JPS5820192B2 - コンバ−ジエンス制御装置 - Google Patents
コンバ−ジエンス制御装置Info
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- JPS5820192B2 JPS5820192B2 JP56023623A JP2362381A JPS5820192B2 JP S5820192 B2 JPS5820192 B2 JP S5820192B2 JP 56023623 A JP56023623 A JP 56023623A JP 2362381 A JP2362381 A JP 2362381A JP S5820192 B2 JPS5820192 B2 JP S5820192B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- convergence
- signal
- output
- multiplier
- control
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/16—Picture reproducers using cathode ray tubes
- H04N9/28—Arrangements for convergence or focusing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコンバージェンス制御装置に関し、特に高解像
度カラー画像モニター或いはテレビジョン受像機等に最
適な高次のコンバージェンス制御装置に関する。
度カラー画像モニター或いはテレビジョン受像機等に最
適な高次のコンバージェンス制御装置に関する。
はとんど総てのカラー画像モニター或いはカラー・テレ
ビジョン受像機には、比較的平坦な表示螢光面(スクリ
ーン)を有する陰極線管(CRT)を使用している。
ビジョン受像機には、比較的平坦な表示螢光面(スクリ
ーン)を有する陰極線管(CRT)を使用している。
写真技術或いは他の技術によって螢光面内部表面上に塗
布された3原色発光用の各螢光ドツト或いはストライブ
を3本の電子ビームで衝撃するために、螢光面に近接し
てシャドウ・マスク或いはアパーチャ・グリルが設置さ
れる。
布された3原色発光用の各螢光ドツト或いはストライブ
を3本の電子ビームで衝撃するために、螢光面に近接し
てシャドウ・マスク或いはアパーチャ・グリルが設置さ
れる。
カラー画像モニター或いはカラー・テレビジョン受像機
の原理及び各種の構成は当業者間で周知なので、ここで
は説明を省略する。
の原理及び各種の構成は当業者間で周知なので、ここで
は説明を省略する。
電子ビームでCRTスクリーン全体を走査するために、
通常、電磁偏向技術が使われる。
通常、電磁偏向技術が使われる。
電子ビームは偏向ヨークが置かれる偏向中心部から等距
離で焦点を結ぶので、焦点面は実質上球面であり、シャ
ドウ・マスク面とは異なっている。
離で焦点を結ぶので、焦点面は実質上球面であり、シャ
ドウ・マスク面とは異なっている。
この為、特にスクリーン周辺部において色ひずみを生ず
る。
る。
この色ひずみを補正するのがコンバージェンス回路であ
り、これによってCRTスクリーン上の全領域にわたっ
て正常な色彩を得ることができる。
り、これによってCRTスクリーン上の全領域にわたっ
て正常な色彩を得ることができる。
従来、2種類のコンバージェンス技術が使われているが
、その一方はCRTスクリーン上の中心部分を補正する
直流磁界を使ったスタティック(静)・コンバージェン
スであり、他方は交流磁界を用いCRTスクリーン上の
周辺部の補正を行うダイナミック(動)・コンバージェ
ンスである。
、その一方はCRTスクリーン上の中心部分を補正する
直流磁界を使ったスタティック(静)・コンバージェン
スであり、他方は交流磁界を用いCRTスクリーン上の
周辺部の補正を行うダイナミック(動)・コンバージェ
ンスである。
ダイナミック・コンバージェンス用の交流磁界は、垂直
及び水平偏向電流の一方酸いは両方から得られるコンバ
ージェンス信号ヲコンバージエンス・コイルに供給する
ことによって得ている。
及び水平偏向電流の一方酸いは両方から得られるコンバ
ージェンス信号ヲコンバージエンス・コイルに供給する
ことによって得ている。
最新のコンバージェンス技術はセクター型のコバージエ
ンスを使用するが、この装置はCRTスクリーンの上下
及び左右方向を制御する一組の制御手段と、CRTスク
リーンの4隅の夫々を制御する一組の制御手段を有して
いる。
ンスを使用するが、この装置はCRTスクリーンの上下
及び左右方向を制御する一組の制御手段と、CRTスク
リーンの4隅の夫々を制御する一組の制御手段を有して
いる。
しかしながら、このコンバージェンス技術では、なおコ
ンバージェンス残留誤差が存在する。
