JPS58203167A - 繊維用平滑処理剤 - Google Patents
繊維用平滑処理剤Info
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- JPS58203167A JPS58203167A JP8353382A JP8353382A JPS58203167A JP S58203167 A JPS58203167 A JP S58203167A JP 8353382 A JP8353382 A JP 8353382A JP 8353382 A JP8353382 A JP 8353382A JP S58203167 A JPS58203167 A JP S58203167A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐熱性及び平滑性に優れた繊維用平滑処理剤に
関するものである。
関するものである。
特に特殊なエステル成分を用いることによって、高度な
耐熱性と高度な平滑性を兼ね備えた熱可塑性合成繊維用
の平滑処理剤を得ることを目的とする。
耐熱性と高度な平滑性を兼ね備えた熱可塑性合成繊維用
の平滑処理剤を得ることを目的とする。
熱可塑性合成繊維は、その製造工程で円滑な操業を行な
う必要上、繊維に平滑性、集束、性、帯電防止性等を与
えるための平滑処理剤が付与される。
う必要上、繊維に平滑性、集束、性、帯電防止性等を与
えるための平滑処理剤が付与される。
近年、生産性の向上、品質向上のための合成繊維製造加
工技術の発達に伴い、繊維糸条はかなりの高速で処理さ
れることが多く、その熱的処理条件もますます苛酷とな
りつつあり、各工程を円滑に進めるために、油剤に対し
ては熱処理を受けても分解、発煙、着色、タール化をお
こさない安定した平滑性能を有する処理剤が強く要求さ
れている。
工技術の発達に伴い、繊維糸条はかなりの高速で処理さ
れることが多く、その熱的処理条件もますます苛酷とな
りつつあり、各工程を円滑に進めるために、油剤に対し
ては熱処理を受けても分解、発煙、着色、タール化をお
こさない安定した平滑性能を有する処理剤が強く要求さ
れている。
従来、平滑処理剤として、鉱物油、または高級脂肪酸と
一価アルコールとのエステル、高級アルコールと脂肪族
ジカルボン酸との二価エステルを主体とした処理剤が使
用されていたが、熱処理時に発煙が多く、作業環境を著
るしく悪くしたり、熱処理を行うプレート、ローラー等
に熱分解ないし再重合した処理剤がタールとして溜り、
操業性を悪化する等のトラブルが発生していた。
一価アルコールとのエステル、高級アルコールと脂肪族
ジカルボン酸との二価エステルを主体とした処理剤が使
用されていたが、熱処理時に発煙が多く、作業環境を著
るしく悪くしたり、熱処理を行うプレート、ローラー等
に熱分解ないし再重合した処理剤がタールとして溜り、
操業性を悪化する等のトラブルが発生していた。
特に、タイヤコード用繊維等は高強度を得る目的で通常
200〜250°Cの高温で高倍率の延′伸か行なわれ
、また高接着力を得る目的で、樹脂処理後延イ’J’
?AI:度よりもさらに高いlB度で熱処理か行なわれ
るようになり、繊維に付着する平滑処理剤に対して、ま
すます高度の耐熱性か要求されるようになった。
200〜250°Cの高温で高倍率の延′伸か行なわれ
、また高接着力を得る目的で、樹脂処理後延イ’J’
?AI:度よりもさらに高いlB度で熱処理か行なわれ
るようになり、繊維に付着する平滑処理剤に対して、ま
すます高度の耐熱性か要求されるようになった。
熱可塑性合成繊維用平滑処理剤の耐熱性を向上させるた
めの研究は、従来から多々行なわれており、例えは、ビ
スフェノールAの酸化エチレン付加アルキルエステルを
主成分とする処理剤(特公昭47−29474号)等が
提案されている。
めの研究は、従来から多々行なわれており、例えは、ビ
スフェノールAの酸化エチレン付加アルキルエステルを
主成分とする処理剤(特公昭47−29474号)等が
提案されている。
しかし乍ら、上記の処理剤は、確かに分解、タール化は
少ないか、しばしば初期発煙を示す場合があり、これが
上記化合物の耐熱性処理剤としてノ欠点の一つとなって
いた。
少ないか、しばしば初期発煙を示す場合があり、これが
上記化合物の耐熱性処理剤としてノ欠点の一つとなって
いた。
また、上記処理剤は、繊維処理剤の必要性能である繊維
−繊維間、繊維−金属間の平滑性か悪く、繊維の製造加
