JPS58195552A - 超音波探触子 - Google Patents
超音波探触子Info
- Publication number
- JPS58195552A JPS58195552A JP7894782A JP7894782A JPS58195552A JP S58195552 A JPS58195552 A JP S58195552A JP 7894782 A JP7894782 A JP 7894782A JP 7894782 A JP7894782 A JP 7894782A JP S58195552 A JPS58195552 A JP S58195552A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- ultrasonic probe
- back load
- load material
- cutting groove
- Prior art date
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- Granted
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- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、超音波探触子に関するものであ、る。
近年、セクター走査型超音波診断装置の普及がめざまし
いが、この装置のほとんどは1人体における心臓内の情
報、特にその断層像及びUCG像を得ることを目的とし
て開発されたものである。
いが、この装置のほとんどは1人体における心臓内の情
報、特にその断層像及びUCG像を得ることを目的とし
て開発されたものである。
最近では、医学す゛イドからは、これらの機能の他に、
心臓内の血流速測定も可能であることが要請され、現在
では、断層像と同時に血流計測も可能な、いわゆる複合
超音波診断装置が用いられるようになっている。血流計
測に関しては、パルスドツプラ法とCWドツプラ法とが
あり、前者は、特定のサンプル部位からの血流情報が得
られるという長所をもつ反面、測定可能な最大血流速が
超音波パルス送信の繰り返し周波数に制約され、例えば
ある種の心臓疾患の場合においては血流速度が太きすぎ
て計測不可能となる例も報告されている。一方、CWド
ツプラ法では、パルスドツプラ法にみられる測定可能な
最大面流速の上限の制約が緩和され、更に、受信に際し
てS/Nが大きく取れるという長所がある反面、一般に
サンプル部位が特定できないという欠点が存在するが、
測定方向内での最大血流情報を得たいような場合には威
力を発揮する。
心臓内の血流速測定も可能であることが要請され、現在
では、断層像と同時に血流計測も可能な、いわゆる複合
超音波診断装置が用いられるようになっている。血流計
測に関しては、パルスドツプラ法とCWドツプラ法とが
あり、前者は、特定のサンプル部位からの血流情報が得
られるという長所をもつ反面、測定可能な最大血流速が
超音波パルス送信の繰り返し周波数に制約され、例えば
ある種の心臓疾患の場合においては血流速度が太きすぎ
て計測不可能となる例も報告されている。一方、CWド
ツプラ法では、パルスドツプラ法にみられる測定可能な
最大面流速の上限の制約が緩和され、更に、受信に際し
てS/Nが大きく取れるという長所がある反面、一般に
サンプル部位が特定できないという欠点が存在するが、
測定方向内での最大血流情報を得たいような場合には威
力を発揮する。
ところで、CWドツプラ用に従来のセクタ電子走査型探
触子を用いた場合には以下のような問題が生じる。まず
、第1図に従来のセクタ電子走査型探触子の一般的な構
造を示す。探触子は被検体10側より、音響し、クズ1
1.整合層12.圧電振動子群13.背面負荷材14で
構成されている。
触子を用いた場合には以下のような問題が生じる。まず
、第1図に従来のセクタ電子走査型探触子の一般的な構
造を示す。探触子は被検体10側より、音響し、クズ1
1.整合層12.圧電振動子群13.背面負荷材14で
構成されている。
通常、圧電振動子13は複数の独立な振動子として送受
信するために、図に示される如く、整合層12と一体に
切断されかつその切断溝15はわずかに背面負荷材14
にまで及んでいる。背面負荷材14の切断溝16は深い
程、隣接振動子13からの音響的クロストークが少なく
、更に応答性も良くなることが知られてりる。(ム、a
anaty :Utrasonic imaging
1.竺2巻頁302−3121980年) (
:、! しかし、通常、背面負荷材14にはゴム材料が使われる
ことが多く、切断溝15が一波長相当の深さになると機
械的強度が低下し探触子の耐久性が悪化するという欠点
が生じる。従って背面負荷100μm程度であることが
多い。このような構造の探触子をCWドツプラ用に動作
させる場合には、例えば、探触子のほぼ中央部を境とし
て、一方の振動子群を送信用に、他方を受信用として用
いることがある。その場合、背面負荷材14への切断溝
