JPS58194906A - イオン性末端基を有する炭化水素重合体 - Google Patents

イオン性末端基を有する炭化水素重合体

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JPS58194906A
JPS58194906A JP58072760A JP7276083A JPS58194906A JP S58194906 A JPS58194906 A JP S58194906A JP 58072760 A JP58072760 A JP 58072760A JP 7276083 A JP7276083 A JP 7276083A JP S58194906 A JPS58194906 A JP S58194906A
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polymer
diene
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boron
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JP58072760A
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English (en)
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デイヴイツド・ヒユ−・リチヤ−ズ
マルコム・ジヨン・スチユワ−ト
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National Research Development Corp UK
National Research Development Corp of India
Original Assignee
National Research Development Corp UK
National Research Development Corp of India
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/42Introducing metal atoms or metal-containing groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08CTREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
    • C08C19/00Chemical modification of rubber
    • C08C19/30Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule
    • C08C19/42Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with metals or metal-containing groups
    • C08C19/44Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with metals or metal-containing groups of polymers containing metal atoms exclusively at one or both ends of the skeleton

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイオン性末端基を有する炭化水素重合体に関す
る、本発明は特に、アニオン性開始剤によって開始させ
た重合を、非立体障害ルイス酸の添加により停止させる
ととにより製造された前記重合体に関する。
ブロック共重合体は、1互いに化学組成の異なる2種ま
たはそれ以上の重合セグメントを末 ′端一末端(en
d to @nd )結合により結合させてなる分子か
らなる重合体”であると定義されている。これらの重合
体の合成は、アニオン重合方法の開発によシ非常に行い
易くなった。この方法は一般に次の3つの段階を有する
(a)  開始段階:単量体物質を1官能性または2官
能性のアニオン性開始剤(大抵の場合には有機アルカリ
金属化合物)と接触させる。
(b)  生長反応(propagatlon )段階
:単量体を重合させることKより、負の電荷をもつ末端
基を有するりピングポリマー鎖を生成させる。
(c)  停止段階:前記のりピングポリマー鎖を適当
な薬剤で処理して重合を停止させるが、これによって、
大抵の場合には1官能性または2官能性の末端官能性重
合体が得られる。
アニオン性開始剤を使用する重合反応によりオレフィン
およびジエンの重合を制御し得るようKなって、ABA
熱可塑性エラストマーが開発された。
この型の共重合体ABAにおいて、At;を高いiを有
する重合セグメント(プラスチック成分)であり、Bは
低いTIを有する中央の重合セグメント(エラストマー
成分)である。この重合体の混合エントロピーは低いか
