JPS6034009Y2 - 鋼滓鍋 - Google Patents
鋼滓鍋Info
- Publication number
- JPS6034009Y2 JPS6034009Y2 JP16443683U JP16443683U JPS6034009Y2 JP S6034009 Y2 JPS6034009 Y2 JP S6034009Y2 JP 16443683 U JP16443683 U JP 16443683U JP 16443683 U JP16443683 U JP 16443683U JP S6034009 Y2 JPS6034009 Y2 JP S6034009Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pot
- pot bottom
- steel slag
- mounting
- mounting receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、鋼滓鍋に関し、詳しくは鋼滓鍋において最も
損傷されやすい鍋底部を簡易な改良により保護腰全体寿
命を大巾に伸ばそうとする技術に関する。
損傷されやすい鍋底部を簡易な改良により保護腰全体寿
命を大巾に伸ばそうとする技術に関する。
従来の鋼滓鍋にあっては、第１図に示すように、その鍋
底部４′が鍋本体１′に一体に構成されていたため、高
温の鋼滓装入の繰返しにより、鍋底部４′の熱膨張変形
が集積し、使用経過とともに中高に盛り上り、変形が極
限に達すると破損し、使用不能となり、寿命が比較的短
かいものとなっていた。
底部４′が鍋本体１′に一体に構成されていたため、高
温の鋼滓装入の繰返しにより、鍋底部４′の熱膨張変形
が集積し、使用経過とともに中高に盛り上り、変形が極
限に達すると破損し、使用不能となり、寿命が比較的短
かいものとなっていた。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、簡単な改良により、鍋底部の
熱膨張を吸収することができ、鍋底部の早期の損傷を防
止し、全体寿命を大巾に高めることができる鋼滓鍋を提
供することにある。
その目的とするところは、簡単な改良により、鍋底部の
熱膨張を吸収することができ、鍋底部の早期の損傷を防
止し、全体寿命を大巾に高めることができる鋼滓鍋を提
供することにある。
すなわち本考案は、鍋本体１の底部に開口２を設け、開
口２の周部に載設受部３を形成し、載設受部３に鍋底部
４の周部をスライド自在に載設し、鍋本体４よりも大径
な移動防止壁５を載設受部３の外周部に形成し、載設受
部３に載設された鍋底部４と移動防止壁５との間に鍋底
体４の熱膨張を吸収する吸収代を形成腰鍋底体４と移動
防止壁５とにわたって耐火物６を充填して戊る鋼滓鍋に
係るものであり、このように構成することによって上記
目的を遠戚できるに至った。
口２の周部に載設受部３を形成し、載設受部３に鍋底部
４の周部をスライド自在に載設し、鍋本体４よりも大径
な移動防止壁５を載設受部３の外周部に形成し、載設受
部３に載設された鍋底部４と移動防止壁５との間に鍋底
体４の熱膨張を吸収する吸収代を形成腰鍋底体４と移動
防止壁５とにわたって耐火物６を充填して戊る鋼滓鍋に
係るものであり、このように構成することによって上記
目的を遠戚できるに至った。
以下本考案の実施例を図面に基いて詳述する。
７は鋼滓鍋であって、鍋本体１の底部には略全域にわた
って開口２を形成して鋳込まれている。
って開口２を形成して鋳込まれている。
開口２の周部は段落し状に形成されていて、内底面８よ
りも一段低くなった箇所が載設受部３となっている。
りも一段低くなった箇所が載設受部３となっている。
４は鍋底体であり、開口２と略同形状であり、周部には
載設用の鍔部９を形威しである。
載設用の鍔部９を形威しである。
しかして鍋底部４の鍔部９の鍋本体１の載設受部３にス
ライド自在に載設するものである。
ライド自在に載設するものである。
載設受部３の外周部の縦壁部は鍋底体４の鍔部９の径よ
りも大径となっていて移動防止壁５となっており、載設
受部３上にスライド自在に載設した鍋底体４が一定以上
にスライド移動して、開口２から鍋底体４が移動して、
鍋底部に僅か（ごても開口が生じることができないよう
にしである。
りも大径となっていて移動防止壁５となっており、載設
受部３上にスライド自在に載設した鍋底体４が一定以上
にスライド移動して、開口２から鍋底体４が移動して、
鍋底部に僅か（ごても開口が生じることができないよう
にしである。
なお、鍋底体４が一定以上にスライド移動するのを防止
するのは、開口２の内周壁１０とこれに対向する鍋底体
４の外周壁１１との当接により行なうことができる。
するのは、開口２の内周壁１０とこれに対向する鍋底体
４の外周壁１１との当接により行なうことができる。
そして鍋底体４と移動防止壁５とにわたって耐火物６を
充填しである。
充填しである。
このような構成によれば、鋼滓鍋７内に高温の鋼滓を装
入した場合、鍔底体４が熱膨張するのであるが、この熱
膨張を移動防止壁５と鍔部９との間に形成された吸収代
によって吸収され、鍔底体４が従来のように中高状に盛
