JPS58206543A - ポリプレニルケトカルボン酸エステル - Google Patents

ポリプレニルケトカルボン酸エステル

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JPS58206543A
JPS58206543A JP8924182A JP8924182A JPS58206543A JP S58206543 A JPS58206543 A JP S58206543A JP 8924182 A JP8924182 A JP 8924182A JP 8924182 A JP8924182 A JP 8924182A JP S58206543 A JPS58206543 A JP S58206543A
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JP
Japan
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reaction
general formula
polyprenyl
formula
polyprenylketocarboxylic
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Pending
Application number
JP8924182A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Takigawa
滝川 哲夫
Koichi Kinuhata
衣幡 晃一
Masafumi Okada
雅文 岡田
Masao Mizuno
雅夫 水野
Takuji Nishida
西田 卓司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリプレニルケトカルボン酸エステルに関する
。さらに詳しくは、本発明は・般式単位を表わし、nは
11〜19の整1)kt−表わし、Rは低級アルキtv
f表わす。)で示されるイし金物に関する) 本発明により提供される一般式(1)で示されるボリア
”l/ニルケトカルボン酸エステルは[li、(ヒll
E料などの原料とし1有用な物質であり、とくに嘩乳頻
ドリコール類の合成中間体として有用である。
Y リ]−w類f1.1q6o年にJ、 F、 Pen
nockらによってブタの肝臓からはじめて単離され〔
、Nature(L領+don )、 1.旦−6,4
70(1960)参照〕、のちにこのものは一般式(ム
) ■ ?H5 −CH2−CH−Cki2−CH2−OH(A)?Hs (式中−〇H2−0=C−(3H2−はトランス型イソ
プレン単単位を表わす。本明細書中において以F同球。
)で示される構造を有するポリプレノール同族体の混合
物であって、式(A) 中のシス型イソプレン率位の数
を表わす」は一般に12から18まで分布し、j=14
.1sおよび16の51t1の同族体が主体となってい
ることが明らかにされた( R,W、 Keenane
t aJ、、 Biochemjcaj  Journ
al、 165.505 (1977)参照〕。ドリコ
ール類はブタの肝緘のみならず、哺乳動物体内に広く分
布して、おり、生体の生命維持のEで極めて重要な機能
を果していることが知られている。例えば、J、B、H
arfordらは子牛やブタの脳内白髄質を用いるI◎
vitro試験により、外因性ドリコールがマンノース
などの糖成分の脂質への取り込みを促進し、その結果、
生体の生命維持のうえで重要な糖蛋白質の形成を増大さ
せる作用を持つことを明らかに(2ている( Bioc
hemicalacid Biophysical R
erearch Co+nmunication、 7
6゜1036 (1977)参照〕。ドリコール類によ
るかかる脂質への糖成分の収り込み促進効果は成長期の
生体におけるよりも既に成熟している動物において顕著
であることから、老化防止の点でのドリコール類の働き
が注目さ−れている。また、R,W。
Keeoanらは幼年期などの急速に成長を続けている
生体にとっては外からドリコー・lv’l摂取し、自己
の体内で生合成[2て得られるドリコーA/i袖うこと
が重要であるとAべCいる( Archives of
 Bio−chemistry and Biophy
sjcs、 j 79,634 (1977)、@照〕
っさらに、赤松らはラットの再生肝中のトリL+−/レ
リン酸エステlv全定量し、その菫が正常な肝中よりも
xしく減□少しており、肝組織での糖蛋白の合成機能が
大巾に低丁していることおよび外   1からドリフ 
