JPS58206509A - 透明化粧料 - Google Patents

透明化粧料

Info

Publication number
JPS58206509A
JPS58206509A JP8864282A JP8864282A JPS58206509A JP S58206509 A JPS58206509 A JP S58206509A JP 8864282 A JP8864282 A JP 8864282A JP 8864282 A JP8864282 A JP 8864282A JP S58206509 A JPS58206509 A JP S58206509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transparent
glycyrrhizinate
transparent cosmetic
polyhydric alcohol
surfactant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8864282A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Ishiwatari
正昭 石渡
Yutaka Okunuki
裕 奥貫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP8864282A priority Critical patent/JPS58206509A/ja
Publication of JPS58206509A publication Critical patent/JPS58206509A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は透明度が高く、がっ透明である温度領域の広い
、皮膚安全性、使用性の優れた透明化粧料に関する。
従来、透明化粧料(透明乳化組成物)は数多ぐ知られて
いる。例えば、特開昭あ一125306号公報には摺α
−グリチルリチン10〜98モル%及び坊β−グリチル
リチン90〜2モル%がら成るグリチルリチン組成物、
油性物質および水を配合して成る透明化粧料が開示され
ている。しがしながら、この透明化粧料の配合可能な油
分の最大量は1重量%であり・油分の配合量の多いクリ
ーム、乳液等の処方系には応用できない欠点を有してい
る。
また、特公昭45−3071’7号公報には脂肪族高級
アルコールまたはアルキルフェノール類にプロピレンオ
キサイドとエチレンオキサイドを混合付加したものを界
面活性剤として使用することにより、油を水に分散せし
めて成る透明水溶性固型整髪料が開示されている。しか
しながら、この透明水溶性固型整髪料は界面活性剤を寞
〜40%配合せねばならず・皮膚安全性の観点から好ま
しくないという欠点を有している。
また・特開昭56−24477号公報には透明乳化組成
物の記載がある。しかしながら、化粧料の場合、化粧料
として要求される最も重要な一皮膚安全性の点や使用感
触の面を考慮すると界面活性剤の配合量は極力減らすの
が望ましいのに対して、上記の系で界面活性剤の配合量
を減らすと半透明になってしまうか、透明であっても透
明である温度領域が非常に狭まってしまうという欠点を
有している。
また、製造時の攪拌力により転相が起り系が破壊しやす
くなるという欠点も有している。
それ故、皮膚安全性が高く、使用感触にも優れ、さらに
透明である温度領域が広く、製造の容易な透明化粧料は
皆無であった。
本発明者らは前記の離点を克服した透明化粧料を得るた
めに鋭意研究を重ねた結果、分子内に3個以上の水酸基
を有する多価アルコールと水とグリチルリチン酸塩と親
水性界面活性剤から成る組成物中に油分を乳化すると界
面活性剤の配合量を少なくしても微細で均一な乳化粒子
の透明化粧料が得られ、その透明化粧料は通常の保存温
度領域において全く濁りを生じないものであり、さらに
製造時の攪拌による高剪断力にも転相等系の破壊を起こ
さない製造容易なものとなることを見い出し本発明を完
成するに至った。
すなわち、本発明は分子内に3個以上の水酸基を有する
多価アルコールと水とグリチルリチン重環と親水性界面
活性剤と油分とを配合することを特徴とする透明で、か
つ透明性の温度依存性、皮膚安全性・使用感触が良好で
ある透明化粧料を提本発明を構成するグリチルリチン酸
塩は消炎作用・′香料などによるアレルギー防止作用等
、皮膚に対する優れた作用を有しており、本発明の透明
化粧料はそれらの優れた作用をも有効に発揮せしめるこ
とができる。グリチルリチン酸塩はグリチルリチン醗ア
ルカリ金属塩、グリチルリチン酸アンモニウム塩、グリ
チルリチン酸塩基性アミノ酸塩のモノ、ジ、トリ塩であ
り、例えば、グリチルリチン酸モノナトリウム、グリチ
ルリチン酸モノカリウム、グリチルリチン酸モノアンモ
ニウム、グリチルリチン酸ジナトリウム、グリチルリチ
ン酸ジカリウム、グリチルリチン酸トリナトリウム、グ
リチルリチン酸モノL−アルギニン塩、グリチルリチン
酸モノL−リジン塩、グリチルリチン酸ジL−アルギニ
ン塩、グリチルリチン酸ジL−リジン塩などであり、そ
れぞれ単独あるいは混合して配合することができる。該
化粧料への配合量は01〜10重量%である。01重量
%より少ないと透明性が悪く、10重量%より多いとべ