工操業時に糸切れ発生、糸強力低下等のトラブルが発生
する大きな欠点を有している。
−繊維間、繊維−金属間の平滑性か悪く、繊維の製造加
工操業時に糸切れ発生、糸強力低下等のトラブルが発生
する大きな欠点を有している。
本発明者らは、最近の繊維製造および加工工程での、苛
酷な熱的処理を受けても、分解、発煙、タール化が極め
て少なく、かつ、繊維−繊維間、繊維−金属間の平滑性
の良好な処理剤を得ることを目的に鋭意検討を重ねた結
果、本発明の平滑処理剤を確保するに至った。
酷な熱的処理を受けても、分解、発煙、タール化が極め
て少なく、かつ、繊維−繊維間、繊維−金属間の平滑性
の良好な処理剤を得ることを目的に鋭意検討を重ねた結
果、本発明の平滑処理剤を確保するに至った。
すなわち本発明は、一般式
(式中、ZはlIまたは−CII2C00R4で表わさ
れ 0 111 る基、−X−は−S−,−S−,−S−なる群から選ば
1 れる基、lはOまたは1、mは0または1、R10。
れ 0 111 る基、−X−は−S−,−S−,−S−なる群から選ば
1 れる基、lはOまたは1、mは0または1、R10。
OR2、OR3およびOR4はそれぞれ独立してR’0
(AO)。−で表わされる基、またはOH、ただしに1
0.OR2,OR3およびOR4の中、少なくともいず
れか2以上かR’0(AO)。である。k′は炭素数2
〜22のモノヒドロキシ化合物残基、Aは炭素数2〜4
のアルキレン基、nはO〜10の数を示す)で表わされ
る化合物を含有することを特徴とする繊維用平滑処理剤
に関する。
(AO)。−で表わされる基、またはOH、ただしに1
0.OR2,OR3およびOR4の中、少なくともいず
れか2以上かR’0(AO)。である。k′は炭素数2
〜22のモノヒドロキシ化合物残基、Aは炭素数2〜4
のアルキレン基、nはO〜10の数を示す)で表わされ
る化合物を含有することを特徴とする繊維用平滑処理剤
に関する。
上記式[Tlで表わされる化合物において、R10゜O
R2、OR3およびOR4はk′0(AO)。で表わさ
れる基、または0[1、たたしR10,OR2,OR3
およびOR4の中、少なくともいずれか2以上かに′0
(AO)。で表わされる基である。R10、OR2゜O
R3およびOR4の中、mo (AO)。で表わされる
基か2より小になると、平滑性能か低下する傾向があら
れれる。
R2、OR3およびOR4はk′0(AO)。で表わさ
れる基、または0[1、たたしR10,OR2,OR3
およびOR4の中、少なくともいずれか2以上かに′0
(AO)。で表わされる基である。R10、OR2゜O
R3およびOR4の中、mo (AO)。で表わされる
基か2より小になると、平滑性能か低下する傾向があら
れれる。
k′はそれぞれ独立に炭素数2〜22、好ましくは炭素
数8〜18のモノヒドロキシ化合物残基を示す。モノヒ
ドロキシ化合物としては、飽和または不飽和の脂肪族ア
ルコール(側鎖を有していてもよい)、脂環式アルコー
ル等が好ましく特に脂肪族アルコールが好ましい。
数8〜18のモノヒドロキシ化合物残基を示す。モノヒ
ドロキシ化合物としては、飽和または不飽和の脂肪族ア
ルコール(側鎖を有していてもよい)、脂環式アルコー
ル等が好ましく特に脂肪族アルコールが好ましい。
好適な脂肪族アルコールとしては、オクチルアルコール
、ラウリルアルコール、イントリテシルアルコール、イ
ソステアリルアルコール、オレイルアルコール等が例示
される。
、ラウリルアルコール、イントリテシルアルコール、イ
ソステアリルアルコール、オレイルアルコール等が例示
される。
Aは側鎖を有することもある2〜4のアルキレン基であ
り、これらの基は主として酸化エチレン、酸化プロピレ
ン、酸化ブチレン等から誘導されるものが挙げられる。
り、これらの基は主として酸化エチレン、酸化プロピレ
ン、酸化ブチレン等から誘導されるものが挙げられる。
Aは同一でも異なっていてもよく、また(OA)。
で表わされる基はそれぞれが単一、または異なった酸化
アルキレンの重合成分(例えば酸化エチレンと酸化プロ
ピレンのランダムまたはブロック重合成分)で構成され
ていてもよいが、好ましくは、オキシエチレン基、また
はオキシエチレン基とオキシプロピレン基の両者を含む
基である。
アルキレンの重合成分(例えば酸化エチレンと酸化プロ
ピレンのランダムまたはブロック重合成分)で構成され
ていてもよいが、好ましくは、オキシエチレン基、また
はオキシエチレン基とオキシプロピレン基の両者を含む