ンバージェンス残留誤差が存在する。
この残留誤差は、特殊な用途に用いられる装置、例えば
高解像度ディスプレイ或いはテレビジョン・スタジオ用
人画面高解像度カラーモニターにおいて特に問題となる
。
高解像度ディスプレイ或いはテレビジョン・スタジオ用
人画面高解像度カラーモニターにおいて特に問題となる
。
尚、残留誤差は高次のコンバージェンス制御によって除
去される。
去される。
カラーCRT用の従来のコンバージェンス技術では、傾
斜波形及びパラボラ波形を加算し、必要とされるコンバ
ージェンス補正波形に近似させている。
斜波形及びパラボラ波形を加算し、必要とされるコンバ
ージェンス補正波形に近似させている。
例えば、X=1を右方への最大偏向に対応させ、X−−
1を左方への最大偏向に対応させて水平偏向を変数Xの
関数で表わせば、傾斜波形はXによって表わされ、パラ
ボラ波形はK2によって表わされる。
1を左方への最大偏向に対応させて水平偏向を変数Xの
関数で表わせば、傾斜波形はXによって表わされ、パラ
ボラ波形はK2によって表わされる。
つまり、コンバージェンス補正波形CcCX)は(1)
式で与えられる。
式で与えられる。
尚、(11式のA、Bは係数である。
Cc □Q−A X 十B K2 ・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・(1)従来技術では
、A及びBの値を制御して所望の波形を得るか、或いは
Cc (X) = A X + B X 2 を次式
で近似させている。
・・・・・・・・・・・・・・・・(1)従来技術では
、A及びBの値を制御して所望の波形を得るか、或いは
Cc (X) = A X + B X 2 を次式
で近似させている。
後者の制御方法では、2つの区分X≦0及びX≧0につ
いて独立に制御する。
いて独立に制御する。
X−0点はスタティック制御によってコンバージェンス
され、X−−1点及びX=1点は夫々D及びEを調整す
ることによってコンバージェンスされる。
され、X−−1点及びX=1点は夫々D及びEを調整す
ることによってコンバージェンスされる。
非常に高い解像度が要求されるCRTに関しては、コン
バージェンスを更に厳密にする必要があり、Cc(X)
を次式で示すように、より高次の関数で近似させる必要
がある。
バージェンスを更に厳密にする必要があり、Cc(X)
を次式で示すように、より高次の関数で近似させる必要
がある。
Cc(X)−AX+BX2+FX3+GX’ ・・・・
・・・・・”(3)(3)式を用いれば(1)式に比較
して所望の波形に更に近似させることができるが、F及
びGの調整は上記のどちらの方法を使うにせよ、A及び
B、或いはD及びEの調整と相互に影響し合う(干渉)
タメ、コンバージェンス調整が困難となる。
・・・・・”(3)(3)式を用いれば(1)式に比較
して所望の波形に更に近似させることができるが、F及
びGの調整は上記のどちらの方法を使うにせよ、A及び
B、或いはD及びEの調整と相互に影響し合う(干渉)
タメ、コンバージェンス調整が困難となる。
これは、K3及びK4の両開数はX=±1のスクリーン
両端でゼロとはならず1或いは−1のいずれかの値をと
るためである。
両端でゼロとはならず1或いは−1のいずれかの値をと
るためである。
したがって、本発明の目的は、上記の従来の問題点を克
服したより制御精度の高いコンバージェンス制御装置を
提供することである。
服したより制御精度の高いコンバージェンス制御装置を
提供することである。
本発明の他の目的は、高解像度カラー表示モニター或い
はカラー・テレビジョン受像機に用いて好適なコンバー
ジェンス制御装置を提供することである。
はカラー・テレビジョン受像機に用いて好適なコンバー
ジェンス制御装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、最適コンバージェンス調整に
要する時間が非常に短かいコンバージェンス制御装置を
提供することである。
要する時間が非常に短かいコンバージェンス制御装置を
提供することである。
本発明の更に他の目的は、一次コンバージェンス制御と
二次コンバージェンス制御間の相互作用が極めて少ない
コンバージェンス制御装置を提供することである。
二次コンバージェンス制御間の相互作用が極めて少ない
コンバージェンス制御装置を提供することである。
本発明に係るコンバージェンス制御技法は、次式によっ
て表わされる。
て表わされる。
尚、K、に1〜に4は係数である。
ここで、Kはスタティック制御、K3及びに4は夫々左
及び右側制御、K1及びに2は二次コンバージェンス制
御で制御される。
及び右側制御、K1及びに2は二次コンバージェンス制
御で制御される。
この結果、後述するように、コンバージェンス調整は非
常に簡単であり、調整時間は極めて短かい。
常に簡単であり、調整時間は極めて短かい。