16が浅いため、背面負荷材14を通して送信用の超音
波信号が受信側の振動子13にもれ込む。このため受信
ドツプラ信号のS/N比が低下する。
信するために、図に示される如く、整合層12と一体に
切断されかつその切断溝15はわずかに背面負荷材14
にまで及んでいる。背面負荷材14の切断溝16は深い
程、隣接振動子13からの音響的クロストークが少なく
、更に応答性も良くなることが知られてりる。(ム、a
anaty :Utrasonic imaging
1.竺2巻頁302−3121980年) (
:、! しかし、通常、背面負荷材14にはゴム材料が使われる
ことが多く、切断溝15が一波長相当の深さになると機
械的強度が低下し探触子の耐久性が悪化するという欠点
が生じる。従って背面負荷100μm程度であることが
多い。このような構造の探触子をCWドツプラ用に動作
させる場合には、例えば、探触子のほぼ中央部を境とし
て、一方の振動子群を送信用に、他方を受信用として用
いることがある。その場合、背面負荷材14への切断溝
16が浅いため、背面負荷材14を通して送信用の超音
波信号が受信側の振動子13にもれ込む。このため受信
ドツプラ信号のS/N比が低下する。
本発明は、上記の欠点を解決するためになされたもので
あって、複数個配列された圧電振動子間の少なくとも1
ケ竹に、通常の圧電振動子を分離するために設けら・れ
る切断溝よりさらに深い、音響的クロスドーグ、、:を
分離する切断溝を設けることにより、送信波間Q音響的
クロストークを低減させ、受信するトップ゛う信号のS
/N比の向上を可 λ能にすることのできる
超音波探触子を提供するものである。
あって、複数個配列された圧電振動子間の少なくとも1
ケ竹に、通常の圧電振動子を分離するために設けら・れ
る切断溝よりさらに深い、音響的クロスドーグ、、:を
分離する切断溝を設けることにより、送信波間Q音響的
クロストークを低減させ、受信するトップ゛う信号のS
/N比の向上を可 λ能にすることのできる
超音波探触子を提供するものである。
以下に本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す断面図である。
複数個の圧電振動子群13を、送信部分ム、受信部分B
の2群に分け、その境界部分に通常の切断溝16より深
く、音響的クロストークを分離する分離用切断溝16を
背面負荷材14に設ける。この場合の分離用の切断溝1
6の深さは、少なくとも、探触子の駆動周波数の1波長
以上であり、深い程好ましく、例えば2波長以上の深さ
では音響5的クロストークは−40dB程度になる。例
えば、駆動周波数を3MHz、背面負荷材14の音速を
1.8Km//1flecとした場合には、6oOμm
以上の深さとなる。このような構造の探触子によれば、
他の切断溝15よりも深く分離用の切断溝16が形成さ
れているだめ、前述した送受信間の音響的クロストーク
を大巾に低減できる。また、切断溝15は従来と同程度
の深さであるので、探触子の機械的強度は従来とほぼ同
じである。寿お、分離用切断溝16は、超音波ビーム形
状、S/N、機械的強度等の総合的な観点から、探触子
のほぼ中央部1ケ所とする構造が最も望ましい。
の2群に分け、その境界部分に通常の切断溝16より深
く、音響的クロストークを分離する分離用切断溝16を
背面負荷材14に設ける。この場合の分離用の切断溝1
6の深さは、少なくとも、探触子の駆動周波数の1波長
以上であり、深い程好ましく、例えば2波長以上の深さ
では音響5的クロストークは−40dB程度になる。例
えば、駆動周波数を3MHz、背面負荷材14の音速を
1.8Km//1flecとした場合には、6oOμm
以上の深さとなる。このような構造の探触子によれば、
他の切断溝15よりも深く分離用の切断溝16が形成さ
れているだめ、前述した送受信間の音響的クロストーク
を大巾に低減できる。また、切断溝15は従来と同程度
の深さであるので、探触子の機械的強度は従来とほぼ同
じである。寿お、分離用切断溝16は、超音波ビーム形
状、S/N、機械的強度等の総合的な観点から、探触子
のほぼ中央部1ケ所とする構造が最も望ましい。
第3図は本発明の他の実施例を示す断面図である。本実
施例においては、複数個の圧電振動子13を一群とする
ような分離用切断溝16を複数個設け、それら各群を1
つおきに送信部分A、及び受信部分Bとして用いる。こ
の構成により実質的に音響アパーチャーを拡大すること
ができ、超音波ビームの指向性が向上し、ドツプラ信号
の採取方向精度が向上することになり、正確なドツプラ
情報が得られる。
施例においては、複数個の圧電振動子13を一群とする
ような分離用切断溝16を複数個設け、それら各群を1
つおきに送信部分A、及び受信部分Bとして用いる。こ
の構成により実質的に音響アパーチャーを拡大すること
ができ、超音波ビームの指向性が向上し、ドツプラ信号
の採取方向精度が向上することになり、正確なドツプラ
情報が得られる。
以上説明してきたように、本発明によれば、圧電振動子