基である。
nはそれぞれ独立してθ〜1oの数である。好ましくは
0〜6、特に好ましくは0〜4である。
0〜6、特に好ましくは0〜4である。
nのいずれかが10を越えるとタール化が増加して耐熱
性が不良となる傾向があられれる。
性が不良となる傾向があられれる。
本発明における化合物は、下記一般式Wもしくは一般式
■で表わされる化合物 たとえばチオジサクシニックアシツド、カルボキシメチ
ルメルカプトサクシニックアシッド、カルボキシエチル
メルカプトサクシニックアシッド、ブタンテトラカルボ
ン酸等と炭素数2〜22のモノヒドロキシ化合物もしく
はそのオキシアルキレン付加物、たとえば脂肪族アルコ
ール、脂肪族アルコールのオキシアルキレン付加物、ア
ルキルフェノールのオキシアルキレン付加物等とのエス
テル化反応により製樗すればよい。なお、チオジサクシ
ニックアシツド、カルボキシメチルメルカプトサクシニ
ックアシッド等はEvans Chemetics。
■で表わされる化合物 たとえばチオジサクシニックアシツド、カルボキシメチ
ルメルカプトサクシニックアシッド、カルボキシエチル
メルカプトサクシニックアシッド、ブタンテトラカルボ
ン酸等と炭素数2〜22のモノヒドロキシ化合物もしく
はそのオキシアルキレン付加物、たとえば脂肪族アルコ
ール、脂肪族アルコールのオキシアルキレン付加物、ア
ルキルフェノールのオキシアルキレン付加物等とのエス
テル化反応により製樗すればよい。なお、チオジサクシ
ニックアシツド、カルボキシメチルメルカプトサクシニ
ックアシッド等はEvans Chemetics。
Inc、、 (U、S、A)より同名の商品名で市販さ
れているものを使用すればよいが、たとえはチオコハク
酸、チオクリコール酸、チオプロピオン酸等に無水マレ
イン酸、もしくはマレイン酸を付加反応することによっ
ても製造することができる。
れているものを使用すればよいが、たとえはチオコハク
酸、チオクリコール酸、チオプロピオン酸等に無水マレ
イン酸、もしくはマレイン酸を付加反応することによっ
ても製造することができる。
また、ブタンテトラカルボン酸等はたとえは商品名B、
T、C(三井東圧化学株式会社製)などの市販品を使用
することができる。
T、C(三井東圧化学株式会社製)などの市販品を使用
することができる。
エステル化反応は公知の方法でよく、たとえばp−トル
エンスルホン酸を触媒として、120〜200℃で反応
させることにより、化合物[Ilを得ることができる。
エンスルホン酸を触媒として、120〜200℃で反応
させることにより、化合物[Ilを得ることができる。
本発明の繊維用平滑処理剤は、一般式(Ilて表わされ
る化合物単独、もしくは公知の処理剤成分を配合するこ
とにより得られる。
る化合物単独、もしくは公知の処理剤成分を配合するこ
とにより得られる。
上記化合物の処理剤中における含有量はとくに限定はな
く、通常10〜100重量%、好ましくは20〜100
重量%である。
く、通常10〜100重量%、好ましくは20〜100
重量%である。
また、耐熱性、平滑性を害さない範囲で、乳化剤、帯電
防止剤等の他の成分および所望により従来公知の平滑性
を付与する成分を配合してもよく、乳化剤としては、ポ
リオキシエチレンひまし油エーテル、ポリオキシエチレ
ン硬化ひまし油エーテル、ポリオキシエチレンノニルフ
ェノールエーテル、およびそのラウレート、ポリオキシ
エチレンチオラウリルエーテル、およびそのラウレート
、ポリオキシエチレンソルビタントリオ、レエート、帯
電防止剤としては、オレイルホスフェート、およびその
塩(Na、に等)、ポリオキシエチレンオレイルホスフ
ェート、およびその塩(Na 、 K等)、ラウリルス
ルホネート(Na、に等)、平滑剤としてはアルキルシ
リコーン、酸化エチレンと酸化プロピレンの共重合物お
よびそのアルキルエーテル等が例示できる。
防止剤等の他の成分および所望により従来公知の平滑性
を付与する成分を配合してもよく、乳化剤としては、ポ
リオキシエチレンひまし油エーテル、ポリオキシエチレ
ン硬化ひまし油エーテル、ポリオキシエチレンノニルフ
ェノールエーテル、およびそのラウレート、ポリオキシ
エチレンチオラウリルエーテル、およびそのラウレート
、ポリオキシエチレンソルビタントリオ、レエート、帯
電防止剤としては、オレイルホスフェート、およびその
塩(Na、に等)、ポリオキシエチレンオレイルホスフ
ェート、およびその塩(Na 、 K等)、ラウリルス
ルホネート(Na、に等)、平滑剤としてはアルキルシ
