JPS58201099A - 中性子遮蔽用構造物 - Google Patents
中性子遮蔽用構造物Info
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- JPS58201099A JPS58201099A JP8393782A JP8393782A JPS58201099A JP S58201099 A JPS58201099 A JP S58201099A JP 8393782 A JP8393782 A JP 8393782A JP 8393782 A JP8393782 A JP 8393782A JP S58201099 A JPS58201099 A JP S58201099A
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- lithium
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- shielding
- neutron shielding
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は中性子遮蔽用構造物、特に熱可塑性樹脂に硼素
化合物及び/又はリチウム化合物を充填した厚物成形物
を切削加工し、これらを積層して大型又は異形の形状品
とした中性子遮蔽用構造物に関する。
化合物及び/又はリチウム化合物を充填した厚物成形物
を切削加工し、これらを積層して大型又は異形の形状品
とした中性子遮蔽用構造物に関する。
従来から中性子遮蔽能を有する材料としてはいろいろ提
案されている。
案されている。
例えば水、コンクリート、熱可塑性樹脂硼素、リチウム
、鉄、鉛、カドミウム、タングステン、水銀、白金など
がある。
、鉄、鉛、カドミウム、タングステン、水銀、白金など
がある。
また、これらを併用して所望の用途に利用しようとする
提案、例えば熱可塑性樹脂に硼素やリチウム等の元素を
含有する化合物等を分散させ、これを5rr/rr1以
下のシートとし、これを医療用や分析用の機器、原子力
の中性子遮蔽用材料とする方法がある。
提案、例えば熱可塑性樹脂に硼素やリチウム等の元素を
含有する化合物等を分散させ、これを5rr/rr1以
下のシートとし、これを医療用や分析用の機器、原子力
の中性子遮蔽用材料とする方法がある。
(特開昭56−122848号、特開昭52−1310
97、特開昭52−127597号)しかし、このよう
な薄物のシートでは中性子エネルギーの大きい分野にお
いて、その遮蔽能力に限界があり実用的でない。又、肉
厚形状のものや、球状のもの等の特殊な要求に対しては
薄物のシートを積層する他はないが、その作業が繁雑で
あり、又その製造が困難な場合もあり、その中性子遮蔽
能にも問題があった。
97、特開昭52−127597号)しかし、このよう
な薄物のシートでは中性子エネルギーの大きい分野にお
いて、その遮蔽能力に限界があり実用的でない。又、肉
厚形状のものや、球状のもの等の特殊な要求に対しては
薄物のシートを積層する他はないが、その作業が繁雑で
あり、又その製造が困難な場合もあり、その中性子遮蔽
能にも問題があった。
本発明はこれらの欠点を解決することを目的とするもの
であって、熱可塑性樹脂に硼素化合物及び/又はリチウ
ム化合物を充てんした中性子遮蔽能を有する厚物成形体
を所望の形状寸法に切削加工し、これを積層することに
より、従来のシート状物を積層する方法に比べて所望の
形状寸法のものを簡単に得られ、しかも中性子の遮断が
確実に行うことができる、すぐれた中性子遮蔽用構造物