ら、一般にこれらの成分は互いにコン・ぐチブルでなく
2相系を形成し、すなわち、ゴム状マトリックスと、そ
の中に埋没した状態で存在するプラスチックミセルとか
らなる2相系を形成する。
周囲温度ではエラストマー鎖の末端はプラスチックミセ
ルに結合してお9、このプラスチックミセルは化学的架
橋結合の代りに作用をなすものであるから、この共重合
体物質は加硫!五に似たエラストマー特性を示す、、′ しかしながら、温度が前記プラスチック成分の1を経て
さらに上昇するにつれて該物質は熱可塑性を示すように
なり、最後に音溶融する。このことから判るように、と
の共讐“=、体物質から作られた1通のlふと異なり、
所望に応じて再成形操作を行うことができる。
最初に開発されたABA熱可塑性重合体であって、現在
で4この型の重合体のうちで最も重要なものは、スチレ
ンとブタジェンとから誘導された重合体(888重合体
)であLoこの重合体は一般に、スチレン、ブタジェン
およびスチレンを逐次アニオン重合させることにより製
造できる。一般にこれは、ポリブタジェンセグメント(
分子量50.000〜Zoo、000)と、その両側に
存在するポリスチレンセグメント(分子量10,000
〜20.000)とからなる。
この型の熱可塑性エラストマーの主な欠点は次の2つで
ある。第1は架橋結合量分子量i非常に大きく、すなわ
ちこ”の分子量は、普通の強度をもつ化学的に架橋され
九エラλトマーめ分子量(約2.000〜io、ooo
)′よりもはるかに大きいことである。第2は、こム可
塑性エラストマーの強度は温度が711以上になると失
われ、しかもこの転移は2次転移であるから、TjIよ
シかな夛低い温度(約40C)において応力下にクリー
プの如き不可逆的変化が生ずることが69得ることであ
る。
したがって、これの使用また線加工可能温度範囲は非常
に限られている。
本発明の一つの目的は、熱可塑性エラストマーとして使
用でき、架橋結合量分子量が低く、かつ固液転移温度範
囲(以下では「溶融温度範囲」と称する)の狭いイオン
性末端基を有する重合体物質を提供することである。
しかしながら、・当業者には明らかなように本発明の範
囲社決して熱可塑性エラストマーとして有用な重合体物
質にの+限定されるものではなく、本発明はまた、たと
えば洗剤tた線孔止剤等として使用できるような低−ま
た中−または高分子量のイオン性末端基を有する重合体
物質をも包含する。          ・     
 −え本発明の他の目的および効果は、以下の記載−か
ら明らかになるであろう。
本発明に依れば、一般式(1) %式%() (1) 〔式中、モM+は後記に定義された炭化水素重合体から
構成されたものであ夛、 (−1(+l  、 XfiUまたは−YモR)、 Aであ夛、Yは第1族元
素であり、 Rはア゛ルキル゛基または゛アリール基であり、Aはア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属で゛  ある〕 のイオン性末端基を有する炭化水素重合体か提供される
。          ゛ でM+はアルケンまたは1.3−ジエンから誘導された
炭イビ水素骨格を有す名重谷体から構成され庭も゛の′
である。単量体(M)は、iニオン゛童合できるアルケ
ンまたは共役ジエン(すなわち、有機゛アル”カリ金属
または有機アルカす土類金属系゛開始剤に□より開始さ
れる重合度′応によ)重合できるアルケンまたは共役ジ
エ″ン)から選択され゛る□。本発明のイ矛ンi家端□
基を有量る炭化水素童谷体が熱回層性エラストマーとし
て使用すべきもOである場合には、この重合体は、共役
1,3−ジエン%に炭素原子4−8個の該ジエンから誘
導され九ものであることが好ましく、そしてこれは、高
い1゜4−含量を有し、その分子量は2,000〜10
,000特にa、o o o〜7,000であることが
望ましい。適当なアルケンの例には非置換または置換ス
チレン。
ビニルナフタリン、ビニルピリジン、ビニルキノリン、
アクリル酸エステル、アクリル酸ニトリルがあげられる
。適当な1.3−ジエンの例には非置換またはアルキル
置換ブタジェン、特にイソプレンおよびブタジェン自体
戸(あげられる。
好ましくは、Yは硼素またはアル1=ウムであって、硼
素が特に好ましく、R#′iC,−04アルキル□ 基、フェニル基壇九はモ≧、1−換フェニル基でII)
、Aはリチウムを九はナトリウムである。本発明のイオ
ン性重合体を熱可塑性エラストマーとして使(−)  
  (+) 用する場合には、Xは好ましくは−Y−(R)、A容易
に理解され得るように、本発明の重合体物質は無極性炭
化水素鎖と、1個または2個のイオン性末端基とを含有
するものである。この構造の効果として、前記末端基が
前記高分子鎖の炭化水素性環境を嫌ってクツスター(c
lust@rs+ )中に移行することがあげられる。
この重合体が2官能性のものである場合には(すなわち
、両端にイオン性末端基を有するものである場合には)
、前記の組合せのために、イオン性相互作用により保持
された高分子鎖の架橋網状構造(cross−11nk
ed net−司5rk)が形成される。一方、この重
合体が1官能性のものである場合には(すなわち、その