リコーン、酸化エチレンと酸化プロピレンの共重合物お
よびそのアルキルエーテル等が例示できる。
本発明の平滑処理剤はストレート油剤の形態あるいは水
で乳化したエマルジョンの形で紡糸工程において繊維糸
条に対し、ローラ給油方法等の公知の給油方法にて、繊
維糸条に対し処理剤全固形分として0.5%ないし2%
(重量)付与される。
で乳化したエマルジョンの形で紡糸工程において繊維糸
条に対し、ローラ給油方法等の公知の給油方法にて、繊
維糸条に対し処理剤全固形分として0.5%ないし2%
(重量)付与される。
本発明の平滑処理剤で処理された合成繊維は200〜2
50℃の高温で熱処理されても発煙、タール化すること
なく、優れた耐熱性を示す。
50℃の高温で熱処理されても発煙、タール化すること
なく、優れた耐熱性を示す。
更に、本発明の化合物は特公昭47−29474号等に
見られる化合物に比較して、著るしく平滑性が良好であ
り、耐熱性と平滑性を不可欠とするナイロン、ポリエス
テル等の産業資材用フィラメントの製造工程の平滑処理
に適する。
見られる化合物に比較して、著るしく平滑性が良好であ
り、耐熱性と平滑性を不可欠とするナイロン、ポリエス
テル等の産業資材用フィラメントの製造工程の平滑処理
に適する。
以下実施例により本発明を説明するが、本発明はこれに
限定されるものではない。
限定されるものではない。
表1記載の本発明における化合物(ll&11〜l!1
7)公知の耐熱性化合物(N118〜N+11o)、お
よび従来油剤の平滑成分(llhll〜阻12)につい
て、熱安定性、発煙性および摩擦特性を評価し、その結
果を表2に示す。
7)公知の耐熱性化合物(N118〜N+11o)、お
よび従来油剤の平滑成分(llhll〜阻12)につい
て、熱安定性、発煙性および摩擦特性を評価し、その結
果を表2に示す。
表−1
1!lI ROOCCH−5−CIICOOR
I I 、 ROOCCII2ct−+’4cooa(Rはイントリ
デシル) N12 ROOCCH−8−CHCOORROOC
CII2C112COOR (kはオレイル) (Rはイントリデシル) (Rはインステアリル) 隘5 ROOCCII−CHCOOR1 ROOCCII2 C1,12COOR(kはインステ
アリル) (Rはイントリデシル) (Rはラウリル) 隘8 ジオレイルチオジプロピオネート隘9 ジ(
イツトリゾ2シル)トリメリテート陽10 ビスフェノ
ールAEO2・ジラウレート隊11 流動パラフィン5
00秒 ll&112 オレイルオレエート 表−2 注1:試験方法 (1)発煙性 試料1yを直径10酊のステンレス皿に精秤し、これを
220℃の循風乾燥機中に入れ、皿の中央を軸にした揺
動運動を行わしめ乍ら5分間熱処理した時の発煙量をデ
ジタルヒユームカウンタによって測定、また同時にその
時の揮発減量(ロ)を測定した。
I I 、 ROOCCII2ct−+’4cooa(Rはイントリ
デシル) N12 ROOCCH−8−CHCOORROOC
CII2C112COOR (kはオレイル) (Rはイントリデシル) (Rはインステアリル) 隘5 ROOCCII−CHCOOR1 ROOCCII2 C1,12COOR(kはインステ
アリル) (Rはイントリデシル) (Rはラウリル) 隘8 ジオレイルチオジプロピオネート隘9 ジ(
イツトリゾ2シル)トリメリテート陽10 ビスフェノ
ールAEO2・ジラウレート隊11 流動パラフィン5
00秒 ll&112 オレイルオレエート 表−2 注1:試験方法 (1)発煙性 試料1yを直径10酊のステンレス皿に精秤し、これを
220℃の循風乾燥機中に入れ、皿の中央を軸にした揺
動運動を行わしめ乍ら5分間熱処理した時の発煙量をデ
ジタルヒユームカウンタによって測定、また同時にその
時の揮発減量(ロ)を測定した。
(2)熱安定性
試料37を直径80關のステンレス皿に入れ、熱風乾燥
機中で220℃にて5時間加熱した時の試料状態を評価
。
機中で220℃にて5時間加熱した時の試料状態を評価
。
着 色 タール化
・:殆んど着色していない。 タール化していない。
○:やや着色している。 ややタール化している。
△:かなり着色している。 かなりタール化している
。
。
×:着色著るしい タール化著るしい。
(3)摩擦特性
’A、#&維−繊維間CF/F)動摩擦市販の70デニ
ールナイロンフイラメント糸を四塩化炭素で連続脱脂後
、試料を0.7%付着させて試料糸を得、これを20℃
