JPS58196848A - 吸収用材料 - Google Patents
吸収用材料Info
- Publication number
- JPS58196848A JPS58196848A JP57078414A JP7841482A JPS58196848A JP S58196848 A JPS58196848 A JP S58196848A JP 57078414 A JP57078414 A JP 57078414A JP 7841482 A JP7841482 A JP 7841482A JP S58196848 A JPS58196848 A JP S58196848A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic resin
- fibers
- short
- absorbent material
- nonionic surfactant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水性液体の吸収用シートとして好適な吸収用材
料に関する。
料に関する。
木材パルプ等の細かく粉砕した植物性繊維素材に熱可塑
性樹脂短繊維を混合して、熱を加えながら適度に加圧し
、立体形状の繊維質吸収体とし、紙おむつ等の用途に用
いることとは特開昭53−17455号公報に開示され
ている。
性樹脂短繊維を混合して、熱を加えながら適度に加圧し
、立体形状の繊維質吸収体とし、紙おむつ等の用途に用
いることとは特開昭53−17455号公報に開示され
ている。
また特開昭55−16611号公報には、木材パルプ、
熱可塑性樹脂短繊維に、さらにポリゲルコールまたはサ
ッカロースのアクリル酸グラフト重合物などの保水性高
分子物質の粉末を併用して乾式抄紙により得られる吸水
性シートが、紙おむつ等の用途に用いられることを開示
している。
熱可塑性樹脂短繊維に、さらにポリゲルコールまたはサ
ッカロースのアクリル酸グラフト重合物などの保水性高
分子物質の粉末を併用して乾式抄紙により得られる吸水
性シートが、紙おむつ等の用途に用いられることを開示
している。
これらの技術において、熱可塑性樹脂短繊維素材は、木
材パルプ中に、より均一に混合させることが望ましく、
また加熱処理によって熱可塑性樹脂短繊維が、溶融し、
木材パルプは各所で係留される。このような吸収用材料
は、繊維相互の絡み合いが強化されており、弾力性、復
元性などの形状安定性に優れた製品となることが知られ
ている。
材パルプ中に、より均一に混合させることが望ましく、
また加熱処理によって熱可塑性樹脂短繊維が、溶融し、
木材パルプは各所で係留される。このような吸収用材料
は、繊維相互の絡み合いが強化されており、弾力性、復
元性などの形状安定性に優れた製品となることが知られ
ている。
しかしながら熱可塑性樹脂短繊維を多量に配合すると吸
収用材料の機械的強度は改良されるが、吸収性の低下は
避けることができない。従って、熱可塑性樹脂短繊維の
使用割合は、用途に応じて機械的性能と吸水性能を勘案
して決められている。
収用材料の機械的強度は改良されるが、吸収性の低下は
避けることができない。従って、熱可塑性樹脂短繊維の
使用割合は、用途に応じて機械的性能と吸水性能を勘案
して決められている。
一方、熱可塑性樹脂短繊維の親水性を改善するため、表
面をポリビニルアルコール、ポリアクリル酸等で処理す
ることが特公昭52−47049号で知られている。
面をポリビニルアルコール、ポリアクリル酸等で処理す
ることが特公昭52−47049号で知られている。
なるほどこれら短繊維の親水性を改善するため、界面活
性剤をスプレー塗布する場合は、界面活性剤の種類によ
って親水性の効果に大きな差はみられない。
性剤をスプレー塗布する場合は、界面活性剤の種類によ
って親水性の効果に大きな差はみられない。
一方、これら短繊維は、水スラリー状態で取り扱われる
ことが多く、とくにフラッシュ紡糸法によって製造され
るパルプ状短繊維は、製造の最終段階で水スラリーの状
態となるため、水スラリーの段階で親水性を改善するこ
とが経済上好ましい。
ことが多く、とくにフラッシュ紡糸法によって製造され
るパルプ状短繊維は、製造の最終段階で水スラリーの状
態となるため、水スラリーの段階で親水性を改善するこ
とが経済上好ましい。
しかし、熱可塑性樹脂短繊維の水スラリーに界面活性剤