両末端″:・、、: 部のうちの片方の谷にイオン性末端基を有するもj、’
l:“ のである場合には埴1.前記の組合せの結果として、課
1・ 該重合体のみかけの分子量が著しく増加する。
本発明の重合体物質では無極性炭化水素鎖と1個または
2個のイオン性末端基が同一分子内に存在するから、そ
のためにこの重合体物質は種々の好ましい性質を有する
e、2官能性ポリジエンの場合には、イオン力によシ保
たれた複数の高分子鎖からなる架橋網状構造が形成され
る、このポリジエンの1,4−含量が高いものである場
合には、たとえその分子量(架橋結合量分子量)が2,
000程度であっても、周囲温度において充分なエラス
トマー特性を示すであろう、〔この分子量(架橋結合量
分子量)は約2,000−10,000、特に約3.0
00〜7,000であることが好ましい〕。
ブタ−ジエンの場合には、上記のことは約35〜185
、特に約55〜130の鎖長を意味する。この架橋網状
構造はイオン性相互作用によシ保持されているのである
から、このエラストマー重合体物質の溶融温度範囲は狭
く、それよp上の温度では流動性を呈するであろう。し
たがって、本発明の2官能性ポリジエンは熱可塑性エラ
ストマーとしての機能を有し、しかも同じ性能の8BB
熱可塑性エラストマーに比較して架橋結合間分子葦が一
層低く、溶融温度範囲も一層狭い。それゆえに、本発明
の2官能性ポリジエyは、それと等質な(equiva
lent ) 8 B 8 :Cラストマーに比較して
一層強く、そしてその強度は溶融点のすぐ下の温度迄確
実に保九れる。
後者の性質は既述の狭い溶融温度範囲に由来するもので
あり、一方、8BSエラストマーでは、その転移温度よ
シもかなp下の温度から著しい強度低下が認められるこ
とと比較されたい。
親油性の部分(炭化水素鎖)と親水性の部分(イオン性
の部分)とを有する本発明の重合体物質は★た、表面活
性剤九とえば洗剤または乳化剤としても有用である。こ
の場合には、この重合体は1官能性または2官能性のも
のであってよく、モM+1はアルケンまたはジエンから
誘導されたものであってよく、分子量は100,000
迄の値であり得る。しかしながら好ましくは、この場合
の該炭化水素重合体は、約2,000〜10,000特
に約3,000〜7,000程度の比較的低い分子量を
有する(この分子量は、1つの1イオン性末端基を有す
る炭化水素重合体”の分子量であって、”イオン性相互
作用により保持されるこれらの重合体のクラスター”の
分子量ではないことが理解されるべきである)。
本発明の重合体物質の製造を容易にするために、本発明
砿またその製造方法をも提供するものであって、すなわ
ち本発明は、アルケンまたは共役1゜3−ジエンと、ア
ニオン性開始剤とを溶媒中で接触させ、前記のアルケン
または共役1,3−ジエ[パ ンを重合させ、そして非立体障害ルイス酸の添加、”′
1・・ によシ前記重合を停止させ石ことを特徴とする、−7え
。1、   ・)□゛□”□゛1:□:・・。
〔式中、−(M+□は炭化水素重合体から構成されたも
のであり、 Yは第1族元索であり、 Rはアルキル基またはアリール基であシ、Aはアルカリ
金属またはアルカリ土類金属である〕 のイオン性末端基を有する炭化水素重合体の製造方法に
も関する。
このルイス酸は、たとえば一般式 (式中、Yは醜態族元素であシ、 Rはアルキル基またはアリール基である)を有するもの
であり得る。これは非立体障害型のものでj、“ なければならず、従って、前記の第■族元票が、1・・
+9□・ 前記製法の反応停止号、□′−階において生長アニオン
(propagating antonダ・にょr攻撃
”され易いものになっていなければならない。換言すれ
ば、これは生長アニオンと速やかに反応して一般式(1
)のイオン性重合体を形成し得るものでなければならな
い。本発明方法の好ましい異体例では、Yは硼素または
アルミニウムであり、硼素が特に好ましく、RはC,−
C4アルキル基、フェニル基またはモノ置換フェニル基
である。
本発明に使用されるルイス酸の中のYK結合した3個の
有様置換基は互いに同一または相異なる基であってよい
、しかしながら、この3個の有機基はすべて同じ基(た
とえばエチル基、ブチル基またはフェニル基)であるこ
とが好ましい。
前記のアルケンまたは1,3−ジエンは、アニオン重合
できる不飽和有機化合物(すなわち、有機アルカリ金属
ま゛たは有機アルカリ土類金属系開始剤で開始される重
合反応で重合できる不飽和有機化合物)からなる群から
選択できる、本発明方法により製造されたイオン性末端
基を有する炭化水素重合体が熱可塑性エラストマーlと
して使用されるべきものである場合には、この重合体は
、1.3−ジエン特に炭素原子4〜8個の該ジエンから
導かれたものであることが好ましく、そしてこれは、高
い1.4−含量を有し、その分子量は2.000〜10
,000%に3,000〜7,000であることが望ま
しい〔すなわち、ブタジェンの場合には、式(I)中の
nは約35〜185、特に約55〜130であることが
望ましい〕。適当なアルケンの例には非置換または置換
スチレン、ビニルナフタリンビニルぎりジン、ビニルキ
ノリン、アクリル酸エステル、アクリル酸ニトリルがあ