り上ることがなく鍋底体４を損傷させることがない。
入した場合、鍔底体４が熱膨張するのであるが、この熱
膨張を移動防止壁５と鍔部９との間に形成された吸収代
によって吸収され、鍔底体４が従来のように中高状に盛
り上ることがなく鍋底体４を損傷させることがない。
鍋底体４は第５図のように、例えば１５ｍ、／ｍ厚の鉄
板１２の下に１０ｍ／ｍ厚の鉄板１２を溶接したもので
あるが、鋳物又は他の耐火物の一枚物であってもよいも
のである。
板１２の下に１０ｍ／ｍ厚の鉄板１２を溶接したもので
あるが、鋳物又は他の耐火物の一枚物であってもよいも
のである。
図中１３は取手、１４は補強リブ、１５は脚リブである
。
。
以上要するに本考案は、開口の周部に載設受部を形成し
、載設受部に鍋底体をスライド自在に載設し、鍋底体よ
りも大径な移動防止壁を載設受部の外周部に形成し、載
設受部に載設された鍋底体と移動防止壁との間に鍋底体
の熱膨張を吸収する吸収代を形成しであるので、鍋底体
と移動防止壁との間に形成された鍋底体の熱膨張を吸収
する吸収代によって、鍋底体の熱膨張を吸収することが
でき、鍋底部が熱膨張により中高状に盛り上がることが
なく、鍋底部の早期の損傷を回避でき、そのうえ鍋底体
の交換が可能であって、鋼滓鍋全体の寿命を大巾に増大
させることができるという利点がある。
、載設受部に鍋底体をスライド自在に載設し、鍋底体よ
りも大径な移動防止壁を載設受部の外周部に形成し、載
設受部に載設された鍋底体と移動防止壁との間に鍋底体
の熱膨張を吸収する吸収代を形成しであるので、鍋底体
と移動防止壁との間に形成された鍋底体の熱膨張を吸収
する吸収代によって、鍋底体の熱膨張を吸収することが
でき、鍋底部が熱膨張により中高状に盛り上がることが
なく、鍋底部の早期の損傷を回避でき、そのうえ鍋底体
の交換が可能であって、鋼滓鍋全体の寿命を大巾に増大
させることができるという利点がある。
第１図は従来例の断面図、第２図は本考案の一実施例の
底面図、第３図は同上の一部破断した側面図、第４図は
第２図のＡ−Ａ線断面図、第５図は同上の鍋底体の一部
破断した側面図、第６図は同上の底面図、第７図は同上
の部分拡大断面図であり、１は鍋本体、２は開口、３は
載設受部、４は鍋底部、５は移動防止壁、６は耐火物で
ある。
底面図、第３図は同上の一部破断した側面図、第４図は
第２図のＡ−Ａ線断面図、第５図は同上の鍋底体の一部
破断した側面図、第６図は同上の底面図、第７図は同上
の部分拡大断面図であり、１は鍋本体、２は開口、３は
載設受部、４は鍋底部、５は移動防止壁、６は耐火物で
ある。
Claims (1)
- 鍋本体の底部に開口を設け、開口の周部に載設受部を形
成腰載設受部に鍋底体の周部をスライド自在に載設腰鍋
底体よりも大径な移動防止壁を載設受部の外周部に形成
し、載設受部に載設された鍋底体と移動防止壁との間に
鍋底体の熱膨張を吸収する吸収代を形成腰鍋底体と移動
防止壁とにわたって耐火物を充填して戊る鋼滓鍋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16443683U JPS6034009Y2 (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 鋼滓鍋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16443683U JPS6034009Y2 (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 鋼滓鍋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6071654U JPS6071654U (ja) | 1985-05-21 |
| JPS6034009Y2 true JPS6034009Y2 (ja) | 1985-10-09 |
Family
ID=30360511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16443683U Expired JPS6034009Y2 (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 鋼滓鍋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034009Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009146638A1 (zh) * | 2008-06-03 | 2009-12-10 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种新型结构的冶金渣罐及其制造方法 |
-
1983
- 1983-10-24 JP JP16443683U patent/JPS6034009Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6071654U (ja) | 1985-05-21 |
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