ルリン酸エスデ/vt#加えると該機能が改善されるこ
とを見出した〔第54回目本生化学会大会(1981年
)において発表〕。
E記のようにドリコール類は生体にとって錫めて重要な
機能を司る物質であり、医薬品またはその中間体として
有用であるが、従来その入手は容易でなく、例えばブタ
の肝朦10峠から複雑な分離操作を経てやっと0.6g
のドリコールが得られるに過ぎない(F、 W+Bur
gos et al、、 BiochernicalJ
ournal、β8.470 (1963)参照〕3ド
リコール顛を全合成することは、それらの複雑で特異な
分子構造から明らかなように現在の有機合成の技術では
至難のことである。合成中間体音天然物に依存し、これ
に簡単な合成化学的処理を加えるのみでドリコール類を
得ることができるならば有利であるが、従来そのような
好都合な物質は見出されていない、従来、F記の一般式
(B) (但し7、k=4〜6)で示されるポリプレノール類(
これらはベツフブレノール類と呼ばれている)がシフカ
ンパ(Betul邑verrucola )から採取し
得ることは知られているが、これらからシス型イソグレ
ン単位の数が14.15および16のもの全主体とする
ドリコール類を合成することは現在の有機合成技南では
ほとんど不可能である。またK。
Hannusらはヨーロッパ赤松(Pinus、 52
1vestris )の葉から乾謙直量基準で1−の収
率でポリプレニル成分を単離し、この成分がイソグレン
単位10〜19個を主としてシス配置で有するポリプレ
ニルアセテート混合物であることt報告しているがl 
t’hyLuchemistry !−52565(1
974)参照〕、彼7     ノ らの報告には該ポリプレニルアセテート中のトランスお
よびシス配置についての詳細までは解明されtいない、
さらに、D、 F、 Zinckejらはストローブ松
(Pjn懸S輪砂りの葉の抽出物中にイソプレン嚇位#
118個またはイソプレン単位数の平均値が18である
(J90のポリプレノールが存在するこト’t 報告L
 テイルカ(Phytochemistry、す、 5
587(1972)参照〕、この報告では該ポリプレノ
ールのトランス、シス配置について詳細な解析を行なっ
ていない。
本発明者らの一部とその共同研究者らは、先に、イチョ
ウおよびヒマラヤ杉から有機溶媒によって抽出される抽
出物を、必要に応じ加水分解したのち、クロマトグツフ
ィー1分別溶解法その油の適当な分離法によって処理す
ることにより、14〜22個のイソプレン単位を哺乳類
ドリコール類とまったく同じトランス、シス配置で有す
るボリルノールおよび/またはその酢酸エステル同族体
混合物からなるポリプレニル画分が得−られること、核
ポリプレニル画分は哺乳類ドリコール類に比べてα−末
端の飽和イソプレン単位が存在しないだけで哺乳類ドリ
コール類におけるボリア°レニル同族体の分布に非常に
よく似たポリブレニル同族体の分布を示すこと、該ポリ
プレニル画分は所望によりその構成成分である個々の(
イソ7”レン単位数が一様な)ボリルニル同族体に比較
的容易に分離しうろこと、従って該ポリ1し二〜−分お
よびぞれから分離された各ポリフルレニル同族体はいず
れも哺乳類ドリコール類の合成中間体として非常に適し
ていることを見出した。
本発明者らは、E記のとときボリルニル化合物を用いて
哺乳類ドリコール類を効率的に製造するため該ボリルニ
ル化合物のボリフ”レニル鎖のα−木端に飽和イソプレ
ン単位を導入する方法全鋭意検討し7た結果、かかる方
法における中間体として有用なMtl記一般式(1)で
示されるポリプレニルケトカルボン酸エステ/l/1m
製し、本発明を完成−するに至った。
本発明の一般式1)で示されるポリプレニルケトカルボ
ン酸エステルは一般式 (式中、nは前記定義、C?とおりでおり、Xは/% 
11ゲン原子を表わす。) で示されるボリルニルハフイド〔以F、ポリブレニルハ
ライド(履)と起す、〕を塩基性化合物の存在ドに、般
式 (式中、RFi低級アルキル基を表わす、)で示される
アセト酢酸エステルU以下、7セト酢酸エステlV億)
と記す、〕と反応させることにより合成することができ
る。この合成法においてボリプ゛レニルハライド1)と
してその2a1以トの混合物を用いることによりポリプ
レニルケトカルボン酸エスデ/L/(I)の混合物を得
ることもできる。
一般式(1)およびl)において杜は好ましくはメチル
基、エチル基、 tl−プロピル基、イソプ゛11ヒル
基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基などの