けられる、適当な1,3−ジエンの例には非置換または
アルキルφ 置換ブタジェン、特にイプレンおよびブタジェン自体が
あげられる。
このアニオン性開始剤は1官能性または2官能性のもの
であシ得る。本発明方法により製造されるイオン性末端
基を有する炭化水素重合体が熱可塑性エラストマーとし
て使用されるべきものである場合には、開始剤は2官能
性のものであり得る、好ましいアニオン性開始剤は有機
アルカリ1+はアルカリ土類金属系開始剤、特にリチウ
ムまたはナトリウムのアルキル誘導体またはアリール誘
導体である、適当な1官能性開始剤の例にはモノアルキ
ルリチウム塩たとえばn−ブチル−およびSee −ブ
チルリチウムがあげられる。一方、適当な2官能性開始
剤の例にはアリール化合物のナトリウム誘導体、たとえ
ばα−メチルスチレンのりナトリウムデトラマー(α、
Na、)、または電子遷移剤であるナトリウムナフタリ
ン、ならびにアルキルリチウム化合物たとえはジリチオ
ブタンがあげられる。
本発明方法の実施に当って使用される溶媒は、そのとき
選ばれて使用される単量体および開始剤の種類、ならび
に所望重合体の構造を考慮して適”、□1゜ 宜選択できる。一般に1との溶媒は単量体および−・1
′i′、i・・ 開始剤を溶解するものであ・るべきである、1官能1・
41 性開始剤を用いてアルケンのアニオン重合を行う場合に
は、一般に溶媒はエーテル(たとえばアルキル−または
シクロアルキルエーテル)、または好ましくは炭化水素
である。同様に、1宵能性開始剤を用いる1、3−ジエ
ンのアニオン重合は、エーテルまたは炭化水素溶媒中で
実施できる。しかしながら、良好なエラストマー特性を
有する重合体(すなわち、高い1.4−含量を有する重
合体)が所望される場合には、炭化水素溶媒を使用すべ
きである。
大抵の2官能性開始剤はエーテル(アルキルエーテルま
たはシクロアルキルエーテル)に可溶であるが、炭化水
素には不溶である。ただしこの1法則”にあてはまらな
い開始剤もあり、その例には、メタジインプロベニルイ
ンゼンと$2プチ::、、 ルリチウムとの反応生成物の如き、長鎖アルキルまたは
アラルキル、4實金物のジリチオ誘導体があげ11:1
Ill’ られる、このようl:%:、$1外的な場合には、2官
能性開始剤を用いる1、3−ジエンの重合が炭化水素溶
媒中で実施できる、この条件下では一般に、高い1,4
−含量を有しかつ良好なエラストマー答(−)    
  (+) 性を有する一般式r (x=−y−(g)m−* )の
重合ジエンが得られるであろう。
しかしながら大抵の場合には、2官能性開始剤は炭化水
素溶媒に不溶であるから、この型の溶媒は使用できない
、このような場合には極性溶媒、特にデトラヒドロフラ
ンの如きエーテルを使用しなけれになら々い。しかしな
がら、既に知られているように前記極性溶媒中で1.3
−ジエンの重合を行った場合には、1.4−含量の低い
エラストマー特性の劣る重合体しか得られない。この欠
点は、本出願人の出願の係属英国特許出願第82120
33号明細書に記載の方法に従って極性溶媒中で1゜3
−ジエンと、2官能性開始剤および立体障害ルイス酸の
両者とを接触させることによりかなり改善できる。好ま
しい立体障害ルイス酸は、1個またはそれ以上の置換基
で置換されたアリール基を有する第3族元素のトリアリ
ール誘導体である。
このアリール誘導体自体が大形のものである場合には、
仁のルイス酸は第■族元票の非置換トリアリール誘導体
であってもよい。好ましいFI族元紫は硼素またはアル
ミニウムであり、硼素が特に好ましい。適椙な立体障害
ルイス酸の例にはトリメジチル硼素〔トリ(2,4,6
−)リメチルフェニル)硼素〕およびトリ(2,6−シ
メチルフエニル)硼素があげられる、この段階には不適
当なルイス酸、すなわち第1族元票に対する立体障害の
程度が不充分であるルイス酸の例は、トリフェニル硼素
である。
]、4−含量の増加度は、立体障害ルイス酸の種類、他
の反応条件たとえば温度、反応体のモル比、および開始
剤の種類に応じて決まる、たとえば開始剤としてα4 
Napを使用してブタジェンの重合を、テトラヒドロ7
ラン中で、立体障害ルイス酸の不存在下に実施した場合
には、1.4−含量が約13%である重合体が得られる
。前記反応混合物にトリメジチル硼素を1=1および3
:1のモル比率(酸対開始剤の比率)で添加した場合に
は、重合体生成物の1.4−含量がそれぞれ25チおよ
び51チに増加する。この1,4−含量増加の方法の詳
細は、前記の英国特許出願第8212033号明細書に
記載されている。
本発明方法では重合反応#′10〜100C,%に1゜
〜80Cの温度において実施するのが好ましい。所与の
反応系で使用できる最高温度は主として使用溶媒の種類
に応じて定まるものであって、たとえばシクロヘキサン
中で椋最高温度(周囲圧力下で)は81Cであり、テト
ラヒドロフラン中では最高温度は66Cである。2官能
性開始剤を用いる1、3−ジエンの重合反応の場合には
、前記の範囲内の上限値に近い反応温度が特に好ましい
。なぜならば、大抵の場合には温度が上昇する′□につ
れてポリジエンの1.4−□、ヵ。t6カ、らルあ6.
