタメロディ
音は現在の和音構成音のうち第3音(5th音)であっ
たものと判断され、ステップ13806に分岐する。そ
して、このステップ1380BにおいてXレジスタXR
の第5〜第4ピツ・ト目の内容が選択さnてYレジスタ
YRに格納される。続いてこの後のステップ138(1
9〜13811  の処理により、前述の場合と同様Q
こして新たなカウンタメロディ音のキーナンバCMKN
iが決定される。
一方、前回カウンタメロディ対根音間隔CMLVSCが
16」〜(−8」のいずれでもなければ、前回のカウン
タメロディ音は現任の和音構成音のうち第4音(7th
音)と同一でめったものと判断され、ステップ1380
4 からステツブ13805−\進み、ここにおいてX
レジスタXRの第7〜第6ビツト目の内容が選択されて
YレジスタYRに格納さnる。そして、この後のステッ
プ13809〜13811  の処理により新たなカウ
ンタメロディ音のキーナンバCMLKN1が決定される
例えば、第17図の楽譜に示すように、Cメイジャーの
和音が2回連続した場合、前回(第n+1小節目りのカ
ウンタメロディ音を仮りにCの音とすると、第(n+2
)小節目のカウンタメロディ音は次のようなものとなる
すなわち、第(n+2)小節目のメロディ対根音間隔M
VSCは「4」であり、和音種類CDTPはメジャー(
M)であるから、カウンタメロディの答行先の指示デー
タは第10表により「2」となる。そして、根音Cに対
する増分値は第12表により[7Jとなり、結局、新た
なカウンタメロディ音としてはGの音が決定される。す
なわち、ド、ミ、ソの和音溝ぽ音のうち「ソ」の音と同
−音が第(n+2)小節目のカウンタメロディ音として
決定される。
なお、このサブルーチンrSub−CM400J  で
は、メロディ対根音間隔Δ■SCによってカウンタメロ
ディ移行先テーブルを参照するため、メロディ音の発音
が有る条件でなければ新たなカウンタメロディ音を決定
できない。また、同一和音が3回以上連続し、かつメロ
ディ音も前回と同一の場合、第10表に丸印で囲んだ指
定データが発生され、前回と同一のカウンタメロディ音
が決定されることもあり、カウンタメロディ音の音高変
化を大きくするという初期の目的を達成できなくなる場
合がある3、このような2つの理由により、後述すルサ
プルーチyl’Sub−CM200J  が設けらfし
ているっ 以上説明したように、このサブルーチンrsub・(J
i400jでは1、現在の和音構成音のうち1つと同一
の音が前回カウンタメロディ音、メロディ音の関係に応
じて新たなカウンタメロディ音として決定される。この
ため、同一和音が2回連線した時に、メロディ音が変化
していれば3度関係の音種圭で変化するカウンタメロデ
ィ音が得られ、これVこよって曲の流れに変化を付ける
ことができる。
第4章−サブルーチン「Sub−6M200」 の詳細
説明 前述のように、サブルーチyl−3ut+−CM400
jでは同一和音の指定が2回連線じ、かつメロディ音の
発音カ万る条件でのカウンタメロディ音が決定されるが
、実際には回−和音が3回以上連続して指定されたり、
またはメロディ音の発音が全く無く同一和音の指定が連
結して行なわれる場合がある。
このサブルーチンrSub−CM200J は、(a)
  メロディ音の発音の有無に関係なく、同一和音が連
続して3回以上指定された場合、(b)  メロディ音
の発音が無く、同一和音が連続して2回指定された場合 に実行され、音高変化幅の大きなカウンタメロディ音が
決定さnる。
すなわち、上記r、s、>の条件ではメロディ音と3度
または6変関係の和音構成音が存在するか否かをチェッ
クし、該構成音が有ればこのうちいずれかを新たなカウ
ンタメロディ音として決定し、該構成音が無ければ前回
のカウンタメロディ音から高音側に向って最短音程差の
構成音を新たなカウンタメロディ音として決定する。
また、上記Q))の条件では前回のカウンタメロディ音
から高音側に向って最短前S=の和音構成音を新たなカ
ウンタメロディ音として決定する。
第18図はサブルーチン「Sub−6M200」の詳細
を示すフローチャートであって、ステップ13700〜
13712  の処理は第4図のサブルーチン「Sub
−CMELj の解析結果に基づき上記(a) 、 (
b)のいずれかの条件が成立した時に実行される。
すなわち、上記(a)の条件が成立した場合、第4図の
ステップ134の判断を経るか、またはメロディ遅れ処
理の#tIiを経るかのいずれかの経路で実行される。
また、上記(b)の条件が成立した場合、第4図のステ
ップ135の判断を経た経路で実行される。
最初に上記(a)の条件が成立した場合の処理について
説明する。
第18図において、1ずステップ13700 でメロデ
ィ音の発音があるか否かがメロディキーオンフラグML
KON−FLGの内容によって判断される。
もし、メロディ音の発音か有れば、メロディ音に対して
3度下(短3度下、長3度下)および6度下(、短6度
下、長6度下)の音と同一ノートの音が現在指定されて
いる和音構成音の中に存在するか否かがステップ137
01〜13706  において実行される。
ここでは初めに、メロディ音に対して短3度下の音と同
一ノートの音が和音構成音の中に存在するか否かが判断
される。
このために、まずステップ13γo1 においてメロデ
ィ音に対して短3度下の音のキーナンバKNが演算によ
って求められてAレジスタARにセットされる。この短
3度下の音のキーナンバKNは、メロディ音のキーナン
バMLKNIから短3度の音程差に対応するキーナンバ
の値「3」を減算することによって求められる。
次に、このメロディ音より短3度下の音のキーナンバK
Nに基づき短3度、下の音と同一ノートの和音構成音が
あるが否ががステップ13702のナプA、−−F−7
r Sub ・3/6 LKCHKJ K第1nでチェ
ックされると共に、同一ノートの和音構成音が有れば前
回のカウンタメロディ音と同一ノートか否かがチェック
される。
第19図に? フに−f ン−r Sub ・3./6
 LKCHKJの詳細な7−−チヤートを示している。
このナブルーチyrsub ・3/6 LKCHKJに
おいては、まずステップ13760 に2いて短3贋下
のキーナンバKNとレジスタLKKNIR−LKKNV
Rに記憶されている和音構成音の各キーナンバLKKN
I〜LKKNVとが順次比較され、同一ノートのキーナ
ンバが有るか否かが判断される。
こpステップ13760 の処理において、メロディ音
より短3度下の音と同一ノートの和音構成音が有れば、
ステップ13763ヘジヤンプし、ここにおいてメロデ
ィ音より短3度下の音のキーナンバKNと前回カウンタ
メロディキーナンバCMLKN2とが比較され、前回の
カウンタメロディ音と同一か否かが判断される。
このステップ1°3763の処理において、メロディ音
より短3度下の音と同一ノートの和音構成音が前回のカ
ウンタメロディ音と同一でなければ、次ノステップ13
764 にお、い<Z7;7グZ−FLGの内容を気O
nとし、第18図のサブルーチン[5ub−Cfv’I
20Qj  へ復帰する。すなわち、z7ラグZ−FL
Gの内容を、新たなカウンタメロディ音として決定して
も良い音が検出されたことを示す内容にセットし、サブ
ルーチン「sub−0M2oo」へ復帰する。
すると、サブルーチン[Sub@CM2O0」 におい
ては、ステップ13703 O1−Z@FLG= 1 
? Jの判断を経てステップ13707へ進み、ここに
おいてメロディ音より短3度下の音と同一ノートの和音
構成音のキーナンバLKKNがG+−Gzの音域のキー
ナンバに補正され、新たなカウンタメロディ音のキーナ
ンバCMLKNI  として送出される。
しかし、ステップ13760 の処理においてメロディ
音より短3度下の音と同一ノートの和音構成音が無けれ
ば、次のステップ13761  に進み、今度にメロデ
ィ音より長3度下の音と同一ノートの和音構成音が存在
するか否かを検出するため、AレジスタARの内容か、
ら半音差のキーナンバに相当する値「1」が減算される
。この後、次のステップ13762 において、メロデ
ィ音より長3度下の音と同一ノートのキーナンバKNと
和音構成音のキーナンバLKKNI 〜LKKNVとが
順次比較され、同一ノートのキーナンバ込が存在するか
否かが判断される。
この判断の結果、メロディ音より長3度下の音と同一ノ
ートの和音IIs成音収音れば、この構成音は前回のカ
ウンタメロディ音と同一か否かが短3度の場合と同様に
してステップ13763において判断される。そして、
前回のカウンタメロディ音と同一でなければ、Zフラグ
Z −FLGの内容を10″とし、サブルーチンl5u
b@CM2O0」 へ復帰し、メロディ音より長3度下
の音と同一ノートの和音構成音のキーナンバLKKNが
新たなカウンタメロディ音のキーナンバCMLKNI 
 としてG+ = G2  の音域に補正されて送出さ
れる。
しかし、(al)メロディ音より短3度下および長3度
下の音と同一ノートの和音構成音が無い場合、(a2)
メロディ音より短3度下または長3度下の音と同一ノー
トの和音構成音は有るが、前回カウンタメロディ音と同
一ノートの場合、の2つの条件ではいずれもステップ1
3765へ進み、ここにおいて2フラグZ @FLGの
内容を11“とじてサブルーチン「Sub11CM20
0」 へ復帰する。
すなわち、メロディ音と3度および6度の関係の音と同
一ノートの和音構成音は新たなカウンタメロディ音とし
て決定できないことを27ラグ2・FLGで表示してサ
ブルーチア r Sub −CM200 Jへ復帰する
すると、サブルーチンl”Sub−CM200j  に
おいてはステップ13703の「z−FLG−1?」の
判断によってステップ13703へ進み、今度はメロデ
ィ音より短6度下の音と同一ノートの和音構成音が有る
か否かをチェックするため、メロディ音より短6度下の
音のキーナンバ照が演算によって求められてAレジスタ
ARにセットされる。
この短6度下の音のキーナンバKNU、メロディ音のキ
ーナンバMLKNI から短6度の音程差に対応するキ
ーナンバの値「8」を減算することによって求められる
次に、このメロディ音より短6度下の音のキーナンバK
Nに基づき次のステップ13705 のサプルーチy 
r Sub 113/6 LKCHK Jにおいて短6
