JPS58205762A - 建材用補強合成樹脂成型品 - Google Patents
建材用補強合成樹脂成型品Info
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- JPS58205762A JPS58205762A JP8847782A JP8847782A JPS58205762A JP S58205762 A JPS58205762 A JP S58205762A JP 8847782 A JP8847782 A JP 8847782A JP 8847782 A JP8847782 A JP 8847782A JP S58205762 A JPS58205762 A JP S58205762A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は建材用補強合成樹脂成型品の改良、詳しくは、
熱可塑性合成樹脂（以下単に熱可塑性樹脂とする）をも
って得た雨樋、波板、パイプ、アングル等の成型品であ
って、その厚み内部に紙質基材によって担持された熱可
塑性合成樹脂補強層（以下単に補強層とする）がサンド
ウィッチ状に複合一体とされた構造をもつ成型品に関す
る。本発明の補強層は成型品の実体である熱可塑性樹脂
の熱変形、収縮を阻止して熱的強度並びに機械的強度を
補強する芯材として機能する。そしてこの補強層は加熱
されて供給される熱可塑性樹脂の溶融材と面接触的に合
流することによって、製造プロセスに於て、両樹脂が固
化を完了する過程を共範することから、また両樹脂の相
溶性が約束されることから、固化後両者の界面接着強度
が良好に保たれるため上述の補強作用は確実に保証され
る。
熱可塑性合成樹脂（以下単に熱可塑性樹脂とする）をも
って得た雨樋、波板、パイプ、アングル等の成型品であ
って、その厚み内部に紙質基材によって担持された熱可
塑性合成樹脂補強層（以下単に補強層とする）がサンド
ウィッチ状に複合一体とされた構造をもつ成型品に関す
る。本発明の補強層は成型品の実体である熱可塑性樹脂
の熱変形、収縮を阻止して熱的強度並びに機械的強度を
補強する芯材として機能する。そしてこの補強層は加熱
されて供給される熱可塑性樹脂の溶融材と面接触的に合
流することによって、製造プロセスに於て、両樹脂が固
化を完了する過程を共範することから、また両樹脂の相
溶性が約束されることから、固化後両者の界面接着強度
が良好に保たれるため上述の補強作用は確実に保証され
る。
従来、こうした熱変形を防止する構造としては鉄板、金
網を成型品の厚み内に一体的に封蔵したものがあるが、
熱可塑性樹脂に対して異質材料となるこれら鉄板又は金
網の補強芯を埋込成型するについては、補強芯の表面に
適当な表面処理をし且つ適正な接着剤を塗着する工程上
の煩しさのあること、補強芯が重いので成型品自体の重
量増となること、成型品の切断端面における補強芯が容
易に発錆して腐食し易いこと・・・等の問題点が残存し
ている。
網を成型品の厚み内に一体的に封蔵したものがあるが、
熱可塑性樹脂に対して異質材料となるこれら鉄板又は金
網の補強芯を埋込成型するについては、補強芯の表面に
適当な表面処理をし且つ適正な接着剤を塗着する工程上
の煩しさのあること、補強芯が重いので成型品自体の重
量増となること、成型品の切断端面における補強芯が容
易に発錆して腐食し易いこと・・・等の問題点が残存し
ている。
本発明は上記を改善するためになされたものであ如、熱
可塑性樹脂補強層を熱可塑性樹脂成型品の厚み内部にサ
ンドウィッチ状に複合一体としたもので、具体的には紙
質基材に担持された熱可塑性樹脂液を予め固化させたも
のを成型金型の対応部位に保持し、そこに加熱溶融され
た熱可塑性樹脂の溶融物を合流させることによって複合
一体とせしめるものである。紙質基材としてはクラフト
紙を主とするものであるが他の洋紙、和紙及び板紙の適
用も可能であるばかシでなく、ガフス緻維、カーボン繊
維、石綿繊維、石膏繊維の如き無機繊維もしくはポリエ
ステル繊維、ナイロン繊維、等の有機繊維等との組合わ
せも目出になされ更に基材は多層構造とすることも出来
る。紙質基材に担持される補強層の熱可塑性樹脂として
は酢酸ビニ）Ｖ樹脂、アクリル樹脂、ポリビニμアμコ
ーμ（ＰＶＡ） 、ボ’） 塩化ビ＝／ｖ（ＰＶＣ）
