JPS58193609A - 田植機における苗載台の横送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、田植Ａにおける？Ｉｉ載台を田植機の進行方
向に対して左右方向に往復して横送りするための装置に
関するものである。

従来、この種の横送装置は、両端を苗載台に連結したガ
イド軸と平行に、常時回転する送り軸を設け、該送り軸
の外周に刻設した往復ねし溝に船形辷りキーを介して前
記ガイド軸を係合することにより、苗載台を左右に往復
して横送りするように構成している。　ところがこのも
のは常時回転の送り軸とは別に往復動するガイド軸を必
要とし。

軸が２本となるので構造が著しく複雑になるのであり、
しかも、このものは送り軸を圃場からはね上る泥に対し
て保護するために当該送り軸をケース内に収容するよう
にしなければならないが、この送り軸は苗載台の一つの
巾に相当する長さが必要なので、これを収容するケース
は広巾になり。

曲記軸が２本になることと相俟って、重量が増大するの
であった。

本発ａ月は、従来のガイド軸を廃止し、ケース内１；送
り軸をその両端がケースから突出するように挿入して、
その両端を苗載台に連結する一方、ケース内には回転駆
動されスリーブを前記送り軸に被嵌して設け、該スリー
ブを送り軸外周の往復ねじ溝ニ係合して、スリーブの回
転により苗載台を横送りするように構成し、且つケース
の巾を往復ねじ溝の軸方向の長さより短かくすると共に
、送り軸のケースからの面突出端に蛇腹状のブーツを被
嵌することにより、Ｍｉｌ記従来の欠点を解消したもの
である。

次に本考案を歩行型田植機に適用した場合の実施例の図
面について説明すると、第１図、第２図及び第３図にお
いて、符号（１）は前部にフロート（２）を、後部にエ
ンジン（３）及び、車輪（４）を備え、ハンドル（５）
の操縦にて矢印（、）方向に走行する歩行型の田植機を
示し、その前方のフロート（２）の上部にはガイドレー
ル（７）　（８）にて第１図において紙面と直角方向に
移動する苗載台（６）と、該苗載台（６）上の苗を一株
づつ分割しながら植付けるための植付機構（９）を備え
ている。

θ１は前記エンジン（３）に直結したミッションケース
で、その内部にはエンジン（３）から適宜の歯車列Ｏ２
を介して伝動された駆ω１軸（１υを備え、該駆動軸０
１）上のスプロケット０３から前記植付機構（９）に千
エン０→にて伝動している。

なお０９は動力の離脱を行なうクラッチ、ＯＱは該クラ
ッチ０Ｑ離脱用の操作軸である。

Ｑ７）ｌよミッションケースαＯ内に支受したス１）−
ブで、該スリーブ０ηは前記駆動軸ＯＤ上のスプロケッ
ト（至）からスプロケット０侍に巻掛けのチェノ（イ）
を介して回転駆動されており、且つその内部には送り軸
Ｑ１）を摺動自在に且つ回転自在に嵌挿し、該送り軸Ｑ
１）の外周に設けた往復ねじ溝線にスリ−ブ０η上の船
形上れキー（ハ）を係合する一方、前記ケースθ値の送
り軸Ｑ１）軸方向の巾寸法を、送り軸ωη上シとおける
往復ねし溝＠の軸方向の長さ、つまり苗載台（６）に載
置する苗マットの巾寸法より狭くして送り軸Ｑυの両端
をケース００外に突出し、その両端を各々ブラケットｌ
１２４１（ハ）を介して前記苗載台（６）に連結し、そ
の両突出端部＠１）’＠１）’には蛇腹状のブーツ（ハ
）（ハ）を各々被嵌し、該両ブーツ翰（ハ）の両端をケ
ースＯ１と送り軸０℃先端とに固着すると共に、両ブー
ツ（ハ）（イ）間を送り軸ａｌ）にその軸線に沿って穿
設した通孔帽こ　　゛て互に連通して成るものである。

