JPS58196806A - 消泡方法及び装置 - Google Patents

消泡方法及び装置

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JPS58196806A
JPS58196806A JP57080358A JP8035882A JPS58196806A JP S58196806 A JPS58196806 A JP S58196806A JP 57080358 A JP57080358 A JP 57080358A JP 8035882 A JP8035882 A JP 8035882A JP S58196806 A JPS58196806 A JP S58196806A
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JP
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foam
liquid
chamber
partition plate
defoaming
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JP57080358A
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Eitaro Kumazawa
熊沢 栄太郎
Katsutoshi Tanno
克俊 丹野
Yozo Ishioka
石岡 要造
Kazuo Imon
井門 和夫
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液中に発生し丸亀を消泡する方法及び消泡装置
に関する。
液中における発泡は一般的に屡々みられる現象であるが
、微生物の培養、特に好気性微生物を通気攪拌条件下で
培養する場合には激しい発泡がみられ、この発泡現象が
微生物の培養による有用物質の生産工楊上の支障となっ
ている。すなわち、例えば微生物の培養によ如多糖類の
ような高粘性物質を生産する場合には培養過鴨で発酵の
進行と共に発酵液が徐々に高粘化してくる丸め液中に発
生した泡と液との気=液分離が行われず、その結果発酵
槽(又は培養槽)上部のスペースに池が充満し、瑳には
泡層が上昇して槽外へ流出するに至る。したがって、こ
の流出を防ぐには醪の仕込量を減らして槽の容積効率を
低下させねばならなくなる。
さらに、この場合考慮すべ惠ことは、培養による生産物
や微生物が泡と共に槽外へ流出することであり、この運
転状態を継続すると培養物は泡とともにほとんど槽外に
流出するに至る。
従来、このような発酵槽における消泡対策として種々の
方法が提案されているが、その主なるものとしては(1
)消泡剤を利用する化学的消泡法、(11)鴫断力や衝
撃力を利用するメカニカル消泡法に大別される。
し7かしながら、化学的消泡法ではそれに用い九消泡剤
(例えば、天然油脂、シリコン油等)が培養物中に残留
するので、それの培養生産物からの除去が問題となる。
特に、培養生産物が医薬品の用途に供せられるような場
合には残留する消泡剤の毒性のチェックが必要となるの
で好ましくない。
父、剪断力や衝撃力を利用するメカニカル消泡法では培
養過程で発酵液の粘性が約10cp  以上になるとそ
の効果が着しく阻害され、むしろ泡層中の気泡径のみが
小さくなって消泡が−そう困難になるという現象がみら
れる。すなわち、従来のメカニカル消泡法ではその多く
は高速回転円板や羽根婢に泡層をぶつけて剪断力や衝撃
力により消泡せんとするものであるため液の粘性が高く
なるに伴いそれらの消泡力が減殺され、気泡の微細化を
もたらすようになる。因みに、泡が微細化するに伴って
その気−液分離が困難となる。
本発明′tは、上述したよりな消泡技術の現状に鑑み、
^粘性な液中の泡も効果的に消泡し得る方法及び装置に
ついて検討した結果、本発明をなすにQ′)た。
すなわち、本発明者は、液中に発生した泡を回転*を構
成する仕切板へ導入するときの機械的作用と特定な条件
下の遠心力により泡を餉壁面へ押しつけるときの機械的
作用とを組合せることによせることに成功した。
以−ト本発明の詳細な説明する。
本発明の消泡方法をそれに用いる本発明に係る装置を例
示した添付図に基いて説明する。
図は本発明に係る消泡装置の縦断面図を概略的に例示し
だものであって、該装置は外室1とそれに内設し7た回
転室3から構成されており、外1llrまその上方部に
液中に発生した泡を導入するための重送入管10を、下
方部に液取り出し口9を臭えており、さらに上部に消泡
によシ生成する気体の排気口8を有している。なお、外
室1は通常蓋2を設けである。