、及びこれらの変性樹脂又はゴム変性樹脂（例えば、ニ
トリルクロロプレンゴム）等が好ましく採用され、後述
する如く溶液型もしくはエマルジョンタイプとして用い
られる。これらの樹脂は、紙質基材に耐水性及び剛性を
付与すると共に下記の成型品としての熱可塑性樹脂と相
溶し界面接着強度を良好ならしめるに寄与するものであ
る。一方、成型品の実体である熱可塑性樹脂としては硬
質のＰＶＣ、アクリル樹脂、ポリカーボネート及びこれ
らの変性樹脂醇が採用され、耐候性、耐摩耗性、剪断・
引張シ強度、衝撃強度及び上記補強層の熱可塑性樹脂と
の相溶性等を考慮して選択され、また成型品の表面に要
求される性能機能に応じて、前記熱可塑性樹脂の単層あ
るいは２種以上の樹脂による複数層とすることもできる
。
可塑性樹脂補強層を熱可塑性樹脂成型品の厚み内部にサ
ンドウィッチ状に複合一体としたもので、具体的には紙
質基材に担持された熱可塑性樹脂液を予め固化させたも
のを成型金型の対応部位に保持し、そこに加熱溶融され
た熱可塑性樹脂の溶融物を合流させることによって複合
一体とせしめるものである。紙質基材としてはクラフト
紙を主とするものであるが他の洋紙、和紙及び板紙の適
用も可能であるばかシでなく、ガフス緻維、カーボン繊
維、石綿繊維、石膏繊維の如き無機繊維もしくはポリエ
ステル繊維、ナイロン繊維、等の有機繊維等との組合わ
せも目出になされ更に基材は多層構造とすることも出来
る。紙質基材に担持される補強層の熱可塑性樹脂として
は酢酸ビニ）Ｖ樹脂、アクリル樹脂、ポリビニμアμコ
ーμ（ＰＶＡ） 、ボ’） 塩化ビ＝／ｖ（ＰＶＣ）
、及びこれらの変性樹脂又はゴム変性樹脂（例えば、ニ
トリルクロロプレンゴム）等が好ましく採用され、後述
する如く溶液型もしくはエマルジョンタイプとして用い
られる。これらの樹脂は、紙質基材に耐水性及び剛性を
付与すると共に下記の成型品としての熱可塑性樹脂と相
溶し界面接着強度を良好ならしめるに寄与するものであ
る。一方、成型品の実体である熱可塑性樹脂としては硬
質のＰＶＣ、アクリル樹脂、ポリカーボネート及びこれ
らの変性樹脂醇が採用され、耐候性、耐摩耗性、剪断・
引張シ強度、衝撃強度及び上記補強層の熱可塑性樹脂と
の相溶性等を考慮して選択され、また成型品の表面に要
求される性能機能に応じて、前記熱可塑性樹脂の単層あ
るいは２種以上の樹脂による複数層とすることもできる
。
以下に本発明を望ましい実施例図を採って詳述するに；
第１図は本発明成型品の押出成型による製造プロセスの
一例を雨樋について示すフローチャート、第２図は同上
のフローチャートの概略装置図、第３図は得られた成型
品を雨樋を例に採つた縦断斜視図、第４図は第３図の熱
可塑性樹脂の補強層の拡大図、第５図はロール成型によ
る波板についてのフローチャートである。
第１図は本発明成型品の押出成型による製造プロセスの
一例を雨樋について示すフローチャート、第２図は同上
のフローチャートの概略装置図、第３図は得られた成型
品を雨樋を例に採つた縦断斜視図、第４図は第３図の熱
可塑性樹脂の補強層の拡大図、第５図はロール成型によ
る波板についてのフローチャートである。
本発明成型品を得る製造プロセスを第１図、第２図につ
いて説明するに、基材調整工程（５）は使用する基材を
単独もしくは組合わせて選出する工程である。基材とし
ては紙質基材（主にクラフト紙）が樹脂吸蔵量が多い上
、適当な腰があシ且つ安価なことから用いられる。この
紙質基材単独が原則であるが、補強層を厚くしたい時は
複数枚層積することも自由である。補強層の機械的強度
を補なう意味で紙質基材に対し既掲の無機繊維、有機繊
維のいずれかもしくは両者のチョップを混ぜて組合わせ
たシ更にこの繊維の加工物である不織布、織布、ネット
、マットを組合わせてもよい。いずれも補強層に要求さ
れる強度に照してこれら組合わせ基材を適宜選出するも
のとする。
いて説明するに、基材調整工程（５）は使用する基材を
単独もしくは組合わせて選出する工程である。基材とし
ては紙質基材（主にクラフト紙）が樹脂吸蔵量が多い上
、適当な腰があシ且つ安価なことから用いられる。この
紙質基材単独が原則であるが、補強層を厚くしたい時は
複数枚層積することも自由である。補強層の機械的強度
を補なう意味で紙質基材に対し既掲の無機繊維、有機繊
