JPS5820603B2 - ジユウゴウタイシ−トブツノ ヌイイトモヨウチヤクシヨクカタオシホウホウ - Google Patents

ジユウゴウタイシ−トブツノ ヌイイトモヨウチヤクシヨクカタオシホウホウ

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Publication number
JPS5820603B2
JPS5820603B2 JP50045698A JP4569875A JPS5820603B2 JP S5820603 B2 JPS5820603 B2 JP S5820603B2 JP 50045698 A JP50045698 A JP 50045698A JP 4569875 A JP4569875 A JP 4569875A JP S5820603 B2 JPS5820603 B2 JP S5820603B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer sheet
mold
sewing thread
sheet material
embossing
Prior art date
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Expired
Application number
JP50045698A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51119755A (en
Inventor
加納弘文
船本純
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
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Expired legal-status Critical Current

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は重合体シート物に型押しによる模様付けを行な
う際、縫糸部の着色を同時に行なうものである。
天然皮革等を縫製した靴甲皮から型取りしたモールドを
用い重合シート物に型押しした物は、原型モデルにおい
ては、縫糸と天然皮革の色が異なっているのに比較して
、縫糸部の色は周囲と同一色であるために実際に縫った
ように見えない。
また甲皮の縫糸模様を印刷した転写紙をモールドと重合
体シート物との間に挿入して型押しすることにより型押
し品の一部を異なった色に着色することはできるが、型
押しと同時に縫糸部に着色するとき、着色されるべき凸
部模様の位置に正確に着色することが非常に難しく、ま
た凸部模様と着色模様にずれを生じ易い。
従って工業生産においては、ずれ防止のための細心な技
術的配慮、施策が必要であり、また操作精度を高める必
要があるので操業能率が低くなりがちである。
i 本発明は原型モデルの模様を、重合体シート物に型
押しすると同時に縫糸部分の着色を行なうことにより天
然皮革等を縫い合わせたと同じ外観を有する型押し品を
能率よく生産する方法を提供するものである。
ここでいう型押しとは、硬化性樹脂組成物よりなるモー
ルドを用いてモールド側からの伝熱加熱により、好まし
くは加熱型押し後、直ちに冷却することにより模様固定
を行なう工程を含む、重合体シート物に模様付げする方
法、あるいは同じく□硬化性樹脂組成物よりなるモール
ドを用いて高周波加熱により重合体シート物に模様付け
る方法である。
また本発明で適用される重合体シート物とは、例えば繊
維集合体にゴム弾性重合体を含浸せしめて製造した多孔
質シート物およびその多孔質シート物を基体として表面
にポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、PvC樹脂の多
孔質または非多孔質の表面層を付与したシート物、編織
体を基体とし、その上に多孔質の表面層を付与したシー
ト物、発□泡重合体シート物などを意味するものである
以下、本発明を説明する。
型押しに使うモールドは天然皮革を用いて縫製した靴甲
皮の上に硬化性樹脂組成物を流し込み、あるいは塗り付
げなどの方法で型取りしたのち、常温放置または加熱し
て硬化させる。
かくして得られたモールドは原型の模様を忠実に再現し
ている。
モールドの硬さは硬化性樹脂組成物の種類あるいは添加
する希釈剤や充填剤などを調整してショア硬度35〜9
0度の範囲にする。
原型モデルの縫糸に相当するモールドの凹部に染料や顔
料等の着色料粉末を導入し、縫糸四部以外に付着した余
剰の着色料粉末はふきとる。
本発明に用いる熱可塑性ポリマーフィルムは、軟化温度
100℃以上200℃以下であって、型押時に軟化乃至
熔融して、上記着色料を包含粘結する必要があり、ポリ
ウレタン、8ナイロンなどが好適に使用される。
フィルムの厚さは原型モデルの縫糸の太さ、あるいは縫
糸のくいこみ加減、型押しの条件などによって異なり、
50μから500μまでの範囲を事情に応じて選択する
かくなる熱可塑性ポリマーフィルムを、少なくとも原型
モデルの縫糸部に相当するモールド四部をおおうように
、着色料を導入したモールド上に載置する。
さらに型押しする重合体シート物を載置し、必要に応じ
てクッション材を重ね、モールド側からの伝熱加熱方式
あるいは高周波加熱方式で型押しする。
型押し時の重合体シート物表面最高温度は、型押し後の
性能を考えると100℃〜200℃にする必要があり、
望ましくは熱可塑性ポリマーフィルムの軟化温度で型押
しするのが適している。
かくして型押しされた重合体シート物には、鮮明な縫糸
