JPS58205705A - 家具等の表面材とその製造方法 - Google Patents
家具等の表面材とその製造方法Info
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- JPS58205705A JPS58205705A JP8887282A JP8887282A JPS58205705A JP S58205705 A JPS58205705 A JP S58205705A JP 8887282 A JP8887282 A JP 8887282A JP 8887282 A JP8887282 A JP 8887282A JP S58205705 A JPS58205705 A JP S58205705A
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- shape
- furniture
- convex portion
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、家具等の凹凸形状を有する外板に被着されて
、該外板の外観を美麗化させるための家具等の表面材と
その製造方法に関するものである。
、該外板の外観を美麗化させるための家具等の表面材と
その製造方法に関するものである。
例えば収納家具における引出しの前板には、引出し操作
時の手掛けを成すボタン型のつまみが突設されるのが普
通であって、かつそのつまみの断面形状は、操作時にお
ける手の滑りを防止する目的から、基部側よりも先端側
の方が大径とされた形成になっている。
時の手掛けを成すボタン型のつまみが突設されるのが普
通であって、かつそのつまみの断面形状は、操作時にお
ける手の滑りを防止する目的から、基部側よりも先端側
の方が大径とされた形成になっている。
ところで、このような引出しの前板に合成樹脂製の化粧
板を被着させる場合の従来の形成態様は、第1図に示す
ように、前板1を構成するベニヤ板よりなる背板2と、
同背板2の表側の4周に重合するベニヤ材よりなる枠形
の当板3との各表面に亘って、角皿形に加熱真空成形さ
れた熱可塑性合成樹脂板よりなる、木目模様等の化粧板
4を接着剤により被着させた上で、該化粧板4の低段部
の中心箇所に、別体形成されたつまみ5を、背板2の裏
面からねじ込まれた取付ねじ6によって締着かつ接着さ
せるようにしていた。
板を被着させる場合の従来の形成態様は、第1図に示す
ように、前板1を構成するベニヤ板よりなる背板2と、
同背板2の表側の4周に重合するベニヤ材よりなる枠形
の当板3との各表面に亘って、角皿形に加熱真空成形さ
れた熱可塑性合成樹脂板よりなる、木目模様等の化粧板
4を接着剤により被着させた上で、該化粧板4の低段部
の中心箇所に、別体形成されたつまみ5を、背板2の裏
面からねじ込まれた取付ねじ6によって締着かつ接着さ
せるようにしていた。
ここで、上述のようにつまみ5を態々別体にして、後か
ら組付けるようにしていた理由は、若し、前板1の前面
形状に沿った成形型によって化粧板を成形加工したとす
ると、つまみ5の断面形状が先拡がりになっているため
に、成形後に化粧板を型から取外すすことができないこ
とによる。
ら組付けるようにしていた理由は、若し、前板1の前面
形状に沿った成形型によって化粧板を成形加工したとす
ると、つまみ5の断面形状が先拡がりになっているため
に、成形後に化粧板を型から取外すすことができないこ
とによる。
勿論、型の構成を分割形にすることにより、先拡がり部
を解離させる方式も知られているが、その場合には、型
の複雑化や加工作業の煩さ化のために、製作費用の点で
実用に適しない。
を解離させる方式も知られているが、その場合には、型
の複雑化や加工作業の煩さ化のために、製作費用の点で
実用に適しない。
このような従来の前板1によると、化粧板4の相プリン
ト柄と、つまみ5のプリント柄とを一様に合わせること
が難かしいので、外観が安物に見られる難点があるほか
、つまみ5の組付費用のためのコストアップが避けられ
ないという難点があった。
ト柄と、つまみ5のプリント柄とを一様に合わせること
が難かしいので、外観が安物に見られる難点があるほか
、つまみ5の組付費用のためのコストアップが避けられ
ないという難点があった。
また、つまみの別体化を避ける目的で、つまみの断面形
状を先つぼまり形にして、化粧板につまみ用の凸部を形
成させることも考えられるが、この場合には、つまみが
滑り易くなるほか、凸部の立上シ部分が薄肉になって、
化粧板の凸部が剥れる虞れが生じる等の欠点がある。
状を先つぼまり形にして、化粧板につまみ用の凸部を形
成させることも考えられるが、この場合には、つまみが
滑り易くなるほか、凸部の立上シ部分が薄肉になって、
化粧板の凸部が剥れる虞れが生じる等の欠点がある。
本発明は、上記難点を解消するためになされたものであ
って、すなわち、本発明の目的は、表面材被着面の全面
の化粧模様が連続し、かつ凸部用の別体部材の組付を必
要としない家具等の表面材とその製造方法を提供するこ
とにある。
って、すなわち、本発明の目的は、表面材被着面の全面
の化粧模様が連続し、かつ凸部用の別体部材の組付を必
要としない家具等の表面材とその製造方法を提供するこ
とにある。
以下、図示の一実施例に基づいて本発明を説明する。
実施例の表面材10は、第2図ないし第4図に示すよう
に、引出し前板の前面形状に倣った形状をなしていて、
具体的には、木目模様がプリント印刷された樹脂製薄板