維のいずれかもしくは両者のチョップを混ぜて組合わせ
たシ更にこの繊維の加工物である不織布、織布、ネット
、マットを組合わせてもよい。いずれも補強層に要求さ
れる強度に照してこれら組合わせ基材を適宜選出するも
のとする。
熱可塑性樹脂液含浸工程（ハ）は上記紙質基材を、前記
樹脂原料の樹脂液もしくはエマルジョン型樹脂液中に含
浸する工程である。クラフト紙の如き純粋な紙質基材の
他に無機繊維、有機繊維のチョップもしくはその加工物
を組合わせて用いる場合、これらの組合わせ基材全体を
樹脂液内に浸漬してもよいが之に代って純粋な紙質のみ
に樹脂液を含浸し、繊維類もしくはその加工物は樹脂非
処理のまま樹脂含浸紙質基材と積層することによって基
材よ如樹脂液を移受してあたかも樹脂含浸繊維もしくは
その加工物と同等のものとすることも出来る。樹脂液含
浸手法に代って、紙の抄紙時に紙の繊維に樹脂加工（サ
イジング処理）をすること、この紙の繊維と無機繊維も
しくは有機繊維とを混成して上述のような樹脂加工を施
して抄紙すること、更には未処理の紙質基材と熱可塑性
樹脂フィルムを積層することも採択出来る。エージング
工程（ｑは含浸樹脂液を常温下もしくは加熱下に放置す
ることによシ樹脂分を乾燥することであるが、樹脂非含
浸手法を採る時は、即ちサイジング処理した基材を用い
る場合や樹脂フィルムを積層する場合は特に必要でない
が、この工程（Ｃ）に於て加熱して樹脂分を幾分軟化さ
せることが後の成型工程での優れた層間密着性を得る上
でよシ好ましい。
樹脂原料の樹脂液もしくはエマルジョン型樹脂液中に含
浸する工程である。クラフト紙の如き純粋な紙質基材の
他に無機繊維、有機繊維のチョップもしくはその加工物
を組合わせて用いる場合、これらの組合わせ基材全体を
樹脂液内に浸漬してもよいが之に代って純粋な紙質のみ
に樹脂液を含浸し、繊維類もしくはその加工物は樹脂非
処理のまま樹脂含浸紙質基材と積層することによって基
材よ如樹脂液を移受してあたかも樹脂含浸繊維もしくは
その加工物と同等のものとすることも出来る。樹脂液含
浸手法に代って、紙の抄紙時に紙の繊維に樹脂加工（サ
イジング処理）をすること、この紙の繊維と無機繊維も
しくは有機繊維とを混成して上述のような樹脂加工を施
して抄紙すること、更には未処理の紙質基材と熱可塑性
樹脂フィルムを積層することも採択出来る。エージング
工程（ｑは含浸樹脂液を常温下もしくは加熱下に放置す
ることによシ樹脂分を乾燥することであるが、樹脂非含
浸手法を採る時は、即ちサイジング処理した基材を用い
る場合や樹脂フィルムを積層する場合は特に必要でない
が、この工程（Ｃ）に於て加熱して樹脂分を幾分軟化さ
せることが後の成型工程での優れた層間密着性を得る上
でよシ好ましい。
樹脂を含浸乾燥した紙質基材を単枚もしくは複数枚重ね
合わせた状態で繰出す工程鋤は、例えば第２図の如く２
個の夫々の紙質基材ローＡ／Ｒ，、Ｒ，から樹脂含浸乾
燥基材１０ ・・を繰出しこれらをビンチロールＲ，、
Ｒ，によって上下に積層一体とするものである。基材ｌ
Ｏのうちに前述の手法によって樹脂を含浸しないものを
含むことはもちろんである。
合わせた状態で繰出す工程鋤は、例えば第２図の如く２
個の夫々の紙質基材ローＡ／Ｒ，、Ｒ，から樹脂含浸乾
燥基材１０ ・・を繰出しこれらをビンチロールＲ，、
Ｒ，によって上下に積層一体とするものである。基材ｌ
Ｏのうちに前述の手法によって樹脂を含浸しないものを
含むことはもちろんである。
次いで基材ｍを予備成型金型ＰＭ内に送致することによ
シ雨樋形状に予備成型する〔工程（ト）〕。金型導入工
程（ト）では、熱可塑性樹脂押出機ＥＸとクロスダイを
組んでいる押出成型金型Ｍの成型品の厚みのほぼ中央に
対応する部位に対し予備成型された基材１０を連続的に
導入するのである。基材の導入と併行して押出機ＥＸよ
多熱可塑性樹脂の溶融押出材を上記基材１０とほぼ等速
にて押出す〔工程０〕と、溶融押出材の熱、例えばＰＶ
Ｃの場合約１８０〜２００℃ であるのでこの熱によっ
て基材Ｕの熱可塑性樹脂が軟化され、両樹脂が融着一体
とされる。
シ雨樋形状に予備成型する〔工程（ト）〕。金型導入工
程（ト）では、熱可塑性樹脂押出機ＥＸとクロスダイを
組んでいる押出成型金型Ｍの成型品の厚みのほぼ中央に