度下の音と同一ノートの和音構成音が存在するか否かが
チェックされると共に、同一ノートの和音構成音が有れ
ば前回のカウンタメロディ音と同一か否かがさらにチェ
ックされる。
このステップ13705の処理は、前述のステップ13
702 の場合と同様に実行される。
このステップ13705 の処理の結果、メロディ音よ
り短6度下あるいは長6度下の音と同一ノートの和音構
成音が有り、かつ前回のカウンタメロディ音と同一ノー
トでなければ、この構成音のキーナンバLKKNがステ
ップ13707の発音域補正の処理を経て新たなカウン
タメロディ音のキーナンバCMLi(Nl  として送
出される。
しかし、(a2)メロディ音より短6度下あるいは長6
度下の音と同一ノートの和音構成音が全く無い場合、(
a3)メロディ音より短6度下あるいは長6度下の音と
同一ノートの和音構成音は有るが、前回のカウンタメロ
ディ音と同一ノートの場合、の2つの条件ではステップ
13706 の[2・FLG=1?J(7)判断により
、ステップ13708へ進む。
すると、ステップ13708 では現在指定されている
和音構成音の中で前回のカウンタメロディ音から高音側
へ同って最も近い音のキーナンバ訳が演算によって求め
られてAレジスタARにセットされる。
前回のカウンタメロディ音から高音側に向って最も近い
音(最短音程差の音)のキーナンバKNは、前回のカウ
ンタメロディ音のキーナンバCMLKN 2 と第4図
のステップ127で求めたアップディスタンスUPDI
ST とを加算することによって求められる。
この後、ステップ13709 の rMLKON−FL
G=1?J  の判断により、ステップ13709へ進
み、ここにおいてAレジスタの内容、すなわち高音側へ
向って前回の男つンタメロディ音に最も近い和音構成音
のキーナンバLKKNがXレジスタXRに転送される。
このキーナンバLKKNは、以後の処理においてメロデ
ィ音と半音差の不協和関係にあることが検出されると最
終的にはカウンタメロディ音のキーナンバとしては採用
されない。この光め、仮決定のカウンタメロディ音のキ
ーナンバとしてXレジスタXiに転送される。
次に、ステップ13711のサブルーチンrsub・H
TCHK2j  に2いてXレジスタXRに記憶された
キーナンバLKKNに対応する音がメロディ音と半音差
の不協和関係にあるか否かが検査される。この処理によ
り、もしメロディ音と半音差の関係になければ、和音構
成音のうち前回のカウンタメロディ音から高音側に向っ
て最も近い音が新たなカウンタメロディ音のキーナンバ
CMLKNIとして決定される。そして、このキーナン
バCMLK1’J−1はサブルーチンr Sub −H
TCHK2 Jの中でG+ −G2の発音績に補正され
た後、対応するキーコードKCに変換されてカウンタメ
ロディ用バッファメモリ28に転送される。  ゛しか
し、メロディ音と半音差の不庭和関係にある場合には、
ステップ13711 からステップ13712へ進み、
ここにおいてBレジスタBlに前回のカウンタメロディ
音のキーナンバCML KN 2が転送される。そして
、このキーナンバCMIAN2が新たなカウンタメロデ
ィ音のキーナンバCMLKNI  として再び送出され
る。
すなわち、音楽的に好ましくない場合には、カウンタメ
ロディ音を変化させることをやめて、前回と同一のカウ
ンタメロディ音を発音させる。
この場合、前回のカウンタメロディ音のキーナンバCM
LKN2は、既にG+=Gzの音域に補正されたものと
なっているため、発音域補正のだめのサブルーチンrs
ub−8DREGNj  を経由せず、BレジスタBR
に直接転送することか可能である。
以上が同一和音か3回以上連続し、かつメロディ音の発
音が有る場合の説明である。
次に、同一和音が3回以上連続し、かつメロディ音の発
音が無い場合、あるいく同一和音が2回連続し、かつメ
ロディ音の発音が無い場合について説明する。
このような場合には、第18図のステップ13700の
判断によってステップ1370Bヘジヤンプし、前回の
カウンタメロディ音から高音側へ向って最も近い和音構
成音の1つが新たなカウンタメロディ音として決定され
る。この新たなカウンタメロディ音に対応するキーナン
バCMLKNI は、ステップ13709 の判断を経
てステップ13707へ進み、このステップ13707
においてG+=G2の音域に補正される。
このようにメロディ音の発音が無い条件では、和音構成
音のうち前回のカウンタメロディ音から高音側に向って
最も近い構成音の1つが新たなカウンタメロディ音とし
て決定さn7る。従って、同一和音の指定を連続して2
回以上繰り返すと、例えば2回目の時に和音構成音のう
ち第2音、3回目の時に第3音、4回目の時に第4音、
5回目の時に第1音という具合に、高音1jiパへ向う
方向で変化するカウンタメロディ音拍;幹定σれる。
ところで、メロディ音と半音差の関係にあるか否か?ナ
エツクするサブルーチン「5ub−HTCHK2J は
、第20図にその詳細なフローチャートを示している。
第20図において、まずステップ1701 で現在のメ
ロディ音と第18図のサブルーチンrSub・CM20
0 J  で仮決定したカウンタメロディ音との音程差
が演算されてAレジスタARにセットされる。
この音程差の演算は、仮決定したカウンタメロディ音の
キーナンバCMLKNから現在のメロディ音に対応する
キーナンバMLKNI *w算することによって求めら
れる。
この演算結果は、次のステップ1r02のサブルーチン
「5ub−INOCT」 において1オクターブ内での
2つの音の音程差を表わすキーナンバに変換されてAレ
ジスタARに格納される。そして、次のステップ170
3においてAレジスタAIの内容が「1」または「11
」であるか否かが判断される。すなわち、仮決定したカ
ウンタメロディt・1 音のノートが現在のメロディ音のノートよυ半音だけ高
音側の場合、両者の音程差に対応するキーナンバの値は
「1」となり、逆に低音側の場合には「11」 となり
、また両者の音程差が半音を越える場合にはその音程差
のキーナンバは「2〜1o」の値を示すようになる。
従って、両者の音程差を表わすキーナンバがrl」また
はrll」 の場合には半音差の関係にあることになる
このような判断により、現在のメロディ音と仮決定した
カウンタメロディ音とが半音差の不協和関係になければ
、ステップ1104の発音域補正ノサプルーチ7l−8
ub−8DREGN−1において仮決定したカウンタメ
ロディ音のキーナンバCMLK、NがG1−G2の音域
に補正された後、正式なカウンタメロディ音のキーナン
バCMLKNI として送出される。
しかし、仮決定したカウンタメロディ音と現在のメロデ
ィ音とが半音差の不協和関係にあれば、ステップ170
3から分岐して第18図のステップ13712 に復帰
する。そして、前回のカウンタメロディ音のキーナンバ
CMLKN2が新たなカウンタメロディ音のキーナンバ
CMLKN1  として送出される。
なお、第20図のフローチャートにおいて、ステップ1
100の処理はサブルーチン「sub。
CM6O0J の処理を行う艷に用いられるものである
ため後述する。
以上説明したように、サブルーチンrSub・CM2O
0J においてニ、四−和音の指定が連続して3回以上
行なわれ、かつメロディ音の発音が有る場合には、メロ
ディ音と3度または6度関係の和音構成音の存在の有無
をチェックし、この関係゛の構成音が有れば、−該構成
音と同−音が前回のカウンタメロディ音と向−でないこ
とを条件に新たなカウンタメロディ音として決定される
。しかし、上記関係の和音構成音が無ければ、前回のカ
ウンタメロディ音から高音側に向って最も近い和音構成
音と同−音が、メロディ音と半音差の不協和関係にない
ことを条件に新たなカウンタメロディ音として決定され
、メロディ音と不協和関係にあれば前回のカウンタメロ
ディ音が再び新たなカウンタメロディ音として採用され
る。
一方、同一和音の指定が2回以上連続し、かつメロディ
音の発音が全く無い場合には、前回のカウンタメロディ
音から高音側に向って最も近い和音構成音と同−音が無
条件で新たなカウンタメロディ音として決定される。
従って、前回のカウンタメロディ音と同一の時、あるい
はメロディ音と半音差の不協和関係になった時の特殊な
場合を除き、前回のカウンタメロディ音に対して3度ま
たは6度関係の音が新たなカウンタメロディ音として決
定されることになる。
この結果、カウンタメロディ音の音高変化幅は大きくな
り1曲の流れに変化を付けることができる。
例えば、第1,7図に示した楽譜の第!、n+3)小節
目に示すように、Cメジャーの和音の指定が3回目であ
り、かつノートG(ン)のメロディ音の発音が有る場合
について考えてみる。
この場合、ノートGのメJ、>イ音より3度またに6度
関係の音は、E 、Eb、またはB、BbO音である。
この時、和音構成音1はC,E、Gの音である。そして
、前回のカウンタメロディ音はGの音である。このため
、メロディ音より類3度関係のEの音が新たなカウンタ
メロディ音として決定される。なお、カウンタメロディ
音1d第17図の楽譜の2段目に全晋符で表わしている
第5章−サブに一チ:/rsub−cM600 J  
(7)詳細説明 和音の種類が変化した場合、カウンタメロディ音の音高
変化を大きくすると、曲の流tvを不安定にしてしまう
。このサブルーチン「S u b−CM600Jでは、
和音の種類が変化した場合で、かつメロディ音の発音が
有る場合の演奏状悪で、前回のカウンタメロディ音に対
する音程差が長2度以内の音高変化幅の小さなカウンタ
メロディ音が決定される。
具体釣に(仁、前回のカウンタメロディ音と新たに指定
された和音の各構成音とを比νし、前回カウンタメロデ
ィ音と長2度以内の音程差の構成音の1つと同一ノート
音が新たなカウンタメロディ音として決定される。この
場合に、長2度以内に複数の構成音が有れば、このうち
1つと同一ノート音が所定の優先順位に従って選択され
て新たなカウンタメロディ音として決定される。なお、
ここではメロディ音と3度または6度関係の構成音も上
記優先順位の中に含まれ、前回カウンタメロディ音と長
2度以内の音程差であれは、新たなカウンタメロディ音
として決定し得るように構成されている。
もし、上記優先j区位に従って新たなカウンタメロディ