を提供しようとするものである。
であって、熱可塑性樹脂に硼素化合物及び/又はリチウ
ム化合物を充てんした中性子遮蔽能を有する厚物成形体
を所望の形状寸法に切削加工し、これを積層することに
より、従来のシート状物を積層する方法に比べて所望の
形状寸法のものを簡単に得られ、しかも中性子の遮断が
確実に行うことができる、すぐれた中性子遮蔽用構造物
を提供しようとするものである。
すなわち、本発明は硼素化合物及び/又はリチウム化合
物とを主成公表する厚さが少なくとも10rr/rr1
以上の成形体からなり、しかもその成形体中に前記化合
物が3重量%以上充填されたものであって、かつ前記成
形体を所定形状となるように切り出し、これを積層又は
組合せてなる中性子遮蔽用構造物である。
物とを主成公表する厚さが少なくとも10rr/rr1
以上の成形体からなり、しかもその成形体中に前記化合
物が3重量%以上充填されたものであって、かつ前記成
形体を所定形状となるように切り出し、これを積層又は
組合せてなる中性子遮蔽用構造物である。
以下本発明をさらに詳しく説明する。
本発明は中性子遮蔽能を有する硼素化合物及び/又はリ
チウム化合物を充填した厚物成形体を所望の形状に切断
、切削加工し、これらを積層することを特徴とする中性
子遮蔽用構造物である。
チウム化合物を充填した厚物成形体を所望の形状に切断
、切削加工し、これらを積層することを特徴とする中性
子遮蔽用構造物である。
本発明に用いられる合成樹脂としては、特に制限はない
が、例えばポリエチレンは高密度ポリエチレン、比重0
.95〜o、97g/”、平均分子量aπ 3万以上のもので、特に10万以上のものが好ましい。
が、例えばポリエチレンは高密度ポリエチレン、比重0
.95〜o、97g/”、平均分子量aπ 3万以上のもので、特に10万以上のものが好ましい。
ポリゾロピレンは密度0.90〜0.92 ’43、平
均分子量3万以上のもので、特に10万以上のものが奸
才しい。その他ポリエステル、ポリアミドなどの樹脂が
好適なものとしてあげられる。
均分子量3万以上のもので、特に10万以上のものが奸
才しい。その他ポリエステル、ポリアミドなどの樹脂が
好適なものとしてあげられる。
次に本発明に用いられるリチウム及び硼素化合物として
は、弗化リチウム、炭酸リチウム、酸化リチウム、炭化
硼素、ホウ素及び無水硼酸、窒化硼素などが挙げられる
。これらの化合物のリチウム元素及び硼素元素の中には
同位元素として、それぞれリチウム、及び硼素が存在し
ており、これによって中性子遮蔽性能が発揮されるが、
通常これらの同位元素の天然で存在する割合はリチウム
元素の場合は約7〜8%硼素元素で約19〜20%であ
り、本発明に用いる無機リチウム及び/又は硼素化合物
として、前記同位元素の混合量を人工的に増加させた、
いわゆる同位元素濃縮物を用いることが好ましい。
は、弗化リチウム、炭酸リチウム、酸化リチウム、炭化
硼素、ホウ素及び無水硼酸、窒化硼素などが挙げられる
。これらの化合物のリチウム元素及び硼素元素の中には
同位元素として、それぞれリチウム、及び硼素が存在し
ており、これによって中性子遮蔽性能が発揮されるが、
通常これらの同位元素の天然で存在する割合はリチウム
元素の場合は約7〜8%硼素元素で約19〜20%であ
り、本発明に用いる無機リチウム及び/又は硼素化合物
として、前記同位元素の混合量を人工的に増加させた、
いわゆる同位元素濃縮物を用いることが好ましい。
又、硼素元素はリチウム元素より中性子吸収能が太きい
が、2次ガンマ−線が発生しやすい為低ガンマー線、熱
中性子照射物の中性子遮蔽材としては硼素、リチウム化