脚本原子数1〜4個のアルキル基であるが。
廣索原子数5〜8個のアルキル基であってもよい。
ポリブレニルハライド(1)は前述のようにイチョウあ
るいはヒマラヤ杉の抽出物から直接ifC,#i加水分
解を経て得ることができる一般式 (式中、口は前記定義のとおりである。)で示されるポ
リプレノールまたはその混合物をハロゲン化剤たとえば
PClls 、PBrsのごとき三ハロゲン化リン、 
80C12,80Br2のごときチオニルハライドなど
でハロゲン化することにより容易に得られる。このハロ
ゲン化反応は、通常、たとえばヘキチン、ジエチルエー
テルなどの適当な溶媒中に←、記ポリプレノー/L/を
溶解し、これにトリエチルアミン、ピリジンなどで代表
される塩基の存在または不存在[に約−20℃〜+50
℃の温度においてハロゲン化剤を加えることにより行わ
れる。
ボリルニルハライド(1)とアセト酢酸エステル1)と
の反応は溶媒中で行うことが望ましい。好適に使用され
うる溶媒としてはジエチルエーテル、テトラヒドロ7フ
ン、ジオキサン、ジメトキシエタンなどのエーテル系溶
媒が挙げられる。また、ヘキサメチルホスホリック1ト
リアミドのような溶媒倉少着共仔させても良い。溶媒の
使用量は、臨界的ではないが、ボリルニルハフイド(1
)に対して2・〜100倍(直址)、好ましくは5〜8
0倍(重jt)、さらに好ましくは10〜50倍(tL
皺)である。充分に乾燥された溶媒を用いることが目的
とする反応を円滑に進行させるうえで好ましい、この反
応を行うためには塩基性化合物を存在させることが必須
である。使用する塩基性化合物としては、水素化ナトリ
ウム、水素化カリウムなどのアルカリ金属の水素化物あ
るいは【l−ブチルリチウム、メチルリチウム、フェニ
ルリチウムなどの有機リチウムが好適である。−基性化
合物はアセト酢酸エステ/l/l)1モルあたり一般に
約1.5〜5.0モル、好ましくは2.0〜5.0モI
しの割合で用いられる。塩基性化合物の使用割合が少な
い場合rまアセト酢酸エステルl)の2個のカルボニル
基に挾まれたα位戻索における反応が優先する。好まし
い実施態様においては、塩基性化合物の溶液または分散
液にアセト酢酸エステ1v(1)を加えるかまたは逆に
アセト酢酸エステル(1)の溶液に塩基性化合物を全量
一時にもしくは少量づつ徐々に加えることによりまずア
セト酢酸エステルのジアニオンを形成させ、しかるのち
にこれにポリプレニ/I’ハライ)” II) k加え
て反応させる2アセト酢酸エステルI)とrr IJプ
レニルハライド(1)との使用割合は、臨界的ではない
が、アセト酢酸エステtL/(1) 、、/ポリプレニ
ルハフイド(1)のモル比にして1/2〜5/1 、 
好ましくは415〜2./1である、アセト酢酸エステ
ν1)のジアニオンを形成させる際には、窒素ガス、ア
ルアンなどの不活性ガス雰囲気下−30’C〜+50C
1好ましくは−10“C〜+20”Cの温度で反応を行
うことが望ましく、これにより副反応を抑制しつつ円滑
に目的とするジアニオンを形成させることができる。こ
のジアニオン形成に要する時間は用いる反応温度によっ
ても変化するが通常的10分間〜1時間程度で充分であ
る。F記ジアニオンの形成に際しては、まず上記溶媒中
にアセト酢酸エステ/I/(It)に対j2て約1モル
当量のアルカリ金属水素化物を分散させ、これにアセト
酢酸エステル11) k 添加L−2てアセト酢酸エス
テルの七ノブニオン會杉成さぎ、欠いて同じく約1モル
当量のアルキ    □1ルリチウムを添加することに
よジアセト酢酸ニスデルのノアニオンを形成させる方法
が好適である。
このようにE〜で調製されたアセト酢酸エステル1)の
ジアニオン溶液にポリプレニルハライド(1) t 添
加して反応させる、用いる反応条件によっては、ポリプ
レニルハフイド(1)t−全量一時に添加するよりは少
量づつ何度かに分けであるいは滴丁方式で加えることに
よって反応を円滑に進行させうめ場合がある。ポリプレ
ニルハフイド(置)の添加時およびその後反応を完結さ
せるまでの間の反応系内の温度は、臨界的ではないが、
−10℃から使用する溶媒の沸点までの範囲内であるこ
とが望ましい。
反応温度が低すぎると反応の進行が遅く、反応完結に要
する時間がかかり過ぎる。一方、反応温度が高すぎると
望ましくない副反応が進行する。この観点から0°C〜
50°Cの範囲内の反応温度1r採用することが好まし
い。ポリプレニルハライド+1) を添加したのち反応
を完結させる、ためには上記反応温度において反応混合
物の攪拌′t−継続することが必要であり、これに要す