対応する部位に対し予備成型された基材１０を連続的に
導入するのである。基材の導入と併行して押出機ＥＸよ
多熱可塑性樹脂の溶融押出材を上記基材１０とほぼ等速
にて押出す〔工程０〕と、溶融押出材の熱、例えばＰＶ
Ｃの場合約１８０〜２００℃ であるのでこの熱によっ
て基材Ｕの熱可塑性樹脂が軟化され、両樹脂が融着一体
とされる。
こうして熱可ｍ性合成樹脂を担持した基体ｌ・１が押出
成型品の厚み内部に複合され補強層とされた成型品Ｐが
工程Ｏ）を経て得られる〔工程的〕ことは明らかであシ
、この成型品Ｐ内の補強層の樹脂と押出材の樹脂とはい
ずれも熱可塑性樹脂であるので押出成型の際互いに面接
状態で融着一体となシ冷却固化完了後は両者は堅固に接
着されることとなる。
成型品の厚み内部に複合され補強層とされた成型品Ｐが
工程Ｏ）を経て得られる〔工程的〕ことは明らかであシ
、この成型品Ｐ内の補強層の樹脂と押出材の樹脂とはい
ずれも熱可塑性樹脂であるので押出成型の際互いに面接
状態で融着一体となシ冷却固化完了後は両者は堅固に接
着されることとなる。
かくして得られた成型品Ｐを第３図にて示す。
この例の雨樋Ｇの本体厚み内部に紙質基材ｌによって担
持された熱可塑性樹脂の補強層１１がその全面を熱可塑
性樹脂押出成型材２．２によってサンドウィッチ状に複
合一体とされた構成を有するために、この補強層類が成
型材２．２の熱による長手方向、幅方向の伸びや同方向
の収縮を可及的に防止すると共に曲げ強度、剪断強度も
補強し得るものであシ、更に既述の製造プロセスの説明
よシ理解されたように、両樹脂が接面状態で融着一体と
橙っていることによシ両者間の界面接着性が良好である
ため上記の補強効果を確実に保証する。
持された熱可塑性樹脂の補強層１１がその全面を熱可塑
性樹脂押出成型材２．２によってサンドウィッチ状に複
合一体とされた構成を有するために、この補強層類が成
型材２．２の熱による長手方向、幅方向の伸びや同方向
の収縮を可及的に防止すると共に曲げ強度、剪断強度も
補強し得るものであシ、更に既述の製造プロセスの説明
よシ理解されたように、両樹脂が接面状態で融着一体と
橙っていることによシ両者間の界面接着性が良好である
ため上記の補強効果を確実に保証する。
そしてこの実施例においては、成型品全体が積層技術に
よって得られるから塗布工程などは不要で製造上も有利
であるのはもちろん、鉄板、金網に較べて軽量であシ、
且つ安価である利益も上乗せされる上に錆を発生しない
と云う利便も付加されるのである。
よって得られるから塗布工程などは不要で製造上も有利
であるのはもちろん、鉄板、金網に較べて軽量であシ、
且つ安価である利益も上乗せされる上に錆を発生しない
と云う利便も付加されるのである。
第５図は本発明の別の適用例であシ、ロール成型によシ
波板を得る製造プロセスのフローチャートを示す。この
場合、含浸基材繰出工程０までは上述の押出成型法（第
１図、第２図）と同様であるが、爾後核工程０よシ繰出
された含浸基材はラミネート工程閲において上記成型材
２と同質又は異質材の熱可塑性樹脂によ如上下両面ラミ
ネートさ・れ、次のローμ成型工程０１で波型が施与さ
れる。
波板を得る製造プロセスのフローチャートを示す。この
場合、含浸基材繰出工程０までは上述の押出成型法（第
１図、第２図）と同様であるが、爾後核工程０よシ繰出
された含浸基材はラミネート工程閲において上記成型材
２と同質又は異質材の熱可塑性樹脂によ如上下両面ラミ
ネートさ・れ、次のローμ成型工程０１で波型が施与さ
れる。
こうして紙質基材が担持された熱可塑性樹脂の補強層類
が成型品の内部に複合された波板ぜが得られる〔工程α
〕。この波板プは上記成型品Ｐと同様に優れた性能を有
し、製造プロセスにおいても多大の利益を得るところと
なる。
が成型品の内部に複合された波板ぜが得られる〔工程α
〕。この波板プは上記成型品Ｐと同様に優れた性能を有
し、製造プロセスにおいても多大の利益を得るところと
なる。
叙述の利益は、成型品が例示の如き雨樋、波板の場合も
さることながらパイプ、アングル、その他の建材用品の
場合も等しく約束されることは自明である。
さることながらパイプ、アングル、その他の建材用品の
場合も等しく約束されることは自明である。
なお成型法として、上記実施例では雨樋の押出成型、！
Ｉｌｌ液板のロール成（を例に採ったが補強層に熱可塑