よシ成る表面板7の板面の凹凸形状は、4周の縁7aと
、方形の凹入段部7bと、同段部7bの中央に突出する
丸形あるいは角形等のつまみ凸部7Cとを有する形状に
なっている。
に、引出し前板の前面形状に倣った形状をなしていて、
具体的には、木目模様がプリント印刷された樹脂製薄板
よシ成る表面板7の板面の凹凸形状は、4周の縁7aと
、方形の凹入段部7bと、同段部7bの中央に突出する
丸形あるいは角形等のつまみ凸部7Cとを有する形状に
なっている。
しかして、凹入段部7bの段落面7dには、ゴミ溜りを
防ぐために同つぼみの傾斜が付けられており、また、凸
部7Cの立上シ周面7eには、手の滑9を防ぐために、
アンダーカットすなわち先拡がりの傾斜が付けられてい
ることは言うまでもない。
防ぐために同つぼみの傾斜が付けられており、また、凸
部7Cの立上シ周面7eには、手の滑9を防ぐために、
アンダーカットすなわち先拡がりの傾斜が付けられてい
ることは言うまでもない。
更に、上記凸部7Cの内腔には、この内腔形状に沿った
木製等の心材8が、閉じこめられた状態で内嵌、横裂さ
れていて、同心材8の底面には後述する製造時に必要な
ビン孔8aが開けられている。
木製等の心材8が、閉じこめられた状態で内嵌、横裂さ
れていて、同心材8の底面には後述する製造時に必要な
ビン孔8aが開けられている。
ところで、このような実施例の表面材10は、面積が一
回シ大きい表面板材を、成形型による真空成形加工によ
り成形した上で、その外周を所定の寸度(図示すイズ)
に裁断して製作されるものである。
回シ大きい表面板材を、成形型による真空成形加工によ
り成形した上で、その外周を所定の寸度(図示すイズ)
に裁断して製作されるものである。
すなわち、実施例の製造方法には、第5図に示すように
、平坦な凹入段部9aを有する成形型9が用いられてい
て、すなわち型9の表面には、4周の縁部9bと、同段
部9aとが形成されているほか、段部9aの中央には、
ビン9Cが突設されている。
、平坦な凹入段部9aを有する成形型9が用いられてい
て、すなわち型9の表面には、4周の縁部9bと、同段
部9aとが形成されているほか、段部9aの中央には、
ビン9Cが突設されている。
しかして、表面材10を加工する際には、成形型9のピ
ン9cに、加工後にはそのまま上記心材8となる中子8
′が差し着けられた状態に置かれる。
ン9cに、加工後にはそのまま上記心材8となる中子8
′が差し着けられた状態に置かれる。
次で、加熱真空加工は、通気孔9dからの真空吸引によ
って行われた後、表面板7材と中子8′とは一体に型9
から取外すされ、更に表面板7材の4周が定寸に切落と
されて、表面材10が完成する。
って行われた後、表面板7材と中子8′とは一体に型9
から取外すされ、更に表面板7材の4周が定寸に切落と
されて、表面材10が完成する。
しかしてこの表面材10が、引出しの前板11(第6図
参照)に被着加工されるには、当板12と背板13とが
、接着剤によって表面材10の裏面に接着されるが、こ
の時、心材8の底面も背板13に接着されることは言う
までもない。
参照)に被着加工されるには、当板12と背板13とが
、接着剤によって表面材10の裏面に接着されるが、こ
の時、心材8の底面も背板13に接着されることは言う
までもない。
このようにして製造された表面材10が被着された前板
11においては、前板11の前面が連続した木目模様を
呈することから、前板11の外観は、切削工作による豪
華感を呈し、かつ表面材10の製作時には、特に組付は
作業を必要としない。
11においては、前板11の前面が連続した木目模様を
呈することから、前板11の外観は、切削工作による豪
華感を呈し、かつ表面材10の製作時には、特に組付は
作業を必要としない。
以上述べたように、本発明に係る家具等の表面材とその
製造方法によれば、表面材の光拡がり凸部内に嵌着され
てその内腔を中実化する心材を、あらかじめ成形型の対
応箇所に中子として付着させておき、これによシ、成形
時に同心材を表面材に一体化させるようにしたので、成
形加工作業だけで被着表面材を製造することができるほ
か、外観に優れしかも特にそのつまみ凸部7cのか所に
おいて確率でつまみ作業が容易な表面材が得られ、これ
により、この種表面材のコストを低減させると共に、表
面材の商品性を高める効果がある。
製造方法によれば、表面材の光拡がり凸部内に嵌着され
てその内腔を中実化する心材を、あらかじめ成形型の対
応箇所に中子として付着させておき、これによシ、成形
時に同心材を表面材に一体化させるようにしたので、成
形加工作業だけで被着表面材を製造することができるほ
か、外観に優れしかも特にそのつまみ凸部7cのか所に
おいて確率でつまみ作業が容易な表面材が得られ、これ
により、この種表面材のコストを低減させると共に、表
面材の商品性を高める効果がある。
第1図は、従来の表面材が被着された引出し前板の平断
面図、第2図は、本発明の一実施例を示す表面材の正面
図、第3図は、同平面図、第4図は、同平断面図、第5
図は、本発明の一実施例を示す製造方法に用いられる成
形型の断面図、第6:11□ 図は、第1図ないし第3図の表面材が被着形成された引
出し前板の平断面図である。 7・・・表面板、7c・・・凸部、8′・・・中子、8
・・・心材、9・・・成形型、10・・・表面材、11
・・・家具を構成する前板。 特許出願人 シーアイ化成株式会社 有限会社丸国商会 美吉野化工株式会社 代理人 弁理士 西 村 教 光唸
面図、第2図は、本発明の一実施例を示す表面材の正面