る時間は用いる反応温度によって変化するが通常的30
分間〜24時間程度である。反応の進行を確認するため
には薄層クロマトグラフィーによ!01lX料ポリプレ
ニル八フィト(11の減少を追跡するのが便利であり、
好ましい。
反応後、反応混合物からのポリプレニルケトカルボン酸
エステル(1)の単離は従来公知の合成反応に用いられ
ている単離方法を応用することにより容易に速成される
。とくにクロマトグラフィーが便利に用いられる。クロ
マトグラフィーに使用しうる吸着体としてはシリカゲル
、アルミナ、活性炭、セルロースなどがある。なかでも
シリカゲルがとくに好適に使用される。展開溶媒として
はへキチン、ペンタン、石油エーテル、ベンゼンなどの
灰化水素系溶媒にジェチルエーテ/L/、クロロホルム
、酢酸エチル、エチルアルコールナトの極性溶媒會少′
#に混合したものが好適である。
以トのようにして合成されるポリプレニルケトカルボン
酸エステ/I/(1)は、例えば下記に示す合成経路に
より哺乳類ドリコール類に導くことができ心っ PP−Cti2−C−Cti2−CO2R。
■              1 −一−−−−−−−−,PP−CH2−CjH−Cti
2−GO2kl  @)Hs ■             1 −−−−+        P−P−C[2−Cti−
Cti2− Cf124Jki  (71)ただし、E
記式においてPPは式 (式中、nは前記定義のとおルである。)で示される基
を表わし、R,R’は低級アルキlV基を表わす。
反応■はポリプレニルケトカルボン酸エステル(1)t
−jm基性化合物の存在下でエノール化したのちノアル
キルホスホロクロリデートと処理し−Cボリブレールエ
ノールホスフエー) (V) t” 合成すル反応であ
るっ次いでジメチルリチウム鋼と反応させて一般式(■
)のボリルレニルカルボン酸エステル金生成させる(反
応■)。この化合物(■)を加水分解く反応■)して得
られる一般式(■)のポリプレニルカルボン酸はα、β
不飽和のカルボン酸であるため、この位置で油の二重結
合に影響を与えることなく選択的に水素添加反応を行う
ことができ(反応■)、一般式(1)のカルボン酸を与
える。
最後にこのものを水素化アルミニウムリチウムなどの遁
尤剤で還元すると一般式(α)のアルコール、すなわち
−・般式(ム)で示される哺乳類ドリコーμを得ること
かできる。
以1−1本発明を実施例および参考例によりさらに具体
的に説明する。なお、実施例および参考例中の1h分析
はl&膜で測定し、NMIL分析はTM8を内部標準と
して測定した。FD−MAS8分析値はl H、120
,140,711B、として補正した値である。
参考例1  ポリプレノールの分離 10月末に倉敷市内で採取したイチョウの葉10峙(未
乾燥電歇)を約40°Cで24時間熱風乾燥ルムを留去
して得た濃縮物中に石油エーテル5eを加えて不溶性成
分tp別し、P液を濃縮後クロcxrhρム金展開溶剤
として用いてシリカゲルカプムにより分離し約57fの
油状物を得た。この油状物にアセトン約40口dを加え
でアセトン可溶成分を溶解し、得られた混合物を濾過し
、p液を濃縮し、得られた油状物音メタノール400d
、水40dおよび水酸化ナトリウム20gと共に2時間
65℃に加熱したのちメタノールを留去し、桟留物にジ
エチルエーテ/I/(soosg)を加え?抽出り、エ
ーテル層を約100dの水で5回水洗したあと無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、溶剤を留去して24,2fの油状
物を得た。
次いでこの油状物を約1#のシリカゲルを用いn−へキ
サン7/イソプロピルエーテル=90./10(容綾比
)の混合液で分離して21.8&の油状物を得た。この
油状物は95襲以Fの純度を有するポリプレノールであ
り、このものについてメルク社製セミ分取用高速液体り
μマドカラムLiChrosorb RP 18−10
 (C18夕4プ)を用イアセトン・′メタノールー9
0710(容皺比)の混合溶剤を溶離液とし、示差屈折
計を検出器として用いた関連液体りロマトグフフィー分
析i行い、得られたクロマトグラムにおける各ピークの
面積比率を求めた結果は”Fti3のとおりであった。
ヒ・−?誉せ  イネ竺イ、イて−と単忰緯■  面積
比率(鉤1       11       0.52
       12       1.15     
  13       5.94       14 
     25.65       15      
39.46       16      1?、27