を添加し、この水スラリーを脱水して短繊維の親水性を
改良する場合、界面活性剤の種類によって、その親水性
が改良されないものが多く、その解決が待望されていた
。
を添加し、この水スラリーを脱水して短繊維の親水性を
改良する場合、界面活性剤の種類によって、その親水性
が改良されないものが多く、その解決が待望されていた
。
本発明は、上記の水スラリーによる親水性改良処理に関
するものであり、その要旨は、熱可塑性樹脂短繊維5〜
50重社%、および植物性繊維素材95〜50重量%の
混合物からなり、熱可塑性樹脂短繊維が融着処理されて
なる吸収用材料において、熱可塑性樹脂短繊維として、
非イオン性界面活性剤を含む水のスラリー混合物とした
後、脱水して得られる親水性改良繊維であって、この親
水性改良処理に使用される非イオン性界面活性剤が、下
記の要件(イ)、(ロ) (イ)HNBの値が2.0〜20の範囲内。
するものであり、その要旨は、熱可塑性樹脂短繊維5〜
50重社%、および植物性繊維素材95〜50重量%の
混合物からなり、熱可塑性樹脂短繊維が融着処理されて
なる吸収用材料において、熱可塑性樹脂短繊維として、
非イオン性界面活性剤を含む水のスラリー混合物とした
後、脱水して得られる親水性改良繊維であって、この親
水性改良処理に使用される非イオン性界面活性剤が、下
記の要件(イ)、(ロ) (イ)HNBの値が2.0〜20の範囲内。
(ロ)融点(JIS K 0064)が、熱可塑性
樹脂短繊維の上記水スラリー混合物の脱水時の温度と同
じ又はそれよりも高い。
樹脂短繊維の上記水スラリー混合物の脱水時の温度と同
じ又はそれよりも高い。
を満たしていることを特徴とする吸収用材料に関する。
本発明で使用される熱可塑性樹脂短繊維には、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体
、エチレン−1−ブテン共重合体、エチレン−4−メチ
ル−1−ペンテン共重合体等のα−オレフィンの1種ま
たは2種以上からなるポリオレフィン樹脂を種々の方法
で溶融紡糸した後、カットして得られる短繊維が例示さ
れる。その他、フィルムを開繊して得られるスプリット
ヤーンやフラッシュ紡糸で得られるパルプ状物(合成パ
ルプと呼ぶ)が例示される。
レン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体
、エチレン−1−ブテン共重合体、エチレン−4−メチ
ル−1−ペンテン共重合体等のα−オレフィンの1種ま
たは2種以上からなるポリオレフィン樹脂を種々の方法
で溶融紡糸した後、カットして得られる短繊維が例示さ
れる。その他、フィルムを開繊して得られるスプリット
ヤーンやフラッシュ紡糸で得られるパルプ状物(合成パ
ルプと呼ぶ)が例示される。
これらの中では、合成パルプの形状が好適であり、吸収
用材料の他の成分である植物性繊維素材(木材パルプ等
)との均一混合性に優れている。
用材料の他の成分である植物性繊維素材(木材パルプ等
)との均一混合性に優れている。
合成パルプの製法に関しては、例えば特公昭52−47
049号等に開示されている。本発明においては、とく
に合成パルプとして製造時にポリビニル7/l/コール
ヲ使用して、その表面等にポリビニルアルコールが付着
している合成パルプが好適に用いられる。
049号等に開示されている。本発明においては、とく
に合成パルプとして製造時にポリビニル7/l/コール
ヲ使用して、その表面等にポリビニルアルコールが付着
している合成パルプが好適に用いられる。
本発明で使用される界面活性剤は、非イオン性のもので
あり、そのHLBの値が2.0〜20の範囲内のもので
ある。
あり、そのHLBの値が2.0〜20の範囲内のもので
ある。
HLBの値が2.0より小さい場合、あるいは2゜より
大きい場合、ともに熱可塑性樹脂短繊維に対し、充分な
親水性を与え得ない。
大きい場合、ともに熱可塑性樹脂短繊維に対し、充分な
親水性を与え得ない。
従って、吸収性改良のためには、以下に述べる他の条件
を満たすと共に、HLBの値が上記範囲内内にある非イ
オン性界面活性剤を使用しなければならない。
を満たすと共に、HLBの値が上記範囲内内にある非イ
オン性界面活性剤を使用しなければならない。
本発明の吸水性改良処理には、ポリビニルアルコール等
のHLBの定義から除外される界面活性剤は使用されな
い。ただし本発明の水スラリーの吸水性改良処理には、