模様の付いたフィルムが貼着されるが、フィルム自体は
透明で、重合体シート物と同一の表面しぼが型押し成形
されているので、見た目には、着色された縫糸相当部分
だけが、きわたって見える。
型押時にはフィルムを構成する熱可塑性ポリマーが軟化
するので、モールド縫糸相当凹部に入り込み、型押し後
重合体シート物の縫糸相当部分は着色されているばかり
か、縫糸の繊維模様まで十分に再現した非常に立体感の
あるもので、機械的性能を満足するものである。
次に本発明を具体的な実施例によって説明する。
実施例 1 ナイロン−6繊維からつくられた3次元繊維絡合体にポ
リエステル系ポリウレタンニジストマーの溶液を含浸し
、さらにその表面に上記ポリウレタンニジストマーに茶
色の着色顔料を添加した溶液を塗布した後、湿式凝固し
て茶色の重合体シート物を作成した。
一方、型押しに使うモールドは次のようにして作成した
すなわち平板上に固定したキッド革から成る縫製後の靴
甲皮に硬化性シリコン樹脂信越シリコンKE−24RT
V(信越化学工業株式会社製商品名)に硬化触媒を添加
混練したものを厚さ約2mrILになるように塗り付は
硬化後、原型甲皮を取り除いた。
該モールドは縫糸模様キッドしぼを忠実に写し取った。
上記モールドの縫糸に相当する四部にカーボンブラック
微粉末を導入し、該凹部以外に付着したカーボンブラッ
ク微粉末はふきとった。
次に厚さ250μの8−ナイロンフィルムをカーボンブ
ラック微粉末を導入した凹部をおおうことのできる大き
さに裁断し、上記モールドの四部に載置した。
さらに上記重合体シート物を載置し、クッション材料を
あてがい、モールド側から電熱盤によって加熱を行ない
、モールドの重合体シート物側の温度を160℃とし、
同時に圧力0.7kg/crAで20秒間加圧後、直ち
に水冷された鉄製モールド上に移し、同圧で同時間冷却
圧縮を行なった。
型押し後、取り出した重合体シート物はキッドしぼを鮮
明に再現し、縫糸部分は、原型縫糸と同じ立体感のある
もので、黒く着色され、あたかも実際に縫製されている
かのようであった。
また該縫糸相当部分の機械的性能も優れたものであった
実施例 2 カーフ革とボード革との縫い合わせからなる靴甲皮を原
型モデルとして、硬化性シリコン樹脂東芝シリコンTS
E−340RTV(東芝シリコン株式会社製商品名)に
硬化触媒を混合したものを厚さ1.5mmになるように
成形型取りし、モールドを得た。
次に織布の上に薄茶色の塩化ビニルの発泡膜を形成せし
めた後に、さらにその上に薄茶色の塩化ビニルの緻密層
を形成せしめた、いわゆる塩ビスポンジレザーを用意し
た。
上記モールドを最大出力3KW、発振周波数27.1
MHzの高周波ウェルグー下部電極上におき、該モール
ドの縫糸相当の凹部に、含金錯塩染料シェルブラックK
S−5(住友化学工業株式会社製商品名)を導入し、該
凹部をおおうように厚さ150μ、軟化温度160℃の
ポリエステル系ポリウレタンフィルムを載置する。
さらに上記塩ビスポンジレザー、クッション材の順に載
置し、上部電極から1.5に!li’/crAの圧力を
加えながら15秒秒間用波を印加し、印加停止後5秒間
加圧を継続した後、除圧した。
とり出した重合体シート物には、カーフ基とボート革の
模様が鮮明に再現し、縫い合わせ部分の縫糸部は盛り上
がり、しかも黒く着色されているので、あたかも黒糸で
縫っているように見え、しかも耐摩耗性等の諸性能の優
れた実用に十分耐え得るものであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 天然皮革あるいは人工皮革などを縫製した靴甲皮を
    原型として型取りした硬化性樹脂組成物からなるモール
    ドの縫糸凹部に染料や顔料等の着色料粉末を入れた後、
    100℃以上200℃以下で軟化する熱可塑性ポリマー
    からなるフィルムを少なくとも該縫糸凹部をおおうよう
    に置き、さらにその上に重合体シート物を載置し、該重
    合体シート物を加熱するとともに加圧型押して重合体シ
    ート物の表面に型取り原型表面の凹凸模様を再現すると
    同時に縫糸相当部分に着色加工することを特徴とする重
    合体シート物の縫糸模様着色型押し方法。
JP50045698A 1975-04-15 1975-04-15 ジユウゴウタイシ−トブツノ ヌイイトモヨウチヤクシヨクカタオシホウホウ Expired JPS5820603B2 (ja)

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JPS51119755A JPS51119755A (en) 1976-10-20
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JP50045698A Expired JPS5820603B2 (ja) 1975-04-15 1975-04-15 ジユウゴウタイシ−トブツノ ヌイイトモヨウチヤクシヨクカタオシホウホウ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6154830U (ja) * 1984-09-17 1986-04-12
JPS63103504U (ja) * 1986-12-19 1988-07-05
JPH0195931U (ja) * 1987-12-16 1989-06-26
JPH022349Y2 (ja) * 1983-12-28 1990-01-19

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