       17       5.98181.8 ν       19       0.8この高速液
体クロマトグラフィーを用いて上記の油状物から各成分
を分取(7、質量分析、赤外線吸収スペクト/L’%+
lI−NMRスペクトルおよび15C−NMRスペクト
/1’によりそれらの成分が一般式(IV)で示される
構造を有するポリブレノールであることを確認した。
各成分についての電界電離法質量分析(FD−MA88
)(7)結11らびK ’H−NMRの2m1に表1に
、”Q−NMRのδ値を表2にまとめて示した。
#4例z   zy富巴化ブ!−斗ρ−含邑11;15
である一般式(IV)のポリプレノール12.49およ
びピリジン1dを20 (IMlのn −ヘキサン中に
加え、得られた溶液に室温(約20 ’C)で窒素ガス
雰囲気下に2.09の三臭化リンを滴下し、m−[宛T
後室温、窒素ガス雰囲気トに一夜攪拌した。ついでとの
n−へキチン溶液を分液ロートに入れ、約50dの水で
3回洗浄したのち無水硫酸マグネシウムで乾燥し、n−
へキチンを留去することにょシ像黄色の液状物12.0
#を得た。
このものについてNMR分析金行ったところ、原44r
ζリアレノールの−C1j20kl基に帰属されるシグ
ナ#(d、−一(oa);6E消失しjfti fc 
K −(3H2B r ニ帰属されるシグナル(d、J
=3.91)が現わレタ。
またこの液状物をFD−gA88にょ9分析したところ
rn/e = j 3Ω4であった。これらの分析結果
により、E記の生成物は一般式(幻においてn=15、
x Irであるポリプレニルプロミドであるコトカ確認
された。
同様の操作によりnが15以外のポリプレニルプロミド
も合成された。
実施例1 三つロフラスコに無水テトラヒドロフラン50dおよび
50%水素化ナトリウム640′IIfIK”仕込み、
室温で攪拌しなからアセト酢酸エチル1,579を滴下
した。激しい水素ガスの発生が穏やかになつ喪のち、7
ヲスコ内を窒素ガスで置換し、n−ブチルリチウム(L
6Mへキチン溶液)7.5mを汞水冷却下に滴下し10
分攪拌した。生成したアセト酢酸エチρのジアニオン溶
液Jlc参考例2に従って合成した一般式(1)におい
てn=15、X=Brであるポリプレニルプロミド7.
801Fのテトラヒドロフラン(20@t)溶液を滴下
し、室温で一夜攪拌した。反応混合物から回転蒸発器で
溶媒を留去したのち、残留物を約50s/の水中に注ぎ
、ジエチルエーテルで抽出し、得られたジエチルエーテ
fi71I4を水、希樵酸水、水、重曹水で順次洗浄し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、回転蒸発器でジエチ
〜エーテA/i留去して黄色液状物を得た。この黄色液
状物をi mmHg減圧下、150℃にて30分間加熱
(、゛(低沸成分を留去し、残留物をシリカゲルカラム
クロマトグツフィー〔ヘキサン/酢酸エチル−98/2
(容盪比)を展開液と【7て使用〕によりM#1.て酸
黄色液状物6,529を得た。このものの分析結果を以
Fに示す。
I托分析:  1740,1720,1625,144
0゜1410.1365.1305.j250,117
0゜1145、1030.850011−’’H−NM
 R分析: δとシー、  120 (t、 LH)。
L56(s、9H)、1.63(8,48H)。
17〜2.6(72H)、3.57(8,2H)。
4.15(q、2H)、5.05(br、18H)FD
−MA88分析:  to、/e=13541u lの
分析結果により、この徽黄色液状物は一般式1)におい
てn=15、n=U2Hsであるボリルニルケトカルボ
ン酸エチルであることが確認された。
同様の操作により一般式(置)においてnが11〜19
の間の15以外の値であるポリプレニルプロミドから対
応したrlのuiを有する一般式(1)で示されるポリ
プレニルケトカルボン酸エチル’t 合IJIE tだ
。それらの収率はn−15のポリプレニルケトカルボン
酸エチ1vft合成した場合の−tt1と略同じであっ
た。また、それらのIRスペクト7しの特性吸収および
NMRスペクトルの特性シグナルはその位置においてn
−15の上記ポリプレニルケトカルボン酸エチルのそれ
と実質的に一致した。さらにFD−MA88分析の結果
は沢のとおりであった。
原料ポリプレニルプロミド  生成ポリプレニルケト一
般式(璽)中のnの値    カルボン酸エステルの門
4値11             108212  
           115013        
     121814             1
28616                  14