尚、同様のコンバージェンス制御を垂直方向にも応用で
きることは勿論である。
きることは勿論である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の詳細な説明する
。
。
第1図は本発明に係るコンバージェンス制御技法の機能
を説明するためのブロック図である。
を説明するためのブロック図である。
第1図では、1本の電子ビームについてのコンバージェ
ンス制御技法のみを示すが、全く同一の制御技法を3電
子銃から発射される3電子ビームに対しても適用するこ
とができることは当然である。
ンス制御技法のみを示すが、全く同一の制御技法を3電
子銃から発射される3電子ビームに対しても適用するこ
とができることは当然である。
水平軸回路の傾斜波発生器10から出力される傾斜波信
号囚は、左及び右側コンバージェンス制御手段120セ
クター検出回路16a及び16bに加えられると共に、
第2コンバージェンス制御手段14にも加えられる。
号囚は、左及び右側コンバージェンス制御手段120セ
クター検出回路16a及び16bに加えられると共に、
第2コンバージェンス制御手段14にも加えられる。
セクター検出回路16は、左側セクター(X≦0)を検
出するための左側セクター検出器16aと右側セクター
(X≧0)を検出するための右側セクター検出器16b
とを含んでいる。
出するための左側セクター検出器16aと右側セクター
(X≧0)を検出するための右側セクター検出器16b
とを含んでいる。
セクター検出器16a、16bからの出力信号閃は、夫
々乗算器1B、20で2乗され、乗算器18,200出
力は夫々制御手段22及び24によって制御された後に
、加算器26に印加される。
々乗算器1B、20で2乗され、乗算器18,200出
力は夫々制御手段22及び24によって制御された後に
、加算器26に印加される。
直流信号発生器28からのスタティック制御信号もまた
加算器26に加えられる。
加算器26に加えられる。
第2制御手段14は、コンバージェンス制御波形(K3
−x) を発生する第1関数発生器30及びコンバー
ジェンス制御波形(x’−K2)を発生する第2関数発
生器34を有する。
−x) を発生する第1関数発生器30及びコンバー
ジェンス制御波形(x’−K2)を発生する第2関数発
生器34を有する。
第1及び第2関数発生器30,340出力は、加算回路
26に供給される前に制御手段32及び36によって夫
夫制御される。
26に供給される前に制御手段32及び36によって夫
夫制御される。
したがって、加算回路26は、静コンバージェンス制御
波形、左及び右側制御手段12からのパラボラ波形、第
2制御手段14からの第2コンバージエンス制御波形の
加算波形を出力する。
波形、左及び右側制御手段12からのパラボラ波形、第
2制御手段14からの第2コンバージエンス制御波形の
加算波形を出力する。
加算回路26から出力される加算信号は、必要なコンバ
ージェンス制御を行うために、コンバージェンス・ヨー
ク38に供給される。
ージェンス制御を行うために、コンバージェンス・ヨー
ク38に供給される。
本発明の動作及び特徴は、(4)式及び第2図A〜Dに
示す波形を参照することによって充分理解されよう。
示す波形を参照することによって充分理解されよう。
第2図Aの波形は関数(X−K3) を表わし、第2
図Bの波形は関数(K2−X’ )を表わす。
図Bの波形は関数(K2−X’ )を表わす。
両開数とも本発明のコンバージェンス制御技法を表わす
(4)式の二次補正を行うための関数である。
(4)式の二次補正を行うための関数である。
第2図A及びBの波形の水平軸は変数値Xを表わし、垂
直軸はその関数値を表わす。
直軸はその関数値を表わす。
第2図Cは右側コンバージェンス制御のための関数波形
(K2(X≧0)、o(X≦0))を表わし、第2図り
は左側コンバージェンス制御のための関数波形(K2(
X≦0)、O(X≧0)を表わしている。
(K2(X≧0)、o(X≦0))を表わし、第2図り
は左側コンバージェンス制御のための関数波形(K2(
X≦0)、O(X≧0)を表わしている。
第2図Aの波形は第1図に示す第1関数発生器30かも
得られる。
得られる。
波形の極性及び振幅は制御手段32の動作設定によって
定まる。
定まる。
第2図Bの波形は第2関数発生回路34から得られ、同
様に、第2図C及びDの波形は夫々回路20及び18か
ら得られる。
様に、第2図C及びDの波形は夫々回路20及び18か
ら得られる。
第2コンバージエンス制御に用いる第2図A及びBの両
波形は両側(X−±1)及び中心部(X−〇)で常にゼ
ロであることに留意されたい。
波形は両側(X−±1)及び中心部(X−〇)で常にゼ
ロであることに留意されたい。
第1コンバージエンス制御は、直流信号発生器28(K
とする)、左側制御手段22 (Ka とする)、及び