図、第3図は、同平面図、第4図は、同平断面図、第5
図は、本発明の一実施例を示す製造方法に用いられる成
形型の断面図、第6:11□ 図は、第1図ないし第3図の表面材が被着形成された引
出し前板の平断面図である。 7・・・表面板、7c・・・凸部、8′・・・中子、8
・・・心材、9・・・成形型、10・・・表面材、11
・・・家具を構成する前板。 特許出願人 シーアイ化成株式会社 有限会社丸国商会 美吉野化工株式会社 代理人 弁理士 西 村 教 光唸
Claims (2)
- (1)合成樹脂化粧板よりなる表面板を具備し、該表面
板の表面には、基部側よりも先端側の方が大径とされた
外形及び円形を有する凸部が一体に屈曲形成され、該凸
部の内腔には、該凸部の内腔に沿った外形を有する心材
が嵌着されていることを特徴とする家具等の表面材。 - (2)合成樹脂化粧板を具備し、該表面板の表面には、
基部側よシも先端側の方が大径とされた外形および内形
を有する凸部が一体に屈曲形成され、該凸部の内腔には
、該凸部の内腔に沿った心材が嵌着されてなる家具等の
表面材の製造方法において、上記°表面板の裏面の形状
に沿った形状を有する成形型の型面上に、上記心材にな
る中子を、剥離自在に付着せしめ、上記表面板を上記型
面上において該型面の形状に沿って成形せしめた後、表
面板を型から解離する際に、上記心材になる中子を、成
形された表面板と一体に取出すようにしたことを特徴と
する家具等の表面材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8887282A JPS58205705A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 家具等の表面材とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8887282A JPS58205705A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 家具等の表面材とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58205705A true JPS58205705A (ja) | 1983-11-30 |
Family
ID=13955094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8887282A Pending JPS58205705A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 家具等の表面材とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58205705A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10889049B2 (en) * | 2016-07-04 | 2021-01-12 | Aplix | Thermoformed part comprising a detachable part and a process for manufacturing such a part |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5039349A (ja) * | 1973-08-14 | 1975-04-11 | ||
JPS5485263A (en) * | 1977-12-20 | 1979-07-06 | Sanyo Electric Co Ltd | Manufactureing of plastic container |
JPS56148519A (en) * | 1980-04-22 | 1981-11-18 | Tokyo Seat Kk | Manufacture of automotive interior furnishing material |
-
1982
- 1982-05-27 JP JP8887282A patent/JPS58205705A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5039349A (ja) * | 1973-08-14 | 1975-04-11 | ||
JPS5485263A (en) * | 1977-12-20 | 1979-07-06 | Sanyo Electric Co Ltd | Manufactureing of plastic container |
JPS56148519A (en) * | 1980-04-22 | 1981-11-18 | Tokyo Seat Kk | Manufacture of automotive interior furnishing material |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10889049B2 (en) * | 2016-07-04 | 2021-01-12 | Aplix | Thermoformed part comprising a detachable part and a process for manufacturing such a part |
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