、。j<?。
場合には、周囲温度(0〜40C)に近い反応温度が特
に好ましい。
反応混合物への開始剤の添加量は、重合させるべき単量
体の構造および所望重合体の分子量に応じて適宜決定で
きる。分子量約2,000〜10,000の重合体を製
造する場合に位、開始剤は一般に単量体1モル当力10
〜50ミリモル、特に15〜35ミリモルで使用できる
重合段階の後に反応混合物に添加される非立体障害ルイ
ス酸の量は、この反応を完全に停止させるめに充分な量
でなければならない。一般に開始剤の使用量より2〜3
モル過剰の該ルイス酸を使用するのが好ましい。
前記の1.4−含量の増加のために1,3−ジエン重合
混合物に添加される女捧俸春ルイス酸の奮は、1,4−
重合の所要レベルに応じて適宜決定できる。一般にこの
場合のモル比(該ルイス酸対開始剤のモル比)d2: 
1ないし1o:1であることか好ましい。  二 本発明のイオン性末端基を有する炭化水素重合体および
その製法を一層具体的に例示するために、次に実施例を
示す。
実施例 1 セラム(serum )キャップ、窒素用人口/出口お
よび磁力フオロワ−(foilower )を設けた5
001容量の三ツローR/B−フラスコに、再蒸留ヘキ
サン(250*/)を入れた。これを攪拌下に一78℃
に冷却し、この系の中に乾燥ブタジェン(100*/)
を徐々に添加した。この溶液を不活性窒素雰囲気下に置
き、0℃に加温し、該混合物にn−ブチルリチウム(1
,6M)のへキサン溶液(25*/)を注入して重合反
応を開始させた。この溶液を徐々に周囲温度に加温し、
1晩中重合反応を続けた。
次いで、過剰量(2倍モル)のトリエチル硼素をエテレ
ート(etherate 、)の形で注入添加して重合
を停止させた。その結果リチウム〔(ポリブタジェニル
)トリス(エチル)〕硼素を含む濁った懸濁液が得られ
、これを蒸発乾固させ、次いで真空下で乾燥した。
実施例 2 実施例1の操作を繰返した。ただし、) ’) −n−
ブチル硼素の添加によって重合反応を停止させた。
実施例 3 実施例1の操作を繰返した。ただし、トリフェニル硼素
の添加によって重合反応を停止させた。
実施例 4 実施例1の操作を繰返した。ただし、トリエチルアルミ
ニウムの添加によp重合反応を停止させた。
実施例 5 セラムキャップ、窒素用人口/出口および磁力フォロワ
ーを設けた500*/容量の三ツローR/R−フラスコ
に、再蒸留テトラヒドロフラン(THF)(100ml
)を入れた。この溶液を不活性窒素雰囲気下に置き、0
℃に冷却した。次いでこの混合物中にn−ブチルリチウ
ム(1,6M)のヘキサン溶液(25d)を注入し、次
いで、激しく攪拌し乍らスチレン(125f)のTHF
溶液(150m)を滴下した。重合反応を0〜10℃に
おいて0.5時間続けた。次いで、過剰量(2倍モル)
のトリフェニル硼素の添加によって重合反応を停止させ
た。
その結果、リチウム〔(ポリスチリル)トリス(フェニ
A−)〕ボランを含む濁った懸濁液が得られた。これを
蒸発乾固させ、次いで真空下で乾燥した。
実施例 6 磁力フォロワー、セ2ムキャップ、ブタジェン用バブラ
ーおよび窒素用人口/出口を設けた500m1容量の三
ツローR/B二′、フラスコを反応容器として使用した
。THF (20611/ )をブタジェン(1018
ユ、、ゆ□。、ト)、28.やよりあ□また80mrの
うちの10WLl)と共に反応容器に入れた。次いでα
4 Nag (0,005F )のTHF溶液を添加し
て、溶液中の単量体を5分間重合させた。其後にトリメ
ジチル硼素(11,Of)のTHF (20xl)溶液
を反応混合物に添加し、次いで、残りのブタジェンを添
加した1重合反応を20℃において30分間行った。次
いで反応混合物を15℃に冷却し7、過剰量(2倍モル
〕のトリフェニル硼素の添加によ多重合反応を停止させ