右側制御手段24 (K、 とする)を調整して、夫々
、中心、左側、及び右側を最適のコンバージェンスとす
る。
とする)、左側制御手段22 (Ka とする)、及び
右側制御手段24 (K、 とする)を調整して、夫々
、中心、左側、及び右側を最適のコンバージェンスとす
る。
次に、第2制御手段(K1及びに2 で示す)を制御し
てCRTスクリーンの他の領域の残留誤差を取り除く。
てCRTスクリーンの他の領域の残留誤差を取り除く。
3点(X−0及び±1)に於ける関数値は、第2制御手
段に1及びに2双方の設定値にかかわらず上記したよう
にゼロのままである。
段に1及びに2双方の設定値にかかわらず上記したよう
にゼロのままである。
これは、第1及び第2コンバージェンス制御間の相互の
影響が効果的に除去され得ることを示しており、したが
って、コンバージェンス制御に要する時間を非常に短か
くすることができる。
影響が効果的に除去され得ることを示しており、したが
って、コンバージェンス制御に要する時間を非常に短か
くすることができる。
第1関数(x−K3) は第3図Aに示すように2つ
の乗算器40,42及び差動増幅器44を使□って得ら
れる。
の乗算器40,42及び差動増幅器44を使□って得ら
れる。
可変人力信号Xは、入力端子39を介して乗算器400
1対の入力端子の双方に印加される。
1対の入力端子の双方に印加される。
乗算器40としては、例えば本特許出願人に係る特公昭
48−20932(米国特許第3689752号に対応
)に開示されている所謂ギルバート乗算器を用いればよ
い。
48−20932(米国特許第3689752号に対応
)に開示されている所謂ギルバート乗算器を用いればよ
い。
乗算器4002乗出力信号X2には、乗算器40に類似
する第2乗算器42において入力信号Xが乗じられる。
する第2乗算器42において入力信号Xが乗じられる。
次に、差動増幅器44は、乗算器42の出力信号X3か
も入力信号Xを減算し、(X−K3) に比[例した
出力が出力端子45から得られる。
も入力信号Xを減算し、(X−K3) に比[例した
出力が出力端子45から得られる。
第2関数(K2 K4)は第3図Bに示すように、2
つの乗算器48及び50、差動増幅器52を使って得て
もよい。
つの乗算器48及び50、差動増幅器52を使って得て
もよい。
第1乗算器48は入力端子47に加えられる入力信号X
を2乗し、第2乗算器:50が乗算器48からの2乗出
力信号X2を2乗する。
を2乗し、第2乗算器:50が乗算器48からの2乗出
力信号X2を2乗する。
次いで、差動増幅器52が差出力信号(K2−X’)を
出力端子53かも出力する。
出力端子53かも出力する。
第1関数(x−K3)及び第2関数(x2〜x4 )は
、第3図A及びBに示した回路だけでなく、例ンえば第
4図に示す比較的簡単な回路を用いても得ることができ
る。
、第3図A及びBに示した回路だけでなく、例ンえば第
4図に示す比較的簡単な回路を用いても得ることができ
る。
第4図において、入力端子55に加えられる入力信号X
は乗算器54で2乗され、乗算器5402乗出力X2は
乗算器56で2乗される。
は乗算器54で2乗され、乗算器5402乗出力X2は
乗算器56で2乗される。
乗算器54の出力信号X2はインバータ60及び入力抵
抗器68を介して演算増幅器640入力側に印加され、
一方、乗算器56の出力信号X4は入力抵抗70を介し
て演算増幅器640入力側に加えられる。
抗器68を介して演算増幅器640入力側に印加され、
一方、乗算器56の出力信号X4は入力抵抗70を介し
て演算増幅器640入力側に加えられる。
演算増幅器64の帰還抵抗器76は、出力端子65から
出力信号(x2 X4)を制御可能に出力できるよう
に可変とされる。
出力信号(x2 X4)を制御可能に出力できるよう
に可変とされる。
乗算器58は乗算器54の出力X2に入力信号Xを乗じ
信号X3を出力する。
信号X3を出力する。
信号X及びX3は、インバータ62、抵抗器74及び7
2を通して夫々、制御可能な帰還抵抗器78を有する演
算増幅器660入力端子に加えられる。
2を通して夫々、制御可能な帰還抵抗器78を有する演
算増幅器660入力端子に加えられる。
その結果、(X−x3> に比例した出力信号が出力
端子67から得られる。
端子67から得られる。
第4図の実施例では、帰還抵抗器76及び78を変化さ
せて振幅を変えることはできるが、極性は制御できない
。
せて振幅を変えることはできるが、極性は制御できない
。
振幅と同様に極性を制御するためには、第5図に示すよ
うに、演算増幅器80、入力及び帰還用抵抗器82,8
4(抵抗値は等しい)から成る利得10反転増幅器と、
ポテンショメータ86を、第4図の出力端子65及び6
7に付加すればよい。
うに、演算増幅器80、入力及び帰還用抵抗器82,8
