JPS58202776A - 鋳バリの除去研掃処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ダイキャスト鋳造法、重力金型鋳造法、砂型
鋳造法など（以下鋳造という）の工程で成形される鋳造
品の鋳パリ、型合わせパリ（以下鋳バリという）を、乾
式噴射加工法（以下ドライショツトブラストという）を
用いて鋳造品より除去する目的において、鋳パリの除去
研掃処理装置に関するものである。

従来、鋳造品の鋳パリを除去する方法としては、 ■　鋳造品を治具に着脱して、Ｖ、研削工具を用いた人
力除去方法。

■　鋳造品を把持してエンドレス回転べＡ／）に当接す
るべ〜ト研削方法。

■　回転する治具に鋳造品を着脱し、粉粒゛物体を空圧
により直接噴射する方法。

Ｇ　回転Ｉｌ器に装着したワイヤーブラッシング方法。

■　回転ドラム体にゴムベルトを装着した研掃機内に、
鋳造品を投入し、粉粒物体を噴射して回転研掃する方法
。

■　振動を与える容器内に研掃材と鋳造品を混入して、
除去する方法。

■　液体を加えた容器内で研掃材と鋳造品を攪拌洗浄し
て除去する方法。

■　精密トリミングプレス後、機械加工切削する方法。

■　各種燃料を燃焼させ鋳パリも燃焼させる方法。

＠　レーザー照射切断方法。

などが存在するが、そのいずれもが、以下に記述する目
的用途としての各項目、 ■　鋳造機械の設置場所近傍で鋳造しなから／サイクル
Ｖｊａ時間中に蓄熱状態の鋳造品の鋳バリを除去できる
こと。

＠　鋳造品質上、液浴不可で湿式方法が採用できないこ
と。

θ　占有面積を大とする大形機構であってはならないこ
と。

Ｏ安全上、燃焼しゃすいボムベ／９）などの使用不可能
なこと。

■　公害防止として振動を発生させたり、液体を流して
はならないこと。

θ　低コストで安易に製作できること。

などに対応するためには１．、Ｆ　Ｅの従来技述では、
大形化機構でバッジ処理□、−造品の熱でゴムベμト損
傷、鋳造／サイクル時閣内での処理が不可能、振動が発
生する、液体処理が必要で乾燥施設を要する、高コスト
となる、などの問題点が多大でおった。

そこで本発明は、＠紀従来装置の問題点を解消すること
を目的とするもので、すなわち、鋼製で上半円形の上部
研掃筒と、鋼製で下半円形の下部研掃筒とを対向させて
、傾斜する円筒研掃室を設け、その上方に向いた開口端
には＃造品の投入管を設け、下方に向いた開口端には、
円錐状の攪拌回転盤を設け、しかも前記下部研掃筒には
、研掃材を円筒新婦室内へ噴射する手段を設け、下部研
掃筒は、円ｍ研掃室内の鋳造品を排出できるように開閉
可能に設けたことを特徴とするものである。

次に図面に示す本発明の実施例について説明する。　（
１）は、上部研掃筒で配管構造用鋼管または鋼板を用い
て、下方が開口する中空半円筒状に形成されている。　
（２）は下部研掃筒で、前記上部研掃［（１）　ｍ’□
□同様の部材で、上方が開口する中空半円筒状に形成さ
れている。　この両筒（１）および（２）によシ円筒研
帰家を構成する。　（３）は攪拌回転盤で、鋼板により
円錐形状に製作され、前記円筒研掃室の後方開口端に挿
入されている。　（４）　ｉｉ、鋼材加工より成るリン
クプレートで、下部研掃筒（２）の両側部に溶接固定さ
れる。

（５）は歯車を具備した駆動用電動機で、チェーンによ
りスプロケット（６）と連結される。　（７）　＃′ｉ
、合金棒鋼を加工してなる回転軸で、その一端を、前記
攪拌回転盤（３）の底部と締結し、他端を前記スプロケ
ット（６）に接続している。　（８）はローター用電動
機で、鋼板で形成したキャビネットαη上に据え付けら
れている。　（９）はローター用電動の合金羽根を内蔵
しており、前記ローター用電動ｍ　（８）と連結されて
いる。　０１はショット注入口で鋼板により加工した漏
斗状箱を成し、その下端開口部が前記ローター（９）の
、＠面に接している。　αυは鋼板で製作した鋳造品投
入管で開閉自由な蓋（ｌｌａ）を具備しており、その下
端開口部が前記キャビネット（１７）の一部間口部にボ
ルト締結され、更に前記上部研掃筒（１）および下部研
掃筒（２）から成る円筒研掃室へ挿入されて、下部研掃
筒（１）に接合し保持している。　（２）は丸棒鋼を簀
子状に並べたシュートで、前記十部研掃簡（２）の下方
に位置して前記キャビネットα力の内部に設置されてい
る。　ａ４は鋼板製の払い出し扉で、前記キャビネット
αηの側面に回転自在に位置する。０４はクランク用直
線駆動形シリンダーで、前記キャビネットαηの側面に
取り付けられ、鋼板加工より成るクランクリンク叫と連
結している。　（ロ）ケまドア用直！ｌ！駆動形シリン
ダーで、前記キャビネットαηの側面に位置し、丸棒鋼
よりなるとンジピン（ホ）と連結している。

