JPS5819926B2 - バ−ナ装置のタ−ンダウン比増大方法 - Google Patents
バ−ナ装置のタ−ンダウン比増大方法Info
- Publication number
- JPS5819926B2 JPS5819926B2 JP53096624A JP9662478A JPS5819926B2 JP S5819926 B2 JPS5819926 B2 JP S5819926B2 JP 53096624 A JP53096624 A JP 53096624A JP 9662478 A JP9662478 A JP 9662478A JP S5819926 B2 JPS5819926 B2 JP S5819926B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- exhaust gas
- increasing
- turndown ratio
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y02E20/344—
Landscapes
- Air Supply (AREA)
- Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は負荷変動の大きな焼却炉、ボイラ等に使用す
るバーナ装置のターンダウン比 （Ｔｕｒｎｄｏｗｎ ｒａｔｉｏ ）を増大させる方
法に関する。
るバーナ装置のターンダウン比 （Ｔｕｒｎｄｏｗｎ ｒａｔｉｏ ）を増大させる方
法に関する。
油圧バーナ等においては噴射口から燃料を噴射させる場
合、噴射前の燃料に旋回力を与え、噴射後に燃料が充分
に拡散するように構成しである。
合、噴射前の燃料に旋回力を与え、噴射後に燃料が充分
に拡散するように構成しである。
しかしボイラ等の燃焼装置は常に一定負荷で運転するも
のではな（、低負荷においては燃料供給量も低下しこれ
に伴う燃焼用空気量の減少による空気速度の低下、これ
に伴いスワラを通過する空気により燃料に十分な旋回力
を与えることができず燃焼が不安定となる。
のではな（、低負荷においては燃料供給量も低下しこれ
に伴う燃焼用空気量の減少による空気速度の低下、これ
に伴いスワラを通過する空気により燃料に十分な旋回力
を与えることができず燃焼が不安定となる。
すなわちこれらのバーナはその機能上、油圧が低下する
と霧化が不良になるため、噴射量を調整することができ
る範囲（ターンダウン比）（最大燃料供給量と安定した
燃焼をする最低燃料供給量との比）力唯ずと定まり、一
般にこのターンダウンできる範囲は非常に狭いため大き
な負荷変動には応じられなかった。
と霧化が不良になるため、噴射量を調整することができ
る範囲（ターンダウン比）（最大燃料供給量と安定した
燃焼をする最低燃料供給量との比）力唯ずと定まり、一
般にこのターンダウンできる範囲は非常に狭いため大き
な負荷変動には応じられなかった。
このため、一つの解決手段として燃焼用空気にも旋回力
を与えて燃料の拡散を十分に行わせようとする方法が採
用された。
を与えて燃料の拡散を十分に行わせようとする方法が採
用された。
しかし、各負荷に応じて燃料供給量およびこれに対応し
て必要とする燃焼用空気の供給量も決定されており、噴
霧された燃料に十分な旋回力を与えるためには空気供給
量は過剰となり、窒素酸化物（ＮＯｘ）の生成量が増加
するという欠点があった。
て必要とする燃焼用空気の供給量も決定されており、噴
霧された燃料に十分な旋回力を与えるためには空気供給
量は過剰となり、窒素酸化物（ＮＯｘ）の生成量が増加
するという欠点があった。
また従来の最低負荷を下まわる負荷のときは０Ｎ−ＯＦ
Ｆ運転をせざるを得す、これは炉内爆発等の原因ともな
り好ましい手段ではない。
Ｆ運転をせざるを得す、これは炉内爆発等の原因ともな
り好ましい手段ではない。
この発明の目的は上記した従来技術の欠点をな（し、大
きなターンダウン比を確保して燃焼装置の負荷変動に十
分に対応できて、幅広い用途に対応できるバーナ装置の
ターンダウン比増大方法を提案することにある。
きなターンダウン比を確保して燃焼装置の負荷変動に十
分に対応できて、幅広い用途に対応できるバーナ装置の
ターンダウン比増大方法を提案することにある。
要するにこの発明は、各負荷に応じた量の燃焼用空気の
ほかに不活性の気体を供給し、この供給量を制御して、
バーナ装置の負荷の減少するに従い排ガス供給量を増加
させて火炎を安定させるように制御し、バーナ装置に大
きなターンダウン比を与えるバーナ装置のターンダウン