本発明の非イオン性界面活性剤とは異なる他の界面活性
剤で既に処理された短繊維にも適用される。
のHLBの定義から除外される界面活性剤は使用されな
い。ただし本発明の水スラリーの吸水性改良処理には、
本発明の非イオン性界面活性剤とは異なる他の界面活性
剤で既に処理された短繊維にも適用される。
本発明の非イオン性界面活性剤の融点(JISK 00
64)は、また吸水性改良処理における水スラリーの脱
水時の温度よりも高いことが必須要件である。
64)は、また吸水性改良処理における水スラリーの脱
水時の温度よりも高いことが必須要件である。
合成パルプ等は製造の最終段階で、合成パルプの水スラ
リーの状態となり、これが脱水される。
リーの状態となり、これが脱水される。
またその効率の良い製造条件では、水スラリーの温度は
約10〜50°Cの範囲である。従って本発明の非イオ
ン性界面活性剤の融点(JIS K 0064)は
、とくに上記脱水時の水スラリ一温度と同じ又はそれよ
り高いことが望ましく、通常的20〜80°Cの範囲の
ものが用いられる。
約10〜50°Cの範囲である。従って本発明の非イオ
ン性界面活性剤の融点(JIS K 0064)は
、とくに上記脱水時の水スラリ一温度と同じ又はそれよ
り高いことが望ましく、通常的20〜80°Cの範囲の
ものが用いられる。
融点(JIS K 0064)が、脱水時の水スラ
リーの温度以下のものは、水スラリー中で液体の状態に
あるため、熱可塑性樹脂短繊維への付着性が悪くなる。
リーの温度以下のものは、水スラリー中で液体の状態に
あるため、熱可塑性樹脂短繊維への付着性が悪くなる。
その結果、脱水時に抜は易くなり熱可塑性樹脂短繊維に
付着し難くなる。
付着し難くなる。
本発明で使用される非イオン性界面活性剤は上記の条件
を満たす特定された範囲内のものである。
を満たす特定された範囲内のものである。
また界面活性剤の中には本発明で特定される非イオン性
界面活性剤と極めて類似した化合物であっても、その分
子量、重合度、エステル化度等の違いによって、本発明
で特定された範囲内に含ま、れないものも多い。従って
本発明で使用される非イオン性界面活性剤として、以下
の化合物が好適なものとして例示されるが、これらのう
ちでも、本発明の条件を満たすものを選ばなければなら
ない0 0ポリオキシエチレンアルキルエーテルOポリオキシエ
チレンアルキルフエニルエーテル(ポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル等)Oポリオキシエチレン脂肪
酸エステル Oソルビタン脂肪酸エステル (ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノノザルミ
テート、ソルビタンセスキオレエート等)Oポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル・グルセリン脂肪酸
エステル (グリセリンモノステアレート等) これらの化合物のうちでも、とくに望ましいものは、H
LBが2ないしろ、融点(JIS K 0064)
カ409C〜80°Cのグリセリン脂肪酸エステル、H
LBが2ないし8、融点(JIS K 0064)が
20℃〜80℃のソルビタン脂肪酸エステル、HLBが
8ないし20、融点(JIS K 0064)が1
0°C〜50°Cのポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルエーテルである。
界面活性剤と極めて類似した化合物であっても、その分
子量、重合度、エステル化度等の違いによって、本発明
で特定された範囲内に含ま、れないものも多い。従って
本発明で使用される非イオン性界面活性剤として、以下
の化合物が好適なものとして例示されるが、これらのう
ちでも、本発明の条件を満たすものを選ばなければなら
ない0 0ポリオキシエチレンアルキルエーテルOポリオキシエ
チレンアルキルフエニルエーテル(ポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル等)Oポリオキシエチレン脂肪
酸エステル Oソルビタン脂肪酸エステル (ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノノザルミ
テート、ソルビタンセスキオレエート等)Oポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル・グルセリン脂肪酸