4(抵抗値は等しい)から成る利得10反転増幅器と、
ポテンショメータ86を、第4図の出力端子65及び6
7に付加すればよい。
勿論、演算増幅器64がブツシュ・プル信号を出力する
平衡型ならば、利得10反転増幅器は除去してもよい。
平衡型ならば、利得10反転増幅器は除去してもよい。
ポテンショメータ86の摺動子を最上部の位置(図面上
)から中心部まで下げると、出力端子65′から得られ
る出力信号(X2 X4)は除々に減少して零となり
、摺動子を中心位置を越えて最下部の位置まで下げると
出力信号(X2−X4)は極性が反転して−(x2
X4)即ち(X’−X2 )となり出力端子65′から
得られる信号の値は拡動子を下げるに従って増大する。
)から中心部まで下げると、出力端子65′から得られ
る出力信号(X2 X4)は除々に減少して零となり
、摺動子を中心位置を越えて最下部の位置まで下げると
出力信号(X2−X4)は極性が反転して−(x2
X4)即ち(X’−X2 )となり出力端子65′から
得られる信号の値は拡動子を下げるに従って増大する。
これによって、所望のコンバージェンス制御を行うこと
ができる。
ができる。
第2図C及びDに示すような、左及び右側制御用のパラ
ボラ波信号は、例えば第6図又は第7図の回路構成によ
って得てもよい。
ボラ波信号は、例えば第6図又は第7図の回路構成によ
って得てもよい。
第6図において、入力端子88に加えられる入力信号X
は、演算増幅器90,92及び抵抗器94.96から成
るセクター検出回路16によって処理される。
は、演算増幅器90,92及び抵抗器94.96から成
るセクター検出回路16によって処理される。
入力信号XがX≦00場合、演算増幅器90は増幅器9
2の出力を零に保つ一方、Xの絶対値に相当する出力信
号を出力する。
2の出力を零に保つ一方、Xの絶対値に相当する出力信
号を出力する。
この出力信号は、乗算器18によって2乗された後、出
力端子97から出力される。
力端子97から出力される。
乗算器18の出力段に可変減衰器(図示せず)を設けて
、左側コンバージェンス制御手段22(第1図のに3
)としてもよい。
、左側コンバージェンス制御手段22(第1図のに3
)としてもよい。
入力信号がX≧0の場合、演算増幅器92は演算増幅器
90の出力をゼロに保つ一方、出力信号Xを出力する。
90の出力をゼロに保つ一方、出力信号Xを出力する。
演算増幅器92の出力信号Xは乗算器20で2乗され、
X2に比例する出力が(必要ならば可変減衰器を介して
)出力端子98から取り出される。
X2に比例する出力が(必要ならば可変減衰器を介して
)出力端子98から取り出される。
第7図の回路動作を説明する。
入力端子88からの入力信号Xを2個の比較器90−9
2及び抵抗器94−96を有する信号比較回路17で比
較する。
2及び抵抗器94−96を有する信号比較回路17で比
較する。
この入力信号Xを更に乗算器190両入力端子に加えて
2乗出力信号X2を得る。
2乗出力信号X2を得る。
両比較器9192の出力信号を夫々双方向性スイッチ9
9i01の制御端子に加えると共に、乗算器19の出力
信号X2を両スイッチ99−101の入力端子に加える
。
9i01の制御端子に加えると共に、乗算器19の出力
信号X2を両スイッチ99−101の入力端子に加える
。
このスイッチ99−101は市販のCMOSスイッチで
あってもよい。
あってもよい。
入力信号がX≦00とき、比較器90は論理「高」(゛
1パ)出力信号を出しスイッチ99を駆動して信号X2
を出力端子103に生ずる。
1パ)出力信号を出しスイッチ99を駆動して信号X2
を出力端子103に生ずる。
一方、入力信号がX2O3とき、比較器92が論理「低
J (” O”)出力信号を出して、スイッチ101が
この出力信号を上述の場合とは逆極性に駆動されて出力
信号を出力端子105に生ずる。
J (” O”)出力信号を出して、スイッチ101が
この出力信号を上述の場合とは逆極性に駆動されて出力
信号を出力端子105に生ずる。
ROち、入力端子890入力信号がX2O3ときは比較
器90−92の出力信号は反転され(91が「低」93
が「高」)るので、出力信号は上述の出力端子103に
代って105から得られる。
器90−92の出力信号は反転され(91が「低」93
が「高」)るので、出力信号は上述の出力端子103に
代って105から得られる。
尚、これら両スイッチ99−101の出力側に夫々可変
抵抗器(図示せず)等を用いることにより、左右コンバ
ージェンス制御を独立に調整できることが理解されよう
。
抵抗器(図示せず)等を用いることにより、左右コンバ
ージェンス制御を独立に調整できることが理解されよう
。
以上の説明から理解できるように、本発明のコンバージ
ェンス装置は、偏向信号Xから得たパラボラ波形をコン
バージェンスコイルに供給して陰極線管の偏向軸方向全
体につき概略のコンバージェンス調整を行なう従来のダ