音が決定できない場合、前回カウンタメロディ音と同一
ノートの構成音が新たなカウンタメロディ音として決定
される。
しかし、これでも新たなカウンタメロディ音を決定でき
ない場合には、現在の和音構成音のうち前回カウンタメ
ロディ音に最も近い構成音が新たなカウンタメロディ音
として決定される。
さて、前回のカウンタメロディ音から長2度以内の音程
範囲に新たなカウンタメロディ音となり得るべき複数の
音(すなわち1.和音の各構成音。
メロディ音と3度または6度関係の構成音)がある場合
に、どの晋を新たなカウンタメロディ音として決定する
かを選択するための優先順位は、次の第13表に示すよ
うに和音種類別に定められている。
第13表 すなわち、和音種類CDTPが例えばメジャー(M)の
場合、根音(Roo t )、、 +−第2音(3rd
音)、第4音(7th音)、メロディ音と3度または6
度関係の音(以下、3/6音という)のうち、3rd音
が前回カウンタメロディ音と同一ノートの音であれば、
この音が最優先して選択され、次に長2度以内の3/6
音s ard音、7th音。
Root音の順に選択される。また、和音タイプCDT
Pがセプンス(7)の場合、7th音が前回カウンタメ
ロディ音と同一ノート音であれば、この音が最優先して
選択され、次に長2度以内の3/6音、7th音、3r
df、5th音、Root音の順に選択される。
この場合、上記優先順位によって選択された音と同一ノ
ートの和音構成音が実際に発音(指定)されていない時
、あるいはメロデ1音と半音差の不協和関係にある時に
は新たなカウンタメロディ音として決定されず、次の順
位の音と同一ノート音が新たなカウンタメロディ音とし
て決定し得るか否かが比牧検討される。  1 なお、第13表において朱印の音は前回カウンタメロデ
ィ音と同一ノートの時のみ選択されることを表わしてい
る。
第2図は、サブルーチンrsub−cM600Jの詳細
を示すフローチャートである。このサブルーチンl’s
ub−cM600J は第4図のステップ133または
ステップ130のメ“ロデイ遅れ処理の判断を経て起動
される。
第21図においてまずステップ13900 では、新た
な和音構成音の第1音(、Root音)〜第4t(7t
h音)および3/6音のうちどの音と同一ノートの音が
新たなカウンタメロディ音として決定し得るかを第13
表に示したような優先順位に従い、和音種類別に比較検
討するため、新たに指定された和音種類CDTPがいず
れに該尚するかが第1のコードタイプデータCDTPI
 によって判断される。
この判町によって、和音種類CDTPがメジャー(M)
あるいはマイカ(m)の場合にはステップ13901以
後の処理が実行される。また、セブンス(7)、シック
ス(6)、メジャーセブンス(M7)。
マイナセブンス(m7)のいずれかの場合にはステップ
13902以後の処理が実行される。また、和音種類C
DTPがマイカセブンスフラットファイブ(m7−5)
の場合にはステップ13920以後の処理が実行され、
オーギュメン)(Aug)の場合にはステップ1393
2以後の処理が、またディミニシュ(dim)の場合に
はステップ13841 以後の処理が実行される。
この場合、第13表に朱印で示したように、新たなカウ
ンタメロディ音として選択決定される音が前回カウンタ
メロディ音と同一ノート音でなくてはならない時には、
この条件が内容SINのZフ2グZΦFLGによって指
示される。
例えは、新たに指定された和音種類CDTPがメジャー
(M)あるいはマイカ(m、)の場合、後続する次のス
テップで訪たなカウンタメロディ音として決定し得るか
否かを比較検討する音は、前回のカウンタメロディ音と
同一ノート音でなくてはならないことを指示するため、
ZフラグZ −FLGの内容が 11#にセットされる
そして、続くステップ13902のサブルーチンrsu
b・3rdJにおいて3rd音(第2音)が実際に発音
(指定)されているか否かがチェックされ、発音されて
いれば前回カウンタメロディ音と同じか否かがさらにチ
ェックされ、前回カウンタメロディ音と同一ノート音な
らば今度はメロディ音と半音差の関係になっていないか
どうかがチェックされ、半音差の関係になければ、この
3rd音と同一ノート音が新たなカウンタメロディ音と
して決定される。このようにして新たなカウンタメロデ
ィ音が決定されると、プログラム処理はステップ139
02からサブルーチン[Sub−6M900」ヘジャン
プする。
しかし、上記条件の1つでも満たされない時、すなわち
、 (a)  指定されている和音は、正規のメジャー(M
)あるいはマイカ(m)のコードとして成立しているが
、3rd音の発音(指定)が無い時、 ら)前回カウンタメロディ音と同一ノート音でない時、 (c)  メロディ音と半音差の不協和関係にある時、
のいずれかの条件の時にはステップ13903 へ進む
すると、ステップ13903 では、後続する次のステ
ラ7で新たなカウンタメロディ音として決定し得るか否
かを比較検討する音は、前回のカウンタメロディ音と長
2度以内の音程範囲にあれば良いことを指示するため、
Z7ラグZ−FLGの内容が10“にセットされる。
ぞして、続りステップ139Q4 のサブルーチン1’
 S u b −MEL 3/6 J  において前回
のカウンタメロディ音より長2度以内の音(キーナンバ
で+1゜−1,0,+2.−2の5つの晋5)が和音構
成音として実際に発音されているか否かがチェックされ
、発音されていれば、この構成音がメロディ音と3度t
たは6度の関係にあるか否かがチェックされ、3度また
は6度の関抹にある1つの構成音と同一ノート音が新た
なカウンタメロディ音として決定される。すなわち、前
回カウンタメロディ音と長2度以内の音程範囲にあり、
かつメロディ音と3度または6度関係にある構成音と同
一ノート音が新たなカウンタメロディ音として決定され
る。
しかし、上記条件の1つでも満されない時、すなわち、 (d)  前回カウンタメロディ音より長2度以内の音
程範囲に和音構成音が全く無い場合、(e)、前回カウ
ンタメロディ音より長2度以内の音程範囲には和音構成
音は有るが、メロディ音と3度または6度の関係にない
場合、のいずれかの条件の時には、ステップ13305
へ進む。
そして、このステップ13305 においてZフラグ2
・FLGの内容がも0“にセットされた後、次のステッ
プ13906 のサブルーチン[5ub113rdJ 
 において3rd音が新たなカウンタメロディ音として
決定し得るか否かが比較検討され、前回カウンタメロデ
ィ音よシ長2度以内の音程範囲にあり、かつ3 rd音
が実際に発音されており、さらにメロディ音と半音差の
不協和関係になければ、この3rd音が新たなカウンタ
メロディ音として決定される。。
しかし、3rd音を新たなカウンタメロディ音として決
定できない場合、次のステップ13907に2いてZフ
ラグZ−FLGの内容が109にセットされ、続くステ
ップ1390B のサブルーチンrsub・5thJ 
 において今度は5 th音(第3音)が新たなカウン
タメロディ音として決定し得るか否がが比較検討さLる
。この比較検討の結果、5thfが前回カウンタメロデ
ィ音よシ長2度以内の音程範囲にあり、かつこの5th
音が実際に発音されており、さらにメロディ音と半音差
の不協和関係になければ、この5 th音が新たなカウ
ンタメロディ音として決定される。
しかし、5 th音を新たなカウンタメロディ音として
決定できない場合、次のステップ13909においてZ
7ラグZ−FLGの内容が10“にセットさね、続りス
テップ13910のサブルーチン[5ub−Rootl
 において今度はRoot音(根音)が新たなカウンタ
メロディ音として決定し得るか否かが比較検討される。
この比較検討の結果、Root音が前回カウンタメロデ
ィ音より長2度以内の音程範囲にあり、かっこのRoo
t音が実際に発音されてお夛、さらにメロディ廿と半音
差の不協和関係になければ、このRoot音が新たなカ
ウンタメロディ音として決定される。
しかし、この段階になっても新たなカウンタメロディ音
−を決定できない場合、ステップ13941に進み、こ
のステップ13941 のサブルーチンrSub −C
MSAMEJ において前回カウンタメロディ音と同一
ノートの構成音が発音されているが否かがチェックされ
、この構成音が発音されており、かつメロディ音と半音
差の不協和関係になければ、この前回カウンタメロディ
音と同一ノートの音が新たなカウンタメロディ音として
決定される。
しかし、これでも新たなカウンタメロディ音を決定でき
ない場合、次のステップ13942において前回カウン
タメロディ音から最も近い音程にある構成音の1つが新
たなカウンタメロディ音として決定される。
一方、和音タイプCDTPがセプンス(7) 、  シ
ックス(6) 、メジャーセブン(M7)、マイナセプ
ンス(〜7)の場合も同様に、ステップ13911〜1
3916 および13905〜13910  ならびに
13941〜13942において第13表に示したよう
な優先順位に従って新たなカウンタメロディ音が決定さ
れる。
また、和音タイプCDTPがマイナセプンスフラットフ
ァイブ(〜7−5)の場合にはステップ13920〜1
3931  およびステップ13941〜13942 
において、またオーギュメント(Au g )の場合に
はステップ13932〜13940および13941〜
13942  においてそれぞれ第13表に示したよう
な優先順位・に従って新たなカウンタメロディ音が決定
される。
さらに、ディミニシュ(dim)の場合、ステラグー3
941 〜13942 において新たなカウンタ・  
1 メロディ音が決定される。
このように新たに指定された和音が前回の和音と異なる
場合、前回のカウンタメロディ音から長2度以内の音程
範囲にある構成音と同一ノート音を新たなカウンタメロ
ディ音として決定することにより、曲の流れが不安定と
なること金抑えることができる。特に、長2度以内の音
を選択するに際し、優先順位を付けて選択するようにし
ているため、前回カウンタメロディ音から最も音高変化
幅の少ない音を新たなカウンタメロディ音として選択で
きるようになる。
ところで、3rd音、 5 th音、 7 th音、R
oOt音が新たな゛カウンタメロディ音になり得るか否
