JPS58193898A - ２柱式リフトの同調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は一対のプランジャーを一体に連結して同調さ
せる２柱式リフトの同調装置に関するものである。

従来、床に油圧または空圧式のシリンダーを対設し、こ
のシリンダーにプランジャーを昇降自在に設けた２柱武
のリフト力Ｓある。このリフトのプランジャー１に第１
図に示すようにラック２を一体に形成し、各ラック２に
ピニオン３を噛合させて一対のリフトの同調を行なう同
調装置が一般的であった。ここにおいて４は上蓋で、５
はプランτ ジャー１の貫通穴をある。

この装置は、プランジャー１の上昇時にラック２の歯部
２ａが外部に露出するため１作業者にとりて危険なもの
であった。またラック２の＠　部２　ａにグリス等が塗
られているため１作業中にグリス等が付着し不快である
ばかりか、車体または座席等を汚してしまうことがある
。

さらに、゛ラック２の１部２ａがプランジャーｌの摺動
方向に対して直交して設けられているため。

Ｌ蓋４に形成した貫通穴５とラック２の１部２ａとの間
に生じる間隙から、車両洗浄時に出る汚水や砂等がシリ
ンダ内に流れ込む。これにより、ラック２とピニオン３
との噛合部に砂が流れ込み早期摩耗の原因となる。この
摩耗が極度に進むとラック２およびピニオン３の歯部が
やせ細り、車両の重みによって一部が折れて車両が急に
落ちたりまた傾いたりして非常に危険である。

この発明は上記の問題点を解消するため１こなされたも
ので、床上に昇降自在に対設したそれぞれのプランジャ
ーを剛体製の水平安定支持体で一体に連結しこの支持体
を所定方向に規制するガイドを有する昇降室に昇降自在
に設けるとともに昇降室を密閉することにより、汚水や
砂等による弊害を取り除いて耐久性を著しく向上させる
ことができるとともに、プランジャーを確実に同調させ
ることができる２柱式リフトの同調装蓋を提哄しようと
するものである。

以下１図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。

＠２図において１１は整備参画の１１１！より小さな間
隙で床に埋設した円筒状のシリンダーで。

このシリンダー１１内１に円柱状のプランジャー１２ａ
１２ｂを摺動可能に設けるとともに圧力源から柚子等を
供給してプランジャー１２ａ、　１２ｂを駆動する。

これらシリンダー１１．１１とプランジャー　１２ａ、
１２ｂとの摺動部例えばシリンダー１１．１１の開口内
縁部にバッキング１３．１３を嵌め込んで防水構造きす
る。

そして各プランジャー１２ａ　、１２ｂの頭部に車両を
載せる支持台１４．１４を固定し、これらの支持台１４
．１４を剛材で形成したコ字形の水平安定支持体１５で
一体に連結する。この支持体１５を床に形成した昇降室
１６に昇降可能に設けるとともに、昇降室１６内に支持
体１５を所定方向に規制するガイドを付設する。この昇
降室１６に汚水や砂等が流入しないように、上蓋１７で
閉塞するとともに、Ｅ蓋１７に形成した支持体１５の貫
通穴の摺＠部にバッキング１８．１８を嵌め込んで防水
構造とする。

この装置はプランジャー１２ａ、１２ｂを最下位に１４
した状態で支持台１４．１４上に車両を合せた後、圧力
源を駆動してシリンダー１１．１１内に油千を供給すれ
ばプランジャー１２ａ、１２ｂがじ１じｌに上昇して車
両を持ち−Ｆげる。このとき、車両の偏荷重またはシリ
ンダー１１．１１内の供給圧力の差により左右のプラン
ジャー１２ａ、１２ｂの上昇率に差が生じると。

先行する一方のプランジャー１２ａは後行する他方のプ
ランジャー１２ｂを引き上げる方向に、また後行する他
方のプランジャー１２ｂは先行する一方のプランジャー
１２ａを引き降す方向に水平安定支持体１５を介して作
用し合う。

したがって、水平安定支持体１５がガイドによって摺動
可能に保持され左右のプランジャー１２ａ。

１２ｂを一体化することにより、プランジャー１２ａ。

１２ｂのと昇または下降率の差を水平安定支持体１５メ
ス を介して吸収することができるため、相方のプランジャ
ー１２ａ　１２ｂの同調作動を確実に行うことができる
ｔｌ＃長がある。

安定支持体１５で双方のプランジャー１２ａ、１２ｂを
一体化連結する極めて簡素な構成により１価格の低減を
計り得るとともにメインテナンスがＲ’Ａとなる。

プランジャー１２ａ、１２ｂおよび水平安定支持体１５
の表面を滑らかに形成することにより、危険な突起部が
なくなり作業の安全性を向トさせることがＣきる。しか
も、プランジャー１２ａ　、１２ｂおよび水平安定支持
体１５の表面に潤滑剤を塗る必要がなくなり１作業中に
潤滑剤が衣服等に付着して車体または座席等を汚すこと
カ５少なくなる。さらに。

シリンダー１１．１１および昇降室１６の防水処理をＷ
Ｂ２に行うことができ洗車時の汚水、砂等から駆動部を
保護し耐久性を著しく向上させることができる持槌があ
る。

なお、この考鍵は上記実施列に限定されるものではなく
、要旨を変更しない範囲において種々変形して実施する
ことができる。

上記実施列では対設するプランジャーの頭部に固定した
支持台に水平安定支持体を連結したが。

この発明は２１１５のプランジャーを一体に連結するこ
とができれば対設置るプランジャーに直接連結させるこ
ともできる。

以上述べたようにこの発明によれば床ヒに昇降自在に対
設したそれぞれのプランジャーを剛性の水平安定支持体
で一体に連結しこの支持体を所定方向に規制するガイド
を有する昇降室に昇降自在に設けるとともに昇降室を密
閉することにより。

プランジャーの同調作動を確実に行い得るとともに、汚
水や砂等による弊害から駆動部を保護し耐久性を向上さ
せることができる２柱式リフトの同調装置を提供するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の２柱式リフトの同調装置の要部を示す正
面図、！８２図はこの発明の一実施例を示す斜視図であ
る。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）昇降自在に対設されるとともに車両を載せる支持
   台を有する一対のプランジャーと、これらのプランジャ
   ーの間を直接もしくは間接的に一体に連結する剛性の水
   平安定支持体と、この水平安定支持体を所定方向に移動
   可能に規制するガイドを設けた昇降室と、この昇降室を
   密閉するとともに前記水平安定支持体に対応させて貫通
   穴を形成した蓋体と、この蓋体の貫通穴と水平安定支持
   体との摺動面に設けた防水子役とを具備したことを特徴
   とする２柱式リフトの同調装置。
2. （２）上記水平安定支持体はプランジャーの頭部に固定
   した支持台を介してプランジャーを一体に連結すること
   を特徴とする特許請求の範囲＠１項記載の２柱式リフト
   の同調装置。
3. （３）上記水平安定支持体はコ字型に形成したことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項または第２ＩＸ記賊の２
   柱式リフトの同調装置。