イナミック・コンバージェンスを一層高精度とするため
、(x3−x)、(x4 x2>等の偏向信号の互い
に異なる2つの隅数次又は奇数次関数差信号を得て、そ
の出力を調整した後パラボラ波形と共にコンバージェン
スコイルに加えるよう構成している。
ェンス装置は、偏向信号Xから得たパラボラ波形をコン
バージェンスコイルに供給して陰極線管の偏向軸方向全
体につき概略のコンバージェンス調整を行なう従来のダ
イナミック・コンバージェンスを一層高精度とするため
、(x3−x)、(x4 x2>等の偏向信号の互い
に異なる2つの隅数次又は奇数次関数差信号を得て、そ
の出力を調整した後パラボラ波形と共にコンバージェン
スコイルに加えるよう構成している。
また、この関数差信号は、陰極線管4面の両端に対応す
る偏向信号の最大位置(X−±1)で関数値が零となる
よう選定するので、関数差信号による高次コンバージェ
ンス調整は陰極線管4面両端におけるパラボラ波形によ
るコンバージェンス補正及び中央部におけるコンバージ
ェンスと何等干渉を生ずることがないので、ダイナミッ
ク・コンバージェンス 1調整作業が簡単になり、調整
誤差を極めて少なくすることができるという顕著な作用
効果を有する。
る偏向信号の最大位置(X−±1)で関数値が零となる
よう選定するので、関数差信号による高次コンバージェ
ンス調整は陰極線管4面両端におけるパラボラ波形によ
るコンバージェンス補正及び中央部におけるコンバージ
ェンスと何等干渉を生ずることがないので、ダイナミッ
ク・コンバージェンス 1調整作業が簡単になり、調整
誤差を極めて少なくすることができるという顕著な作用
効果を有する。
尚、前述の説明では、水平軸についてのみ述べたが、同
様の技法を垂直軸にも応用することができる。
様の技法を垂直軸にも応用することができる。
この様にして、第1コンバージエンス制御をICRTス
クリーンの中心、左右、上下及び4隅において行うこと
ができる。
クリーンの中心、左右、上下及び4隅において行うこと
ができる。
尚、更に高次のコンバージェンス補正を行う必要があれ
ば、(x5 x3)、(x6 x4)等の補正関数
の使用も可である。
ば、(x5 x3)、(x6 x4)等の補正関数
の使用も可である。
したがって、本発明は特に高解像度カラー画像モニター
用に最適である。
用に最適である。
第1図は本発明に係るコンバージェンス制御装置の機能
をすブロック図、第2図は第1図に示すコンバージェン
ス制御装置で使用される波形図、第3図〜第7図は本発
明に係るコンバージェンス制御装置に用いられる制御信
号発生回路のブロック図である。 12.28・・・・・・第1制御手段、14・・・・・
・第2制御手段、40,42,54,56,58・・・
・・・乗算器、64,66.80・・・・・・演算増幅
器。
をすブロック図、第2図は第1図に示すコンバージェン
ス制御装置で使用される波形図、第3図〜第7図は本発
明に係るコンバージェンス制御装置に用いられる制御信
号発生回路のブロック図である。 12.28・・・・・・第1制御手段、14・・・・・
・第2制御手段、40,42,54,56,58・・・
・・・乗算器、64,66.80・・・・・・演算増幅
器。
Claims (1)
- 1 陰極線管の偏向信号からパラボラ波形を得て陰極線
管のコンバージェンス調整を行なうダイナミック・コン
バージェンス制御装置において、夫夫上記偏向信号の互
いに異なる2つの偶数次関数差又は奇数次関数差信号を
求め、該関数差信号出力を調整した後上記パラボラ波形
と加算してコンバージェンスコイルに供給し、上記関数
差信号は上記偏向信号の両最大位置で零となることを特
徴とするコンバージ−エンス制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56023623A JPS5820192B2 (ja) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | コンバ−ジエンス制御装置 |
EP82300837A EP0059076A1 (en) | 1981-02-19 | 1982-02-18 | Convergence control system for multigun CRT |
CA000396628A CA1225750A (en) | 1981-02-19 | 1982-02-19 | Convergence control system for multigun crt |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56023623A JPS5820192B2 (ja) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | コンバ−ジエンス制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57140091A JPS57140091A (en) | 1982-08-30 |