エステル (グリセリンモノステアレート等) これらの化合物のうちでも、とくに望ましいものは、H
LBが2ないしろ、融点(JIS K 0064)
カ409C〜80°Cのグリセリン脂肪酸エステル、H
LBが2ないし8、融点(JIS K 0064)が
20℃〜80℃のソルビタン脂肪酸エステル、HLBが
8ないし20、融点(JIS K 0064)が1
0°C〜50°Cのポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルエーテルである。
本発明の非イオン性界面活性剤の添加された水スラリー
は、脱水され、準備される。場合によっては、脱水の後
、さらに乾燥されることもある。
は、脱水され、準備される。場合によっては、脱水の後
、さらに乾燥されることもある。
このようにして得られる熱可塑性樹脂短繊維には、樹脂
成分に対して約0.5〜約5重量%の割合で非イオン性
界面活性剤が表面に付着している。
成分に対して約0.5〜約5重量%の割合で非イオン性
界面活性剤が表面に付着している。
本発明の吸収用材料の一方の植物性繊維素材(以下木材
パルプと略称する)としては、各種木材パルプ、レーヨ
ン短繊維が例示される0本発明の吸収用材料は、予め上
記に規定された非イオン性界面活性剤で処理された熱可
塑性樹脂短繊維5〜50重量%と木材パルプ95〜50
重量%の混合物からなる。この混合物を得るには湿式抄
造、乾式抄造のいずれも採用することかできる。
パルプと略称する)としては、各種木材パルプ、レーヨ
ン短繊維が例示される0本発明の吸収用材料は、予め上
記に規定された非イオン性界面活性剤で処理された熱可
塑性樹脂短繊維5〜50重量%と木材パルプ95〜50
重量%の混合物からなる。この混合物を得るには湿式抄
造、乾式抄造のいずれも採用することかできる。
吸収用材料は、上記混合物からなるウェブ状物を加熱し
て熱可塑性樹脂短繊維を融着処理して得られる。
て熱可塑性樹脂短繊維を融着処理して得られる。
熱可塑性樹脂短繊維の割合が5重量%未満であると、融
着処理による機械的強度の改善はほとんどみられず、ま
た50M量%を越えると吸収性能の低下は避けることが
できない。
着処理による機械的強度の改善はほとんどみられず、ま
た50M量%を越えると吸収性能の低下は避けることが
できない。
また熱可塑性樹脂短繊維を融着処理するには通常エアオ
ーブン、赤外線ヒーター等が使用される。
ーブン、赤外線ヒーター等が使用される。
加熱温度は熱可塑性樹脂短繊維の素材熱可塑性樹脂の種
類にもよるが、使用熱可塑性樹脂の融点以上から融点よ
り約50°C高い温度の範囲が望ましい。
類にもよるが、使用熱可塑性樹脂の融点以上から融点よ
り約50°C高い温度の範囲が望ましい。
本発明の吸収用材料は通常ウェブ状であり、熱可塑性樹
脂短繊維の融着処理により、ある程度の嵩比電を調節す
ることもできるが、必要に応じて融着処理と同時にプレ
ス処理を行い、種々の嵩比恵の製品とすることができる
。
脂短繊維の融着処理により、ある程度の嵩比電を調節す
ることもできるが、必要に応じて融着処理と同時にプレ
ス処理を行い、種々の嵩比恵の製品とすることができる
。
本発明の吸収用材料には、その吸収性能をさらに改善す
るため、他の保水性物質が併用されていてもよい。この
ような保水物質としては、例えば前記特開昭55−16
611号公報に開示されている如く、種々の高分子電解
質の微粒子を例示することができる。中でも好適な併用
物質は、木材パルプ、木綿、デンプンのようなポリグル
コースあるいはサッカロースへ、アクリル酸やアクリロ
ニトリルのような親水性の基または加水分解による親水
性の基に変わる基を有するビニル化合物をグラフト重合
してなる重合物またはその重合物の加水分解物である。
るため、他の保水性物質が併用されていてもよい。この
ような保水物質としては、例えば前記特開昭55−16
611号公報に開示されている如く、種々の高分子電解
質の微粒子を例示することができる。中でも好適な併用
物質は、木材パルプ、木綿、デンプンのようなポリグル
コースあるいはサッカロースへ、アクリル酸やアクリロ
ニトリルのような親水性の基または加水分解による親水
性の基に変わる基を有するビニル化合物をグラフト重合
してなる重合物またはその重合物の加水分解物である。
本発明で提供される吸収用材料は、特定の界面活性剤で