合物併用による遮蔽材も総合的遮蔽効果が大きい。
が、2次ガンマ−線が発生しやすい為低ガンマー線、熱
中性子照射物の中性子遮蔽材としては硼素、リチウム化
合物併用による遮蔽材も総合的遮蔽効果が大きい。
硼素元素、リチウム元素の割合は特に規定されないが、
リチウム化合物中のリチウム元素含有率の多いものが有
利であり、又、硼素化合物粉末の粒径分布に近いものの
方が分散が良好であり成形物の機械的強度も良好である
。これらの粒度は重量平均経0.5〜500μ好ましく
は0.5〜300μ、さらに好ましくは平均粒径0.5
〜20μ、最大粒径60μ以下のものであり、その粒子
形状は粒子径の長短比2以下の微粉である。
リチウム化合物中のリチウム元素含有率の多いものが有
利であり、又、硼素化合物粉末の粒径分布に近いものの
方が分散が良好であり成形物の機械的強度も良好である
。これらの粒度は重量平均経0.5〜500μ好ましく
は0.5〜300μ、さらに好ましくは平均粒径0.5
〜20μ、最大粒径60μ以下のものであり、その粒子
形状は粒子径の長短比2以下の微粉である。
粒子径の長短比2以下としたのは、これをこえると成型
機の摩耗が激しくなるからである。本発明の成形体中に
含有されるべき前記化合物の量としては3〜65重量%
であり、3重量%未満では本発明の目的を達成すること
は困難であり、65重量%をこえると押出成形による厚
物の成形は困難となる。
機の摩耗が激しくなるからである。本発明の成形体中に
含有されるべき前記化合物の量としては3〜65重量%
であり、3重量%未満では本発明の目的を達成すること
は困難であり、65重量%をこえると押出成形による厚
物の成形は困難となる。
次に本発明の成形体を製造する方法の具体例について説
明する。
明する。
まず前記した原料である合成樹脂と硼素及び/又はリチ
ウム化合物をヘンシェルミキサー等の混合機で均一にな
るように十分混合し、次いで、これを−軸又は二軸の押
出機よりペレットとし、これを押出成形機に入゛れて厚
肉の板状、円筒状lこ成形する。さら匿説明すると、原
料混合のヘンシェルミキサーでの混合は30分程度で十
分である。
ウム化合物をヘンシェルミキサー等の混合機で均一にな
るように十分混合し、次いで、これを−軸又は二軸の押
出機よりペレットとし、これを押出成形機に入゛れて厚
肉の板状、円筒状lこ成形する。さら匿説明すると、原
料混合のヘンシェルミキサーでの混合は30分程度で十
分である。
又、ペレットとする場合の押出機のシリンダ一温度は使
用する合成樹脂の種類にもよるが、160〜330°C
程度で十分である。
用する合成樹脂の種類にもよるが、160〜330°C
程度で十分である。
なお、原料にポリエチレン、ポリプロピレンを用いた場
合、その原料混線時に、その分散性流動性を向上させる
ために、分子[1000〜4000程度の低密度のポリ
エチレンワックスをポリエチレン、ポリプロピレンに対
して5〜15重量%程度添加すればよい。その添加量が
少ないとその効果は少なく、多いと成形体の寸法安定性
が悪くなる。
合、その原料混線時に、その分散性流動性を向上させる
ために、分子[1000〜4000程度の低密度のポリ
エチレンワックスをポリエチレン、ポリプロピレンに対
して5〜15重量%程度添加すればよい。その添加量が
少ないとその効果は少なく、多いと成形体の寸法安定性
が悪くなる。
成形温度としては押出機のヒーターの温度をポリエチレ
ンの場合は170〜250℃、ポリゾロピレンの場合は
温度190〜300’Cで操作すればよいが、ダイス冷
却制御を充分に管理する他、収縮を十分考慮して、押出