たつくため使用感触が悪くなる。
本発明に使用する多価アルコールは分子内に3個以上の
水際基を有する水溶性の多価アルコールでグリセリン、
ジグリセリン、ポリグリセリン、マルトース、フラクト
ース、キシリトール、イノシトール、ペンタエリスリト
ール、グリコース、ソルビトール、マルチトール、シュ
ークローズ、マルトトリオース、澱粉分解軸、澱粉分解
糖還元アルコールなどであり、これらのうちから1種ま
たは2種以上が選ばれる。該化粧料への配合量は5〜5
0重量%である。5重量%より少ないと系が破壊される
など製造が難かしく、また保存安定性も悪くなり、50
重量%より多いとべたつくため使用感触が悪くなる。ま
た、多価アルコールと水との比は重量比で60/40〜
9515の範囲内である。多価アルコールの使用比率が
この範囲より少ないと透明である温度領域が狭くなり、
この範囲より多いと系が不安定になり、製造が難かしく
また保存)1 安定性も悪くなる。
本発明に使用する親水性界面活性剤はHLB9以上の、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル・ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンアルキマ ルエーテル・ポリオキシエチレン硬化ヒ4シ油誘導体な
どのエチレンオキサイドまたはエチレンオキサイドとプ
ロピレンオキサイドを付加した非イヒトール脂肪酸エス
テルなどの多価アルコール脂肪酸エステル・脂肪酸石余
・エーテルカルボン酸塩、アミノ酸と脂肪酸の縮合物の
塩、アルキルスルホン酸塩・脂肪酸アミドのスルホン酸
塩、アルキルアリルスルホン酸塩、アルキル硫酸エステ
ル塩、アルキルおよびアリルエーテル硫酸エステルkM
 、 脂Uj酸エステルの硫酸エステル塩、アルキルリ
ン酸塩などのアニオン界面活性剤、モノアルキルトリメ
チルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム
塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩などのカ
チオン界面活性剤、アルキ剤で、これらのうちから1種
または2種以上が選ばれて用いられる。配合量は該化粧
料の処方において05〜10重量%で好ましくは10〜
6重量%である。
05重量%より少ないと透明性が悪くなり、10重量%
より多くなるとのびが重くなり、べたつく等使用感触が
悪くなる。
本発明に使用する油分はクリーム、乳液等に通常用いら
れる牛脂、スクワラン、オリーブ油、ホホバ油などの動
植物油脂・常温で固体から液体までの炭化水素、イソプ
ロピルミリステート、セチルイソオクタノエートなどの
合成エステル油などのいずれでもよい。該化粧料への配
合量は、他の構成成分の量の関係から5〜90重量%で
ある。
本発明の透明化粧料には必要に応じて色素、防腐剤、香
料、アルコールなどが配合される。
本発明の透明化粧料は長期間保存しても広い温度領域で
透明性と安定性を保ち、皮膚安全性の高い、皮膚に対し
て優れた作用を有する使用感触の良好なものであり、そ
の商品価値は極めて高い。
次に本発明の実施例を示す。本発明はこれにより限定さ
れるものではない。配合量は重量%であ実施例−1透明
クレンジングクリーム、比較例−12〔製法〕 ■に■を溶解し、これに■と加熱溶解した■を加え、溶
解する。これに■〜■を加えホモディスパーにて乳化し
、透明クレンジングクリームを得た。
厚さI Cm直径2 Cmのガラスセルに試料を取り光
の透過度を測定した。水の透過度を100とした時の結
果を表−1に示す。なお、肉眼にて透明であると判定さ
れるのは透過度特以上である。また、試料を水で希釈し
て観察し毎乳化粒子も示す。
表−1 表−1より、実施例−1は各温度で透過度9o以上であ
るのに対し比較例−1は各温度ではるかに透過度90を
下回っており、比較例−2は25 °Cで透いることか
ら、実施例−1の透明クレンジングクリームは従来技術
では得られなかった透明性に優れ、透明である温度領域
の広いものであると言えるO 次に、製品の評価を実使用テストにて行なった。
実使用テストは被験者ヲ加名として、実施例−1と比較
例−1,2を交互に使用し、各テスト項目に対し最も好
ましいものを選ぶという方法にて行なった。
表−2に実使用テストの結果を示した・表−2の実使用
テスト結果から明らかなように本発明による透明クレン
ジングクリームは透明性に優れ、かつ使用感触の良好な
皮膚への負担の少ないものであり、しかもクレンジング
クリームとして十分な機能を有していることが確認され
た。
実施例−2透明マツサージクリーム 製法は実施例−1に準する。
実施例−1と同様の方法で光の透過度を測定した結果、
各温度で透過度は夏以上であり、透明性に優れたもので
あることを確認した。
(以下余白) 実施例−3透明栄養クリーム 製法は実施例−1に準するO 実施例−4透明へアートリートメント 製法は実施例−1に準する。
実施例−5透明乳液 製法は実施例−1に準する。
実施例−6透明乳液 製法は実施例−1に準する。
実に例−3,4,5,6はいずれも実施例−1と同様の
方法で光の透過度を測定した結果、各温度で透過度は頭
以上であり・透明性に優れたものであった。
特許出願人 株式会社 資 生 堂