かを比較検討するサブルーチンr S u b 〜3 
r d J  +rsub・5thJ  、l−8ub
・7 thJ  、l−8ub・RootJは、第22
図にその詳細なフローチャートを示している。また、メ
ロディ音と3度または6度関係にある構成音が新たなカ
ウンタメロディ音になり得るか否かを比較検討するサブ
ルーチンrsub−MgL 3./’6ジ)は、第23
図にその詳細なフローチャートを示している。
第22図において、サブルーチンrsub・3rdJ、
rsub・5thJ、rsub・7thJ、r’sub
・P、ootJはステップ13945A 〜13958
が異なるのみであり、ステップ13946〜13958
は共通に使用される、 初めに、サブルーチンrsub・3 r d jについ
て説明する。このザブ2・−チンl−S u−b・3r
dJICおいては、壕ず3rd音のキーナンバLKKN
を求めるため、ステップ13945Aにおいて算12表
に示した根音増分値テーブルから根音キーナンバCDR
TI に対するキーナンバの増分値ΔKNが読出される
。この増分値ΔKNは第12表で示したように和音の種
類別に予め定められている。従って、和音種類CDTP
 を表わすデータと3rd音に対応する指示データと全
実数メモリ20にアドレス情報として与えることにより
、3rd音のキーナンバを求めるための増分値ΔKN 
を読出すことができる。
仁のようにして読出された増分値6へKN は、Xレジ
スタXRに一時格納で九る1、−の後、次のステラ7’
1391 において根音キーナンバCDRTIと上記3
 rd音番′一対応する増分値ΔKN  とを加算する
ことにより、3rd音に対応するキーナンバLKKNが
算出される。この3rd音に対応するキーナンバLKK
N は、新たなカウンタメロディ音を表わすキーナンバ
CMLKNとして仮決定され、XレジスタXRに一時格
納される。
次に、ステップ13947 においてXレジスタXIに
格納された3rd音のキーナンバLKKNと、和音構成
音キーナンバレジスタLKKNIR−LKKNVRに記
憶された和音@収音のキーナンバL、KKNI 〜LK
KNVとが1唄次比較され、3rd音が実際に発音さ扛
ているか否かが判断される。
この判断により、3rd音か発音さ扛ていなければ、こ
の3rd音は新たなカウンタメロディ音として採用でき
ないものとされ、第21図のサブルーチンl−8ub1
−8ub−Cに戻9、次の優先順位の構成音が新たなカ
ウンタメロディ音になり得るか否かが比較検討される。
しかし、3rd音が発音されていれば、ステップ139
47へ進み、ここにおいてYレジスタYnに前回のカウ
ンタメロディ音のキーナンバ CMLKN2がセットさ
れる。これは、3rd音と前回カウンタメロディ音とが
同一ノートか否かをチェックするために行なわれるもの
である。
次に、ステップ13949のサブルーチンrsub・H
TCHECKIJ  において、新たなカウンタメロデ
ィ音として仮決定した3rd音が前回カウンタメロディ
音と同一ノートか否か、またメロディ音と半音差の不協
和関係の音か否かがチェックされる。そして、このチェ
ックの結果、新たなカウンタメロディ音として決定した
3rd音が前回カウンタメロディ音と同一ノートであり
、かつメロディ音と半音差の関係になければ、正規の新
たなカウンタメロディ音として決定される。そして、こ
の正規の新たなカウンタメロディ音を表わすキーナンバ
CMLKNIはG1−G2の発音域のキーナンバに補正
された後、サフ[ルーチン「Sub−6M900」 の
処理に移される。
ところが、ステップ13948 のサブルーチン[5u
b−HTCHECKIJ  において3rd音が前回カ
ウンタメロディ音と同一ノートでない時、あるいはメロ
ディ音と半音差の不協和関係にある時には、ステツ7’
13950へ進み、ここにおいてZ7ラグZ−FLGの
内容がsO#であるか否かが判断される。
Z)2グZ−’F’LCは前述のように、後続するステ
ップで決定する音は61回のカウンタメロディ音と同一
ノート音でなくてはならないことを11〃の内容によっ
て指示するものである。
従って、この時ZフラグZ−FLGの内容が%1″にな
っている時、ステップ13949 の判断結果がr 3
 rd音は前回カウンタメロディ音と同一でムい」、る
るいはrard音はメロディ音と半音差の関係にある」
というものであれは、3rd毛はjまたなカウンタメロ
ディ音になり得る資格がないものとされ、第21図のサ
ブルーチンrsub・0M600J に戻り、−今度は
次の優先順位の音の比較検討が行なわれる。すなわち、
ステップ13946で新たなカウンタメロディ音として
仮決定した3rd音は、カウンタメロディ音となり得る
資格が取消される。
しかし、ステップ1395G の判断において2フラグ
Z−FLGの内容が10#になっている場合、例えば第
21図のステップ1390Bにおいて3rd音が新たな
カウンタメロディ音になり得るか否かを比較検討する場
合、この3rd音は前回カウンタメロディ音との音程差
が長2度以内ならば新たなカウンタメロディ音となり得
る資格がある。このため、2フラグ2・FLGの内容が
RO#の場合、前回のカウンタメロディ音から長2度以
内の音程穎囲にあるか否かがステップ13951−13
958において比較検討される。
ここで、3rd音が前回のカウンタメロディ音と同一か
否か、およびメロディ音と半音差の関係にあるか否かを
チェックするサブルーチンrsub・HTCHECKI
Jの詳細について説明しておくことにする。このサブル
ーチンrsub−HTcHEcK1」は第20図に示し
たサブルーチンrSub・HTCHECK2J の一部
を共用して上記のようなチェック処理を行うように構成
されている。
すなわち、第20図においてステップ1701の前段に
ステップ1700が挿入され、まずこのステップ170
0 でXレジスタXRの内容とYレジスタYRの内容と
が同一か否かが判断される。すなわち、3rd音のキー
ナンバLKK、N と前回カウンタメロディキーナンバ
CMLKN2  とか比較され、そのノート情報要素の
みが同一か否かが判断される。
この判断により、もしノート情報要素か同一ならば、3
rd音と前回カウンタメロティ唇とは同一ノート音とな
り、ステップ1701 以後の処理によりメロディ音と
の音程関係がチェックされる。
そして、このチェック処理にエリ、メロディ音と半音差
の関係になければ、ステップ1104の発音域補正の処
理を経てサブルーチンl−S u b 番CM900」
の処理に移る。これによって、3rd音と同一ノート音
が新たなカウンタメロディ音として発音される。
しかし、3rd音のキーナンバLKKN と前回カウン
タメロディキーナンバC]ViLKN2 とのノート情
報要素が不一致の場合、あるいは3rd音がメロディ音
と半音差の音程関係にある場合、元のサブルーチンr 
Sub−CM3rdjヘリターンする。
このような処理によって前回カウンタメロディ音と同一
ノートでない3rd音あるいはメロディ音と半音差の関
係°にある3rd音は、2フラグ2・FLGの内容力1
1’を示している時には新たなカウンタメロディ音とな
り得る資格が取消される。
しかし、ZフラグZ −FLGの内容が10#を示して
いる時には、前回のカウンタメロディ音との音程差が長
2度以内ならば新たなカウンタメロディ音となり得る資
格があるため、前述のように第220のステップ139
51 〜13958 の処理が実行される。
第22図に戻り、3rd音が前回カウンタメロディ音か
ら長2度以内にあるか否かをチェックするステップ13
951 〜139吃8でldlまず、ステップ1395
1  において前回カウンタメロディキーナンバCML
KN2に対して半音に相当するキーナンバの値「+1」
が加算される。そして、この加算値rCMLKN2+I
J はYレジスタYRに格納される。これによって、前
回カウンタメロディ音より半音上の音のキーナンバCM
LKN2’をYレジスタYRに得ることができる。
そこで、この前回カウンタメロディ音より半音上の音の
キーナンバCMLK2’に基づき、次のステップ139
52のサプルーチyr 5ub−HTCHECKl」に
おいて、該”? −す/ ハCMLf(N2’と3rd
音のキーナンバL KKN 2  とのノート情報要素
が同一か否かがチェックされる。すなわち、前回カウン
タメロディ音より半音上の音が3rd音と同一か否かが
チェックされる。さらに、メロディ音と半音差の関係に
あるか否かがチェックされる。
この結果、前回カウンタメロディ音より半音上の音が3
rd音と同一ノートであり、かつメロディ音と半音差の
音程関係になければ、この3rd音は前回カウンタメロ
ディ音より長2度以内の音程範囲にあり、かつメロディ
音と不協和関係でなく新たなカウンタメロディ音となり
得るものとされ、発音域補正の処理を経てサブルーチン
r Sub・CM900 J の処理へ移る。これによ
って、3 rd音と同一ノート音が新たなカウンタメロ
ディ音として発音される。
しかし、前回カウンタメロディ音より半音上の音が3r
d音と同一ノートでない時、あるいはメロディ音と半音
差の関係にある時には、次のステップ13953へ進み
、今度は前回カウンタメロディキーナンバCMLKN2
から半音に相当するキーナンバの値「1」が減算されて
YレジスタYRに格納される。これによって、Yレジス
タYRには前回カウンタメロディ音より半音下の音のキ
ーナンバCMLKN2’を得ることができる。
そこで、この前回カウンタメロディ音より半音下の音を
表わすキーナンバCMLKN2’と3rd音を表わすキ
ーナンバLKKN とに基づき、次のステップ1395
4のサブルーチンr 5ub−HTCHEClj にお
いて、前回カウンタメロディ音より半音下の音が3 r
d音と同一か否か、 さらにはメロデづ音と半音差の関
係にあるか否かが前述の場合と同様にしてチェックされ
る。
この結果、前回カウンタメロディ音より半音下の音が3
rd音と同一ノートであり、かつメロディ音と半音差の
音程関係になければ、3rd音は前回カウンタメロディ
音から長2度以内の音程範囲にあり、新たなカウンタメ
ロディ音として正式に決定される。
しかし、前回カウンタメロディ音より半音下の音が3r
d音と同一ノートでない時、あるいはメロディ音と半音
差の関係にある時には、今度は前回カウンタメロディ音
