JPS58198307A - 化粧品用容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアイペンシル等の化粧棒を収納したレフｆ−ル
容器とこの容器を差し込みかつ該容器に収納された化粧
棒を押し出すことの出来るレフィール本体との組合せよ
りなる化粧品用容器に係り、特に化粧棒収納部分をレフ
ィール化することによって色替え等の目的の為にその交
換が自由にでき、従ってコストを安くすることができ、
更に化粧棒とこれを保持する容器の内壁との隙間を少く
して化粧棒の揺れを防止し、これによって化粧棒の折れ
或いは損傷を効果的に防止するようにした容器に関する
ものである。

従来のこの種の化粧品用容器は１個の繰上げ容器に１個
の化粧棒しか収納されておらず、しかも化粧棒の交換が
困難であるので化粧棒が短くなってきた場合には、これ
を収納した容器と共に廃棄しなければならず不経済であ
り、また色違いの化粧棒を必要とする場合には数個の繰
上容器を用意しなければならず不便であ、つた。更に従
来のこの種の容器は化粧棒と容器の内壁面とに大きな隙
間ができるため化粧棒が昇降の際に揺れて折れたり或い
は外周面が損傷する欠点があった。本発明に係る容器は
従来のこれ等の欠点に鑑み開発された全く新規な技術に
関するものである。

図面により本発明に係る容器の一実施例を具体的に説明
すると、第１図及び第２図に於て、ｌは下部外径が頭部
より小径となり、かつ上端内径部が他の部分より小径と
なったレフィール容器用の外筒であり、この外筒１の内
部には４本の棒状支柱２が内壁面より一定の隙間を保っ
て、一体的にインサート成形されている。３は外筒１内
を昇降し得る中皿であって、その外周壁には前記支柱２
が挿通し得る貫通孔４が４個穿孔されている。５は前記
外筒１の下端に嵌着し得る底蓋であって、中央部には丸
穴６が貫通され、更にその上周壁面には前記支柱２の下
端を嵌入固定し得る４個の孔７が穿設されている。８は
前記中皿３の底部に嵌入固着し得る磁性体であって、底
蓋５の丸穴６に挿入し得る外径を持って構成されている
。９は下端が中皿３に嵌着されたアイペンシル用化粧棒
である。

本発明に係るレフイール容器は特に第２図に示す如く磁
性体８を押し上げると、磁性体８力；固着された中皿４
が支柱２に沿って上昇し、これ番こよって中皿４内の化
粧棒９を押し上げながら化粧棒９を外筒ｌの上端より露
出することができる如く構成されている。

次に第３図及び第４図に於て、１０はレフイール本体用
の外胴、１１は該外胴１０内に挿入し得るネジ枠であっ
て、その内面にはネジ１２力；穿設されている。１３は
前記ネジ枠１１内に挿通し得るパイプ状の押し棒ガイド
であって、側面Ｇこ【よスリット状ガイド溝１４が穿設
され、かつこの押し棒ガイド１３の頭部には下部が小径
となった中間胴１５が取付けられている。この中間胴１
５の下端部は前記ネジ枠１１の上部に嵌着し得る如く構
　　　成されている。１６は前記ガイド１３に摺動自在
に挿入された押し棒であって、その下側面に突設した突
起１７は前記ネジ枠１１のネジ１２に螺合し得ると共に
ガイド１３のガイド溝１４内を昇降し得る如く構成され
ている。１８は押し棒１６の上端に嵌着し得るパイプで
あり、又、１９はこのパイプ１８内に装着された磁石で
ある。２０は底部に前記中間胴１５を嵌入固着し得る内
径を持ったカッター外胴であって前記レフィール外筒１
をその内部に挿入し得る内径を有し、かつ前記５’＋１
１ｉｔｏとほぼ等しい外径を有し、更にこのカッタ外胴
２０の上部には板バネを筒状にしたカッタ２１が挿入固
定されている。２２は押し棒カイト１３底部）こ取り付
けられるコイルスプリング、２３はこのスプリング２２
を固定する為のワッシャーであり、スプリング２２はワ
ッシャー２３とネジ枠１１の間に介在され、これによっ
てネジ枠１２内に挿入されたガイド１３を常に下方に附
勢している。なお、ワッシャー２３は押し棒１６のＦ端
５ｆｆｉｉこ嵌着され、該押し棒の下端部にかえり１６
ａを設けることにより支持されている。

本発明に係るレフィール本体は、上述の如き構造を有す
るので、カッタ外胴２０には前述のレフィール容器を嵌
入して一体的に形成することができ、又カッタ外胴２０
と外胴１０を持うて外胴１０と共にネジ枠１１を回動す
ると、ネジ枠１１のネジ１２に螺合された突起１７はガ
イド１３のガイド溝１４に沿って昇降し、同時に押し棒
１６及びこれに固定されたパイプ１８及び磁石１９を昇
降させることができる。

従って、本発明に係る容器の使用に当っては第５図及び
第６図に示す如く、レフィール本体の外胴１０内にレフ
ィール容器の外筒１を嵌入しカッタ２１によってこれを
仮着し、次にネジ枠１１を回動することによって押し棒
１６及び磁石１９を押しＦげ、磁石１９によってレフィ
ール容器の磁性体８と共に中皿３を押し上げて中皿３に
収納された化粧棒９を外筒１の上端から露出して使用す
ることができる。又化粧棒９を押し下げる場合にはネジ
枠１１を逆転することによって押し棒１３及び磁石１９
を押し下げかつ磁石１９の作用によって磁性体９及び中
皿３を押し下げこれによって化粧棒９を完全に外筒１内
に埋没させることができる。

本発明に係る容器は上述の如き構造を有するので、一本
のレフィール本体があればこれに多数のレフィール容器
を順に差し替え取り付けて、レフィール容器内の化粧料
を次々に使用することができ、従って色違いの化粧料を
容易に取り替えて使用することができ、経済的であると
共に携帯に便利であり、更に化粧棒を保持した中皿は容
器内の支持棒に沿って昇降するので化粧棒と支持棒とを
接近させることができ、かつ支持棒は弾性を有するので
中皿の昇降時に化粧棒が揺れて折れたり損傷する恐れが
ない等の特長を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第３図は部品説明図、第２図伎び第４図は組
立説明図、第５図及び第６図は使用説明図である。 ■・・外筒、２　支持棒、３・中皿、８・磁性体、９　
・化粧棒、１トネジ枠、１３・・・ガイド、１６・押し
棒、１９　磁石、２１・・・カッテ。 第３図 ／ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｆｉｌ　　筒状の外筒１の内部に、内壁面に沿って複数
   本の支柱２を取り付け、その内側には化粧棒９を保持す
   る中皿３を一ヒ記支柱２に沿って摺動自在に挿入すると
   ともに、該中皿３の底部には磁性体８を取り付けてなる
   レフィール容器と、外胴１ｏの内側に内面にネジが設け
   られたネジ枠１１を嵌着し、このネジ枠１１の内部には
   軸方向に沿ってスリット状のガイド溝１４が形成された
   筒状の押し棒ガイド１３を嵌合するとともに、該押し棒
   ガイド１３の内部には前記ネジ枠１１のネジ゛１２に螺
   合する突起１７をそなえた押し棒１６を、その突起１７
   がガイド溝１４から側部に突出するようにして摺動自在
   に嵌合し、さらに押し棒の先端部に磁石１９を固着して
   なる繰上装置の先端部に、前記レフィール容器を嵌入し
   仮着することのできるカツラ２１をそなえたカツラ外胴
   ２ｏを取り付けることによって構成したレフィール本体
   との組合せからなる化粧品用容器。