JPS58195680A - ドア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はドアに関するもので、防音性能に優れ、しか
も製造を安価かつ容易に行なえるようにすることを目的
とする。

この発明の一実施例を第１図および第２図を用いて説明
する。すなわち、このドアＡは、両図に示すように、縦
枠材１ａと横枠材１ｂを矩形に枠組してドア枠１を形成
し、このドア枠１の開口内周面の厚み方向の両端位置に
リング状溝２を設け、化粧合板で構成した面材３の裏面
全体に軟質遮音ンート４を貼着して、その面材３と軟質
遮音シート４の周縁を前記リング状溝２にそれぞれ嵌着
し両遮音シート４．４間に吸音層５を形成する。

この場合、ドア枠１の縦枠材１ａと横枠材１ｂは無垢材
で形成する。また、遮音シート４は、塩化ビニル樹脂、
ポリグロピレン樹脂内に１鉛、硫酸バリウム、鉄等の粒
体を、樹脂１００に対し粒体１００〜２００の割合で混
入して形成し、比重は２８２以上に設定するのが望まし
い。さらにまた、吸音層５は、ロックウール、グラスウ
ール、あるいはウレタン発泡体を両遮音シート４．４間
に挿入して形成する。もつとも両シート間４．４に何も
挿入しないで、前記吸音層５に代え空気層による遮音層
を形成してもよい。なお、第１図において６は把手、７
は丁番である。

このように、面材３の内面側に遮音シート４と吸音層５
を配設したため、ドアＡの一面側から伝播してきた音が
上記遮音シート４により遮音されるとともに吸音層５に
より吸音されてドアＡの他面側へ伝わりにくくなり、優
れた防音性能を得ることができる。ｔた、ドアＡが、ド
ア枠１と、面材３と、遮音シート４だけの簡単な構成で
あるため、施工も容易かつ安価に行なえる。しかも、縦
枠材１ａと横枠材１ｂの内周面に溝２を形成しているた
め、一対の縦枠材１ａ＃１ａと横枠材ｉｂをコ字形に枠
組して形成したコ字形溝２に遮音シート４付面材３をス
ライド嵌合した後、残りの横枠材１ｂを両級枠材１ａｌ
ｌａの端部へ連結するだけでドアＡを組立てることがで
き、ドアＡの組立を溝２を設けることにより一層容易に
行なうことができる。しかも、ドアＡの表面が、木質製
ドア枠１と面材３のみで構成されるため、あたかも無垢
材で形成した高級木質ドアのような外観を呈することが
できる。

なお、上記実施例では、遮音シート４を両方の面材３に
貼着しているが、辿童シート４は少なく□ とも一方の面材３に貼着すればよい。

１１ 以上のように、この発明の：・、１′アは、ドア枠と、
相互に一定間隔をあけた状態″：：士前記ドア枠へ固着
してそのドア枠開口を閉塞した一対の面材と１、これら
両面材の少なくとも一方の内面に貼着した遮音シートと
を備えているため、防音性能に優れ、しかも安価かつ容
易に製造できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の正面図、第２図はその水
平断面図である。 Ａ−・・ドア、１・・・ドア枠、３・・・面材、４・・
・辿音シ一ト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ドア枠と、相互に一定間隔をあけた状態で前記ドア枠へ
   固着してそのドア枠開口を閉塞した一対の面材と、これ
   ら両面材の少なくとも一方の内面、に貼着した遮音シー
   トとを備えたドア。