より全音上の廿が3rdと同一ノートか否かをチェック
するために、次のステップ13955 において全音に
相当するキーナンバの値1−2」が前回力ランクメロデ
ィキルナンバCML KN 2 に刀口連される。そし
て、続くステップ13956 のザブルーテン「5ub
−HTCHECKl」において前述と同様のチェックが
行なわれる。
この結果、前回カウンタメロディ音より全音上の音が3
 rd音と同一ノート音であり、かつメロディ音と半音
差の関係になければ、3rd音は新たなカウンタメロデ
ィ音として決定される。しかし、この条件が不成立なら
ば、次のステップ13957 において今度は前回カウ
ンタメロディキーナンバCMLKN2から全音に相当す
るキーナンバ「2」が減算される。そし−1、次のステ
ップ13958において前回カウンタメロディ音より全
音下の音と3rdとの関係が前述の場合と同様にチェッ
クされる。
この結果、前回カウンタメロディ音より全音下の音と3
rd音が同一ノートであり、かつメロディ音と半音差の
不協和関係になければ、この3rd音は前回カウンタメ
ロディ音より長2度以内の音であるとされ、新たなカウ
ンタメロディ音として決定される。しかし、上記条件が
成立しなければ、ird音は新たなカウンタメロディ音
となり得る資格が取消され、プログラム処理は元のサブ
ルーチンにリターンする。そして、今度の次の優先順位
の構成音がカウンタメジディ音となり得るか否かが比較
検討される。
以上は、3rd音と同一ノート音が新たなカウンタメロ
ディ音になり得るか否かを比較検討する処理の説明であ
るが、5th音、 7 th音、Roo’を音の場合に
も同様である。但し、5th音の場合には第22図のス
テップ13945Bにおいて5th音用のキーナンバの
増分値ΔKNが読出され、また7 th音の場合に(は
ステップ13945Cにおいて7 th音用のキーナン
バの増分値ΔKNが読出され、さらにRoot 音の場
合にはステップ13945DにおいてXレジスタXI 
に「0」のキーナンバがセットされる点が異なる。
従って、サブルーチンr Sub6CM5thJ 、 
 rSub−CM7thj  、rsub−cMRoo
tj  についてはその説明を省略する。
次に、メロディ音と3度捷たけ6度関係にある構成音が
新たなカウンタメロディ音になり得るか否かを比較検討
するザブルーチンr Sub−MEL3/6」 につい
て、第23図の70−チャートを用いて説明する。  
パ・ 第23図においてミまずステップ13960 では前回
のカウンタメロディ音からの音程差が零の構成音が有り
、かつこの構成音がメロディ音と3度または6度の関係
にあるか否かをチェックするため、YレジスタYm に
前回カウンタメロディキーナンバCMLKN2 がセッ
トされる。
そして続くステップ13961  においてYレジスタ
YRの内容で示される構成音が発音されているか否か、
さらにこの構成音はメロディ音と3度又は6度の関係に
あるか否かがチェックされる。この結果、前回のカウン
タメロディ音から音程差が零(すなわち前回カウンタメ
ロディ音と同−音)の構成音の発音が有り、かつこの構
成音かメロディ音と3度又は6度の関係にあれば、この
構成音と同一ノート音が新たなカウンタメロディ音とし
て決定される。そして、ステップ13961のサブルー
チン(Su b ・3./6 C’HECK J内にお
いて発音域が補正されて、サブルーチンr Sub−0
M900 Jの処理に移される。すなわち、メロディ音
と3度または6度関係にある構成音が前回カウンタメロ
ディ音と同一ノートならは、前回と同一ノートのカウン
タメロディ音が連続して発音さで、る。
このようなチェックを行うサブルーチンr 5ub−3
/6CHECKJは第24図にその詳細なフローチャー
トを示している。
第24図において、ステップ13970ではYし。
ジスタYlの内容で示される音が現在の和音構成音とし
て発音されているか否かが判断される。この判断は、Y
レジスタYvt に格納されている前回カウンタメロデ
ィ音と音程差が零の音のキーナンバLKKNと、和音構
成音キーナンバレジスタLKKNIII −LKKNV
i に記憶されているキーナンバLKKNI 〜LKK
NVとを順次比較することによって行なわれる。
この判断の結果、前回カウンタメロディ音と音程差が零
の構成音が有れば、次のステップ13971においてメ
ロディキーナンバMLKNIからYレジスタYRに記憶
されているキーナンバが減算され、メロディ音と前回の
カウンタメロディから音程差が零の構成音との音程が算
出される。この算出結果は、AレジスタARに一時格納
される。
この後ステップ13972 のサブルーチンrSub・
lN0CTJ においてAレジスタAirの内容が1オ
クターブ以内の音域でのキーナンバの値に補正される。
すなわち、前回カウンタメロディ音から零の音程差の構
成音とメロディ音との音程差を表わ丁キーナンバの値が
、1オクタ一ブ以内の音域でのキーナンバの値に補正さ
れる。この補正結果ばAレジスタARに格納される。
この処理によって上記2つの音の音程差を表わアキ−ナ
ンバの値は「0〜11」の範囲となる。
そこで、次のステップ13973  においてAレジス
タARの内容がr3J、r4j、r8J、[9jのいず
れかに該当するで・否かが判断される。すなわち、2つ
の音のキーナンバの差の値は、両者が逗3度関係の場合
には13」となり、また長3度関係の場合には「4」、
短6度関係の場合には「8」、長6度関係の場合には「
9」となる。従って、AレジスタARの内容がra」、
r4」、r8 J 、 r 9 Jのいずれかの値を示
しているならば、前回カウンタメロディ音から音程差が
零の構成音とメロディ音とけ3度または6度の音程関係
にあることになる。
このような判断により、前回カウンタメロディ音からの
音程差が零の構成音がメロディ音と3度または6度の関
係にあることがわかると、との構成音と同一ノート音が
新たなカウンタメロディ音に決定される。そして、この
新たなカウンタメロディ音を表わす千−ナンバCMLK
NI はステップ13974 においてG1−G2の発
音域に補正された後、サブルーチン「Sub−6M90
0」 の処理に移される。
しかし、前回カウンタメロディ音からの音程差が零の構
成音の発音が無い場せ、あるいはメロディ音と3度また
は6度の音程関係にない場合には、第23図の元のサブ
ルーチンへリターンする。そして、今度は新たなカウン
タメロディ音から音程差が半音の構成音が実際に発音さ
れているか否か、さらに該構成音(はメロディ音と3度
または6度の音程関係にあるか否かがチェックされる。
このために第23図のサブルーチン1NSub・MEL
 3/6Jのステップ13962 では、前回カウンタ
メロディ音のキーナンバCMLKN2 に対して半音の
キーナンバの値「1」が加算される。この加算値r C
MLKN 2 +I J はYレジスタY鼠に格納され
る。これによって、前回カウンタメロディ音からの音程
差が半音下の音の千−ナンバCMLKN2’ をYレジ
スタYRに得ることができる。
この後、ステップ13963 のサブルーチン[Sub
・3/6 CHECKJ  において、前回カウンタメ
ロディ音から半音上の晋と同一ノー□□□構成音が実際
に発音されているか否か、さらにこの構成音はメロディ
音と3Kまたは6度の関係にあるか否かが前述のステッ
プ13961  と同様にチェックされる。
この結果、前回カウンタメロディ音から半音上の音と同
一ノノ→の構成音が発音されており・かつメロディ音と
3度または6度の音程関係にあれば、この構成音と同一
ノート音が新たなカウンタメロディ音として決定される
。しかし、上記条件が満たされない場合には、次のステ
ップ13964−3進み、ここにおいて前回カウンタメ
ロディ音より半音下の音のキーナンバCMLKN2’が
演算によって求められる。
すなわち、前回カウンタメロディ音のキーナンバCML
KN2 から半音のキーナンバの値「1」が減算され、
前回カウンタメロディ音より半音下の音のキーナンバC
MLKN2’が求められる。そして、このキーナンバC
MLKN2’はYレジスタYRに格納される。
この後、次のステップ13965 において前回カウン
タメロディ音から半音下の音と同一ノートの構成音が実
際に発音されているか否か、さらにメロディ音と3度捷
た(は6度の音程関係になっているか否かが前述のステ
ップ139(il  と同様にチェックされる。
この結果、前回カウンタメロディ音から半音下の音と同
一ノートの構成音が発毛されており、かつメロディ音と
3度または6度の音程関係にあれば、この構成音と同一
ノート音が新たなカウンタメロディ音として決定される
しかし、上記条件が満たされない場合には、次のステッ
プ13966 において前回カウンタメロディキーナン
バCMLKN2 に対して全音の音程に相当するキーナ
ンバの値「2」が加算され、前回カウンタメロディ音か
ら全音上の音のキーナンバCM’LKN2’  が求め
られる。 5.゛(、次のステップ13967 におい
て11回ガクつタメロデイ音から全音上の音と四−ノー
トの構成音か発音されているか否か、さらにメロディ音
と3度または6度のi−程関係になっているか否かが前
述のステップ13961  と同様にチェックされる。
この結果、’811回カウンタメロティ音から全音下の
音と同一ノートの構成音か発音されており かつメロデ
ィ音と3度または6度の音程関係にあれは、この構成音
と同一ノートの音が新たなカウンタメロディ音として決
定される。しかし、上記条件が滴だされない場合には、
次のステップ13968にあ・いて前回カウンタメロデ
ィ音から全音下の音のキーナンバCMLKN2’が前′
述の場合と同様に演具によって求められる。
そして、次のステップ13969  において前回カウ
ンタメロディ音より全音下の音と同一ノート音が発音さ
れているか否か、さらにメロディ音と3度または6度の
関係になっているか否かが前述のステップ13961 
 と同様にチェックされる。
この結果、前回カウンタメロディ音から全音上の音と同
一ノートの構成音が発音されており、かつメロディ音と
3度または6度の音程関係にあれば、この構成音と同一
ノート音が新たなカウンタメロディ音として決定される
。しかし、上記条件が満たされない場合、第21図の元
のサブルーチンへリターンする。そして、次の優先順位
