JPS5820224B2 - パルスモ−タ - Google Patents

パルスモ−タ

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Publication number
JPS5820224B2
JPS5820224B2 JP1726376A JP1726376A JPS5820224B2 JP S5820224 B2 JPS5820224 B2 JP S5820224B2 JP 1726376 A JP1726376 A JP 1726376A JP 1726376 A JP1726376 A JP 1726376A JP S5820224 B2 JPS5820224 B2 JP S5820224B2
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JP
Japan
Prior art keywords
stator
pole plate
plate
rotor
index
Prior art date
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Expired
Application number
JP1726376A
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English (en)
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JPS52100108A (en
Inventor
伊藤博
麻生己之作
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
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Publication of JPS52100108A publication Critical patent/JPS52100108A/ja
Publication of JPS5820224B2 publication Critical patent/JPS5820224B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパルスモータ、特に同一極性パルスにより駆動
されるパルスモータの改良に関するものである。
パルスモータは間欠送り機構及び位置制御機構の駆動装
置として広範囲に使用されているが、その静止位置での
位置決め及び回転方向の一律化を図るための良好な構成
が求められていた。
従来のパルスモータでは、交互に極性の異ナル反転パル
スを用い、また偏心ステータを用いることによりロータ
の静止位置が定められていた。
この従来装置では、ステータの偏心精度が要求され、ス
テータ対向部における漏洩磁束量によりその特性が影響
を受けるので各部に高い加工精度が必要と成り、加工が
困難であり組立時に調整を必要とするという欠点があっ
た。
また、従来の他の装置として、ロータの近傍に位置決め
用の永久磁石あるいは高透磁石の磁性材を設定する構成
も知られているが、この従来装置では、ローラとこれら
位置決め部材間の磁気力がロータの負荷と成り消費電流
等の効率が低下するという欠点があった。
以上の従来装置の欠点は、パルスモータを時計の駆動源
のように比較的駆動力が小さくまた位置決め精度の要求
される装置に用いた場合に特に問題と成る。
本発明は前述した従来の課題に鑑み為されたものであり
、その目的はローフ静止位置の位置決め及び回転方向の
一律化が確実に行なえ効率の良いパルスモータを提供す
ることにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るパルスモータ
は、ロータの主磁極を形成するロータ極板の磁極とは所
定角度偏位して設けられた磁極を有するインデックス極
板と、このインデックス極板と対応して設けられステー
ク主磁極とともに印加パルスにより励磁される磁極を有
するインデックスステータ極板とを含むことを特徴とす
る。
以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する。
図示した実施例は本発明に係るパルスモータを時計の駆
動装置として用いた場合である。
第1,2図には時計用のパルスモータの概略構成が示さ
れている。
地板10には支柱11.12が植立され、受板13が支
持されている。
地板10と受板13との間にはロータ中心軸を形成する
ロータ軸14が回転可能に軸支されている。
ロータ軸14には永久磁石15を挾んで第10−タ極板
100及び第20−タ極板200そしてインデックス極
板300が固定され、ロータが形成されている。
ロータ軸14には更にロータカナ16が固定され、図示
していない時計輪列に回転が伝達される。
支柱lL12には積層された第1ステータ極板21、第
2ステータ極板22が固定されている。
第1ステータ極板21には更にインデックスステータ極