なお（イ）は苗載台（６）における苗の縦送り用爪車（
ハ）軸、（２Ｑン１ま餉αも・）オ“倦上瓢て・鳴′Ｓ
。

付この構成において、スリーブ０７）が駆動軸ＯＤから
へ のチェン翰伝動で回転することにより、該スリーブ０加
と設けた船形とりキー＠が係合オる往復ねじ溝＠に沿っ
て送り軸＠が右又は左方向に摺動じ、該送り軸Ｑυにブ
ラケット（ハ）（ハ）にて連結された苗載台（６）が左
右に往復して横送りされることになり、この往復しての
横送りに際して、送り軸■υの両突出部ａ］）’ａｐｌ
に被嵌したブーツ（ハ）（ハ）は、その一方が伸びると
他方は縮むことになるが、左右の両ブーツ（ハ）（ハ）
内は送り軸Ｑカに穿設した通孔（イ）にて互に連通して
いるから、縮んだブーツ線内の空気は通孔（ホ）を介し
て他方の伸びたブーツ（ハ）内に送られ両ブーツ内の空
気は外気とは完全に遮断された状態で互に入替ることに
なり、両ブーツは凹んだり或いは膨れ変形することなく
円滑に伸縮する。

しだ通孔（ホ）に限定されず、送り軸の外周にその軸線
に沿って刻設した縦溝とか、或いは両ブーツ（ハ）（ハ
）をパイプで連絡させる等の他の手段を用いることがで
きることはいうまでもない。

以上の通り本発明は、ケース内に設けたスリーブ内に１
両端を苗載台に連結した送り軸を摺動自在ニ嵌挿し、ス
リーブの回転によって苗載台を左右に往復して横送りす
るもので、従来の横送り装置に比して軸を一本少なくで
きるから、構造が著しく簡単になると共に、そのスペー
スを縮少でき、しかも、送り軸の両突出端部はブーツに
よってカバーされているから、圃場からはね上る泥に対
して送り軸を確実に保護できることになり、この場合両
ブーツは互に連通していて、両ブーツは凹んだり或いは
膨れ変形することがないから１両ブーツの耐久性が低下
することがなりのである。

その上本発明は、前記のようにケースから突出する送り
軸の両端部を、ブーツによって完全に保護できることに
より、ケースにおける送り軸の軸方向の巾寸法を、送り
軸上の往復ねじ溝の軸方向の長さより小さくすることが
できるから、前記ケース内のスペースの縮少と相俟って
、ケースを著しく小型化及び軽量化できる効果を有する
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は歩行型田植機の
側面図、第２図は第１図の要部拡大図、第３図は第２図
のＡ−Ａ挽断面図、第４図は本考案の別の実施例図であ
る。 （１）・・・田植機、（２）・・・フロート、（４）・
・・車輪、（６）・・・苗載台、（９）・・・植付機構
、００・・・ケース、ＯＤ・・・駆動軸、０７１・・・
スリーブ、Ｑｌ）・・・横送り軸、ｅ２１）’０１）’
・・・突出端部、（イ）・・・往復ねじ溝、（ハ）・・
・船形辷りキー、（ハ）・・・ブーツ、（ハ）・・・通
孔。 特許出願人　ヤンマー農機株式会社 代　　理　　人　　弁理士　石　井　暁　夫“手続補正
書（自発） 昭和５８年ｄ１才日 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １、事件の表示　　、おイ 昭和５８年４月２２日提出の特許出願−２゛５ゝ１ＩＪ
ｌｆｉ）’″１ゞ°　　田植機における苗載台の横送装
置３、　補正をする者 事件との関係　　持許出ηｒｉ　Ｊｓ 住　所　大阪市北区茶屋町１番３２号 氏名（６８５）ヤンマー農機株式会社　（イ包１兄）（
とｊｔゴｌ１１ ４、代　理　人 ５・　補正０対象　明細書の図面の簡単な説明の欄及び
６、補正の内容　図面　　　　１゜ （１）、明細書筒７頁舞４行目へ入５行目のは第４図は
００１１．の実施例図」を削除する。 ４９−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 田植機の苗載台が横移動自在に取付くケース内に、動力
   源にて回転駆動されるスリーブを軸支し、該スリーブ内
   に送り軸を摺動及び回転自在に嵌挿し、該送り軸の外周
   に刻設した往復ねじ溝に前記スリーブに取付（船形辷り
   キーを係合する一方、前記送り軸の両端をケース外に突
   出して、その両端を前記苗載台に連結し、且つ送り軸の
   ケースからの両突出端には互に連通ずるように構成した
   蛇腹状のブーツを各々被嵌し、該両ブーツの一端をケー
   スに他端を送り軸に同者したことを特徴とするＩＢ植機
   における苗載台の横送装置。