の構成音が新たなカウンタメロディ音になり得るか否か
が比較検討される。
以上説明したサブルーチンl’ Sub−CM3rdj
rsub−cM5thj、  [Sub−CM7thj
、rsubllCMRootJl 「Sub−ML3/
6」 において新た々カウンタメロディ音を決定できな
い場合、第21図のステップ13941 ’のサブルー
チンrsub*CMSAMEJ  において新たなカウ
ンタメロディ音が決定される。
第25図はサブルーチy r Su b−CMSAME
Jの詳細を示すフローチャートであって、まず最初のス
テップ13941Aにおいて前回カウンタメロディ音の
キーナンバCMLKN2 がXレジスタXRにセットさ
れる。続いて、次のステップ13941Bにおいて前回
カウンタメロディ音と同一 ノートの構成音が発音され
ているか否かがチェックされる。
これは、和音構成音キーナンバレジスタLKKNIm〜
LKKNVRに記憶されている和音構成音のキーナ:y
 バLKKNI 〜LKKNVと、Xレジスタ廟に記憶
されている前回カウンタメロディキーナンバCMLKN
2 とを順次比較することによって行なわれる。
この結果、前回カウンタメロディ音と同一ノートの構成
音が発音されていれは、次のステップ13941Cのサ
ブルーチンrSub −HTCHECK2Jにおいてメ
ロディ音と半音差の不協和関係にあるか否かがチェック
される。この処理において、前回カウンタメロディ音と
同一ノートの構成音がメロディ音と半音差の不協和関係
になければ、この構成音と同一ノート音が新たなカウン
タメロディ音として決定される。そして、この新たなカ
ウンタメロディ音を表わすキーナンバCMLKNI t
ri、<テップ13941Cの内部においてG!〜G2
の発音域に補正された後、サブルーチン[sub−6M
9ooJの処理に移される。
しかし、前回カウンタメロディ音と同一ノートの構成音
が発音されていない場合、あるいはメロディ音と半音差
の不協和関係にあれば、第21図の元のサブルーチンへ
リターンし、次のステップ13942 において新たな
カウンタメロディl決定するための処理が行なわれる。
第26図1ri”jフルーf ’/ r Sub −C
MNEARJ (D詳細を示すフローチャートであって
、ここでは前回カウンタメロディ音から最も近い音程に
ある構成音と同一ノート音が新たなカウンタメロディ音
として決定される。
第26図において、まずステップ13942Aでは、前
回カウンタメロディ音は現在の和音構成音のうち高音側
の構成音に近いのが、あるいは低音側の構成音に近いの
がが判断される。この判断は、第4図のステップ127
で算出したアップディスタンスUPDIST とダウン
ディスタンス■ノISTとを比較することによって行な
われ、UPDIST;<DvlDISTの場合には′@
回カウンタメロディ音(は低音側の構成音に近いという
ことになり、UPDI ST < Dw、■ISTの場
合には高音側の構成音に近いということになる。
前回カウンタメロディ音が低音側の構成音に近い場合、
ステップ13942B 〜 13942にの処理が行な
われ、この低音側の構成音がメロディ音と半音差の音程
関係にないことを条件に新たなカウンタメロディ音とし
て決定される。しかし、メロディ音と半音差の音程関係
にあれば、高音側の構成音がメロディ音と半音差の関係
にないことを条件に4たなカウンタメロディ音として決
定される。
すなわち、ステップ13942Bにおいて低音側の構成
音のキーナンバLKK′N)が前回カウンタメロティキ
ーナンバCIVILKN2 からダウンディスタンスD
WD i S Tのデータ(キーナンバの値)を減算す
ることによって求められる。この減算結果はXレジスタ
XRに一時格納される。続いて、次のステップ1394
2Cのサブルーチン[5ub−HTCHECK2j に
おいて低音側の構成音がメロディ音と半音差の音程関係
になっているか否かがチェックされる。
この結果、低音側の構成音のノートがメロディ音のノー
トと半音差の関係になければ、この構成音と同一ノート
音が新たなカウンタメロディ音として決定される。そし
て、この新たなカウンタメロディ音を表わすキーナンノ
(・CMLKNIは、ステップ13942Cの内部処理
(第20図参照)によってGt=G2の発音域に補正さ
れた後、サブルーチン「Sub−6M900」 の処理
に移される。
しかし、低音側の構成音のノートがメロディ音のノート
と半音差の音程関係にあれば、次のステップ13942
Dにおいて前回カランタメロデイキーナンバCMLKN
2 に対してアップディスタンスUPDISTのデータ
(キーナンノくの値)が加算され、これによって高音側
の構成音のキーナンバLKKNが求められる。この加算
結果はXレジスタXiに一時格納される。
続いて、次のステップ13942Eのサブルーチンl”
 S u b−HT CHECK 2 j において高
音側の構成音がメロディ音と半音差の音程関係になって
いるか否かがチェックされる。
この結果、高音側の構成音のノートがメロディ音のノー
トと半音差の関係になければ、この構成音と同一ノート
音が新たなカウンタメロディ音と[7て決定される。し
かし、メロディ音と半音差の関係にあれば、も14や最
適なカウンタメロディ音は決定不可能であるものとし、
第4図のサブルーチアr Sub −CMELJ ヘリ
ターンする。
一方、前回のカウンタメロディ音が高音側の構成音に近
い場合、ステップ13942F−・13942Iの処理
によって前述の場合と同様にして新たなカウンタメロデ
ィ音が決定される。
すなわち、ステップ13942Fにおいて高音側の構〔
音のキーナンバLKKNが前回カウンタメロディキーナ
ンバCMLKN2に対してアップディスタンスUPDI
STのデータを加算することによって求められる。続い
て、次のステップ13942Gのサブルーチ:/r 5
ub−HTCHECK2J  において高音側の構成音
がメロディ音と半音差の音程関係になっているか否かが
チェックされる。
この結果、高音側の構成音のノートがメロディ音のノー
トと半音差の関係になければ、この構成音と同一ノート
音か新たなカウンタメロディ音を表わすキーナンバCM
LKNI  として決定される。
そして、このキーナンバCMLKNI は、ステップ1
3942Gの内部処理(第20図参照)によってG I
’= G 2の発音域に一市正された後、サブルーチン
「Sub11CM900」の処理に移される。
しかし、高音側の構成音のノートがメロディ音のノート
と半音差の音程関係にあれば、次のステップ13942
Hに2いて前回カウンタメロディキーナンバCMLKN
2からダウンディスタンスDWDISTのデータ(キー
ナンバの値〕が加算され、これによって低音側の構成音
のキーナンバLKKNが求められる。この加算結果はX
レジスタXiに一時格納される。
続いて、次のステップ13942I のサブルーチンr
 5ub−HTCHECK2J  において低音側の構
成音がメロディ音と半音差の音程関係になっているか否
かがチェックされる。
との紳果、低音側の構成音のノートがメロディ音のノー
トと半音差の関係になければ、この構成音と同一ノート
音が新たなカウンタメロディ音として決定されるつ じ
かし、メロディ音と半音差の関係にあれば、もjdや最
適なカウンタメロディ音に決定不可能であるものとし、
第4図のサブルーチンrSuo−CMEL)□\リター
ンする。
この場合、アップディスタンスUPDIST とダウン
ディスタンスDWD I S T とが等しい時には、
ステップ13942Aの判断によってステップ1394
2B以後の処ツが実行されるため、低音側の構成音と同
一ノート音が優先し2て¥−たなカウンタメロディ音と
斤るっ 例えば、第11図に示したような楽譜において、算2小
節目のCメジャーの和音か指定された時のカウンタメロ
ディ音のノートがG(ン)の場合、この後のCメジャー
の和音が指定された時のカウンタメロディ音のノートは
人となり、次のCメジャーの和音が指定された時のカウ
ンタメロディ音のノートはGとなる。
すなわち、Cメジャーの和音が指定されると、3rd音
、3/6音、3rd音、7th音、Root音の優先順
位で新たなカウンタメロディ音となり得る音が選択され
るが、この時ノー)F(7ア)。
A(う)、C(ド)の構成音が全て揃っていれば、ノー
トGの前回カウンタメロディ音から長2度以内にノート
FとAの2つの構成音があることになる。この場合、ノ
ートDのメロディ音はノートFの構成音と短3度の関係
にあるが、ノートGの前回カウンタメロディ音から長2
度以上離れている。
このため、最終的に(呟優先順位が3番目のAの音が新
たなカウンタメロディ音として決定される。
この後、Cメジヤニの和音が指定された場合、ノートC
(ド)、E(ミ)、G(ン)の全ての構成音が全て揃っ
ていれは、ノー)Aの前回カウンタメロディ音から長2
度以同にはノー)Gの構成音のみが有る。この場合、ノ
ートEの構成音はノー)Cのメロディ音とは長3度の関
係にあるが、前回カウンタメロディ音から長2度以内に
ない。
このため、最終的には優先順位が4番目のノートGの音
が新たなカウンタメロディ音として決定される。
第6章−サブルーチン「Sub−6M500」の詳細説
明 和音の種類が変化した場合、カウンタメロディ音の音高
変化を大きくすると、曲の流れを不安定にしてしまうっ
このサブルーチン「Sub―CM5QO」では、和音が
変化した場合で、かつメロディ音の発音が無い場合に、
前回のカウンタメロディ音を長2度以内の音高変化幅で
補正し、これを新たなカウンタメロディ音として決定し
、これKよって音高変化の少ないカウンタメロディ音が
決定される。
第27図はサプルーチy r Sub−6M500 l
 の詳細を示すフローチャートであって、ステップ14
00〜1403は第4図のステップ133の判断を経て
、和音の変化が有り、かつメロディ音の発音が無い時に
起動される。
第27図において、まずステップ1400 では次の第
14fiに示すような音差テーブルがら和音種類CDT
P と前回カウンタメロディ対根音間隔CMLvSCと
に応じた前回カウンタメロディキーナンバCMLKN2
の増分値ΔKNが読出される。
第14表 (音差テーブル) すなわち、定数メモリ20の中に設けられた前蓋テーブ
ルには第14表に示すように、前回カウンタメロディキ
