JPS5819295Y2 - ラジエ−タ用キヤツプ - Google Patents

ラジエ−タ用キヤツプ

Info

Publication number
JPS5819295Y2
JPS5819295Y2 JP1980166054U JP16605480U JPS5819295Y2 JP S5819295 Y2 JPS5819295 Y2 JP S5819295Y2 JP 1980166054 U JP1980166054 U JP 1980166054U JP 16605480 U JP16605480 U JP 16605480U JP S5819295 Y2 JPS5819295 Y2 JP S5819295Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
valve body
radiator
cap
radiator cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980166054U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56133917U (ja
Inventor
敬治 酒井
勉 菅谷
Original Assignee
カルソニックカンセイ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カルソニックカンセイ株式会社 filed Critical カルソニックカンセイ株式会社
Priority to JP1980166054U priority Critical patent/JPS5819295Y2/ja
Publication of JPS56133917U publication Critical patent/JPS56133917U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5819295Y2 publication Critical patent/JPS5819295Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車等のラジェータの注水口に使用され
るラジェータ用キャップに関する。
ラジェータ用キャップは、冷却後の気化を抑えて伝熱効
率を良好にするためにラジェータ内圧を或程度まで高く
して冷却液の沸騰点を高めるように構成されている。
すなわち、従来のラジェータ用キャップを例示する第1
図面の簡単な説明すると、蓋体1の下面に固着された案
内筒2に弁体4を摺動自在に遊合し、該弁体4の下部の
バッキング5をばね3によりラジェータの注水口たるフ
ィラーネック14の段部6に押圧して該注水口を閉塞し
ているから、ラジェータ内の冷却水の温度が上昇して内
部の圧力が所定以上に上昇すると、内圧が弁体4をばね
3に抗して押し上げ、内圧をオーバフロー管7から排出
する。
また一度暖まったラジェータが冷えて内部の圧力が低く
なった場合は、負圧弁8がは゛ね9に抗して開かれてラ
ジェータ内に外の空気を導入するものである。
13は金属板のリテーナの周囲に嵌着した環状のゴムバ
ッキングである。
このゴムバッキング13は省略することもある。
ところがこのように構成される従来のラジェータキャッ
プにおいては、ラジェータ内の圧力か゛上昇して弁体4
と段部6との間から圧力気体が排出される時に弁体4が
細かく振動し、この振動が蓋体1の下面に固着された環
状金属板製のリテーナ10にばね3を介して伝わり、該
リテーナ10があたかもスピーカの振動板のように空気
を振動させて騒音を発生する。
また開弁時に弁体4、ばね3等が振動することにより、
その振動が空気に伝播し、他の金属部品により振動音が
拡大され、異常音が発生する。
しかもこのような騒音発生が起るのは、エンジンが過熱
しラジェータ内の冷却水が沸騰している様な場合に限ら
れるので、この騒音を開いた乗員等が不用意にラジェー
タキャップを開けると、噴き出した熱湯や蒸気により火
傷を負う危険がある。
本考案は、このような事故の起るのを防ぐために、エン
ジン過熱時にも異常な騒音を発生することのないラジェ
ータ用キャップを提供せんとするものである。
以下実施例を示す図面について本考案を説明する。
本考案のラジェータ用キャップは第2図に示すように、
従来のキャップと同様に蓋体1の下面にノベット11に
よって案内筒2を固定し、下面にバッキング5を添着す
るとともに中心に負圧弁8を設けた弁体4を上記案内筒
2に摺動自在に嵌合し、該弁体4をばね3により常に下
方に押圧しているものであるが、特に本考案のラジェー
タ用キャップに於いては、ばね3の外周をゴム筒12で
、鉄筒12の内周面をばね3の外周面に接触させた状態
で囲んである。
上記のように構成することによってエンジン過熱時に弁
体4が振動しても、その振動がリテーナ10に伝わり異
常な騒音が生じるのを防止される。
即ち、ばね3の外周全面に隙間なく接触して装着される
ゴム筒12が、ばね3の振動を抑制して、ばね3を介し
て弁体4の振動がリテーナ10に伝わらぬようにするも
のである。
なお、ゴム筒12の硬度、肉厚は設定開弁圧力に影響を
与えぬ範囲内で決定するものとする。
本考案のラジェータ用キャップは以上のように構成され
作用するので、弁体4の振動は、ばね3に伝わるものの
、ゴム筒12によって減衰されてリテーナ10および他
の金属部品を振動させることはなく、リテーナ10が異
常な騒音を発することが防止される。
従って、エンジンの過熱時に乗員等が不用意にキャップ
を開け、火傷を負う様な事故を防止する効果が大きい。
なお、弁体4を嵌合させる案内筒2を、下が太く、上が
細い円錐台状に形成し、弁体4が押上げられた時に該弁
体4が案内筒2と接触しないようにすれば、弁体4の振
動が案内筒2を通してリテーナ10に伝わるのも有効に
防止でき、騒音防止の効果を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のラジェータ用キャップを例示する半部縦
断側面図、第2図は本考案の実施例を示す半部縦断側面
図である。 1:蓋体、2:案内筒、3:ばね、4:弁体、10:リ
テーナ、12:ゴム筒、14:フィラーネック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋体1の下面に固定した案内筒2に上下方向の摺動自在
    に遊合させた弁体4を、ばね3により下方に押圧するラ
    ジェータ用キャップにおいて、蓋体1と案内筒2との間
    に挟持固定される環状金属板製のリテーナ10の下面と
    弁体4の上面との間に装着したばね3の外周をこれに接
    触するゴム筒12で囲んだことを特徴とするラジェータ
    用キャップ。
JP1980166054U 1980-11-21 1980-11-21 ラジエ−タ用キヤツプ Expired JPS5819295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980166054U JPS5819295Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21 ラジエ−タ用キヤツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980166054U JPS5819295Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21 ラジエ−タ用キヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56133917U JPS56133917U (ja) 1981-10-12
JPS5819295Y2 true JPS5819295Y2 (ja) 1983-04-20