2217             149018  
                155B19   
          1626寮施例2 実施例1において使用したアセト#酸エチルにかえて、
アセト酢酸メチルL40gi使用して、大−例1と同じ
操作を行い6,354+の漱黄色液状物を得た。このも
のの分析結果を以fに示す。
IR分析:  1740,1720.1625.144
0゜1410.1370,1505.1230,117
0゜1145、1030.8501811−’、   
 ppm ’11−NMR分析、δcDc、、  1.56 (s
、 9ti)。
1.63(8,48H)、1.7=2.IS(72M)
3.48(S、2H)、3.78(8,5M)。
5.05 (br、 1 an ) FD−MA88分析:  rn、/e−1s<a以Eの
分析結果により、この歯黄色液状物は一般式(1)にお
いてn=15.R=C■5であるボリア”レニルケトカ
ルボン酸メチルであることが確認された。
同様の操作により一般式(履)においてnが11〜19
の間の1′5以外の値であるポリプレニルプロミドから
対応したnの値を有する一般式(璽)で示されるポリプ
レニルケトカルボン酸メチIL/li−合成した。すれ
らの収率はn=15のボリア“レニルケトカルボン酸メ
チ)′L/ヲ合成した場合のそれと略同にであった。ま
た、それらのIILスペクトルの特性吸収およびNMR
スペクトルの特性シグナルはその位置においてn=15
の一ヒ記ボリグレニルグトカルボン酸メチルのそれと実
質的に一致した。さらにFD−MA88分析の結果は次
のとおシでめった。
原料ボリルニルプロミド  生成ボリルニルケト一般式
(層)中のnの値     力μポン酸メチルのに%5
値11                  1068
12                  11561
5                  120414
                 127216  
               140817    
             147618      
           154419        
     1612実施例3 実施例1において使用したアセト酢酸エチルにかえて、
アセト酢酸t−ブチ/L/1,919’i使用して、実
施例1と同じ操作を行い6.559のfa黄色液状物に
得た。このもののIKスペクトルの特性吸収は実施例1
のポリプレニルケトカルボン酸エチルのそれと殆んど一
致した。その池の分析結果を以卜に示す。
’n −N M R分析” CDclls ’50(s
、 9H)。
1.56 (8,9H)、 1.65 (9,4811
)。
1.7〜2.6(72H)、5.55(s、2H)。
5.06 (br、 1 flM ) FD−MA88分析:  m/e=13a2同様の操作
により一般式(厘)においてnが11〜19の間の15
以外の値であるポリプレニルプロミドから対応したnの
mt有する一般式(1)で示されるポリプレニルケトカ
ルボン酸し−プチルヲ合成(7た。それらの収率はn−
15のポリプレニルケトカルボン酸t−ブチルを合成し
た場合のそれと略同じであった。また、それらのIRス
ペクトルの特性吸収およびNMRスペクトルの特性シグ
ナルはその位置においてn=’+5の一ヒ記ボリプレニ
ルクトカルボン酸t−ブチルのそれと実質的に一致した
。さらにFD−MA88分析の結果は次の原料ポリプレ
ニルプロミド  生成ポリフルニルケト一般式(1)中
のnの値    カルボン酸t−ブチルのIve値11
                  111012 
                 117813  
                 124614  
                 131416  
                 145017  
                 151818  
                 15861 ? 
                    1654特
許出願人   株式会社 り ラ し代理 人 弁理士
本多 堅

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 般式 (3 (式中−〇k12−C−c−CH2−はトランス型イソ
    プレン単単位を表わし、nは11〜19の整数を表わし
    、Rは低級アルキル基を表わす。)で示されるポリプレ
    ニルケトカルボン酸エステル。
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