ーナンバCMLKN2に対する増分値ΔKNが和音種類
CDTP と前回カウンタメロディ対根音間隔CMLV
 S Cとに応じて予め記憶されている。
そこで、和音変化が有って、かつメロディ音の発音が無
い場合には、この前蓋テーブルに対して和音種類CDT
P と前回カウンタメロディ対根音間隔CMLVSCと
に対応したアドレス情報を与え、前回のカウンタメロデ
ィ音のキーナンバCMLKN2に対する増分値ΔKNが
読出される。
この増分値ΔKN は次のステップ1401 において
Aレジスタに格納される。続いて、ステップ1402に
おいて前回カウンタメロディ音のキーナンバCMKN 
2に対して増分値ΔKNが加算される。この加算値rc
MLKg+へKNj は、新たなカウンタメロディ音の
キーナンバCIVfLKN1として決定され、Aレジス
タARに格納される。この後、ステップ1403の全音
域補正のサブルーチンrsub−8DREGNJでG 
l” G 2 の音域に補正される。そして、この発音
域の補正されたカウンタメロディ音のキーナンバCML
KNIはサブルーチンr’sub・900」 において
対応するキーコードKCに変換された後カウンタメロデ
ィ用バッファメモリ28に転送される。
第14表の前蓋テーブルの内容から明らかなように、増
分値ΔKN は最大値が12j である。従って、新た
なカウンタメロディ音は前回のカウンタメロディ音に対
して最大で長2度以内の変化幅となる。こ扛によって、
変化幅の小さなカウンタメロディ音が発音される。
例えは、前回のカウンタメロディ音のノートがD(し)
で、新たな和音がCマイナセプンス(6M7)であった
とすると、前回カウンタメロディ対根音間隔CMLVS
Cは「2」となり、前蓋テーブルから「ムKN = 2
 ””」の増分値ΔK Nが読出される。この結果、新
たなカウンタメロディ音としてノー)E(ミ)の音が決
定される。
第7章−サブルーチンrSub−CM700j  の詳
細説明 和音は指定されているが、正規の和音コードとして成立
していない場合には、前回のカウンタメロディ音からの
音高変化幅を余り太きくしない方が望ましい。このため
に、このサブルーチン「SublICM700」 では
、前回カウンタメロディ音から最も近い音程の構成音の
1つが新たなカウンタメロディ音として決定される。
なお、指定さfた和音が正規の和音コードとして成立し
ない状態は、曲の開始部分でも起り得る。
このような場合、このサブルーチンI−Sub−6M7
00」では、前回のカウンタメロディ音をGl音と仮定
した上で、この時指定されている和音の構成音が1つで
あれば、この構成音と同一ノート音を新たなカウンタメ
ロディ音として決定し、構成音が2つ以上であればG1
音に最も近い構成音と同一ノート音を新たなカウンタメ
ロディ音として決定するように構成されている。
第28図はサブルーチン「Sub−6M700」 の詳
細を示すフローチャートであって、ステップ1420〜
1430は第4図のステップ121の判断を経て和音の
指定は有るが、正規の和音コードとして成立していない
場合に実行される。
最初に、曲の途中で指定された和音が正規の和音コード
として成立しなかった場合の処理について説明する。
−ゲ この゛ような場合・、まずステップ1420 では和音
コードが成立しなかったこと自体を和音の指定が変化し
たものと見做し、第1の同一コードフラグSMCDI・
FLGがリセット(−理協0“)される。
次にステップ1421 に2いて曲の初めに相当するイ
ベントか否かがスタートフラグS TRT lφFLG
の内容によって判断される。この判断により、曲の途中
の和音イベントの場合(テ(ハステップ1423ヘジヤ
ンプし、ここにおいて前回カウンタメロディ音と構成音
との量短音程差、すなわちアップディスタンスUPD 
I S T とダウンディスタンスDWD I S T
が算出される。これは、和音コードが正規のものでなか
った場合、第4図のステップ127の処理を行う経路を
通過しないために行なわれるものであり、前述のサブル
ーチンrsub・DIST謬を用いて算出される。
この後、次のステップ1424において現在指定されて
いる和音の構成音数が2つ以上か否かが複数和音キーオ
ンフラグLKDON−FLG tD 内容によって判卜
される。
こD判断により、和音の講、収音数か2つ以上の場合に
(仁、ステップ1425に分岐し、ここにおいてメロデ
ィ音が発音されているか否かがメロディキーオンフラグ
MLKON−FLGの内容によって判断される。この判
断により、メロディ音の発音があれは、ステップ142
9へ分岐し、このステップ1429 のサブルーチン1
−8ub−CヱvlHEARj  によってrirJ回
カウンタメロディ音からM%近い音程の構成音が検出さ
れ、こQ構成音のノートがメロディ音のノートと半音差
の関係にないことを条件に新たなカウンタメロディ音と
して決定される。
この場合、サブルーチン「Sub−CMNEAR」の内
部処理においては、アップディスタンスUPDI8T 
とダウンディスタンスDWD I S Tが同一の場合
には前回カウンタメロディ音より低音側の構成音を高音
側の構成音より優先的に取扱うようになっているため、
低音側の構成音と同一ノート音が新たなカウンタメロデ
ィ音として決定される。
しかし、和音の構成音数が1つの時、あるいはメロディ
音の発音がない時には、ステップ1424からステップ
1426へあるいはステップ1425からステップ14
26へ進み、このステップ1426においてアップディ
スタンスUPDIST とダウンディスタンスDWD 
I S T  とが比較される。この比較の結果、UP
DIST≦D■7′DISTならば次のステップ142
7において前回カウンタメロディ音のキーナンバCML
KN2 に対してアップディスタンスUPDISTのデ
ータ(キーナンバの値)が加算される。そして、この加
算値は新たなカウンタメロディ音のキーナンバCMLK
N1 としてAレジスタARに格納さn1次のステップ
1430 のサブルーチンrSub−8DREGNJ 
に2いて01〜G2の音域に補正された後、サブルーチ
ン「Sub・0M900 Jの処理に移される。
一方、UPDIST > DWDIST (7)場合ニ
ハーステップ1428 において前回カウンタメロディ
音のキーナンバ(JViLKN2 からダウンディスタ
ンスDWDISTのデータ(キーナンバの値)が減算さ
れる。−fニジて、この減算値は新たなカウンタメロデ
ィ音のキーナンバCMLKN 1  としてAレジスタ
ARに格納された後次のステップ1430の処理へ移さ
れる。
すなわち、和音の構成音数が1つの時、あるいはメロデ
ィ音の発音がない時には前回カウンタメロディ音に最も
近い音程の構成音と同一ノート音が新たなカウンタメロ
ディ音として決定される。
この場合、和音の構成音数が1つ6時、あるいは前回カ
ウンタメロディ音と高音狽lj構成音、低音側琳成音ま
での音程差が同じ場合、アップディスタ7、’−UPD
I8T とダウンデ(スタ:y、<DWDISTとは等
しくなるが、との場合にはステップ1426の判断によ
りステップ1428へ分岐するため、低音側構成音と同
一ノート音が優先されて新たなカウンタメロディ音とな
る。
なお、和音構成音数が1つの場合には、メロディ音の発
音があってもこのメロディ音との関係は無視される。
次に、曲の初めで和音コードが正規のものとして成立し
なかった場合、ステップ1421  において前回カウ
ンタメロディキーナンバレジスタCMLKN2RにGl
音に対応するキーナンバの値「7」がセットされ、前回
カウンタメロディ音はGl音であったものと見做される
これ以後は前述の場合と同様な処理によって新たなカウ
ンタメロディ音が決定される。
このように、指定された和音が正規の和音コードとして
成立しなかった場合には、前回のカウンタメロディ音か
ら最も近い音程の構成音と同一ノート音を新たなカウン
タメロディ音として決定することにより、カウンタメロ
ディ音の発音が演奏途中で停止されてしまうという不自
然さを解消できると共に、カウンタメロディ音の滑らか
な変化を実現できる。
以上説明したように、この発明の実施例では、まず曲の
開始部分においては根音の音高を和音種類に応じて補正
したものを新たなカウンタメロディ音として決定してい
るため、カウンタメロディ音の滑らかな変化を実現でき
る。
また、和音の指定操作に続くメロディ音の鍵操作が所定
時間以内に行なわれた場合には、これらを同一タイミン
グでの情作と見做してカウンタメロディ音を決定してい
るため、メロディ音の鍵操作が遅れてもメロディ音との
〜係を考慮した最適なカウンタメロディ音を決定できる
また、同一和音が連続して指定された場合には、前回の
カウンタメロ・ディ音および現在のメロディ音を考慮し
、前回のカウンタメロディ音と3度あるいは6度関係の
音程差の構成音と同一ノート音をiITたなカウンタメ
ロディ門として決定しているため、音高変化幅の大きな
カウンタメロディ音を発生さぐることかでき、臼の薦れ
に変化をもたせることができる。
さらに、指定された和音が前回と異なる場合、前回のカ
ウンタメロディ音から長2度以内の構成音の1つと同一
ノート音を所定の優先順位に従って新たなカウンタメロ
ディ音として決定しているため、音高変化幅の小さなカ
ウンタメロディ音を発生させることができ、曲の流れが
不安定になることを防ぐことができる。
また、和音の指定はあるが、正規の和音コードとして成
立していない場合には前回のカウンタメロディ音から最
も近い音程差の構成音と同一ノート音’kllTたなカ
ウンタメロディ音として決定しているため、カウンタメ
ロディ音が演奏途中で途絶えるという不自然さを解消で
きると共に、カウンタメロディ音の滑らかな変化を実現
できる。
例えば、第29図の楽譜で示すような系油の場合、第1
小節目では和音の指定がないためにカウンタメロディ音
は発音されないが、第2小節目においてド、ミ、ンの構
成音から成るCメジャーの和音が指定され、かつノー)
G(ソ)のメロディ音の鍵操作が行なわれると、サブル
ーチンrsub・CMlooJ  においてノー)E(
ミ)のカウンタメロディ音が決定される。すなわち、メ
ロディ対根音間隔MV S Cは[7]であるため、根
音の音高増分値テーブル(第9表参照)から「ΔKN=