速度を決める必要がある0 以−Hのようにして肉厚の成形体、具体的には肉厚10
r/r11以上の板状、直径10r/rr1以上の円筒
状に成形する。
ンの場合は170〜250℃、ポリゾロピレンの場合は
温度190〜300’Cで操作すればよいが、ダイス冷
却制御を充分に管理する他、収縮を十分考慮して、押出
速度を決める必要がある0 以−Hのようにして肉厚の成形体、具体的には肉厚10
r/r11以上の板状、直径10r/rr1以上の円筒
状に成形する。
次いでこれを切削加工し、所望の寸法形状のものとし、
これを積層又は組合せて中性子遮蔽用構造物として使用
する。
これを積層又は組合せて中性子遮蔽用構造物として使用
する。
以上説明したように本発明は合成樹脂中に硼素及び/又
はリチウム化合物を含有させた押出成形による肉厚の成
形体を切削加工して所望の形状とし、これらを積層して
中性子遮蔽用の構造物とするものであって従来から知ら
れている厚さ5rT//rr1程度のシートを積層した
ものでは十分な中性子の遮蔽が出来ず、しかもその製造
に手間がかかる他、異形形状の製造が困難であったのを
本発明により解消したものである。
はリチウム化合物を含有させた押出成形による肉厚の成
形体を切削加工して所望の形状とし、これらを積層して
中性子遮蔽用の構造物とするものであって従来から知ら
れている厚さ5rT//rr1程度のシートを積層した
ものでは十分な中性子の遮蔽が出来ず、しかもその製造
に手間がかかる他、異形形状の製造が困難であったのを
本発明により解消したものである。
以下実施例を挙げて説明する。
実施例1
密度o 、955 ’43 、メルトインデックス(以
下M1と略記) 6.O11710分である三井石油化
学工業■商品名[ハイゼツクス2100 GPJの高密
度ポリエチレン粉末50Icgと重量平均粒径4.3μ
m粒径6μm以下90重f%以上である電気化学工業■
登録商標「デンカボロン100OJの炭化硼素8末15
に、gをヘンシェルミキサーに入れ30分間攪拌し混合
した。これを65rr/m単軸スクリュー押出機を用い
、そのシリンダ一温度180〜230°Cに調整して、
直径5ffl/r11長さ10m/mのペレットとした
。
下M1と略記) 6.O11710分である三井石油化
学工業■商品名[ハイゼツクス2100 GPJの高密
度ポリエチレン粉末50Icgと重量平均粒径4.3μ
m粒径6μm以下90重f%以上である電気化学工業■
登録商標「デンカボロン100OJの炭化硼素8末15
に、gをヘンシェルミキサーに入れ30分間攪拌し混合
した。これを65rr/m単軸スクリュー押出機を用い
、そのシリンダ一温度180〜230°Cに調整して、
直径5ffl/r11長さ10m/mのペレットとした
。
次に、これを厚さ100′/m1幅1000m/mに調
整した板押出ダイスを装着した押出成形機を用い、押出
成形温度180〜220℃として板を連続的に成形した
。得られた板は寸法安定性が良く、幅1000m/mに
対して、201′/r!1以内、厚さ100m//r1
1に対して3rn/n以内であった。この板の四隅、及
び中央部を50m//rmのコアカッターで切り抜き、
硼素元素の分析を行った結果、硼素濃度17.3±0.
6%であった。
整した板押出ダイスを装着した押出成形機を用い、押出
成形温度180〜220℃として板を連続的に成形した
。得られた板は寸法安定性が良く、幅1000m/mに
対して、201′/r!1以内、厚さ100m//r1
1に対して3rn/n以内であった。この板の四隅、及
び中央部を50m//rmのコアカッターで切り抜き、
硼素元素の分析を行った結果、硼素濃度17.3±0.