間を切断するだめの切断溝の少なくとも1個を他の切断
溝より深く形成したため、機械的強度を何等損なうこと
なく、かつCWドツプラ用の探触子として用いて、送受
信間における音響的クロストークがなく、S/N比が従
来のものより向上して顕著な効果を奏する。
間を切断するだめの切断溝の少なくとも1個を他の切断
溝より深く形成したため、機械的強度を何等損なうこと
なく、かつCWドツプラ用の探触子として用いて、送受
信間における音響的クロストークがなく、S/N比が従
来のものより向上して顕著な効果を奏する。
第1図は従来のセクタ電子走査型超音波探触子の断面図
、第2図は本発明の超音波探触子の−実施例を示す断面
図、第3図は本発明の超音波探触子の他の実施例を示す
断面図である。 10・・・・・・被検体、11・・川・音響レンズ、1
2・・・・・・整合層、13・・・・・圧電振動子、1
4・・・・・背面負荷材、15・・・・・・切断溝、1
6・・・・・・分離用切断溝。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏男ほか1名1:1 1□ 第1図 第2図 5
、第2図は本発明の超音波探触子の−実施例を示す断面
図、第3図は本発明の超音波探触子の他の実施例を示す
断面図である。 10・・・・・・被検体、11・・川・音響レンズ、1
2・・・・・・整合層、13・・・・・圧電振動子、1
4・・・・・背面負荷材、15・・・・・・切断溝、1
6・・・・・・分離用切断溝。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏男ほか1名1:1 1□ 第1図 第2図 5
Claims (3)
- (1)複数の圧電振動子が背面負荷材の一端面に配列形
成され、前記各圧電振動子間に対応して前記背面負荷材
に切断溝が形成され、前記切断溝のうちの少なくとも1
個が他の前記切断溝よりも深く形成されていることを特
徴とする超音波探触子。 - (2)複数の圧電振動子が、セクタ一方式で電子走査さ
れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の超音
波探触子。 - (3)深く形成される切断溝が、背面負荷材の一端面の
中央部に1個所だけであることを特徴とする特許請求の
範囲第1項または第2項記載の超音波探触子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7894782A JPS58195552A (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7894782A JPS58195552A (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 超音波探触子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58195552A true JPS58195552A (ja) | 1983-11-14 |
JPH0346140B2 JPH0346140B2 (ja) | 1991-07-15 |
Family
ID=13676077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7894782A Granted JPS58195552A (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 超音波探触子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58195552A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61193649A (ja) * | 1985-02-21 | 1986-08-28 | 横河メディカルシステム株式会社 | 超音波ドプラ装置 |
JPH01291840A (ja) * | 1988-05-19 | 1989-11-24 | Fujitsu Ltd | 超音波探触子 |
-
1982
- 1982-05-10 JP JP7894782A patent/JPS58195552A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61193649A (ja) * | 1985-02-21 | 1986-08-28 | 横河メディカルシステム株式会社 | 超音波ドプラ装置 |
JPH01291840A (ja) * | 1988-05-19 | 1989-11-24 | Fujitsu Ltd | 超音波探触子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0346140B2 (ja) | 1991-07-15 |
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