JPS5819683Y2 - 針圧印加調整装置 - Google Patents

針圧印加調整装置

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Publication number
JPS5819683Y2
JPS5819683Y2 JP6441977U JP6441977U JPS5819683Y2 JP S5819683 Y2 JPS5819683 Y2 JP S5819683Y2 JP 6441977 U JP6441977 U JP 6441977U JP 6441977 U JP6441977 U JP 6441977U JP S5819683 Y2 JPS5819683 Y2 JP S5819683Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
cartridge
stylus pressure
shaft
counter ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6441977U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53158204U (ja
Inventor
黒須忠雄
春名修司
Original Assignee
ソニー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP6441977U priority Critical patent/JPS5819683Y2/ja
Publication of JPS53158204U publication Critical patent/JPS53158204U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5819683Y2 publication Critical patent/JPS5819683Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばユニバーサル型のトーンアームに使用
して有用な針圧印加調整装置に関し、特に付属のカート
リッジに対しては特別な針圧を調整するための操作を要
することなく、簡単に適正な針圧印加調整及び針圧値の
表示が行ない得るようにしたものである。
従来、ユニバーサル型のトーンアームにおいて、適正な
針圧印加調整を行なうには、まず、アームセンター軸よ
りも後方に突出形成したウェイト軸に、摺動自在に取付
けられたバランスウェイトを、アーム軸方向に摺動させ
て零バランス調整を行なった後、その零バランス調整の
状態にて、針圧値指示用目盛を有するカウンター・リン
グを回転させてその目盛の「0」とアーム軸に設けた指
示線とを互いに一致させる。
次に、目盛の「0」を基点として、バランスウェイトと
ともにカウンター・リングを所定の針圧値に至るまで回
転させることにより、適正な針圧印加調整を行なうよう
にしている。
したがって、適正な針圧印加調整のための操作が面倒な
ものであった。
本考案は、このような実情に鑑み開発されたもので、本
考案者等は次のようなことに着目して本考案を案出した
ものである。
すなわち、一般にいわゆるユニバーサル型のトーンアー
ムでは、ピックアップカートリッジが交換自在に構成さ
れているものであるが、同一の機種のカートリッジを使
用する場合には、そのカートリッジに適した針圧値は予
め操作する者に周知である。
したがって、同一重量でかつ同一の針圧値のカートリッ
ジを使用する場合には、アーム軸の所定位置において、
そのカートリッジに適した針圧値が与えられるように、
バランスウェイトの重量を予め設定しておけば、バラン
スウェイトをその所定位置に摺動させて固定させるだけ
で、特別な針圧印加調整を行なう必要がなくなる。
本考案は、このようなことに着目して案出されたもので
ある。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の針圧印加調整装置の使用状態を示し、
第2図はこの装置に使用されるバランスウェイトを示す
第1図に示すように、いわゆるユニバーサル型のピック
アップ・アーム1のアーム軸2は、垂直支持部材3の先
端に設けられた軸受部のセンター軸4に回動自在に枢支
されている。
このアーム軸2の先端には、カートリッジを取付けたヘ
ッドシェルが着脱自在に取付けられており、また後端に
は、バランスウェイト5を取付けるウェイト軸6が一体
的あるいは着脱自在に設けられている。
ウェイト軸6の中途部の下部側面には、第1の係合部を
構成する係合用の突起7が一体的に設けられている。
またウェイト軸6の後端側面には、一端をネジで固着さ
れた弾性を有するバネ片8が設けられている。
一方、ウェイト軸6に取付けられたバランスウェイト5
は、肉厚の筒状に形成されており、このウェイト5の内
周面には、螺旋状の凹溝9が形成されている。
したがって、バランスウェイト5をウェイト軸6に装着
して回転させると、バネ片8によって螺旋状の凹溝9が
案内されて、ウェイト軸6の軸方向(第1図中矢印A及
びB方向)に摺動し得るようになっている。
このウェイト5の一端側面には、環状の切欠き部10が
形成されており、この切欠き部10には、カウンター・
リング11が回動自在に取付けられている。
このカウンター・リング11の側面の外周部12には、
第2図に示すように、針圧値を表示するための針圧値指
示用目盛13が設げられており、この所定目盛13の位
置の内面には、前述のウェイト軸6の突起7が挿入され
第2の係合部を構成する凹部14が形成されている。
この凹部14は、カートリッジの適正針圧値を示すカウ
ンター・リング11の針圧値指示用目盛(図示の例では
「2」とウェイト軸6の外周面に軸方向に直線状に設け
られた指示線である溝16とが互いに一致した位置にお
いて、前述の係合用の突起7に対向する針圧値指示用目
盛(図示の例では「0.5」)の位置に形成されている
カウンター・リング11を取付けたバランスウェイト5
0重量は、ウェイト軸6の突起1とカウンター・リング
11の凹部14とが互いに係合した位置で、アーム軸2
の先端に設けられたカートリッジの適正な針圧がレコー
ド盤上に印加されるように形成されている。
換言すれば、バランスウェイト50重量は、ウェイト軸