板23が積層され、各ステータ極板はパイプ24.25
にて位置決め固定される。
受板13は支柱11,12に対してねじ26゜27にて
ねじ止め固定される。
第1、第2ステータ極板21.22の中央部にはステー
タコイル28が巻回され、同一極性の駆動パルスが印加
されている。
本発明に係るロータ及びステータの要部拡大図が第3,
4図に、またそれらの位相関係が第5図に示されている
永久磁石15はその軸方向に着磁されたリング状の磁石
から成る。
永久磁石15の一端には高透磁率材から成る第10−タ
極板100が固定されている。
第10−タ極板100の周縁には8個の突起から成る磁
極101 、103.105,107゜109.111
.113.115が等間隔に設けられ、そのピッチがα
で示され、またその磁極幅はほぼα/2に設定されてい
る。
永久磁石15の他端には高透磁率材から成る第20−タ
極板200が固定されている。
第20−タ極板200は第10−タ極板100とそれ自
体同一の構造から成るが、その固定位相が半ピツチα/
2だけ偏位されている。
図示したように永久磁石15の着磁極性を定めると、第
10−ク極板100の電極101〜115はN極に、ま
た第20−ク極板200の磁極202.204.206
.208.210 。
212.214,216はS極と成ることが理解される
第10−ク極板100に隣接してやはり高透磁率材から
成るインデックス極板300が固定されている。
インデックス極板300の外周は皿状に屈曲され、第1
0−ク極板100との間に適当な間隙が形成されている
そして、この外周部にはピッチαで等間隔に突起が設け
られ、磁極301゜303.305,307,309,
311.313゜315が形成されている。
これらの磁極幅は第10−タ極板のそれよりも小さく、
また、その設置位相はβだけ偏位して設けられている。
インデックス極板300の磁極301〜315は第10
−タ極板100と同様にN極を形成している。
高透磁率材から成る第1ステーク極板21及び第2ステ
ータ極板22には、それぞれ3個の突起より成るステー
タ磁極21a、21b、21cと22a、22b、22
cとが形成されている。
両磁極群はα/2偏位してロータの周囲に配置され、こ
の結果、第1ステータ極板21の磁極が第10−タ極板
100の磁極と対応する場合には、第2ステータ極板2
2の磁極は第20−タ極板200の磁極と対応すること
と成る。
第1ステータ極板21に積層配置された高透磁率材から
成るインデックスステータ極板23も3個の突起より成
る磁極23a、23b、23cを有し、この配置は第1
ステータ極板21と同様である。
インデックスステータ極板23の磁極幅はインデックス
極板300の磁極幅とほぼ同一に形成されている。
また図示した実施例において、インデックスステータ極
板23の磁極形状は第1ステータ極板21の磁極形状と
同一に形成されている。
本発明に係るパルスモータの構成は以上の説明から明ら
かであり、′次にその作用を説明する。
第3.4.5図にはロータの静止位置が示されティる。
この静止位置はインデックス極板300及びインデック
スステータ極板23により決定される。
即ち、インデックス極板300の磁極301゜303.
305がインデックスステータ極板23の磁極23a
、23b 、23cと対応して吸引される位置がロータ
の静止位置と成る。
つまり、ステータコイル28にパルスが印加されていな
いときは、両ロータ極板I LIo 、 200は単に
永久磁石15の磁力により両ステーク極板2L23と引
き合う。
そして、本発明においては、両ロータ極板100,20
0は半ピッチ異なる磁極を有し、かつ、両ステーク[4
21,23は両ローク極板100,200の磁極と対応
するステーク磁極を有している。
この結果、本発明の構造は単にロータ極板とスデータ極
板との関係のみを考えるとロータの静止位置は不定と成
る特徴を有している。
明らかに、パルスが印加されていない状態でも、ロータ
ステータ間には吸引力が生じているが、この吸引力はロ
ータの回転位置に拘らずインデックス極板がない限り同
じ大きさでさり、ロータの静止位置を定め得ない。
例えば、第3〜5図において、第10−ク極板100の
みを考えると、磁極10L103゜104がそれぞれス
テータ磁極21a、21b。
21cと吸引し合っている。
このとき、仮に、ロータを少しA方向に回転すると、前
記磁極101゜103.104にはこの回転を戻す方向
の吸引力が生じる。
しかしながら、この時同時に、第2ステータ極板22側
では、ロータ磁極107゜109.111がそれぞれス
テータ磁極22a。
22b 、22cに吸引される領域に侵入し、これがA
方向への回転吸引力として働く。
従って、これら相反する吸引力は互いに打消し合い、ロ
ータステータ間に回転力を生じさせることはなく、この
ことは、第20−タ極板200に対しても同様であるか
ら、ロータはいかなる回転位置でも静止安定位置をとる
ことはない。
以上の作用は、本発明において、両ステータ極板21.