6%であった。
次に中性子遮蔽能力試験を行なうため直径900−の円
板を機械切削用バイトにより切り出し、このものの熱中
性子に対する遮蔽性能をビーム状による透過試験を行な
った。その結果透過率(1鑞当り) 8.OX I O
−6で良好な遮蔽能力を得た。
板を機械切削用バイトにより切り出し、このものの熱中
性子に対する遮蔽性能をビーム状による透過試験を行な
った。その結果透過率(1鑞当り) 8.OX I O
−6で良好な遮蔽能力を得た。
更に、この板状成形物を外径1000m/rm1内径6
0m′//rnの厚肉円板に加工し、これを多層組合せ
て中性子コリメーターの遮蔽材きして用いたところ非常
に優れた遮蔽効果を示した。
0m′//rnの厚肉円板に加工し、これを多層組合せ
て中性子コリメーターの遮蔽材きして用いたところ非常
に優れた遮蔽効果を示した。
又サイクロトロンに於ける遮蔽コリメーターの成形体に
加工し、組合せて使用したところ充分な遮蔽効果を示し
た。
加工し、組合せて使用したところ充分な遮蔽効果を示し
た。
実施例2
密度0.9589/cm3、Ml、0.459/10分
である三井石油化学工業■商品名[ハイゼツクス500
0 S Jの高密度ポリエチレンペレット50にgと分
子量1000、密度0.9097cm3である三井石油
化学工業■商品名「三井ハイワックス110PJ5にg
と、重量平均粒径1.3μm、粒径4μm以下90重量
%以上である電気化学工業■登録商標「デンカボロン1
500J25にyhを用いて、シリンダ一温度160〜
210°Cとした匂外は実施例1と同様に行なってペレ
ットとした。
である三井石油化学工業■商品名[ハイゼツクス500
0 S Jの高密度ポリエチレンペレット50にgと分
子量1000、密度0.9097cm3である三井石油
化学工業■商品名「三井ハイワックス110PJ5にg
と、重量平均粒径1.3μm、粒径4μm以下90重量
%以上である電気化学工業■登録商標「デンカボロン1
500J25にyhを用いて、シリンダ一温度160〜
210°Cとした匂外は実施例1と同様に行なってペレ
ットとした。
これを押出成形機により、外径200 m/mの丸棒と
し、これを旋盤の外周及び厚さ10m/rr1の円板に
切断した。これを10個作成し、その周辺及び中央部の
硼素元素分析を調べたところ、平均23重量%標準偏差
±3%で、炭化硼素の分析状態は非常に良好であった。
し、これを旋盤の外周及び厚さ10m/rr1の円板に
切断した。これを10個作成し、その周辺及び中央部の
硼素元素分析を調べたところ、平均23重量%標準偏差
±3%で、炭化硼素の分析状態は非常に良好であった。
又、中性子遮蔽能力を実施例1と同様に試験した結果、
透過率(1α当り) 5 X 10−”で非常番こ良好
であった。
透過率(1α当り) 5 X 10−”で非常番こ良好
であった。
この円筒状押出成形体を旋盤を用いて中空パイプに加工
し、又、このものを半円筒状に2つ割りしたもの及び実
施例1から得られた成形体を組合せて、原子炉設備の壁
、床のケーブルコンジット、ダクト、パイプなどの貫通
する開口部のパツキン材、シール材として用いたところ
、施工操作も容易で、作業時間も非常に短縮でき、優れ
た遮蔽材として使用された。
し、又、このものを半円筒状に2つ割りしたもの及び実
施例1から得られた成形体を組合せて、原子炉設備の壁
、床のケーブルコンジット、ダクト、パイプなどの貫通
する開口部のパツキン材、シール材として用いたところ
、施工操作も容易で、作業時間も非常に短縮でき、優れ
た遮蔽材として使用された。
実施例3
密度0.91 、!97cm”、Ml 25F710
分である三井石油化学工業■商品名「スーパーハイフロ
ーJ 800Jのポリプロピレンペレット25/cy七
密度0.929/cm3分子量2000である三井石油
化学工業■商品名[三井ハイワックス220PJ1.2
5にg及び重量平均粒径26μm1粒径35μm以下9
0重量%以上、粒径長短径比2以下の電気化学工業■商
品名「デンカボロン400」の炭化硼素1.25にgを
用い、30′/m単軸スクリュー押出機でそのシリンダ
一温度220〜260℃で操作した以外は実施例1と同
様に行なった。
分である三井石油化学工業■商品名「スーパーハイフロ
ーJ 800Jのポリプロピレンペレット25/cy七
密度0.929/cm3分子量2000である三井石油
化学工業■商品名[三井ハイワックス220PJ1.2
5にg及び重量平均粒径26μm1粒径35μm以下9
0重量%以上、粒径長短径比2以下の電気化学工業■商
品名「デンカボロン400」の炭化硼素1.25にgを