JPS5820192B2 true JPS5820192B2 (ja) | 1983-04-21 |
Family
ID=12115720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56023623A Expired JPS5820192B2 (ja) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | コンバ−ジエンス制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0059076A1 (ja) |
JP (1) | JPS5820192B2 (ja) |
CA (1) | CA1225750A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2778016B2 (ja) * | 1987-02-27 | 1998-07-23 | 日本電気ホームエレクトロニクス 株式会社 | デイジタルコンバーゼンス回路 |
JP2520414B2 (ja) * | 1987-02-27 | 1996-07-31 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | デイジタルコンバ−ゼンス回路 |
JP2520413B2 (ja) * | 1987-02-27 | 1996-07-31 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | デイジタルコンバ−ゼンス回路 |
DE69029507T2 (de) * | 1989-11-09 | 1997-05-15 | Ikegami Tsushinki Kk | Bildeinstellungs- und Konturkorrekturschaltung und Verfahren für Festkörperkamera |
FR2810488B1 (fr) * | 2000-06-16 | 2002-08-30 | St Microelectronics Sa | Correction de convergence d'un ecran ou projecteur a tube cathodique |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4718648U (ja) * | 1971-04-01 | 1972-11-01 | ||
JPS494918A (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-17 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3942067A (en) * | 1974-06-21 | 1976-03-02 | General Electric Company | Multi-gun cathode ray tube convergence system |
SE7812084L (sv) * | 1977-11-25 | 1979-05-26 | Mitsubishi Electric Corp | Tv-apparat |
JPS5534552A (en) * | 1978-08-31 | 1980-03-11 | Mitsubishi Electric Corp | Cathode-ray tube device |
-
1981
- 1981-02-19 JP JP56023623A patent/JPS5820192B2/ja not_active Expired
-
1982
- 1982-02-18 EP EP82300837A patent/EP0059076A1/en not_active Withdrawn
- 1982-02-19 CA CA000396628A patent/CA1225750A/en not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4718648U (ja) * | 1971-04-01 | 1972-11-01 | ||
JPS494918A (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57140091A (en) | 1982-08-30 |
CA1225750A (en) | 1987-08-18 |
EP0059076A1 (en) | 1982-09-01 |
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