た。その結果、ナ) IJウムC(、f!’)−jタジ
エニル)トリス(フエニA))ボ゛ランを含む濁った懸
濁液が得られた。これを蒸発乾固させ、次いで真空下に
乾燥した。このポリジエンの1.4−含量は51−であ
ることが見出された。
1  代理人wta士今   村    ノし、、)□ と

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +11 一般式中 〔式中、+M−)nは重合アルケンまたは重合1゜Yは
    第■族元素、好ましくは硼素であり、Rはアルキル基ま
    たはアリール基、好ましくはCl−C4アルキル基、フ
    ェニル基またはモノ置換フェニル基であや、 Aはアルカリ金属またはアルカリ土類金属、好ましくは
    リチウムまたはナトリウムである〕 のイオン性末端基を有する炭化水素重合体。 +21  +M+nが炭素原子4−8個の1.3−ジエ
    ンから訴導された重合1,3−ジエンから構成されたも
    のである特許請求の範囲第1項記載の重合体。 (3)÷M+nがポリイソプレンまたはポリブタジェン
    から構成されたものである特許請求の範囲第2項記載の
    重合体。 +41  +M−)nが2000〜10000、好まし
    くFi3000〜7000の分子量を有するものである
    特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の重
    合体。 (5)  +M+nが1,4−含量の高い重合1.3−
    ジXである特許請求の範囲第4項記載の重合体から構成
    された熱可塑性エラストマー。 (6)  (a)アルケンまたは共役1.3−ジエンと
    、アニオン性開始剤好ましくは有機アルカリ金属または
    アルカリ土類金属系開始剤とを溶媒中で接触させ、  
      7 (b)前記のアルケンまたは1.3−ジエンを重合させ
    、そして (e)一般式 (式中、Yは第■族元軌好ましくは硼素であり、Rはア
    ルキル基またはアリール基、好ましくはC3−C4アル
    キル基、フェニル基または毫)置換フェニル基である) の非立体障害ルイス酸の添加によ〕前記重合を停止させ
    る 〔式中、そM+は重合アルケンを九は重合1゜3−ジエ
    ンから構成門れたものであり1、、−1゜ Yは第I族元素、好ましくは硼素であり、Rはアルキル
    基壇九はアリール基、好ましくはC,−C4アルキル基
    、フェニル基またはモノAはアルカリ金属またはアルカ
    リ土類、好ましくはリチウムまたはナトリウウである〕
    のイオン性末端基を有する炭化水素重合体の製造方法。 (7)アニオン性開始剤が2官能性のものである特許請
    求の範囲第6項記載の方法。 (8)アニオン性開始剤がα−メチルスチレンのジナト
    リウムテトラマー、ナトリウムナフタリンまたはジリチ
    オブタンを含むものである特許請求の範囲第7項記載の
    方法。 (9)共役1,3−ジエンと2官能性開始剤とを極性溶
    媒中で、立体障害ルイス酸好ましくは銅属族元素(%に
    硼−)の立体障害トリアリール誘導体の存在下に6七、
    ニさせることを包含する特許請求の範囲第   全集8
    項のいずれかに記載の方法。 01 立体障害ルイス酸がトリメジチル硼素またはトリ
    (2,6−シメチルフエニル)硼素を含有するものであ
    る特許請求の範囲第9項記載の方法。 αD 溶媒がアルキルエーテルまたはシクロアルキルエ
    ーテル好ましくはテトラビトロフランを含有するもので
    ある特許請求の範囲第6項乃至tJL10項のいずれか
    く記載の方法。
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