上記外室1に内設した回転13は回転軸5を介i−て駆
動ノーIJ −5と連設していて1630G以上の遠心
力で回転するように設計されている。また、回転室3は
その下方部に仕切板4を固設している。なお、上記外1
11内に設けた泡送入vt10の先端を回転室3の仕切
板4に近接させ且つ回転室30回転軸5に接近するよう
に配置すると泡の回転する仕切板4への衝撃力が弱めら
れて泡の歓細化を防ぐので有効である。図中7は上記回
転軸5の軸受は部を示す。
本発明では−F&!装置の重送入管10を発酵槽のよう
な泡を発生する液槽と連結してお趣、液槽中を上昇した
発生泡を上記連結管を介して重送入管10↓す1630
G以上の遠心力で回転している回転室3へ導入する。こ
のようにして導入された泡はまず回転′M3に設けた回
転する仕切板4に導入されてその回転による機械的作用
を受は次いで遠心力により回転!iM3の側壁面に押し
つけられ、そこで泡の気−液分離が行われる。
この気−液分離作用は泡を形成している気体と液体の密
度差に着くものであり、この場合泡の粘稠度が高いとき
でも上記遠心力を作用させる時間を長くすることにより
泡の気−液分離が有効に行わわるようになる。更に、本
発明では上述のようにして遠心力により側壁面へ押しつ
けられ丸亀はそ° の気−液分離の進行とともに咳lI
l壁面に沿って上昇して回転室から溢流して外室1内壁
に沿って降下し2、外室の底部に設は丸液取り出し口9
から排田される。
したがって、この液1iiLシ出し口9を前記の液槽(
@えは、発酵槽)と送シポンプを介して連結しておくと
、泡と共に流出した培養液等を何ら損失することなく液
槽へ戻すことが可能となる。
上述したように、本発明では回転室3に導入された泡は
仕切板4に達し、その回転に基く機械的作用と回転室3
の側壁面へ押しつけられる機械的作用との協力作用によ
シ、それが高粘性の場合でも有効に気−液分離されて消
泡されるようになる。
次に、本発明における回転室3の遠心力と消泡率との関
係を調べるべく試験し九結果管示す。
試料としてママレモン(ライオン油脂社製洗剤の商品名
)100饅原液を用い、この原液1tにガスを11 /
ruinで強制通気攪拌して発生させた泡を下記仕様の
回転室へ導入して各回転数における消泡率を測定した。
回転室の内径    90闘φ 外径   94峠 尚さ   60關H 仕切板の嵩さ  20W)i 消泡率は回転室からの流出液を100 ml  容メス
シリンダーにと9気−液分離した後の泡層のl1i6さ
を11、液の高さt−jmとして下記により算用した。
結果は下記表1のとおりである。
1lll!1 回転数(rpm)      消泡率(11)Boo 
        5B 700        9G 1.000        98 1.800       100 3.000       100 表にみられるように回転数700 rpm近辺からsr
、い消泡効果が緒められ、回転数1,800以上ct 
009Gの消泡率を示す。この回転数1,800のとき
の遠心力Gを下記式によ如算出すると、G  ””  
rs”/ g     γ:半径 (ca)遠心力G二
1630になる。したがって、遠心力1630Gを満足
する@転数を与えると消泡率100−が達成される。
因みに、回転室30側壁の高さく仕切底面からの高さ)
及び泡の供給速度が咳側壁面におけゐ泡の保持時間と相
関があるので実際の消泡操作ではこの相関を考慮するこ
とが好ましい。
上述したように、本発!IKよると、−転意へ導入され
た泡は回転室の下方に設轄九仕切板に滞留することなく
遠心力により線量の内側壁面に押しつけられるので、そ
こで1を形成している気体と液体の密度差(比1比)に
↓シ効果的に気 液分離が行われ、巨つ気−液分離され
ながら液は回転室の内llilIi面に沿って上昇する
ので消泡を連続方式で行うことが可能となる。
父本発明に係る装置祉前述したように、その電送入口と
液取り出し口を、泡が発生する液槽(例えば発酵槽)と
連設することにより、従来みられた発泡に伴う液(例え
ば培養液)の損失を実質上元全に防止し得、且つ液槽の
容積低下の会費もなぐなる尋の利点がある。
特に、本発明に係る装置は、粘稠性の高い泡の消泡にも
卓効を示すので、抗生物質や菌体の生産過程のように極
めて強い通気攪拌を伴う培養、あるいは多糖類のような
高粘性物質を生産する丸めの発酵に上述のようにして適
用すると、泡の発生が激しいにもかかわらず、それによ
り作業が影響されることなく長時間に1つての連続的操
業を可能に−する。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例 本例はクエン酸発酵にお秒る消泡(D@橡を示しkもの