比増大方法であることを特徴とする。
ほかに不活性の気体を供給し、この供給量を制御して、
バーナ装置の負荷の減少するに従い排ガス供給量を増加
させて火炎を安定させるように制御し、バーナ装置に大
きなターンダウン比を与えるバーナ装置のターンダウン
比増大方法であることを特徴とする。
換言すればバーナ負荷が相当に低下し燃焼を停止させ従
来は０Ｎ−ＯＦＦ運転に頼らざるを得ないような条件に
なっても、バーナスロート部に充分な混合気体の速度を
与え、噴霧燃料と燃焼用空気との好適な混合が得られ安
定した燃焼が得られるように２つの制御用ダンパ（図面
の符号５，６）を調節し、バーナに大きなターンダウン
比を与える方法であることを特徴とする。
来は０Ｎ−ＯＦＦ運転に頼らざるを得ないような条件に
なっても、バーナスロート部に充分な混合気体の速度を
与え、噴霧燃料と燃焼用空気との好適な混合が得られ安
定した燃焼が得られるように２つの制御用ダンパ（図面
の符号５，６）を調節し、バーナに大きなターンダウン
比を与える方法であることを特徴とする。
以下この発明の実施例を添付図面を用いて説明する。
バーナスロート４の中央部に配置されたバーナ１の周囲
には風箱７が設けてあり、風箱７の内部は隔壁１０によ
り燃焼用空気通路１１と排ガス通路１２が形成しである
。
には風箱７が設けてあり、風箱７の内部は隔壁１０によ
り燃焼用空気通路１１と排ガス通路１２が形成しである
。
８は前記燃焼用空気通路１１に接続する空気ダクトであ
り、５は空気調整ダンパ、９は排ガス通路１２に接続す
る排カスダクト、６は排ガス調整ダンパである。
り、５は空気調整ダンパ、９は排ガス通路１２に接続す
る排カスダクト、６は排ガス調整ダンパである。
以上のバーナ装置において、バーナ１に供給される燃料
はバーナチップ２から噴霧される。
はバーナチップ２から噴霧される。
この燃料に対して、燃焼用空気通路１１から供給される
燃焼用空気Ａおよびスロート部における燃焼用空気の増
速のための混合気体用として供給される排ガスＧはスワ
ラ３に至り大きな旋回力を与えられ、かつスロート部で
の混合ガスの速度を高めて前記噴霧された燃料を十分燃
焼させることができる。
燃焼用空気Ａおよびスロート部における燃焼用空気の増
速のための混合気体用として供給される排ガスＧはスワ
ラ３に至り大きな旋回力を与えられ、かつスロート部で
の混合ガスの速度を高めて前記噴霧された燃料を十分燃
焼させることができる。
この際、各負荷に見合った量の燃焼用空気を供給するよ
う空気調整ダンパ５を調整するとともに、排ガスダクト
６を調整してこの燃焼用空気量と合して、燃料が十分に
燃焼できる旋回エネルギーとガス速度を与える量の排ガ
スを導入する。
う空気調整ダンパ５を調整するとともに、排ガスダクト
６を調整してこの燃焼用空気量と合して、燃料が十分に
燃焼できる旋回エネルギーとガス速度を与える量の排ガ
スを導入する。
換言すれば低負荷になるほど供給する排ガスの量は増加
することとなる。
することとなる。
また排ガスＧは、燃焼用空気Ａを覆うようにして横断面
で同心円の層流となり、主としてスワラ３およびバーナ
スロート４０間を通過することが確認された。
で同心円の層流となり、主としてスワラ３およびバーナ
スロート４０間を通過することが確認された。
以上においては低０２の気体として排ガスを使用したが
、この外の低０２の気体、もしくは不活性の無酸素の気
体ももとより利用可能である。
、この外の低０２の気体、もしくは不活性の無酸素の気
体ももとより利用可能である。
この発明によればターンダウン比を例えば、２０：１、
または３０：１ときわめて大きくとることができ、ボイ
ラ等の負荷変動の大きな燃焼装置に実施されて常に安定
した燃焼を得ることができる。
または３０：１ときわめて大きくとることができ、ボイ
ラ等の負荷変動の大きな燃焼装置に実施されて常に安定
した燃焼を得ることができる。
また燃焼用空気の流量増加のため使用する気体は排ガス
等酸素含有量の少ない気体、または全く酸素を含まない
気体であるため排ガス中のＮＯｘの量が増加することは
ない。
等酸素含有量の少ない気体、または全く酸素を含まない
気体であるため排ガス中のＮＯｘの量が増加することは
ない。
この発明の実施に対しては、バーナ装置の改造が容易に
できかつ高価な材料を使用せずに装置が製作可能であり
、経済的でしかも実施は容易であるなど種々の効果を奏
するものである。
できかつ高価な材料を使用せずに装置が製作可能であり
、経済的でしかも実施は容易であるなど種々の効果を奏
するものである。