用い、30′/m単軸スクリュー押出機でそのシリンダ
一温度220〜260℃で操作した以外は実施例1と同
様に行なった。
得られたペレットは直径2r/rr1、長さ5rr/r
rlのものであった。
rlのものであった。
コノモノヲ厚ミ20rr//、11幅500rr//r
11ニ調整シた板押出ダイスを装着したポリゾロピレン
押出成形機に、押出成形温度200〜240°Cに調整
し、板を連続的に押出し、成形した。得られた成形板の
硼素分析結果は3.2±0.2%であった。又、実施例
1と同じ方法で中性子遮蔽能力を測定したところ透過率
(1cIrL当り) 1.2 X 10−2の良い遮蔽
能力を示した。
11ニ調整シた板押出ダイスを装着したポリゾロピレン
押出成形機に、押出成形温度200〜240°Cに調整
し、板を連続的に押出し、成形した。得られた成形板の
硼素分析結果は3.2±0.2%であった。又、実施例
1と同じ方法で中性子遮蔽能力を測定したところ透過率
(1cIrL当り) 1.2 X 10−2の良い遮蔽
能力を示した。
実施例1.2及び3で得られた板状加工体及び円筒加工
体を組合せて、原子炉への核燃料及び使用済燃料の燃料
出入設備(通称コフィン本体及びドアバルブ)の高速中
性子、熱中性子遮蔽材として使用した。
体を組合せて、原子炉への核燃料及び使用済燃料の燃料
出入設備(通称コフィン本体及びドアバルブ)の高速中
性子、熱中性子遮蔽材として使用した。
又、大型成形体は、グローボックスの壁材、医療用加速
器設備の内ばり材及び扉の内ぶた等の建築構造材として
も充分な遮蔽効果を示した。
器設備の内ばり材及び扉の内ぶた等の建築構造材として
も充分な遮蔽効果を示した。
実施例4
実施例1で用いたと同様の高密度ポリエチレン粉末[ハ
イゼツクス2100GPJ 1(11?と重量平均粒径
10μ、粒径44μ以下90重量%以上の弗化リチウム
微粉末3にgを実施例1と同様に行なってペレット化し
た。これを押出成形機により、実施例1と同様操作で、
厚さ50r′r/rr1、幅1000”/mの板を押出
成形した。リチウム濃度の分析を行なったところ5.6
%±0.5%さ良好な分散状卵を示した。又、中性子遮
蔽能力を実施例1吉同様に試験、測定したところ、透過
率(1cr/L当り)1、I X 10−2と良い遮蔽
能力を示した。これを二次ガンマ−線放射を避けた中性
子医療装置及び中性子遮蔽医療用パネル板、及び、貯蔵
容器の小箱等の成形体に組立てて使用したところ遮蔽効
果は十分であった。
イゼツクス2100GPJ 1(11?と重量平均粒径
10μ、粒径44μ以下90重量%以上の弗化リチウム
微粉末3にgを実施例1と同様に行なってペレット化し
た。これを押出成形機により、実施例1と同様操作で、
厚さ50r′r/rr1、幅1000”/mの板を押出
成形した。リチウム濃度の分析を行なったところ5.6
%±0.5%さ良好な分散状卵を示した。又、中性子遮
蔽能力を実施例1吉同様に試験、測定したところ、透過
率(1cr/L当り)1、I X 10−2と良い遮蔽
能力を示した。これを二次ガンマ−線放射を避けた中性
子医療装置及び中性子遮蔽医療用パネル板、及び、貯蔵
容器の小箱等の成形体に組立てて使用したところ遮蔽効
果は十分であった。
実施例5
密度0.956 g/cTL3、M 1 6.0 g7
10分、三井石油化学工業■商品名[ハイゼツクス21
00JPJの高密度ポリエチレン粉末50にgと、実施
例2で用いた「三井ハイワックス110P45にgとを
あらかじめ良く混合しておき、該混合物と、[デンカボ
ロン1200J14にgと酸化リチウム微粉末46にg
とをヘンシニルミキサーで混合したものを、神戸製鋼所
■の2FCH装置で混練し、ペレット化した。このペレ
ットを押出成形機で、実施例2の条件と同様にして、直
径30orr/r]1の丸棒を押出成形した。
10分、三井石油化学工業■商品名[ハイゼツクス21
00JPJの高密度ポリエチレン粉末50にgと、実施
例2で用いた「三井ハイワックス110P45にgとを
あらかじめ良く混合しておき、該混合物と、[デンカボ
ロン1200J14にgと酸化リチウム微粉末46にg
とをヘンシニルミキサーで混合したものを、神戸製鋼所
■の2FCH装置で混練し、ペレット化した。このペレ
ットを押出成形機で、実施例2の条件と同様にして、直
径30orr/r]1の丸棒を押出成形した。
このものより厚さ10rr/r11の円板を切断し、硼
素及びリチウム元素の分析を行なった吉こる各々、9%
±0.5%以内によく分散していた。この成形体を切削
加工し、中性子捕獲断面積を測定する実験装置、液体シ
ンチレーション検出器、コンプトン抑止形Na l検出