性樹脂層を被覆する方法として押出、ラミネート、プレ
ス、浸漬、塗装等の工程も可能であって得ようとする成
型品の形状、大きさ、によシその成型品の特徴が活かせ
る成型法が適宜採択できるものである。
Ｉｌｌ液板のロール成（を例に採ったが補強層に熱可塑
性樹脂層を被覆する方法として押出、ラミネート、プレ
ス、浸漬、塗装等の工程も可能であって得ようとする成
型品の形状、大きさ、によシその成型品の特徴が活かせ
る成型法が適宜採択できるものである。
以下に実施例を挙げて更に詳述する。
（実施例１）
（ａ） 紙質基材・・・厚みＯ９２關のクラフト紙を
酢酸ビニルのエマルジョン中に含浸しエージングしｔａ
２枚用意すると共に厚み０．２Ｍのガラスマットを上記
２枚のクラフト紙の間に介装して上下に積層し、１２０
〜１６０ ’Ｃにて予備成型を行なった。
酢酸ビニルのエマルジョン中に含浸しエージングしｔａ
２枚用意すると共に厚み０．２Ｍのガラスマットを上記
２枚のクラフト紙の間に介装して上下に積層し、１２０
〜１６０ ’Ｃにて予備成型を行なった。
（ハ）熱可塑性樹脂押出材・・・（ａ）の紙質基材を通
常の雨樋成型用クロスダイの中に緩やかな速度で連続的
に導入してこのダイに対しＰＶＣを溶融温度１８０〜２
００°Ｃで押出成型し、上記紙質基材の両面に夫々厚み
０．３５１Ｆ１ｇになるよう合体させた。得られた雨樋
は、全厚み１．３ ｍでその中央部に厚み０．６鱈の酢
酸ビニμ樹脂が紙質基材に担持された補強層が複合一体
とされたものとなった。
常の雨樋成型用クロスダイの中に緩やかな速度で連続的
に導入してこのダイに対しＰＶＣを溶融温度１８０〜２
００°Ｃで押出成型し、上記紙質基材の両面に夫々厚み
０．３５１Ｆ１ｇになるよう合体させた。得られた雨樋
は、全厚み１．３ ｍでその中央部に厚み０．６鱈の酢
酸ビニμ樹脂が紙質基材に担持された補強層が複合一体
とされたものとなった。
このようにして得られた雨樋は切断端面が錆びることが
なく、また熱伸縮も少なく、熱変形による蛇行も生じな
い。
なく、また熱伸縮も少なく、熱変形による蛇行も生じな
い。
（実施例２）
←）紙質基材・・・厚み０．２ Ｍｉｌｌのクラフト紙
をアクリルエマルジョン中に含浸し、エージングした後
１枚用意すると共に厚み０．１ ｆｆのガラスネット２
枚を上記クラフト紙の上下に積層する。
をアクリルエマルジョン中に含浸し、エージングした後
１枚用意すると共に厚み０．１ ｆｆのガラスネット２
枚を上記クラフト紙の上下に積層する。
（ロ）熱可塑性樹脂材・・・←）の紙質基材の上下両面
に０、２１ＥＩのアクリル樹脂フィルムをフミネートし
波付ローμによυ波型成型した。得られた波板の全厚み
は０．８ｆｉでその中央部にＱ、 ４１１１の紙質基材
に担持されたアクリμ樹脂の補強層が複合一体となった
。このようにして得られた波板は上記実施例１の効果に
加えて従来のポリ塩化ビニル樹脂製波板と比較して耐衝
撃性は勿論耐候性も優れている。
に０、２１ＥＩのアクリル樹脂フィルムをフミネートし
波付ローμによυ波型成型した。得られた波板の全厚み
は０．８ｆｉでその中央部にＱ、 ４１１１の紙質基材
に担持されたアクリμ樹脂の補強層が複合一体となった
。このようにして得られた波板は上記実施例１の効果に
加えて従来のポリ塩化ビニル樹脂製波板と比較して耐衝
撃性は勿論耐候性も優れている。
第１図は本発明成型品の押出成型による製造プロセスの
一例を雨樋について示すフローチャート、第２図は同上
のフローチャートの概略装置図、第３図は得られた成型
品を雨樋を例に採った縦断斜視図、第４図は第３図の熱
可塑性樹脂の補強層の拡大図、第５図はロール成型によ
る波板についての７０−チャートである。 （符号の説明） １ 、１０、−・・・紙質基材、１１・・・補強層、２
・・・熱可塑性樹脂成型材、Ｇ・・・雨樋、Ｐ・・・成
型品−以上一
一例を雨樋について示すフローチャート、第２図は同上
のフローチャートの概略装置図、第３図は得られた成型
品を雨樋を例に採った縦断斜視図、第４図は第３図の熱
可塑性樹脂の補強層の拡大図、第５図はロール成型によ
る波板についての７０−チャートである。 （符号の説明） １ 、１０、−・・・紙質基材、１１・・・補強層、２
・・・熱可塑性樹脂成型材、Ｇ・・・雨樋、Ｐ・・・成