4コの増分値ΔKN がd出される。そして、この増分
値ΔKN によってノートCの根音の音高が補正されて
ノートEの新たなカウンタメロディ音が決定される。
次に、第3小節目においてファ、う、ドの構成音から成
るFメジャーの和音が指定され、かつノー)Aのメロデ
ィ音の艶操作が行なわれると、サブルーチアr Sub
−CM600J  においてノートF(ファ二)のカウ
ンタメロディ音が決定される。すなわち、ノートEの前
回力ランクメロディ音から長2度以内にある構成音はノ
ートFのみであり、かつこの構成音はノートAのメロデ
ィ音から長3度下の音であるから、このノー)Fの構成
音と同一ノート音が優先順位の2番目の処理において新
たなカウンタメロディ音として決定される。
次に第4小節目においてド、ミ、ソの構成音からなるC
メジャーの和音が指定され、かつノートE(ミ)のメロ
ディ音の鍵操作が行なわれると、サブルーチン「Sub
−0M600」 においてノートE(ミ)のカウンタメ
ロディ音が決定される。すなわち、ノートFの前回カウ
ンタメロディ音がら長2度以内にある構成音はノートE
とGの2つであるが、メロディと6度関係にあるG音の
優先順位が上位であるためにノートGの新たなカウンタ
メロディ音が決定される。
次に、第5小節目においてソ、シ、し、7アの構成音か
ら成るG7の和音が指定され、かつノートDのメロディ
音の鍵操作が行なわれると、サブルーチンr Sub−
0M600 J  においてノートF(7ア)のカウン
タメロディ音が決定される。すなわち、ノートGの前回
カウンタメロディ音から長2度以内の構成音はノートF
とノートGであるため、優先順位の4番目に該当するメ
ロディと6度関係のFの音が新たなカウンタメロディ音
として決定される。
2段目の第6小節目〜第9小節目においても同様にして
、ノー)E、F、F、Eのカウンタメロディ音がサブル
ーチン「sub−6M6oo」 において決定される。
ところが、3段目の第10小節目ではCメジャーの和音
が2回連続したため、サブルーチン「Sub−CM40
0J  において新たなカウンタメロディ音が決定され
る。この場合、新たなカウンタメロディ音はノートGの
音となる。
以後の第11小節目〜第17小節目においても同様にし
てノートF、F、E、G、F、F、Eのカウンタメロデ
ィ音が決定される。
なお、実施例においては和音の指定手段として伴奏音用
の下鍵盤を用いているが、例えば和音選択ホタンスイッ
チ等を用いるものでも良い。
尚本発明の実施例においては、LKKON−FLG=’
l”を検出することにより(第4図121)和音用演奏
鍵が押下されていない時にはカウンタメロディ音の発音
を禁止するようにしたが、和音用演奏鍵の押鍵状態を記
憶する機能を付加するようにして和音用演奏場が離鍵さ
れた後もカウンタメロディ音の発音を維持することもで
きる。
すなわち記憶する機能が選択された場合には、和音演奏
用鍵が新たに操作されるまで、和音演奏用鍵に関する情
報(和音構成音キーナンバLKKNI〜V、根音キ1−
7バCDRTI、CDRT2. コードタイプCDTP
I、CDTP2.  和音キーオンフラグLKKON−
FLG等)を変更する事なく、各所定のレジスタに保持
し、和音演奏用鍵の離鍵後も仮想的な和音演奏用鍵の押
鍵状態全維持しておく−ことにより、和音演奏用鍵の離
鍵後においても前回押鍵された和音演奏用鍵に基っくカ
ウンタメロディ音を発生させることができる。
以上説明したようにこの発明による電子楽器は、指定さ
れた和音構成音のうちメロディ音と半音差の構成音を除
く残余の構成音に関連づけられたカウンタメロディ音を
決定するようにしたものである。このため、メロディ音
と調和のとれた音楽性豊かなカウンタメロディ音を自動
演奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による電子楽器の一実施例を示す全体
構成ブロック図、第2図は通常演奏音およびカウンタメ
ロディ音を形収する場合のメインルーチンを示すフロー
チャート、第3図は正規の和音平成として認める音の組
合せの一例を示す図、第4図は演奏状態に応じたカウン
タメロディ決定処理を選択するためのサブルーチンを示
すフローチャート、第5図(はメロディ音と根音との音
程差を演算するサブルーチンの詳細を示すフローチャー
ト、第6図(d前回のカウンタメロディ音と現在の根音
との音程差を演算するサブルーチンの詳細を示すフロー
チャート、第7図は2つの音の音程差情報を1オクター
ブ内での音程差情報に変換するサブルーチンの詳細を示
すフローチャート、第8図は前回のカウンタメロディ音
から高音側および低音側に句りで最も近い構成音までの
音程差を演算するサブルーチンの詳細を示すフローチャ
ート、第9図:は第8図のフローチャートにおける演算
内容の一例を示す図、vlo”図はフラグ処理のための
詳細なサブルーチンを示すフローチャート、第11図お
よび第12図r/iK4図のナブル−テンの使用状態を
説明するための楽譜、第13図はメロディ鍵の操作遅れ
に対処するためのサブルーチンの詳細を示すフローチャ
ート、第14図は曲の初めにおけるカウンタメロディ音
を決定するサブルーチンの詳細を示すフローチャート、
第15図にカウンタメロディ音の発音域’f:WA正す
るためのサブルーチンの詳細を示すフローチャート、第
16図は同一和音が連続して指定され、かつメロディ音
の発音が有る場合のカウンタメロディ音を決定するサブ
ルーチンの詳細を示すフローチャート第17図は第16
図のサブルーチンで決定されるカウンタメロディ音を説
明するための系譜、第18図は同一和音が少くとも2回
以上連続して指定されたときのカウンタメロディ音を決
定スるサブルーチンの詳細を示す70−チャート、第1
9図はメロディ音と3度または6度関係の和音構成音を
検出するためのサブルーチンの詳細を示すフローチャー
ト、第20図はメロディ音との半音関係をチェックする
サブルーチンの詳細を示すフローチャート、第21図は
和音種類が質化し、かつメロディ音の発音がある場合の
カウンタメロディ音を決定するサブルーチンの詳細を示
すフローチャート、第22図は第21図においてどの構
成音と同一ノート音が新たなカウンタメロディ音になり
得るかを比較検討するためのサブルーチンの詳細を示す
フローチャート、第23図および第24図は第21図に
おいてメロディ音と3度または6度関係にある構成音と
同一ノート音が新たなカウンタメロディ音になり得るか
を比較検討するためのサブルーチンの詳細を示すフロー
チャート、第25図は第21図において前回のカウンタ
メロディ音と同一ノートを新たなカウンタメロディ音と
して決定するサブルーチンの詳細を示すフローチャート
、第26図は@21図において前回のカウンタメロディ
音に最も近、い音程の構成音と同一ノート音を新たなカ
ウンタメロディ音として決定するサブルーチンの詳細を
示すフローチャート、第27図は和音種類が変化し、メ
ロディ音の発音が無い場合のカウンタメロディ音を決定
するサブルーチンの詳細を示す70−チャート、第28
図は指定された和音コードが正規の構成でない場合のカ
ウンタメロディ音を決定す°るサブルーチンの詳細を示
すフローチャート、第29図は芙施例において決定され
るカウンタメロディ音の具体例を説明するための楽寵で
ある。 10・・・・鍵盤部、IOA  ・・・・上鍵盤、10
B−・・・下鍵盤、10C・・う−ペダル鍵盤、11・
・・穆操作子回路、1,2・・・・演算処理装置、13
・拳・・走査回路、14−・・・通常楽音用ワーキング
メモリ、15・・・・上鍵盤用バッファメモリ、16・
嘩・・下誕盤用バッファメモリ、17・・・・ペダルm
m用バックアメモリ、18・・・・制御データ用ワーキ
ングメモリ、19・・・・制御データ用バッファメモリ
、20・・・・定数メ41)、21・・・・土偶盤用ト
ーンジェネレータ、22・・・・下鍵盤用トーンジェネ
レータ、24・・畳・サウンドシステム、25・・・−
プログラムメモリ、26@−・・カウンタメロディ用ワ
ーキングメモリ、27・・・・タイマ。 へ許出願へ 日本呆器裂造株式会社 代理人 山川政衝(ほか1名) 第13図 第14図 第24図 第25図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)和音音指定する和音指定手段と、指定された和音
    全発生する和音形成手段と、メロディ音を指定するメロ
    ディ音指定手段と、指定されたメロディ音を発生するメ
    ロディ音形成手段とを有する電子楽器において、 上記和音指定手段によって和音が新たに指定されたこと
    を検出する和音指定検出手段と、上記和音指定手段によ
    って指定された和音の構成音のうちメロディ音と半音差
    の音程関係の構成音を検出する検出手段と、 上記和音指定検出手段および上記検出手段の検出結果に
    基づき、和音が新たに指定されるたびにメロディ音と半
    音差の構成音を除く残余の構成音に関係づけられた付加
    音を決定する付加音決定手段と、 決定された付加音に相当する楽音を形成する付加用楽音
    形成手段とを備えた電子楽器。
  2. (2)前記付加音はカウンタメロディ音である特許請求
    の範囲第1項記載の電子楽器。
  3. (3)前記付加音決定手段で決定する付加音は音域を所
    望の範囲内に制限すること全特徴とする特許請求の範囲
    第1項〜第2項記載のいずれかの電子楽器。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50106614A (ja) * 1973-10-23 1975-08-22
JPS5552100A (en) * 1978-10-12 1980-04-16 Kawai Musical Instr Mfg Co Automatic cord type musical interval keying device in electronic musical instrument
JPS56144491A (en) * 1980-04-12 1981-11-10 Nippon Musical Instruments Mfg Electronic music instrument

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