ＱυはクブンクＶヤフトで、前記リンクプレート（４）
と連結し、更に前記クランクリンク（へ）と、連結され
ており、その両端はフランジ形玉軸受にて回転自在に保
持されている。　ｍはビロー形玉軸受で、前記払い出し
扉叫に挿入されたヒンジピン四を回転自在に保持してい
る。　Ｑは１ｌＪｉＩ紀攪拌回転盤（３）の上面に浴接
した丸棒鋼から成る攪拌補助棒である。

次に１配実施例における作動について説明する。　鋳造
機より取り出した鋳造品、あるいはトリミングされた鋳
造品を、鋳造品投入管α刀へ投入し蓋（ｌ１ｍ）を閉め
る。　駆動用電動機（５）を起動させると、スプロケッ
ト（６）を介して回転軸（７）が回転し、攪拌回転盤（
３）を回転させるので、投入されている鋳造品は、上部
研掃［（１）と、下部＠Ｍ簡（２）で構成された円８＠
研掃室内で攪拌される。　　また、このとき、ローター
用電動鏝（８）　１に起動させてローター（９ンを回転
させ、ンヨット注入口Ｃ１ｔ）より供給されているアル
ミ、鉄などの粉粒物体を重速回転力によって前記円筒＠
Ｍ冨内へ噴射する。　所定の制御時間経過後、ローター
用電動［（８）を停止させると共に、クランク用直線駆
動形シリンダー〇４を空圧または油圧で作動させてクラ
ンクリンク曲を駆動すると、クランクシャフト３υが回
転して、これにリンクグレート（４）を介して連結され
てい、名：、下部＠Ｍ闘（２）を下方へ開き、鋳造品を
簀子形シュート＠上へ放出する。　放出された鋳造品は
シュート（２）上で転送しながら、付着した噴射物体を
払い落す。

そして、ドア用直線駆動形シリンダーα・が空圧または
油圧で作動し、ヒンジピン（ホ）を介して、払い出し扉
０が開くことにより鋳造品はキャビネツ）Ｑ７）の外へ
放出される。　そのあと、下部４ｉ１ｆ掃Ｈ（２）およ
び、払い出し扉α４を各々直線駆動形シリンダーα４．
（至）の逆作動で閉じ、鋳造品投入管Ｑｌ）の蓋（ｌ１
ｍ）を開いて次の起動に備える。　なお、Ｖニー計上で
払い落された噴射粉粒物体は、キャビネット（ロ）の底
部に集積し、これを適当な方法で回収して、Ｖヨツト注
入口Ｑ０へ反復供給される。

以上のようであるから、本発明においては、次のような
効果を有する。

（１）　　円筒研掃室が鋼製であるため、該室を、鋳造
品の熱による損傷を受けない耐熱構造とすることができ
る。

形 ■　円錐状の攪拌回転盤は研掃室内部の鋳造品）１゜ を停滞なく攪拌することができるのでドライショツトブ
ラストによる研掃材が、鋳造品に噴射当接する機会を増
加促進させることができ、そのため、短時間で鋳パリ除
去の目的を果し、また、攪拌作用により円筒研掃室内面
へ鋳造品が接触し、共擦り、４もみ擦り効果で鋳バリ除
去が推進させられる。

■　二分割できる円筒研掃室のため、鋳パリ除去後の鋳
造品は下方へ簡易に転送排出ができる。

■　単純かつ簡易な構造であると共に一般に入手容易な
部材を用いて構成できるので安価に形成できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は一部切開
した側面図、第一図は正面図、第３図は円筒研掃室と攪
拌回転盤の斜視図である。 （１）・・・上部研掃筒 （２）・・・上部研掃筒 （３）・・・攪拌回転盤 （９）・・・ローグー （Ｌｆ）−・・ショット注入口 ａ荀・・・鋳造品投入管 （２）・−・スノコ形シュート αη・・・キャビネット 特許出願人 愛三工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鋼製で上半円形の下部研掃筒と、鋼製で下半円形の下部
   研掃筒とを対向させて、傾斜する円筒研掃室を設け、そ
   の上方に向いた開口端には鋳造品の投入管を設け、下方
   に向いた開口端には、円錐状の攪拌回転盤を設け、しか
   も前起上部研掃筒には、研掃材を円筒研掃室内へ噴射す
   る手段を設け、下部研掃筒は、円筒研掃室内の鋳造品を
   排出できるように開閉可能に設けたことを特徴とする鋳
   パリの除去研掃処理装置。