である。
グルコース5011/1%酵母エキスiog7を及びペ
プトン577/lの組成の液体培地(pH4に914!
1)10tを発酵槽に収容し、この液体培地にアスペル
ギルス・ニガー(Amp@rgillus nig@r
)の1株の培養液6Lを仕込み、通気量6t/min、
回転数1100rpの通気攪拌下で30℃で数日間培養
した。
培養後1〜2日目にクエン酸の生産に伴って培養液の粘
度は上昇し、培養開始から60時間程度経過後には10
cpを超えるに至った。この時点では発酵槽内の発泡が
着しく、そのままでは培養液が槽外へ流出するようにな
゛るので、上記発酵槽に送りポンプを介して連結してお
いた本発明の消泡装置を作動(回転室の回転数3000
rprn)させて上記発生した泡を咳消泡装置へ導入し
ながら、更に120時間1!度運転を続けて発酵を完了
した(培地中のグルコースは完全に利用された)。上記
消泡装置を作動させた後の培養液の粘度と消泡率の経時
的推移を調べた結果下記表2のとおりであった。
表  2 発酵時間(Hr)  粘度(op)    消泡率(4
)60     10.5      10080  
     13.8        100100  
     20.0        100120  
     42.5        100140  
     7LOG7 160       93.0         97
180    120.5       95宍2にみ
られるように、培養液の粘度が75cpを超えると消泡
率は若干低下する傾向が与られたが、本発明によると発
酵終了時点まで培養液の発酵槽外への流出を伴うことな
く運転可能となる。
【図面の簡単な説明】
添付図は本発明に係る消泡装置の概略縦断間を例示した
ものである。 図中において、 1・・・・・・・外室、 3・・・・・・・・・回転室、 4・・・・・・・・・ 回転室の下方部に固設し九仕切
板、5・・・・・・・・・回転軸、 9・・・・・・・・・ 液の取り出し口、10・・・・
・・・・・泡の送入管。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  液中に発生した泡を、16300以上の遠心
    力で回転する、下方部に仕切板を固設し九回転室へ導入
    して、諌仕切板へ導入すると共に回転室の内側壁面へ遠
    心力の作用によ〉押しつけることによ〕池を気−筐分離
    畜ぜることを特徴とする液中に発生し丸亀を消泡する方
    法。
  2. (2)液が高粘性の発酵液である特許請求の範囲第1項
    記載の方法。
  3. (3)上方部に泡の導入口を、下方部K11l取り口を
    備えた外室K11転室を内股し、諌回転室の下方部に仕
    切板を設け、上記泡の導入口を咳仕切板に近接させ九こ
    とを特徴とする液中に発生した泡を消泡するための装置
  4. (4)  回転室は1630G以上の遠心力で回転する
    ように設計されている特許請求の範囲第3項記載の装置
JP57080358A 1982-05-13 1982-05-13 消泡方法及び装置 Granted JPS58196806A (ja)

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JPH0160284B2 JPH0160284B2 (ja) 1989-12-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111530128A (zh) * 2020-05-09 2020-08-14 任新庄 一种电子加工用胶液离心脱泡装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS521665A (en) * 1975-06-24 1977-01-07 Hitachi Ltd Centrifugal dehydration-system foam-disrupturing device equipped with agitation means

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CN111530128A (zh) * 2020-05-09 2020-08-14 任新庄 一种电子加工用胶液离心脱泡装置
CN111530128B (zh) * 2020-05-09 2021-10-29 任新庄 一种电子加工用胶液离心脱泡装置

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