処理された熱可塑性樹脂短繊維を使用しているので、水
性液体の浸透性がとくに優れており、かつ弾力性、復元
性等の優れた機械的性質を有している。
処理された熱可塑性樹脂短繊維を使用しているので、水
性液体の浸透性がとくに優れており、かつ弾力性、復元
性等の優れた機械的性質を有している。
本発明で提供される吸収用材料は使い捨ておむつ、生理
用ナプキン、医療用スポンジ、傷当てパッド、タオル等
に使用され、用途に応じて保水性の小さい外装材や不透
水性の裏打材を種層することが行われる。
用ナプキン、医療用スポンジ、傷当てパッド、タオル等
に使用され、用途に応じて保水性の小さい外装材や不透
水性の裏打材を種層することが行われる。
実施例1
高密度ポリエチレン製合成パルプ(繊維平均長さ0.9
mm ) 20 gを水(温度40’C)171!中に
投入し、グリセリンモノステアレート(HLB 3.2
、融点(JIS K 006a)55°C)150
tngを投入して攪拌した。
mm ) 20 gを水(温度40’C)171!中に
投入し、グリセリンモノステアレート(HLB 3.2
、融点(JIS K 006a)55°C)150
tngを投入して攪拌した。
この水スラリー(温度40 ’C)を金網の間で水分量
が30重曾%になるまで脱水し、さらに加熱乾燥させた
。
が30重曾%になるまで脱水し、さらに加熱乾燥させた
。
この合成パルプにはその表面にグリセリンモノステアレ
ートが0.75]31%付着していた。
ートが0.75]31%付着していた。
この合成パルプ12gおよび紙綿48gを均一に混合し
、乾式抄造により目付375g/mのウェブ状物を成形
した。このウェブ状物(原反)を150°Cのエアオー
ブン中に10分間入れて合成パルプの融着処理を行った
。
、乾式抄造により目付375g/mのウェブ状物を成形
した。このウェブ状物(原反)を150°Cのエアオー
ブン中に10分間入れて合成パルプの融着処理を行った
。
得られた吸収用材料の親水性能をみるため、水平に静置
させた吸収用材料の表面に、スポイトで20±2°Cの
水道水を1cc滴下し1.水滴が吸収用材料の表面上か
ら内部に浸透し終わるまでの所要時間を測定した結果0
.7秒であった。
させた吸収用材料の表面に、スポイトで20±2°Cの
水道水を1cc滴下し1.水滴が吸収用材料の表面上か
ら内部に浸透し終わるまでの所要時間を測定した結果0
.7秒であった。
実施例2〜6および比較例1〜5
ポリプロピレンのカットファイバー(3デニ一ルX5m
m、商品名P−Chopチッソ(株)製)20gを23
°Cの温水11中に投入して攪拌した。
m、商品名P−Chopチッソ(株)製)20gを23
°Cの温水11中に投入して攪拌した。
この水スラリー(m度23℃)を金網の間で水分量が3
0重量%になるまで脱水し、さらに加熱乾燥させた。
0重量%になるまで脱水し、さらに加熱乾燥させた。
このカットファイバーを用いて、実施例1と同様のウェ
ブ状物(原反)を成形した。このウニニブ状物(原反)
を第1表表示の温度のエアオープン中に10分間入れて
カットファイバーの融着処理を行い、同様にして親水性
能のテストをした。
ブ状物(原反)を成形した。このウニニブ状物(原反)
を第1表表示の温度のエアオープン中に10分間入れて
カットファイバーの融着処理を行い、同様にして親水性
能のテストをした。
結果を第1表に示す。
/′
/
Claims (4)
- (1)熱可塑性樹脂短繊維5〜50重量%、および植物
性繊維素材95〜50重量%の混合物からなり、熱可塑
性樹脂短繊維が融着処理されてなる吸収用材料において
、 熱可塑性樹脂短繊維として、非イオン性界面活性剤を含
む水のスラリー混合物とした後脱水して得られる親水性
改良短繊維であって、この親水性改良処理に使用される
非イオン性界面活性剤が、下記の要件(イ)、(ロ)(
イ)HLBの値が2〜20の範囲内。 (ロ)融点(JIS K 0064)が、熱可塑性樹脂
短繊維の上記水スラリー混合物の脱水時の温度と同じ又
はそれよりも高い。 を満たしていることを特徴とする吸収用材料。 - (2)熱可塑性樹脂短繊維が、熱可塑性樹脂をフラッシ
ュ紡糸してなるパルプ状物(合成パルプ)であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の吸収用材料。 - (3)上記の水スラリー混合物の脱水時の温度が、50
℃以下であり、かつ使用される非イオン性界面活性剤の