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  分子内に3個以上の水酸基を有する多価アル
    コールと水とグリチルリチン酸塩と親水性界面活性剤と
    油分を含むことを特徴とする透明化粧料。 (2) 多価アルコールがグリセリン、ジグリセリン、
    ポリグリセリン、マルトース、フラクトース、キシリ 
    トール、イ ノシ トール、ペンタエリ スリ トール
    、グルコース、ソルビトール、マルチトール、シューク
    ローズ、マル))リオース、澱粉分解軸、澱粉分解糖還
    元アルコールの1種または2種以上である特許請求の範
    囲第1項記載の透明化粧料。 (3)  グリチルリチン酸塩′が、グリチルリチン酸
    アルカリ金属塩、グリチルリチン酸アンモニウム塩、グ
    リチルリチン酸塩基性アミノ酸塩である特許請求の範囲
    第1項記載の透明化粧料、。 (4)  親水性界面活性剤がHLB 9以上のエチレ
    ンオキサイドまたはエチレンオキサイドとプロピレンオ
    キサイドを付加した非イオン界面活性剤である特許請求
    の範囲第1項記載の透明化粧料。 (5)  親水性界面活性剤がHLB 9以上の多価ア
    ルコール脂肪酸エステルである特許請求の範囲第1項記
    載の透明化粧料。 (6)  親水性界面活性剤がアニオン界面活性剤であ
    る特許請求の範囲第1項記載の透明化粧料・(7)  
    親水性界面活性剤がカチオン界面活性剤である特許請求
    の範囲第1項記載の透明化粧料。 (8)  親水性界面活性剤が両性界面活性剤である特
    許請求の範囲第1項記載の透明化粧料。 (以下余白)
JP8864282A 1982-05-25 1982-05-25 透明化粧料 Pending JPS58206509A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8864282A JPS58206509A (ja) 1982-05-25 1982-05-25 透明化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8864282A JPS58206509A (ja) 1982-05-25 1982-05-25 透明化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58206509A true JPS58206509A (ja) 1983-12-01

Family

ID=13948465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8864282A Pending JPS58206509A (ja) 1982-05-25 1982-05-25 透明化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58206509A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6447710A (en) * 1987-08-17 1989-02-22 Shiseido Co Ltd Semitransparent cosmetic
JPH0446111A (ja) * 1990-06-11 1992-02-17 Kao Corp 毛髪処理剤
JPWO2014141948A1 (ja) * 2013-03-14 2017-02-16 株式会社ダイセル 乳液状化粧料組成物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6447710A (en) * 1987-08-17 1989-02-22 Shiseido Co Ltd Semitransparent cosmetic
JPH0446111A (ja) * 1990-06-11 1992-02-17 Kao Corp 毛髪処理剤
JPWO2014141948A1 (ja) * 2013-03-14 2017-02-16 株式会社ダイセル 乳液状化粧料組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6066316A (en) Fine dispersion composition of wax, hair cosmetic preparation and glazing agent
KR950003411B1 (ko) 겔상 에멀젼의 제조방법 및 이들로부터 o/w 에멀젼의 제조방법
JPH10513179A (ja) ロール・オン発汗抑制組成物
JP2012006926A (ja) 比較的低いpHを有する、低刺激性で透明な洗浄組成物
TWI791684B (zh) 在內相中穩定化高含量爐甘石的水包油型化妝料組合物及其化妝品
JP3489703B2 (ja) 微細エマルション組成物
CN103249393B (zh) O/w乳化组合物
JP2007014866A (ja) 水中油型微細乳化組成物の製造方法
JP2003095956A (ja) 微細エマルション組成物
JP2004035420A (ja) 透明クレンジング化粧料
US5362418A (en) Gel-like emulsion and O/W emulsion obtained from the gel-like emulsion
KR102395902B1 (ko) 투명한 화장료 조성물
JPH0812568A (ja) 化粧料
JP3639715B2 (ja) ワックスの微細分散組成物および毛髪化粧料ならびにつや出し剤
JP7211818B2 (ja) 皮膚外用剤
JPS58206509A (ja) 透明化粧料
JP3949810B2 (ja) ワックスの微細分散組成物および毛髪化粧料ならびにつや出し剤
JP5793056B2 (ja) 化粧料
JP2001342126A (ja) 乳化組成物
EP0062352A1 (en) Soap composition
JP3308555B2 (ja) 微細化エマルション組成物の製造方法
JP3453643B2 (ja) 乳化化粧料
JP2003095845A (ja) 半透明液状化粧料
JPS58183608A (ja) 透明化粧料
JPH0563219B2 (ja)