22が両ロータ極板100,200の磁極と対応するス
テータ磁極を有することに起因する。
そして、本発明では、第1ステータ極板21側にのみ配
置されたインデックスステーク極板23と偏位配置され
たインデックス極板300とを設けることにより、前述
したロータ静止安定位置を定めたことを特徴とする。
次にステークコイル28にパルスが印加されると、第1
ステータ極板21はN極に、また第2ステーク極板22
はS極に励磁される。
この為に、ロータとステータ間には反発力及び吸引力が
生じてロータが回転を開始する。
このとき、本発明においては、ロータの静止位置でステ
ーク極板21゜22とロータ極板100.200とがβ
だけ偏位されている。
この結果、ロータ、ステーク間の反発力及び吸引力は必
ず一定方向に定まり、第3図における矢印入方向にロー
タが回転する。
更に、本発明では、ステータコイル28にパルスが印加
された際、インデックスステーク極板23も励磁され、
この為にインデックスステータ極板23とインデックス
極板300との間にはロータの回転を助ける方向に反発
力が作用する。
ステータコイル28への印加パルスはロータがほぼ半ピ
ツチ(α/2)回転する時点でパルス電流が断たれる。
この後、ロータはその慣性力及びインデックスステータ
磁極23a、23b、23cとインデックスロータ磁極
315,301.303との吸引力により依然として矢
印A方向へ回転し、1ピンチ(ωだけ回転した位置で停
止する。
この静止位置はインデックスステータ磁極23a 、
23b 、23cとインデックスロータ磁極315,3
01,303とが対応吸引された位置で決定される。
以上のようにステークコイル28にパルスモータする度
にロータは1ピツチづつ回転駆動される。
従ってステータコイル28に時間基準源からのパルスを
印加すれば時計の駆動装置を形成することができる。
本発明に係るパルスモータは同一極性の印加パルスで駆
動するこきができ、その駆動回路の構成を簡単にするこ
とができる。
本発明のインデックス極板300は第2ステーク極板2
2から離れて配置されており、ロータの回転中に両者に
大きな吸引力が働くことはない。
実施例において、インデックス極板300は皿状から成
り、その中央部が第10−タ極板と隣接しておりその磁
極が容易に磁化され、またその屈曲された外周部は第2
ステータ極板から十分に離れることができる。
ロータの回転方向を反転する構成を得るためには、イン
デックス極板300を第10−ク極板100に固定する
際に、その偏位を逆方向にするのみでよく、他の構成を
同等変更する必要がない。
また他のインデックス極板を第4図の第20−タ極板2
00に隣接配置し他のインデックスステー。
り極板を第2ステーク極板22に積層配置することによ
り、静止位置決めの安定性を高めるとともに、回転力を
増加することができる。
以上説明したように、本発明によれば、ロータの静止位
置決めが確実に行なうことができ、またこの位置決め装
置はロータの回転時に回転力源と成る利点を有し、パル
スモータの効率を改善することができる。
特に時計のように消費電流の制約が大きい装置の駆動源
としては極めて良好な特性を供する利点がある。
更に、本発明におけるインデックス極板及びインデック
スステータ極板の固定配置は極めて容易であり、組立作
業性にすぐれている利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパルスモータを時計の駆動装置と
して用いた好適な実施例を示す一部断面正面図、第2図
は第1図の■−…断面図、第3図は第2図の要部拡大図
、第4図は第3図のIV−IV断面図、第5図は第3図
の要部展開図である。 15・・・・・・永久磁石、21・・・・・・第1ステ
ータ極板、22・・・・・・第2ステータ極板、23・
・・・・・インデックスステータ極板、100・・・・
・・第10−タ極板、200・・・・・・第20−タ極
板、300・・・・・・インデックス極板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸方向に着磁された永久磁石と、永久磁石の一端に
    固定されその外周に等間隔の磁極を有する第10−タ極
    板と、永久磁石の他端に固定されその外周に等間隔で且
    つ第10−タ極板の磁極とは半ピッチ異なる位置に配置
    された磁極を有する第20−タ極板と、第10−タ極板
    と同一ピッチで且つ第10−ク極板の磁極とは所定角度
    偏位して設けられた磁極を有する少くとも1個のインデ
    ックス極板とを含むロータと: 両ロータ極板の磁極と対応するステーク磁極を、有する
    第1及び第2ステータ極板と、第1ステータ極板と積層
    配置されインデックス極板の磁極と対応する磁極を有す
    る少くとも1個のインデックスステータ極板と、同一極
    性パルスが印加されるステータコイルとを含むステータ
    と: から成るパルスモータ。
JP1726376A 1976-02-19 1976-02-19 パルスモ−タ Expired JPS5820224B2 (ja)

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JPS52100108A JPS52100108A (en) 1977-08-22
JPS5820224B2 true JPS5820224B2 (ja) 1983-04-22

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