融点(JIS K 0061)か5〔1°(゛以上
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の吸
収用材料。 - (4)親水性改良された熱可塑性樹脂短繊維が、その表
面の上記非イオン性界面活性剤の付着量として0.1〜
5重量%の範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の吸収用材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57078414A JPS58196848A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 吸収用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57078414A JPS58196848A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 吸収用材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58196848A true JPS58196848A (ja) | 1983-11-16 |
JPH0249127B2 JPH0249127B2 (ja) | 1990-10-29 |
Family
ID=13661375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57078414A Granted JPS58196848A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 吸収用材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58196848A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59177054A (ja) * | 1983-03-21 | 1984-10-06 | ハ−キユリ−ズ・インコ−ポレ−テツド | 吸収材料 |
JPS62104903A (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-15 | 昭和電工株式会社 | 使い捨ておむつ吸収体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57200153A (en) * | 1981-05-26 | 1982-12-08 | Kimberly Clark Co | Absorbing pad containing fine fiber web |
-
1982
- 1982-05-12 JP JP57078414A patent/JPS58196848A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57200153A (en) * | 1981-05-26 | 1982-12-08 | Kimberly Clark Co | Absorbing pad containing fine fiber web |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59177054A (ja) * | 1983-03-21 | 1984-10-06 | ハ−キユリ−ズ・インコ−ポレ−テツド | 吸収材料 |
JPH0536063B2 (ja) * | 1983-03-21 | 1993-05-28 | Hercules Inc | |
JPS62104903A (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-15 | 昭和電工株式会社 | 使い捨ておむつ吸収体 |
JPH0636808B2 (ja) * | 1985-11-01 | 1994-05-18 | 昭和電工株式会社 | 使い捨ておむつ吸収体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0249127B2 (ja) | 1990-10-29 |
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