器、MoxonJLae形検出器等の 。
素及びリチウム元素の分析を行なった吉こる各々、9%
±0.5%以内によく分散していた。この成形体を切削
加工し、中性子捕獲断面積を測定する実験装置、液体シ
ンチレーション検出器、コンプトン抑止形Na l検出
器、MoxonJLae形検出器等の 。
中性子減速及び遮蔽構造材として用いた。又、核分裂計
装管、三軸型中性子分光器ファントム(人造人間)の成
形体に用いたところ遮蔽効果は十分であった。
装管、三軸型中性子分光器ファントム(人造人間)の成
形体に用いたところ遮蔽効果は十分であった。
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂と硼素化合物及び/又はリチウム化合物と
を主成分とする厚さが少なくとも10−以上の成型体か
らなり、しかもその成形体中に前記化合物が3重量%以
上充填されたものであって、かつ前記成形体を所定形状
となるように切り出し、これを積層又は組合せてなる中
性子遮蔽用構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8393782A JPS58201099A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 中性子遮蔽用構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8393782A JPS58201099A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 中性子遮蔽用構造物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58201099A true JPS58201099A (ja) | 1983-11-22 |
Family
ID=13816500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8393782A Pending JPS58201099A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 中性子遮蔽用構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58201099A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61213694A (ja) * | 1985-03-19 | 1986-09-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 中性子遮蔽材 |
JPS6230196U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-23 | ||
JPH03107797A (ja) * | 1989-09-15 | 1991-05-08 | Hoechst Ag | 中性子吸収材料およびその製造方法 |
JP2001051093A (ja) * | 1999-08-10 | 2001-02-23 | Mitsubishi Materials Corp | 核燃料物質貯蔵容器、中性子遮蔽材及びその製造方法 |
JP2013117499A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-06-13 | Junichi Iwamura | 放射線遮蔽材 |
CN112552600A (zh) * | 2021-02-23 | 2021-03-26 | 中广核高新核材科技(苏州)有限公司 | 滚塑用中子屏蔽材料及具有中子屏蔽效果的滚塑制品 |
-
1982
- 1982-05-20 JP JP8393782A patent/JPS58201099A/ja active Pending
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CN112552600A (zh) * | 2021-02-23 | 2021-03-26 | 中广核高新核材科技(苏州)有限公司 | 滚塑用中子屏蔽材料及具有中子屏蔽效果的滚塑制品 |
CN112552600B (zh) * | 2021-02-23 | 2021-05-04 | 中广核高新核材科技(苏州)有限公司 | 滚塑用中子屏蔽材料及具有中子屏蔽效果的滚塑制品 |
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