第１図はこの発明の実施例を示すバーナ装置の側断面図
である。 １・・・バーナ、２・・・バーナチップ、３・・・スワ
ラ、４・・・バーナスロート、５・・・空気調整ダンパ
、６・・・排ガス調整ダンパ、７・・・風箱、８・・・
空気ダクト、９・・・排ガスダクト、１０・・・隔壁、
１１・・・燃焼用空気通路、１２・・・排ガス通路。
である。 １・・・バーナ、２・・・バーナチップ、３・・・スワ
ラ、４・・・バーナスロート、５・・・空気調整ダンパ
、６・・・排ガス調整ダンパ、７・・・風箱、８・・・
空気ダクト、９・・・排ガスダクト、１０・・・隔壁、
１１・・・燃焼用空気通路、１２・・・排ガス通路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ バーナからの噴霧燃料と混合するように供給。 される燃焼用空気の流れを囲み流れる排ガスを供給する
方法において、バーナ装置の負荷の減少するに従い排ガ
ス供給量を増加させて火炎を安定するように制御するこ
とを特徴とするバーナ装置のターンダウン比増大方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53096624A JPS5819926B2 (ja) | 1978-08-10 | 1978-08-10 | バ−ナ装置のタ−ンダウン比増大方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53096624A JPS5819926B2 (ja) | 1978-08-10 | 1978-08-10 | バ−ナ装置のタ−ンダウン比増大方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5523871A JPS5523871A (en) | 1980-02-20 |
| JPS5819926B2 true JPS5819926B2 (ja) | 1983-04-20 |
Family
ID=14169986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53096624A Expired JPS5819926B2 (ja) | 1978-08-10 | 1978-08-10 | バ−ナ装置のタ−ンダウン比増大方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5819926B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58185710U (ja) * | 1982-06-04 | 1983-12-09 | 三菱重工業株式会社 | ガス燃料燃焼装置 |
| JPS5968376A (ja) * | 1982-10-13 | 1984-04-18 | Kansai Paint Co Ltd | 金属缶用塩化ビニル樹脂系オルガノゾル塗料組成物 |
| US4623216A (en) * | 1983-02-10 | 1986-11-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Light beam scanning apparatus |
| JPH064817B2 (ja) * | 1983-05-13 | 1994-01-19 | 日本合成化学工業株式会社 | 塗料用樹脂組成物 |
| JPH068400B2 (ja) * | 1988-12-26 | 1994-02-02 | 新日本製鐵株式会社 | 塗装金属板用塗料組成物 |
| US5284438A (en) * | 1992-01-07 | 1994-02-08 | Koch Engineering Company, Inc. | Multiple purpose burner process and apparatus |
| JP6247503B2 (ja) * | 2013-10-31 | 2017-12-13 | 株式会社日本サーモエナー | 燃焼装置を備えた機器設備の排ガス再循環燃焼制御方法 |
-
1978
- 1978-08-10 JP JP53096624A patent/JPS5819926B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5523871A (en) | 1980-02-20 |
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