6の突起1とカウンター・リング11の凹部14が互い
に係合した位置において、カウンター・リング11の凹
部14の適正針圧値(例えば「2」)に相当する針圧が
、所定のカートリッジに印加されるように予め設定され
ている。
このような構成を有する本考案の針圧印加調整装置の使
用方法について次に説明する。
まず、ウェイト軸6に装着されたバランスウェイト5を
所定方向に回転させる。
すると、バランスウェイト5は、常時螺旋状の凹溝9に
挿入されているバネ片8によって案内されて、徐々にセ
ンター軸4方向に摺動する。
そして、遂には、第1図に示すように、カウンター・リ
ング11に形成した凹部14とウェイト軸6に形成した
突起7とが互いに係合する。
カウンター・リング11の凹部14とウェイト軸6の突
起7とが相互に係合すると、カウンター・リング11の
回転は止まり、バランスウェイト5のその後のわずかな
回転で上記カウンター・リング11とバランスウェイト
5はわずかにセンター軸4方向に摺動しウェイト軸6の
ストッパ15にカウンター・リング11が当接する。
この位置において、レコード盤上にカートリッジの適正
針圧が印加される。
このとき、カートリッジの適正針圧値(例えば「2」)
を示すカウンター・リング11の針圧値指示用目盛13
は、常にウェイト軸6の指示線と一致した位置に占位し
ている。
したがって、従来のように一度バランスウェイトを回転
させて零バランス調整を行ない。
そののちにカウンター・リングを用いて適正針圧調整を
行なわなければならないという面倒な調整操作を省略す
ることができる。
また、上記の実施例では、ウェイト軸側に突起を形成し
、これが挿入される四部をカウンター・リング側に形成
した例について説明したが、これに限らず、逆にウェイ
ト軸側に凹部を形成し、これに挿入される突起をカウン
ター・リング側に形成するようにしても同様の効果を上
げることができる。
なお、以上は、本考案と直接関係する要旨部分について
説明したものであるが、本考案は従来と同様の針圧印加
調整をも行ない得るものである。
すなわち、付属のカートリッジより重量が重たい、ある
いは付属カー) IJッジよりも適正針圧が小さいカー
トリッジをアーム軸2の先端に装着した場合には、バラ
ンスウェイト5を回転させてアーム軸2の前後のバラン
スを調整した後に、カウンター・リング11を操作して
針圧値指示用目盛13の「0」とアーム軸2の側面に形
成された指示線とを互いに一致させ、その後さらにバラ
ンスウェイト6を上記リング11と共に回転させて針圧
値指示用目盛13の所定値を上記指示線に合わせれば、
従来と同様の針圧印加調整もまた行ない得るものである
以上のように、本考案は、簡単な構成で付属のカートリ
ッジより重量が重たい、あるいは付属カートリッジより
も適正針圧が小さいカートリッジを使用する場合、従来
と同様の針圧印加調整を行ない得るほか、同一のカート
リッジ(ヘッドシェル)を使用する場合には、ウェイト
軸に形成された突起とカウンター・リングに形成された
凹部とを互いに係合させるだけで、何ら特別のアーム軸
の前後のバランス調整やその後のカウンター・リングの
操作などを要することなく、カートリッジの適正針圧印
加とカウンター・リングの針圧値表示を行ない得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の針圧印加調整装置の使用状態を示す一
部断面正面図、第2図は、本装置に使用されるカウンタ
ー・リング付きウェイトを示す斜視図である。 1・・・ピックアップ・アーム、2・・・アーム軸、3
・・・垂直支持部材、4・・・センター軸、5・・・バ
ランスウェイト、6・・・ウェイト軸、1・・・突起、
11・・・カウンター・リング、13・・・針圧値指示
用目盛、14・・・凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直支持部材に回動自在に枢支され一端に着脱自在のカ
    ートリッジを装着したアーム軸の他端に形成したウェイ
    ト軸に、移動自在に取付けたバランスウェイトを、所定
    位置まで回動摺動させて上記カートリッジの適正な針圧
    を得るようにしたものにおいて、上記ウェイト軸の外周
    面に第1の係合部を形成する一方、上記バランスウェイ
    トに対して回動自在に取付けられたカウンター・リング
    に第2の係合部を形威し、上記第1の係合部に上記第2
    の係合部が係合することによりカートリッジの適正針圧
    表示がなされ、上記カウンター・リングが上記ウェイト
    軸のストッパに当接することにより、カートリッジの適
    正針圧印加調整を行ない得るようにしたことを特徴とす
    る針圧印加調整装置。
JP6441977U 1977-05-19 1977-05-19 針圧印加調整装置 Expired JPS5819683Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6441977U JPS5819683Y2 (ja) 1977-05-19 1977-05-19 針圧印加調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6441977U JPS5819683Y2 (ja) 1977-05-19 1977-05-19 針圧印加調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53158204U JPS53158204U (ja) 1978-12-12
JPS5819683Y2 true JPS5819683Y2 (ja) 1983-04-22

Family

ID=28968516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6441977U Expired JPS5819683Y2 (ja) 1977-05-19 1977-05-19 針圧印加調整装置

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JPS53158204U (ja) 1978-12-12

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