、相対湿度65%雰囲気下で、切張カ一定(10y)の
もとに、2回ひねり2連、300 m /分の糸速で走
行させてその糸張力を測定した。
ールナイロンフイラメント糸を四塩化炭素で連続脱脂後
、試料を0.7%付着させて試料糸を得、これを20℃
、相対湿度65%雰囲気下で、切張カ一定(10y)の
もとに、2回ひねり2連、300 m /分の糸速で走
行させてその糸張力を測定した。
B、繊維−金属間(F/M)動摩擦
Aで得た試料糸を20°C1相対湿度65%の雰囲気下
で、初張力10y、100及び300m/分の糸速で、
梨地クロムと接触走行させた時の摩擦力を測定した。
で、初張力10y、100及び300m/分の糸速で、
梨地クロムと接触走行させた時の摩擦力を測定した。
表2に示される通り、本発明における化合物陰1〜N1
17は公知の耐熱性化合物(隘8〜隘10)および従来
油剤の平滑成分(IIkL11〜阻12)にくらべて発
煙性が極めて少い優れた特性を有し、熱安定性は化合′
物FkLIOと同水準を保持し、かつ摩擦特性は化合物
11h9.10と比較して優れ、その他と比較してほぼ
同等であって、本発明の化合物が優れた特性を有するこ
とは明らかである。
17は公知の耐熱性化合物(隘8〜隘10)および従来
油剤の平滑成分(IIkL11〜阻12)にくらべて発
煙性が極めて少い優れた特性を有し、熱安定性は化合′
物FkLIOと同水準を保持し、かつ摩擦特性は化合物
11h9.10と比較して優れ、その他と比較してほぼ
同等であって、本発明の化合物が優れた特性を有するこ
とは明らかである。
配合組成物A
実施例1の化合物Il&11 60%(重量)(本
発明の潤滑成分) 硬化ヒマシ油酸化エチレン 付加物(π=20) 40%iは酸化エチレ
ン付加モル数を指称する。
発明の潤滑成分) 硬化ヒマシ油酸化エチレン 付加物(π=20) 40%iは酸化エチレ
ン付加モル数を指称する。
配合組成物B
実施例1の化合物Nu6 65%(重量)(本
発明の潤滑成分) 付加物(P二20 ) ゛’配合組成物
C 実施例1の化合物1kl O60%(重量)チレン付加
物(p=8.) 加(p=2.0 ) トリオレエート 配合組成物E オレイルオレエート 65%(重量)
−硬化ヒマシ油酸化エチレン 付加物(p=20) 25%ソルビタン酸
化エチレン付 加(p士20)トリオレエート 10%本発明潤
滑成分NQlおよび隘2を含有する配合組成物Aおよび
Bと従来一般に使用されている配合組成物C,Dおよび
Eを209oエマルジヨンとし、紡糸直後のナイロンフ
ィラメントに1.0%(着油敞)付着させた後、該未延
伸糸を通常の熱延伸法(記度220°C)で延伸した。
発明の潤滑成分) 付加物(P二20 ) ゛’配合組成物
C 実施例1の化合物1kl O60%(重量)チレン付加
物(p=8.) 加(p=2.0 ) トリオレエート 配合組成物E オレイルオレエート 65%(重量)
−硬化ヒマシ油酸化エチレン 付加物(p=20) 25%ソルビタン酸
化エチレン付 加(p士20)トリオレエート 10%本発明潤
滑成分NQlおよび隘2を含有する配合組成物Aおよび
Bと従来一般に使用されている配合組成物C,Dおよび
Eを209oエマルジヨンとし、紡糸直後のナイロンフ
ィラメントに1.0%(着油敞)付着させた後、該未延
伸糸を通常の熱延伸法(記度220°C)で延伸した。
この時のヒーター上での発煙性およびタール化を評価し
、同時に107m延伸する時の糸切れ回数を測定した。
、同時に107m延伸する時の糸切れ回数を測定した。
結果を表3に示す。
表3
表3に示すように本発明組成物は耐熱性にすぐれると共
に、繊維−繊維間、繊維−金属摩擦も低く一延伸性の向
上か可能である。
に、繊維−繊維間、繊維−金属摩擦も低く一延伸性の向
上か可能である。
手続補正書(自発)
特許庁長官 殿
■、事件の表示
昭和57年特許願第 83533 号2発明
の名称 繊維用平滑処理剤 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 ・、 代表者 木 村 五 部 4代理人 住所 大阪府大阪市東区本町2−10 本町ビル内5補
正命令の1]付 (自発 )。
の名称 繊維用平滑処理剤 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 ・、 代表者 木 村 五 部 4代理人 住所 大阪府大阪市東区本町2−10 本町ビル内5補
正命令の1]付 (自発 )。