Family

ID=29676955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980166054U Expired JPS5819295Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21 ラジエ−タ用キヤツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5819295Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5041680A (ja) * 1973-02-22 1975-04-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5041680A (ja) * 1973-02-22 1975-04-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56133917U (ja) 1981-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2022995A1 (en) Fuel tank cap
JPS6137991Y2 (ja)
US2249971A (en) Cooling system pressure relief device
JPS5819295Y2 (ja) ラジエ−タ用キヤツプ
JPH0550201U (ja) 液封入防振装置
JP3885566B2 (ja) 金属製真空二重容器
JP2004035051A (ja) 電子レンジ用食品容器
JP2556836Y2 (ja) ロッカーカバー
JPS5841942Y2 (ja) 湯たんぽ
JPS5849378Y2 (ja) 樹脂ラジエ−タのフイラ−ネック部シ−ル構造
JPH0452431Y2 (ja)
JPS623083Y2 (ja)
JPS6018576Y2 (ja) 内燃機関におけるラジエタのリザ−ブタンク
JPS5912505Y2 (ja) 温水ボイラ−
JPH0730928Y2 (ja) エンジンのシリンダヘッド
JPS597578Y2 (ja) デイ−ゼル機関の燃料噴射ノズル過熱防止装置
JPS6328142Y2 (ja)
JPS6347622Y2 (ja)
JPS6028339Y2 (ja) 電気湯沸器
JPS6034009Y2 (ja) 鋼滓鍋
JPS5843640Y2 (ja) 内燃機関のシリンダライナ−
JPS6039452Y2 (ja) 水冷エンジンの燃焼室冷却装置
JPS5826911Y2 (ja) 耐圧気密式タンク用キヤツプ
US2691969A (en) Cylinder head with exhaust valve shield
JPS5816782Y2 (ja) ガス消火用の選択弁