型品−以上一
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、紙質基材に担持された熱可塑性合成樹脂補強層が熱
可塑性合成樹脂成型品の厚み内にサンドウィッチ状に複
合一体とされて成る建材用補強合成樹脂成型品。 ２、紙質基材が主としてクラフト紙、板紙である特許請
求の範囲第１項記載の成型品。 ３、紙質基材が更に無機繊維及び有機繊維のいずれかの
繊維のチョップ又はその加工物を含む特許請求の範囲第
１項記載の成型品。 ４、繊維の加工物が不織布、繊布、ネット、マットのい
ずれかである特許請求の範囲第３項記載の成型品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8847782A JPS58205762A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 建材用補強合成樹脂成型品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8847782A JPS58205762A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 建材用補強合成樹脂成型品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58205762A true JPS58205762A (ja) | 1983-11-30 |
| JPH0153187B2 JPH0153187B2 (ja) | 1989-11-13 |
Family
ID=13943857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8847782A Granted JPS58205762A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 建材用補強合成樹脂成型品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58205762A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02220842A (ja) * | 1989-02-23 | 1990-09-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 長尺複合成形体の製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5619600U (ja) * | 1979-07-25 | 1981-02-20 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2457624C3 (de) * | 1974-12-06 | 1985-07-18 | Kernforschungszentrum Karlsruhe Gmbh, 7500 Karlsruhe | Anlage zum Sortieren und Zerkleinern von radioaktiven Abfällen für eine Paketierpresse |
-
1982
- 1982-05-24 JP JP8847782A patent/JPS58205762A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5619600U (ja) * | 1979-07-25 | 1981-02-20 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02220842A (ja) * | 1989-02-23 | 1990-09-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 長尺複合成形体の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0153187B2 (ja) | 1989-11-13 |
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