6補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄7、
補正の内界 (+)明和書第12真下から4行目ζ「No、9 ジ
(イントリデシル)トリメリテート」とあるを「No、
9 1−リ(イントリデシル)トリメリテート」に補
正する。
補正の内界 (+)明和書第12真下から4行目ζ「No、9 ジ
(イントリデシル)トリメリテート」とあるを「No、
9 1−リ(イントリデシル)トリメリテート」に補
正する。
(2)明細書第13頁表−2中の廃煙−Ω項の以
」ニ
」ニ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式[Tjで表わされる化合物を含有するこ
とを特徴とする繊維用甲滑処理剤。 (式中、Zは11または−C■2COOR4て表わされ
る 0 ((11 る基、lはOまたは1、mはOまたは1、k、0゜Ok
2.0R3およびOR4はそれぞれ独立してR’0(A
O) で表わされる基、または0[夏、ただしずれか
2以上かR’0(AO)nである。k′は炭素数2〜2
2のモノヒドロキシ化合物残基、Aは炭素数2〜4のア
ルキレン基、0は0〜10の数を示す2、化合物がド記
一般式[川; (式中、7. 、R1,R2,R3およびIは前記と同
意義)で表わされる化合物である第1項記載の処理剤。 3、化合物が下記一般式[1I11: (式中、Z 、 Ri 、 R2およびR3は前記と同
意義)で表わされる化合物である第1項記載の処理剤。 4、に′か各独立して炭素数8〜18の側鎖を有するこ
ともある飽和または不飽和の脂肪族残基である第1項記
載の処理剤。 5、 AOが独立してオキシエチレン基および/また
はオキシプロピレン基である第1項記載の処理剤。 5、nかO〜4である第1項記載の処理剤。 7、一般式[11で表わされる化合物を処理剤総固形分
の10〜100重量%含有する第1項記載の処理剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8353382A JPS58203167A (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | 繊維用平滑処理剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8353382A JPS58203167A (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | 繊維用平滑処理剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58203167A true JPS58203167A (ja) | 1983-11-26 |
Family
ID=13805128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8353382A Pending JPS58203167A (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | 繊維用平滑処理剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58203167A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0909755A1 (en) * | 1997-09-26 | 1999-04-21 | Exxon Research And Engineering Company | Thio-/mercapto-derivatives and use as antioxidant additives |
-
1982
- 1982-05-17 JP JP8353382A patent/JPS58203167A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0909755A1 (en) * | 1997-09-26 | 1999-04-21 | Exxon Research And Engineering Company | Thio-/mercapto-derivatives and use as antioxidant additives |
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